JP2009126555A - 吸収性物品収納容器および吸収性物品収納体 - Google Patents

吸収性物品収納容器および吸収性物品収納体 Download PDF

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Abstract

【課題】吸収性物品の外面に香りを移香させる吸収性物品の収納容器を提供すること。
【解決手段】吸収性物品収納容器1は、複数の吸収性物品10を重ねて収納可能な筐体2の内部に形成される吸収性物品収納部4と、吸収性物品を重ねた一方の端部11に対応する前記筐体2の側面20に設けられ、吸収性物品10を一つずつ取り出し可能な開口3と、吸収性物品収納部4に仕切り板5を介して隣接して形成される香料収納部6と、を備える。仕切り板5は、香料収納部6に収容される香料剤60の香料成分が通気可能な通気部50を備える。通気部50は、前記一方の端部11に配置される前記吸収性物品10のうちの一つの平面部12が当接する位置に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品収納容器および吸収性物品収納体、特に吸収性物品に香りが付される収納容器および吸収性物品が収納容器に収納された収納体に関する。
従来より、月経やおりものなどの経血や分泌物を吸収する生理用ナプキンやパンティライナーなどの吸収性物品には、経血や分泌物が有するにおいを隠す(マスキングする)ために、香りが付された製品が開発されている。
これらの製品は、吸収性物品自体に香り付けされてフィルムなどで包装され、開封後は開放された状態で使用されるため、時間がたつと香料成分が散じて香りが希薄になる(例えば、特許文献1)。そして、香りが使用する時間の経過とともに希薄になることを考慮して、香料剤はやや強めに添加されていた。
しかしながら、香り付けされた吸収性物品の使用にあたっては、このような強い香りが使用中に身辺に漂い、周囲の人に吸収性物品を身に着けていることが知られてしまうのではないかと不安に感じられる場合があった。この場合、開封時に吸収性物品が香って装着時に感じるにおいがマスキングされれば、その後使用中も香ることは求められていなかった。
また、生産工程では、香り付けされた吸収性物品の生産後に香り付けされない吸収性物品を生産する場合、香りが移ることを防ぐために製造ラインの清掃の必要がある。清掃をしない場合には、香り付けされたものとされないものとを別個の製造ラインにする必要が生じ、製造コストが高くなるという問題もあった。
登録実用新案第3018813号公報
以上のような状況に鑑み、本発明は、吸収性物品の外面に香りを移香させる吸収性物品の収納容器およびかかる収納容器に吸収性物品が収納された吸収性物品収納体を提供することを目的とする。
本発明者らは、吸収性物品を収納する筐体に香料収納部を設け、この筐体の内部で吸収性物品が香料収納部から香料成分が通気する通気部に当接する位置に配置されることで、使用する吸収性物品の外面にのみ付香できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 複数の吸収性物品を重ねて収納可能な筐体の内部に形成される吸収性物品収納部と、前記吸収性物品を重ねた一方の端部に対応する前記筐体の側面に設けられ、前記吸収性物品を一つずつ取り出し可能な開口と、前記吸収性物品収納部に仕切り板を介して隣接して形成される香料収納部と、を備え、前記仕切り板は、前記香料収納部に収容される香料剤の香料成分が通気可能な通気部を備え、前記通気部は、前記一方の端部に配置される前記吸収性物品のうちの一つの平面部が当接する位置に配置される吸収性物品収納容器。
(2) 前記吸収性物品収納容器は縦型容器であって、前記香料収納部は、前記仕切り板側を開口とする凹状の引き出し部を備える(1)記載の吸収性物品収納容器。
(3) 複数の吸収性物品を重ねて収納可能な筐体と、前記筐体に収納される吸収性物品と、を有する吸収性物品収納体であって、前記筐体は、該筐体の内部に形成される吸収性物品収納部と、前記吸収性物品を重ねた一方の端部に対応する前記筐体の側面に設けられ、前記吸収性物品を一つずつ取り出し可能な開口と、前記吸収性物品収納部に仕切り板を介して隣接して形成される香料収納部と、を備え、前記仕切り板は、前記香料収納部に収容される香料剤の香料成分が通気可能な通気部を備え、前記通気部は、前記一方の端部に配置される前記吸収性物品のうちの一つの平面部が当接する位置に配置され、前記吸収性物品のそれぞれは、所定の幅を有する個別包装容器と、該個別包装容器に収容され、前記所定の幅よりも短い本体幅を有する吸収性物品本体により構成され、前記側面のうち向かい合う一対の側面の内寸幅は、前記本体幅の長さよりも長く、前記所定の幅の長さと同一または前記所定の幅の長さよりも短い長さの内寸幅である吸収性物品収納体。
本発明によれば、吸収性物品の外面に香りを移香させる吸収性物品の収納容器およびかかる収納容器に吸収性物品が収納された吸収性物品収納体が提供される。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の実施形態は、下記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲は、これに限定されるものではない。
本明細書において「吸収性物品」とは、人の体から排出される体液を吸収して保持するものであり、パンティライナーや生理用ナプキン、尿漏れパッドなどを含む。本実施形態においては、吸収性物品としてパンティライナーについて説明するが、これに限定されない。
図1は本発明にかかるパンティライナー収納容器の斜視図である。図2は、図1のパンティライナー収納容器の断面図である。図3は本発明に係る通気部と香料収納部を示す斜視図である。図4はパンティライナーと筐体の幅の関係を示す説明図である。図5は第2実施形態に係るパンティライナー収納容器の断面図である。図5は第3実施形態に係るパンティライナー収納容器の断面図である。
第1実施形態
1.全体構成
パンティライナー収納容器1は、複数のパンティライナー10を重ねて収容可能な筐体2の内部に形成されるパンティライナー収納部4と、このパンティライナー10を重ねた一方の端部11側に相当する部分において筐体2の側面20に設けられる開口3と、仕切り板5を間に介してパンティライナー収納部4に隣接して形成される香料収納部6と、を備える。仕切り板5は、香料収納部6に収納される香料剤60の香料成分が通気可能な通気部50を備える。この通気部50は、重ねたパンティライナー10の端部11側に設けられ、パンティライナー10の平面部12が当接する位置に配置される。
2.吸収性物品収納部
図1に示すように、パンティライナー収納容器1は筐体2を有し、筐体2の内部には複数のパンティライナー10を収納するパンティライナー収納部4が形成される。筐体2は、縦長状の直方体であり、四枚の側面20a、20b、20c、20dと底部21と上部開口22を備える。筐体2は長手方向が設置面に対して垂直になるように設置され、パンティライナー収納容器1は縦置き型である。上部開口22には、蓋8が配置される。この筐体2の内部において、後述する仕切り板5で仕切られるパンティライナー10を収納する中空部分がパンティライナー収納部4である。パンティライナー10は、パンティライナー収納部4に重ねて収納される。パンティライナー収納部4において垂直方向の最も下方に位置するパンティライナー10から使用され、パンティライナー収納部4の上部開口22から補充される。本実施形態において、筐体2はポリスチレン樹脂の成型品であるが、これに限定されない。
筐体2の一の側面20aにおいて、重ねたパンティライナー10の一方である最下方の端部11に対応する部分に開口3が形成される。側面20aの全幅にわたって形成された開口から連続する切り欠けが側面20aに連続する側面20b、20cに形成される。開口の高さ方向の長さは、収納するパンティライナー10の一つの厚さ方向の長さよりも長く、パンティライナー10を二つ重ねた分の厚さ方向の長さよりも短く形成される。これにより開口3からパンティライナー10が確実に一つずつ取り出される。本実施形態において開口3の高さは5mmであるが、収納容器に収納される吸収性物品の種類に応じて適宜設定される。なお、開口3は、ヒンジ機構などによって開閉可能な蓋で覆ってもよい。
図1および図2に示すように、パンティライナー収納部4において、重ねたパンティライナー10の上部開口22側、すなわち蓋8を開けたときに面する側にあるパンティライナー10の上には、おもりシート7が載置される。おもりシート7の外寸は、筐体2の内寸よりも小さく形成される。おもりシート7は、パンティライナー10の平らな部分である平面部12に適合した四角形のシート状の板である。おもりシート7は、パンティライナー10の一つを開口3から取り出したときに、重ねられたパンティライナー10の下方への移動を補助するために載置される。したがっておもりシート7は、パンティライナー10を下方に移動させるに足る重量の素材で製造される。本実施形態においては厚さが2mmのプラスチック樹脂製のシートであるが、これに限定されない。
3.香料収納部
筐体2の内部において、パンティライナー収納部4に後述する仕切り板5を介して隣接する香料収納部6が形成される。香料収納部6は、仕切り板5側を開口とする凹状の引き出し部61を備える。引き出し部61の寸法は、香料収納部6の内側から外側へスライド可能なように、香料収納部の内側の寸法よりも小さく適合される。引き出し部61には、香料成分を発する香料剤60が収納される。
香料剤60は、ビーズ状の固形香料が用いられるが、これに限定されない。例えば、他の形状の固形香料、液状の香料をデキストリンのような多糖類や、ゼオライト、シリカゲルなどに吸着させたり、またはシクロデキストリンに包接させるなどして香料保持体に染み込ませたもの、液状の香料をポリ変性アルキレンオキサイドに吸収させてゲル化させたものなどが用いられてよい。
4.仕切り板
仕切り板5は、パンティライナー収納部4と香料収納部6との間に配置される。仕切り板5は、筐体2と一体成型される。図3に示すように、仕切り板5は、仕切り板5の下方に配置される香料収納部6に収納された香料剤60から発せられる香料成分を、仕切り板の上方に配置されるパンティライナー収納部4側へ通気可能な通気部を備える。仕切り板5は、本実施形態においては、プラスチックの樹脂により格子状に成型される。この格子の隙間の部分が通気部50である。香料剤60から発せられる香料成分は、図3の矢印方向へ飛散する。
通気部50は、重ねられたパンティライナー10の端部11側にある一のパンティライナー10の平面部12に当接される位置に配置される。このような配置により、下方に配置される香料収納部6に収納された香料剤60から発せられる香料成分が、通気部50を通って重ねられたパンティライナー10の端部11側にある一のパンティライナーに付着し、移香する。
なお、仕切り板5は上記の態様に限定されない。例えば、筐体2の内寸に適合する別体の板とし、パンティライナー収納部4と香料収納部6との間に突起を形成して、筐体2の内部に仕切り板5を留めてもよい。また、通気部50は、板を格子状に成型したものでなく、通気性のある不織布などを枠に張った態様でもよい。仕切り板は、香料成分を通気させる通気部を備えれば従来公知の方法で作成されてよい。
パンティライナー収納容器1は、必要に応じて脚と台座により構成される台座部9を備えてよい。台座部を備えることにより、トイレなどに設置された場合に、パンティライナー10を衛生的に保管することが可能になる。
5.吸収性物品収納体
図1および図2に示すように、パンティライナー収納体100は、パンティライナー収納容器1と、パンティライナー10を有する。図4に示すように、パンティライナー10のそれぞれは、個別包装容器14の幅140を有する個別包装容器14と、個別包装容器14の幅140よりも短い本体幅130を有するパンティライナー本体13と、により構成される。本実施形態において、パンティライナー本体13は、縦長状の形状であり、肌に当接する肌当接面側を内側にして三つ折りにされた状態で、不織布製の包装シートである個別包装容器14により包装される。パンティライナー本体13はその外周縁が曲線状であるため、部分によって幅が短い部分と長い部分を有するが、ここで本体幅130とは、パンティライナー本体13の幅方向の長さが最も長い幅をいう。
一方、筐体2の側面20は、向かい合う一対の側面20a、20dを含む。そして一対の側面20a、20dの内寸の側面幅200は、本体幅130よりも長く、個別包装容器の幅140と同一か、または個別包装容器14の幅140よりも短く形成される。図4においては、個別包装容器14の幅140よりも短い場合が示されているが、同一であってもよい。個別包装容器14の幅140方向の端部は、内部にパンティライナー本体13を含んでおらず、容易に折れ曲がる。このため、または個別包装容器14の幅140よりも短い内寸幅を備える筐体2にパンティライナー10を収納すると、個別包装容器14の側縁側がぴったりとパンティライナー収納部4の側面20b、20cの内側に沿い、密閉部40が形成される。これにより、香料成分は仕切り板5に接する一のパンティライナーより上にもれることがなく移香される。
個別包装容器14を構成する包装シートは、通気性のある不織布に限定されない。ポリエチレンなどのフィルムであっても、外面に香りが移香され、開封時に香るからである。しかしながら、通気性のある不織布であれば、個別包装容器14の内部にもほのかに香りが移香するため、好ましい。
なお、筐体2の側面20b、20cの幅方向の長さは、個別包装容器14の側縁141の長さより長く、個別包装容器14の側縁141が筐体2の側面20b、20cの内寸に合うように適合される。これは、個別包装容器14が一枚の包装シートにより構成され、三つ折にされたパンティライナー本体13の外面を、包装シートの両端を重ね合わせるように包んで留めているため、側縁141方向における端部は内部にパンティライナー本体13が存在し、容易に折れ曲がらないからである。
しかしながら、これに限定されず、例えば個別包装容器14が袋状であり、側縁141方向においてもパンティライナーを含まない部分があり得るような形態をとる場合には、個別包装容器14の側縁141の長さは、筐体2の側面20b、20cの幅の関係についても、筐体2の側面20b、20cの内寸の幅が、側縁141の長さと同一か、側縁141の長さよりも短く構成されてもよい。
本発明によれば、香り付けされていないパンティライナー10の外面に香りを移香させることができるため、パンティライナー10の開封時に好適に香り、パンティライナーの使用中に香ることがない。また、重ねられたパンティライナー10のうち、次に使用するパンティライナーのみに通気部50から香料成分を移香させることができるため、効果的に香料成分が消費される。
重ねられたパンティライナー10は、一つ取り出されるごとに重力により下方に移動し、開口3を塞ぐ。また、筐体2の側面20a、20dの内寸の幅は、パンティライナー10のそれぞれの個別包装容器14の幅140と同じか、またはそれよりも短く形成される。このためパンティライナー10をパンティライナー収納部4に収納すると、個別包装容器14の幅方向の端部が折れ曲がって側面20b、20cの内側の面に沿い、密閉部49を形成する。仕切り板5の下方に配置される香料収納部6から通気部50を通る香料成分は、重ねられたパンティライナー10の端部11側にある一のパンティライナーの個別包装容器14によって塞がれて、密閉部40内に充満し、飛散することなく香り付けが可能となる。
さらに、香り付けされていないパンティライナー10の外面に香りを移香させることができるため、パンティライナー本体に香り付けをして製造する必要がなくなる。このためパンティライナーの生産工程において、香り付けされた吸収性物品の生産後に、香りが移ることを防ぐために製造ラインの清掃をする必要がなくなり、製造コストが低くなる。
香料剤は好みに合わせて適宜取り替えることができるため、使用者は自分の好みの香りを選択したり、同じ商品を使用する途中で香りを変更して楽しむことができる。
第2実施形態
図5に第2実施形態に係るパンティライナー収納容器1Aの断面図を示す。第2実施形態においては、香料収納部6が筐体2の上部に配置された点で第1実施形態と異なる。以下に説明しない他の点は第1実施形態と同様であり、パンティライナー収納体100Aは、パンティライナー10と、パンティライナー収納容器1Aを備える。
香料収納部6は、仕切り板5によって仕切られる筐体2内部の上方に形成される。香料剤60の出し入れは、筐体2の上面22Aを蓋やヒンジ機構などの公知の手段によって開閉可能とし、上方から行う。香料剤60は取り扱いが容易なように固形のものや、固形のものに液状の香料を染み込ませたものなどを用いることが好ましい。
パンティライナー収納部4は、仕切り板5によって仕切られる筐体2内部の下方側の中空部分に形成される。パンティライナー10は、筐体2の下部開口21Aから補充される。この開口を覆う蓋部72は台座部9に接続されており、コイルばね71と、筐体2の内寸に適合されたパンティライナー支持部70を備える。コイルばね71は、重ねられたパンティライナーを筐体の下方から上方へ付勢する。
図5は断面図であるため、開口3は図示されてないが、パンティライナー10を取り出す開口3は、重ねられたパンティライナーの一方の端部11である最も上方側に対応する筐体2の側面に形成される。この場合、個別包装容器14と仕切り板5との間の密閉部40がより良好に形成されるように、通気部50は仕切り板5の中央寄りに形成されてもよい。
第2実施形態によれば、香料収納部が縦置き型のパンティライナー収納容器1Aの上方に配置され、香料剤の下に仕切り板5が配置される。このため、香料成分が重力にしたがって仕切り板5の下方にある一のパンティライナー側へ直接的に移動し、移香の効果が高まる。
第3実施形態
図6に第3実施形態に係るパンティライナー収納容器1Bの断面図を示す。第3実施形態においては、パンティライナー収納容器1Bの長手方向が設置面に対して水平に配置される横置き型である点で第1実施形態と異なる。以下に説明しない他の点は第1実施形態と同様であり、パンティライナー収納体100Bは、パンティライナー10と、パンティライナー収納容器1Bを備える。
第3実施形態においては、パンティライナー収納部4は、仕切り板5によって仕切られる筐体2内部の一方側(図6の左側)の中空部分に形成される。パンティライナー10は、筐体の一方の開口21Bから補充される。この開口21Bを覆う蓋部72には、コイルばね71と、筐体2の内寸に適合されたパンティライナー支持部70が配置され、重ねられたパンティライナーを筐体の一方から他方(図6の右側)へ付勢する。台座部9は、筐体2の一の側面と接続されるように形成される。
パンティライナーを取り出すための開口3は、重ねられたパンティライナーの端部11である最も他方側に対応する筐体2の側面に形成される。この場合、個別包装容器14と仕切り板5との間の密閉部40がより良好に形成されるように、通気部50は仕切り板5の中央寄りに形成されてもよい。
香料収納部6は、仕切り板5を間に介して筐体2内部4の他方側に配置される。香料剤60の出し入れは、筐体2の他方側の面22Bを蓋やヒンジ機構などの公知の手段によって開閉可能とし、横から行う。香料剤60は取り扱いが容易なように固形のものや、固形のものに液状の香料を染み込ませたものなどを用いることが好ましい。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、重心が低くなるため、トイレなどの狭い場所に設置する場合でも、誤って倒す危険性が減少する。
第1実施形態に係る吸収性物品収納容器を示す斜視図である。 図1の吸収性物品収納容器の断面図である。 本発明に係る仕切り板と香料収納部を示す斜視図である。 本発明に係る吸収性物品の上面図である。 第2実施形態に係る吸収性物品収納容器の断面図である。 第3実施形態に係る吸収性物品収納容器の断面図である。
符号の説明
1 吸収性物品収納容器
2 筐体
3 開口
4 吸収性物品収納部4
5 仕切り板
6 香料収納部
7 おもりシート
8 蓋
9 台座部
10 吸収性物品、パンティライナー
11 重ねられた吸収性物品の端部
12 平面部
13 吸収性物品本体
14 個別包装容器
20a、20b、20c、20d 側面
21 底部
21A 下部開口
21B 一方の開口
22 上部開口
22A 上面
22B 他方側の面
40 密閉部
50 通気部
60、60a 香料剤
61 引き出し部
70 パンティライナー支持部
71 コイルばね
72 蓋部
100、100A、100B 吸収性物品収納体
130 本体幅
140 個別包装容器の幅

Claims (3)

  1. 複数の吸収性物品を重ねて収納可能な筐体の内部に形成される吸収性物品収納部と、
    前記吸収性物品を重ねた一方の端部に対応する前記筐体の側面に設けられ、前記吸収性物品を一つずつ取り出し可能な開口と、
    前記吸収性物品収納部に仕切り板を介して隣接して形成される香料収納部と、を備え、
    前記仕切り板は、前記香料収納部に収容される香料剤の香料成分が通気可能な通気部を備え、前記通気部は、前記一方の端部に配置される前記吸収性物品のうちの一つの平面部が当接する位置に配置される吸収性物品収納容器。
  2. 前記吸収性物品収納容器は縦型容器であって、前記香料収納部は、前記仕切り板側を開口とする凹状の引き出し部を備える請求項1記載の吸収性物品収納容器。
  3. 複数の吸収性物品を重ねて収納可能な筐体と、前記筐体に収納される吸収性物品と、を有する吸収性物品収納体であって、
    前記筐体は、
    該筐体の内部に形成される吸収性物品収納部と、
    前記吸収性物品を重ねた一方の端部に対応する前記筐体の側面に設けられ、前記吸収性物品を一つずつ取り出し可能な開口と、
    前記吸収性物品収納部に仕切り板を介して隣接して形成される香料収納部と、を備え、
    前記仕切り板は、前記香料収納部に収容される香料剤の香料成分が通気可能な通気部を備え、前記通気部は、前記一方の端部に配置される前記吸収性物品のうちの一つの平面部が当接する位置に配置され、
    前記吸収性物品のそれぞれは、所定の幅を有する個別包装容器と、該個別包装容器に収容され、前記所定の幅よりも短い本体幅を有する吸収性物品本体により構成され、
    前記側面のうち向かい合う一対の側面の内寸幅は、前記本体幅の長さよりも長く、前記所定の幅の長さと同一または前記所定の幅の長さよりも短い長さの内寸幅である吸収性物品収納体。
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