JP3185921U - 簡易トイレ用排泄物収容袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易トイレの排泄物を収容しゲル化剤で排泄物を早く且つゲル化するための排泄物収容袋を提供する。
【解決手段】開口部6、底部および開口部と底部の間の周縁部7,8からなり、簡易トイレに取り付けられて排泄物を収容し該排泄物をゲル化剤でゲル化するための筒状の排泄物収容袋であって、該排泄物収容袋の少なくとも一方向から排泄物収容袋の底部近辺を見たとき、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、底部の一つの領域から開口部7に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなり、開口部8付近の周縁部の間の幅は一定であることを特徴とする簡易トイレ用排泄物収容袋である。
【選択図】図1
【解決手段】開口部6、底部および開口部と底部の間の周縁部7,8からなり、簡易トイレに取り付けられて排泄物を収容し該排泄物をゲル化剤でゲル化するための筒状の排泄物収容袋であって、該排泄物収容袋の少なくとも一方向から排泄物収容袋の底部近辺を見たとき、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、底部の一つの領域から開口部7に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなり、開口部8付近の周縁部の間の幅は一定であることを特徴とする簡易トイレ用排泄物収容袋である。
【選択図】図1
Description
本考案は、老人・病人などの介護時や地震などの災害時に使用される簡易トイレなどに取り付けられる排泄物収容袋に関する。
災害時は断水により水洗トイレは使用できないため、簡易トイレが使用される場合が多い。この簡易トイレに取り付けられて使用される排泄物収容袋は通常のゴミ袋やそれに似たものが用いられる(たとえば、特許文献1)。そして、収容された排泄物に吸水性樹脂粉末や無機粉末などの吸水性能を有するゲル化剤が混ぜられてゲル化され、ゲル化した排泄物は収容袋に入れられたまま焼却処理されている。
しかしながら、従来の排泄物収容袋(以下単に収容袋という場合がある)はゴミ袋のようなものであるので、側面からみると四角い形状のものであり、袋内の底部には両側に四角の角が二箇所ある(図3を参照)。図3の従来の排泄物収容袋1の角2にある排泄物はゲル化剤でゲル化する際にはゲル化剤とよく混ざらず、ゲル化しないで残る部分がある場合がある。その場合には、その部分が破れたりすると、ゲル化しない排泄物が外にはみ出て周囲を汚したり悪臭の原因となったりする。収容袋内の排泄物の全体を早く且つくまなくゲル化できるような収容袋が求められている。
本考案の目的は、簡易トイレに取り付けやすく、収容袋内の排泄物の全体を早く且つくまなくゲル化することができる排泄物収容袋を提供することである。
本考案の目的は、簡易トイレに取り付けやすく、収容袋内の排泄物の全体を早く且つくまなくゲル化することができる排泄物収容袋を提供することである。
本考案者らは、上記の課題に鑑み、鋭意研究の結果、袋の形状を変えることにより、上記課題を達成できることを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明の考案は、開口部、底部および開口部と底部の間の周縁部からなり、簡易トイレに取り付けられて排泄物を収容し該排泄物をゲル化剤でゲル化するための筒状の排泄物収容袋であって、該排泄物収容袋の少なくとも一方向から排泄物収容袋の底部近辺を見たとき、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、底部の一つの領域から開口部に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなることを特徴とする排泄物収容袋である。
本発明の考案によれば、排泄物収容袋の少なくとも一方向から排泄物収容袋の底部近辺を見たとき、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、底部の一つの領域から開口部に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなるので、排泄物が底部の一つの領域に集まり、その領域と周縁部の境も排泄物が閉じ込められるような狭くなった空間がなくなり、排泄物とゲル化剤が容易にくまなく混合でき、排泄物の全体をくまなくゲル化することができる。
また、開口部付近の周縁部の間の幅は一定であるので、簡易トイレに取り付けやすい。開口部付近の周縁部の間の幅が狭くなったり、広くなったりすると簡易トイレに取り付けにくくなる。
また、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、周縁部の幅が直線的に広くなるので、曲線的に広くなる場合に比較してゲル化が早く生じやすい傾向にあることがわかった。また、収容袋の大量生産も容易になる。周縁部の幅が曲線的や凹凸であればそのような形態にする複雑な製造装置が必要となるが、直線的であれば従来のヒートシール装置やそれを簡単に切り替えることによっても製造でき、容易に収容袋を製造できる。
また、開口部付近の周縁部の間の幅は一定であるので、簡易トイレに取り付けやすい。開口部付近の周縁部の間の幅が狭くなったり、広くなったりすると簡易トイレに取り付けにくくなる。
また、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、周縁部の幅が直線的に広くなるので、曲線的に広くなる場合に比較してゲル化が早く生じやすい傾向にあることがわかった。また、収容袋の大量生産も容易になる。周縁部の幅が曲線的や凹凸であればそのような形態にする複雑な製造装置が必要となるが、直線的であれば従来のヒートシール装置やそれを簡単に切り替えることによっても製造でき、容易に収容袋を製造できる。
本考案の収容袋の形状は、開口部、底部および開口部と底部の間の周縁部からなる筒状の排泄物収容袋であって、該排泄物収容袋の少なくとも一方向から見たとき排泄物収容袋の底部近辺において底部の一つの領域から開口部に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなっているものである。片方が閉じ片方が開いた筒状の袋であれば、開口部、底部および開口部と底部の間の周縁部からなる筒状の排泄物収容袋となる。底部にある一つの領域とは、点またはある一定の面積を持つ領域をいう。一つの領域の面積とは開口部の広さの半分以下が好ましく、1/3以下がより好ましい。特に好ましくは点である。半分以下であると、底部の1ケ所に排泄物を集めて全体をくまなくゲル化することができ、また点であると、点の部分をゲル化させればその他を含めた全体は容易にゲル化する。また、収容袋の大量生産がさらに容易となる。
また、排泄物が集まる箇所が中央か中央付近であれば、収容袋を手でもって振り排泄物とゲル化剤を混合する際に、袋内の排泄物が偏ることなくバランスがとれ、混合しやすく容易に全体をくまなくゲル化することができる。底部の中央付近とは底部の幅を3等分して真ん中の領域をいうものとする。
少なくとも一方向の側面から見たとき排泄物収容袋の底部近辺において底部の一つの領域から開口部に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなっていればよい。二つ以上の異なる方向から見たときに周縁部の幅が直線的に広くなっていてもよい。周縁部の幅とは、収容袋の空気を抜いて開口部を閉じた状態の幅をいうものとする。
底部近辺において周縁部との境界に排泄物がたまるようなくぼみがないので、ゲル化しない部分がなくなる。底部の近辺とは底部から上に延びる周縁部の立ち上がり部分を含むものである。
底部近辺において周縁部との境界に排泄物がたまるようなくぼみがないので、ゲル化しない部分がなくなる。底部の近辺とは底部から上に延びる周縁部の立ち上がり部分を含むものである。
上記のように、本発明は収容袋の底部および底部の近辺を問題とし、そこでの排泄物のゲル化しない部分をなくせば全体が容易にくまなくゲル化することを狙うものである。
本発明の排泄物収容袋は、排泄物が1つの領域に集まり、その領域と周縁部の境も排泄物が閉じ込められるような狭い空間はなくなり、排泄物とゲル化剤がくまなく混合でき、排泄物の全体をゲル化することができる。
また、周縁部の幅が直線的に広くなるので、より効率的に全体を早くゲル化することができると共に、収容袋の大量生産も容易になる。
また、周縁部の幅が直線的に広くなるので、より効率的に全体を早くゲル化することができると共に、収容袋の大量生産も容易になる。
排泄物が集まる箇所が中央か中央付近であると、袋内の排泄物が偏ることなくバランスがとれ、混合しやすく容易に全体をくまなくゲル化することができる。また、開口部付近の周縁部の間の幅は一定であるので、簡易トイレに取り付けやすい。
以上のように、本考案の排泄物収容袋は、排泄物のゲル化しない部分がなくなり、容易に全体がくまなくゲル化することができ、工程的にも容易である。したがって、本考案は、産業上の利用価値が高い。
以上のように、本考案の排泄物収容袋は、排泄物のゲル化しない部分がなくなり、容易に全体がくまなくゲル化することができ、工程的にも容易である。したがって、本考案は、産業上の利用価値が高い。
以下、本考案の実施の形態を説明する。なお、本考案は、以下の実施の形態に限定されるものではない。本考案と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
図1に本発明の排泄物収容袋3の一例の収容袋を開いた状態を示した。図1(a)は斜視図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図、図1(d)は上からみた平面図である。底部4の一つの領域が点5である例である。(a)の斜視図では開口部6が開いた状態であることがわかり、(b)の正面図をみると、開口部付近の周縁部の間の幅は一定であり、底部に近い周縁部7は直線的に広くなっており、従来の収容袋に見られるような四角の角2がないことがわかる。
また、収容袋の形状のその他の例(正面図)を図2に示したがこれらに限定されない。(a)、(b)、(f)は底部4が点5である例であり、(c)、(d)、(e)は底部4が直線状である例である。(a)、(b)、(d)は対称形であるが、(c)、(e)、(f)は非対象形である。図示した6種類のうち好ましいのは(a)〜(d)であり、特に好ましいのは(a)、(b)である。直線的に広くなる周縁部7と開口部に隣接する周縁部8とのなす角度は特に限定はないが、110度〜130度であるのが好ましい。110度以上であれば直線的に広くなる周縁部7と開口部に隣接する周縁部8の境界に排泄物がたまらず、全体をくまなくゲル化することができる。130度以下であれば底部の領域が少なく全体を早くゲル化することができる。
収容袋の大きさは汚物を収納できれば特に制限ないが、袋を閉じた場合の長さ(縦)30〜90cm×開口部の幅(横)50〜100cmのサイズが使いやすくて好ましい。さらに好ましくは長さ(縦)40〜80cm×開口部の幅(横)60〜90cm、特に好ましくは長さ(縦)50〜70cm×開口部の幅(横)60〜80cm程度である。
収容袋の厚み(mm)は特に制限ないが、0.005〜0.040が好ましく、さらに好ましくは0.010〜0.035、特に好ましくは0.015〜0.030、最も好ましくは0.020〜0.025である。
収容袋の厚み(mm)は特に制限ないが、0.005〜0.040が好ましく、さらに好ましくは0.010〜0.035、特に好ましくは0.015〜0.030、最も好ましくは0.020〜0.025である。
収容袋の材質としては特に限定ないが、漏れ及び入手しやすさの観点などから、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート及びナイロンなど)が好ましく、さらに好ましくはポリエチレンである。
収容袋は、内容物(汚物)が見にくくするため不透明であることが好ましい。
袋体の製法は、公知の方法によって製造できる。筒状の長大シートをカットとシールを繰り返しながら形成でき、大量生産が可能となる。シールはヒートシール法が生産上好ましい。
収容袋は、内容物(汚物)が見にくくするため不透明であることが好ましい。
袋体の製法は、公知の方法によって製造できる。筒状の長大シートをカットとシールを繰り返しながら形成でき、大量生産が可能となる。シールはヒートシール法が生産上好ましい。
収容袋に入れて排泄物をゲル化するゲル化剤としては、汚物中の液体{体液(尿等)など}を吸収できるものであれば制限なく、高吸水性樹脂、砂、パルプ、紙片、ゼオライト、ベントナイト、シリカゲル、木片チップ及びおが屑などが含まれる。
これらのうち、焼却処理できるもの(吸水性樹脂、パルプ、紙片、木片チップおよびおが屑など)が好ましく、さらに好ましくは吸水性樹脂である。
吸水性樹脂としては、公知の吸水性樹脂が使用できるが、たとえば、アクリル酸系吸水性樹脂{たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)}及びデンプン系吸水性樹脂{たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)}などが好ましく例示できる。また、吸水性樹脂は抗菌性や消臭性の機能を兼ね備えたものが好ましい。このような抗菌性吸水性樹脂としては、たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)などが挙げられる。
これらのうち、焼却処理できるもの(吸水性樹脂、パルプ、紙片、木片チップおよびおが屑など)が好ましく、さらに好ましくは吸水性樹脂である。
吸水性樹脂としては、公知の吸水性樹脂が使用できるが、たとえば、アクリル酸系吸水性樹脂{たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)}及びデンプン系吸水性樹脂{たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)}などが好ましく例示できる。また、吸水性樹脂は抗菌性や消臭性の機能を兼ね備えたものが好ましい。このような抗菌性吸水性樹脂としては、たとえば、(公序良俗違反つき、不掲載)などが挙げられる。
ゲル化剤とともに、消臭剤および/または抗菌剤を併用してもよい。消臭剤としては、汚物から発生する臭気などを吸収又は反応して抑制できるものであれば制限なく、ヒノキやイネなどの植物抽出物、シリカゲル、ゼオライト、活性炭及び焙煎コーヒー抽出残渣などが含まれる。これらのうち、シリカゲル、ゼオライト及び活性炭が好ましく、さらに好ましくは活性炭である。
抗菌剤としては、汚物に含まれる細菌の増殖を抑制できるものであれば制限なく、金属抗菌剤(銀やジルコニウムを含むもの)、並びに第4級アンモニウム抗菌剤{第4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドなど)を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの:特許第3253927号公報記載の粉末状抗菌剤など}などが含まれる。
これらのうち、第4級アンモニウム抗菌剤(第4級アンモニウム塩を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの)が好ましく、さらに好ましくは塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドである。
収容袋の中には、凝固剤、消臭剤及び抗菌剤など以外に、さらに芳香剤(香料など)などを配してもよい。
これらのうち、第4級アンモニウム抗菌剤(第4級アンモニウム塩を含むもの及び第4級アンモニウム塩と非イオン性界面活性剤とを含むもの)が好ましく、さらに好ましくは塩化ベンザルコニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド及びセチルトリメチルアンモニウムクロライドである。
収容袋の中には、凝固剤、消臭剤及び抗菌剤など以外に、さらに芳香剤(香料など)などを配してもよい。
これらのゲル化剤、消臭剤、抗菌剤はそのまま排泄物に加えてもよいが、粉末である場合が多いので、使用時に容易に破壊や溶解する紙やシートでパックにしたものを加えてもよい、これらは排泄物が入る前に入れておいてもよいが、排泄物の上から加えて混合してもよい。好ましくは前者である。
簡易トイレとしてはこれまで提案されている公知の種々のものが使用できる。たとえば、特開2006−271522号公報、特開2006−149966号公報などに記載のものが使用できる。
以上のようにして構成される排泄物収容袋を実際に使用する方法は、簡易トイレの上から収容袋を入れて排便の際に落ちないようにたとえばテープなどで固定すれば、特に限定はない。落ちなければ収容袋の開口部の端を簡易トイレの両端に深く被せるようにかけるだけでもよく、たとえば、収容袋の開口部を押し広げてトイレの上端の両端にかけて底部がその中に入るようにしてセットする。排泄行為の前にゲル化剤のパックなどを入れておくのがより好ましい。収容袋の開口部を通して袋の内部に排泄物が収まるように排泄行為を行い、収容袋の中に排泄物が溜まったならば、収容袋を持ち上げ、開口部を閉めて振ると全体がゲル化する。本発明の排泄物収容袋を用いれば、排泄物の全体を早く且つくまなくゲル化することができる。
以下、実施例にて本考案をさらに詳細に説明するが、これに限定されるものではない。
(実施例1)
幅65cmの筒状のポリエチレン製シートを長さ70cmに切り取り、一方の開口部から30cmのところの両側の端から前記開口部とは反対側の開口部の中央に向けて直線状にヒートシールして、片方が閉じた本考案の袋状の排泄物収納袋を作製した。周縁部と上記ヒートシールした直線部分との角度は121度であった。開口部付近の周縁部の間の幅は一定である。
この排泄物収納袋は簡易トイレに容易に取り付けることができた。また、収容袋の中に排泄物が溜まった後、収容袋を持ち上げ、開口部を閉めて振ると排泄物をくまなく全体を早くゲル化することができた。
一方、正面から見たとき長方形状の従来のごみ袋を用いて同様に行ったが、底部と周縁部の立ち上がりの境界部分にゲル化しない部分が残り、全体をゲル化するのにかなり時間がかかった。
(実施例1)
幅65cmの筒状のポリエチレン製シートを長さ70cmに切り取り、一方の開口部から30cmのところの両側の端から前記開口部とは反対側の開口部の中央に向けて直線状にヒートシールして、片方が閉じた本考案の袋状の排泄物収納袋を作製した。周縁部と上記ヒートシールした直線部分との角度は121度であった。開口部付近の周縁部の間の幅は一定である。
この排泄物収納袋は簡易トイレに容易に取り付けることができた。また、収容袋の中に排泄物が溜まった後、収容袋を持ち上げ、開口部を閉めて振ると排泄物をくまなく全体を早くゲル化することができた。
一方、正面から見たとき長方形状の従来のごみ袋を用いて同様に行ったが、底部と周縁部の立ち上がりの境界部分にゲル化しない部分が残り、全体をゲル化するのにかなり時間がかかった。
1 従来の排泄物収容袋
2 角
3 本発明の排泄物収容袋
4 底部
5 一つの領域(点)
6 開口部
7 直線的に広くなる周縁部
8 開口部に隣接する周縁部
2 角
3 本発明の排泄物収容袋
4 底部
5 一つの領域(点)
6 開口部
7 直線的に広くなる周縁部
8 開口部に隣接する周縁部
収容袋に入れて排泄物をゲル化するゲル化剤としては、汚物中の液体{体液(尿等)など}を吸収できるものであれば制限なく、高吸水性樹脂、砂、パルプ、紙片、ゼオライト、ベントナイト、シリカゲル、木片チップ及びおが屑などが含まれる。
これらのうち、焼却処理できるもの(吸水性樹脂、パルプ、紙片、木片チップおよびおが屑など)が好ましく、さらに好ましくは吸水性樹脂である。
吸水性樹脂としては、公知の吸水性樹脂が使用できるが、たとえば、アクリル酸系吸水性樹脂及びデンプン系吸水性樹脂などが好ましく例示できる。また、吸水性樹脂は抗菌性や消臭性の機能を兼ね備えたものが好ましい。
これらのうち、焼却処理できるもの(吸水性樹脂、パルプ、紙片、木片チップおよびおが屑など)が好ましく、さらに好ましくは吸水性樹脂である。
吸水性樹脂としては、公知の吸水性樹脂が使用できるが、たとえば、アクリル酸系吸水性樹脂及びデンプン系吸水性樹脂などが好ましく例示できる。また、吸水性樹脂は抗菌性や消臭性の機能を兼ね備えたものが好ましい。
Claims (1)
- 開口部、底部および開口部と底部の間の周縁部からなり、簡易トイレに取り付けられて排泄物を収容し該排泄物をゲル化剤でゲル化するための筒状の排泄物収容袋であって、該排泄物収容袋の少なくとも一方向から排泄物収容袋の底部近辺を見たとき、底部に接触する両周縁部が直線的に傾斜し、底部の一つの領域から開口部に向けて袋体の周縁部の幅が直線的に広くなり、開口部付近の周縁部の間の幅は一定であることを特徴とする簡易トイレ用排泄物収容袋。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013002768U JP3185921U (ja) | 2013-05-20 | 2013-05-20 | 簡易トイレ用排泄物収容袋 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017038909A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | Yamato−Nb株式会社 | 簡易トイレセット |
JP2017043973A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | アロン化成株式会社 | 水洗式簡易トイレ |
RU2703000C2 (ru) * | 2015-03-30 | 2019-10-15 | Дмитрий Дмитриевич Доможиров | Сумка-органайзер члена локомотивной бригады поезда |
-
2013
- 2013-05-20 JP JP2013002768U patent/JP3185921U/ja not_active Expired - Fee Related
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