JP7380436B2 - ゴミ箱 - Google Patents

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Description

本件は、収容体の内部空間を脱臭するための脱臭構造、及びこの脱臭構造が適用された収容体に関する。
従来、ペットシートやおむつ等の異臭物が収容される容器は、外部への異臭漏れを抑制することが課題とされている。そこで、異臭物が収容される容器と容器の開口部を覆う蓋とを備えた箱に、脱臭剤を配備することが提案されている。
例えば特許文献1には、ゴミ箱本体(容器)に枢設された開閉自在な蓋の内側面に、活性炭(脱臭剤)入りの消臭袋を取り付けたゴミ箱が開示されている。このようなゴミ箱によれば、蓋が閉じた状態である場合に、容器内の異臭を脱臭剤で低減しつつ、蓋が容器の開口部を密閉することで外部への異臭漏れの抑制が図られる。
実用新案登録第3108752号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような密閉式のゴミ箱では、容器の開口部が蓋で密閉されることから、容器内に異臭がこもりやすくなる。このため、蓋の内側面に脱臭剤を設けたとしても、容器内の異臭を十分に低減しきれない虞がある。特に、生ごみのように、ゴミ箱に収容された内容物が、経時的な変化により増加する異臭原因物質を発生する場合、密閉された容器内では異臭原因物質が急激に増加するため、脱臭剤の効果が急激に減衰するという問題が生じる。
蓋で密閉された容器内に異臭が充満した状態で使用者が蓋を開けた際には、異臭が容器外へと一気に放出されることとなり、使用者に不快感を与えかねない。したがって、上述のような密閉式のゴミ箱は、容器外への異臭漏れを抑制しつつ容器内の異臭ごもりを抑制するうえで、改善の余地がある。また、このような課題は、密閉式のゴミ箱に限らず、靴や服や日用品といった様々な物を収容するための内部空間をもつ戸棚,タンス等の収容体においても同様に生じうる。
本件は、上述のような課題に鑑みて創案されたものであり、収容体の内部空間からの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間における異臭ごもりを抑制することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する脱臭構造は、物を収容するための内部空間が本体部に対する可動部の相対移動により開放または閉鎖される収容体に形成された貫通部と、前記貫通部に配置され、脱臭剤を担持した通気性のフィルタと、を備えている。
また、ここで開示する収容体は、前記脱臭構造を備えている。
本件によれば、収容体の内部空間からの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間における異臭ごもりを抑制できる。
脱臭構造の設けられた可動部が開状態である収容体の斜視図である。 脱臭構造の設けられた可動部が閉状態である収容体の斜視図である。 異臭物が収容された収容体の作用を説明する模式図である。 空の収容体の作用を説明する模式図である。 一変形例に係る収容体の分解斜視図である。 一変形例に係る収容体の斜視図である。 (a),(b)の各々は一変形例に係る収容体の正面図である。 (a)~(c)の各々は一変形例に係る収容体の斜視図である。
本件を実施するための形態を説明する。この実施形態はあくまでも例示に過ぎず、下記の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1に示すように、本実施形態に係る脱臭構造10は、物を収容するための内部空間Sをもつ脱臭箱(収容体)1に適用されている。ここでは、異臭を放つ物体(以下、異臭物という)をしまっておくためのゴミ箱である脱臭箱1を例示する。脱臭箱1は、例えば、おむつやペットシートを収容するために使用される。
脱臭箱1は、上面が開放された箱型の容器(本体部)2と、容器2の上面に配置される脱臭蓋(可動部)3とを備えている。ここでは、容器2に対して回動自在に取り付けられた脱臭蓋3を例示する。脱臭箱1の内部空間Sは、容器2に対する脱臭蓋3の相対移動により開放または閉鎖される。
本実施形態の容器2は、矩形状の底面部21と、底面部21の周縁部から上方へ立設された側面部22とを有する。側面部22の上縁部(縁部)23は、内部空間Sに物を出し入れするための開口部24を囲繞する。ここでは、四角筒状の側面部22と、矩形状の開口部24とを例示する。なお、側面部22の上縁部23は、容器2の上縁部23でもあるため、以下、側面部22の上縁部23を「容器2の上縁部23」ともいう。
容器2は、開口部24を通じて投入された異臭物を、底面部21及び側面部22で囲まれる内部空間Sに収容する。このように、本実施形態の脱臭箱1において、内部空間Sは、異臭物を収容する収容部として機能し、開口部24は、この収容部に対する異臭物の出入口として機能する。
脱臭蓋3は、容器2の開口部24を覆うための部材であって、開口部24に対応した形状とされる。本実施形態の脱臭構造10は、脱臭蓋3に適用されている。
脱臭構造10は、脱臭蓋3に形成された貫通部(可動貫通部)3hと、この貫通部3hに配置されたフィルタ(可動フィルタ)4とを備えている。また、本実施形態の脱臭構造10は、フィルタ4に外嵌する枠状であって脱臭蓋3をなす支持体5と、支持体5を容器2へ取り付ける連結部6とを更に備えている。
貫通部3hは、脱臭蓋3をその厚み方向に貫通した部分である。貫通部3h及びフィルタ4は、互いに対応した形状とされる。本実施形態の貫通部3h及びフィルタ4は、開口部24と同一形状(すなわち矩形状)である。
フィルタ4は、通気性をもつ基材に脱臭剤を担持させたものであり、通気性と脱臭性とを兼ね備える。本実施形態では、ハニカム構造の基材に物理吸着系の脱臭剤を担持させたフィルタ4を例示する。
なお、ここでいう「ハニカム構造」には、波状の中芯と平らなシート材とが交互に配置されて構成されるコルゲートハニカム構造や、セルの形状が正六角形であるヘキサゴンハニカム構造が含まれる。ハニカム構造では、多数の貫通部が壁部を介して並ぶ。
また、上述の「物理吸着系」とは、物理吸着により異臭を捕集する成分を含むことを意味する。このような成分は、主として多孔質体からなり、その具体例としては、活性炭,ゼオライト,シリカゲル(二酸化ケイ素),活性アルミナ(酸化アルミ)が挙げられる。なお、脱臭剤の具体的な種類は、容器2内(内部空間S)の異臭の種類に応じて選択されることが好ましい。例えば、容器2内の異臭に対して高い吸着性をもつ吸着剤が選択されることが好ましい。
本実施形態では、フィルタ4の基材として、コルゲートハニカム構造のグラスペーパーが適用されている。フィルタ4は、例えば、上述の物理吸着系の脱臭剤が含まれるスラリーを、このグラスペーパーに含浸させた後に乾燥させることで作製される。フィルタ4としては、例えば国際公開第2018/079529号に記載のハニカムフィルタを適用できる。
本実施形態のフィルタ4は、上述のようにハニカム構造であるため、その厚み方向に貫通した多数のセルを有する。したがって、フィルタ4では、各セルを通じて空気が流通可能である。
なお、フィルタ4における単位面積当たりのセル数は、フィルタ4に求められる通気性や剛性等に応じて適宜設定される。また、フィルタ4の厚み方向の寸法は、フィルタ4に求められる剛性や脱臭剤を担持させるために必要な表面積等に応じて適宜設定される。
本実施形態の脱臭箱1には、人工的な空気の流れを生成する送風機や送風装置のような構成が設けられていないことから、フィルタ4の各セルには自然な流れの空気が流通する。
支持体5は、フィルタ4を支持し、開口部24に対してフィルタ4を位置決めする(すなわち、フィルタ4を容器2の開口部24に配置する)機能をもつ。上記のとおり、本実施形態の支持体5は、フィルタ4に外嵌する枠状であることから、容器2の上縁部23と略同じ形状である。支持体5は、フィルタ4の外縁に沿って装着される。
図2に示すように、支持体5は、フィルタ4を支持した状態で容器2の上縁部23に当接配置される。このように容器2の上縁部23に当接配置された支持体5は、フィルタ4を開口部24に配置する。
以下、支持体5がフィルタ4を開口部24に配置した状態を「閉状態」という。これに対し、図1に示すように、支持体5がフィルタ4を開口部24から離隔させた状態を「開状態」という。
支持体5は、連結部6により、閉状態と開状態とに切替可能に構成されている。本実施形態では、連結部6として、支持体5と一体的に形成され、容器2の上縁部23に沿う軸心まわりに支持体5を回動自在に枢支するヒンジを例示する。連結部6は、脱臭蓋3と容器2とを連結する。
[2.作用及び効果]
(1)上述の脱臭構造10によれば、脱臭箱1に形成された貫通部3hに通気性のフィルタ4が配置されるため、空気がフィルタ4を通じて脱臭箱1の内部空間Sと外部空間Soとを行き来可能である。したがって、図3に示すように、閉鎖されている内部空間Sにおいて異臭物8が異臭を放出したとしても、内部空間Sの空気がフィルタ4を通じて外部空間Soへと排出されることにより(白抜き矢印参照)、内部空間Sにおける異臭(空気)の滞留を抑制できる。よって、内部空間Sの異臭ごもりを抑制できる。
また、上述のフィルタ4は脱臭剤を担持しているため、フィルタ4を通じて内部空間Sから外部空間Soへと排出される空気は、フィルタ4を通過する際に脱臭される。すなわち、フィルタ4に担持された脱臭剤が空気中から異臭成分7を除去することで、内部空間Sから外部空間Soへと漏れ出る異臭成分7を低減できる。このため、内部空間Sからの異臭漏れを抑制できる。
また、上記のように貫通部3h及びフィルタ4を設けることで容器2をあえて密閉しないため、フィルタ4を通過する空気から少しずつ断続的に異臭成分7を除去できる。よって、容器2が密閉される場合と比べて、脱臭剤の効果を長時間継続させられる。
したがって、上述の脱臭構造10によれば、脱臭箱1の内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを抑制できる。また、脱臭や換気のために人工的な空気の流れを生成する送風機や送風装置等が不要であるため、構成の簡素化及びコスト削減に寄与する。
(2)脱臭蓋3の貫通部3hに配置されたフィルタ4によれば、脱臭箱1において閉鎖されている内部空間Sから脱臭蓋3側(本実施形態では上側)へと流れる空気を脱臭したうえで外部空間Soへと排出できる。また、一般に蓋は容器よりも小さく取り扱いが容易であるため、フィルタ4の適用先を脱臭蓋3とすることで、フィルタ4の適用先を容器2とする場合と比べて、貫通部3hを形成する作業や貫通部3hにフィルタ4を配置する作業が容易となる。このため、脱臭箱1の製造作業の簡素化及びフィルタ4のメンテナンス性の向上に寄与する。
(3)図2に示すように、フィルタ4に外嵌する枠状であって脱臭蓋3をなす支持体5が、容器2の開口部24を囲繞する上縁部23に当接配置されるため、フィルタ4を適切に支持しつつ、開口部24に対するフィルタ4の位置を適正化できる。よって、上述の内部空間Sの異臭ごもりを抑制する効果と内部空間Sからの異臭漏れを抑制する効果とを、より確実に発揮できる。
(4)脱臭構造10には、支持体5を閉状態と開状態とに切替可能に容器2へ取り付ける連結部6が設けられるため、支持体5を容器2と連結させた状態のまま、閉状態と開状態とを切り替えられる。よって、閉状態と開状態との切替作業性を高められる。
また、支持体5を閉状態にすれば、上述のように異臭ごもり及び異臭漏れを共に抑制でき、支持体5を開状態にすれば、容器2への異臭物の投入及び容器2からの異臭物の廃棄を容易にできる。
(5)フィルタ4がハニカム構造であるため、フィルタ4の通気抵抗を抑えながら、脱臭剤を担持するための表面積を確保できる。よって、通気性を確保しながら、脱臭剤の担持性を確保できる。
(6)フィルタ4に担持された脱臭剤が物理吸着により異臭を捕集する成分を含むことから、フィルタ4を通過する空気中の異臭成分7を脱臭剤により吸着することで、容器2外への異臭漏れを抑制できる。
このような物理吸着系の脱臭剤は、温度や圧力に応じて異臭成分7を可逆的に吸脱着できるため、例えばフィルタ4を加熱することで、脱臭剤に吸着されていた異臭成分7を脱臭剤から脱離させる(除去する)ことができる。よって、フィルタ4の脱臭性能を維持できる。
さらに、物理吸着系の脱臭剤によれば、図4に示すように、内部空間Sに存在する異臭成分7が比較的少ない(例えば脱臭箱1が空である)場合に、吸着していた異臭成分7を空気と共に外部空間Soへと緩やかに放出できる。このため、内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、脱臭性能を復活させることができる。これによっても、フィルタ4の脱臭性能を維持できる。
なお、活性炭,ゼオライト,シリカゲル及び活性アルミナは、脱臭機能と除湿機能とを兼ね備えることが知られている。このため、脱臭剤としてこれらのうちの少なくとも一つを適用すれば、異臭物が湿気を含む(例えば、おむつや生ゴミである)場合であっても、容器2内の湿気を抑えられる。これにより、異臭物の腐敗や発酵が進行しにくくなることから、異臭ごもりを更に抑制できる。
(7)上述の脱臭箱1は脱臭構造10を備えるため、脱臭箱1によれば、脱臭構造10と同様の作用及び効果を得ることができる。
[3.変形例]
上述の容器2及び脱臭蓋3の各形状は一例である。容器2は、円形の底面部と円筒状の側面部とを有してもよい。この場合、容器2の開口部が円形となることから、脱臭蓋3も円形状とされてもよい。
上述の連結部6の構成も一例である。連結部6は、支持体5と別体で形成されてもよいし、ヒンジ以外の構造(例えばスライド構造)であってもよい。
脱臭蓋3は、連結部6で容器2に取り付けられなくてもよい。例えば図5に示すように、脱臭蓋3は、容器2とは独立して(連結部6を介さずに)設けられ、容器2の上縁部23に単に載置されてもよい。この場合、連結部6は不要である。なお、図5では、上述の実施形態で説明した要素と同一又は対応する要素に同一の符号を付している。
また、図5に例示するように、脱臭蓋3には把手9が設けられてもよい。脱臭蓋3に把手9を設ければ、使用者が脱臭蓋3を持ち上げやすくなるため、容器2への異臭物の投入や容器2からの異臭物の廃棄が容易になる。なお、図5に示す把手9の形状や配置や個数は一例である。
また、脱臭蓋3は、既存の容器に後付け可能となるように形成されてもよい。
上述の実施形態では枠状の支持体5で構成された脱臭蓋3を例示したが、脱臭蓋3の構成はこれに限定されない。脱臭蓋3は、例えば、格子状の部材がフィルタ4を下方から支持するように貫通部3hに配置された構成であってもよい。
上述の容器2における開口部24の位置は一例である。容器2は、上述のように上面に設けられた開口部24に代えて、側面部22に形成された開口部を有してもよい。この場合も、容器2の開口部に脱臭蓋3を配置することで、上述の実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
フィルタ4に適用される基材は、グラスペーパーで形成されたものに限定されず、例えばセラミック材や樹脂が適用されてもよい。
また、フィルタ4に担持される脱臭剤は、上述の物理吸着系のものに限定されず、化学反応により異臭を捕集する化学吸着系のものであってもよい。さらに、脱臭剤は、上述のような物理吸着系の物質に、消臭機能をもつ他の物質が組み合わされたものであってもよい。消臭機能をもつ他の物質としては、例えば酸化亜鉛を用いることができる。
脱臭構造10の適用先は、脱臭蓋3に代えて(あるいは加えて)、容器2であってもよい。例えば図6に示すように、脱臭構造10′は、脱臭箱(収容体)1′の容器(本体部)2′に形成された貫通部(本体貫通部)2hと、この貫通部2hに配置されたフィルタ(本体フィルタ)4′とを備えてもよい。
本変形例の脱臭箱1′は、上述の実施形態の脱臭箱1に対して、容器2′と脱臭蓋3に対応する蓋体(可動部)3′とが共に有底円筒状である点、及び、フィルタ4′が容器2′に設けられている点が異なる。容器2′は、具体的には、円形状の底面部21′と、円筒状の側面部22′とを有する。側面部22′の上縁部(縁部)23′は、脱臭箱1′の内部空間Sに物を出し入れするための開口部24′を囲繞する。本変形例の開口部24′は、円形状である。
蓋体3′は、容器2′の上面に配置され、容器2′の開口部24′を覆う。本変形例の蓋体3′は、上述の貫通部3hが形成されていないことから、通気性を有さない。ここでは、上述の連結部6と同様の構造により、容器2′に対してヒンジ結合された蓋体3′を例示する。本変形例でも、脱臭箱1′の内部空間Sは、容器2′に対する蓋体3′の相対移動により開放または閉鎖される。
貫通部2hは、容器2′の側面部22′に形成されている。本変形例の貫通部2hは、側面部22′を上下に二分割するように側面部22′の周方向に延びている。このように、貫通部2hは、容器2′において開口部24′とは異なる位置に形成される。
貫通部2h及びフィルタ4′は、互いに対応した形状とされる。フィルタ4′は、上述の実施形態のフィルタ4に対して形状が異なるものの、同様に構成されている。すなわち、本変形例のフィルタ4′も、通気性をもつ基材に脱臭剤を担持させたものである。なお、図6及び後述の図7,8では、フィルタ4′の基材が格子状をなす例を示すが、フィルタ4′の構造は特に限定されず、上述の実施形態と同様にハニカム構造であってもよい。
容器2′の貫通部2hに配置されたフィルタ4′によれば、閉鎖されている内部空間Sから蓋体3′と異なる方向(例えば水平方向)に流れる空気を脱臭したうえで外部空間Soへと排出できる。また、フィルタ4′が容器2′に適用されることで、蓋体3′が開口部24′を覆っていない(内部空間Sが開口部24′を通じて外部空間Soへと開放されている)場合にも、内部空間Sの空気をフィルタ4′で脱臭したうえで外部空間Soへと排出できる。よって、内部空間Sからの異臭漏れの更なる抑制と、内部空間Sにおける異臭ごもりの更なる抑制とに寄与する。
そのほか、本変形例の脱臭構造10′及び脱臭箱1′によれば、上述の実施形態と同様の構成からは同様の作用及び効果が得られる。
脱臭構造の適用対象は、上述のようなゴミ箱に限定されない。図7,8に例示するように、脱臭構造は、物を収容するための内部空間Sをもつ様々な収容体に適用可能である。図7,8には、脱臭構造が家具に適用された種々の例を示す。以下、上述の実施形態及び変形例で説明した要素と同一又は対応する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7(a)は、シンク11の下方の戸棚(収容体)1Aに適用された脱臭構造10Aを示している。この戸棚1Aは、前面(正面)が開放された箱型の本体部2Aと、本体部2Aの前面を覆うように設けられた一対の開き戸(可動部)3Aとを有し、本体部2Aに対する開き戸3Aの相対移動により内部空間Sが開放または閉鎖される。各々の開き戸3Aには貫通部(可動貫通部)3hが形成されており、各々の貫通部3hにはフィルタ(可動フィルタ)4が配置されている。
図7(b)は、食器棚12の下部の戸棚(収容体)1Bに適用された脱臭構造10Bを示している。この戸棚1Bは、前面(正面)が開放された箱型の本体部2Bと、本体部2Bの前面を覆うように設けられた一対の開き戸(可動部)3Bとを有し、本体部2Bに対する開き戸3Bの相対移動により内部空間Sが開放または閉鎖される。各々の開き戸3Bには貫通部(可動貫通部)3hが形成されており、各々の貫通部3hにはフィルタ(可動フィルタ)4が配置されている。
これらのような脱臭構造10A,10Bの適用された戸棚1A,1Bによっても、上述の実施形態と同様に、内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを抑制できる。
図8(a)は、ロッカー又はクローゼット(収容体)1Cに適用された脱臭構造10Cを示している。このロッカー又はクローゼット1Cは、前面(正面)が開放された箱型の本体部2Cと、本体部2Cの前面を覆うように設けられた開き戸(可動部)3Cとを有し、本体部2Cに対する開き戸3Cの相対移動により内部空間Sが開放または閉鎖される。開き戸3Cには貫通部(可動貫通部)3hが形成されており、この貫通部3hにはフィルタ(可動フィルタ)4が配置されている。
このような脱臭構造10Cの適用されたロッカー又はクローゼット1Cによっても、上述の実施形態と同様に、内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを抑制できる。
図8(b)は、靴箱(収容体)1Dに適用された脱臭構造10Dを示している。この靴箱1Dは、前面(正面)が開放された箱型の本体部2Dと、本体部2Dの前面を覆うように設けられた一対の開き戸(可動部)3Dとを有し、本体部2Dに対する開き戸3Dの相対移動により内部空間Sが開放または閉鎖される。各々の開き戸3Dには貫通部(可動貫通部)3hが形成されており、各々の貫通部3hにはフィルタ(可動フィルタ)4が配置されている。また、靴箱1Dは、本体部2Dの上面にも貫通部(本体貫通部)2hが形成されており、この貫通部2hにもフィルタ(本体フィルタ)4′が配置されている。
このような脱臭構造10Dの適用された靴箱1Dによれば、開き戸3Dに設けられたフィルタ4と、本体部2Dに設けられたフィルタ4′との双方を通じて、空気が内部空間Sと外部空間Soとを行き来可能である。このため、内部空間Sからの異臭漏れを更に抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを更に抑制できる。
図8(c)は、タンス(収容体)1Eに適用された脱臭構造10Eを示している。このタンス1Eは、上面が開放された箱型の複数の引き出し(可動部)3Eと、引き出し3Eを前後方向にスライド移動可能に支持する本体部2Eとを有する。タンス1Eの外面のうち、前面は引き出し3Eで構成され、他の面は本体部2Eで構成されている。
タンス1Eでは、引き出し3Eの内部空間Sに物が収容される。引き出し3Eの内部空間Sは、引き出し3Eが本体部2Eから前方に引き出されることで開放され、引き出し3Eが本体部2Eに押し込まれることで閉鎖される。このように、タンス1Eでも、本体部2Eに対する引き出し3Eの相対移動により内部空間Sが開放または閉鎖される。
本変形例のタンス1Eでは、下から二番目の引き出し3Eの前面に貫通部(可動貫通部)3hが形成されており、この貫通部3hにフィルタ(可動フィルタ)4が配置されている。また、タンス1Eでは、本体部2Eの上面にも貫通部(本体貫通部)2hが形成されており、この貫通部2hにもフィルタ(本体フィルタ)4′が配置されている。
このように構成されたタンス1Eでは、フィルタ4の設けられた引き出し3Eにおいて、空気がフィルタ4を通じて内部空間Sと外部空間Soとを行き来可能である。このため、フィルタ4の設けられた引き出し3Eでは、内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを抑制できる。
また、タンス1Eの最上部の引き出し3Eでは、本体部2Eの上面に設けられたフィルタ4′を通じて空気が内部空間Sと外部空間Soとを行き来可能である。このため、最上部の引き出し3Eでも、内部空間Sからの異臭漏れを抑制しつつ、内部空間Sにおける異臭ごもりを抑制できる。
そのほか、図7,8に例示した脱臭構造及びこれらが適用された収容体によれば、上述の実施形態と同様の構成からは同様の作用及び効果が得られる。
以下、実施例を挙げて本件をより具体的に説明する。ここで示す実施例の材料や形状等は、本件の趣旨を逸脱しない限り適宜変更できる。したがって、本件は下記の実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
ガラス繊維を含むガラスペーパーを用いてコルゲートハニカム構造の基材を作製し、この基材に脱臭剤としての活性炭と二酸化ケイ素と酸化アルミと酸化亜鉛との複合体を担持させ、フィルタを作製した。このフィルタは、1平方インチ当たりのセル数が70であった。
また、上述のフィルタに枠状の支持体を外嵌して、実施形態の脱臭蓋3と同様の脱臭蓋を作製した。そして、上述の容器2と同様に構成された容器の開口部にこの脱臭蓋を被せたものを、実施例1とした。
<比較例1>
実施例1から脱臭蓋を省略したもの(すなわち、開口部が開放された容器)を比較例1とした。
<比較例2>
実施例1の脱臭蓋に代えて、容器の開口部を密閉する密閉蓋を用いたものを、比較例2とした。
==官能評価==
<試験1>
実施例1及び比較例1の各容器に、使用済みのペットシートを収容した。そして、二名のモニターが、実施例1及び比較例1のそれぞれについて、容器外の異臭(異臭漏れ)と容器内の異臭(異臭ごもり)とを官能評価した。
<試験2>
実施例1及び比較例2の各容器に、使用済みの子供用おむつを収容した。そして、一名のモニターが、実施例1及び比較例2のそれぞれについて、容器外の異臭(異臭漏れ)と容器内の異臭(異臭ごもり)とを官能評価した。
なお、試験1及び試験2のいずれでも、実施例1及び比較例2における容器内の異臭の官能評価は、脱臭蓋及び密閉蓋をそれぞれ持ち上げて、容器の開口部を開放させた状態で行った。
<試験1の結果>
各モニターは、比較例1では、容器外の異臭と容器内の異臭とをいずれも検知できた。
これに対し、各モニターは、実施例1では、容器外の異臭を検知できなかった。また、各モニターは、実施例1において、容器内の異臭を検知することはできたものの、比較例1と比べて異臭が弱いと感じた。
この結果から、実施例1は、比較例1と比べて異臭漏れと異臭ごもりとの双方を抑制できたといえる。
<試験2の結果>
モニターは、実施例1及び比較例2のいずれにおいても、容器外の異臭は検知できなかったが、容器内の異臭は検知できた。
ただし、モニターは、比較例2の容器内の異臭は強烈であると感じたのに対し、実施例1の容器内の異臭は比較例2と比べて弱いと感じた。
この結果から、実施例1は、比較例2と比べて異臭ごもりを抑制できたといえる。
1,1′ 脱臭箱(収容体)
1A,1B 戸棚(収容体)
1C ロッカー又はクローゼット(収容体)
1D 靴箱(収容体)
1E タンス(収容体)
2,2′ 容器(本体部)
2A,2B,2C,2D,2E 本体部
2h 貫通部(本体貫通部)
3 脱臭蓋(可動部)
3′ 蓋体(可動部)
3A,3B,3C,3D 開き戸(可動部)
3E 引き出し(可動部)
3h 貫通部(可動貫通部)
4 フィルタ(可動フィルタ)
4′ フィルタ(本体フィルタ)
5 支持体
6 連結部
7 異臭成分
8 異臭物
9 把手
10,10′,10A,10B,10C,10D,10E 脱臭構造
11 シンク
12 食器棚
21,21′ 底面部
22,22′ 側面部
23,23′ 上縁部(縁部)
24,24′ 開口部
S 内部空間
So 外部空間

Claims (6)

  1. 物を収容するための内部空間が本体部に対する可動部の相対移動により開放または閉鎖される収容体に形成された貫通部と、
    前記貫通部に配置され、脱臭剤を担持した通気性のフィルタと、を備えた脱臭構造が適用されたゴミ箱であって、
    前記フィルタは、ガラス繊維を含むガラスペーパーを用いて作製されたコルゲートハニカム構造の基材に活性炭,二酸化ケイ素,シリカゲル,酸化アルミ,活性アルミナ,酸化亜鉛,ゼオライトの少なくとも一つを前記脱臭剤として担持させたハニカム構造である
    ことを特徴とする、ゴミ箱
  2. 前記貫通部には、前記可動部に形成された可動貫通部が含まれ、
    前記フィルタには、前記可動貫通部に配置された可動フィルタが含まれる
    ことを特徴とする、請求項1に記載のゴミ箱
  3. 前記可動フィルタに外嵌する枠状であって前記可動部をなす支持体を備え、
    前記本体部には、前記内部空間に物を出し入れするための開口部が設けられ、
    前記支持体は、前記本体部の前記開口部を囲繞する縁部に当接配置される
    ことを特徴とする、請求項2に記載のゴミ箱
  4. 前記可動フィルタを前記開口部に配置した閉状態と前記可動フィルタを前記開口部から離隔させた開状態とに切替可能に前記支持体を前記本体部へ取り付ける連結部を備えた
    ことを特徴とする、請求項3に記載のゴミ箱
  5. 前記貫通部には、前記本体部に形成された本体貫通部が含まれ、
    前記フィルタには、前記本体貫通部に配置された本体フィルタが含まれる
    ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のゴミ箱。
  6. 前記脱臭剤は、物理吸着により異臭を捕集する成分を含む
    ことを特徴とする、請求項1~のいずれか一項に記載のゴミ箱。
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