JP2006216687A - 防水キャップ及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
低コストで、製造が容易な防水キャップを提供することを課題とする。
【解決手段】
防水性のチューブ7の両端に筒状をなす端末固定部材9を備えた防水キャップであって、端末固定部材9の内周部の壁面には、内部に電気的接続線5を有するチューブ7の外周面が水密に取り付けられ、端末固定部材9の外周部は、電子機器の筐体1に形成された貫通穴3に係脱可能で、係合時、周方向にわたって筐体1の貫通穴3に密着するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防水機能を有する防水キャップ及びこの防水キャップが用いられた電子機器に関する。
電子機器の筐体内部にある機器に筐体外部から電気的接続線を接続する際に、筐体内の防水が要求される場合、以下のような方法が用いられる。
(1)筐体に防水コネクタを設け、この防水コネクタに電気的接続線を接続する方法
(2)第1の筐体と第2の筐体とが連結構造を介して開閉し、前記第1の筐体内の電子機器と前記第2の筐体内の電子機器とが電気的接続線を介して行われる折り畳み式の携帯電話等の折り畳み式電子機器においては、一端部が第1の筐体に熱溶着され、他端部が第2の筐体に熱溶着され、内部に電気的接続線が配置された中空状の樹脂成形の収容部材を設ける方法(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−212051号公報(第4頁、図1、図8)
しかし、(1)の防水コネクタを用いる方法は、コネクタのコストが高く、筐体内の電子機器と筐体に取り付けたコネクタとの電気配線を行う工数も必要となり、コストがかかる問題点がある。
また、携帯電話等の折り畳み式電子機器の第1の筐体と第2の筐体との間に設けられる電気的接続線は、筐体の折り畳みによって電気的接続線に大きなストレスが作用するのを防止するために、第1の筐体と第2の筐体との間でループを形成して線長を長くすることが行われるが、(2)の樹脂成形の収容部材では、そのようなループを形成することは困難であり、また、水蒸気透過性に乏しいため、筐体内に結露して、筐体内の防水が妨げられるという問題がある。
図1は請求項1に係る発明の原理図である。図において、1は筐体で、左側が筐体1の内部、右側が筐体1の外部である。筐体1には貫通穴3が形成されている。
防水性のチューブ7の両端に筒状をなす端末固定部材9を備えた防水キャップにおける端末固定部材9の内周部9aの壁面には、チューブ7の外周面が水密に取り付けられている。防水性、柔軟性を有するチューブ7は、その内部に電気的接続線5を有している。
端末固定部材9の外周部9bは筐体1の貫通穴3に係脱可能となっており、係合時、貫通穴3に密着するようになっている。
端末固定部材9の外周部9bが筐体1の貫通穴3に係合することにより、筐体1の貫通穴3と端末固定部材9との防水(シール)がなされる。更に、端末固定部材9の内周部9aの壁面にチューブ7の外周面が水密に取り付けられることにより、端末固定部材9とチューブ7との防水がなされる。
請求項2に係る発明は、前記チューブの防水性は、水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有することを特徴とする請求項1に記載の防水キャップである。
尚、このような選択透過性を有する材質としては、多孔質ポリテトラフルオロエチレンがあるが、これに限定するものではない。
請求項3に係る発明は、端末固定部材の内周面の壁面と前記チューブの外周面との取り付けは、熱溶着であることを特徴とする請求項1又は2記載の防水キャップである。
請求項4に係る発明は、端末固定部材の内周部の壁面は、端面から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなるテーパ部(図1において、第1テーパ部9cが該当する)を有することを特徴とする請求項3記載の防水キャップである。
請求項5に係る発明は、端末固定部材の内周部の壁面は、一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部(図1において第1テーパ部9cが該当する)と、他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、第1テーパ部と接続される第2テーパ部(図1において第2テーパ部9dが該当する)とからなることを特徴とする請求項4記載の防水キャップである。
請求項6に係る発明は、筐体の外部から前記筐体の内部へ電気的接続線が接続される電子機器において、前記筐体に設けられた貫通穴と、防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、前記端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する前記チューブの外周面が水密に取り付けられ、外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能な防水キャップとを有することを特徴とする電子機器である。
請求項1に係る発明によれば、防水キャップにおける端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する防水性のチューブの外周面が水密に取り付けられ、外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係合時、前記筐体の貫通穴に水密に嵌合し密着するように構成したことにより、防水キャップの低コスト化を実現できる。
また、防水キャップの端末固定部材とチューブとを取り付けた後に電気的接続線をチューブに挿通することができるので、製造が容易である。
請求項2に係る発明によれば、前記チューブの防水性は、水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有することにより、筐体内部の結露を防止することができる。これにより、筐体内における回路の短絡による誤動作および回路の破損を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、端末固定部材の内周面と前記チューブの外周面との取り付けは、熱溶着であることにより、製造コストが安く、接着等に比べ溶着直後に所望の結合強度を得ることができる。また、請求項2に係る発明でチューブが連続多孔質である場合、溶着するとアンカー効果により簡単にかつ確実に結合することができる。
請求項4に係る発明によれば、端末固定部材の内周面の壁面は、端面から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなるテーパ部を有することにより、円錐状の加熱治具をチューブの内部に挿通し、チューブの外周面を端末固定部材の内周部の壁面に押し付けることにより、容易に端末固定部材の内周部の壁面にチューブの外周面を周方向に沿って連続的に熱溶着することができる。
請求項5に係る発明によれば、端末固定部材の内周部の壁面は、一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部と、他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、前記第1テーパ部と接続される第2テーパ部とからなることにより、熱溶着される箇所は第1テーパ部と第2テーパ部との接続部分となり、熱溶着される位置のばらつきがなくなる。
請求項6に係る発明によれば、筐体に設けられた貫通穴と、防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する防水性のチューブの外周面が水密に取り付けられ、外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能な防水キャップとを有することで、電子機器の低コスト化を実現できる。
また、防水キャップの端末固定部材とチューブとを取り付けた後に電気的接続線をチューブに挿通することができるので、製造が容易である。
次に、本発明を折り畳み電子機器に適用した形態を説明する。最初に、電子機器を図2を用いて説明する。図2に示すように、例えば、携帯電話等の折り畳み電子機器11は、第1の筐体13と第2の筐体15とを有し、ヒンジ(連結構造)17を介して矢印A方向に開閉可能となっている。
図2の分解斜視図である図3に示すように、第1の筐体13内の電子機器と第2の筐体15内の電子機器とは電気的接続線19を介して接続されるようになっている。さらに、第1の筐体13と第2の筐体15との折り畳みによって電気的接続線19に大きなストレスが作用するのを防止するために、第1の筐体13と第2の筐体15との間でループLを形成して線長を長くすることが行われている。
次に、図4、図5を用いて、本形態例の防水構造を説明する。第1の筐体13の防水構造と、第2の筐体15の防水構造とは同一なので、第1の筐体13の防水構造を説明し、第2の筐体15の防水構造の説明は省略する。図4は第1の筐体13の防水構造を説明する分解斜視図、図5は図4の切断線B-Bでの断面図である。
図4に示すように、第1の筐体13には貫通穴21が設けられている。第1の筐体13の内部に接続される電気的接続線19は、防水性、柔軟性を有するチューブ27の内部に遊挿されている。本形態例のチューブ27は、水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有する材質、例えば、多孔質ポリテトラフルオロエチレンを用いた。
端末固定部材29は樹脂製で、その内周部29aの壁面は、端末固定部材29の一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部29cと、端末固定部材29の他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、第1テーパ部29cと接続される第2テーパ部29dとからなっている。そして、第1テーパ部29cと第2テーパ部29dとの接続部分Jと、チューブ27の外周面とが、周方向に沿って連続的に熱溶着され、取り付けられている。
従って、端末固定部材29の内周部29aの壁面にチューブ27の外周面が熱溶着により連続的にかつ水密に取り付けられることにより、端末固定部材29とチューブ27との防水がなされる。
一方、端末固定部材29の外周部29bには、周方向に凹部29eが形成され、この凹部29eには、Oリング等のシール部材31が設けられている。端末固定部材29を第1の筐体13の貫通穴21に係合させると、シール部材31が貫通穴21の内周面と、端末固定部材29の凹部29eとに周方向にわたって密着し、第1の筐体13の貫通穴21と端末固定部材29との防水がなされる。
さらに、本形態例では、貫通穴21は、端末固定部材29が係合する大穴部21aと、端末固定部材29の外周部の大きさより小さく設定された小穴部21bとからなり、端末固定部材29を貫通穴21の大穴部21aに係合させた場合、端末固定部材29の端面が大穴部21aと小穴部21bとの段部21cに当接し、端末固定部材29の位置決めを行うようにしている。
次に、端末固定部材29とチューブ27との熱溶着方法を図6を用いて説明する。図6(a)に示すように、チューブ27を端末固定部材29の一方の端部側から内周部29aに挿入し、端末固定部材29の他方の端部側から、円錐状の加熱治具51をチューブ27の内部に挿通し、チューブ27の外周面を端末固定部材29の内周部29aの壁面に押し付ける。すると、図6(b)に示すように、径が一番小さくなる第1テーパ部29cと第2テーパ部29dとの接続部分Jとチューブ27の外周面とが周方向に沿って連続的に熱溶着される。
なお、本形態例では、端末固定部材29の形状を図7に示すような形状とした。即ち、端末固定部材29の第1テーパ部29cと第2テーパ部29dとの接続部分Jには、その周方向にわたって突起29fを形成した。
更に、図8に示すように、チューブ27の熱溶着される箇所には、その周方向にわたって、熱溶着時に溶融した樹脂が通る微小な穴27fを形成した。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の筐体13の貫通穴21に対して係脱可能な端末固定部材29を用いることにより、低コストの防水構造が実現できる。また、端末固定部材29とチューブ27とを取りけた後に電気的接続線19をチューブ27に挿通することができるので、製造が容易である。
(2)チューブ27の防水性は、水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有することにより、第1の筐体13内部の結露を防止することができる。
(3)端末固定部材29、チューブ27は樹脂製で、端末固定部材29の内周部29aの壁面とチューブ27の外周面との取り付けは、熱溶着であることにより、製造コストが安く、接着に比べ接着等に比べ、溶着直後に所望の取付強度を得ることができる。また、本形態例では、チューブ27が連続多孔質構造である場合、溶着すると端末固定部材の内周部を形成する樹脂が溶融してチューブの空孔部に侵入する、所謂アンカー効果により簡単にかつ確実に結合することができる。
(4)端末固定部材29の内周面の壁面は、端末固定部材29の端面から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部29cを有することにより、円錐状の加熱治具51をチューブ27の内部に挿通し、チューブ27の外周面を端末固定部材29の内周部29aの壁面に押し付けることにより、容易に端末固定部材29の内周部29aの壁面にチューブ27の外周面を周方向に沿って連続的に熱溶着することができる。
(5)端末固定部材29の内周部29aの壁面は、端末固定部材29の一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部29cと、端末固定部材29の他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、第1テーパ部29cと接続される第2テーパ部29dとからなることにより、熱溶着される箇所は第1テーパ部29cと第2テーパ部29dとの接続部分Jとなり、熱溶着される位置のばらつきがなくなる。
(6)第1テーパ部29cと第2テーパ部29dとの接続部分Jには、その周方向にわたって突起29fが形成されていることにより、熱溶着される箇所は突起29fとなる。そして、熱溶着した場合、加熱治具51が突起29fに第1テーパ部29cより先に接触して、溶けた材料が突起29fの基部方向に逃げることができ、加熱治具51が第1テーパ部29cで止まることができるので、多少の第1テーパ部29cの寸法精度が悪くても、確実な熱溶着を得ることができる。
(7)チューブ27の熱溶着される箇所には、その周方向にわたって、熱溶着時に溶融した樹脂が通る微小な穴27fを形成したことにより、熱溶着時に溶融した樹脂がチューブ27の内周まで行き渡り、溶着強度が向上する。
尚、本発明は、上記形態例に限定するものではない。上記形態例は第1の筐体13の防水構造で説明したが、第2の筐体15の防水構造にも適用できる。さらに、本発明の防水構造は、折り畳み電子機器以外の電子機器にも適用できることは言うまでもない。
(付記1)
防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、
前記端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する前記チューブの外周面が水密に取り付けられ、
前記端末固定部材の外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能で、係合時、周方向にわたって前記筐体の貫通穴に密着することを特徴とする防水キャップ。
(付記2)
前記防水性のチューブは、水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有することを特徴とする付記1に記載の防水キャップ。
(付記3)
前記端末固定部材の内周部の壁面と前記チューブの外周面との取り付けは、熱溶着であることを特徴とする付記1又は2記載の防水キャップ。
(付記4)
前記端末固定部材の内周部の壁面は、端面から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなるテーパ部を有することを特徴とする付記3記載の防水キャップ。
(付記5)
前記端末固定部材の内周部の壁面は、
一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部と、
他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、前記第1テーパ部と接続される第2テーパ部と
からなることを特徴とする付記4記載の防水キャップ。
(付記6)
前記第1テーパ部と前記第2テーパ部との接続部分には、その周方向にわたって突起が形成されていることを特徴とする付記5記載の防水キャップ。
(付記7)
前記チューブの熱溶着される部分には、その周方向にわたって、熱溶着時に溶融した樹脂が通る穴を形成したことを特徴とする付記3記載の防水キャップ。
(付記8)
筐体の外部から前記筐体の内部へ電気的接続線が接続される電子機器において、
前記筐体に設けられた貫通穴と、
防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、前記端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する前記チューブの外周面が水密に取り付けられ、外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能な防水キャップと、
を有することを特徴とする電子機器。
請求項1に係る発明の原理図である。 形態例の防水構造が適用された電子機器を示す斜視図である。 図2の分解斜視図である。 図1の第1の筐体の防水構造を説明する分解斜視図である。 図4の切断線B-Bでの断面図である。 図4の端末固定部材とチューブとの熱溶着方法を説明する図である。 図5の端末固定部材の拡大図である。 図4のチューブの熱溶着部を説明する図である。
符号の説明
1 筐体
3 貫通穴
5 電気的接続線
7 チューブ
9 端末固定部材

Claims (6)

  1. 防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、
    前記端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する前記チューブの外周面が水密に取り付けられ、
    前記端末固定部材の外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能で、係合時、周方向にわたって前記筐体の貫通穴に密着することを特徴とする防水キャップ。
  2. 前記防水性のチューブは、
    水は通さず、水蒸気は通す選択透過性を有することを特徴とする請求項1に記載の防水キャップ。
  3. 前記端末固定部材の内周部の壁面と前記チューブの外周面との取り付けは、熱溶着であることを特徴とする請求項1又は2記載の防水キャップ。
  4. 前記端末固定部材の内周部の壁面は、端面から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなるテーパ部を有することを特徴とする請求項3記載の防水キャップ。
  5. 前記端末固定部材の内周部の壁面は、
    一方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなる第1テーパ部と、
    他方の端部から内部に行くに従ってその径が漸次小さくなり、前記第1テーパ部と接続される第2テーパ部と
    からなることを特徴とする請求項4記載の防水キャップ。
  6. 筐体の外部から前記筐体の内部へ電気的接続線が接続される電子機器において、
    前記筐体に設けられた貫通穴と、
    防水性のチューブの両端に筒状をなす端末固定部材を備えた防水キャップであって、前記端末固定部材の内周部の壁面には、内部に電気的接続線を有する前記チューブの外周面が水密に取り付けられ、外周部は、電子機器の筐体に形成された貫通穴に係脱可能な防水キャップと、
    を有することを特徴とする電子機器。
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