JP2005325849A - ヒンジ構造 - Google Patents

ヒンジ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005325849A
JP2005325849A JP2004141821A JP2004141821A JP2005325849A JP 2005325849 A JP2005325849 A JP 2005325849A JP 2004141821 A JP2004141821 A JP 2004141821A JP 2004141821 A JP2004141821 A JP 2004141821A JP 2005325849 A JP2005325849 A JP 2005325849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
waterproof tube
hinge
cases
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004141821A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kawasaki
康彦 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004141821A priority Critical patent/JP2005325849A/ja
Publication of JP2005325849A publication Critical patent/JP2005325849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】 ヒンジ部の防水性を確保できるようにする。
【解決手段】 第1ケース1と第2ケース2とを回動可能に連結するヒンジ部3の内部に接続配線11を挿入する際、この接続配線11が挿入する防水チューブ12の一端部を第1ケース1の取付孔14に取付金具13で密着固定すると共に、この防水チューブ12の他端部を第2ケース2の取付孔14に取付金具13で密着固定した。従って、ヒンジ部3内に水が侵入しても、防水チューブ12によって第1、第2ケース1、2内に水が侵入するのを確実に防ぐことができ、これにより防水性を確保することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯電話機などの電子機器に用いられるヒンジ構造に関する。
従来、携帯電話機においては、表示部を有する第1ケースと、キー入力部を有する第2ケースとをヒンジ部によって回動可能に連結し、このヒンジ部を中心に第1、第2ケースを回動させて互いに重ね合わせて携帯し、また第1、第2ケースを回動させて互いに開いて使用するように構成されている。
このような携帯電話機のヒンジ構造は、ヒンジ部の内部にフレキシブルな配線基板を通し、この配線基板の一端部を第1ケース内に導き、他端部を第2ケース内に導くことにより、第1ケース内の電子回路と第2ケース内の電子回路とを電気的に接続するように構成されている。この場合、フレキシブルな配線基板は、フィルムシートに複数の配線を形成し、ヒンジ部内に配置される部分を渦巻状に丸めてヒンジ部の回動時に渦巻方向に伸縮変形するように構成されている。
特開2004−7218号公報
しかしながら、このような従来のヒンジ構造では、フレキシブルな配線基板をヒンジ部内に配置し、その配線基板の一端部を第1ケース内に挿入すると共に、配線基板の他端部を第2ケースに挿入した構造であるから、ヒンジ部内に水が侵入すると、その水が配線基板に沿って第1、第2ケース内に侵入しやすく、防水性を確保することができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、防水性を確保することができるヒンジ構造を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、第1ケース(1)と第2ケース(2)とを回動可能に連結するヒンジ部(3)と、このヒンジ部の内部を通して前記第1ケース内の電子回路(第1回路基板5)と前記第2ケース内の電子回路(第2回路基板7)とを電気的に接続する接続配線(11)と、前記ヒンジ部の内部に配置されて前記接続配線が内部に挿入され、この状態で一端部が前記第1ケースの取付孔(14)にその内部に開放されて密着固定されると共に、他端部が前記第2ケースの取付孔(14)にその内部に開放されて密着固定された防水チューブ(12)とを備えたことを特徴とするヒンジ構造である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図6に示すように、前記防水チューブ(12)がゴムなどの合成樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ構造である。
請求項3に記載の発明は、図2〜図6に示すように、前記防水チューブ(12)の両端部が取付金具(13、25)によって前記第1、第2ケース(1、2)の各取付孔(14)にそれぞれ圧入固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジ構造である。
請求項1に記載の発明によれば、第1ケースと第2ケースとを回動可能に連結するヒンジ部の内部に接続配線を挿入する際、この接続配線が挿入する防水チューブの一端部を第1ケースの取付孔に密着固定すると共に、この防水チューブの他端部を第2ケースの取付孔に密着固定したので、ヒンジ部内に水が侵入しても、防水チューブによって第1、第2ケース内に水が侵入するのを確実に防ぐことができ、これにより防水性を確保することができる。この場合、第1、第2ケースは、その各内部空間が防水チューブによってつながっているので、第1、第2ケースの各内部空間を大気圧にするための通気膜を第1、第2ケースにそれぞれ独立して設ける必要がなく、第1、第2ケースの一方のみに設ければ良いので、通気構造の簡素化をも図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、防水チューブがゴムなどの合成樹脂からなることにより、ヒンジ部を中心に第1、第2ケースを回動させたときに、防水チューブが伸びたり、捩じれたりしても、防水チューブが自由に屈曲変形するので、ヒンジ部の回動動作によって防水チューブが破損することがなく、耐久性に優れたものを得ることができると共に、ヒンジ部を中心に第1、第2ケースを円滑に開閉することができ、これにより第1、第2ケースの開閉操作性の良いものをも得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、防水チューブの両端部が取付金具によって第1、第2ケースの各取付孔にそれぞれ圧入固定されていることにより、防水チューブの両端部を第1、第2ケースにそれぞれ確実に且つ強固に固定することができ、これにより、より一層、防水性の高いものを得ることができる。この場合、取付金具は防水チューブの各端部が圧入する二重円筒状に形成され、且つ予め第1、第2ケースにインサート成形により一体に形成されていれば、更に気密性の高いものを得ることができると共に、組み立て作業性の良いものを得ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を携帯電話機に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の携帯電話機の斜視図、図2はその携帯電話機のヒンジ構造を示した要部の拡大断面図である。
この携帯電話機は、図1に示すように、第1ケース1と第2ケース2とを備え、これら第1ケース1と第2ケース2とをヒンジ部3によって回動可能に連結し、このヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を回動させて互いに重ね合わせて携帯し、また第1、第2ケース1、2を回動させて互いに開いて使用するように構成されている。
第1ケース1は、図1に示すように、ほぼ長方形の薄い箱形に形成されている。この第1ケース1の対向面、つまり第2ケース2に対向する対向面には、表示部4が設けられており、この第1ケース1の内部には、図2に示すように、表示部4を駆動する第1回路基板5が設けられている。この場合、表示部4は、液晶表示素子やEL(エレクトロルミネッセンス)表示素子などの平面型の表示素子からなり、電話情報などの各種の情報を電気光学的に表示するように構成されている。なお、この第1ケース1の先端部(図1では上辺側の端部)には、通話相手の音声を発するスピーカ部(図示せず)が設けられている。
第2ケース2は、図1に示すように、第1ケース1とほぼ同じサイズで形成され、これにより第1ケース1に重なり合うように構成されている。この第2ケース2の対向面、つまり第1ケース1に対向する対向面には、数字キー、文字キー、通話キー、電源キー、多機能キーなどの各種のキーを備えたキー入力部6が設けられている。また、この第2ケース2の内部には、図2に示すように、キー入力部6からの入力信号を取り込む第2回路基板7が設けられている。なお、この第2ケース2の先端部(図1では下辺側の端部)には、使用者の音声を取り込むマイク部(図示せず)が設けられている。
ヒンジ部3は、図1および図2に示すように、第1ケース1の手前側の基端部(図2では下端部)に設けられた円筒状の第1凸部8と、第2ケース2の前方の基端部(図2では上端部)における両側に設けられた一対の円筒状の第2凸部9と、これら第1、第2凸部8、9を回転可能に取り付ける一対の連結軸10とを備え、第1ケース1の第1凸部8を第2ケース2の一対の第2凸部9間に配置し、この状態で第1凸部8と第2凸部9とを連結軸10でそれぞれ回転可能に取り付けることにより、これら連結軸10を中心に第1、第2凸部8、9が相対的に回転するように構成されている。
このヒンジ部3の内部には、図2示すように、接続配線11が防水チューブ12内を通して配置されている。この接続配線11は、接続細線を複数本束ねた同軸ケーブルであり、その一端部が第1ケース1内の第1回路基板5に第1コネクタ5aを介して電気的に接続され、他端部が第2ケース2内の第2回路基板7に第2コネクタ7aを介して電気的に接続され、これにより第1ケース1内の第1回路基板5と第2ケース2内の第2回路基板7とを電気的に接続するように構成されている。
また、防水チューブ12は、図2および図3に示すように、シリコンゴムなどの弾性を有する軟質の合成樹脂からなり、ヒンジ部3の第1凸部8内に配置され、この状態で一端部が第1ケース1内に開放されて第1ケース1の基端部の取付孔14に取付金具13によって取り付けられていると共に、他端部が第2ケース2内に開放されて第2ケース2の基端部の取付孔14に取付金具13によって取り付けられている。すなわち、取付金具13は、図3に示すように、筒部13aの一端部における外周にリング状の鍔部13bが一体に形成され、図2に示すように、筒部13aが防水チューブ12内に挿入すると共に、この筒部13a内に接続配線11が挿入するように構成されている。
この場合、第1、第2ケース1、2の各基端部には、図2および図3に示すように、防水チューブ12が挿入する取付孔14がそれぞれ第1、第2ケース1、2の内外に貫通して形成されており、この取付孔14の内面には、図3に示すように、気密性を確保する抜け止め用の凹凸部14aが形成されている。また、第2ケース2の取付孔14に対応する第1ケース1の第1凸部8には、図2に示すように、連結軸10を中心に回転するときに接続配線11および防水チューブ12が移動して逃げるための逃がし用の長孔15が回転方向に沿って長く形成されている。
ところで、このような防水チューブ12を第1、第2ケース1、2のうち、例えば第1ケース1に取り付ける場合には、図4に示すように、第1ケース1内に表示部4および第1回路基板5を組み込む前に、防水チューブ12の一端部を第1ケース1に取り付ける。この場合、第1ケース1は、図1および図4に示すように、下ケース16と上ケース17とからなり、これに伴って円筒状の第1凸部8も下ケース16側と上ケース17側とに分割されて形成され、この第1凸部8に対応する下ケース16の端部に図2および図3に示す取付孔14が設けられた構成になっている。
この状態で、防水チューブ12の一端部を第1凸部8内に挿入して、第1ケース1の下ケース16の端部に設けられた取付孔14に挿入すると共に、図2に示すように、取付金具13の筒部13aを下ケース16の内側から防水チューブ12内に圧入する。すると、防水チューブ12が取付金具13の筒部13aによって押し広げられるので、防水チューブ12の外周面が下ケース16の取付孔14の内面に圧接され、これにより防水チューブ12の一端部が第1ケース1の取付孔14内に密着固定される。
これと同様に、防水チューブ12の他端部を第2ケース2の取付孔14内に取付金具13によって密着固定する。なお、この後は、図2に示すように、防水チューブ12内に接続配線11を挿入し、この挿入した接続配線11の一端部を第1ケース1の第1回路基板5に第1コネクタ5aを介して接続すると共に、接続配線11の他端部を第2ケース2の第2回路基板7に第2コネクタ7aを介して接続する。そして、ヒンジ部3の第1凸部8と第2凸部9とを連結軸10によってそれぞれ回転可能に連結する。これにより、第1、第2ケース1、2がヒンジ部3によって回動可能に連結される。
このように、この携帯電話機のヒンジ構造によれば、第1ケース1と第2ケース2とを回動可能に連結するヒンジ部3の内部に接続配線11を挿入する際、この接続配線11が挿入する防水チューブ12の一端部を第1ケース1の取付孔14に取付金具13によって密着固定すると共に、この防水チューブ12の他端部を第2ケース2の取付孔14に取付金具13によって密着固定したので、ヒンジ部3内に水が侵入しても、防水チューブ12によって第1、第2ケース1、2内に水が侵入するのを確実に防ぐことができ、これにより防水性を確保することができる。
この場合、第1、第2ケース1、2は、その各内部空間が防水チューブ12によってつながっているので、第1、第2ケース1、2の各内部空間を大気圧にするための通気膜を第1、第2ケース1、2にそれぞれ独立して設ける必要がなく、第1、第2ケース1、2の一方のみに設ければ良いので、通気構造の簡素化をも図ることができる。
また、防水チューブ12がシリコンゴムなどの合成樹脂からなることにより、ヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を回動させたときに、防水チューブ12が伸びたり、捩じれたりしても、防水チューブ12が自由に屈曲変形するので、ヒンジ部3の回動動作によって防水チューブ12が破損することがなく、耐久性に優れたものを得ることができると共に、ヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を円滑に開閉することができ、これにより第1、第2ケース1、2の開閉操作性の良いものをも得ることができる。
さらに、防水チューブ12は、その両端部が第1、第2ケース1、2の各取付孔14に挿入された状態で、各取付金具13の筒部13aが防水チューブ12の各端部に圧入され、これにより防水チューブ12の各端部が各取付金具13の筒部13aによって押し広げられるので、防水チューブ12の各端部を第1、第2ケース1、2の各取付孔14の内面にそれぞれ圧接させて密着固定することができる。このため、防水チューブ12の両端部を第1、第2ケース1、2にそれぞれ確実に且つ強固に固定することができ、これにより、より一層、防水信頼性の高いものを得ることができる。
(実施形態2)
次に、図5を参照して、この発明を携帯電話機に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この携帯電話機のヒンジ構造は、防水チューブ12をヒンジ部3の第1凸部8から円筒状の連結軸20を通して第2凸部9に挿入し、この状態で防水チューブ12の両端部を第1、第2ケース1、2の各端部にそれぞれ取付金具13によって取り付けた構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、ヒンジ部3は、図5に示すように、第1ケース1の第1凸部8と第2ケース2の第2凸部9とを回動可能に連結する一対の連結軸10、20のうち、一方(図5では右側)の連結軸20が円筒状に形成されている。防水チューブ12は、第1ケース1の第1凸部8内から円筒状の連結軸20内を通して第2ケース2の第2凸部9内に配置され、この状態で防水チューブ12の一端部が取付金具13によって第1ケース1の取付孔14に圧入固定され、その他端部が取付金具13によって第2ケース2の取付孔14に圧入固定されている。
このような携帯電話機のヒンジ構造では、防水チューブ12がヒンジ部3の第1凸部8内から連結軸20を通して第2凸部9内に配置されているので、第1、第2ケースを回動させて開閉するときに、ヒンジ部3の連結軸10、20を中心に第1、第2凸部8、9が相対的に回転すると、防水チューブ12の両端部が第1、第2ケース1、2の各端部に固定された状態で、そのまま相対的に回転移動し、円筒状の連結軸20内に配置された個所の防水チューブ12が捩じれることにより、良好にヒンジ部3の第1、第2凸部8、9を相対的に回転させることができる。
このように、このヒンジ構造によれば、実施形態1と同様の効果があるほか、特にヒンジ部3の連結軸20を通して防水チューブ12の両端部が第1、第2ケース1、2の各取付孔14に取付金具13によってそれぞれ密着固定されているので、実施形態1のように第1ケース1の第1凸部8に逃がし用の長孔15を回転方向に沿って長く形成する必要がない。このため、実施形態1のヒンジ構造よりも、構造が簡単になるばかりか、ヒンジ部3内への水の侵入を軽減することができ、これにより、より一層、防水信頼性の高いものを得ることができる。
なお、上記実施形態1、2では、防水チューブ12の両端部を第1、第2ケース1、2の各基端部に設けられた各取付孔14に圧入固定する取付金具13が筒部13aの外周に鍔部13bを形成した構造であるが、これに限らず、例えば図6に示すような取付金具25で圧着固定する構造でも良い。すなわち、この取付金具25は、筒部26が外筒26aと内筒26bとをからなる二重円筒状に形成され、その一端部(同図では上端部)に位置する外筒26aと内筒26bとの間が塞がれ、他端部(同図では下端部)が開放され、この開放された他端部から外筒26aと内筒26bとの間に防水チューブ12の端部が挿入するように構成されている。
この場合、取付金具25は、筒部26の開放された他端部側(図6では下端部側)に位置する外筒26aの外周にリング状の鍔部27が形成され、この他端部から外筒26aと内筒26bとの間に防水チューブ12の端部が挿入した状態で、筒部26が第1、第2ケース1、2の各取付孔14に圧入することにより、防水チューブ12の端部が外筒26aと内筒26bとの間に挟まれて圧着するように構成されている。なお、筒部26の外筒26aと内筒26bとの各対向面には、気密性を確保する抜け止め用の凹凸部26cがそれぞれ設けられていることが望ましい。
このような取付金具25では、二重円筒構造の筒部26の外筒26aと内筒26bとの間に防水チューブ12の端部を挿入し、この状態で筒部26を第1、第2ケース1、2の各取付孔14に圧入することにより、防水チューブ12の端部を外筒26aと内筒26bとの間に挟み付けて圧着するので、実施形態1、2と同様、防水チューブ12を第1、第2ケース1、2に確実に且つ強固に固定することができると共に、実施形態1よりも、防水チューブ12の取付作業が簡単で容易にできるほか、外筒26aと内筒26bとの一端部が塞がれていることにより、極めて防水性の高いものを得ることができる。
また、上記実施形態1、2およびその変形例では、取付金具13、25を第1、第2ケース1、2に対してそれぞれ別々に形成したが、これに限らず、インサート成形によって第1、第2ケース1、2にそれぞれ一体に形成しても良い。このように構成すれば、インサート成形により取付金具13、25が第1、第2ケース1、2に一体化されているので、防水信頼性を更に高めることができるほか、部品点数を削減でき、部品管理が容易になり、これにより組み立て作業の簡素化をも図ることができる。
なおまた、上記実施形態1、2およびその各変形例では、電子機器として携帯電話機に適用した場合について述べたが、これに限らず、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)など、他の電子機器にも適用することができる。
この発明を適用した携帯電話機の斜視図である。(実施形態1) 図1の携帯電話機のヒンジ構造を示した要部の拡大断面図である。 図2の防水チューブを第1、第2ケースの取付孔に取り付ける取付金具を示した要部の分解断面図である。 図2の防水チューブを第1ケースの下ケースに取り付けた状態を示した斜視図である。 この発明を適用した携帯電話機におけるヒンジ構造を示した要部の拡大断面図である。(実施形態2) 防水チューブを第1、第2ケースの取付孔に取り付ける取付金具の変形例を示した要部の分解断面図である。
符号の説明
1 第1ケース
2 第2ケース
3 ヒンジ部
4 表示部
5 第1回路基板
6 キー入力部
7 第2回路基板
8 第1凸部
9 第2凸部
10、20 連結軸
11 接続配線
12 防水チューブ
13、25 取付金具
14 取付孔

Claims (3)

  1. 第1ケースと第2ケースとを回動可能に連結するヒンジ部と、
    このヒンジ部の内部を通して前記第1ケース内の電子回路と前記第2ケース内の電子回路とを電気的に接続する接続配線と、
    前記ヒンジ部の内部に配置されて前記接続配線が内部に挿入され、この状態で一端部が前記第1ケースの取付孔にその内部に開放されて密着固定されると共に、他端部が前記第2ケースの取付孔にその内部に開放されて密着固定された防水チューブと
    を備えたことを特徴とするヒンジ構造。
  2. 前記防水チューブは、ゴムなどの合成樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ構造。
  3. 前記防水チューブの両端部は、取付金具によって前記第1、第2ケースの各取付孔にそれぞれ圧入固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジ構造。

JP2004141821A 2004-05-12 2004-05-12 ヒンジ構造 Pending JP2005325849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141821A JP2005325849A (ja) 2004-05-12 2004-05-12 ヒンジ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141821A JP2005325849A (ja) 2004-05-12 2004-05-12 ヒンジ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005325849A true JP2005325849A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35472367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004141821A Pending JP2005325849A (ja) 2004-05-12 2004-05-12 ヒンジ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005325849A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216687A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Fujitsu Ltd 防水キャップ及び電子機器
JP2008244422A (ja) * 2007-02-28 2008-10-09 Nok Corp シール構造体
WO2009107480A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 住友電気工業株式会社 細径同軸ケーブルハーネスおよびその接続構造
WO2010026827A1 (ja) * 2008-09-02 2010-03-11 Nok株式会社 モバイル防水機器及びその製造方法
JP2010088140A (ja) * 2008-09-02 2010-04-15 Nok Corp モバイル防水機器
JP2010097851A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 細径同軸ケーブルハーネス及びその接続構造
JP2010141377A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 配線の防水構造、及び電子機器
JP2010263298A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Panasonic Corp 防水型携帯端末
JP2010278616A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP2011018859A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd シール構造体
JP2011035089A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd シール構造体の製造方法
JP2011055296A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
JP2012033850A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Itei Kofun Yugenkoshi 防水セクションを有する結束フレキシブル配線
CN102385950A (zh) * 2010-09-06 2012-03-21 易鼎股份有限公司 具有防水区段的束状软性电路排线
JP2012165001A (ja) * 2012-04-12 2012-08-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 配線体の配設構造、携帯電話、および配線部品
JP2012167795A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Nec Corp 防水部材、防水部材を備える携帯電子機器、及び防水方法
KR200464835Y1 (ko) 2010-02-26 2013-01-21 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 세경 동축 케이블 하니스 및 세경 동축 케이블 하니스로 접속된 하우징
JP2013038220A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Yamaha Corp 操作子装置及び電子楽器
CN112739098A (zh) * 2020-12-25 2021-04-30 中航光电科技股份有限公司 一种转轴处过线缆的防淋雨结构

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4504213B2 (ja) * 2005-02-02 2010-07-14 富士通株式会社 防水キャップ及び電子機器
JP2006216687A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Fujitsu Ltd 防水キャップ及び電子機器
JP2008244422A (ja) * 2007-02-28 2008-10-09 Nok Corp シール構造体
WO2009107480A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 住友電気工業株式会社 細径同軸ケーブルハーネスおよびその接続構造
TWI398064B (zh) * 2008-02-29 2013-06-01 Sumitomo Electric Industries 細徑同軸纜線線束及其接續構造
US20110069913A1 (en) * 2008-09-02 2011-03-24 Nok Corporation Waterproofing device for mobile apparatus and method of manufacturing the same
WO2010026827A1 (ja) * 2008-09-02 2010-03-11 Nok株式会社 モバイル防水機器及びその製造方法
JP2010088140A (ja) * 2008-09-02 2010-04-15 Nok Corp モバイル防水機器
KR101578658B1 (ko) 2008-09-02 2015-12-18 니폰 메크트론 가부시키가이샤 모바일 방수 기기 및 그 제조 방법
US8726484B2 (en) 2008-09-02 2014-05-20 Nippon Mektron, Ltd. Waterproofing device for mobile apparatus and method of manufacturing the same
JP2010087466A (ja) * 2008-09-02 2010-04-15 Nok Corp モバイル防水機器及びその製造方法
JP2010097851A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 細径同軸ケーブルハーネス及びその接続構造
JP2010141377A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 配線の防水構造、及び電子機器
JP2010263298A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Panasonic Corp 防水型携帯端末
JP2010278616A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP2011018859A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd シール構造体
JP2011035089A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd シール構造体の製造方法
JP2011055296A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
KR200464835Y1 (ko) 2010-02-26 2013-01-21 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 세경 동축 케이블 하니스 및 세경 동축 케이블 하니스로 접속된 하우징
JP2012033850A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Itei Kofun Yugenkoshi 防水セクションを有する結束フレキシブル配線
EP2416463A3 (en) * 2010-08-02 2013-09-25 Advanced Flexible Circuits Co., Ltd. Bundled flexible circuit board based flat cable with water resistant section
US8546697B2 (en) 2010-08-02 2013-10-01 Advanced Flexible Circuits Co., Ltd. Bundled flexible circuit board based flat cable with water resistant section
CN102385950A (zh) * 2010-09-06 2012-03-21 易鼎股份有限公司 具有防水区段的束状软性电路排线
JP2012167795A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Nec Corp 防水部材、防水部材を備える携帯電子機器、及び防水方法
JP2013038220A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Yamaha Corp 操作子装置及び電子楽器
JP2012165001A (ja) * 2012-04-12 2012-08-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 配線体の配設構造、携帯電話、および配線部品
CN112739098A (zh) * 2020-12-25 2021-04-30 中航光电科技股份有限公司 一种转轴处过线缆的防淋雨结构
CN112739098B (zh) * 2020-12-25 2022-03-29 中航光电科技股份有限公司 一种转轴处过线缆的防淋雨结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005325849A (ja) ヒンジ構造
US9912138B2 (en) Waterproof structure for portable terminal
US7466558B2 (en) Portable electronic device
EP1339203A2 (en) Rotary structure for relaying signals
JP4438628B2 (ja) 電子機器
WO2010087141A1 (ja) 電子機器
JP4325953B2 (ja) 携帯端末装置
JP5288466B2 (ja) 配線の防水構造、及び電子機器
JP2008289103A (ja) 携帯電子機器
JP2010130581A (ja) 携帯端末装置
KR100630127B1 (ko) 보조 표시부를 구비한 폴더 타입 무선 단말기 및 보조표시부 구동방법
WO2013084992A1 (ja) 防水構造、防水方法、及び、これらを用いた電子機器
JPH06326425A (ja) フレキシブルプリント基板の保護構造
JP2011188135A (ja) 携帯通信端末
JP5381855B2 (ja) 取り付け部品ユニット及び携帯端末装置
JP3989453B2 (ja) 中間ユニット及びその製造方法
JP2008192536A (ja) 携帯端末の端子カバー及びそれを備えた携帯端末
JP2008085140A (ja) 電子機器の防水構造
JP4051297B2 (ja) 携帯端末装置
JP4143577B2 (ja) ヒンジ部隠蔽キャップ、ヒンジ構造及び携帯端末
JP2006041139A (ja) 電子装置
JP4643732B2 (ja) 携帯端末装置
JP3733016B2 (ja) 携帯型電子機器
JP5991569B2 (ja) 防水部材、防水部材を備える携帯電子機器、及び防水方法
JP2010021173A (ja) 配線体,接続構造および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060209

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070131

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091009

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091028

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091120