JP5288466B2 - 配線の防水構造、及び電子機器 - Google Patents
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Description
(実施形態1)
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として折畳み式携帯電話を開いた状態を示したもので、1は第1筐体、2は第2筐体、3はヒンジ部である。第1筐体1と第2筐体2はヒンジ部3を介して折り畳み可能(開閉可能)に結合されている。
図9は配線の防水構造の実施形態2を示したもので、前述した実施形態1と同様、21は下ケース、22は上ケース、26はカバー、27は差し込み孔、31はヒンジケース、32はヒンジユニット、33・34はヒンジカバー、5は防水チューブ、6は差し込み管、7はOリングである。
図10は配線の防水構造の実施形態3として配線4を通した防水チューブ5の端部に補助管9を差し込んだ状態を示したものである。
図13は配線の防水構造の実施形態4として防水チューブ5の端部構造を示したもので、9は補助管、91はフランジ部であって、53はシールリング部材、54はシールリングである。
図14は配線の防水構造の実施形態5として防水チューブ5の一端部に補助管9を差し込んで一方の筐体2の差し込み孔27に差し込んだ状態と、防水チューブ5の他端部を他方の筐体1の差し込み孔17に差し込んで補助管9を差し込んだ状態を示したものである。
図17は配線の防水構造の実施形態6として2軸ヒンジユニットへの適用例を示したもので、防水チューブ5をヒンジユニット32の中空回転軸35に通すとともにヒンジケース31の中空ヒンジ軸36に通した状態である。
すなわち、図18(a)に示すように、防水チューブ5の大径部55をヒンジユニット32の中空回転軸35に挿入する。この際、図18(b)及び図18(c)に示すように、防水チューブ5の大径部55を横から二つ折りのように曲げて中空回転軸35に挿入する。同様にして、防水チューブ5の大径部55をヒンジユニット32の中空回転軸35に通す。
すなわち、チューブ片端がインサートの挿し込みの場合にもう一方の端もインサートにすると、ヒンジの中空穴を通す為に大きな穴が必要になり、サイズアップを招いてしまう。
そこで、以上のように、チューブをつぶしてヒンジの穴を通すことで、サイズを抑えて防水チューブの使用を実現する。
図19は図17の矢印B部の変形例を示したもので、前記第1筐体1の上ケース12の差し込み孔17に、防水チューブ5の一端部の大径部55を差し込んでから、その大径部55内に補助管9を圧入して、その外周のシールリング56を差し込み孔17に圧接させるとともに、差し込み孔17の周囲に補助管9のフランジ部91を当接させている。
なお、以上の実施形態においては、折畳み式携帯電話としたが、スライド式携帯電話であってもよい。
さらに、実施形態では、携帯電話としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラ、PDA、ノートパソコン、ウェアラブルパソコン、電卓、電子辞書など、防水チューブによる配線の防水構造を備えた機器全てに用いることができる。
また、補助管の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
(付記1)
二つの筐体の電子部品を接続する配線を防水チューブに通す防水構造において、
前記二つの筐体に各々形成した差し込み孔に防水を図ってそれぞれ差し込まれた差し込み管と、
前記差し込み管を差し込んだ状態の前記防水チューブの端部が差し込まれる補助管と、を備えることを特徴とする配線の防水構造。
(付記2)
前記防水チューブの端部は、前記差し込み管の外周面と前記補助管の内周面とで挟み込まれることを特徴とする付記1に記載の配線の防水構造。
(付記3)
前記二つの筐体はヒンジ部を介して折り畳み可能に連結され、
前記ヒンジ部を構成する中空ヒンジ軸の端部が前記補助管を兼ねることを特徴とする付記1または2に記載の配線の防水構造。
(付記4)
二つの筐体の電子部品を接続する配線を防水チューブに通す防水構造において、
前記二つの筐体に各々形成した差し込み孔にそれぞれ挿入可能な補助管を備え、
前記防水チューブの端部に前記補助管を差し込んだ状態で、前記差し込み孔に前記防水チューブの端部を差し込んだことを特徴とする配線の防水構造。
(付記5)
二つの筐体の電子部品を接続する配線を防水チューブに通す防水構造において、
前記二つの筐体に各々形成した差し込み孔にそれぞれ挿入可能な補助管を備え、
前記差し込み孔に差し込んだ状態の前記防水チューブの端部に前記補助管を差し込んだことを特徴とする配線の防水構造。
(付記6)
前記防水チューブの端部は、前記補助管の外周面と前記差し込み孔の内周面とで挟み込まれることを特徴とする付記4または5に記載の配線の防水構造。
(付記7)
前記補助管は、前記防水チューブの端部に差し込んだ状態にインサート形成されていることを特徴とする付記4または6に記載の配線の防水構造。
(付記8)
前記防水チューブの端部外周面にシールリングが一体に形成されていることを特徴とする付記4から7のいずれか一つに記載の配線の防水構造。
(付記9)
前記防水チューブの端部外周面にシールリング部材がインサート形成されていることを特徴とする付記4から7のいずれか一つに記載の配線の防水構造。
(付記10)
付記1から9のいずれか一つに記載の配線の防水構造を備えることを特徴とする電子機器。
17 差し込み孔
2 第2筐体
27 差し込み孔
3 ヒンジ部
31 ヒンジケース
32 ヒンジユニット
35 中空ヒンジ軸
36 中空ヒンジ軸
4 配線
5 防水チューブ
51 長円形部
52 シールリング
53 シールリング部材
54 シールリング
55 大径部
56 シールリング
6 差し込み管
7 Oリング
8 補助管
9 補助管
Claims (3)
- 二つの筐体の電子部品を接続する配線を防水チューブに通す防水構造において、
前記二つの筐体に各々形成した差し込み孔に防水を図ってそれぞれ差し込まれた差し込み管と、
前記差し込み管を差し込んだ状態の前記防水チューブの端部が差し込まれる補助管と、を備え、
前記二つの筐体はヒンジ部を介して折り畳み可能に連結され、
前記ヒンジ部を構成する中空ヒンジ軸の端部が前記補助管を兼ねることを特徴とする配線の防水構造。 - 前記防水チューブの端部は、前記差し込み管の外周面と前記補助管の内周面とで挟み込まれることを特徴とする請求項1に記載の配線の防水構造。
- 請求項1又は2に記載の配線の防水構造を備えることを特徴とする電子機器。
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