JP2006213334A - 詰め替え用パウチ - Google Patents

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慶士 永島
Tsutomu Iwamoto
努 岩本
Yutaka Ito
裕 伊藤
Yasushi Otsuka
康司 大塚
Yoshitaka Aoki
敬隆 青木
Wakako Yoshimura
和佳子 吉村
Yasunori Motosawa
安典 本澤
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Abstract

【課題】起泡性の液体組成物を内容物とした場合でも泡立つことなく充填適性に優れ、注出口部の開封性や開口性がよく、注出の途中で注出口部が閉塞することもなく、注出の最終段階でも液溜まりを発生することがなく、スムーズに内容物をボトルなどに移し替えできる詰め替え用パウチを提供する。
【解決手段】 パウチの上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部8が、両側の切り欠き部により突出する形状に設けられると共に、該注出口部の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線10とその端部にノッチ11が設けられ、更に、該注出口部の上側の側部のヒートシール部7aから注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部は、内容物の充填前の段階では未シールの開口部とし、前記液体組成物の充填後にヒートシールして密封するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、詰め替え用パウチに関し、特に、起泡性を有する内容物の充填適性が改善されると共に、内容物を使用する際には、口径の小さいボトルなどに対して、安全且つ容易に最後まで無駄なく移し替えられるようにした詰め替え用パウチに関する。
従来、流動性を有する液状内容物を、ボトルなどの他の容器に移し替えて使用するための、内容物を密封包装した詰め替え用の容器が知られている。このような詰め替え用容器は、内容物の他の容器への移し替えを容易に且つ安全に行えると同時に、安価で空容器が嵩張らず使用後の廃棄処理なども容易に行えることが望ましく、例えば、(1)スタンディングパウチ形式の袋の上部にプラスチックの成形体による注出口を取り付けた自立袋、或いは、(2)スタンディングパウチ形式の袋の上部に外周をヒートシールしてなる狭い幅の注出口部を設けた自立袋などが多用されてきた。
しかしながら、上記(1)のプラスチックの成形体による注出口を取り付けた自立袋は、注出口が保形性に優れるため、内容物の移し替えを容易に且つ安全に行える点では好ましいが、注出口の製造及びその取り付け工程が付加されコストアップになると共に、空袋が注出口の取り付け部で嵩張るため、内容物充填の際、充填装置における空袋の供給が厄介になり生産性を低下させる問題があった。また、内容物の充填自体も、通常は注出口を利用して行われるため、専用の充填装置が必要となり、この点でもコストアップの要因となっていた。更に、注出口が硬いため輸送中などに袋の積層フィルムが傷つけられる問題もあった。
これに対して、上記(2)のスタンディングパウチ形式の袋の上部に外周をヒートシールしてなる狭い幅の注出口部を設けた自立袋は、注出口部を袋の積層フィルムで形成しているので、その開口部の保形性は、(1)のプラスチックの成形体による注出口を取り付けた自立袋と比較して劣るものの、別部材の注出口を製造して取り付ける必要がなく、材料費の低減と製造工程の簡略化が可能で、生産性もよく低コストで製造できる点で優れている。さらに、このような形態の詰め替え用容器について、できるだけコストアップを抑えながら、注出口部の開封性や開口性などを改善し、内容物のボトル等への移し替え適性を向上させることが希求されている。
このような要望に応えるため、特に自立袋などの袋の上部に設ける注出口部の形状を、種々研究し改善した詰め替え用パウチが提案されている。
具体例として、例えば、(A)パウチの上部のコーナー部に、外周、 即ち、先端部、両側部及び両肩部がヒートシールされてなる上方に突出する形状の注出口部が設けられ、且つ、該注出口部の両側に切り欠き部が設けられ、更に、該注出口部を開封するための切り取り線が、注出口部の両側の肩部と側部のヒートシール部の内側ラインの中間点同士間を結ぶ直線を底辺として注出口部の先端部側に形成され、頂角が直角で頂点が注出口部の中心線上にある三角形の頂点を通るか、または頂点より下の位置を通るように設定されていることを特徴とする詰め替え用パウチが開示されている(特開2000−6991号公報:特許文献1参照)。
また、(B)積層フィルムを袋状にヒートシールして形成され、上部のコーナー部に、外縁部がヒートシールされ両側に切り欠き部が設けられ斜め外側上方に向く狭い巾の注出口部が設けられたパウチにおいて、該注出口部の両側のヒートシール部の内側ラインが、注出口部の先端側から基部にかけて通液路の両側で平行または先細り角度(α)が10°以下の傾斜をもつように形成され、更に、注出口部の基部で外側に折り返され、一方はパウチの上端に、もう一方はパウチの側端に向けて、いずれも折り返し角度(β)が45°〜65°の鋭角をなす形状に形成され、また、両側の積層フィルムの少なくとも注出口部の通液路を含む領域に外側に凸状となる膨らみ部が設けられていることを特徴とする詰め替え用パウチが開示されている(特開2004−1867号公報:特許文献2参照)。
前記の特開2000−6991号公報に開示された詰め替え用パウチによれば、パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際、注出口部の先端部を切り取り線に従って切り取ることにより、容易に注出口部が開口し、その注出口部を容器の口部に差し込むようにして内容物を注出することができるので、注出口部の容器の口部への固定性もよく、また、注出の途中で開口した注出口部が閉塞することもなく、安全且つ容易に内容物を移し替えることができる。
しかし、このような詰め替え用パウチでも、パウチの上部のコーナー部に、前記形状の注出口部をヒートシールにより設けているので、内容物の充填口には、前記特開2000−6991号公報の図1〜図3にも示されるように、注出口部5の横の上部シール部12の部分が使用されており、この幅が狭いため内容物の充填適性には劣っていた。また、内容物の充填は、充填口の大きさに適合した充填装置を使用して行われるため、詰め替え用パウチの充填口が狭いと、口径の小さい注出口を使用して内容物が充填される。特に、ハンドソープ等の泡立ち易い起泡性の液体組成物を容器の内容物として詰め替え用パウチに充填する場合、小径の注入口から起泡性の液体組成物を充填すると詰め替え用パウチ内に気泡が発生するといった問題があった。このため、起泡性の液体組成物を充填する際は、充填速度を下げたりして詰め替え用パウチ内に気泡が発生しないようにしなければならず、充填効率が低下することがあった。
また、注出口部の両側のヒートシール部のうち、特に上側のヒートシール部は、前記特開2000−6991号公報の図1〜図3にも示されるように、その内側ラインが注出口部5の側部7から肩部8にかけて、最初は斜め下向きに形成され続いて略水平方向に形成された後、パウチの上端、即ち、上部シール部12に向けて略垂直に上方に折り返される形状に形成されているため、折り返された略垂直方向のヒートシール部と水平方向の上部シール部12とが交わる部分には角部が形成され、この角部が、内容物注出の最終段階でパウチを注出口部5が下を向くように傾けた時、液溜まりを形成するようになり内容物の残量が増す問題を引き起こしていた。
この問題は、内容物の粘度が低い場合は比較的流出させやすいのでそれほど問題にはならないが、内容物の粘度が比較的高い場合には、前記角部に滞留する内容物が流出しにくくなり、パウチをしごいて絞り出すとしてもその操作が煩わしくなり、結果として内容物の残量が増し、内容物の無駄を増加させる問題があった。
また、前記特開2004−1867号公報に開示された詰め替え用パウチによれば、パウチに充填された内容物をボトルなどの口径の小さな容器に移し替える際にも、注出口部をその先端部を切り取って開封することにより、自然に注出口部がその部分に設けられた膨らみ部により保形性よく開口すると共に、ボトルの口部に十分な深さで差し込むことができ、更に、内容物の注出の途中で、開口した注出口部が閉塞することも防止できるので、安全且つ容易に内容物を移し替えることができる。
しかし、この詰め替え用パウチの場合も、前記特開2000−6991号公報に開示された詰め替え用パウチと同様に、パウチの上部のコーナー部には前記形状の注出口部がヒートシールにより設けられているので、内容物の充填口には、前記特開2004−1867号公報の図1、図2、図5、図6、図8に示されるように、注出口部10の横の上部シール部13の部分が使用されており、この部分の幅が狭いため内容物の充填適性には劣っていた。従って、前記特開2000−6991号公報に開示された詰め替え用パウチと同様、起泡性の液体組成物を充填する際は、充填速度を下げたりして詰め替え用パウチ内に気泡が発生しないようにしなければならず、充填効率が低下することがあった。
また、前記特開2004−1867号公報の図1〜図9にも示されるように、注出口部10の両側のヒートシール部は、その内側ラインが注出口部の先端側から基部にかけて通液路の両側で平行または先細り角度(α)が10°以下の傾斜をもつように形成され、更に、注出口部の基部でそれぞれ外側に折り返され、一方はパウチの上端に、もう一方はパウチの側端に向けて、いずれも折り返し角度(β)が45°〜65°の鋭角をなす形状に形成されているので、特に注出口部10の両側部のヒートシール部のうち、上側の側部のヒートシール部は、その内側ラインが注出口部10の先端側から基部にかけて斜め下向きに形成された後、パウチの上端、即ち、上部シール部13に向けて上方に折り返される形状に形成されているため、折り返されたヒートシール部と水平方向の上部シール部13とが交わる部分には、前記特開2000−6991号公報に開示された詰め替え用パウチの場合と同様に、角部が形成され、この角部が、内容物注出の最終段階でパウチを注出口部10が下を向くように傾けた時、液溜まりを形成するようになり内容物の残量が増す問題があり、内容物の移し替え適性の点でも必ずしも満足できるものではなかった。
特開2000−6991号公報 特開2004−1867号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、液状の内容物を密封包装し、内容物を使用する際には、ボトルなどの他の容器に移し替えて使用する自立袋形式で、ヒートシールにより注出口部が設けられた詰め替え用パウチの分野において、特に、起泡性の液体組成物を内容物とした場合でも内容物が泡立つことなく充填適性に優れ、注出口部の開封性や開口性がよく、内容物注出の途中で注出口部が閉塞することもなく、また、注出の最終段階でも液溜まりを発生することがなく、最後まで安全且つスムーズに内容物をボトルなどに移し替えることのできる詰め替え用パウチを生産性よく提供することである。
本発明による詰め替え用パウチは、液体組成物を密封包装する、自立袋形式のパウチであって、
該パウチの上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部が、両側の切り欠き部により突出する形状に設けられると共に、該注出口部の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線とその端部にノッチが設けられ、
更に、該パウチの注出口部を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、該注出口部の先端部のヒートシール部を除いて、該注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部は、内容物の充填前の段階では未シールの開口部とし、前記液体組成物の充填後にヒートシールして密封するようにしたことを特徴とするものである。
本発明において、自立袋形式のパウチは、自立性を有する形式のパウチであれば特に制限はなく、なかでもスタンディングパウチと呼ばれる形式のパウチは自立性に優れる点で特に好ましい。これはパウチの底部を、前後の壁面の積層フィルムの下部の間に、底面フィルムを内側に折り返して挿入して形成されるガセット部を有する形式で形成し、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍には半円形などのスポット状の底面フィルム切り欠き部を設けておいて、そのガセット部を内側が両側から中央部にかけて湾曲線状などで凹状となる船底形などのシールパターンでヒートシールして形成するものであり、パウチの底部をこのように形成することにより、内容物を充填した際、パウチの底部が前後に大きく広がりフラットに近い底面が形成されると共に、底部の外周にはヒートシール部による脚部が形成されるので、 パウチに優れた自立性が付与されるものである。
本発明の詰め替え用パウチによれば、パウチの注出口部を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、注出口部の先端部のヒートシール部を除いて、注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部を、起泡性の液体組成物の充填前の段階では未シールの開口部としているので、この部分を起泡性の液体組成物の充填口に使用することができる。すなわち、通常は、少なくとも注出口部の上側の側部までが内容物(起泡性の液体組成物)の充填前にヒートシールされているのに対して、それよりも広い幅の開口部を内容物の充填口に使用できるようになる。従って、大口径の注入口を有する充填シール装置を使用できるため充填時の泡立ちも起こらず、充填適性を大幅に向上させることができる。
また、パウチが自立袋形式であるため、前記のようなスタンディングパウチ形式のパウチとすることにより、内容物を充填シールしたパウチは優れた自立性を有し、取り扱いが容易であると同時に容量の割にコンパクトに包装することができる。
本発明においては、前記注出口部の上側の側部のヒートシール部が、該注出口部の先端部近傍の開封位置から該パウチの注出口部を設けていない側の側部まで緩やかに下がる形状に形成されていることが好ましい。充填された内容物を口径の小さいボトルに詰め替える際にも、パウチの上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部が、両側の切り欠き部により突出する形状に設けられると共に、該注出口部の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線とその端部にノッチが設けられているので、ノッチを始点としてハーフカット線に沿って容易に引き裂いて注出口部を開封することができ、また、開封された注出口部をボトルの口部に容易に差し込んで内容物を安全に注出することができる。そして、注出の最終段階でパウチを大きく傾けた時でも、注出口部の上側の側部のヒートシール部が、注出口部の先端部近傍の開封位置からパウチの注出口部を設けていない側の側部まで緩やかに下がる形状に形成されているので、途中に内容物の液溜まりを発生させることがなく、比較的粘度の高い内容物でも最後まで無駄なく詰め替えることができる。
また、本発明においては、前記ノッチが、前記注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部までの間に設けられてなり、I型の以外の形状を有することが好ましい。内容物の充填前にヒートシールされていない部分にノッチを設けることにより、内容物充填の際にノッチ部分が引き裂かれることがなくなる。またノッチをI型以外の形状とすることにより、積層フィルムをヒートシールしてパウチを製造する際に、表裏のフィルムが多少ずれてもノッチを形成することができる。
本発明の詰め替え用パウチは、注出口部を含むパウチの上部の構成に特徴を有するものであり、上部を除く胴部および底部の構成は、通常のスタンディングパウチと同様な構成でよく、積層フィルムが好適に使用できる。パウチ本体および注出口部とも積層フィルムをヒートシールして形成することにより、注出口部にプラスチックの成形体などの注出口を用いず、低コストで製造でき、且つ、パウチの注出口部が嵩張ることもない。したがって、充填装置における空パウチの供給適性が損なわれることがなく、また、その輸送、保管、および使用後の廃棄処理などを効率よく行うことができる。
スタンディングパウチは、通常、その底部を前後の壁面フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折り返して挿入してなるガセット部を有する形式で形成し、そのガセット部を、内側が両側から中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形のシールパターンの底部シール部でヒートシールして形成しているが、本発明の詰め替え用パウチでは、底部シール部のシールパターンは、自立性を付与できる形状であれば特に限定はされず、上記のシールパターンのほか、例えば、内側の中央部が所定の幅で低く、その両端からパウチの両側の側部まで傾斜をもって直線状に高くなる形状のシールパターンなど任意の形状に形成することができる。
また、本発明の詰め替え用パウチに用いる積層フィルムとしては、主にプラスチックを主体とする積層フィルムが用いられ、簡単な構成では、基材フィルム層にシーラント層を積層した構成の積層フィルムが用いられるが、パウチに充填される内容物や、内容物充填後の加熱処理の有無などの使用条件、或いは、水蒸気その他のガスバリヤー性、遮光性、各種の機械的強度など必要とされる性能に応じて、更に上記基材フィルム層とシーラント層との間などに水蒸気その他のガスバリヤー層や、遮光層、強度向上層などを積層した構成の積層フィルムを使用することができる。
上記基材フィルム層や水蒸気その他のガスバリヤー層、遮光層、強度向上層、シーラント層などは、それぞれを単独の層で形成してもよいが、複数の層を積層して形成することもできる。
前記基材フィルム層には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルの二軸延伸フィルムのほか、ナイロン6、ナイロン66、MXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)などのポリアミドの二軸延伸フィルム、そして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムなどを好適に使用することができる。
これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて積層して使用することもできる。
前記ガスバリヤー層としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル(PAN)などのフィルムのほか、アルミニウム箔、或いは、シリカ、アルミナ、アルミニウムなどの蒸着層やPVDCの塗膜層を設けた二軸延伸ナイロンフィルム(ONフィルム)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)などを使用することができる。
これらのうち、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着層を設けたフィルムは、不透明であるため遮光層を兼ねることもできる。
前記強度向上層としては、前記基材フィルムのいずれかを適宜追加積層してもよく、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを防湿層を兼ねて積層することもできる。
前記基材フィルム層とガスバリヤー層、遮光層、強度向上層との積層には、公知のドライラミネーション法または押し出しラミネーション法(サンドイッチラミネーション法)を用いることができる。
前記シーラント層には、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L・LDPE)のほか、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、ポリプロピレンまたはその共重合体などを使用することができる。
シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム状に製膜し、ドライラミネーション法または押し出しラミネーション法で積層する方法、或いは、上記の樹脂を押し出しコートして積層する方法などを採ることができる。但し、内容物がシーラント層に浸透しやすいものの場合は、ドライラミネーション法で積層することが好ましい。
本発明の詰め替え用パウチは、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ等の、化粧品、食品用洗剤、住宅用洗剤、衣類用液体洗剤、柔軟剤、ないし液体漂白剤等の液体製品全般に使用することができるが、特に、起泡性の液体組成物をその内容物とすることが好ましく、本発明の詰め替え用パウチは起泡性の液体組成物を充填する際に適した構造を有するものである。
上記の液体製品は界面活性剤を含有するものが多く、液体製品をパウチ内に充填する際の泡立ちが問題となる。本発明においては、界面活性剤の含有量が5重量%以上の液体組成物をその内容物とする場合に適している。すなわち、界面活性剤の含有量が5重量%以上の液体組成物は、一般に充填時の泡立ちの問題が顕著となるため、本発明の詰め替え用パウチに好適に使用でき、本発明にあっては、このような起泡性の液体組成物を充填する際にも泡立ちの問題が生じない。内容物としての液体組成物の界面活性剤の含有量は、10重量%以上であることがより好ましい。10重量%以上の界面活性剤を含む液体組成物は、より泡立ちが顕著となるため、本発明の詰め替え用パウチに好適に使用できる。なお、詰め替えパウチに充填される液体組成物の泡立ち性は起泡力により評価することができる。ここで、起泡力とはJIS K3362に準拠した試験方法により測定されるものである。充填される液体組成物の起泡力が25℃において30mm以上であると充填時に泡立つ傾向にあり、このような液体組成物を充填する際に、本発明による詰め替えパウチを好適に使用することができる。特に、起泡力が100mm以上の液体組成物は、充填時に泡立つ傾向が顕著であるため、本発明による詰め替えパウチをより好ましく使用できる。さらに、起泡力が150mm以上の液体組成物は、充填時の泡立ちが特に顕著となるため、本発明による詰め替えパウチの充填物として特に適したものである。
本発明による詰め替え用パウチに充填する液体組成物は、ボトルに注入できる程度の流動性があればよい。その中でも、粘度が100mPa・s以下であるような低粘度の液体組成物は、一般的に充填時に泡立ちが問題となる傾向にあるが、本発明による詰め替えパウチによれば、泡立ちの問題が生じず、好適に使用できる。フォーマー容器で使用する液体洗浄剤は、その粘度が、一般に20mPa・s以下であり、充填時の泡立ちが顕著となる。従って、そのような低粘度の液体組成物を、本発明の詰め替え用パウチに好適に使用できる。なお、液体組成物の粘度は、例えばB型粘度計等の一般的な計測機器を用いて測定することができる。
液体組成物に含有される界面活性剤としては、アニオン性、両性、ノニオン性、カチオン性の各種界面活性剤から任意に選択できる。また、これらの界面活性剤を一種または二種以上組み合わせても良い。特に、本発明で使用する液体組成物は、アニオン性界面活性剤を10重量%以上含有するものであることが好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に限定されるものではなく、カルボン酸系、サルフェート系、スルホネート系、リン酸エステル系等の界面活性剤を一種または二種以上を組み合わせて使用できる。
カルボン酸系界面活性剤としては、C12〜C22の飽和または不飽和脂肪酸の他、これらの混合物であるヤシ油脂肪酸、硬化ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等のカリウム塩、ナトリウム塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、2−アミノ−2−メチルプロパノール塩、2−アミノ−2−メチルプロパンジオール塩、リジン塩、アルギニン塩等の脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルグルタミン酸塩等が挙げられる。例えば、ラウリン酸カリウム、ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン等が挙げられる。脂肪酸塩は、その物を添加してもよく、また、液体組成物中に脂肪酸とアルカリとをそれぞれ別個に添加し、中和してもよい。
サルフェート系界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレン硫酸塩等が挙げられ、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウムを好適に使用できる。
スルホネート系界面活性剤としては、スルホコハク酸系、タウレート系、イセチオネート系、α−スルホン酸系等の界面活性剤が挙げられ、具体的には、N−ココイルメチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。
リン酸エステル系界面活性剤としては、アルキルリン酸塩系等が挙げられ、モノラウリルリン酸トリエタノールアミン、モノラウリルリン酸ジカリウム等が好適に使用できる。
両性界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されるものではなく、カルボキシベンダイン系、スルホベンダイ系、イミダゾリウムベンダイン系などの一種または二種以上を組み合わせて用いることができる。カルボキシベンダイン系界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベンダイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベンダイン等が挙げられる。スルホベンダイン系界面活性剤としては、ヤシ油脂肪酸ジメチツスルホプロピルベンダイン、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベンダイン等が挙げられる。イミダゾリウムベンダイン系界面活性剤としては、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベンダイン等が挙げられる。これらの中でも、特に脱塩処理したものが好適に使用される。
ノニオン系界面活性剤としては、通常の洗浄剤に用いられるものであれば特に制限されるものではなく、ポリオキシアルキレン付加型、モノまたはジエタノールアミド型、アミンオキシド型、糖系、グリセリン系等の一種または二種以上を組み合わせて用いることができる。ポリオキシアルキレン付加型界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンラウリルエーテル等が挙げられる。モノまたはジエタノールアミド型界面活性剤としては、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、N−ポリヒドロキシアルキル脂肪酸アミド等が挙げられる。糖系界面活性剤としては、糖エーテル系であるアルキルサッカライド系、糖アミド系、ソルビタン脂肪酸エステル系が挙げられる。アミンオキシド系界面活性剤としては、アシル第三級フォスホンオキサイドであるラウリルジメチルフォスホンオキサイド糖が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、直鎖または分岐鎖のアルキル基を有するモノもしくはジアルキル付加型第四級アンモニウム塩およびそのアルキル鎖にアルキレンオキサイドを付加したもの等が挙げられる。これらの中でも、特に炭素数12〜16の直鎖モノアルキル第四級アンモニウム塩、炭素数20〜28の分岐アルキル基を有する第四級アンモニウム塩が好ましい。
本発明による詰め替えパウチに充填される液体組成物は、常法に準じて調製することができ、上記界面活性剤等の各成分を混合して調製することができる。調製する装置は特に制限されるものではないが、剪断力があり、全体混合できる複数の攪拌羽根、例えばプロペラ、タービン、ディスパー等を備えた攪拌装置を好適に使用できる。
次に、本発明の詰め替え用パウチの製造方法について説明する。
本発明の詰め替え用パウチは、先にも説明したように、自立袋形式のパウチの注出口部を含む上部の構成に特徴を有するものである。従って、パウチの上部を除く胴部および底部の構成は通常のスタンディングパウチと同様に形成することができる。
本発明の詰め替え用パウチの注出口部を含む上部のヒートシール工程について説明する。まず、パウチの注出口部を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、内容物の充填前に、注出口部の先端部のヒートシール部のみヒートシールを行い、次いで、注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部を未シールの開口部として、該開口部がら内容物をパウチ内に充填し、内容物の充填後に、前記未シール部分の開口部のヒートシールを行う。
このように、本発明の詰め替え用パウチは、基本的にはスタンディングパウチの製袋機を利用して、これに前記注出口部を設けるためのヒートシール装置、およびその両側に切り欠き部を設けるための打ち抜き装置、そして、注出口部に前記エンボス部を設ける場合はそのエンボス装置、また、ハーフカット線を設けるためのレーザー光照射装置、ノッチを設けるための打ち抜き装置などを適宜追加付設することにより、容易に製造することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の詰め替え用パウチの第一の実施形態の構成を示す正面図である。
図2は、本発明の詰め替え用パウチの第二の実施形態の構成を示す正面図である。
但し、本発明は、これら図面に示された実施形態に限定されるものではない。
図1に示した詰め替え用パウチ100は、その胴部および底部をスタンディングパウチ形式のパウチに製袋したものであり、底部が常法に従って、前後の壁面の積層フィルム1、1′の下部の間に、底面フィルムを内側に折り返して底面フィルム折り返し部2まで挿入してなるガセット部4を有する形式で形成され、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍には、この場合、半円形の底面フィルム切り欠き部3a 、3b が設けられ、ガセット部4が、内側が両側から中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形の底部シール部5でヒートシールされて形成されている。また、パウチ100の胴部は、前後の壁面の積層フィルム1、1′の両側端縁部を側部シール部6a 、6b でヒートシールして形成されている。
そして、パウチ100の上部の一方のコーナー部(図において左側のコーナー部)には、斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部8が、その外周をヒートシールして形成されると共に、その両側に切り欠き部9a 、9b を設けて突出する形状に形成されている。
この注出口部8の先端部近傍の開封位置には、易開封性手段として、レーザー光照射によるハーフカット線10と、その上側の端部にノッチ11が設けられている。ノッチ11は、注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部までの間、即ち、充填口の幅Aとして示した範囲のヒートシール部に設けられることが好ましい。内容物の充填前にヒートシールされていない部分にノッチを設けることにより、内容物充填の際にノッチ部分が引き裂かれることがなくなる。また、ノッチ11の形状はI型以外の形状、例えば、V型またはU型とすることが好ましい。V型またはU型とすることにより、積層フィルムをヒートシールしてパウチを製造する際に、表裏のフィルムが多少ずれてもノッチを形成することができる。
尚、ハーフカット線10は、5本の平行なハーフカット線で示したが、その本数および形状は引き裂きラインが安定するように任意に設定することができる。複数の平行なハーフカット線を設ける場合、それぞれの間隔は1mm程度であることが好ましい。
また、注出口部8の両側の側部のヒートシール部7a 、7b のうち、上側の側部のヒートシール部7a は、注出口部8の先端部近傍から注出口部の基部を示す線Bを経由してパウチ100の注出口部を設けていない側の側部まで緩やかに下がる形状に形成され、注出口部8の下側の側部のヒートシール部7b は、注出口部8の先端側から基部にかけてパウチ100の内側下方に向けて形成された後、パウチ100の外側下方に向けてパウチ100の側部まで曲線状に折り返される形状に形成されている。
更に、パウチ100の上部は、注出口部8を含む上部全体の幅W2 が、注出口部8の上端から下方に向けて50〜70mmの範囲の領域で、両側でそれぞれ最大2〜4mmの範囲で縮められ、パウチ100の胴部および底部の幅W1よりも両側を合計して4〜8mmの範囲で狭くなるように形成されている。このようにすることにより、内容物充填後のパウチの外観をスマートにできると共に、輸送用の段ボールケースなどに多数のパウチを整列して詰め合わせた場合でも、注出口部などパウチ上部の変形や傷つきなどを防止することができる。
また、通常のスタンディングパウチのように、パウチの上部と胴部および底部の幅が同一の場合は、例えば、パウチに液状の内容物を充填すると、パウチの胴部および底部が前後に大きく広がり、外観上幅が狭くなるのに対して、パウチの上部はフラットにヒートシールされ、且つ、上部には内容物が充填されていないので元の幅が維持される結果、パウチの上部は幅が広く、外観上、頭でっかちで不格好な形態となる。また、このようなパウチを輸送用の段ボールケースなどに多数整列して詰め合わせると、注出口部などパウチ上部が段ボールケースの壁面などに当たって折れ曲がるなどの変形を生じ、酷い場合は傷つけられるような問題が発生する。この点、前記のように、パウチの注出口部を含む上部の幅を胴部および底部の幅よりも狭く形成しておくことにより、内容物充填後のパウチが頭でっかちで不格好な形態となることもなく、外観をスマートにできると共に、段ボールケースなどに多数のパウチを整列して詰め合わせた場合にも、注出口部などパウチの上部が段ボールケースの壁面などに当たって折れ曲がったり傷つけられたりすることを防止できる。
また、パウチ100の注出口部8を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、内容物の充填前に、注出口部8の先端部のヒートシール部(図中の注出口部8の斜線部分)のみヒートシールを行うことにより、注出口部8の上側の側部のヒートシール部7a から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部、即ち、充填口の幅Aとして示した範囲のヒートシール部は、内容物の充填前の段階では未シールの開口部とする。そして、内容物をパウチ内に充填した後に、未シール部分の開口部のヒートシールを行うことにより、パウチ100を密栓する。
このような構成を採ることにより、詰め替え用パウチ100は、注出口部を含むパウチ全体が積層フィルムで形成されているので、低コストで製造できると同時に、積層フィルムの選定により、液状の内容物を安全に密封包装することができる。また、使用前および使用後の空パウチは嵩張らず、その保管や輸送を効率よく行うことができ、使用後の廃棄の際にも偏平に畳めるので廃棄物の減容化に寄与することができる。
また、詰め替え用パウチ100に内容物を充填する際には、前記のように充填口の幅Aに示したように、従来のパウチと比べて広い幅の開口部を内容物の充填口に使用できるため、大口径の充填装置により内容物を充填できる。従って、上記に説明したような、起泡性の液体組成物を充填する際にも、パウチ内に気泡の泡立ちも起こらず、充填適性を大幅に向上させることができる。
そして、詰め替え用パウチ100は、スタンディングパウチ形式のパウチであるため、液状の内容物が充填されたパウチ100は、その底部と胴部が前後に大きく広がると共に、底部の外周には底部シール部5による脚部が形成されるため、優れた自立性を有し、取り扱いやすく、外観にも優れ、また、容量の割にコンパクトに包装することができる。
また、パウチ100の注出口部8を含む上部の幅が、前記のように胴部および底部の幅よりも両側でそれぞれ最大2〜4mmの範囲で狭く形成されているので、パウチ上部の注出口部8および注出口部8を設けていない側の側部が横方向に出っ張ることがなく、段ボールケースなどにパウチ100をタイトに整列させて詰め合わせても、注出口部8や注出口部8を設けていない側の側部が、段ボールケースの側壁やパウチ同志でぶつかり合うことがなく安全であると同時に、パウチ100の外観をスマートにすることができる。
充填された内容物を使用する際には、パウチ100の上部の一方のコーナー部(図において左側のコーナー部)に前記斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部8が設けられ、その開封位置に5本の平行なハーフカット線10とその端部にノッチ11が設けられているので、注出口部8の先端部を摘んで、ノッチ11を始点としてハーフカット線10に沿って引き裂くことにより、容易に手で引き裂いて注出口部8を開封することができる。
更に、開封された注出口部8は、先細り形状で斜め外側上方を向くように設けられているので、比較的口径の小さいボトルなどに内容物を移し替える場合でも、少ない傾け角度で注出口部8をその基部までボトルの口部に容易に差し込むことができ、注出の最初に内容物が飛び出して外にこぼすこともなく、適度の速さで安全に内容物を注出することができる。
また、注出口部8の両側の側部のヒートシール部7a、7bのうち、上側の側部のヒートシール部7a は、前述したように、注出口部8の先端部近傍からその基部(注出口部の基部を示す線Bで示される位置)を経由してパウチ100の注出口部8を設けていない側の側部まで、上方に折れ曲がることなく緩やかに下がる形状に形成され、且つ、注出口部8の下側の側部のヒートシール部7bは、注出口部8の先端部から基部に向けてパウチ100の内側下方に向く形状に形成された後、パウチ100の外側下方に向けてパウチ100の側部まで曲線状に折り返される形状に形成されているので、内容物注出の最終段階でパウチ100を大きく傾けた時にも、液溜まりを発生することがなく、比較的粘度の高い内容物でも最後までスムーズに注出することができる。
次に、図2は、本発明の詰め替え用パウチの第2の実施例の構成を示す正面図であり、図2に示した詰め替え用パウチ200は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の構成において、注出口部8の前後の積層フィルム1、1′に、注出口部8の先端部近傍からハーフカット線10と交差し、注出口部の基部を示す線Bよりもパウチの内部側となる領域にかけて、長円形状で外側に膨らむエンボス部Sを、その長手方向の中心線が注出口部の中心線Cと一致し、且つパウチ200の前後で対称形となるように追加して設けて構成したものであり、エンボス部Sを追加して設けた以外は、総て図1に示した詰め替え用パウチ100と同様に形成して構成したものである。
尚、前記長円形状のエンボス部Sは、外側と中間部と内側の大きさの異なる三つの長円形状で示したが、これは外側から内側にかけて等高線のように段階的に高さが高くなるように設けたものである。このように段を有する形状にエンボス部Sを設けることにより、エンボス部Sのリブ効果が増すため、注出口部8の開口部の保形性を向上できると同時に、例えば、エンボス部Sの膨らみ高さを圧縮する方向に力が加わってエンボス部Sが潰された場合でも復元しやすくなる。
一般に、パウチの一部に狭い幅の注出口部を設け、その注出口部から内容物を注出すると、注出口部は一旦内容物で膨らんだ状態となるが、注出の途中で注出口部の基部の近辺で両側の積層フィルムが接近して注出口部が閉塞されやすくなる問題がある。この点、前記のようにエンボス部Sを注出口部8の先端部近傍からハーフカット線10と交差し、注出口部の基部を示す線Bよりもパウチの内部側となる領域にかけて設けることにより、注出口部8を開封と同時に自動的に開口できると共に、注出の途中で注出口部8の基部の近辺で注出口部8が閉塞されやすくなる問題も解決することができる。
また、このようなエンボス部Sの高さは、最高部で2〜4mm程度の高さになるように設けることが好ましい。
また、エンボス部Sの形状は、図では幅が一定な長円形状で示したが、これに限定はされず、例えば、注出口部8の形状に対応して、先端部側からパウチの内部側に向けて幅が広くなる形状など、注出口部8の開口を補助すると共に前記注出口部8の閉塞を防止できる形状であれば、任意の形状に設けることができる。
前記のような構成を採ることにより、詰め替え用パウチ200は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の構成において、注出口部8の前後の積層フィルム1、1′に前記のような外側に膨らむエンボス部Sが追加して設けられているので、図1に示した詰め替え用パウチ100で説明した作用効果に加えて、パウチ200に充填された内容物を使用する際、注出口部8の先端部をハーフカット線10に沿って引き裂いて開封することにより、自動的に注出口部8が保形性よく開口する。
また、前記エンボス部Sが、注出口部8の先端部近傍から注出口部の基部を示す線Bよりもパウチの内部側となる領域にかけて設けられているので、内容物の注出の途中で注出口部8の基部近辺で前後の積層フィルム1、1′が接近して注出口部8が閉塞することも一層確実に防止することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
図1に示した構成の詰め替え用パウチを作製することとし、以下の構成の積層フィルムを使用し、以下の寸法でパウチを作製して実施例1の詰め替え用パウチとした。
(1)壁面用積層フィルム1,1′の構成
(外側)二軸延伸ナイロンフィルム(以下、ONフィルムと記載する)(厚み15μm)/接着剤/アルミニウム箔(厚み7μm)/接着剤/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(以下、L・LDPEフィルムと記載する)(厚み110μm)
(2)底面用積層フィルムの構成
(外側)ONフィルム(厚み15μm)/接着剤/アルミニウム箔(厚み7μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚み90μm)
上記各フィルムの貼り合わせは、いずれもドライラミネーション法で行ったものであり、各フィルムの間の接着剤は、ドライラミネート用の二液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用したものである。
(3)パウチの寸法
パウチ100の寸法は、胴部および底部の全幅(W1)が130mmで、注出口部8を含むパウチの全長が190mm、底部のガセット部4の折り込み長さは35mmとした。
注出口部8を含むパウチ上部の幅(W2)は、胴部および底部の全幅(W1)130mmに対して、注出口部8の上端から下方に53mmの領域で、注出口部8側は最大3mm縮め、注出口部8を設けていない側は最大2mm縮めて、合計5mm縮めて125mmとした。
注出口部8は、図示した形状で、その傾斜角度(注出口部の中心線Cとパウチの底辺とのなす角度)は45°とし、その開封位置、即ち、ハーフカット線10を設けた位置(中心のハーフカット線を設けた位置)の全幅が28mm、両側のヒートシール部を除いた幅が17mmとなるように形成した。
尚、上記注出口部8の開封位置における幅は、内容物の移し替えを行うボトルなどの口径に合わせて適宜変更することが好ましい。
図2に示した構成の詰め替え用パウチを作製することとし、前記実施例1の詰め替え用パウチの構成において、パウチに用いた積層フィルムを以下の構成に変更すると共に、注出口部8の前後の積層フィルム1、1′に、ハーフカット線10を設ける前に図2に示したように長円形状のエンボス部Sを追加して設けたほかは、総て実施例1と同様に作製して実施例2の詰め替え用パウチを作製した。
(1)壁面用積層フィルム1,1′の構成
(外側)ONフィルム(厚み15μm)/接着剤/アルミニウム蒸着(蒸着厚み400Å)二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、アルミ蒸着PETフィルムと記載する)(厚み12μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚み110μm)
(2)底面用積層フィルムの構成
(外側)ONフィルム(厚み15μm)/接着剤/アルミ蒸着PETフィルム(厚み12μm)/接着剤/L・LDPEフィルム(厚み90μm)
この場合も、上記各フィルムの貼り合わせは、いずれもドライラミネーション法で行ったものであり、各フィルムの間の接着剤は、ドライラミネート用の二液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用したものである。
(3)エンボス部Sの形状と寸法
エンボス部Sは、外形の幅が12mmで長さが45mmの長円形状で、外側から中心部に向かって階段状に3段階で中心部が高くなり、中心部の最大高さが略3mmとなるように設けた。
上記エンボス部Sが注出口部の基部を示す線Bを超えてパウチの内部側に延びる長さは略19mmである。
試験およびその結果
以上のように作製した実施例1、2の詰め替え用パウチを評価するため、充填シール装置を用いて、それぞれの詰め替え用パウチに、未シールの上部の開口部から内容物として液体洗剤を約200ml充填した後、上部の端縁部の開口部を図示した形状にヒートシールしてパウチを密封した。
内容物充填の際、未シールの上部の開口部が、充填口の幅Aに示されるように広い幅に設けられているため、口径36φの充填シール装置を使用することができた。これにより、充填時にパウチ内に気泡が発生することもなく、また5kg/分の充填速度で内容物を充填することができた。
上記と同様にして、下記表1に示す組成の液体組成物1を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物1の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.1ローター、60rpm、25℃の条件で測定したところ、50mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表2に示す組成の液体組成物2(フォーマー容器用ハンドソープ)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。なお、フォーマー容器は吉野工業社製のものを用いた(特開平7−315463号公報の第2実施例として記載された容器と同様のものである)。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物2の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.1ローター、60rpm、25℃の条件で測定したところ、5mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表3に示す組成の液体組成物3(ハンドソープ)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物3の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.2ローター、30rpm、25℃の条件で測定したところ、200mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表4に示す組成の液体組成物4(ボディーソープ)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物4の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.2ローター、30rpm、25℃の条件で測定したところ、800mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表5に示す組成の液体組成物5(シャンプー)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物5の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.2ローター、30rpm、25℃の条件で測定したところ、500mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表6に示す組成の液体組成物6(食品用洗剤)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物6の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.2ローター、60rpm、25℃の条件で測定したところ、100mPa・sであった。
また、上記と同様にして、実施例1、2の詰め替え用パウチに下記表7に示す組成の液体組成物7(衣装用液体洗剤)を充填した後、ヒートシールしてパウチを密封した。
Figure 2006213334
なお、上記液体組成物6の粘度を、B型粘度計(東京計器(株)製)を用いて、No.2ローター、30rpm、25℃の条件で測定したところ、300mPa・sであった。
実施例1、2の詰め替え用パウチに上記液体組成物2〜7を充填しても、パウチ内の気泡の発生が問題となることはなく、短時間に内容物を充填することができた。
また、上記のように作製した実施例1、2の詰め替え用パウチによる包装体は、いずれも安定した自立性を有し、パウチの上部が左右横方向に出っ張ることもなく、外観もスマートで取り扱い性にも優れていた。
次いで、各包装体に充填された液体シャンプーの移し替え試験を行うため、先ず、各包装体の注出口部8の先端部を摘んでノッチ11を始点としてハーフカット線10に沿って引き裂いたところ、実施例1および実施例2の各包装体ともハーフカット線10に沿って容易に引き裂いて注出口部8を開封することができた。
特に、実施例2の包装体は、注出口部8のハーフカット線10と交差してエンボス部Sが設けられているので、開封と同時に注出口部8が自動的に開口し、その保形性も良好であった。
続いて、充填された液体組成物1〜7を移し替える容器として、口部の内径が26mmのプッシュポンプ付きプラスチックボトルを用意し、そのポンプ取り外して口部を開口させた空ボトルの口部に、前記注出口部8を開封した実施例1、2の各包装体の注出口部8を、袋を傾けて注出口部の基部まで差し込んで液体組成物1〜7の移し替えを行ったところ、注出口部8をボトルの口部に差し込む際、液体組成物1〜7が飛び出して外にこぼれることもなく、安全に注出を開始することができ、差し込まれた注出口部8はその開口が安定していて、注出の途中で注出口部が閉塞することもなく、また、注出の最終段階でパウチを大きく傾けた時にも、特にパウチの上部などに液溜まりが発生することもなく、最後までスムーズに液体組成物1〜7を移し替えることができた。
本発明の詰め替え用パウチの第一の実施例の構成を示す正面図である。 本発明の詰め替え用パウチの第二の実施例の構成を示す正面図である。
符号の説明
1、1′ 積層フィルム
2 底面フィルム折り返し部
3a 、3b 底面フィルム切り欠き部
4 ガセット部
5 底部シール部
6a 、6b 側部シール部
7a 注出口部の上側の側部のヒートシール部
7b 注出口部の下側の側部のヒートシール部
8 注出口部
9a 、9b 切り欠き部
10 ハーフカット線
11 ノッチ
A 充填口の幅
B 注出口部の基部を示す線
C 注出口部の中心線
S エンボス部
1 パウチの胴部および底部の幅
2 注出口部を含むパウチ上部の幅
100、200 詰め替え用パウチ

Claims (6)

  1. 液体組成物を密封包装する、自立袋形式のパウチであって、
    該パウチの上部の一方のコーナー部に外周をヒートシールしてなる斜め外側上方に向く先細り形状の注出口部が、両側の切り欠き部により突出する形状に設けられると共に、該注出口部の開封位置には、易開封性手段として少なくともハーフカット線とその端部にノッチが設けられ、
    更に、該パウチの注出口部を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、該注出口部の先端部のヒートシール部を除いて、該注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部は、内容物の充填前の段階では未シールの開口部とし、前記液体組成物の充填後にヒートシールして密封するようにしたことを特徴とする、詰め替え用パウチ。
  2. 前記注出口部の上側の側部のヒートシール部が、該注出口部の先端部近傍の開封位置から該パウチの注出口部を設けていない側の側部まで緩やかに下がる形状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の詰め替え用パウチ。
  3. 前記ノッチが、前記注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部までの間に設けられてなり、I型の以外の形状を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の詰め替え用パウチ。
  4. 充填される前記液体組成物が、界面活性剤を少なくとも5重量%含んでなる起泡性液体洗浄剤であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰め替え用パウチ。
  5. 前記液体組成物の粘度が100mPa・s以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の詰め替え用パウチ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の詰め替え用パウチを製造する方法であって、
    パウチの注出口部を含む上部の端縁部を封止するヒートシール部のうち、内容物の充填前に、注出口部の先端部のヒートシール部のみヒートシールを行い、次いで、注出口部の上側の側部のヒートシール部から注出口部を設けていない側のパウチの側部の端縁部に至るまでのヒートシール部を未シールの開口部として、該開口部がら内容物をパウチ内に充填し、内容物の充填後に、前記未シール部分の開口部のヒートシールを行う、ことを特徴とする、詰め替えパウチの製造方法。

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