JP2006213238A - 車両用雨よけ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両ドアの周辺部に大きな取り付けスペースを必要とせず、取り付け自由度が高く、操作性が良好な車両用雨よけ装置を提供する。
【解決手段】 ドア2が配設された乗降口4から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆う車両用雨よけ装置Sであって、内部へのガスの供給によって所定形状に膨張して乗降用空間の上部に展開する展開ルーフ10と、展開ルーフ10に対してガスを供給および排気するガス給排手段20と、ガス給排手段20の作動を制御する制御部30を備えた。制御部30は、ドアスイッチ、雨滴センサ等の信号に基づいて作動を制御する。また、衝突時には、衝突感知センサからの衝突感知信号に基づいて展開ルーフ10が展開される。
【選択図】 図3

Description

本発明は車両用雨よけ装置に係り、特に車両への乗降時に乗降口の上部を覆う車両用雨よけ装置に関する。
車両ドアを開けて乗降するときに、乗降者が雨に濡れてしまうのを防止するための車両用雨よけ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の車両用雨除け装置は、回動式の車両ドアと車体本体との間の三角形状の乗降用空間の上部に覆いを形成するものであり、乗降用空間の広さを有する略三角形のシートの一辺が車両本体のルーフ側の側部辺に沿って取り付けられ、他の辺に着脱部材が取り付けられている。この着脱部材は、車両ドア上部辺に沿って着脱可能となっている。乗降者は、着脱部材に取り付けられた摘まみ部を操作することによって、この着脱部材をドア側へ着脱することができる。このような構成によって、乗降者が着脱部材を車両ドア側へ係合させない状態で車両ドアを開けると、シートは車両本体側に残ったままとなるが、着脱部材を車両ドア側へ係合させた状態で車両ドアを開けると、車両ドアの開動作に連動してシートは乗降用空間の上部を覆う。
特開2002−370537号公報(第12頁、図8−14)
しかしながら、特許文献1の車両用雨よけ装置では、シートを車両ドアの開閉動作に連動させて乗降用空間の上部を覆う状態と覆わない状態とに切替え可能であるが、着脱部材を車両ドア側および車両本体側へ係合させるための機構を設けるための大きな取り付けスペースが必要であった。また、車両ドア前方の空間を覆うためには、乗降者が手動操作で三角形状のシートの先端部分を、車両前方位置に引掛けなければならず操作が面倒であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、車両ドアの周辺部に大きな取り付けスペースを必要とせず、取り付け自由度が高く、操作性が良好な車両用雨よけ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、車両ドアが配設された乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆う車両用雨よけ装置であって、内部へのガスの供給によって所定形状に膨張して乗降用空間の上部に展開する展開ルーフと、該展開ルーフにガスを供給するガス供給手段と、を備えることにより解決される。
このように、本発明の車両用雨よけ装置は、ガス供給手段によって供給されたガスによって展開ルーフを膨張させて、この展開ルーフによって乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆う構成である。このように本発明では、袋状の展開ルーフを膨張させる構成であるので、展開ルーフの取り付けの自由度が高く、ドア周辺部に大きな取り付けスペースを必要としない。また、展開ルーフを任意の形状に設定することが可能となる。本発明では、雨天時には展開ルーフを展開することによって雨除けとすることができ、また晴天時には展開ルーフを展開することによって日除けとすることができる。
また、前記展開ルーフ内のガスを排気して前記ガス展開ルーフを収縮させるガス排気手段と、前記ガス供給手段および前記ガス排気手段の作動を制御する制御部を備えると好適である。このように制御部によってガス供給手段とガス排気手段の作動を制御することにより、展開ルーフを繰り返し膨張・収縮させることができる。
また、該制御部は、車両ドアの開閉状態を検出するドアスイッチからのドア開閉信号に基づいて前記ガス供給手段および前記ガス排気手段を作動させて前記展開ルーフを膨張・収縮させると、ドアの開閉動作に連動させて展開ルーフを展開・収納させることができる。
また、前記制御部は、降雨を検出する雨滴センサからの降雨検知信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させて前記展開ルーフを膨張させると、雨天時の乗降を快適なものとすることができる。
また、前記展開ルーフを膨張させるための展開指令信号および前記展開ルーフを収縮させるための収納指令信号を出力する操作スイッチを備え、前記制御部は、前記展開指令信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させ、前記収納指令信号に基づいて前記ガス排気手段を作動させる構成とすると、手動操作で展開ルーフを展開・収納することができるので好適である。
また、前記制御部は、車両の衝突を感知する衝突感知センサからの衝突感知信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させて前記展開ルーフを展開させると好適である。このように構成すると、衝突時には車室内に自動的に展開ルーフが展開され、展開ルーフをエアバックとして機能させることができる。
また、前記ガス供給手段は、複数のガス発生源を有し、前記制御部は、外部から受信する信号に基づいて前記複数のガス発生源からいずれかを選択して前記展開ルーフを膨張させる構成としてもよい。
また、前記ガス供給手段は、車両駆動源ではないガス発生源を用いることができる。このように構成すると、ガス供給手段の車両への搭載自由度が高くなる。
具体的には、前記ガス発生源は、モータ装置と、該モータ装置の出力軸に取り付けられたファンと、前記モータ装置および前記ファンを収容するハウジングと、該ハウジングと前記展開ルーフを連通するダクトによって構成することができる。この構成によれば繰り返し展開ルーフに膨張用のエアを供給することができる。
また、前記ガス発生源は、内部にガス発生剤を有するインフレータとすることができる。インフレータは応答速度が早いので展開ルーフを瞬時に膨張させることが可能である。
また、前記ガス供給手段は、車両駆動源を用いる構成とすると、走行駆動源を有効利用することができる。具体的には、前記車両駆動源は、車両のエンジンである。
また、前記ガス排気手段は、前記展開ルーフ内に供給されたガスを自然排気させる構成にすることができる。このような構成によれば、ガスを排気させるためのエネルギー源が不要となる。
具体的には、前記ガス排気手段は、前記展開ルーフにダクトを介して連結された電磁バルブであり、該電磁バルブは、前記制御部からの開信号によって前記ダクトを介して前記展開ルーフ内を外部に連通させる構成とすることができる。
また、前記ガス排気手段は、前記展開ルーフに形成された排気孔としてもよい。
また、前記ガス排気手段は、前記展開ルーフ内に供給されたガスを強制排気する構成とすると、ガスを早く排気して展開ルーフをすばやく収納することができる。
具体的には、前記ガス排気手段は、モータ装置と、該モータ装置の出力軸に取り付けられたファンと、前記モータ装置および前記ファンを収容するハウジングと、該ハウジングと前記展開ルーフを連通するダクトによって構成することができる。
また、前記展開ルーフは、収縮時に車両のフレームに沿って収納される構成とするとよい。また、前記展開ルーフは、予め折り畳み用の折り目が形成されると、収縮時にこの折り目によって自然と畳まれる。これにより、展開ルーフの収納が容易となる。
また、前記展開ルーフは、前記ガス供給手段と着脱可能に連結されると、展開ルーフの交換が容易となる。
前記展開ルーフは、ナイロン系繊維シートに防水コーティングがなされたシートまたはナイロン系繊維シートに高密度織物を貼り合わせたシートによって形成することができる。
また、前記展開ルーフは、回動式の車両ドアが配設された乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆うものであって、膨張したときに、車両ドアが回動可能に取り付けられたピラーと車両ドアとの間に展開する三角形状のルーフ補助部と、該ルーフ補助部に連続して形成されピラー上端に連結されたフレームと車両ドアとの間に展開するルーフ本体部とを備える構成とすることができる。このように構成すると、回動式のドアを開状態としたときに形成される乗降用空間の上部略全域を覆うことができるので、雨天時により快適に乗降することが可能となる。
本発明の車両用雨よけ装置によれば、内部へのガスの供給によって所定形状に膨張する展開ルーフを、車両ドアが配設された乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部に展開させることにより、乗降用空間の上部を覆う構成である。これにより、展開ルーフは、展開時には内部へのガス供給によって膨張して雨よけとして機能することができる。そして、内部からガスを排気することによって展開ルーフは収縮して収納状態となる。このように、本発明では展開ルーフを展開・収納に合わせて膨張・収縮させる構成であるので、装置全体として構成が簡単で車両ドアの周辺部に大きな取り付けスペースを必要としない。また、構成が簡単なので搭載性が良好となる。
さらに、本発明の車両用雨よけ装置では、外部条件に合わせて展開ルーフを膨張・収縮させる構成とすることが容易である。例えば、ドアの開閉動作や降雨状況等の条件によって展開・収納させるように構成すれば操作性を良好とすることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1〜図10は本発明の一実施形態に係るものであり、図1は車両用雨よけ装置の説明図、図2は展開ルーフの展開状態を示す説明図、図3は展開ルーフの展開状態を車両後方から見た説明図、図4は展開ルーフの展開状態を車両前方から見た説明図、図5はガス給排手段の説明図、図6は車両用雨よけ装置の構成図、図7は展開処理の流れ、図8は収納処理の流れ、図9は衝突時の展開処理の流れ、図10は衝突時の展開状態を示す説明図である。図11,図12は本発明の他の実施形態に係るものであり、図11はガス給排手段の説明図、図12は車両用雨よけ装置の説明図である。
本発明の車両用雨よけ装置S(以下「装置S」という)を車両1のフロントサイドドア2(以下「ドア2」という)に適用した実施の形態を示す。ドア2は回動式であり、ドア本体2a上部に窓枠2bが形成され、この窓枠2bには上下駆動されるウインドウ2cが配設されている。本例の車両1では、ドア2を開けたときにドア2によって塞がれていた乗降口4から車両側方に向けて乗降用空間が形成される。特に本例の回動式のドア2を有する車両1では、ドア2と車両本体との間に乗降用空間が形成される。
本例の装置Sは、乗降時にドア2を開状態とすることによってドア2の開閉動作に連動して、ドア2を開けたときに乗降用空間の上部を展開ルーフ10で覆い、雨よけとして機能するものである。
図1はドア2が閉まった状態で、本例の装置Sを車内側から見た説明図である。本例の装置Sは、展開ルーフ10と、展開ルーフ10内にエアを供給するガス給排手段20と、ガス給排手段20の動作を制御する制御部30を主要構成要素としている。
本例の展開ルーフ10は、所定の気密性を有する透明なシートを所定形状の袋状に形成したものである。本例の透明シートは、ナイロン系繊維等によって形成された基布シートにシリコンゴム等の防水コーティングがなされた気密性シートが用いられている。本例の基布シートはナイロン系繊維としてナイロン66が用いられている。また、シリコンゴム等による防水加工の代わりに基布シートに高密度織物を貼り合わせたものであってもよい。また、部位に合わせて複数種のシート素材を用いて展開ルーフ10を形成してもよい。
本例では、ドア2が回動式であるため、ドア2が開状態となって車両側方に向けて形成される乗降空間は、車両上部から見ると回動中心を頂点とした三角形状となる。本例の展開ルーフ10は、この三角形状の乗降空間に合わせて上部から見て略三角形状であり、断面略長楕円状に形成されている。なお、本例の展開ルーフ10は上部から見たときに略三角形状に形成されているが、これに限らず、適宜な形状にしてもよい。例えば、展開時に矩形状となるように展開ルーフ10を形成してもよい。また、断面略矩形状であってもよい。
フロントピラー3aは、ドア2を回動可能に支持している。また、フロントピラー3aの上側は、車両前後方向に傾斜している。フロントピラー3aの上端部とセンターピラー3bの上端部は、車両1のルーフ5の下側に車両前後方向に配設されたフレーム3cによって連結されている。展開ルーフ10は、このフレーム3c又はフレーム3cを覆う不図示のトリム部材に一端側が取り付けられている。
展開ルーフ10は、図1に示すようにドア2が閉められているときには、常時は内部に給気されていないのでジャバラ状に形成された折り畳み癖(折り目)に沿って折り畳まれた収縮状態となっている。図1に示すように収納状態では、展開ルーフ10は、折り目に沿って畳まれた状態でフレーム3cに沿うように収納される。
一方、展開ルーフ10は、図2に示すようにドア2の開動作に連動して内部にガスが導入されると膨張してドア2側へ向けて展開した状態となる。このように、車体とドア2によって挟まれる乗降空間の上部に膨張した展開ルーフ10が展開し、展開ルーフ10は乗降者に雨が掛かるのを防ぐことができる。また、展開ルーフ10は、車両外側への展開時に下側となる面に、複数の排気孔10cが形成されている。展開ルーフ10を膨張させるために内部に供給されたガスの供給量が多くても、この排気孔10cから排気されるので、展開ルーフ10は一定の大きさに保持され、大きく膨らみ過ぎてしまうことが防止されるようになっている。
図3,図4は、それぞれ展開ルーフ10が展開した状態を車両後方上部から見た説明図,車両前方上部から見た説明図である。
上述のように本例の展開ルーフ10は、乗降空間の形状に合わせて略三角形状に形成されている。詳しくは、展開ルーフ10は、フレーム3cから車体側方へ展開する略扇形状のルーフ本体部10aと、ルーフ本体部10aの前方から延出するように連続して形成された三角形状のルーフ補助部10bから構成されている。ルーフ補助部10bは、フロントピラー3aから車両側方に向けて突出するように展開する。これにより、ドア2が開状態となったときに形成される三角形状の乗降空間の上部を略覆うことができる。
また、本例の装置Sでは、展開ルーフ10が透明なシートから形成されているため、フロントピラー3aの側方にルーフ補助部10bが突出展開した場合であっても、乗降者は車両前方を視認することができる。また、展開ルーフ10が透明なシートで形成されていることにより、展開状態でルーフ本体部10aの下部が極端に暗くなってしまうことがないので好適である。
本例のガス給排手段20は、展開ルーフ10を膨張させるときにはガス供給手段として機能し、展開ルーフ10を収縮させるときにはガス排気手段として機能する。ガス給排手段20は、送風機21と、電磁バルブ22と、ダクト(エアホース)23と、インフレータ24を主要構成要素としている。
本例の送風機21は、センターピラー3bに取り付けられており、制御部30からの駆動信号によって作動する。送風機21が駆動信号によって正方向に回転したときは、展開ルーフ10へ向けて膨張用のエアが供給される。一方、送風機21が駆動信号によって逆方向に回転したときは、展開ルーフ10から内部のエアが吸い出され、展開ルーフ10は収納状態となる。
図5に示すように本例の送風機21は、モータ装置21bと、モータ装置21bの出力軸に連結されたファン21cと、これらを収容するハウジング21aとを備えている。ハウジング21aにはダクト23が連結されている。本例の送風機21では、制御部30からの駆動信号によってモータ装置21bが作動して、ファン21cが正回転すると、このファン21cの正回転によってハウジング21aの下部に形成された送風孔21aaから外部空気を取り込んでダクト23側へ送風する。一方、制御部30からの駆動信号に基づいてファン21cが逆回転すると、このファン21cの逆回転によってダクト23側からエアを吸い込んで、送風孔21aaから外部へエアを排出する。
ダクト23は、送風機21から電磁バルブ22を介して展開ルーフ10に連結されている。また、他のダクト23は、インフレータ24と展開ルーフ10を連結している。ダクト23と展開ルーフ10とは、ねじ込み式やワンタッチ式等の公知の連結手段によって着脱可能に連結されている。したがって、展開ルーフ10はダクト23との連結を外して、フレーム3cから取り外すことによって車両1から取り外すことができる。これにより、例えば展開ルーフ10が破損したとき等に展開ルーフ10の交換が容易となる。
電磁バルブ22は、制御部30からの制御信号(開信号)によって送風機21側と展開ルーフ10側とを連通したり、制御部30からの制御信号(閉信号)によって送風機21側と展開ルーフ10側との間を遮断したりするシャットオフバルブである。電磁バルブ22は、送風機21の正逆回転作動時に連通状態となるように制御部30によって制御される。
インフレータ24は、車両の衝突時に作動するものであり、本例では衝突感知センサ45からの衝突感知信号を受けた制御部30からの作動信号によって作動し、展開ルーフ10膨張用のガスを発生するように構成されている。なお、前記構成に限らず、衝突感知センサ45からの衝突感知信号が直接、インフレータ24に出力され、この衝突感知信号によってインフレータ24が制御部30を介さずに作動するように構成してもよい。
インフレータ24は、通常、車両のエアバック等に用いられているものであり、内部に点火装置,点火剤,伝火剤,ガス発生剤,スクリーン等を有する。インフレータ24は、作動信号によって点火装置が通電すると、点火装置内のフィラメントが加熱され、これにより、点火剤が着火し、伝火剤,ガス発生剤へ短時間に火炎が伝播して、ガス発生剤から窒素ガスを発生させる。発生した窒素ガスはスクリーンを通過してダクト23へ放出される。これにより、展開ルーフ10は図10のように膨張・展開する。
本例の制御部30は、各種演算を行うためのCPUと、このCPUを動作させるためのプログラムが格納されたROMと、CPUによって処理された情報を一時的に保存するRAM等を備えた電気回路で構成されている。図6に装置Sの構成図を示す。この制御部30は、雨滴センサ41,トランスミッションポジションセンサ42,パーキングブレーキセンサ43,ドアスイッチ44,衝突感知センサ45,操作スイッチ46からの検出信号,操作信号を受け、これらに基づいて送風機21,電磁バルブ22,インフレータ24を作動させる。制御部30は、車両に備えられた不図示の中央制御装置に一体に組み込まれていても良いし、センターピラー3bやフレーム3c等に中央制御装置とは別体に設けられてもよい。
雨滴センサ41は、車両外部に設けられており、降雨を検知したときには降雨検知信号を出力する。
トランスミッションポジションセンサ42は、ポテンショメータ等から構成されており、シフトレバーがどの位置にあるかを表すシフトレバー位置信号を出力する。本例では、制御部30は、シフトレバー位置信号を受信して、シフトレバーがP(パーキング)位置またはN(ニュートラル)位置にあるときに展開ルーフ10を展開させるように制御を行う。
パーキングブレーキセンサ43は、リミットスイッチ等から構成されており、パーキングブレーキが引かれた状態であるときにはON信号を出力し、パーキングブレーキが引かれていない状態であるときにはOFF信号を出力する。
ドアスイッチ44は、ドア2の開閉状態を検出し、ドア2が閉状態にあるときにはドア閉信号を出力し、ドア2が開状態にあるときにはドア開信号を出力する。本例では、ドア2が全閉状態からドアラッチが外れて僅かに開状態に変位したときにドアスイッチ44は、ドア開信号を出力する。ドアスイッチ44は、例えばドアカーテシスイッチによって構成することができる。
衝突感知センサ45は、車両が衝突したことを検出するセンサであり、本例では、加速度センサで構成されている。衝突感知センサ45は、加速度が減速(負)側で所定値以上となったときに衝突検出信号を出力する。なお、これに限らず、衝突感知センサ45から車両の加速度信号を出力し、この加速度信号を受けた制御部30が加速度信号も基づいて車両が衝突したか否かを判断するようにしてもよい。
操作スイッチ46は、ドア2のドアトリムに設けられており、「自動」・「手動」の切替スイッチと、「展開」・「収納」の作動スイッチ等を有している。「自動」位置,「手動」位置は、いずれかを選択可能であり、選択されたときにはそれぞれ自動選択信号,手動選択信号が出力される。装置Sは、「自動」位置が選択されると自動モードで作動し、「手動」位置が選択されると手動モードで作動する。「展開」位置,「収納」位置は、手動モード時に操作可能となる。作動スイッチは、「展開」位置,「収納」位置を有するモーメンタリスイッチであり、常時は「展開」位置に保持されている。作動スイッチが「展開」位置,「収納」位置にあるときには、それぞれ展開指令信号,収納指令信号が出力される。
次に、図7,図8に基づいて制御部30の処理手順について説明する。
制御部30は、ステップS1で操作スイッチ46から自動選択信号または手動選択信号のどちらの信号を受けているかを判断する。受けている信号が自動選択信号であるとき(ステップS1:自動)は、ステップS2に進み、受けた信号が手動選択信号であるとき(ステップS1:手動)は、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御部30は、展開指令信号または収納指令信号のどちらの信号を受けているか否かを判断する。作動スイッチは常時は「展開」位置に保持されており、展開指令信号が制御部30へ出力されているが、乗員が作動スイッチを「収納」位置に操作していたときには収納指令信号が制御部30へ出力される。受けた信号が展開指令信号であるとき(ステップS3:展開)は、ステップS2に進み、受けた信号が収納指令信号であるとき(ステップS3:収納)は、ステップS8に進む。
ステップS2では、制御部30は、ドアスイッチ44からドア開信号またはドア閉信号のどちらの信号を受けているかを判断する。ドア2が開状態,閉状態にあるとき、制御部30へそれぞれドア開信号,ドア閉信号が出力される。制御部30がドア開信号を受けているとき(ステップS2:開)はステップS4へ進む。一方、ドア閉信号を受けているとき(ステップS2:閉)は、ドア2が閉まったままであるので展開ルーフ10を展開させる処理へは移行せずに処理を終了する。
ステップS4では、制御部30は、雨滴センサ41から降雨検知信号を受けているか否かを判断する。降雨検知信号を受けていた場合(ステップS4:YES)は、ステップS5へ進む。一方、降雨検知信号を受けていなかった場合(ステップS4:NO)は、雨が降っていないので展開ルーフ10を展開させる処理へは移行せずに処理を終了する。
ステップS5では、制御部30は、トランスミッションポジションセンサ42からのシフトレバー位置信号に基づいてシフトレバーがP位置またはN位置にあるか否かを判断する。制御部30は、シフトレバーがP位置またはN位置にあると判断すると(ステップS5:YES)、ステップS6へ進む。一方、シフトレバーがP位置またはN位置以外のポジションにあると判断すると(ステップS5:NO)、車両が走行する可能性があるので展開ルーフ10を展開させる処理へは移行せずに処理を終了する。
ステップS6では、制御部30は、パーキングブレーキセンサ43からON信号またはOFF信号のどちらの信号を受けているかを判断する。ON信号を受けていた場合(ステップS6:ON)はステップS7へ進む。一方、OFF信号を受けていた場合(ステップS6:OFF)は、車両が動き出してしまう可能性があるので展開ルーフ10を展開させる処理へは移行せずに処理を終了する。
ステップS7では、展開ルーフ10を展開させるための条件が揃ったので、制御部30は、ガス給排手段20を作動させて展開ルーフ10を展開させる。具体的には、制御部30は、電磁バルブ22に開信号を出力して電磁バルブ22を連通状態とすると共に、送風機21へ正回転方向に回転させるための駆動信号を出力して送風機21を正回転させる。これにより、送風機21からダクト23を介して展開ルーフ10内にエアが供給され、展開ルーフ10が車両側方へ向けて展開して乗降空間の上部を覆う。
一方、ステップS3で、受けた信号が収納指令信号であったとき(ステップS3:収納)は、ステップS8に進んで、展開ルーフ10を収納させるようにガス給排手段20を作動させる。
ステップS8では、制御部30は、電磁バルブ22に開信号を出力して電磁バルブ22を連通状態とすると共に、送風機21へ逆回転方向に回転させるための駆動信号を出力して送風機21を逆回転させる。これにより、送風機21によって展開ルーフ10内部からダクト23を介してエアが吸引され、展開ルーフ10は収縮して折り目に沿って畳まれた状態で収納される。
このように、本例の装置Sでは、手動モードが選択されているときには、ドア2が開けられた状態で、所定条件が揃っており且つ作動スイッチが展開位置であれば、展開ルーフ10が展開する。また、自動モードが選択されているときには、所定条件が揃っていれば、ドア2を開けたときに展開ルーフ10が車両側方へ向けて展開される。また、手動モードでは、作動スイッチを収納位置に操作すると、展開ルーフ10が収納されるようにガス給排手段20が作動する。ここで、本例における所定条件とは、上述のように雨滴が検出され、シフトレバーがP又はN位置にあり、パーキングブレーキがONとなっている状態をいう。なお、上記処理手順に限らず、手動モードで作動スイッチが「展開」位置に操作されたときに、ドア2が開状態であれば、雨滴が検出されていなくても展開ルーフ10を展開させるように構成してもよい。このようにすれば、展開ルーフ10を日よけとして機能させることができる。
図8はドア2が開いている状態から閉められたときに展開ルーフ10を収納するための処理手順である。
S11で、制御部30は、ドアスイッチ44から受けている信号がドア開信号からドア閉信号へ変化したか否かを判断する。すなわち、ドア2が開いた状態から閉められたときを検出する。ドアスイッチ44からの信号がドア開信号からドア閉信号へ変化した場合に(ステップS11:YES)はステップS12へ進み、変化しない場合(ステップS11:NO)はそのまま処理を終了し、S11を再び繰り返す。
ステップS12では、制御部30は、展開ルーフ10を収納させるようにガス給排手段20を作動させる。収納時のガス給排手段20の作動については、上述と同様である。
このように、本例の装置Sでは、収納時には、降雨状況、シフトレバーの位置、パーキングブレーキの作動や操作スイッチ46のスイッチポジション等に関係なく、ドア2の閉動作によって強制的に展開ルーフ10を収納させるようにしている。ただし、これに限らず、例えば、操作スイッチ46によって「手動」モードが選択されていた場合には、強制的に収納させないようにしてもよい。
次に、図9,図10に基づいて衝突時の装置Sの動作について説明する。図9は、制御部30が衝突感知センサ45から衝突感知信号を受けたときに行われる割込み処理である。本例の装置Sでは、衝突時には、展開ルーフ10が車室内で展開されエアバックの役割を果たす。
ステップS21で、制御部30が衝突感知信号を受けると、ステップS22へ進む。ステップS22では、制御部30は、ガス給排手段20を作動させて展開ルーフ10を展開させる。このとき制御部30は、通常時のように送風機21や電磁バルブ22を作動させるのではなく、インフレータ24を作動させる。インフレータ24が作動すると、窒素ガスがすばやくかつ大量に展開ルーフ10内へ供給され、展開ルーフ10は即座に展開する。なお、これに限らず、インフレータ24の作動と共に、送風機21も作動させるようにしてもよい。
このように、本例の装置Sでは、車両が衝突した場合には、状況に関係なく展開ルーフ10が展開される。図10に示すように衝突時にはドア2は閉まった状態であるから、展開ルーフ10は、通常のように車両側方へ突出するように展開することができず、車室内に展開する。これにより、展開ルーフ10はエアバックとして機能することが可能となる。
なお、上記実施形態では、車両駆動源以外の送風機21やインフレータ24によってエアの供給を行っていたが、これに限らず、図11のように構成してもよい。図11の例では、車両駆動源であるエンジン50の回転力を利用して圧縮空気を生成し、エアタンク25が常時、加圧状態に保持されている。エアタンク25とエンジン50との間のダクト23には逆止弁26が配設されており、エアタンク25からエンジン50側へのエアの流れは生じないようになっている。また、エアタンク25と展開ルーフ10との間には、電磁バルブ22が配設されている。制御部30は、電磁バルブ22を開くことによってエアタンク25内の加圧空気を展開ルーフ10内へ供給して、展開ルーフ10を展開させることができる。
また、上記実施形態では、回動式のドア2に装置Sが設けられていたが、これに限らず、図12に示すようにスライド式のドア102に装置Sを設けてもよい。この場合、展開ルーフ10は三角形状でなくてもよく、図12のように矩形状とすることができる。
また、上記実施形態では、展開ルーフ10,ガス給排手段20は、車両本体側に配設されていたが、これに限らず、これらをドア2に配設してもよい。この場合、展開ルーフ10は、ドア2の窓枠2bに取り付けることができる。
また、上記実施形態では、展開ルーフ10を収縮させるときに送風機21を逆回転させて内部のエアを吸引していたが、これに限らず、展開ルーフ10に設けられた排気孔10cによって自然排気して展開ルーフ10を収縮させるように構成してもよい。このようにすれば、収縮時にエネルギー源が不要となる。また、収納時に電磁バルブ22を制御部30からの開信号によって開(連通)状態として、ダクト23を通してエアを外部に自然排気させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、装置Sをフロントサイドドア2に適用した例を示したが、これに限らず、リアドア,バックドア,ハッチバックドアや他の車両ドアに適用してもよい。バックドアに適用した場合は、衝突時に展開ルーフが開いて荷物室にある荷物が飛散してしまうことを防止できる。ハッチバックドアに適用した場合は、荷物出し入れ時に雨よけとすることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用雨よけ装置の説明図である。 図1の車両用雨よけ装置の展開ルーフの展開状態を示す説明図である。 展開ルーフの展開状態を車両後方から見た説明図である。 展開ルーフの展開状態を車両前方から見た説明図である。 図1の車両用雨よけ装置のガス給排手段の説明図である。 図1の車両用雨よけ装置の構成図である。 図1の車両用雨よけ装置の展開処理の流れである。 図1の車両用雨よけ装置の収納処理の流れである。 図1の車両用雨よけ装置の衝突時の展開処理の流れである。 図1の車両用雨よけ装置の衝突時の展開状態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係るガス給排手段の説明図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用雨よけ装置の説明図である。
符号の説明
1・・車両、 2・・ドア、 2a・・ドア本体、 2b・・窓枠、
2c・・ウインドウ、 3a・・フロントピラー、 3b・・センターピラー、
3c・・フレーム、 4・・乗降口、 5・・ルーフ、
10・・展開ルーフ、 10a・・ルーフ本体部、 10b・・ルーフ補助部、
10c・・排気孔、 20・・ガス給排手段、
21・・送風機、 21a・・ハウジング、 21b・・モータ装置、
21c・・ファン、 22・・電磁バルブ、 23・・ダクト、
24・・インフレータ、 25・・エアタンク、 26・・逆止弁、
30・・制御部、 41・・雨滴センサ、
42・・トランスミッションポジションセンサ、 43・・パーキングブレーキセンサ
44・・ドアスイッチ、 45・・衝突感知センサ、 46・・操作スイッチ、
50・・エンジン、 102・・ドア、 S・・車両用雨よけ装置

Claims (22)

  1. 車両ドアが配設された乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆う車両用雨よけ装置であって、
    内部へのガスの供給によって所定形状に膨張して乗降用空間の上部に展開する展開ルーフと、該展開ルーフにガスを供給するガス供給手段と、を備えたことを特徴とする車両用雨よけ装置。
  2. 前記展開ルーフ内のガスを排気して前記ガス展開ルーフを収縮させるガス排気手段と、前記ガス供給手段および前記ガス排気手段の作動を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  3. 該制御部は、車両ドアの開閉状態を検出するドアスイッチからのドア開閉信号に基づいて前記ガス供給手段および前記ガス排気手段を作動させて前記展開ルーフを膨張・収縮させることを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  4. 前記制御部は、降雨を検出する雨滴センサからの降雨検知信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させて前記展開ルーフを膨張させることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用雨よけ装置。
  5. 前記展開ルーフを膨張させるための展開指令信号および前記展開ルーフを収縮させるための収納指令信号を出力する操作スイッチを備え、
    前記制御部は、前記展開指令信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させ、前記収納指令信号に基づいて前記ガス排気手段を作動させることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用雨よけ装置。
  6. 前記制御部は、車両の衝突を感知する衝突感知センサからの衝突感知信号に基づいて前記ガス供給手段を作動させて前記展開ルーフを展開させることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の車両用雨よけ装置。
  7. 前記ガス供給手段は、複数のガス発生源を有し、
    前記制御部は、外部から受信する信号に基づいて前記複数のガス発生源からいずれかを選択して前記展開ルーフを膨張させることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の車両用雨よけ装置。
  8. 前記ガス供給手段は、車両駆動源ではないガス発生源を用いることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  9. 前記ガス発生源は、モータ装置と、該モータ装置の出力軸に取り付けられたファンと、前記モータ装置および前記ファンを収容するハウジングと、該ハウジングと前記展開ルーフを連通するダクトであることを特徴とする請求項8に記載の車両用雨よけ装置。
  10. 前記ガス発生源は、内部にガス発生剤を有するインフレータであることを特徴とする請求項8に記載の車両用雨よけ装置。
  11. 前記ガス供給手段は、車両駆動源を用いることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  12. 前記車両駆動源は、車両のエンジンであることを特徴とする請求項11に記載の車両用雨よけ装置。
  13. 前記ガス排気手段は、前記展開ルーフ内に供給されたガスを自然排気させることを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  14. 前記ガス排気手段は、前記展開ルーフにダクトを介して連結された電磁バルブであり、
    該電磁バルブは、前記制御部からの開信号によって前記ダクトを介して前記展開ルーフ内を外部に連通させることを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  15. 前記ガス排気手段は、前記展開ルーフに形成された排気孔であることを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  16. 前記ガス排気手段は、前記展開ルーフ内に供給されたガスを強制排気することを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  17. 前記ガス排気手段は、モータ装置と、該モータ装置の出力軸に取り付けられたファンと、前記モータ装置および前記ファンを収容するハウジングと、該ハウジングと前記展開ルーフを連通するダクトであることを特徴とする請求項2に記載の車両用雨よけ装置。
  18. 前記展開ルーフは、収縮時に車両のフレームに沿って収納されることを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  19. 前記展開ルーフは、予め折り畳み用の折り目が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  20. 前記展開ルーフは、前記ガス供給手段と着脱可能に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  21. 前記展開ルーフは、ナイロン系繊維シートに防水コーティングがなされたシートまたはナイロン系繊維シートに高密度織物を貼り合わせたシートによって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
  22. 前記展開ルーフは、回動式の車両ドアが配設された乗降口から車両側方に向けて形成される乗降用空間の上部を覆うものであって、膨張したときに、車両ドアが回動可能に取り付けられたピラーと車両ドアとの間に展開する三角形状のルーフ補助部と、該ルーフ補助部に連続して形成されピラー上端に連結されたフレームと車両ドアとの間に展開するルーフ本体部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用雨よけ装置。
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