JP2006207722A - ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】 取付部材に対してキャリパの姿勢を安定した状態に保ち、部品点数の増加や重量の増加を抑えると共に、組立時の作業性も高めるようにする。
【解決手段】 キャリパ6のアウタ脚部を構成する一対の爪部9,9のうち、ディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9には、凹溝状の取付座9Aとねじ穴とを設ける。爪部9の取付座9Aには、摺動体17の基端側をボルト18を用いて着脱可能に取付ける。アウタ側のパッドガイド部3Cは、摺動体17の先端側をパッドスプリング16を介して摺動可能に支持できるようにディスク1の軸方向に予め長く形成している。これによりキャリパ6を、シリンダ部8(取付部10)側の左,右のスライドピン12,13と爪部9側の摺動体17とにより、取付部材2に対して3点で摺動可能に支持するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与するのに好適に用いられるディスクブレーキに関する。
一般に、自動車等の車両に搭載されるディスクブレーキは、ブレーキペダルの踏込み操作によりマスタシリンダからブレーキ液圧が供給されると、一対の摩擦パッドをディスクの両面に押圧し、これによって車両に制動力を付与するものである。
そして、この種の従来技術によるディスクブレーキは、車両の非回転部分に取付けられディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ一対の腕部を有した取付部材と、該取付部材の各腕部に第1,第2のスライドピン等を用いて摺動可能に取付けられインナ側の摩擦パッドとアウタ側の摩擦パッドをディスクの両面に押圧するキャリパとを備えている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、前記取付部材とキャリパとの間には、前記取付部材の各腕部から離れた位置に第3または第4のスライドピンを設け、例えば合計3〜4本のスライドピンを用いて前記キャリパを取付部材に対しディスクの軸方向で摺動可能に支持する構成としている。
特開平8−189538号公報 特開平6−294424号公報
ところで、上述した従来技術によるディスクブレーキは、車両の非制動時、制動時にわたってキャリパの姿勢を安定させるために、例えば合計3〜4本のスライドピンを用いて前記キャリパを取付部材に対し摺動可能に取付ける構成としているものである。
しかし、この場合のディスクブレーキは、例えば第3のスライドピンの取付方向が第1,第2のスライドピンに対して逆向きとなるので、摩擦パッドの交換作業等を行うときには、キャリパ全体を車両側から取外す必要が生じ、メンテナンス時の作業性が非常に悪いという問題がある。
また、合計3〜4本のスライドピンを用いる構成であるため、これによって部品点数が増加し、組立時の作業性が悪くなる上に、全体の重量が増加する原因になり、製造コストも嵩むという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、車両の非制動時、制動時にわたってキャリパの姿勢を安定した状態に保つことができると共に、部品点数の増加や重量の増加を抑えることができ、組立時の作業性も高めることができるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、摩擦パッドの交換作業等を効率的に行うことができ、組立時やメンテナンス時の作業性を向上できるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、車両の非回転部分に取付けられディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ一対の腕部を有した取付部材と、該取付部材の各腕部に前記ディスクの軸方向で摺動可能に設けられインナ側,アウタ側の摩擦パッドをディスクの両面に押圧するキャリパとを備え、前記取付部材の各腕部には、前記インナ側,アウタ側の摩擦パッドを前記ディスクの軸方向に摺動可能にガイドするインナ側,アウタ側のパッドガイド部を設けてなるディスクブレーキに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記キャリパには、前記ディスクの回転方向の少なくとも一方側で前記アウタ側のパッドガイド部と対応した位置に摺動体を設け、該摺動体は、前記キャリパを前記アウタ側のパッドガイド部に対して摺動可能に支持する構成としたことにある。
また、請求項2の発明は、前記キャリパは、ディスクの外周側を跨ぐブリッジ部と、該ブリッジ部の一側に設けられシリンダボアが形成されたインナ脚部と、前記ブリッジ部の他側に設けられたアウタ脚部とからなり、前記摺動体は該アウタ脚部に設ける構成としている。
また、請求項3の発明によると、前記摺動体は、前記キャリパに着脱可能に設けられる別体の部材により構成している。
一方、請求項4の発明によると、前記摺動体はキャリパに一体形成する構成としている。
また、請求項5の発明によると、前記取付部材の各腕部は、前記キャリパを一対のスライドピンを介して摺動可能に支持する構成とし、前記摺動体は、前記一対のスライドピンのうち外径が小さい方のスライドピンが支持される腕部側に位置して前記キャリパに設ける構成としている。
また、請求項6の発明によると、前記摺動体は、前記ディスクの回転方向両側に位置して前記キャリパに設ける構成としている。
上述の如く、請求項1に記載の発明によれば、キャリパに設けた摺動体を、取付部材のアウタ側に位置するパッドガイド部で摺動可能に支持する構成としているので、車両の非回転部分に取付けられる取付部材は、一対の腕部に摺動可能に設けたキャリパを、前記摺動体を介して例えば3点で支持することができ、車両の非制動時と制動時とにわたってキャリパの姿勢を安定した状態に保つことができる。
このため、従来技術のように、合計3〜4本のスライドピンを用いてキャリパを取付部材に対し摺動可能に取付ける必要がなくなり、部品点数の増加を抑えることができると共に、重量の増加も防ぐことができ、組立時の作業性を高めることができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記摺動体をキャリパのアウタ脚部に設け、キャリパのインナ脚部側を取付部材の各腕部で摺動可能に支持する構成としているので、取付部材は一対の腕部とアウタ側のパッドガイド部とにより、キャリパを安定した状態で3点支持することができ、車両の非制動時と制動時とにわたってキャリパの姿勢を安定した状態に保つことができる。
また、請求項3に記載の発明では、前記摺動体をキャリパとは別体の部材により構成しているので、この摺動体をキャリパに着脱可能に設けることができ、請求項1の発明と同様の効果を得ることができる。しかも、摩擦パッドの交換作業等を行うときには、前記摺動体をキャリパから取外すことにより、摩擦パッドの交換作業を容易に行うことができ、保守、点検等を行うメンテナンス時の作業性を向上することができる。
一方、請求項4に記載の発明では、摺動体をキャリパに一体形成することにより、部品点数を減らして組立時の作業性をより一層向上できると共に、部品の管理等を容易に行うことができる。
また、請求項5に記載の発明によると、摺動体は、一対のスライドピンのうち外径が小さいの方のスライドピンを支持する腕部側に位置してキャリパに設ける構成としているので、例えば腕部に設けたピン挿嵌穴と外径が小さい方のスライドピンとの間にガタが発生し易い傾向になっても、前記摺動体をアウタ側のパッドガイド部に摺動可能に支持させることにより前記ガタの発生を抑え、取付部材に対するキャリパの姿勢を安定した状態に保つことができる。
また、請求項6に記載の発明によると、摺動体は、ディスクの回転方向両側に位置してキャリパに設ける構成としているので、ディスクの回転方向両側に位置する一対の腕部(アウタ側のパッドガイド部)により、キャリパの各摺動体を支持することができ、取付部材に対するキャリパの姿勢をより一層安定した状態に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態によるディスクブレーキを、添付図面の図1〜図16に従って詳細に説明する。
ここで、図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は車輪と共に回転するディスク、2は該ディスク1のインナ側となる位置で車両の非回転部分に一体的に取付けられる取付部材を示している。
そして、この取付部材2は、ディスク1の周方向に離間して該ディスク1の外周を跨ぐようにディスク1の軸方向に延びる一対の腕部3,3と、該腕部3,3の基端側(インナ側)を図3、図4に示すように連結した板状の連結部4と、各腕部3の先端側(アウタ側)間を弓状に細長く延びて該各腕部3の先端側を互いに連結した補強ビーム5とにより構成され、これらは鋳造等の手段を用いて一体に成形されている。
また、取付部材2の各腕部3には、図1に示す如く後述するスライドピン12,13用のピン挿嵌穴3A,3Aが有底のガイド穴として軸方向に形成されている。そして、これらの腕部3の基端側にはインナ側のパッドガイド部3Bが、先端側にはアウタ側のパッドガイド部3Cが、図3、図4に示すようにそれぞれ略コ字形状をなして形成されている。また、各パッドガイド部3B,3Cの下側には、図4に示す如く内側に向けて突出した各トルク受部3D(アウタ側のみ図示)が設けられている。
そして、取付部材2の各腕部3は、インナ側のパッドガイド部3Bとアウタ側のパッドガイド部3Cとに後述する各摩擦パッド15の耳部15Aがパッドスプリング16を介して摺動可能に係合され、これらの摩擦パッド15をディスク1の軸方向に摺動可能にガイドすると共に、各摩擦パッド15を介したディスク1からの回転トルクを各トルク受部3Dで受承するものである。
この場合、アウタ側のパッドガイド部3Cは、図3に示す如くインナ側のパッドガイド部3B(寸法L1 )よりも大なる寸法L2 (L2 >L1 )に形成され、このために腕部3の長さL(ディスク1の軸方向長さ)は、従来品よりも長く形成されている。
即ち、アウタ側のパッドガイド部3Cは、後述の摺動体17をアウタ側の摩擦パッド15と共に摺動可能に支持するため、摺動体17の摺動範囲分だけディスク1の軸方向に長く形成されているものである。
また、取付部材2の連結部4には、図2、図4に示すように各腕部3の下側に位置して一対のねじ穴4A,4Bが形成され、これらのねじ穴4A,4Bには、取付部材2を車両のナックル部(非回転部分)に取付けるための締結部材(いずれも図示せず)が螺着されるものである。
なお、ディスク1が図2中の矢示A方向に回転する場合を想定すると、前記ねじ穴4A,4Bのうち一方のねじ穴4Aは、ディスク1の回転方向入口側に配置され、他方のねじ穴4Bは、ディスク1の回転方向出口側に配置されるものである。
6は取付部材2に摺動可能に支持されるキャリパで、該キャリパ6は、図1、図2に示す如くディスク1の外周側を跨いで軸方向に延びるブリッジ部7と、該ブリッジ部7の一側に一体形成され、ディスク1のインナ側に配設されるインナ脚部としてのシリンダ部8と、ブリッジ部7の他側に一体形成され、ディスク1のアウタ側に配設されるアウタ脚部としての爪部9,9等とにより構成されている。
そして、キャリパ6には、シリンダ部8の左,右両側からディスク1の周方向に突出する一対の取付部10,10が一体に設けられ、これらの取付部10,10には、図1に示すように後述のスライドピン12,13が取付けられるものである。また、キャリパ6のシリンダ部8には、図2に示すピストン11が摺動可能に挿嵌されるシリンダボア8A(図6参照)が形成されている。
また、キャリパ6のアウタ脚部となる爪部9,9は、図2、図6に示すように二又状をなして形成されている。そして、これらの爪部9,9のうち、例えばディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9には、図1、図2および図5に示すように後述の摺動体17を取付けるための取付座9Aが設けられている。
ここで、摺動体17用の取付座9Aは、図5、図6に示すように爪部9の側面(ディスク1の回転方向出口側の側面)に開口する略U字状の凹溝として形成されている。そして、この爪部9には、取付座9Aの底面側に位置してねじ穴9Bが穿設され、該ねじ穴9Bには、後述のボルト18が螺着されるものである。
12,13はキャリパ6の取付部10,10に設けられたスライドピンで、該スライドピン12,13は、図1に示す如く基端側がピンボルト14,14を介して取付部10,10に取付けられ、先端側が各腕部3のピン挿嵌穴3A内に摺動可能に挿嵌されている。これにより、キャリパ6は、スライドピン12,13を介して取付部材2によりディスク1の軸方向に摺動可能に支持されるものである。
また、スライドピン12,13のうち、ディスク1の回転方向入口側に位置するスライドピン12は、キャリパ6を支持するためのメインピンとなり、他方のスライドピン13よりも大なる外径に形成される。そして、ディスク1の回転方向出口側に位置する他方のスライドピン13はサブピンとなり、前述のスライドピン12よりも外径が小さく形成されている。
ここで、サブピンとなるスライドピン13と腕部3のピン挿嵌穴3Aとの間のクリアランス(径方向の隙間)は、メインピンとなるスライドピン12側よりも大きく形成され、この径方向の隙間によって、キャリパ6を取付部材2に取付けるときの寸法誤差等が吸収されるものである。
15,15はディスク1の両側に配置されたインナ側,アウタ側の摩擦パッドで、該各摩擦パッド15は、ブレーキ操作時にキャリパ6(ピストン11)によりディスク1の両面に押圧され、ディスク1に対して制動力を付与するものである。ここで、各摩擦パッド15には、ディスク1の回転方向両側となる位置に一対の耳部15A,15A(1個のみ図示)が突設されている。
そして、各摩擦パッド15の耳部15Aは、後述のパッドスプリング16を介して取付部材2のパッドガイド部3B,3C内に摺動可能に挿嵌され、これにより摩擦パッド15は、各耳部15Aを介して取付部材2の各腕部3に摺動可能に支持されるものである。
16,16は各腕部3のパッドガイド部3B,3Cに設けられた一対のパッドスプリングで、該各パッドスプリング16は、図1に示す如く、パッドガイド部3B,3Cと共に摩擦パッド15を耳部15A等を介してディスク1の軸方向に摺動可能に案内するものである。
また、これらのパッドスプリング16,16は、アウタ側のパッドガイド部3C(図3に示す寸法L2 )に対応して、ディスク1の軸方向寸法が従来品よりも長く形成されている。そして、ディスク1の回転方向出口側に位置するパッドスプリング16は、アウタ側のパッドガイド部3C内に配置され、このパッドガイド部3Cと共に後述の摺動体17をディスク1の軸方向に摺動可能に案内する機能も有している。
17はキャリパ6のアウタ脚部となる爪部9に設けられた摺動体で、該摺動体17は、キャリパ6とは別体の部材により構成され、キャリパ6をアウタ側のパッドガイド部3Cに対して摺動可能に支持させるものである。そして、摺動体17は、図1、図2に示すようにキャリパ6の爪部9,9のうち、例えばディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9に締結部材としてのボルト18を介して着脱可能に取付けられる。
即ち、摺動体17の基端側は、図5ないし図7に示す如く爪部9に設けた取付座9A内にボルト18を用いて締着され、取付座9A内に廻止め状態で保持されるものである。また、摺動体17の先端側は、ディスク1の回転方向出口側に位置する腕部3(アウタ側のパッドガイド部3C)に向けて突出する突出部17Aとなっている。そして、摺動体17は、この突出部17Aがアウタ側のパッドガイド部3Cにパッドスプリング16を介して摺動可能に支持されるものである。
ここで、摺動体17は、図7に示す如く横断面が略四角形の柱状体として形成され、その基端側にはボルト18用の挿通穴17Bが穿設されている。そして、この挿通穴17Bは、ボルト18の軸径よりも僅かに大径に形成され、これにより、取付座9Aに対する摺動体17の取付位置は、挿通穴17Bとボルト18との間のクリアランス(径方向の隙間)分だけ位置補正可能となっている。
本実施の形態によるディスクブレーキは、上述の如き構成を有するもので、次に、その作用について説明する。
まず、ブレーキ操作時にキャリパ6のシリンダ部8(図6に示すシリンダボア8A)内に外部からブレーキ液圧を供給することより、該シリンダ部8内でピストン11を摺動変位させ、インナ側(シリンダ部8側)の摩擦パッド15をディスク1の一側に向けて押圧する。
そして、このときの反力でキャリパ6全体がスライドピン12,13、摺動体17を介して取付部材2に対しディスク1の軸方向に摺動変位され、これによって、アウタ脚部となる爪部9,9は、アウタ側の摩擦パッド15をディスク1の他側面に押圧する。
このため、ディスク1はインナ側の摩擦パッド15とアウタ側の摩擦パッド15とにより両面側から強く挟持され、例えば走行中の車両に制動力を付与するものである。また、ブレーキ操作を解除したときには、ディスク1の両面から各摩擦パッド15が離間して、前記車両に対する制動力を解除することになる。
ところで、車両に制動力を付与するため、インナ側,アウタ側の摩擦パッド15,15をディスク1の両面に押圧したときには、ディスク1からの回転トルクが各摩擦パッド15を介して取付部材2のトルク受部3Dに付加される。
このとき、キャリパ6のアウタ脚部となる爪部9は、ディスク1の回転トルクによる影響をアウタ側の摩擦パッド15を介して受け易く、これによってキャリパ6全体が回転トルクの影響で変位することがあり、キャリパ6の姿勢を安定させることが難しくなる。また、前記スライドピン12,13と各腕部3のピン挿嵌穴3Aとの間にガタが発生すると、車両の非制動時においてもキャリパ6の姿勢を安定させることが難しくなる。
そこで、本実施の形態にあっては、キャリパ6のアウタ脚部を構成する一対の爪部9,9のうち、例えばディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9に凹溝状の取付座9Aとねじ穴9Bとを設け、摺動体17の基端側を取付座9A内にボルト18を用いて着脱可能に取付けると共に、摺動体17の先端側(図5に示す突出部17A側)を、アウタ側のパッドガイド部3Cにパッドスプリング16を介して摺動可能に支持させる構成としている。
このために、キャリパ6は、シリンダ部8(取付部10)側の左,右のスライドピン12,13と爪部9側の摺動体17とにより、取付部材2に対して3点で支持されることになり、これによって、取付部材2に対するキャリパ6の姿勢を安定した状態に保つことができる。
そして、この場合には、従来技術のように3〜4本のスライドピンを用いる必要がないので、部品点数の増加や重量の増大等を防ぐことができ、組立時の作業性を確実に高めることができる。
また、爪部9に対する摺動体17の取付作業は、当該ディスクブレーキを車両に組付けるときの最終段階で行えばよい。しかも、ボルト18が挿通される摺動体17の挿通穴17Bは、ボルト18の軸径よりも僅かに大径に形成されているので、摺動体17を爪部9の取付座9Aにボルト18で締結するときには、挿通穴17Bとボルト18との間の径方向隙間(クリアランス)分だけ摺動体17の設置位置を簡単に位置調整することができる。
このため、組付けの最終段階で摺動体17を爪部9に取付けるときには、アウタ側のパッドガイド部3C(パッドスプリング16)に対して摺動体17の突出部17A側を適正な取付位置に設定でき、これによっても取付部材2に対するキャリパ6の姿勢を安定した状態に保持することができる。
従って、本実施の形態によれば、車両の非制動時と制動時にわたりキャリパ6の姿勢を安定した状態に保つことができると共に、部品点数の増加や重量の増加を抑えることができ、組立時の作業性も高めることができる。
しかも、摺動体17は、爪部9の取付座9Aにボルト18を用いて着脱可能に取付けるので、例えば摩擦パッド15の交換等を行うメンテナンス時には、爪部9から摺動体17を取外すことにより、キャリパ6全体を取付部材2から取外す必要もなく、摩擦パッド15の交換作業等を容易に行うことができ、メンテナンス時の作業性を大幅に向上することができる。
また、本実施の形態にあっては、キャリパ6のアウタ脚部を構成する一対の爪部9,9のうち、例えばディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9に摺動体17を設ける構成としている。即ち、図1に示す左,右のスライドピン12,13のうち、キャリパ6を支持するためのメインピンとなるスライドピン12側ではなく、他方のサブピンとなるスライドピン13側に摺動体17を設ける構成としている。
これにより、キャリパ6を取付部材2に取付けるときの寸法誤差等を吸収するため、腕部3のピン挿嵌穴3Aとスライドピン13との間のクリアランス(径方向の隙間)を予め大きく形成した場合でも、このスライドピン13側のガタ等を摺動体17により吸収することが可能となる。
即ち、摺動体17は、図1に示す如くスライドピン13の先端側に近い位置でアウタ側のパッドガイド部3Cにパッドスプリング16を介して摺動可能に支持されるので、腕部3のピン挿嵌穴3Aとスライドピン13との間のクリアランスを大きく取った場合でも、取付部材2に対するキャリパ6の姿勢を安定した状態に保つことができる。
次に、図8および図9は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、摺動体21の先端側(突出部)に円柱部21Aを設ける構成としたことにある。
ここで、摺動体21は、第1の実施の形態で述べた摺動体17とほぼ同様に構成され、その基端側にはボルト18用の挿通穴21Bが穿設されている。しかし、この場合の摺動体21には、ディスク1の軸方向に短尺の円柱形状をなして延びる円柱部21Aが形成されている点で、第1の実施の形態とは相違しているものである。
そして、摺動体21は、図8に示すように爪部9の取付座9A内にボルト18を用いて着脱可能に取付けられ、摺動体21の円柱部21Aは、アウタ側のパッドガイド部3C内にパッドスプリング16を介して摺動可能に配置される。このときに、摺動体21の円柱部21Aは、パッドガイド部3C内でパッドスプリング16に対して線接触に近い状態で摺動変位(接触)するものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、キャリパ6は、左,右のスライドピン12,13と爪部9側の摺動体21とにより、取付部材2に対して3点で支持されることになり、これによって、取付部材2に対するキャリパ6の姿勢を安定した状態に保つことができ、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
特に、本実施の形態では、摺動体21の円柱部21Aが、パッドガイド部3C内でパッドスプリング16に対して線接触に近い状態で摺動変位するため、両者の接触面積を小さくして摺動抵抗を低減できると共に、アウタ側のパッドガイド部3C内で摺動体21の円柱部21Aを円滑に摺動変位させることができる。
次に、図10は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、摺動体31の先端側(突出部)に球形部31Aを設ける構成としたことにある。
ここで、摺動体31は、第1の実施の形態で述べた摺動体17とほぼ同様に構成され、その基端側にはボルト18用の挿通穴31Bが穿設されている。しかし、この場合の摺動体31は、その先端側に球形部31Aが形成されている点で相違しているものである。
そして、摺動体31は、図10に示すように爪部9の取付座9A内にボルト18を用いて着脱可能に取付けられ、摺動体31の球形部31Aは、例えば図8に示すパッドガイド部3C内でパッドスプリング16に対して点接触に近い状態で摺動変位(接触)するものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、取付部材2に対するキャリパ6の姿勢を安定した状態に保つことができ、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態では、摺動体31の球形部31Aにより点接触に近い摺動状態を確保することができ、摺動抵抗をより効果的に低減することができる。
次に、図11および図12は本発明の第4の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、キャリパのアウタ脚部に2個の摺動体を設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は本実施の形態で採用するキャリパで、該キャリパ41は、第1の実施の形態で述べたキャリパ6とほぼ同様に構成され、ブリッジ部7、インナ脚部としてのシリンダ部8、左,右の取付部10,10等を有している。しかし、この場合のキャリパ41は、後述の爪部42,42が異なる形状に形成されているものである。
42,42はキャリパ41のアウタ脚部を構成する一対の爪部で、該各爪部42は、第1の実施の形態で述べた爪部9と同様に二又形状をなして形成されている。しかし、この爪部42,42には、それぞれ取付座42Aとねじ穴(図示せず)が形成されている点で、第1の実施の形態とは相違している。
43,43は本実施の形態で採用した2個の摺動体で、該各摺動体43は、第1の実施の形態で述べた摺動体17と同様に形成されている。しかし、この場合の摺動体43,43は、キャリパ41の爪部42,42に取付座42A,42Aを介して取付けられる点で第1の実施の形態とは異なるものである。
即ち、各摺動体43の基端側は、各爪部42の取付座42A内にボルト18を用いて締着され、取付座42A内に廻止め状態で保持されるものである。また、摺動体43,43の先端側は、ディスク1の回転方向両側(入口側,出口側)に位置する各腕部3(アウタ側のパッドガイド部3C)に向けて突出し、アウタ側の各パッドガイド部3Cにパッドスプリング16を介して摺動可能に支持されている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態では、シリンダ部8側のスライドピン12,13(図1参照)と爪部42,42側の摺動体43,43とにより、キャリパ41を取付部材2に対して4点で支持することができ、取付部材2に対するキャリパ6の姿勢をより一層安定した状態に保つことができる。
次に、図13ないし図16は本発明の第5の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、キャリパのアウタ脚部に摺動体を一体に形成する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、51は本実施の形態で採用するキャリパで、該キャリパ51は、第1の実施の形態で述べたキャリパ6とほぼ同様に構成され、ブリッジ部7、インナ脚部としてのシリンダ部8、左,右の取付部10,10等を有している。しかし、この場合のキャリパ51は、後述の爪部52が異なる形状に形成されているものである。
52,52はキャリパ51のアウタ脚部を構成する一対の爪部で、該各爪部52は、第1の実施の形態で述べた爪部9と同様に二又形状をなして形成されている。しかし、爪部52,52のうちディスク1の回転方向出口側に位置する爪部52には、後述の摺動突起53が一体に形成されている点で、第1の実施の形態とは相違しているものである。
53はディスク1の回転方向出口側に位置する爪部52に一体形成された摺動体としての摺動突起で、該各摺動突起53は、第1の実施の形態で述べた摺動体17とほぼ同様の機能を有しているものである。しかし、この場合の摺動突起53は、前述の爪部52に一体成形されている点で第1の実施の形態とは異なるものである。
即ち、摺動突起53は、ディスク1の回転方向出口側に位置する爪部52の側面から腕部3(アウタ側のパッドガイド部3C)に向けて突出するコ字状の凸部として形成され、摺動突起53の先端側は、アウタ側のパッドガイド部3Cにパッドスプリング16を介して摺動可能に支持されるものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態では、爪部52に摺動突起53を一体に形成する構成であるから、キャリパ51と摺動突起53を単一の部品として取扱うことができ、第1の実施の形態よりも部品点数を減らして組立時の作業性等を向上できると共に、部品の管理等を一層容易に行うことができる。
なお、前述した第1の実施の形態では、ディスク1の回転方向出口側に位置する爪部9に摺動体17を設ける場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばスライドピン12,13のうち、サブピンとなるスライドピンがディスクの回転方向入口側に設けられるタイプのディスクブレーキの場合には、ディスクの回転方向入口側となる爪部の位置に摺動体(摺動体)を取付ける構成とするのがよいものである。
そして、この点は前記第2,第3,第5の実施の形態で用いた摺動体21,31,摺動突起53についても同様である。また、前記第4の実施の形態で述べた一対の摺動体43、43のように、ディスク1の回転方向両側に前述の摺動体21,31,摺動突起53をそれぞれ設ける構成としてもよいものである。
また、前記第5の実施の形態では、摺動体としての摺動突起53をキャリパ51の爪部52から外向きに突出させる場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば実開平8−1421号公報に記載のディスクブレーキのようにパッドガイド部がコ字形状の凸部として形成される場合には、キャリパに設ける摺動体をコ字形状の凹部として形成する構成としてもよいものである。
本発明の第1の実施の形態によるディスクブレーキを上側からみた一部破断の平面図である。 図1に示すディスクブレーキの正面図である。 図1中の取付部材を単体で示す平面図である。 図3に示す取付部材の正面図である。 図1中のキャリパから摺動体を取外した状態を示す一部破断の平面図である。 図5中のキャリパを単体で示す正面図である。 図5中の摺動体とボルトを分解した状態で示す斜視図である。 第2の実施の形態によるディスクブレーキを示す正面図である。 図8中のキャリパから摺動体を取外した状態を示す一部破断の平面図である。 第3の実施の形態による摺動体をキャリパから取外した状態で示す一部破断の平面図である。 第4の実施の形態によるディスクブレーキを上側からみた平面図である。 図11に示すディスクブレーキの正面図である。 第5の実施の形態によるディスクブレーキを上側からみた一部破断の平面図である。 図13に示すディスクブレーキの正面図である。 図13中のキャリパを単体で示す平面図である。 図15に示すキャリパの正面図である。
符号の説明
1 ディスク
2 取付部材
3 腕部
3A ピン挿嵌穴
3B インナ側のパッドガイド部
3C アウタ側のパッドガイド部
6,41,51 キャリパ
7 ブリッジ部
8 シリンダ部(インナ脚部)
8A シリンダボア
9,42,52 爪部(アウタ脚部)
10 取付部
11 ピストン
12,13 スライドピン
15 摩擦パッド
16 パッドスプリング
17,21,31,43 摺動体
18 ボルト(締結部材)
53 摺動突起(摺動体)

Claims (6)

  1. 車両の非回転部分に取付けられディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ一対の腕部を有した取付部材と、該取付部材の各腕部に前記ディスクの軸方向で摺動可能に設けられインナ側,アウタ側の摩擦パッドをディスクの両面に押圧するキャリパとを備え、前記取付部材の各腕部には、前記インナ側,アウタ側の摩擦パッドを前記ディスクの軸方向に摺動可能にガイドするインナ側,アウタ側のパッドガイド部を設けてなるディスクブレーキにおいて、
    前記キャリパには、前記ディスクの回転方向の少なくとも一方側で前記アウタ側のパッドガイド部と対応した位置に摺動体を設け、該摺動体は、前記キャリパを前記アウタ側のパッドガイド部に対して摺動可能に支持する構成としたことを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記キャリパは、ディスクの外周側を跨ぐブリッジ部と、該ブリッジ部の一側に設けられシリンダボアが形成されたインナ脚部と、前記ブリッジ部の他側に設けられたアウタ脚部とからなり、前記摺動体は該アウタ脚部に設ける構成としてなる請求項1に記載のディスクブレーキ。
  3. 前記摺動体は、前記キャリパに着脱可能に設けた別体の部材により構成してなる請求項1または2に記載のディスクブレーキ。
  4. 前記摺動体は前記キャリパに一体形成する構成としてなる請求項1または2に記載のディスクブレーキ。
  5. 前記取付部材の各腕部は、前記キャリパを一対のスライドピンを介して摺動可能に支持する構成とし、前記摺動体は、前記一対のスライドピンのうち外径が小さい方のスライドピンが支持される腕部側に位置して前記キャリパに設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載のディスクブレーキ。
  6. 前記摺動体は、前記ディスクの回転方向両側に位置して前記キャリパに設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載のディスクブレーキ。
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