JP4928478B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば四輪車等の車両に制動力を付与するのに好適に用いられるディスクブレーキに関し、特に、高速走行時での制動性能を高めるようにしたディスクブレーキに関する。
一般に、車両の非回転部分に設けられた取付部材に対してキャリパをディスクの軸方向に摺動変位させることにより、回転するディスクの両面にインナ側とアウタ側の摩擦パッドを押圧して車両に制動力を付与する構成としたディスクブレーキは、種々の型式のものが知られている。
そして、これらの従来技術によるディスクブレーキのうち、例えば車両の高速走行時における制動性能を高めるために、ディスクの回転方向に複数のキャリパを夫々の摩擦パッドと共に並置する構成とした分離ライニング式のディスクブレーキが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−213732号公報
従来技術による分離ライニング式のディスクブレーキは、車両の非回転部分に取付けられる取付部材が、ディスクの周方向に離間してディスクのインナ側からアウタ側へと軸方向に跨ぐように延びた、例えば3本の腕部を有している。これらの腕部は、ディスクの回転方向入口側に位置する入口側腕部と、ディスクの回転方向出口側に位置する出口側腕部と、これらの入口側腕部,出口側腕部間に位置する中間側腕部とにより構成されている。そして、ディスクの回転方向に並置される2個のキャリパが、取付部材の各腕部間にそれぞれ摺動可能に設けられている。
この場合、前記入口側腕部と中間側腕部との間には、2個のキャリパのうち一方のキャリパ(入口側キャリパ)が配置され、車両の制動時に摩擦パッドに作用するトルクは、中間側腕部に設けたトルク受部によって受承される。また、前記中間側腕部と出口側腕部との間には他方のキャリパ(出口側キャリパ)が配置され、他方のキャリパ側で摩擦パッドに作用する制動時のトルクは、出口側腕部に設けたトルク受部によって受承されるものである。
ところで、上述した従来技術よる分離ライニング式のディスクブレーキは、取付部材の剛性を確保するため、各腕部間をディスクのインナ側ではメインビームにより一体に連結し、アウタ側では入口側腕部と中間側腕部との間を一の補強ビーム(アウタビーム)によって連結すると共に、中間側腕部と出口側腕部との間を他の補強ビーム(アウタビーム)により連結する構成としている。
しかし、このようなディスクブレーキの取付部材では、中間側腕部は入口側腕部や出口側腕部よりも細く、剛性が低いものとならざるを得ず、車両の制動時に摩擦パッドからのトルクを受けてディスクの回転方向に撓み変形する量が出口側腕部よりも中間側腕部の方が大きくなってしまう。
この結果、中間側腕部の撓み変形が出口側腕部の変形よりも大きくなった場合には、中間側腕部と出口側腕部との間に位置する摩擦パッドが両者の間に挟まれ、当該摩擦パッドがディスクの軸方向に円滑に摺動変位できなくなる。これにより、キャリパのシリンダボア内に供給するブレーキ液圧が、このときの摩擦パッドの摺動抵抗の増加によって無駄に消費され、制動距離が長くなる原因になる等の問題が生じる。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、例えば高速走行時等での制動特性を十分に確保できる上に、制動時における摩擦パッドの摺動変位を安定させ、ブレーキ性能を向上することができるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、車両の非回転部分にディスクのインナ側となる位置で取付けられるメインビームと該メインビームに接続され前記ディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ少なくとも3本の腕部とを有した取付部材と、該取付部材の各腕部間で前記ディスクのインナ側及びアウタ側にそれぞれ摺動可能に設けられた少なくとも2対の摩擦パッドと、該少なくとも2対の摩擦パッドをそれぞれ一のディスクの両面に押圧する複数のキャリパとを備えてなるディスクブレーキに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記各腕部は、前記ディスクの回転方向入口側の腕部と、回転方向出口側の腕部と、両者の間に位置する中間側腕部とからなり、該各腕部に前記少なくとも2対の摩擦パッドが摺動可能に嵌合するパッド支持部が形成され、該中間側腕部には、前記ディスクの周方向両面に、前記2対の摩擦パッドのインナ側及びアウタ側のそれぞれで前記ディスク軸方向における位置が一致するように前記パッド支持部が形成され、前記各パッド支持部のうち、前記回転方向出口側の腕部と前記中間側腕部とのパッド支持部が、車両前進時における制動時に前記摩擦パッドへ作用するトルクを受承するようになっており、前記取付部材には、前記回転方向入口側の腕部と前記中間側腕部との間のみに、前記メインビームに対向し、前記回転方向入口側の腕部と中間側腕部とを連結する補強ビームが設けられていることにある。
また、請求項2の発明が採用する構成の特徴は、前記各腕部は、前記ディスクの回転方向入口側の腕部と、回転方向出口側の腕部と、両者の間に位置する中間側腕部とからなり、該各腕部に前記少なくとも2対の摩擦パッドが摺動可能に嵌合するパッド支持部が形成され、該中間側腕部には、前記ディスクの周方向両面に、前記2対の摩擦パッドのインナ側及びアウタ側のそれぞれで前記ディスク軸方向における位置が一致するように前記パッド支持部が形成され、前記各パッド支持部のうち、前記回転方向出口側の腕部と前記中間側腕部とのパッド支持部が、車両前進時における制動時に前記摩擦パッドへ作用するトルクを受承するようになっており、前記取付部材には、前記回転方向入口側の腕部と前記中間側腕部との間に設けられ、前記メインビームに対向し、前記回転方向入口側の腕部と中間側腕部とを連結する第1の補強ビームと、前記中間側腕部と前記回転方向出口側の腕部との間に設けられ、前記メインビームに対向し、前記中間側腕部と前記回転方向出口側の腕部とを連結する第2の補強ビームと、が設けられ、該第2の補強ビームは、前記第1の補強ビームよりも小さい肉厚をもって形成されていることにある。
上述の如く、請求項1の発明によれば、取付部材の各腕部のうち、中間側腕部が車両の制動時に摩擦パッドからのトルクを受けてディスクの回転方向に撓み変形しても、補強ビームを用いることで、この変形量を出口側の腕部よりも小さく抑えることができ、摩擦パッドと中間側腕部および回転方向出口側の腕部との間のクリアランスがなくなってしまうことがなくなるので、中間側腕部と出口側の腕部との間で摩擦パッドが挟まれるのを防止できる。これにより、当該摩擦パッドがディスクの軸方向に円滑に摺動変位するのを補償でき、ブレーキ性能を向上できると共に、高速走行時の制動距離を短縮することができ、制動時の特性を安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態によるディスクブレーキを、添付図面の図1ないし図11に従って詳細に説明する。
ここで、図1ないし図8は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は車両の車輪と共に回転するディスク、2はディスクブレーキの取付部材で、該取付部材2は、鋳造等の手段により図7および図8に示す如く一体成形され、後述のメインビーム3、入口側腕部4、出口側腕部5、中間側腕部6および補強ビーム7等から略長方形状をなす枠体として構成されるものである。
3は取付部材2の本体部分を構成するメインビームで、該メインビーム3は、図1、図4および図7に示すように、ディスク1の周方向に延びた弓形状の板体として形成されている。そして、メインビーム3には、その長さ方向両端側に位置して後述の入口側腕部4、出口側腕部5が一体形成され、長さ方向の中間部には後述の中間側腕部6が一体形成されている。
また、メインビーム3には、図4に示すように長さ方向両側に離間して一対の締結用の座面部3A,3Aが設けれ、該各座面部3Aの中央には、ねじ穴3B,3Bが穿設されている。そして、各座面部3Aは、その表面が車両の非回転部分に衝合され、この状態でねじ穴3B内にボルト(いずれも図示せず)等が螺着されることにより、メインビーム3は、ディスク1の軸方向一側(インナ側)となる位置で車両の非回転部分に取付けられるものである。
4はメインビーム3の長さ方向一側に一体形成された入口側腕部で、該入口側腕部4は、例えば図1に示す如く矢示A方向に回転するディスク1に対して回転方向の入口側に位置し、後述の出口側腕部5、中間側腕部6と共にディスク1の周方向に離間した合計3個の腕部を構成するものである。そして、入口側腕部4は、メインビーム3の長さ方向一側からディスク1の径方向外側に突出すると共に、ディスク1の外周を跨ぐように軸方向に伸長して形成されている。
ここで、入口側腕部4には、その長さ方向(ディスク1の軸方向)中間部にディスクパス部4Aが形成されている(図8参照)。このディスクパス部4Aは、ディスク1の外周側が入口側腕部4に接触するのを避けるための凹溝であり、例えば切削加工等の手段を用いて形成されるものである。
また、入口側腕部4には、メインビーム3側に位置する基端側(インナ側)にインナ側のパッド支持部4Bが形成され、ディスク1のアウタ側に位置する先端側にはアウタ側のパッド支持部4Cが形成されている。そして、これらのパッド支持部4B,4Cは、ディスクパス部4Aを挟んでディスク1の軸方向両側に配設される。
即ち、アウタ側のパッド支持部4Cは、図1、図7に示すように入口側腕部4のアウタ側を略コ字形状に切欠いた凹部として形成され、後述の摩擦パッド15をディスク1の軸方向に案内するパッドガイドを構成すると共に、トルク受部を兼用するものである。また、インナ側のパッド支持部4Bは、図4に示すように入口側腕部4のインナ側を略コ字形状に切欠いた凹部として形成され、後述の摩擦パッド14をディスク1の軸方向に案内するパッドガイドを構成すると共に、トルク受部を兼用するものである。
また、入口側腕部4は、ディスク1のインナ側となる位置で、かつディスク1の径方向外側寄りの位置にピン取付用突部4Dを有し、このピン取付用突部4Dは、図8に示す如くメインビーム3の座面部3Aよりもディスク1の軸方向に大きく突出して形成されている。そして、ピン取付用突部4Dには、後述の摺動ピン13が摺動可能に挿嵌されるピン穴(図示せず)が入口側腕部4のアウタ側に向けて軸方向に穿設されている。
5はメインビーム3の長さ方向他側に一体形成された出口側腕部で、該出口側腕部5は、例えば図1に示す如く矢示A方向に回転するディスク1に対して回転方向の出口側に位置し、メインビーム3の長さ方向他側からディスク1の径方向外側に突出すると共に、ディスク1の外周を跨ぐように軸方向に伸長して形成されている。
ここで、出口側腕部5には、前述した入口側腕部4と同様にディスクパス部5Aが形成され(図8参照)、該ディスクパス部5Aを挟んでディスク1の軸方向両側にはインナ側,アウタ側のパッド支持部5B,5Cが形成されている。そして、この場合のパッド支持部5B,5Cは、後述の摩擦パッド17,18をディスク1の軸方向に案内するパッドガイドを構成すると共に、トルク受部を兼用するものである。
また、出口側腕部5は、インナ側となる位置で、かつディスク1の径方向外側寄りの位置にピン取付用突部5Dを有し、該ピン取付用突部5Dは、図8に示す如くメインビーム3の座面部3Aよりもディスク1の軸方向に大きく突出して形成されている。そして、ピン取付用突部5Dには、後述の摺動ピン13が摺動可能に挿嵌されるピン穴(図示せず)が出口側腕部5のアウタ側に向けて軸方向に穿設されている。
6はメインビーム3の長さ方向中間部に一体形成された中間側腕部で、該中間側腕部6は、図1に示す如く矢示A方向に回転するディスク1の回転方向(周方向)に対して入口側腕部4と出口側腕部5との中間に位置し、これらの腕部4,5とほぼ同様に構成されている。しかし、中間側腕部6は、図1、図7に示す如くその幅寸法(ディスク1の周方向に沿った肉厚)がディスク1の径方向内側で小さく、径方向外側に向けて漸次大きくなるように略V字状をなして形成されている。
また、中間側腕部6には、図8に示すように前記腕部4,5と同様にディスクパス部6Aが形成され、該ディスクパス部6Aを挟んでディスク1の軸方向両側には、インナ側のパッド支持部6B,6B′とアウタ側のパッド支持部6C,6C′とが形成されている。そして、インナ側,アウタ側のパッド支持部6B,6Cは、入口側腕部4のパッド支持部4B,4Cに対してディスク1の周方向で対向する位置に配設され、それぞれパッドガイドとトルク受部とを兼用するものである。また、インナ側,アウタ側のパッド支持部6B′,6C′は、出口側腕部5のパッド支持部5B,5Cに対してディスク1の周方向で対向し、それぞれパッドガイドとトルク受部とを兼用する構成となっている。
この場合、アウタ側のパッド支持部6C,6C′は、図1、図7に示すように中間側腕部6のアウタ側で、その両側(ディスク1の周方向両側)部位をそれぞれ略コ字形状に切欠くことにより形成されている。また、インナ側のパッド支持部6B,6B′は、図4に示す如く中間側腕部6のインナ側で、その両側(ディスク1の周方向両側)部位をそれぞれ略コ字形状に切欠くことにより形成されている。
そして、中間側腕部6のパッド支持部6B,6Cは、入口側腕部4のパッド支持部4B,4Cと協働して後述の摩擦パッド14,15をディスク1の軸方向に摺動可能に案内しつつ、後述する制動時のトルクを受承するものである。また、中間側腕部6のパッド支持部6B′,6C′は、出口側腕部5のパッド支持部5B,5Cと協働して後述の摩擦パッド17,18をディスク1の軸方向に摺動可能に案内する。そして、ディスク1が矢示A方向に回転するときには、出口側腕部5のパッド支持部5B,5Cが制動時のトルクを受承するものである。
また、中間側腕部6のインナ側には、ディスク1の周方向に離間して一対のピン取付用突部6D,6D′(図8参照)が設けられ、該ピン取付用突部6D,6D′は、中間側腕部6の径方向外側寄りの位置に配置されている。そして、ピン取付用突部6D,6D′にも、後述の摺動ピン13が摺動可能に挿嵌されるピン穴(図示せず)が設けられている。
7は取付部材2の剛性を高めるために設けられたアウタビームとしての補強ビームで、該補強ビーム7は、図1、図7に示すように入口側腕部4と中間側腕部6との間をディスク1のアウタ側となる位置で弓形状をなして延び、両者の間をディスク1の周方向で一体的に連結している。そして、補強ビーム7は、入口側腕部4と中間側腕部6との間をディスク1の周方向で連結することにより、中間側腕部6のディスク1の周方向への曲げに対する剛性を高め、該中間側腕部6がディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形されるのを抑えるものである。
8は入口側腕部4と中間側腕部6との間に位置して取付部材2に設けられた閉構造枠部で、該閉構造枠部8は、図8に示すように入口側腕部4と中間側腕部6との基端側(インナ側)をメインビーム3で連結し、入口側腕部4と中間側腕部6との先端側(アウタ側)を、メインビーム3に対向して位置する補強ビーム7で連結することにより、略四角形状の閉構造なす枠体部を構成している。
9は出口側腕部5と中間側腕部6との間に位置して取付部材2に設けられた開構造枠部で、該開構造枠部9は、図8に示すように出口側腕部5と中間側腕部6との基端側(インナ側)をメインビーム3により連結しているのに対し、出口側腕部5と中間側腕部6との先端側(アウタ側)は連結することなく、内,外を開放することにより、略コ字形状の開構造なす枠体部を構成しているものである。
10,11は取付部材2に摺動可能に支持されたキャリパで、該キャリパ10,11のうち一方のキャリパ10は、図1に示す如く取付部材2の入口側腕部4と中間側腕部6との間に配置され、ブレーキ液圧が給排されることによりディスク1の軸方向に変位する。また、他方のキャリパ11は、出口側腕部5と中間側腕部6との間に配置され、同様にディスク1の軸方向に変位するものである。
ここで、キャリパ10は、ディスク1のインナ側に配設され内部に後述のシリンダボア20(図5参照)が形成されたインナ脚部10Aと、該インナ脚部10Aからディスク1のアウタ側へと延設されたブリッジ部10Bと、該ブリッジ部10Bの先端側に一体形成されディスク1のアウタ側に配設されたアウタ脚部10Cと、インナ脚部10Aの両端から図1中の左,右(ディスク1の周方向)にそれぞれ突設された一対の取付部10D,10Dとにより構成されている。
そして、キャリパ10の各取付部10Dには、図2〜図4に示す如くボルト12,12等を介して摺動ピン13の一端側が一体的に取付けられ、該各摺動ピン13の他端側は、入口側腕部4と中間側腕部6との前記ピン穴内にそれぞれ摺動可能に挿嵌されている。これにより、キャリパ10は、取付部材2の入口側腕部4と中間側腕部6とにディスク1の軸方向で摺動変位可能に取付けられている。
また、他方のキャリパ11も、インナ脚部11A、ブリッジ部11B、アウタ脚部11Cおよび一対の取付部11D,11D等により構成されている。そして、キャリパ11の各取付部11Dには、図2〜図4に示す如くボルト12,12等を介して摺動ピン13の一端側が一体的に取付けられ、該各摺動ピン13の他端側は、出口側腕部5と中間側腕部6との前記ピン穴内にそれぞれ摺動可能に挿嵌されている。これにより、キャリパ11は、取付部材2の出口側腕部5と中間側腕部6とにディスク1の軸方向で摺動変位可能に取付けられている。
14,15は一方のキャリパ10を介してディスク1の両面に配設されるインナ側,アウタ側の摩擦パッドで、該摩擦パッド14,15は、図1、図4に示す如くディスク1の周方向に延びる横長の略扇形状に形成され、その長さ方向両端側には、入口側腕部4のパッド支持部4B,4Cと中間側腕部6のパッド支持部6B,6Cとに対応して凸形状をなす耳部14A,15Aがそれぞれ形成されている。
ここで、摩擦パッド14,15は、各耳部14A,15Aがパッドスプリング16,16を介して入口側腕部4のパッド支持部4B,4Cと中間側腕部6のパッド支持部6B,6Cとに摺動可能にディスク1の回転方向に若干のクリアランスをもって嵌合され、ディスク1のインナ側とアウタ側とに対向して配設される。そして、摩擦パッド14,15は、ブレーキ操作時にブレーキ液圧がキャリパ10に給排されると、該キャリパ10によってディスク1の両面に押圧されるものである。
17,18は他方のキャリパ11を介してディスク1の両面に配設される他の摩擦パッドで、該摩擦パッド17,18にも、図1、図4に示す如く長さ方向両端側に凸形状をなす耳部17A,18Aがそれぞれ形成され、ディスク1のインナ側とアウタ側とに対向して配設される。そして、摩擦パッド17,18は、各耳部17A,18Aがパッドスプリング19,19を介して出口側腕部5のパッド支持部5B,5Cと中間側腕部6のパッド支持部6B′,6C′とに摺動可能にディスク1の回転方向に若干のクリアランスをもって嵌合され、ブレーキ操作時には他方のキャリパ11によってディスク1の両面に押圧されるものである。
20はキャリパ10のインナ脚部10Aに形成されたシリンダボアで、該シリンダボア20内には、図5に示すように有底筒状のピストン21が摺動可能に挿嵌されている。そして、該ピストン21は、外部からシリンダボア20に給排されるブレーキ液圧によりインナ側の摩擦パッド14をディスク1の一側面に向けて押動するものである。
22はキャリパ11のインナ脚部11Aに形成された他のシリンダボアで、該シリンダボア22内には、図6に示すように有底筒状のピストン23が摺動可能に挿嵌されている。そして、該ピストン23は、外部からシリンダボア22に給排されるブレーキ液圧によりインナ側の摩擦パッド17をディスク1の一側面に向けて押動するものである。
本実施の形態によるディスクブレーキは、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
まず、車両のブレーキ操作時には、キャリパ10,11のインナ脚部10A,11A(図5,図6中に示すシリンダボア20,22内)にブレーキ液圧を供給すると、このときの液圧力で夫々のピストン21,23がディスク1に向けて摺動変位し、これによってインナ側の摩擦パッド14,17をディスク1の一側面に押圧する。
そして、このときにはキャリパ10,11がディスク1からの押圧反力を受けるため、キャリパ10,11全体が取付部材2の腕部4,5,6に対し各摺動ピン13を介してディスク1のインナ側へと摺動変位し、アウタ脚部10C,11Cがアウタ側の摩擦パッド15,18をディスク1の他側面に押圧する。
これにより、インナ側の摩擦パッド14,17とアウタ側の摩擦パッド15,18とは、図1、図4中の矢示A方向に回転しているディスク1を、両者の間で軸方向両側から強く挟持することができ、ディスク1に制動力を与えることができる。そして、ブレーキ操作を解除したときには、ピストン21,23への液圧供給が停止されることにより、インナ側の摩擦パッド14,17とアウタ側の摩擦パッド15,18とがディスク1から離間する方向に変位し、次なるブレーキ操作に備えるように待機する。
ここで、2個のキャリパ10,11のうちディスク1の回転方向入口側寄りに位置する一方のキャリパ10は、取付部材2の入口側腕部4と中間側腕部6との間に摩擦パッド14,15と共に配置されている。そして、車両の制動時に摩擦パッド14,15に作用するトルクは、中間側腕部6に設けたパッド支持部6B,6C(トルク受部)によって受承される。
また、取付部材2の中間側腕部6と出口側腕部5との間には、他方のキャリパ11が摩擦パッド17,18と共に配置され、他方のキャリパ11側で摩擦パッド17,18に作用する制動時のトルクは、出口側腕部5に設けたパッド支持部5B,5C(トルク受部)によって受承されるものである。
ところで、車両の制動時に取付部材2の中間側腕部6が摩擦パッド14,15からのトルクを受けると、ディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形することがある。また、車両の制動時には出口側腕部5も、摩擦パッド17,18からのトルクでディスク1の回転方向に撓み変形する傾向がある。
このため、中間側腕部6の撓み変形が出口側腕部5の変形よりも仮に大きくなると、他方のキャリパ11は中間側腕部6と出口側腕部5との間で挟まれることになり、キャリパ11がディスク1の軸方向に円滑に摺動変位できなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、取付部材2の入口側腕部4と中間側腕部6との間を、図1、図7に示すようにディスク1のアウタ側となる位置(メインビーム3に対向する位置)で補強ビーム7により一体的に連結し、これによって中間側腕部6のディスク1の回転方向の曲げに対する剛性を高め、該中間側腕部6がディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形されるのを抑える構成としている。
この場合、取付部材2は、図8に示すように入口側腕部4と中間側腕部6との基端側(インナ側)をメインビーム3で連結し、入口側腕部4と中間側腕部6との先端側(アウタ側)を補強ビーム7で連結することにより、略四角形状の閉構造枠部8を構成している。一方、出口側腕部5と中間側腕部6との間は、その先端側(アウタ側)を連結することなく、内,外を開放することにより、略コ字形状の開構造枠部9として構成されている。
このため、取付部材2の中間側腕部6には、ディスク1の回転方向(矢示A方向)出口側に位置する出口側腕部5よりも大なる曲げ剛性が与えられる。これにより、車両の制動時に中間側腕部6が摩擦パッド14,15からのトルクを受けてディスク1の回転方向に撓み変形しても、この変形量を出口側腕部5の変形量よりも小さく抑えることができ、パッド支持部5B,5C及びパッド支持部6B′,6C′と摩擦パッド17,18とのクリアランスがなくなってしまうことがなくなり、中間側腕部6と出口側腕部5との間でキャリパ11が挟まれるのを防止することができる。
従って、本実施の形態によれば、入口側腕部4と中間側腕部6との先端側(アウタ側)を補強ビーム7で連結することにより、取付部材2の中間側腕部6に対して出口側腕部5よりも大なる剛性を与えることで、中間側腕部6の制動時の変形量が出口側腕部5の制動時の変形量よりも小さくなることにより、摩擦パッド17,18がディスク1の軸方向に円滑に摺動変位するのを補償でき、ブレーキ性能を向上することができると共に、高速走行時の制動距離を短縮することができ、制動時の特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、取付部材2の入口側腕部4と中間側腕部6との間をアウタ側の補強ビーム7で連結することにより、中間側腕部6のディスク1の回転方向への曲げに対する剛性等を高めるため、例えば中間側腕部6の肉厚(ディスク1の周方向に沿った肉厚)を大きくする等の対策が不要となり、ディスク1の周方向での取付部材2の寸法を小さく抑え、軽量化を図ることができると共に、車両への搭載性等を向上することができる
に、図ないし図11は本発明の第の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、取付部材の入口側腕部と中間側腕部との間に大なる肉厚の補強ビームを設け、出口側腕部と中間側腕部との間には小なる肉厚の補強ビームを設ける構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は本実施の形態で採用したディスクブレーキの取付部材で、該取付部材41は、第1の実施の形態で述べた取付部材2とほぼ同様に、メインビーム3、入口側腕部4、出口側腕部5および中間側腕部6を含んで構成されている。しかし、この場合の取付部材41は、入口側腕部4と中間側腕部6との間に後述の補強ビーム42を設け、出口側腕部5と中間側腕部6との間には、後述の補強ビーム43を設けている点で、第1の実施の形態とは異なるものである。
42はアウタビームとしての第1の補強ビームで、該補強ビーム42は、第1の実施の形態で述べた補強ビーム7とほぼ同様に構成され、入口側腕部4と中間側腕部6との間をディスク1の周方向で一体的に連結している。しかし、この場合の補強ビーム42は、図、図10に示すように後述の補強ビーム43よりも大なる肉厚をもって形成され、これにより、中間側腕部6のディスク1の回転方向への曲げに対する剛性を高め、該中間側腕部6がディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形されるのを抑えるものである。
43は他のアウタビームとしての第2の補強ビームで、該補強ビーム43は、出口側腕部5と中間側腕部6との間をディスク1のアウタ側となる位置で弓形状をなして延び、両者の間をディスク1の周方向で一体的に連結している。そして、この補強ビーム43は、出口側腕部5のディスク1の回転方向への曲げに対する剛性等を高める機能を有している。
しかし、この補強ビーム43は、前述した補強ビーム42よりも小さい肉厚をもって形成されている。これにより、補強ビーム42,43は、中間側腕部6がディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形を、出口側腕部5(の撓み変形)よりも小さくするものである。
44は入口側腕部4と中間側腕部6との間に位置して取付部材41に設けられた閉構造枠部で、該閉構造枠部44は、図11に示すように入口側腕部4と中間側腕部6との基端側(インナ側)をメインビーム3により連結し、入口側腕部4と中間側腕部6との先端側(アウタ側)を補強ビーム42で連結することにより、略四角形状の閉構造なす枠体部を構成している。
45は出口側腕部5と中間側腕部6との間に位置して取付部材41に設けられた他の閉構造枠部で、該閉構造枠部45は、図11に示すように出口側腕部5と中間側腕部6との基端側(インナ側)をメインビーム3で連結し、出口側腕部5と中間側腕部6との先端側(アウタ側)を補強ビーム43で連結することにより、略四角形状の閉構造なす枠体部を構成している。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、取付部材41の入口側腕部4と中間側腕部6との間に大なる肉厚の補強ビーム42を設け、出口側腕部5と中間側腕部6との間には小なる肉厚の補強ビーム43を設けているので、中間側腕部6の制動時の変形量を出口側腕部5の制動時の変形量よりも小さくすることができ、前記第1の実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
そして、本実施の形態では、2つの補強ビーム42,43を採用することにより、入口側腕部4、出口側腕部5および中間側腕部6が車両の制動時に発生するトルクでディスク1の回転方向(矢示A方向)に撓み変形するのを、より小さく抑えることができ、取付部材41全体の剛性をより一層に高めることができる
お、前記各実施の形態では、取付部材2,41に合計3個の腕部4〜6を設け、これらの腕部4〜6の間に2個のキャリパ10,11を並置して設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば取付部材に4個以上の腕部を設け、3個以上のキャリパを取付部材の各腕部間に並置して設ける構成としてもよい。
そして、この場合には、入口側腕部と出口側腕部との間に位置する2個以上の中間側腕部が、ディスクの回転方向に撓み変形するのを出口側腕部よりも小さくするように、中間側腕部に対し出口側腕部よりも大なる剛性を与える構成とすればよいものである。
また、前記各実施の形態では、インナ脚部10A、11A、ブリッジ部10B,11Bおよびアウタ脚部10C,11Cから一体構造をなすキャリパ10,11を用いたディスクブレーキを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば特開平8-4800号公報に記載されたディスクブレーキのように、キャリパをインナ側とアウタ側とで分割可能な構造としたものにも適用できるものである。
本発明の第1の実施の形態によるディスクブレーキを示す正面図である。 図1のディスクブレーキを左側からみた左側面図である。 図1のディスクブレーキを右側からみた右側面図である。 図1のディスクブレーキを裏面側からみた裏面図である。 ディスクブレーキを図1中の矢示V−V方向からみた断面図である。 ディスクブレーキを図1中の矢示VI−VI方向からみた断面図である。 図1中の取付部材を単体で示す正面図である。 図7の取付部材を右側からみた右側面図である 本発明の第の実施の形態によるディスクブレーキを示す正面図である。 中の取付部材を単体で示す正面図である。 10の取付部材を右側からみた右側面図である
1 ディスク
2,41 取付部材
3 メインビーム
4 入口側腕部
5 出口側腕部
6 中間側腕部
,42,4補強ビーム
10,11 キャリパ
10A,11A インナ脚部
10B,11B ブリッジ部
10C,11C アウタ脚部
14,15,17,18 摩擦パッド

Claims (2)

  1. 車両の非回転部分にディスクのインナ側となる位置で取付けられるメインビームと該メインビームに接続され前記ディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ少なくとも3本の腕部とを有した取付部材と、該取付部材の各腕部間で前記ディスクのインナ側及びアウタ側にそれぞれ摺動可能に設けられた少なくとも2対の摩擦パッドと、該少なくとも2対の摩擦パッドをそれぞれ一のディスクの両面に押圧する複数のキャリパとを備えてなるディスクブレーキにおいて、
    前記各腕部は、前記ディスクの回転方向入口側の腕部と、回転方向出口側の腕部と、両者の間に位置する中間側腕部とからなり、該各腕部に前記少なくとも2対の摩擦パッドが摺動可能に嵌合するパッド支持部が形成され、
    該中間側腕部には、前記ディスクの周方向両面に、前記2対の摩擦パッドのインナ側及びアウタ側のそれぞれで前記ディスク軸方向における位置が一致するように前記パッド支持部が形成され、
    前記各パッド支持部のうち、前記回転方向出口側の腕部と前記中間側腕部とのパッド支持部が、車両前進時における制動時に前記摩擦パッドへ作用するトルクを受承するようになっており、
    前記取付部材には、前記回転方向入口側の腕部と前記中間側腕部との間のみに、前記メインビームに対向し、前記回転方向入口側の腕部と中間側腕部とを連結する補強ビームが設けられていることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 車両の非回転部分にディスクのインナ側となる位置で取付けられるメインビームと該メインビームに接続され前記ディスクの周方向に離間して該ディスクを軸方向に跨ぐ少なくとも3本の腕部とを有した取付部材と、該取付部材の各腕部間で前記ディスクのインナ側及びアウタ側にそれぞれ摺動可能に設けられた少なくとも2対の摩擦パッドと、該少なくとも2対の摩擦パッドをそれぞれ一のディスクの両面に押圧する複数のキャリパとを備えてなるディスクブレーキにおいて、
    前記各腕部は、前記ディスクの回転方向入口側の腕部と、回転方向出口側の腕部と、両者の間に位置する中間側腕部とからなり、該各腕部に前記少なくとも2対の摩擦パッドが摺動可能に嵌合するパッド支持部が形成され、
    該中間側腕部には、前記ディスクの周方向両面に、前記2対の摩擦パッドのインナ側及びアウタ側のそれぞれで前記ディスク軸方向における位置が一致するように前記パッド支持部が形成され、
    前記各パッド支持部のうち、前記回転方向出口側の腕部と前記中間側腕部とのパッド支持部が、車両前進時における制動時に前記摩擦パッドへ作用するトルクを受承するようになっており、
    前記取付部材には、前記回転方向入口側の腕部と前記中間側腕部との間に設けられ、前記メインビームに対向し、前記回転方向入口側の腕部と中間側腕部とを連結する第1の補強ビームと、
    前記中間側腕部と前記回転方向出口側の腕部との間に設けられ、前記メインビームに対向し、前記中間側腕部と前記回転方向出口側の腕部とを連結する第2の補強ビームと、が設けられ、
    該第2の補強ビームは、前記第1の補強ビームよりも小さい肉厚をもって形成されていることを特徴とするディスクブレーキ。
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