JP2006207325A - 構築物 - Google Patents

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久光 紙田
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Abstract

【課題】既設の木造戸建住宅の最下階に配置され、地震等が発生しても、安全な居住スペースとして構成されると共に、当該木造戸建住宅の倒壊を最小限に抑制することができる、構築物を提供する。
【解決手段】構築物10は、建築物H(既設の木造戸建住宅)の最下階に配置され、居室に構成される。構築物10は、建築物Hの基礎とは別個に独立して配置され、ユニット化された基礎ブロック体16で形成される独立基礎12を含む。独立基礎12の上には、骨組み部材58,58a,66で形成された骨組構造体21が配設される。骨組構造体21には、床部、天蓋部、壁部を形成する構造用合板等の耐力を有するパネル部材52,68が接合される。建築物Hと構築物10との間には、地震等の震動による建築物Hおよび構築物10の振動を弾性的に支持し、振動を抑制する振動抑制手段80,82が配置される。
【選択図】図1

Description

本願発明は、構築物に関し、特に、たとえば二階建ての木造戸建住宅の中に配置され、地震等が発生しても、安全な居住スペースとしての居間および寝室等に用いられる、構築物に関する。
本願発明の背景となる従来の木造戸建住宅では、地震、火山活動等の震動の性質および震度の大きさによりその揺れ方が異なり、揺れ方によっては当該木造戸建住宅の構造軸が分解して倒壊するに至り、多大な災害が発生していた。そのため、昭和56年度の建築基準法の改正から現在に至るまでに度重なる法改正が行われてたきが、現存する木造戸建住宅の戸数をみてみると、昭和56年度の建築基準法改正前の基準で建築されたものが約7割を占めている。この場合、平成11年度の法改正による中間検査制度が施行に至るまでの木造戸建住宅では、十分とは言えず、未だ、地震災害等に対し、危険な木造戸建住宅が過半数を占めているのが実情である。
そこで、地震等による木造戸建住宅等の建物の被害を少なくし、居住者の安全性を高めるために、従来から種々の対応策が提案されている。
この場合、本願発明の背景となる先行技術には、地震が発生しても倒壊しない程度に耐震性を有する骨組みと、この骨組みに接合して壁及び天井を構成する耐火性を有したパネル部材とにより、出入口扉及び窓が備わる外郭を耐震耐火性構造のシェルターとし、住宅内に緊急避難場所を確保できる戸建住宅用浴室があった(例えば、特許文献1参照。)。この場合、外郭が基礎コンクリートの上に配置され、耐火被覆が施された鉄骨フレームを筋交い等で補強した骨組みと、この骨組みにボルト等により接合されて四方の壁及び天井を構成する耐火性を有したパネル部材とにより耐震耐火性構造とされている。この戸建住宅用浴室では、浴室を耐震・耐火性機能を強化した防災シェルターにすることにより、住宅内に緊急避難場所が確保される。
また、本願発明の背景となる他の先行技術には、梁、柱、スラブで構成された建物層間に取付けられ、建物の天井、壁、家具等の建物一層分の荷重に耐え得る強度のパネルで一体構造とされたバスルームと、バスルーム内の空気を換気する換気口と、バスルーム内に配置された浴槽とを有する耐震シェルター型ユニットバスがあった(例えば、特許文献2参照。)。この耐震シェルター型ユニットバスでは、地震時等には、避難場所としてのバスルームに退避することで一次的に身体の安全を確保することができる。
登録実用新案第3016039号公報(第5−第6頁、図1−図2) 特開2003−105992号公報(第3−第4頁、図1−図3)
しかしながら、特許文献1に示すような戸建住宅用浴室では、当該戸建住宅用浴室を既設住宅内に施工する場合、既設住宅の住宅基礎とは別個に二重ピット状の基礎コンクリートが打設されるため、基礎工事が大掛かりなものとなる。しかも、鉄骨フレームを筋交い等で補強した骨組み、および、壁,天井となるパネル部材等の各部材は、重厚、長大なものとなっているので、運搬性の悪いものとなり、各部材を既設住宅内に搬入するのに不具合が生じる。そのため、当該戸建住宅用浴室を既設住宅内に施工する場合に、各部材の搬入から施工工事に至るまでの施工期間短縮の障害となっている。また、当該戸建住宅用浴室は、基礎部分を含め全体の剛性が高い耐震性のよいものとなっているが、地震等の震動の振動による既設住宅の揺れを抑制する点については何ら考慮されておらず、揺れの大きさによっては、既設住宅が倒壊する恐れがあり、未だ課題を残すものとなっている。
また、特許文献2に示すような耐震シェルター型ユニットバスでは、バスルームが壁パネル、天井パネルおよび床パネルで一体化されたボックス構造となっており、しかも、壁パネルは、波形状に加工した鋼製のデッキプレートの両面を鋼板でサンドイッチ構造に形成され、天井パネルおよび床パネルは、アルミ板で構成されたハニカム部を鋼板で両側から挟んだサンドイッチ構造に形成されている。この場合、バスルームが床パネルより下方へ延びる壁パネルでスラブの上に固定されていて、天井パネルに作用する荷重を壁パネルの面内軸力として受ける構造となっているので、通常のバスルームに比べての剛性は優れたものとなっている。
ところが、当該耐震シェルター型ユニットバスでは、建物全体との関係においての制振機能が十分に機能しているものとは言えない。この場合、このバスルームの床パネルは、防振ゴムが間に挟まれた複数の支持脚でスラブに支持されることによって、通常時に、このユニットバスを使用する際に、騒音が下階へ伝わらないように考慮されたものに過ぎないので、建物全体に対する本来の制振性能を発揮するものではない。そのため、地震発生時等の振動により建物全体に大きな揺れが発生した場合に、その揺れによって上階より加わる荷重を抑制することが困難となり、建物全体の倒壊を予防するという観点でみれば、問題点を有するものである。それに加えて、このバスルームは、建物の層間に配置されているため、複数の支持脚を介して床パネルを支持しているスラブが予想倒壊荷重より大きな荷重により変形・損壊した場合、バスルームの安全性を確保することができない。
さらに、特許文献1および特許文献2等に示すような先行技術では、いずれも、地震時等に一次的に非難するための身近な緊急避難場所として、浴室を利用するものであるが、この場合、特に、老人、子供、あるいは体の不自由な人々にとっては、身近にある浴室といっても、居間、寝室などから浴室へ速やかに移動することが困難なものであった。
一方では、昭和56年度の建築基準法改正前の基準で建築された建物の内、耐震上問題のあるものが過半数を占めている木造戸建住宅の実情を考慮すれば、これら木造戸建住宅における安全性についての早急な対応が希求されている。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、既設の木造戸建住宅の最下階に配置され、地震等が発生しても、安全な居住スペースとして構成されると共に、当該木造戸建住宅の倒壊を最小限に抑制することができる、構築物を提供することである。
請求項1にかかる本願発明の構築物は、既設の木造戸建住宅である建築物の最下階に配置され、居間および寝室等の居室として構成される構築物であって、構築物は、建築物の基礎とは別個に独立して配置され、ユニット化された基礎ブロック体で形成された基礎部と、基礎部に支持され、骨組み部材で形成された骨組構造体と、骨組構造体に接合され、構築物の床部、壁部、天蓋部を形成する構造用合板等の耐力を有するパネル部材と、建築物と構築物との間に配置され、建築物および構築物を弾性的に支持し、地震等の震動による建築物および構築物の振動を抑制する振動抑制手段を含むことを特徴とする、構築物である。
請求項1にかかる構築物では、地震等の震動により建築物および構築物に揺れが発生した場合、建築物および構築物に作用する振動が、振動抑制手段によって抑制される。また、この構築物では、床部、壁部、天蓋部が、それぞれ揺れに対する耐力を有すると共に、骨組構造体と骨組構造体に接合された構造用合板等の耐力を有するパネル部材で構成されているため、耐震性に優れた強度を有するものとなっている。さらに、構築物を地盤に支持する基礎部は、基礎ブロック体で形成されているので、たとえばベタ基礎のように施工現場でコンクリートを打つ場合に比べて、大掛かりな施工作業を必要とすることがない。つまり、基礎工事が容易なものとなり、施工性の優れたものとなる。しかも、基礎ブロック体は、ユニット化されているので、施工現場への搬入および取扱いに当たって、基礎ブロック体の形状および重量等を利便性のあるものに設定することが適宜可能となる。
請求項2にかかる本願発明の構築物は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、振動抑制手段は、建築物と構築物の上部との間に配置され、地震等の震動により建築物から構築物にかかる水平方向の振動を抑制する水平方向振動抑制装置と、建築物と構築物の下部との間に配置され、水平方向振動抑制装置と協働して、建築物から構築物にかかる垂直方向の振動を抑制する垂直方向振動抑制装置を含むことを特徴とする、構築物である。
請求項2にかかる構築物では、地震等の震動により建築物および構築物に揺れが発生した場合、水平方向振動抑制装置によって、建築物から構築物にかかる水平方向の振動が抑制される。そのため、揺れによる建築物の傾きが抑制される。また、垂直方向振動抑制装置によって、揺れによる構築物の浮上りが抑制される。
すなわち、地震等の震動によって建築物に揺れが生じ、建築物の柱、梁等が傾いて構築物に接近したとき、水平方向振動抑制装置がこの接近を弾性的に支持して、建築物を一定の揺れの範囲でそれ以上の揺れを抑制する。この場合、揺れによって建築物が傾いたときに、建築物が構築物にもたれかかるときの荷重は、水平方向振動抑制装置によって抑制される。そのため、建築物が構築物へ傾く時の建築物の水平方向の変位量を小さくすることが可能となる。
また、震動による建築物の揺れが、水平方向振動抑制装置によって抑制される揺れの範囲を超えようとしたときには、それと略同時に、垂直方向振動抑制装置が作用する。建築物が構築物にもたれかかるときの構築物に作用する垂直方向の荷重は、建築物の上階および屋根等の部位の重量により加わる荷重を含むものとなるが、当該荷重は、垂直方向振動抑制装置により抑制される。この場合、水平方向振動抑制装置と垂直方向振動抑制装置との協働作用により、建築物および構築物の揺れを抑制している。そのため、構築物の剛性の強度範囲内であれば、建築物の傾倒を最小限に抑止することが可能となる。
一方、構築物側では、建築物から構築物に作用する垂直方向の荷重が、揺れによる構築物の傾倒を最小限にする抑止力として働く。つまり、建築物が構築物にもたれかかるときの垂直方向の荷重を活用することによって、揺れにより構築物が傾いたときに、構築物の下部側の浮上りが抑制されるため、構築物の傾倒が防止される。
請求項3にかかる本願発明の構築物は、請求項1または請求項2にかかる発明に従属する発明であって、骨組構造体は、骨組構造体の足元を強化する足固め部を含み、足固め部は、垂直方向に間隔を隔てて配置される複数の横架部材と、複数の横架部材を連結し、且つ、横架部材の剛性を補強する補強部材とを含むことを特徴とする、構築物である。
請求項3にかかる構築物では、足固め部により、骨組構造体の足元が強化される。この場合、足固め部は、複数の横架部材が連結された構造を有しているため、たとえば1つの横架部材で足固め部が形成された場合に比べて、当該横架部材の単一体の重量の軽量化が図られる。そのため、1つ1つの横架部材の運搬性がよくなり、施工現場への搬入が容易なものとなると共に、施工現場での取り扱いも簡便なものとなる。また、複数の横架部材は、補強部材により剛性が補強されているので、足固め部全体の剛性が強化されている。
請求項4にかかる本願発明の構築物は、請求項1から請求項3のいずれかにかかる発明に従属する発明であって、天蓋部は、隅部に火打部材を有する平面視多角形状でラチス構造の骨組みと、骨組みに接合され、構造用合板等の耐力を有するパネル部材とを含み、天蓋部の水平面の剛性耐力を強化したことを特徴とする、構築物である。
請求項4にかかる構築物では、天蓋部の水平面の剛性耐力が強化されているため、地震等の震動による建築物の揺れを受け止めるための剛性が強化される。
本願発明によれば、既設の木造戸建住宅の最下階に配置され、地震等が発生しても、安全な居住スペースとして構成されると共に、当該既設木造戸建住宅の倒壊を最小限に抑制することができる、構築物が得られる。
本願発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
本願発明にかかる構築物は、上述した本願発明の目的を、既設の木造戸建住宅をたとえば耐震性および免震性に優れた構造の新築に建て替えるというコストの高い方法を採用することなく、水平方向振動抑制装置および垂直方向振動抑制装置を具備した構築物を、新たに、既設木造戸建住宅の最下階に配置することによって実現した。
図1は、本願発明にかかる構築物の実施形態の一例を示す概略斜視図であり、図2は、図1に示す構築物の概略正面図である。本実施形態例では、特に、たとえば昭和56年度の建築基準法改正前の基準で建築された、既設の二階建て木造戸建住宅(以下、建築物Hという。)の一階に配置され、居間および寝室等の居室として用いられる構築物10について説明する。
構築物10は、基礎部を構成するたとえば4つの独立基礎12を含む。4つの独立基礎12は、建築物Hの基礎(図示せず)とは別個に独立して配置される。4つの独立基礎12は、たとえば図3に示すように、互いに間隔を隔てて、平面視方形状に配置される。4つの独立基礎12の下には、独立基礎12を地盤に支持させるための基礎用地業部14が配設される。4つの独立基礎12は、それぞれ、ユニット化された複数のコンクリート製の基礎ブロック体16が積み重ねられて形成される。1単位の基礎ブロック体16は、人力で施工現場に搬入し易く、且つ、取り扱いが簡便な形状および重量に設定されたものが用いられている。各基礎ブロック体16は、それぞれ、たとえば平面視5角形状のブロック体に形成されている。基礎ブロック体16は、1つの独立基礎12として必要な重量となるように所定の数だけ積み重ねられて、たとえば長ボルト・ナット等の締結手段18で締結されて一体化される。
本実施形態例では、4つの独立基礎12を支持するために、独立基礎12より下の地盤に設けた敷砂利、割栗石、捨てコンクリート等を突き固める作業(地業)によって、基礎用地業部14が配設される。基礎用地業部14の上には、最下部の基礎ブロック16が埋設されるように、複数の基礎ブロック体16が積み重ねられる。この場合、最上部の基礎ブロック体16の上面および最下部の基礎ブロック体16の下面には、それぞれ、金属製のベースプレート20が、複数の基礎ブロック体16を挟持するように配置される。上下のベースプレート20に挟持された複数の基礎ブロック体16は、締結手段18によって締結されて一体化される。
4つの独立基礎12の上には、当該独立基礎12で支持された骨組構造体21が配設される。骨組構造体21は、骨組部材で形成されている。骨組部材は、等辺山形鋼等のL形鋼、H形鋼等の形鋼材および木材などが用いられている。すなわち、骨組構造体21は、たとえば等辺山形鋼で形成された4つの主柱22を含む。4つの主柱22は、それぞれ、独立基礎12の上に立設される。4つの主柱22は、それぞれ、独立基礎12の最上部の基礎ブロック体16の上面に配置されたベースプレート20に接合される。ベースプレート20と主柱22とは、溶接による固着、ボルト・ナットによる締結などの方法によって接合される。
4つの主柱22の軸方向の下部には、4つの主柱22間を連結し、当該骨組構造体21の足元を強化する足固め部24が配設される。足固め部24は、4つの主柱22間にそれぞれ配置された横架部材としての足固め梁26を含む。足固め梁26は、木材で形成され、4つの主柱22間には、それぞれ、垂直方向に所定の間隔を隔てて、たとえば2つの足固め梁26が配置されている。2つの足固め梁26は、たとえば4つの補強部材28により連結される。4つの補強部材28は、それぞれ、たとえばH形鋼で形成される。4つの補強部材28は、それぞれ、2つの足固め梁26の間に配置される。各補強部材28の上面(上側のフランジ面)28aが上側の足固め梁26と、各補強部材28の下面(下側のフランジ面)28bが下側の足固め梁26と、それぞれ、ボルト・ナット等の締結手段30により締結されることにより、2つの足固め梁26が連結される。複数の補強部材28は、2つの足固め梁26を連結することによって、所謂、2重梁を形成し、足固め梁26の剛性耐力を補強している。
複数の補強部材28の内、2つの足固め梁26間の長手方向の両側に配置された補強部材28は、主柱22に連結・接合される。足固め梁26の両側の補強部材28は、接合片32を含む。接合片32は、補強部材28であるH形鋼のウエブ部分28cを残した状態で、H形鋼のたとえば上下のフランジ面28aおよび28bの長手方向の一端側の一部を矩形状に切断することにより形成される。接合片32は、たとえば図1,図2,図4に示すように、ボルト・ナット等の締結手段34によって、主柱22の一辺と連結・接合される。
また、4つの主柱22間に配置された2つの足固め梁26は、それぞれ、たとえば図1,図2,図4,図11,図13等に示すように、羽子板等の連結手段36によって連結・接合されている。連結手段36は、たとえば羽根部36aおよびボルト部36bを含む。2つの足固め梁26は、それぞれ、その長手方向の両端面に、ボルト部36bが挿通されるボルト挿通穴38を有する。ボルト挿通穴38の穴底側には、ボルト部36bがボルト挿通穴38内で変位可能なように、遊び部39が設けられている。さらに、2つの足固め梁26には、それぞれ、ボルト挿通穴38に連通するたとえば矩形状の連通穴40が配設される。連通穴40には、ボルト部36bと螺合可能なねじ孔を有するたとえば矩形状のナット部42が配設される。ナット部42は、たとえば図13に示すように、足固め梁26の長手方向に直交する方向から挿通可能に配設されている。
連結手段36は、ボルト・ナット等の締結手段44によって、羽根部36aが主柱22の一辺に連結・接合される。ボルト部36bは、ボルト挿通穴38に挿通され、ナット部42と螺合される。このようにして、連結手段36によって、2つの足固め梁26と主柱22とが連結・接合されている。
構築物10の四方には、それぞれ、特に、図5に示すように、たとえば2つの間柱46および2つの他の間柱48が配設されている。これらの間柱46および他の間柱48は、後述するパネル部材52を取付けるためのものである。間柱46は、たとえば溝形鋼で形成され、他の間柱48は、たとえば等辺山形鋼で形成されている。間柱46に用いられている溝形鋼は、主柱22に用いられている等辺山形鋼よりも、一辺の長さがたとえば1/2強程度小さく形成されている。構築物10の四方において、それぞれ、2つの間柱46の間の開口部50が、構築物10の出入口として構成される。
各間柱46は、それぞれ、図5,図1および図2等に示すように、足固め部24の上側の足固め梁26の上に配設される。他の各間柱48は、それぞれ、主柱22の一辺の外側面に配設される。間柱46に用いられた溝形鋼の開放部と、他の間柱48に用いられた等辺山形鋼の一辺の内側面とが対向するように配置される。間柱48に用いられる等辺山形鋼の一辺端部は、特に、図8に示すように、主柱22に用いられる等辺山形鋼の一辺の外側面に、溶接等の方法により固着される。さらに、間柱46と他の間柱48との間には、構築物10の壁部を構成する構造用合板等の耐力壁で形成されたパネル部材52が取付けられる。パネル部材52は、その幅方向の両端側が、防振ゴム54で養生保護されている。この場合、間柱46とパネル部材52の幅方向の一端側との間、および、他の間柱48とパネル部材52の幅方向の他端側との間に、それぞれ、防振ゴム54が配置され、接着剤等で接着されている。
間柱46および他の間柱48の高さ方向の上端部には、後述する天蓋部62を支持するための天蓋支持部56が配設される。天蓋支持部56は、たとえば図1,図2に示すように、等辺山形鋼等の形鋼で形成された骨組部材58および接合金物等の接合部材60によって、平面視8角形状等の鉄骨構造トラス体に形成されている。この天蓋支持部56は、ラーメン構造に構成されている。なお、天蓋支持部56は、特に、図1,図10に示すように、その四隅部に斜め方向(火打方向)に配置された骨組部材58aが、所謂、火打梁の機能を有し、天蓋支持部56の剛性強度をより高いものとしている。
天蓋支持部56により支持される天蓋部62は、水平面の剛性耐力を確保するために、平面構造軸組を有し、その隅部に火打部材が組み込まれている。すなわち、天蓋部62は、特に、図1,図2,図10等に示すように、たとえば平面視多角形状でラチス構造の平面構造軸組64を含む。平面構造軸組64は、木材からなる骨組部材66で形成され、天蓋支持部56に支持されている。平面構造軸組64は、その四隅部に斜めに配置された火打部材66aを有し、天蓋部62の剛性耐力を強化している。
さらに、天蓋支持部56の骨組部材58および天蓋部62の骨組部材66には、それぞれ、構造用合板等の耐力を有するパネル部材68が接合される。なお、図2では、2点鎖線で×印を付した部分が、パネル部材68が接合される部分となっている。
この場合、天蓋部62の火打部材66aは、天蓋支持部56の骨組部材58aとの相乗効果を発揮し、天蓋部62および天蓋支持部56を含めた全体(以下、天井部という。)の剛性強度が強固なものとなる。天蓋部62と建築物Hとは、図1および図10等に示すように、天蓋部62の周縁端と既設の建築物Hのたとえば梁h1との間に所定の間隔Gを有するように配置されるものである。本実施形態例では、間隔Gがたとえば50mm程度に設定されている。
一方、間柱46および他の間柱48の高さ方向の下端側には、たとえば図5,図6および図7に示すような、床部を構成する床組70が配設されている。床組70は、たとえば複数の大引72を含む。複数の大引72は、たとえば図5に示すように、縦横格子状に配置される。複数の大引72は、構築物10の四方に配置された各足固め部24の上側の足固め梁26に接合される。複数の大引72と各足固め梁26との仕口部分、および、複数の大引72間の仕口部分は、腰掛蟻継ぎ等の種々の継ぎ手により適宜接合されている。
また、複数の大引72の交差箇所の下面には、たとえば図6および図7に示すように、床束74が配設され、床束74で複数の大引72が支持されている。床束74は、束石76により地盤に支持されている。そして、複数の大引72の上面および足固め梁26の上面にかけては、特に、図5および図6に示すように、たとえば構造用合板等の耐力を有するパネル部材で形成された複数の床板78が敷設される。
本実施形態例の構築物10には、特に、建築物Hと構築物10との間に配置され、建築物Hおよび構築物10を弾性的に支持し、地震等の震動による建築物Hおよび構築物10の振動を抑制する振動抑制手段が配設されている。
振動抑制手段は、たとえば図1,図2および図10に示すように、建築物Hと構築物10の上部との間に配置され、地震等の震動により建築物Hから構築物10にかかる水平方向の振動を抑制する複数の水平方向振動抑制装置80を含む。複数の水平方向振動抑制装置80は、それぞれ、オイルダンパーおよび粘性ダンパー等の粘性型ダンパーで構成される。複数の水平方向振動抑制装置80は、特に、図1および図10に示すように、構築物10の天蓋部62の周縁に配置される。複数の水平方向振動抑制装置80は、それぞれ、その一端が構築物10の天蓋部62の周縁上端部に支持され、その他端が建築物Hの梁h1の側面部等に支持されている。この場合、複数の水平方向振動抑制装置80は、それぞれ、天蓋部62の周縁端と既設の建築物Hの梁h1との間隔Gの範囲内で作用するものである。
なお、水平方向振動抑制装置80としては、速度依存性の粘性抵抗などを利用した粘性型ダンパーが好ましいが、それ以外にも、天然ゴム系積層ゴム,高減衰型積層ゴム,コイルばね等の弾性体が用いられ得る。
さらに、振動抑制手段は、たとえば図1に示すように、建築物Hと構築物10の下部との間に配置され、水平方向振動抑制装置80と協働して、建築物Hから構築物10にかかる垂直方向の振動を抑制する垂直方向振動抑制装置82を含む。垂直方向振動抑制装置82は、構築物10のたとえば足固め部24の四方に、それぞれ、1箇所ずつ配置される。
そこで、構築物10の四隅の一方に配置された1つの垂直方向振動抑制装置82につて、特に、図1の1点鎖線で囲まれた拡大部分概略図、図11、図12および図13を参照しながら、以下に説明する。
すなわち、垂直方向振動抑制装置82は、たとえば2つの制振アーム84および86を含む。一方の制振アーム84は、たとえば矩形状に形成され、一方の足固め梁26の側面に支持される。他方の制振アーム86は、たとえばL字状に形成され、他方の足固め梁26の側面に支持される。この場合、制振アーム84および86は、それぞれ、その長手方向の一方側が、ボルト・ナット等の固着手段88により、一方の足固め梁26および他方の足固め梁26に固着される。そして、制振アーム84および86の長手方向の他方側は、制振器90に支持される。なお、制振アーム84および86は、制振鋼板,制振合金等の制振材で形成されるのが好ましい。
制振器90は、制振体としてのたとえばコイルばね92を含む。コイルばね92の軸方向の一端および他端は、たとえば断面U字状で平面視矩形状の支持プレート94および96に、それぞれ、支持されている。コイルばね92の軸方向の一端および他端は、それぞれ、ボルト等の固着手段98により、支持プレート94および96の内面に固着されている。この制振器90の下側の支持プレート96には、制振アーム84および86の長手方向の他方側が固着される。この場合、支持プレート96の一方のフランジ部96aに、制振アーム84が固着され、支持プレート96の他方のフランジ部96bに、制振アーム86が固着される。
さらに、制振器90の上側の支持プレート94には、この制振器90をたとえば建築物Hの柱h2の側面に支持させるための支持ブラケット100が配設されている。支持ブラケット100は、たとえば断面L字状の屈曲部103を有する取付板102と矩形状の取付板104とを含む。取付板102の屈曲部103の下端部は、支持プレート94のフランジ部94bに固着される。支持プレート94のフランジ部94bには、取付板104の下端部が固着される。そして、取付板102および104の上端側は、たとえば矩形状のスペーサ106を介して、ボルト・ナット等の固着手段108によって、建築物Hの柱h2の側面に固着される。
なお、構築物10の出入口となる開口部50の周縁部と、既設の建築物Hとの隙間には、たとえば図9,図2に示すような、エキスパンションジョイント部110が配設されている。図9では、たとえば建築物Hの床組の根太112の上に配設されたフロアーボード(床材)114と、構築物10の床部の床板78との間の隙間を覆うようにして、エキスパンションジョイント部110が配設される。エキスパンションジョイント部110は、伸縮可能なたとえばゴム板で形成されている。エキスパンションジョイント部110は、縁板116により養生されるようにして係止されている。この場合、エキスパンションジョイント部110は、ビス等の固着手段118によって、その一端側が既設の建築物Hのフロアーボード(床材)114に固着され、その他端側が構築物10の床部の床板78に固着される。
また、本実施形態例の構築物10は、既設の建築物Hの1階の中央部に配設されることが好ましく、また、建築物Hのたとえば四隅部分に配設すれば、より好ましいものとなる。
次に、構築物10自体が有する構造による作用・効果について説明する。この構築物10では、構築物10を地盤に支持する4つの独立基礎12は、基礎ブロック体16で形成されているので、ベタ基礎等のように施工現場でコンクリートを打つ場合に比べて、大掛かりな施工作業を必要とすることがない。そのため、基礎工事が簡便なものとなり、現場施工性が優れたものとなっている。すなわち、基礎ブロック体16は、ユニット化されているため、施工現場への搬入および取扱いに当たって、基礎ブロック体16の形状および重量等を利便性のあるものに設定されている。
また、この構築物10では、骨組構造体21は、足固め部24により、骨組構造体21の足元が強化されている。足固め部24の複数の足固め梁26は、補強部材28により剛性が補強されているため、足固め部24全体の剛性が強化されたものとなっている。足固め部24は、たとえば2つの足固め梁26が連結された構造を有しているので、たとえば2つの足固め梁26と同等の剛性力を有する大きな1つの足固め梁で足固め部24を構成した場合に比べて、当該足固め梁26の単一体の重量が軽量化される。そのため、1つの足固め梁26の運搬性が良好なものとなる。すなわち、施工現場への足固め梁26の搬入が容易なものとなる。しかも、施工現場での足固め梁26の取り扱いも簡便なものとなるので、施工性も向上される。
さらに、構築物10の壁、天井部および床部は、骨組構造体21に接合された構造用合板等の耐力を備えたパネル部材52,68および床板78で形成されているため、耐震性に優れた強度を有している。この場合、特に、天蓋支持部56により支持された天蓋部62は、水平面の剛性耐力が強化されているため、地震等の震動による建築物Hの揺れを受け止めるための剛性が強化されたものとなっている。また、天蓋部62の骨組部材66には、構造用合板等の耐力を有するパネル部材68が接合されているため、建築物Hの2階等、上方からの落下物が構築物10内に落下することを防止することができる。
次に、建築物Hに構築物10が配設された場合の作用・効果について、以下、説明する。すなわち、地震等の震動により建築物Hおよび構築物10に揺れが発生した際には、建築物Hおよび構築物10に作用する振動が、水平方向震動抑制装置80および垂直方向振動抑制装置82を含む振動抑制手段によって抑制される。この場合、水平方向振動抑制装置80によって、揺れによる建築物Hの傾きが抑制され、垂直方向振動抑制装置82によって、揺れによる構築物10の浮上りが抑制される。
すなわち、地震等の震動によって建築物Hに揺れが生じ、建築物Hの梁h1および柱h2等が傾いて構築物10に接近したとき、水平方向振動抑制装置80が建築物Hの梁h1および柱h2等の接近を弾性的に支持し、建築物Hを一定の揺れの範囲でそれ以上の揺れを抑制するものである。揺れによって建築物Hが傾いたときに、建築物Hが構築物10にもたれかかるときの荷重は、水平方向振動抑制装置80によって抑制される。したがって、建築物Hが構築物10へ傾く時の建築物Hの水平方向の変位量を小さくすることが可能となっている。
また、震動による建築物Hの揺れが、水平方向振動抑制装置80によって抑制される揺れの範囲を超えようとしたときには、それと略同時に、垂直方向振動抑制装置82が作用するものとなる。建築物Hが構築物10にもたれかかるときの構築物10に作用する垂直方向の荷重は、建築物Hの上階および屋根等の部位の重量により加わる荷重を含むものとなるが、当該荷重は、垂直方向振動抑制装置82により抑制される。この場合、水平方向振動抑制装置80と垂直方向振動抑制装置82との相互の協働作用により、建築物Hおよび構築物10の揺れを抑制するものとなっている。したがって、構築物10の剛性の強度範囲内であれば、建築物Hの傾倒を最小限に抑止することができる。
一方、構築物10側では、建築物Hから構築物10に作用する垂直方向の荷重が、揺れによる構築物10の傾倒を最小限にする抑止力として働く。この場合、建築物Hから構築物10に作用する垂直方向の荷重は、垂直方向振動抑制装置82を介して、足固め部24に伝えられて制振される。したがって、建築物Hが構築物10にもたれかかるときに構築物10にかかる垂直方向の荷重を活用することによって、揺れにより構築物10が傾いたときの構築物10の下部側の浮上りが抑制されるため、構築物10の傾倒が防止される。
すなわち、既設の建築物10に本実施形態例の構築物10が配置された場合、地震等が発生しても、構築物10が安全な居住スペースとして構成されるため、居住者の安全を確保することができる。
本願発明にかかる構築物は、特に、昭和56年度の建築基準法改正前の基準で建築された、二階建て木造戸建住宅の一階に配置され、居間および寝室等の居室として用いられて好適なものとなる。この場合、地震等が発生しても、当該構築物が安全な居住スペースとして構成されるため、居住者の安全を確保することができ、しかも、既設の木造戸建住宅の倒壊も最小限度に抑制することが可能となる。
本願発明にかかる構築物の実施形態の一例を示す概略斜視図である。 図1に示す構築物の概略正面図である。 図1に示す構築物の基礎部および足固め部の配置状況を図2の線A−A方向から見た概略平面図である。 図3の線B−B方向から見た拡大矢視図であって、足固め部の配置状況を示す要部拡大正面図である。 図2の線A−Aにおける概略断面図であって、図1に示す構築物の床組を示す概略図である。 図5の線C−C方向から見た矢視図であって、図5に示す床組の概略正面図である。 図6の要部拡大図である。 図1に示す構築物のパネル部材の取付構造の一例を示す要部拡大断面図である。 図2の線D−Dにおける概略拡大断面図である。 図1に示す構築物の概略平面図であって、構築物の天蓋部を上側から見た概略図である。 図1の構築物に適用された振動抑制装置の一例およびその配置状況を示す要部正面図である。 図11の要部拡大右側面図である。 図12の要部拡大平面図である。
符号の説明
10 構築物
12 独立基礎
14 基礎用地業部
16 基礎ブロック体
18,30,34,44 締結手段
20 ベースプレート
21 骨組構造体
22 主柱
24 足固め部
26 足固め梁
28 補強部材
28a 補強部材の上面(上側のフランジ面)
28b 補強部材の下面(下側のフランジ面)
32 接合片
36 連結手段
38 ボルト挿通穴
40 連通穴
42 ナット部
46 間柱
48 他の間柱
50 開口部
52,68 パネル部材
54 防振ゴム
56 天蓋支持部
58,58a,66 骨組部材
60 接合部材
62 天蓋部
64 平面構造軸組
66 火打部材
70 床組
72 大引
74 床束
76 束石
78 床板
80 水平方向振動抑制装置
82 垂直方向振動抑制装置
84,86 制振アーム
88,98,108,118 固着手段
90 制振器
92 コイルばね
94,96 支持プレート
100 支持ブラケット
102,104 取付板
103 屈曲部
106 スペーサ
110 エキスパンションジョイント部
112 根太
114 フロアーボード
116 縁板
H 既設の建築物

Claims (4)

  1. 既設の木造戸建住宅である建築物の最下階に配置され、居間および寝室等の居室として構成される構築物であって、
    前記構築物は、
    前記建築物の基礎とは別個に独立して配置され、ユニット化された基礎ブロック体で形成された基礎部、
    前記基礎部に支持され、骨組み部材で形成された骨組構造体、
    前記骨組構造体に接合され、前記構築物の床部、壁部、天蓋部を形成する構造用合板等の耐力を有するパネル部材、および
    前記建築物と前記構築物との間に配置され、前記建築物および前記構築物を弾性的に支持し、地震等の震動による前記建築物および前記構築物の振動を抑制する振動抑制手段を含むことを特徴とする、構築物。
  2. 前記振動抑制手段は、
    前記建築物と前記構築物の上部との間に配置され、地震等の震動により前記建築物から前記構築物にかかる水平方向の振動を抑制する水平方向振動抑制装置、および、
    前記建築物と前記構築物の下部との間に配置され、前記水平方向振動抑制装置と協働して、前記建築物から前記構築物にかかる垂直方向の振動を抑制する垂直方向振動抑制装置を含むことを特徴とする、請求項1に記載の構築物。
  3. 前記骨組構造体は、前記骨組構造体の足元を強化する足固め部を含み、
    前記足固め部は、垂直方向に間隔を隔てて配置される複数の横架部材、および、前記複数の横架部材を連結し、且つ、前記横架部材の剛性を補強する補強部材を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の構築物。
  4. 前記天蓋部は、隅部に火打部材を有する平面視多角形状でラチス構造の骨組み、および、前記骨組みに接合され、構造用合板等の耐力を有するパネル部材を含み、前記天蓋部の水平面の剛性耐力を強化したことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の構築物。
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