JP3412042B2 - 免震壁構造 - Google Patents

免震壁構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁体構造
に関するものであり、鉄骨構造体とセメント系壁体及び
金属建具を組み合わせた壁構造に関し、特に免震効果を
有する壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の内外壁構造としては、軽量気泡
コンクリートパネル(以下ALCパネルと称する)又は
プレキャストコンクリートパネル(以下PCコンクリー
トパネルと称する)等のパネル型壁体を建築物の主要構
造体又は建築躯体に固定する乾式パネル工法が広く実用
に供されている。
【0003】この種の乾式パネル工法によれば、外壁又
は内部間仕切壁を構成するALCパネル又はPCコンク
リートパネル等は、柱、梁又は床スラブ等の建築物の主
要構造部に対して、鋼製ブラケット又は締結ボルト等の
係止手段を介して係止される。
【0004】我国が近年に経験した大震災の教訓とし
て、建築物の主要構造体に対する免振構造又は制振構造
の適用に関する研究開発が、急速に関心を集めている。
【0005】特に、建築物に作用する地震力又は加振力
に応答した建築物構成要素の動的変位により、地震力を
適切に分散ないし吸収する建築物の各部構造の研究・開
発が、地震時などの振動等の建築物構成部材の損傷、崩
壊又は崩落等を防止又は阻止する上で重視される傾向に
ある。
【0006】例えば、ALCパネル構造の建築物壁体の
工法として、ALCパネルを面内方向に水平変位可能に
外壁面等に取付ける、いわゆるスライド工法、あるい
は、建築物の躯体又は構造軸組に対してALCパネルの
下端部を回動可能又は揺動可能にピン支持し、地震時等
にALCパネルの面内方向の変位又は挙動を可能にす
る、いわゆるドライロッキング(DRY ROCKING)工法等の
各種工法などが、建築物壁体の免振工法として実用化さ
れつつある。
【0007】また、実開平5−5917号では、鉄骨構
造体の振動を防振ゴムなどの粘弾性体が設けられたブラ
ケットで防振できるようにしたものや、特開平8−24
6703号では、ゴムなどの弾性材を用いた免震金具な
ども考案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この種の免振工法は、
地震力又は加振力に応答した乾式工法パネル(例えば、
ALCパネル、PCコンクリートパネル又はカーテンウ
ォール等)の変位又は挙動により、地震力を吸収ないし
制振するが、壁体の損壊、崩壊又は崩落等を未然に防ぐ
上では、有効性に欠ける。
【0009】しかも、免震材としては、各種の防振ゴム
などが中心的に用いられているが、その耐久性には、問
題があり、定期的なメンテナンスが必要となる。また、
すべてのブラケットなどに取り付ける必要があることか
ら工数、コストが増え、経済性などからも問題がある。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、免振壁構造におい
て、鉄骨構造の高強度を活かし、施工しやすいセメント
系壁体においても十分に免震効果を発揮させることがで
き、地震時や加振時の振動に対しても壁材の損傷又は脱
落現象を未然に防止することができる壁体構造を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、施工性の良いセメント系の壁体を採用
し、バネ式の免震材を介して、鉄骨構造体に支持固定さ
せることを特徴とする免震壁構造を提供する。
【0012】セメント系の壁体としては、鉄筋コンクリ
ート製壁体やブロック製壁体やALCパネルあるいは、
PCコンクリートパネルなどが使用できる。
【0013】バネ式の免震材は、鋼製コイルバネを用い
ることができる。バネの線径は、セメント系壁体に用い
られる鉄筋の太さと同程度以下のもので良い。また、コ
イル外径は、任意で良いが、ブロック製壁体の場合など
では、施工性を考慮すると、φ40mm程度以下のもの
が良い。コイルの巻数は、最大荷重が17kg/f以上
となれば良く、3巻き以上であれば十分バネ強度を発揮
する。
【0014】コイルバネ式免震材により連結される鉄骨
梁及び柱と壁体との連結個所は、壁体の上部及び側部が
好ましく、壁体の下部は免震材の必要はない。取り付け
間隔は、壁体の重量とコイルバネの強度により決定され
るが、たとえば、ブロック製壁体においては、縦横共に
400mm以内の間隔で設けると良い。
【0015】また、セメント系壁体に埋設される鉄筋を
利用し、該鉄筋にコイルバネを固着し、鉄骨構造体に支
持固定するようにすると良い。
【0016】鉄骨構造体とセメント系壁体の間隙には、
シール材を充填する。ゴム系などの弾性充填材または塑
性充填材などを埋め込むと良い。
【0017】また、壁体の一部あるいは、全面にサッシ
などの金属建具が用いられた場合においては、鉄骨構造
体に直接支持される部分において、上記同様に、バネ式
の免震材を用いる。
【0018】
【発明の実施の形態】従来の考え方によれば、鉄骨構造
とセメント系壁構造との混構造の建築物は、地震などの
加振時において、各々の構造の耐力および振動特性の違
いからセメント系壁構造に損傷が生じるとされ、好まし
い建築構造でないとされており、施工実例は極めて少な
い。
【0019】従来の考え方としては、図11に示すよう
に、鉄骨構造の梁20aと柱20bの構造体に、ブロッ
ク21aによるセメント系壁体21を構成して壁構造と
した場合においては、壁体21が格子状に埋め込まれて
いる鉄筋21bの各先端部を、鉄骨構造体20に各々溶
接固定されて支持され、壁体21と鉄骨構造体20との
隙間には、シールのための充填材22が充填される。
【0020】この壁構造の場合、地震や車両通行時など
の振動を受けると、耐力および振動特性の違いから、鉄
骨構造体20の振動に対してセメント系壁体21が振動
に追随できない。また、セメント系壁体21は、圧縮応
力に対しては、高い強度を示すが、引張応力に対して
は、脆いことが知られている。このため、図12に示す
ように、ひび割れ23や脱落現象などが発生する。
【0021】本発明は、コンクリート住宅建築を業務と
し、積極的に研究開発を進める中で、ブロック造に関す
る研究を重ね、鉄骨構造との混構造建築に着目し、免震
壁構造において、コイルバネによる免震材を見出し、発
明を完成させたものである。
【0022】本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明による免震壁構造の一実施例を示す
概略構造図である。本図は、店舗などの建築物の外壁部
分の1区画の壁面を示す構造図であり、鉄骨製の梁1a
と柱1bで構成された鉄骨構造体1と、ブロック2aで
構成された壁体2である。
【0023】ブロック壁体2の鉄筋は、格子状に埋め込
まれて配置されており、壁体2の外周部より突出した状
態に施工され、この突出した鉄筋2bの先端にコイルバ
ネ3を溶接固定し、さらにコイルバネ3の先端部分を鉄
骨構造体である梁1a及び柱1bに各々直接溶接固定し
たものである。
【0024】ブロック壁体2は、住宅造の内外壁に使用
されるブロック造の壁体であり、使用されるブロック2
aは、サイズが200mm×400mm×150mmで
あり、その強度は、一般的建築材などに使用されるもの
である。
【0025】免震材であるコイルバネ3は、図3(1)
に示すように、3巻きとなったものであり、コイルバネ
3の一端3aと鉄筋2bの先端が溶接固定されている。
コイルバネ3の他端3bは、鉄骨構造材1である梁1a
や柱1bに溶接固定される。
【0026】コイルバネ3の取付位置は、使用されるブ
ロック2aのサイズにより決定される鉄筋配置に従うこ
ととなり、上記のサイズでは400mm間隔で支持される
ことになる。支持荷重より、コイルバネ3の線径は6m
m、コイル平均外径は40mmのものを用い、鉄筋2b
は、φD10mmのものを用いた。
【0027】コイルバネ3のサイズは、ブロック壁体2
の大きさと強度により、決定されるが、鉄骨構造体1の
振動に追随でき、振動を吸収できる強度が必要である。
400mmピッチの場合には、17Kg/f以上であれ
ば良い。
【0028】また、コイルバネ3は、施工をしやすいよ
うに、図3(2)に示すように、コイルバネの材質で棒
状部分3cとコイルバネ部分3dを一体状に製造する
と、現場での溶接工数が減り、施工がしやすくなる。
【0029】発明者らによる試験装置を用いた振動試験
結果では、高さ1、2m、幅1、6mのブロック壁体
を、壁体の外周部と鉄骨構造体との隙間を50mmとし、
400mm間隔で鋼製コイルバネを用いて、200mm角の
鉄骨柱と梁で構成される鉄骨構造体に支持される壁構造
において、大地震を想定した鉄骨梁・柱の最大振れ幅が
50mmとなるような、振動を連続して与えた試験におい
ても、コイルバネの線径が6mm、巻き数が3巻き程度、
コイル外径が40mmで十分な免振効果が発揮され、ブ
ロックによる壁体には、ひび割れや脱落などの損傷はま
ったく発生しなかった。
【0030】これに対して、コイルバネを使用せずに鉄
筋を直接鉄骨構体に溶接した壁構造の場合においては、
鉄骨梁・柱の振れが1〜2mm程度で目地部分にひび割
れが生じ、その後全体に亀裂が入り、完全に崩壊してし
まった。
【0031】実際の施工においては、壁体2の補強材と
なる鉄筋2bに、予めコイルバネ3を溶接しておき、図
4に示すように、ブロックサイズに対応して一定間隔で
格子状に鉄骨構造体1a、1bに溶接固定する。縦鉄筋
は、上部にのみコイルバネ3を設け、横鉄筋は左右両端
に設ける。壁体の下部はコイルバネは必要なく、直接鉄
骨に溶接する。
【0032】次に、横鉄筋の最下段よりブロック2aを
並べて重ね、ブロックとブロックの隙間にはモルタルを
詰め、図1に示すように、積み重ねて施工する。横鉄筋
は、ブロック2aの目地部分に位置するように施工し、
縦鉄筋は、ブロック2aの端部の切欠部分を貫くように
施工される。
【0033】このようにして、コイルバネ3で、ブロッ
ク壁体2を鉄骨構造物1に支持されるように配置して施
工する。壁体2と鉄骨構造体1との隙間部分4には、図
2に示すように、コイルバネ3が自由に伸縮できるよう
な空洞部4aを形成するようにして、その周囲の内外面
にシールのための充填材4bが充填される。図2のよう
に、ブロック2aの端部のU字状の切欠部分の大きさに
合わせたコイル径のバネ3を利用すると、シール部分4
の領域を最小とすることができる。
【0034】充填材4bは、シリコンゴム系などの弾性
充填材や塑性変形する充填材などを用いることができ
る。
【0035】また、図5に示すように、壁体を現地施工
せずに、工場で壁パネルを製作し、現場でこの壁パネル
5をコイルバネ3が取付けられた鉄骨構造体1a、1b
に取り付けて施工することもできる。
【0036】図5は、工場で製作するPCコンクリート
壁パネル5の概略図であり、図6は前記壁パネル5を据
え付ける鉄骨構造体1a、1bを示す図である。
【0037】工場において、図5に示すように、PCコ
ンクリート壁パネル5を鉄骨構造体1a、1b(図6)
のスパンに合わせて特別に製作する。このPCコンクリ
ート壁パネル5の内部には、格子状に鉄筋6が埋め込ま
れており、その端部6aが外周部より突出している。
【0038】一方、壁パネル5を据え付ける鉄骨構造体
1a、1bには、図6に示すように、PCコンクリート
壁パネル5(図5)の外周部に突出する鉄筋端部6aに
対応する位置に、コイルバネ3が溶接固定されている。
ここで前記の壁パネル5を鉄骨構造体1a、1bにはめ
込み、PCコンクリート壁パネル5の鉄筋端部6aと、
コイルバネ3とを各々溶接し、壁パネル5を鉄骨構造体
1a、1bに支持させる構造とする。
【0039】また、図7に示すように、複数の壁体8
a、8bを連結して施工しても良い。特に壁体の長さが
7.5mを超えるような場合には、壁体同士の連結部分
8cにコイルバネ3を設けると良い。
【0040】例えば、接続部分8cの水平断面を上部か
ら見た図である図8に示すように、ブロックの端部のU
字状の切欠部分の内部に収まるようなコイルバネ3を選
定することにより、接続部分8cの間隔tは、10mm
〜30mm程度とすることができる。該接続部分8c
は、図に示すように、ブロックの内外面のみにシール材
8dを施工する。
【0041】PCコンクリートパネルなどのように、1
枚の壁体のサイズが規格化されているものを複数枚用い
る場合には、9mを超えない範囲では、コイルバネ3を
用いる必要はなく、そのまま接続すれば良く、9mを超
える場合には、コイルバネ3をパネルとパネルの連結部
分に設けると良い。
【0042】また、以下に壁体に金属建具が設けられた
場合の実施例を示す。図9は、本発明による免震壁構造
において、その一部にサッシが設けられた壁体の実施例
を示す図である。壁体9は、前記図1に示すブロック製
であり、その右上部にサッシ10が設けられている。
【0043】このサッシ10は、鉄骨構造体1a、1b
に面する部分において、サッシ10の外枠10a、10
bと、鉄骨構造体1a、1bとがコイルバネ3により連
結され、溶接固定されている。コイルバネ3は、前記の
ブロック製壁体2(図1)に用いたものと同様のサイズ
のものでも良く、アルミサッシなどの強度の低いものに
対しては、最大荷重の低いコイルバネを使用すると良
い。
【0044】図10は、壁体全面がサッシで構成され、
鉄骨構造体1a、1bに支持される壁構造の実施例を示
す図である。このサッシ11は、鉄骨構造体1a、1b
に面する上部のサッシ枠11aと左右側部のサッシ枠1
1bが鉄骨構造体1a、1bにコイルバネ3を介して溶
接固定されている。サッシ枠11a、11bと鉄骨構造
体1a、1bとの隙間部分12には、充填材が充填され
る。
【0045】該コイルバネは、前記の図1と同様に、4
50mmピッチ以下で設けると良い。コイルバネのサイ
ズは、前記と同様の線径6mm、コイル外径40mmの
2巻きのものを用いても良く、サッシの強度により、最
大荷重に対応したコイルを選定することができる。
【0046】従来、壁体に金属建具が設けられている鉄
骨構造の建築物においては、地震などの加振時において
金属建具及びそのガラスが破損してしまう例が多かっ
た。しかし、上記のようなコイルバネによる免震材が設
けられていることにより、振動が効果的に減衰され、地
震などの鉄骨構造体の大きな振動においても金属建具及
びそのガラスが破損することはなくなる。
【0047】本実施例では、セメント系壁体として、ブ
ロック製壁体とPCコンクリートパネルについて説明し
たが、本実施例に限定されるものではなく、鉄筋コンク
リート製壁体やALCパネルなどの他のセメント系壁
体、あるいは金属建具との組合せなどにおいても、コイ
ルバネ式の免震材を用いることにより、強度特性の異な
る構造を組み合わせて壁体を構成することが可能とな
る。
【0048】また、本発明による免震壁構造について
は、住宅などの一般建築物の壁構造のほかに、変動幅の
大きな高層建築物や、洋上建築物などの各種の壁面に採
用することが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明では、以下に
示すような効果がある。
【0050】1)鉄骨構造体とセメント系壁体がバネ式
の免震材により連結されているために、鉄骨構造体から
の振動が免震されてセメント系壁体へ伝達されるため、
加振時のセメント系壁体の損傷又は脱落現象を防止する
ことができる。
【0051】2)バネ式の免震材であるため、耐久性が
良く、メンテナンスの心配がない。
【0052】3)コイルバネの径や巻数を変えることに
より、変動範囲を自由に調整することができるため、洋
上建築物など各種の壁面に利用することができる。
【0053】4)壁体の構成材料として、最も安価で入
手しやすい、ブロックを使用することができるため、壁
体の現場での施工性が非常に良く、コストを大幅に低減
することができる。
【0054】5)PCコンクリートパネルなど、従来の
工場製作による乾式壁パネルに対しても特別な加工を必
要とせず容易に採用することができ、優れた免震効果が
発揮される。
【0055】6)金属建具が設けられた鉄骨構造壁体に
おいても、加振時の振動を効果的に減衰できるため、金
属建具及びそのガラスの損傷、破壊を防止することがで
きる。
【0056】このように、本発明によれば、鉄骨構造の
高強度を活かし、施工しやすいセメント系壁体を使用で
き、かつ十分に免震効果を発揮させることができ、地震
時や加振時の振動に対しても壁材の損傷又は脱落現象を
未然に防止することができる壁構造を実現することがで
きる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による免震壁構造の実施例を示す構造図
である。
【図2】本発明による免震壁体と鉄骨構造体との接続部
分の水平断面図である。
【図3】本発明によるバネ式免震材の実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明による免震壁構造の骨組み構造の実施例
を示す図である。
【図5】本発明による免震壁体に用いるPCコンクリー
ト壁パネルの実施例を示す図である。
【図6】本発明による免震壁構造にPCコンクリート壁
パネルを用いる場合の鉄骨構造体の実施例を示す図であ
る。
【図7】本発明による免震壁構造における複数壁体構造
の実施例を示す図である。
【図8】本発明による免震壁構造における複数壁体の連
結部分の実施例を示す図である。
【図9】本発明による免震壁構造において、壁体の一部
に金属建具が設けられた壁構造の実施例を示す図であ
る。
【図10】本発明による免震壁構造において、壁体全面
が金属建具で構成された壁構造の実施例を示す図であ
る。
【図11】従来の考えに基づく、鉄骨構造体とブロック
製壁体との混構造による壁構造の実施例を示す図であ
る。
【図12】従来の混構造による壁構造の損傷状況を示す
図である。
【符号の説明】
1 鉄骨構造体 1a 鉄骨梁 1b 鉄骨柱 2、8a、8b、9 ブロック製壁体 2a ブロック 2b、6 鉄筋 3 コイルバネ 4、8c 隙間部分 4a 空洞部 4b、8d 充填材 5 PCコンクリート壁パネル 10、11 サッシ 23 ひび割れ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−140320(JP,A) 特開 平9−13829(JP,A) 特開 平8−319765(JP,A) 特開 平9−111921(JP,A) 実開 昭63−115641(JP,U) 「建築設計資料集成10 技術」,社団 法人日本建築学会編,日本,丸善株式会 社,1983年 7月15日,平成10年8月5 日 第8刷発行,「構造ブロック構造」 の項 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 9/02 321 E04B 1/98 E04B 2/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄骨構造体に、セメント系の壁体が支持さ
    れた壁構造において、該壁体は、鉄骨構造体に対してコ
    イルバネによる免震材を介して支持されており、該壁体
    の内部に埋め込まれている鉄筋の壁体外周部より突出し
    ている鉄筋の端部にコイルバネによる免震材の一端部が
    固着され、該コイルバネによる免震材の他方の端部は、
    鉄骨構造体に固着されていることを特徴とする免震壁構
    造。
  2. 【請求項2】前記のセメント系壁体が、ブロックによる
    壁体であることを特徴とする請求項1の項に記載の免震
    壁構造。
  3. 【請求項3】 前記のブロックによる壁体において、垂
    直方向に一定の間隔で配置され、埋め込まれる縦鉄筋の
    該壁体上部に突出している鉄筋の先端部と、水平方向に
    一定の間隔で配置され、埋め込まれる横鉄筋の該壁体左
    右に突出している鉄筋の両端部とに、各々コイルバネの
    一端が固着されており、各コイルバネの他端は、各々鉄
    骨構造体に固着されることにより、該壁体が支持されて
    いることを特徴とする請求項2の項に記載の免震壁構
    造。
  4. 【請求項4】 一つの壁面が複数の壁体を連結して構成
    される壁体構造において、各々の壁体同士はコイルバネ
    による免震材を介して連結支持されており、各壁体の内
    部に埋め込まれている鉄筋の該壁体の左右両端より突出
    している鉄筋に、コイルバネによる免震材の両端部を各
    々固着し連結されていることを特徴とする請求項1から
    請求項3までのいずれかの項に記載の免震壁構造。
  5. 【請求項5】 鉄骨構造体に、金属建具が支持された壁
    構造において、該金属建具は、鉄骨構造体に対してコイ
    ルバネによる免震材を介して支持されており、該金属建
    具の枠体外面にコイルバネの一端が固着され、他端は、
    鉄骨構造体に固着されていることを特徴とする免震壁構
    造。
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「建築設計資料集成10 技術」,社団法人日本建築学会編,日本,丸善株式会社,1983年 7月15日,平成10年8月5日 第8刷発行,「構造ブロック構造」の項

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103485443A (zh) * 2013-09-26 2014-01-01 华北水利水电大学 一种窗形钢板混凝土剪力墙及其制作方法
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