JP2006199440A - 接近警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クレーンが送電線に対して一定の距離まで接近すると、自動的に接近警報を発する新規な接近警報装置を提供すること。更に、送電線から発せられる電磁界の影響を実質的に受けない接近警報装置を提供すること。
【解決手段】 接近警報装置は、クレーン先端部に取り付けられたセンサと、クレーン操作室に配置された監視装置とを備え、センサと監視装置は光ケーブルで接続されている。これにより、送電線から発せられる電磁界の影響を実質的に受けることはない。センサとしては、電磁界センサやCCD利用センサが用いられる。更に、クレーン先端部にCCDカメラが取り付けられ、クレーン先端の状況を視覚的に把握できる。更に、監視装置に記録装置を備え、センサからの警報情報、CCDカメラからの画像情報等の事故履歴を記録し、事故解析に役立てる
【選択図】 図2

Description

本発明は、送電線等の高圧電線(以下、単に「送電線」という。)への接近を感知する接近警報装置に関し、更に具体的には、送電線への接近を感知するセンサとこのセンサからの信号を監視する監視装置とを、電磁界の影響を受けにくい有線で接続した接近警報装置に関する。
電力会社が、工場、家庭等の電力需要者(利用者)に対して電力を供給する場合、発電所から比較的高圧の電力を送電線を介して利用者の近傍にある変電所、変圧器等に送電し、これら変電所等にて所定の電圧の電力に降圧して利用者に供給している。発電所から変電所等までの送電のため、一般に鉄塔に架けられた送電線が張り巡らされている。送電線には、例えば、各種高圧階級と称される22kV,66kV,110kV,220kVのような高圧電流が流れている。
発電所から変電所等までの距離が長いため、送電線付近にて、各種の土木工事、建造物の建設・修理・撤去、比較的大きな物体の運搬等の作業を行わなければならない事態が発生する。これら作業の内、送電線に接近又は接触する可能性がある作業は、典型的には重機等(以下、単に「クレーン」という。)を用いて行う作業である。
送電線付近でクレーンによる作業が行われ、クレーンのブームがその送電線に接近又は接触する可能性がある場合、これを回避するために、細心の注意を払わなければならない。
図1は、従来行われていた接近回避システム1を説明する図である。鉄塔3の間に送電線2が架線されている。この送電線2の近傍で、クレーン4を用いて作業をしている。クレーン4は、回転及び伸縮自在のブーム15を用いて荷物を吊り下げる。このような場合、クレーン4のブーム15の先端部5が送電線2に接近又は接触する可能性がある。
従来、このような場合、電力供給者から派遣された立会者12のもと、視覚的な安全対策を施し、安全管理を行っていた。具体的には、作業会社からの申請を待って、電力供給者から立会者12を派遣し、鉄塔3間に目安となるロープ(図5符号113,114参照)を張り、立会者12が目視で監視しながら、目安ロープとクレーン4のブームの先端部5が接近した時は、立会者12が所持する子機(携帯子機)10とクレーン内のオペレータ8が所有する親機9との間の無線通話により注意を喚起する方法が取られていた。このため、送電線接触事故の発生を確実に防止するため、立会者は経験豊富な人間が選定されていた。
なお、本発明者は、本発明に係る接近警報装置に関連する公開された技術文献として、次の特許文献を承知している。
特開2000-113349(平成12年4月21日公開)、発明の名称「高圧活線センサー」、出願人株式会社谷沢製作所 特開2002-260120(平成14年9月13日公開)発明の名称「活線警報機」、出願人株式会社谷沢製作所、同株式会社中電工
しかしながら、このような人間による視覚的な安全対策では、不注意、誤認、判断ミス等により、クレーンブーム15と送電線2との接触事故の発生する確率をゼロにすることは困難であった。
更に、高圧、特別高圧を称されるような送電線2の下では、送電線から発せられる電磁界の影響で、親機9−子機10間の無線通話に雑音が混入する場合があり、オペレータ8は立会者12からの警報が正しく聞き取れない場合があった。
また、オペレータ8は、操作中はクレーン操作室に居るため、クレーンブーム15の先端部分5の周りの状況を視覚的に把握することが困難であった。
また、送電線接触事故が発生した場合、事故発生状況を履歴として記録しておくような手段も設けられていなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、クレーンが送電線に対して一定の距離まで接近すると、自動的に接近警報を発する新規な接近警報装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、送電線から発せられる電磁界の影響を実質的に受けない接近警報装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、クレーン操作中のオペレータがクレーンブーム先端の周りの状況を視覚的に把握することが可能な接近警報装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、送電線接触事故が発生した場合、事故発生状況を履歴として記録可能な接近警報装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、接近警報装置として、電磁界センサだけでなく、それ以外のセンサを利用した装置を提供することを目的とする。
本発明に係る接近警報装置は、重機に取り付けられ、高圧電線への接近を感知するセンサと、前記センサからの接近信号を受けて、警報を発する監視装置と、
前記センサと前記監視装置を有線で接続した構成を備えている。
更に上記接近警報装置では、前記重機はクレーンであり、前記高圧電線は、送電線であり、前記センサは、前記クレーンの先端部に取り付けることもできる。
更に上記接近警報装置では、、前記有線は、光ケーブルとすることもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサは、前記警報信号を光信号に変換して前記光ケーブルに出力する電気/光変換器を有し、前記監視装置は、前記光ケーブルを通じて伝送される前記警報信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、該光/電気変換器からの電気信号を音声信号に変換する接近警報生成装置とを有ようにすることもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサは、電磁界センサを使用することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサとして電磁界センサを使用した接近警報装置は、記高圧電線と前記重機との距離が、第1の所定距離となった時点で第1の警報信号を生成して送信し、前記高圧電線と前記重機との距離が、前記第1の所定距離よりも短い第2の所定距離となった時点で第2の警報信号を生成して送信することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサとして電磁界センサに加えて撮像装置を有し、前記撮像装置からの映像信号を光ケーブルを介して、オペレータの近くのモニタに送信して、前記重機先端部の状況を視覚的に把握できるようにすることもできる。
更に上記接近警報装置では、前記撮像装置は、CCDカメラを使用することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記撮像装置は、CCDカメラにて前記高圧電線に取り付けられたマークを撮像するように、該CCDカメラを駆動制御する自動追尾手段を有することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記CCDカメラからの該マークの撮像画像とを比較し、少なくとも該基準画像の中心と該撮像画像の中心とが一致するように該CCDカメラを駆動制御することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記監視装置は、記録装置を有し、前記記録装置は前記接近警報生成装置に接続され、該接近警報生成装置が発する接近警報情報を記録することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記記録装置は、更に、前記撮像装置からの前記重機先端部の画像情報をも記録することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記記録装置は、更に、オペレータと立会者との間の無線通話情報をも記録するすることもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサとしてCCDカメラを使用した接近警報装置は、前記重機に取り付けた、夫々自動追尾手段をもった少なくとも2つのCCDカメラを有し、前記少なくとも2つのCCDカメラにて前記高圧電線に取り付けられたマークを撮像した時点における各撮像面の角度に基づいて該高圧電線と前記重機との距離を求める距離演算手段を有することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記センサとしてCCDカメラを使用した接近警報装置は、前記接触回避対象に対して回転自在に取り付けられた回転板と、前記回転板に固定され、該回転板の軸方向と平行な軸方向を中心に回転自在とされた第1のCCDカメラと、前記回転板に回転自在に取り付けられ、該回転板の板面の法線方向を中心に回転自在とされ、かつ、該回転板の軸方向と平行な軸方向を中心に回転自在とされた第2のCCDカメラと、前記第1及び第2のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像した時点における該第2のCCDカメラの撮像面の角度に基づいて前記高圧電線と前記重機との距離を求める距離演算手段とを有することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記自動追尾手段は、前記第1のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像するように、前記第1のCCDカメラを駆動制御する第1の自動追尾手段と、前記第2のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像するように、前記第2のCCDカメラを駆動制御する第2の自動追尾手段とを有し、前記第1の自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記第1のCCDカメラからの前記マークの撮像画像とを比較し、少なくとも前記基準画像の中心と前記撮像画像の中心とが一致するように前記第1のCCDカメラを駆動制御し、前記第2の自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記第2のCCDカメラからの前記マークの撮像画像とを比較し、少なくとも前記基準画像の中心と前記撮像画像の中心とが一致するように前記第2のCCDカメラを駆動制御することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記第1の自動追尾手段は、前記第1の角度データが検出できない場合に、前記第2の自動追尾手段からの前記第2の角度データに基づいて前記第1のCCDカメラを駆動制御し、前記第2の自動追尾手段は、前記第2の角度データが検出できない場合に、前記第1の自動追尾手段からの前記第1の角度データに基づいて前記第2のCCDカメラを駆動制御することもできる。
更に上記接近警報装置では、前記自動追尾手段は、前記第1の自動追尾手段が前記第1の角度データを検出できず、かつ、前記第2の自動追尾手段が前記第2の角度データを検出できない場合に、前記接触回避対象の動作を停止させるための手段を有することもできる。
本発明によれば、クレーンが送電線に対して一定の距離まで接近すると、自動的に接近警報を発する新規な接近警報装置を提供することができる。
更に、本発明によれば、送電線から発せられる電磁界の影響を実質的に受けない接近警報装置を提供することができる。
更に、本発明によれば、クレーン操作中のオペレータがクレーンブーム先端の周りの状況を視覚的に把握することが可能な接近警報装置を提供することができる。
更に、本発明によれば、送電線接触事故が発生した場合、事故発生状況を履歴として記可能な接近警報装置を提供することができる。
本発明によれば、接近警報装置として、電磁界センサだけでなく、それ以外のセンサを利用した装置を提供することができる。
以下、本発明に係る接近警報装置の実施形態に関して、添付の図面を参照しながら、その詳細を説明する。なお、図面中、同じ要素に対しては同じ符号を付して重複した説明を省略する。以下に説明する実施形態の概要は次の通りである。
(1)第1の実施形態:接近警報装置として電磁界センサを用い、接近センサと接近警報生成装置の間を有線(例えば、光ケーブル)で連結する。更に、ブーム先端部に撮像装置を備えることによりブーム先端部周囲の状況を視覚的に監視する。
(2)監視装置に記録装置を備え、接近警報、画像情報、所望によりオペレータ−立会者間の情報通話を記録する。
(3)接近警報装置として、電磁界センサの代わりにCCDを利用した接近センサを用いる。これらの実施形態について順を追って説明する。
[第1の実施形態]
(接近警報装置のシステム)
図2は、第1の実施形態に係る接近警報装置20のシステム構成の全体的な概要を説明する図である。図2に示す状況は、図1と同様に、送電線2が鉄塔3の間に架線されている。この送電線2の付近で、クレーン4を用いた作業が行われる状況である。
従来の目視に依存する方法は、送電線2から吊り下げた目安ロープ(図5符号113,114参照)とクレーンブーム15の先端部5が接近したことを立会者12が目視で認識して、携帯子機10からクレーン内の親機9を所持するクレーンオペレータ8に対して、無線通話により注意を喚起していた。
図1に示す接近警報装置20では、従来の無線通の機能に加え又はこれと置き換えて、クレーンブーム15の先端部5に配置され、先端部5が送電線2に接近した時に自動的に接近信号を発生するセンサ21と、この接近信号を受けてオペレータ8に認識させる監視装置23とを備え、センサ21と監視装置23の間は、例えば光ケーブルのような有線22で接続されている。図2では省略しているが、この有線22は、センサ21から、例えばクレーンブーム15に沿って又はこれに巻き付けて、監視装置23まで繋がっている。
このように、有線22で接続することにより、送電線22からの電磁界の影響を抑えることができる。特に、有線22として、光ケーブル22を使用したときは、電磁界の影響を受けることが実質的になくなる。
(接近センサ)
図3は、接近センサ24と接近警報生成装置26を説明する図である。接近センサ24は、センサー部31と、これに接続された本体部32とを有している。センサー部6は、クレーンブーム15の先端部5に配置され、センサー部31が充電された送電線(「活線」ともいう。)2に接近した時、送電線から生じる電界を検出し検出信号を発生する。本体部32は、この検出信号を処理して、光ケーブル22を介して、監視装置23の接近警報装置26に向けて送信する。接近警報装置26は、検出信号を受信した時、オペレータ8に対して警報音を発する。所望により、オペレータ8の音声を集音するマイク22を備えてもよい。
図4は、図3の接近センサ24と接近警報装置26の詳細を説明する図である。クレーンブーム先端部5の接近センサ24として、センサー部31と本体部32とを有し、接近信号は電/光変換装置60で光信号に変換された後、光ケーブル22を介してクレーンオペレータ側に送られる。この光信号は、光/電変換装置61により、電気信号に変換され、監視装置23内の接近警報生成装置26送られ、接近警報生成装置は警報音を発する。
更に、接近警報生成装置26を親機9に接続して、親機が内蔵スピーカ55から警報音を発するようにしてもよく、更に立会者12の所持する携帯子機10にリアルタイムで接近信号を送信し、立会者も同時に送電線2とブーム先端部5との接近を認識出来るようにしてもよい。
センサー部31は、例えば2つの電極を有し、送電線2からの放射電界の強度に比例した電極間に電位差(接近信号)が発生するような構造である。この電位差を検出することにより放射電界の強度、即ち放電線2とセンサー部31との距離を検出することが出来る。この電位差信号は、本体部32に送られる。
本体部32は、センサー部31から接近信号を受ける交流アンプ35と、交流アンプに接続された検波回路36と、検波回路に接続された直流アンプ37と、直流アンプの出力端子にその入力端子の一方が夫々接続された第1及び第2のコンパレータ38,39と、第1及び第2のコンパレータの出力端子に夫々接続された第1及び第2の警報音発生装置40,41と、第1及び第2の警報音発生装置の出力端子に接続された電/光変換装置60とを有している。
更に、本体部32は、(−)端子を接地した直流電源43と、直流電源の(+)端子に接続された定電圧回路44と、定電圧回路から給電される第1及び第2の警報設定装置45,46とを有し、第1及び第2の警報設定装置の出力端子は第1及び第2のコンパレータ38,39の他方の入力端子に夫々接続されている。定電圧回路44は、各増幅回路、無線機等に対しても給電している。
本体部32は、例えば、各種検証試験に便利なように、好ましくは、更に、直流アンプ37の出力端子に接続された電圧計47と、第1及び第2の警報音発生装置40,41の出力端子に接続されたオーディオアンプ48と、オーディオアンプに接続された本体内蔵スピーカー49とを有している。
本体部32は、好ましくは、更に、直流アンプ37の出力端子に接続されたバッファアンプ50と、バッファアンプの出力端子に接続されたV−F変換装置51とを有し、V−F変換装置の出力は、第1及び第2の警報音発生装置40,41の出力と選択的に切り替え可能な状態で、電/光変換装置60に接続される。
本体部32は、好ましくは、更に、直流アンプ37の出力端子に接続されたプリセット設定装置52を有する。プリセット設定装置の2つの出力53,54は、第1及び第2の警報設定装置45,46の出力と選択的に切り替え可能な状態で、第1及び第2のコンパレータ38,39の他方の入力端子に夫々接続されている。
本体部32は、シールド構造の容器に入れて、センサー部31に対して、電磁気的影響を与えないようにすることが好ましい。同様に、本体部32は、防水容器等に収納し、天候の影響を受けないようにすることが好ましい。
クレーン操作室には、本体部32からの接近光信号を電位信号に変換する光/電変換装置61と、接近警報装置26と、必要に応じてこれに接続された親機9とを有している。接近警報装置26又は親機9は、クレーンオペレータ8に警報信号を音声通報する内蔵スピーカー55をもっている。
センサー部31で検出された信号は、交流アンプ35に送られ増幅される。増幅された出信号は、検波回路36にて検波され、直流信号(脈流)に変換された後、この直流信号は直流アンプ27にて増幅される。
増幅された直流信号は、電圧計47へ表示されると共に、並列接続された第1警報用コンパレータ38の一方の入力端子及び第2の警報用コンパレータ39の一方の入力端子に、入力される。第1及び第2警報用コンパレータ38,39の他方の入力端子に対しては、第1及び第2警報設定装置45,46により第1及び第2の警報発報レベルに設定した基準電圧が接続されている。その結果、各コンパレータは、設定された基準電圧と増幅された直流信号(接近信号)とを比較し、増幅された直流信号が設定された警報発報レベル以上の時、警報信号を出力する。
即ち、増幅された直流信号が第1の警報レベル未満の時はいずれのコンパレータからも出力されず、第1の警報レベル以上で第2の警報レベル未満の時は第1警報用コンパレータ38のみ出力し、第2の警報レベル以上の時は第2の警報用コンパレータ39から出力される。この場合、第2の警報用コンパレータ39の出力は、第1警報音発生装置40に不作動信号(Disable)を送り、第1警報音発生装置40からの警報音(断続音)の発生を停止する。
第1の警報用コンパレータ38から出力されたアラーム信号が第1警報音発生装置40に入力されると、第1警報音発生装置は断続音である接近警報信号を発生する。第2の警報用コンパレータ39から出力されたアラーム信号が第2警報音発生装置41に入力されると、第1警報音発生装置40からの接近警報信号を停止した上で、第2警報音発生装置41は連続音である接近警報信号を発生する。
この警報音2段階方式は、例えば要注意位置で第1接近警報と接近限界位置で第2接近警報(警告警報)との組み合わせにすることにより、クレーン操作停止までのタイムラグに対処するためである。
所望により、これら警報信号は、オーディオアンプ48で増幅され、本体内蔵スピーカー49から断続音又は連続音の警報としてオペレータ8に向けて音声出力される。
本実施例に係る接近警報装置26は、クレーンオペレータ8に向けた警報音の出力に加えて、警報信号を親機9を介して子機10に対してリアルタイムで送信するようになっている。
オペレータルーム11に設置された接近警報装置26又は親機9は、内蔵スピーカー55により警報信号をクレーンオペレータ8に向けて、断続音又は連続音として音声出力する。所望により、親機9から送られた警報信号により、子機10が立会者12に向けて断続音又は連続音として音声出力することもできる。
本実施例に係る無線式接近警報装置1は、上述した機能に加えて、以下に述べる2つの付加的機能を有している。
第1の付加的機能は、直流アンプ37の出力である増幅された直流信号を測定する機能である。検出信号に対応する増幅された直流電圧を電圧計47で表示されるが、クレーン4のブーム先端部5の電圧計47の表示を直読することが出来ない。
そこで、直流アンプ37の後段に接続されたバッファアンプ50と、バッファアンプに接続されたV−F変換装置51と、V−F変換装置の出力と第1及び第2の警報音発生装置40,41の出力とを選択的に電/光変換装置60に接続する切り替えスイッチ57とを設け、V−F変換装置51の出力を、光/電変換装置61に接続した周波数カウンタ(図示せず。)により計数し、電圧計47の指示電圧に比例する周波数値を読み取っている。
第2の付加的機能として、接近警報装置の校正機能が組み込まれている。具体的には、送電線2から或る任意の距離にクレーンブーム15を操作して停止し、警報音発報点をオペレータルームから設定できる機能を組み込むことで、その距離において必ず警報音が発報するようにしている。設定作業は、送電線からの距離を変えて、第1の警報音レベルの場合及び第2の警報音レベルの場合について、順次実行される。
このシステムの使用前の警報地点プリセット機能は、プリセット設定装置52と、第1及び第2警報設定装置45,46とプリセット設定装置52との出力を選択的に第1及び第2のコンパレータ38,39に接続する切り替えスイッチ62とで構成される。なお、校正機能は本発明に直接には関係がないので、詳しい説明は省略する。
第1実施形態によれば、センサ21として接近センサ24と監視装置23として接近警報生成装置26を用いることにより、クレーン先端部5が送電線2に対して一定の距離まで接近すると、自動的に接近警報を発する接近警報装置を提供することができる。
更に、接近センサ24と接近警報生成装置26の間を光ケーブル22で接続することにより、送電線2から発せられる電磁界の影響を実質的に受けない接近警報装置20を提供することができる。
(ブーム先端部の撮像装置)
次に、図2のセンサ21内の撮像装置25について説明する。クレーンブームの先端部5のセンサ21内に撮像装置25を取り付け、光ケーブル22を介して送電線2の映像信号を監視装置23のモニタ27に送ることで、オペレータ8はクレーン操作中に送電線2の様子を監視することができる。
図5を用いて、センサ21内の撮像装置25について詳細に説明する。図5は、ブーム先端部5に取り付けられるCCD利用の撮像装置25の外観を示す。この撮像装置25は、回転板100と、CCDカメラ101とを有する。回転板100は、ブーム先端部5に回転自在に取り付けられている。回転板100は、板面に対し直交して設けられた垂直軸103を有する。この垂直軸103は、第1のモータ104の回転軸(図示せず)と連結されている。従って、回転板100は、第1のモータ104による回転駆動によって垂直軸103を中心に回転することとなる。
CCDカメラ101は、回転板100の上面に回転自在に取り付けられている。CCDカメラ101は、第2のモータ105の回転駆動力が水平軸106を通じて伝達される台座107上に固定されており、第2のモータ105の回転駆動によって、前記水平軸106に対して回転自在になっている。
所望により、送電線2には目安ロープ113がぶら下げられ、その先端に例えば球状のマーク114が取り付けられている。
図6は、図5の撮像装置25の詳細を説明するブロック図である。撮像装置25は、第1のモータ104に駆動電流を供給する第1のモータ駆動回路115と、第2のモータ105に駆動電流を供給する第2のモータ駆動回路116とを有する。
また、撮像装置25は、フレームメモリ119、基準フレームメモリ120、動き検出回路123、動き補償回路125を有する。
フレームメモリ119は、CCDカメラ101からの現在の画像データが取り込まれるようになっている。例えば市販のCCDカメラを用いる場合は、1フレーム(1/60秒)単位に画像データがフレームメモリ119に取り込まれる。
基準フレームメモリ120は、クレーン4を適当な基準位置に設置し、CCDカメラ101によってマーク114を撮像することによって、この撮像した画像データが取り込まれるようになっている。このとき、CCDカメラ101における撮像面の中央部分にマーク114を位置させた状態で撮像されることから、マーク114の画像データは第1の基準フレームメモリ120の中央部分に記録される。
動き検出回路123は、フレームメモリ119に格納されたマーク114の画像データと基準フレームメモリ120に記録されているマーク114の画像データとを比較してその変位量を検出し、変位量データとして出力する。この変位量は、CCDカメラ101の撮像面をxy平面とし、該撮像面の法線の方向をz方向としたとき、x方向とy方向の各変位量を意味する。
動き補償回路125は、動き検出回路213からの第1の変位量データ(x方向データD1及びy方向データD2)をそれぞれ第1及び第2のモータ駆動回路115及び116に送出する。第1のモータ駆動回路115は、入力されたx方向データD1に基づく駆動電流を第1のモータ104に供給し、第2のモータ駆動回路116は、入力されたy方向データD2に基づく駆動電流を第2のモータ105に供給する。これによって、CCDカメラ101にて撮像されるマーク114の位置が撮像面の中央位置になるように、CCDカメラ101が自動追従されることになる。
こうして常時送電線を自動追従しているCCDカメラ101の映像を、クレーン4の操作室に設置されたモニタ27に画像伝送する。
撮像装置25は、図7及び8に示すように、フレームメモリ119から画像データを所定のタイミングで読み出す表示制御部133と、表示制御部133を通じて読み出された画像データをアナログ映像信号に変換するD/A変換器134と、D/A変換器134からの映像信号を受け取って画面上に映像として表示するモニタ27とを有する。
フレームメモリ119に格納されている画像データは、表示制御部133によって水平同期信号及び垂直同期信号の出力タイミングに従って読み出され、読み出された画像データは、順次D/A変換器134にてアナログ映像信号に変換されてモニタ27に出力され表示される。
そして、これらの機器間の配線は、光ケーブル22を使用する。この場合、以下に示すアナログ光伝送方式やデジタル光伝送方式がある。アナログ光伝送方式では、図7に示すように、D/A変換器134とモニタ27との間に光ケーブル22を配線する場合であって、D/A変換器134と光ケーブル136との間にアナログ映像信号を光アナログ信号に変換する電/光変換器137を接続し、光ケーブル22とモニタ27との間に光アナログ信号を電気信号に変換する電/光変換器138を接続する。
デジタル光伝送方式は、図8に示すように、表示制御部133とD/A変換器134との間に多チャンネルリボンによる光ケーブル22を配線する場合であって、表示制御部133と光ケーブル22との間に画像データを光デジタル信号に変換する電/光変換器140を接続し、光ケーブル22とモニタ27との間に光デジタル信号を電気信号に変換する光/電変換器141を接続する。
これにより、例えば撮像装置25におけるCCDカメラ101で撮像した映像がクレーン4に設置されたモニタ27を通じて表示されることになる。
この実施形態によれば、クレーン操作中のオペレータがクレーンブーム先端部5の周りの状況を視覚的に把握することができる接近警報装置20を提供することができる。
[第2実施形態]
再び図2を参照すると、同様に、第2の実施形態に係る接近警報装置20のシステム構成の全体的な概要を説明する図である。
第1実施形態で説明した接近センサ24,光ケーブル22,接近警報生成装置26の組み合わせにより、接近時には自動的に警報音(警報音情報)が発せられ、更に、撮像装置(CCD)25,光ケーブル22,モニタ27により、接近時の送電線2の映像(画像情報)を得ることができる。
第2実施形態では、監視装置23に、これら警報音情報,画像情報を記録する記録装置28を備えることで、接近事故時の状況を記録することができる。この記録装置28には、更に、親機9と子機10間の通話情報を記録するようにしてもよい。
記録装置10は、市販のVTR,ハードディスク,書換可能なDVD等を利用できる。連続的に現時点から遡って一定時間(例えば数分間)の警報音情報,画像情報,通話情報を逐次更新しながら記録することで、接近事故発生時にこの記録装置28を止めることにより、接近事故発生直前の数分間の警報音情報,画像情報,通話情報を、それほど大きな記憶容量を必要としないで、再生することができる。
第2実施形態によれば、送電線接触事故が発生した場合、事故発生状況を履歴として記録できる接近警報装置20を提供することができる。
[第3実施形態]
再び図2を参照すると、図2は、第3の実施形態に係る接近警報装置20のシステム構成の全体的な概要を説明する図である。
第1実施形態では、図2の接近センサ24として電磁界センサを利用した接近警報装置を用いている。第3の実施形態は、これに変わる接近センサ24に関する。
人間は両眼を持つことで、物体を見た時の視線のなす角度を認識することにより物体の遠近を計測することができる。これをヒントに、CCDを二つ利用した接近センサ24を構成する。第1と第2のCCDを結ぶ線と第1のCCDの視線とを常時一定角度(例えば、直角)に維持すると、第1と第2のCCDを結ぶ線と第2のCCDの視線とのなす角度θを計測することで、送電線2までの距離を計測することができる。以下具体的に説明する。
図9は、クレーンブーム15の先端部5に取り付けられる接近センサ25の外観を示す。図10にその詳細を示すが、この接近センサ25は、回転板100と、第1のCCDカメラ101と、第2のCCDカメラ102とを有する。回転板100は、ブーム先端部5に回転自在に取り付けられている。回転板100は、下面に垂直軸103を有する。この垂直軸103は、第1のモータ104の回転軸(図示せず)と連結され、回転板100は第1のモータ104による回転駆動によって垂直軸103を中心に回転する。
第1のCCDカメラ101は、回転板100の上面の一端に回転自在に取り付けられている。第1のCCDカメラ101は、第2のモータ105の回転駆動力が水平軸106を通じて伝達される第1の台座107上に固定されており、この第2のモータ105の回転駆動によって、前記水平軸106に対して回転自在になっている。
第2のCCDカメラ102は、回転板100の上面の他端部に回転自在に取り付けられている。第2のCCDカメラ102は第2の台座108上に固定されており、この第2の台座108は、図10に示すように、回転板100の上面に固定された第3のモータ109の回転駆動力が垂直軸110を通じて伝達され、また、第4のモータ111の回転駆動力が水平軸112を通じて伝達される。従って、この第2のCCDカメラ102は、垂直軸110を中心に回転すると共に、水平軸112に対して回転自在となっている。
所望により、送電線2には目安ロープ113がぶら下げられ、該目安ロープ113の先端(下端)に例えば球状のマーク114が取り付けられている。
図11は、図9及び10の接近センサ25のブロック図である。接近センサ25は、第1のモータ104に駆動電流を供給する第1のモータ駆動回路115と、第2のモータ105に駆動電流を供給する第2のモータ駆動回路116と、第3のモータ109に駆動電流を供給する第3のモータ駆動回路117と、第4のモータ111に駆動電流を供給する第4のモータ駆動回路118とを有する。
また、接近センサ256は、第1のフレームメモリ119、第1の基準フレームメモリ120、第2のフレームメモリ121、第2の基準フレームメモリ122、第1の動き検出回路123、第2の動き検出回路124、第1の動き補償回路125、第2の動き補償回路126、角度演算回路127、距離演算回路128、D/A変換器129及び直流アンプ130を有する。
第1のフレームメモリ119は、第1のCCDカメラ101からの現在の画像データが取り込まれるようになっている。例えば市販のCCDカメラを用いる場合は、1フレーム(1/60秒)単位に画像データが、この第1のフレームメモリ119に取り込まれる。
第1の基準フレームメモリ120は、クレーン4を適当な基準位置に設置し、第1のCCDカメラ101によってマーク114を撮像することによって、この撮像した画像データが取り込まれる。このとき、第1のCCDカメラ101における撮像面の中央部分にマーク114を位置させた状態で撮像されることから、マーク114の画像データは第1の基準フレームメモリ120の中央部分に記録される。
第2のフレームメモリ121は、第2のCCDカメラ102からの現在の画像データが取り込まれる。例えば1フレーム単位に画像データが、この第2のフレームメモリ121に取り込まれる。
第2の基準フレームメモリ122は、クレーン4を適当な基準位置に設置し、第2のCCDカメラ102によってマーク114を撮像することによって、この撮像した画像データが取り込まれるようになっている。この場合も、マーク114の画像データは第2の基準フレームメモリ122の中央部分に記録される。
第1の動き検出回路123は、第1のフレームメモリ119に格納されたマーク114の画像データと第1の基準フレームメモリ120に記録されているマーク114の画像データとを比較してその変位量を検出し、第1の変位量データとして出力する。この変位量は、第1のCCDカメラ101の撮像面をxy平面とし、該撮像面の法線の方向をz方向としたとき、x方向とy方向の各変位量を示す。第1のフレームメモリ119にマーク114の画像データが存在せず、変位量が検出されなかった場合に第1のエラー信号を出力する。
第2の動き検出回路124は、第2のフレームメモリ121に格納されたマーク114の画像データと第2の基準フレームメモリ122に記録されているマーク114の画像データとを比較してその変位量を検出し、第2の変位量データとして出力する。この変位量は、第2のCCDカメラ102の撮像面をXY平面とし、該撮像面の法線の方向をZ方向としたとき、X方向とY方向の各変位量を示す。第2のフレームメモリ121にマーク114の画像データが存在せず、変位量が検出されなかった場合にエラー信号を出力する。
第1の動き補償回路125は、第1の動き検出回路123から第1のエラー信号が出力されなかった場合に、第1の動き検出回路213からの第1の変位量データ(x方向データD1及びy方向データD2)をそれぞれ第1及び第2のモータ駆動回路115及び116に送出する。前記第1のエラー信号を受け取った場合は、第2の動き検出回路124からのデータを受け取る。第2の動き検出回路124からのデータが第2の変位量データ(X方向データD3及びY方向データD4)であれば、第1の変位量データ(x方向データD1及びy方向データD2)としてそれぞれ第1及び第2のモータ駆動回路115及び116に送出する。第1のモータ駆動回路115は、入力されたx方向データD1に基づく駆動電流を第1のモータ104に供給し、第2のモータ駆動回路116は、入力されたy方向データD2に基づく駆動電流を第2のモータ105に供給する。これによって、第1のCCDカメラ101にて撮像されるマーク114の位置が撮像面の中央位置になるように、該第1のCCDカメラ101が自動追従されることになる。
また、この第1の動き補償回路125は、第2の動き検出回路124からのデータが第2のエラー信号であれば、警報機131からアラームを出力するためのアラーム信号を出力する。このとき、クレーン4を駆動制御する装置に対してクレーン4の動きを停止するための信号Scを出力するようにしてもよい。
一方、第2の動き補償回路126は、第2の動き検出回路124から第2のエラー信号が出力されなかった場合に、第2の動き検出回路124からの第2の変位量データ(X方向データD3及びY方向データD4)をそれぞれ第3及び第4のモータ駆動回路117及び118に送出する。前記第2のエラー信号を受け取った場合は、第1の動き検出回路123からのデータを受け取る。第1の動き検出回路123からのデータが第1の変位量データ(x方向データD1及びy方向データD2)であれば、第2の変位量データ(X方向データD3及びY方向データD4)としてそれぞれ第3及び第4のモータ駆動回路117及び118に送出する。
なお、第3のモータ駆動回路117は、入力されたX方向データD3に基づく駆動電流を第3のモータ109に供給し、第4のモータ駆動回路118は、入力されたY方向データD4に基づく駆動電流を第4のモータ111に供給する。これによって、第2のCCDカメラ102にて撮像されるマーク114の位置が撮像面の中央位置になるように、該第2のCCDカメラ102が自動追従されることになる。
角度演算回路127は、第2の動き補償回路126からの第2の変位量データのうち、X方向データD3に基づいて第2のCCDカメラ102の角度θ(図9参照)を演算する。距離演算回路128は、角度演算回路127からの角度データに基づいてクレーン4のブーム15の先端部5からマーク114までの距離を求め、距離データとして出力する。
第1及び第2のCCDカメラ101及び102の各撮像面の中央にマーク114を捉えた時点において、マーク114と第1のCCDカメラ101とを結ぶ線と回転板100の長手方向の線分とのなす角は90°となる。従って、マーク114と第2のCCDカメラ102とを結ぶ線と回転板100の長手方向の線分とのなす角(即ち、角度演算回路127にて求められた角度θ)を求めることで、三角法により、簡単にクレーンブーム先端部5からマーク114までの距離を求めることができる。
D/A変換器129は、距離データをアナログ信号(電圧信号)に変換する。このD/A変換器129からの電圧信号は、図4の直流アンプ37によって所定のゲインに増幅される。以下の本体部32の構成と動作は、第1実施形態で説明したのと同様である。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、これらは例示であって本発明の範囲を限定するものでない。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載に基づいて定められる。
図1は、従来行われていた接近回避システムを説明する図である。 図2は、第1〜3の実施形態に係る接近警報装置のシステム構成の全体的な概要を説明する図である。 図3は、電磁界センサを使用した接近センサと接近警報生成装置を説明する図である。 図4は、図3の接近センサと接近警報装置の一例を説明する図である。 図5は、センサ内の撮像装置について詳細に説明する。 図6は、図5の撮像装置の詳細を説明するブロック図である。 図7は、図5の撮像装置とモニタの接続を説明する図である。 図8は、図5の撮像装置とモニタの接続を説明する図である。 図9は、クレーンブームの先端部に取り付けられるCCD利用の接近センサCCD利用接近センサの外観を示す図である。 図10は、図9のCCD利用の接近センサの詳細を示す図である。 図11は、図9のCCD利用の接近センサのブロック図である。
符号の説明
1:接近警報装置、 2:送電線、 3:鉄塔、 4:クレーン、 5:クレーン先端部、 8:クレーンオペレータ、 9:親機、 10:携帯子機、 12:立会者、 15:ブーム、 20:接近警報装置、 22:有線(光ケーブル)、 24:接近センサ、 26:接近警報生成装置、 27:モニタ、 28記録装置、 31:センサー部、 32:本体部、 35:交流アンプ、 36:検波回路、 37;直流アンプ、 38:第1コンパレータ、 39:第2コンパレータ、 40:第1警報音発生装置、 41:第2警報音発生装置、 43:定電圧電源、 44:定電圧回路、 45:第1警報設定回路、 46:第2警報設定回路、 47:電圧計、 48:オーディオアンプ、 49:本体内蔵スピーカー、 50:バッファアンプ、 51:V−F変換装置、 52:プリセット設定装置、 55:内蔵スピーカー、 57:切り替えスイッチ、 59:周波数カウンタ、 62:切り替えスイッチ、 100:回転板、 101:第1のCCDカメラ、 102:第2のCCDカメラ、 113:目安ロープ、 114:マーク、 119:第1のフレームメモリ、 123:第1の動き検出回路、 124:第2の動き検出回路、 125:第1の動き補償回路、 126:第2の動き補償回路、 127:角度演算回路、 128:距離演算回路、 129:D/A変換器、 133:表示制御部、 137:電/光変換器、 138:光/電変換器、 140:電/光変換器、 141:光/電変換器、

Claims (18)

  1. 重機に取り付けられ、高圧電線への接近を感知するセンサと、
    前記センサからの接近信号を受けて、警報を発する監視装置と、
    前記センサと前記監視装置を有線で接続した、接近警報装置。
  2. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記重機はクレーンであり、
    前記高圧電線は、送電線であり、
    前記センサは、前記クレーンの先端部に取り付けられている、接近警報装置。
  3. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記有線は、光ケーブルである、接近警報装置。
  4. 請求項3に記載の接近警報装置において、
    前記センサは、前記警報信号を光信号に変換して前記光ケーブルに出力する電気/光変換器を有し、
    前記監視装置は、前記光ケーブルを通じて伝送される前記警報信号を電気信号に変換する光/電気変換器と、該光/電気変換器からの電気信号を音声信号に変換する接近警報生成装置とを有する、接近警報装置。
  5. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記センサは、電磁界センサを使用している、接近警報装置。
  6. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記センサとして電磁界センサを使用した接近警報装置は、
    前記高圧電線と前記重機との距離が、第1の所定距離となった時点で第1の警報信号を生成して送信し、
    前記高圧電線と前記重機との距離が、前記第1の所定距離よりも短い第2の所定距離となった時点で第2の警報信号を生成して送信する、接近警報装置。
  7. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記センサとして電磁界センサに加えて撮像装置を有し、
    前記撮像装置からの映像信号を光ケーブルを介して、オペレータの近くのモニタに送信して、前記重機先端部の状況を視覚的に把握できるようにした、接近警報装置。
  8. 請求項7に記載の接近警報装置において、
    前記撮像装置は、CCDカメラを使用している、接近警報装置。
  9. 請求項8に記載の接近警報装置において、
    前記撮像装置は、CCDカメラにて前記高圧電線に取り付けられたマークを撮像するように、該CCDカメラを駆動制御する自動追尾手段を有している、接近警報装置。
  10. 請求項9に記載の接近警報装置において、
    前記自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記CCDカメラからの該マークの撮像画像とを比較し、少なくとも該基準画像の中心と該撮像画像の中心とが一致するように該CCDカメラを駆動制御する、接近警報装置。
  11. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記監視装置は、記録装置を有し、
    前記記録装置は前記接近警報生成装置に接続され、該接近警報生成装置が発する接近警報情報を記録する、接近警報装置。
  12. 請求項11に記載の接近警報装置において、
    前記記録装置は、更に、前記撮像装置からの前記重機先端部の画像情報をも記録する、接近警報装置。
  13. 請求項11に記載の接近警報装置において、
    前記記録装置は、更に、オペレータと立会者との間の無線通話情報をも記録する、接近警報装置。
  14. 請求項1に記載の接近警報装置において、
    前記センサとしてCCDカメラを使用した接近警報装置は、前記重機に取り付けた、夫々自動追尾手段をもった少なくとも2つのCCDカメラを有し、
    前記少なくとも2つのCCDカメラにて前記高圧電線に取り付けられたマークを撮像した時点における各撮像面の角度に基づいて該高圧電線と前記重機との距離を求める距離演算手段を有する、接近警報装置。
  15. 請求項14に記載の接近警報装置において、
    前記センサとしてCCDカメラを使用した接近警報装置は、
    前記接触回避対象に対して回転自在に取り付けられた回転板と、
    前記回転板に固定され、該回転板の軸方向と平行な軸方向を中心に回転自在とされた第1のCCDカメラと、
    前記回転板に回転自在に取り付けられ、該回転板の板面の法線方向を中心に回転自在とされ、かつ、該回転板の軸方向と平行な軸方向を中心に回転自在とされた第2のCCDカメラと、
    前記第1及び第2のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像した時点における該第2のCCDカメラの撮像面の角度に基づいて前記高圧電線と前記重機との距離を求める距離演算手段とを有する、接近警報装置。
  16. 請求項15に記載の接近警報装置において、
    前記自動追尾手段は、
    前記第1のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像するように、前記第1のCCDカメラを駆動制御する第1の自動追尾手段と、
    前記第2のCCDカメラにて前記電磁界発生体に取り付けられたマークを撮像するように、前記第2のCCDカメラを駆動制御する第2の自動追尾手段とを有し、
    前記第1の自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記第1のCCDカメラからの前記マークの撮像画像とを比較し、少なくとも前記基準画像の中心と前記撮像画像の中心とが一致するように前記第1のCCDカメラを駆動制御し、
    前記第2の自動追尾手段は、前記マークの基準画像と、前記第2のCCDカメラからの前記マークの撮像画像とを比較し、少なくとも前記基準画像の中心と前記撮像画像の中心とが一致するように前記第2のCCDカメラを駆動制御する、接近警報装置。
  17. 請求項16記載の接近警報装置において、
    前記第1の自動追尾手段は、前記第1の角度データが検出できない場合に、前記第2の自動追尾手段からの前記第2の角度データに基づいて前記第1のCCDカメラを駆動制御し、
    前記第2の自動追尾手段は、前記第2の角度データが検出できない場合に、前記第1の自動追尾手段からの前記第1の角度データに基づいて前記第2のCCDカメラを駆動制御する、接近警報装置。
  18. 請求項16記載の接近警報装置において、
    前記自動追尾手段は、
    前記第1の自動追尾手段が前記第1の角度データを検出できず、かつ、前記第2の自動追尾手段が前記第2の角度データを検出できない場合に、
    前記接触回避対象の動作を停止させるための手段を有する、接近警報装置。
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