JPH09323900A - 伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置 - Google Patents
伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置Info
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- JPH09323900A JPH09323900A JP16673596A JP16673596A JPH09323900A JP H09323900 A JPH09323900 A JP H09323900A JP 16673596 A JP16673596 A JP 16673596A JP 16673596 A JP16673596 A JP 16673596A JP H09323900 A JPH09323900 A JP H09323900A
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価な光ロータリージョイントの代わりに安
価な電気ロータリージョイントを使用することにより、
コスト面で優れた光ファイバーケーブルを用いた伸縮ブ
ームを有する作業車における信号伝達装置を提供する。 【構成】 ケーブル巻取り器7の巻取りドラム7aに電
気/光変換器3を取り付けたことにより、従来は光ロー
タリージョイントを使用していた個所に電気ロータリー
ジョイント2を使用可能とした。
価な電気ロータリージョイントを使用することにより、
コスト面で優れた光ファイバーケーブルを用いた伸縮ブ
ームを有する作業車における信号伝達装置を提供する。 【構成】 ケーブル巻取り器7の巻取りドラム7aに電
気/光変換器3を取り付けたことにより、従来は光ロー
タリージョイントを使用していた個所に電気ロータリー
ジョイント2を使用可能とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置に関するものである。
る作業車における信号伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】伸縮ブームを有する作業車としては、ク
レーン車、高所作業車、穴堀建柱車等が知られており、
図6には高所作業車の例を示す。この高所作業車では、
車両上に旋回自在に旋回台を設け、当該旋回台に起伏自
在に伸縮ブームを設け、当該伸縮ブームの先端部にバケ
ットを首振自在に設けており、バケット上に配置した操
作装置を操作して、伸縮ブームの関連、車両の走行関
連、バケットの関連操作を行えるようにしている。すな
わち、車両あるいは旋回台に伸縮ブーム関連あるいは車
両の走行関連の下部制御装置を設け、バケット上にバケ
ット関連の上部制御装置を設けており、バケット上の操
作装置から下部制御装置に信号を伝達させるための信号
伝達装置を設けている。また、この高所作業車にあって
は旋回台上にも操作装置を設けており、旋回台上から伸
縮ブームの関連、車両の走行関連、バケットの関連操作
も行えるようにしており、この場合も旋回台上からバケ
ット上の上部制御装置に信号を伝達させるために信号伝
達装置を設けている。
レーン車、高所作業車、穴堀建柱車等が知られており、
図6には高所作業車の例を示す。この高所作業車では、
車両上に旋回自在に旋回台を設け、当該旋回台に起伏自
在に伸縮ブームを設け、当該伸縮ブームの先端部にバケ
ットを首振自在に設けており、バケット上に配置した操
作装置を操作して、伸縮ブームの関連、車両の走行関
連、バケットの関連操作を行えるようにしている。すな
わち、車両あるいは旋回台に伸縮ブーム関連あるいは車
両の走行関連の下部制御装置を設け、バケット上にバケ
ット関連の上部制御装置を設けており、バケット上の操
作装置から下部制御装置に信号を伝達させるための信号
伝達装置を設けている。また、この高所作業車にあって
は旋回台上にも操作装置を設けており、旋回台上から伸
縮ブームの関連、車両の走行関連、バケットの関連操作
も行えるようにしており、この場合も旋回台上からバケ
ット上の上部制御装置に信号を伝達させるために信号伝
達装置を設けている。
【0003】伸縮ブームを有する作業車における信号伝
達装置としては、電気ケーブルとケーブル巻取り器から
なる信号伝達装置が旧知である。そして、それは多くの
信号を限られた本数の電線で送ることの必要性から、デ
ジタル通信(シリアル通信)が採用されている。その場
合伸縮ブームに沿って電気ケーブルが長く張られること
から、電波等の外乱ノイズを拾いやすく、このノイズに
より誤動作するという問題が生じることがある。また、
電気工事用高所作業車などのばあい、バケット部の絶縁
が要求されることも多い。これらの理由により、近年光
ファイバーケーブルを信号伝達に用いる例が増してきて
いる。
達装置としては、電気ケーブルとケーブル巻取り器から
なる信号伝達装置が旧知である。そして、それは多くの
信号を限られた本数の電線で送ることの必要性から、デ
ジタル通信(シリアル通信)が採用されている。その場
合伸縮ブームに沿って電気ケーブルが長く張られること
から、電波等の外乱ノイズを拾いやすく、このノイズに
より誤動作するという問題が生じることがある。また、
電気工事用高所作業車などのばあい、バケット部の絶縁
が要求されることも多い。これらの理由により、近年光
ファイバーケーブルを信号伝達に用いる例が増してきて
いる。
【0004】光ファイバーケーブルを信号伝達に用いる
例としては、図5に示すように、伸縮ブームの基端側8
に設けたケーブル巻取り器7とこのケーブル巻取り器の
巻取りドラム7aに繰出し可能に巻取られその繰出し側
の端部を伸縮ブームの先端側9に止着することで伸縮ブ
ームの先端側9と基端側8間に張設した光ファイバーケ
ーブル4を備え、伸縮ブームの基端側8に設けた電気信
号出力手段1から電気/光変換器3を介して光信号に変
換された光信号を、光ロータリージョイント10を介し
て光ケーブル4へ伝達し、前記光ファイバーケーブル4
を介して伸縮ブームの先端側9へ伝達し、この伝達され
た光信号を伸縮ブームの先端側9に設けた光/電気変換
器5により電気信号に復し、この復された電気信号を電
気信号入力手段6へ入力するように構成している。
例としては、図5に示すように、伸縮ブームの基端側8
に設けたケーブル巻取り器7とこのケーブル巻取り器の
巻取りドラム7aに繰出し可能に巻取られその繰出し側
の端部を伸縮ブームの先端側9に止着することで伸縮ブ
ームの先端側9と基端側8間に張設した光ファイバーケ
ーブル4を備え、伸縮ブームの基端側8に設けた電気信
号出力手段1から電気/光変換器3を介して光信号に変
換された光信号を、光ロータリージョイント10を介し
て光ケーブル4へ伝達し、前記光ファイバーケーブル4
を介して伸縮ブームの先端側9へ伝達し、この伝達され
た光信号を伸縮ブームの先端側9に設けた光/電気変換
器5により電気信号に復し、この復された電気信号を電
気信号入力手段6へ入力するように構成している。
【0005】なお、電気信号出力手段1は、前記操作装
置からの信号をパラレル/シリアル変換した電気信号を
出力する手段であり、電気信号入力手段6は、電気信号
出力手段1から信号伝達装置を介して送られてきた信号
をシリアル/パラレル変換した後、上記制御装置に出力
する手段である。
置からの信号をパラレル/シリアル変換した電気信号を
出力する手段であり、電気信号入力手段6は、電気信号
出力手段1から信号伝達装置を介して送られてきた信号
をシリアル/パラレル変換した後、上記制御装置に出力
する手段である。
【0006】このように、ケーブル巻取り器7には、光
ロータリージョイント10が使用されている。
ロータリージョイント10が使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された伸縮ブームを有する作業車における信号
伝達装置は、高価な光ロータリージョイント10が不可
欠の構成要素となっており、コスト面での課題が残され
ていた。
うに構成された伸縮ブームを有する作業車における信号
伝達装置は、高価な光ロータリージョイント10が不可
欠の構成要素となっており、コスト面での課題が残され
ていた。
【0008】その為、光ファイバーケーブル4を用いる
ことによりノイズの問題又は絶縁の要求などを改善でき
る場合でも、採用が見送られることがあり、コスト面で
の対策が待望されていた。
ことによりノイズの問題又は絶縁の要求などを改善でき
る場合でも、採用が見送られることがあり、コスト面で
の対策が待望されていた。
【0009】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであり、基本的に従来の光ファイバーケーブ
ルを用いた信号伝達装置の構成を採りながらも、高価な
光ロータリージョイントを使用しない信号伝達装置を提
供することを目的とするものである。
されたものであり、基本的に従来の光ファイバーケーブ
ルを用いた信号伝達装置の構成を採りながらも、高価な
光ロータリージョイントを使用しない信号伝達装置を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項の発明は、
上記の目的を達成するために、次のような有効な課題解
決手段を備えて構成されている。
上記の目的を達成するために、次のような有効な課題解
決手段を備えて構成されている。
【0011】すなわち、請求項1の発明の伸縮ブームを
有する作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの基
端側に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器
の巻取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の
端部を伸縮ブームの先端側に止着することで伸縮ブーム
の先端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを
備え、伸縮ブームの基端側に設けた電気信号出力手段か
ら電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号
を、前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの先
端側へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの先
端側に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、こ
の復された電気信号を電気信号入力手段へ入力するよう
に構成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信
号伝達装置であって、前記電気/光変換器を、前記ケー
ブル巻取り器の巻取りドラムに取り付け、電気信号出力
手段からの電気信号を電気ロータリージョイントを介し
て電気/光変換器へ伝達するよう構成している。
有する作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの基
端側に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器
の巻取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の
端部を伸縮ブームの先端側に止着することで伸縮ブーム
の先端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを
備え、伸縮ブームの基端側に設けた電気信号出力手段か
ら電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号
を、前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの先
端側へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの先
端側に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、こ
の復された電気信号を電気信号入力手段へ入力するよう
に構成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信
号伝達装置であって、前記電気/光変換器を、前記ケー
ブル巻取り器の巻取りドラムに取り付け、電気信号出力
手段からの電気信号を電気ロータリージョイントを介し
て電気/光変換器へ伝達するよう構成している。
【0012】また、請求項2の発明の伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの基端側
に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器の巻
取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部
を伸縮ブームの先端側に止着することで伸縮ブームの先
端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備
え、伸縮ブームの先端側に設けた電気信号出力手段から
電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号を、
前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの基端側
へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの基端側
に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、この復
された電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構
成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝
達装置であって、前記光/電気変換器を、前記ケーブル
巻取り器の巻取りドラムに取り付け、光/電気変換器か
らの電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気
信号入力手段へ伝達するよう構成している。
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの基端側
に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器の巻
取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部
を伸縮ブームの先端側に止着することで伸縮ブームの先
端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備
え、伸縮ブームの先端側に設けた電気信号出力手段から
電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号を、
前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの基端側
へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの基端側
に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、この復
された電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構
成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝
達装置であって、前記光/電気変換器を、前記ケーブル
巻取り器の巻取りドラムに取り付け、光/電気変換器か
らの電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気
信号入力手段へ伝達するよう構成している。
【0013】また、請求項3の発明の伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの先端側
に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器の巻
取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部
を伸縮ブームの基端側に止着することで伸縮ブームの先
端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備
え、伸縮ブームの基端側に設けた電気信号出力手段から
電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号を、
前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの先端側
へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの先端側
に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、この復
された電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構
成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝
達装置であって、前記光/電気変換器を、前記ケーブル
巻取り器の巻取りドラムに取り付け、光/電気変換器か
らの電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気
信号入力手段へ伝達するよう構成している。
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの先端側
に設けたケーブル巻取り器とこのケーブル巻取り器の巻
取りドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部
を伸縮ブームの基端側に止着することで伸縮ブームの先
端側と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備
え、伸縮ブームの基端側に設けた電気信号出力手段から
電気/光変換器を介して光信号に変換された光信号を、
前記光ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの先端側
へ伝達し、この伝達された光信号を伸縮ブームの先端側
に設けた光/電気変換器により電気信号に復し、この復
された電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構
成してなる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝
達装置であって、前記光/電気変換器を、前記ケーブル
巻取り器の巻取りドラムに取り付け、光/電気変換器か
らの電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気
信号入力手段へ伝達するよう構成している。
【0014】また、請求項4の発明の伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの先端側
に設けたコード巻取り器とこのコード巻取り器の巻取り
ドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部を伸
縮ブームの基端側に止着することで伸縮ブームの先端側
と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備え、伸
縮ブームの先端側に設けた電気信号出力手段から電気/
光変換器を介して光信号に変換された光信号を、前記光
ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの基端側へ伝達
し、この伝達された光信号を伸縮ブームの基端側に設け
た光/電気変換器により電気信号に復し、この復された
電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構成して
なる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置
であって、前記電気/光変換器を、前記ケーブル巻取り
器の巻取りドラムに取り付け、電気信号出力手段からの
電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気/光
変換器へ伝達するよう構成している。
る作業車における信号伝達装置は、伸縮ブームの先端側
に設けたコード巻取り器とこのコード巻取り器の巻取り
ドラムに繰出し可能に巻取られその繰出し側の端部を伸
縮ブームの基端側に止着することで伸縮ブームの先端側
と基端側間に張設した光ファイバーケーブルを備え、伸
縮ブームの先端側に設けた電気信号出力手段から電気/
光変換器を介して光信号に変換された光信号を、前記光
ファイバーケーブルを介して伸縮ブームの基端側へ伝達
し、この伝達された光信号を伸縮ブームの基端側に設け
た光/電気変換器により電気信号に復し、この復された
電気信号を電気信号入力手段へ入力するように構成して
なる、伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置
であって、前記電気/光変換器を、前記ケーブル巻取り
器の巻取りドラムに取り付け、電気信号出力手段からの
電気信号を電気ロータリージョイントを介して電気/光
変換器へ伝達するよう構成している。
【0015】
【発明の効果】以上の結果、本発明の伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置によると、高価な光ロー
タリージョイントを使用せずに安価な電気ロータリージ
ョイントでもって信号伝達装置を構成できるので、コス
ト面に優れた信号伝達装置を提供することが可能となる
のである。
る作業車における信号伝達装置によると、高価な光ロー
タリージョイントを使用せずに安価な電気ロータリージ
ョイントでもって信号伝達装置を構成できるので、コス
ト面に優れた信号伝達装置を提供することが可能となる
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明するに
あたって、従来の技術で図6に図示し説明した作業車を
例に以下に説明する。従って本発明と従来のものと共通
する部分については、同符号を用い詳細な説明を略し
て、以下の本発明の実施の形態を説明する。
あたって、従来の技術で図6に図示し説明した作業車を
例に以下に説明する。従って本発明と従来のものと共通
する部分については、同符号を用い詳細な説明を略し
て、以下の本発明の実施の形態を説明する。
【0017】図1〜図4は、本発明の実施の形態に係る
伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置の構成
を示している。
伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置の構成
を示している。
【0018】請求項1の発明に対応する実施の形態の伸
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図1に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、従来の信号伝達装置(図5)に比してケーブル
巻取り器の構成が異なっているだけであり、以下の説明
ではその相違点についてのみ説明するものとする。
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図1に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、従来の信号伝達装置(図5)に比してケーブル
巻取り器の構成が異なっているだけであり、以下の説明
ではその相違点についてのみ説明するものとする。
【0019】7はケーブル巻取り器である。当該ケーブ
ル巻取り器7は、従来外部に配置していた電気/光変換
器3を巻取りドラム7aに取り付けた点が相違する。そ
の為、従来は光ロータリージョイント10を使用してい
た個所に電気ロータリージョイント2を使用している。
光ファイバーケーブル4を、巻取りドラム7aに巻取る
点は従来と同様である。
ル巻取り器7は、従来外部に配置していた電気/光変換
器3を巻取りドラム7aに取り付けた点が相違する。そ
の為、従来は光ロータリージョイント10を使用してい
た個所に電気ロータリージョイント2を使用している。
光ファイバーケーブル4を、巻取りドラム7aに巻取る
点は従来と同様である。
【0020】なお、電気/光変換器3の電源は、電気ロ
ータリージョイント2を介して供給できる。また光/電
気変換器5の電源は、上部バッテリー又は、光ファイバ
ーケーブルに電気ケーブルを併設することによっても供
給可能である。
ータリージョイント2を介して供給できる。また光/電
気変換器5の電源は、上部バッテリー又は、光ファイバ
ーケーブルに電気ケーブルを併設することによっても供
給可能である。
【0021】この結果、高価な光ロータリージョイント
を使用すること無く、安価な電気ロータリージョイント
でもって伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装
置を構成することができるのである。
を使用すること無く、安価な電気ロータリージョイント
でもって伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装
置を構成することができるのである。
【0022】請求項2の発明に対応する実施の形態の伸
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図2に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項1の発明に対し、電気信号出力手段1と
電気信号入力手段6を入れ換えた点、及び電気/光変換
器3と光/電気変換器5を入れ換えた点のみが相違す
る。つまり、請求項1の発明は、伝達する信号を伸縮ブ
ーム基端側8から伸縮ブーム先端側9へ伝達するのに対
し、請求項2の発明は、伝達する信号を伸縮ブーム先端
側9から伸縮ブーム基端側8へ伝達するのである。
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図2に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項1の発明に対し、電気信号出力手段1と
電気信号入力手段6を入れ換えた点、及び電気/光変換
器3と光/電気変換器5を入れ換えた点のみが相違す
る。つまり、請求項1の発明は、伝達する信号を伸縮ブ
ーム基端側8から伸縮ブーム先端側9へ伝達するのに対
し、請求項2の発明は、伝達する信号を伸縮ブーム先端
側9から伸縮ブーム基端側8へ伝達するのである。
【0023】請求項3の発明に対応する実施の形態の伸
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図3に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項1の発明に対し、ケーブル巻取り器7の
取り付け位置が請求項1では伸縮ブーム基端側8である
のに対し、請求項3では伸縮ブーム先端側9となってい
る点が相違する。それに伴い、請求項1ではケーブル巻
取り器7に電気/光変換器3が取り付けられているのに
対し、請求項3では、光/電気変換器5が取り付けられ
ている。
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図3に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項1の発明に対し、ケーブル巻取り器7の
取り付け位置が請求項1では伸縮ブーム基端側8である
のに対し、請求項3では伸縮ブーム先端側9となってい
る点が相違する。それに伴い、請求項1ではケーブル巻
取り器7に電気/光変換器3が取り付けられているのに
対し、請求項3では、光/電気変換器5が取り付けられ
ている。
【0024】請求項4の発明に対応する実施の形態の伸
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図4に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項3の発明に対し、電気信号出力手段1と
電気信号入力手段6を入れ換えた点、及び電気/光変換
器3と光/電気変換器5を入れ換えた点のみが相違す
る。つまり、請求項3の発明は、伝達する信号を伸縮ブ
ーム基端側8から伸縮ブーム先端側9へ伝達するのに対
し、請求項4の発明は、伝達する信号を伸縮ブーム先端
側9から伸縮ブーム基端側8へ伝達するのである。
縮ブームを有する作業車における信号伝達装置は、例え
ば図4に示すように構成されている。なおこの信号伝達
装置は、請求項3の発明に対し、電気信号出力手段1と
電気信号入力手段6を入れ換えた点、及び電気/光変換
器3と光/電気変換器5を入れ換えた点のみが相違す
る。つまり、請求項3の発明は、伝達する信号を伸縮ブ
ーム基端側8から伸縮ブーム先端側9へ伝達するのに対
し、請求項4の発明は、伝達する信号を伸縮ブーム先端
側9から伸縮ブーム基端側8へ伝達するのである。
【0025】以上のように本実施の形態において、高価
な光ロータリージョイントを使用すること無く、安価な
電気ロータリージョイントでもって伸縮ブームを有する
作業車における信号伝達装置を構成することができると
いう効果が得られるのである。
な光ロータリージョイントを使用すること無く、安価な
電気ロータリージョイントでもって伸縮ブームを有する
作業車における信号伝達装置を構成することができると
いう効果が得られるのである。
【図1】本願の請求項1の発明に係る伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
【図2】本願の請求項2の発明に係る伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
【図3】本願の請求項3の発明に係る伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
【図4】本願の請求項4の発明に係る伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
る作業車における信号伝達装置の説明図である。
【図5】従来の伸縮ブームを有する作業車における信号
伝達装置の説明図である。
伝達装置の説明図である。
【図6】伸縮ブームを有する作業車の例の説明図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 電気信号出力手段 2 電気ロータリージョイント 3 電気/光変換器 4 光ファイバーケーブル 5 光/電気変換器 6 電気信号入力手段 7 ケーブル巻取り器 7a 巻取りドラム 8 伸縮ブーム基端側 9 伸縮ブーム先端側 10 光ロータリージョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 9/08 B66F 9/08 F 11/04 11/04 E02F 9/20 E02F 9/20 C
Claims (4)
- 【請求項1】 伸縮ブームの基端側に設けたケーブル巻
取り器とこのケーブル巻取り器の巻取りドラムに繰出し
可能に巻取られその繰出し側の端部を伸縮ブームの先端
側に止着することで伸縮ブームの先端側と基端側間に張
設した光ファイバーケーブルを備え、伸縮ブームの基端
側に設けた電気信号出力手段から電気/光変換器を介し
て光信号に変換された光信号を、前記光ファイバーケー
ブルを介して伸縮ブームの先端側へ伝達し、この伝達さ
れた光信号を伸縮ブームの先端側に設けた光/電気変換
器により電気信号に復し、この復された電気信号を電気
信号入力手段へ入力するように構成してなる、伸縮ブー
ムを有する作業車における信号伝達装置であって、 前記電気/光変換器を、前記ケーブル巻取り器の巻取り
ドラムに取り付け、電気信号出力手段からの電気信号を
電気ロータリージョイントを介して電気/光変換器へ伝
達するよう構成したことを特徴とする伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置。 - 【請求項2】 伸縮ブームの基端側に設けたケーブル巻
取り器とこのケーブル巻取り器の巻取りドラムに繰出し
可能に巻取られその繰出し側の端部を伸縮ブームの先端
側に止着することで伸縮ブームの先端側と基端側間に張
設した光ファイバーケーブルを備え、伸縮ブームの先端
側に設けた電気信号出力手段から電気/光変換器を介し
て光信号に変換された光信号を、前記光ファイバーケー
ブルを介して伸縮ブームの基端側へ伝達し、この伝達さ
れた光信号を伸縮ブームの基端側に設けた光/電気変換
器により電気信号に復し、この復された電気信号を電気
信号入力手段へ入力するように構成してなる、伸縮ブー
ムを有する作業車における信号伝達装置であって、 前記光/電気変換器を、前記ケーブル巻取り器の巻取り
ドラムに取り付け、光/電気変換器からの電気信号を電
気ロータリージョイントを介して電気信号入力手段へ伝
達するよう構成したことを特徴とする伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置。 - 【請求項3】 伸縮ブームの先端側に設けたケーブル巻
取り器とこのケーブル巻取り器の巻取りドラムに繰出し
可能に巻取られその繰出し側の端部を伸縮ブームの基端
側に止着することで伸縮ブームの先端側と基端側間に張
設した光ファイバーケーブルを備え、伸縮ブームの基端
側に設けた電気信号出力手段から電気/光変換器を介し
て光信号に変換された光信号を、前記光ファイバーケー
ブルを介して伸縮ブームの先端側へ伝達し、この伝達さ
れた光信号を伸縮ブームの先端側に設けた光/電気変換
器により電気信号に復し、この復された電気信号を電気
信号入力手段へ入力するように構成してなる、伸縮ブー
ムを有する作業車における信号伝達装置であって、 前記光/電気変換器を、前記ケーブル巻取り器の巻取り
ドラムに取り付け、光/電気変換器からの電気信号を電
気ロータリージョイントを介して電気信号入力手段へ伝
達するよう構成したことを特徴とする伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置。 - 【請求項4】 伸縮ブームの先端側に設けたケーブル巻
取り器とこのケーブル巻取り器の巻取りドラムに繰出し
可能に巻取られその繰出し側の端部を伸縮ブームの基端
側に止着することで伸縮ブームの先端側と基端側間に張
設した光ファイバーケーブルを備え、伸縮ブームの先端
側に設けた電気信号出力手段から電気/光変換器を介し
て光信号に変換された光信号を、前記光ファイバーケー
ブルを介して伸縮ブームの基端側へ伝達し、この伝達さ
れた光信号を伸縮ブームの基端側に設けた光/電気変換
器により電気信号に復し、この復された電気信号を電気
信号入力手段へ入力するように構成してなる、伸縮ブー
ムを有する作業車における信号伝達装置であって、 前記電気/光変換器を、前記ケーブル巻取り器の巻取り
ドラムに取り付け、電気信号出力手段からの電気信号を
電気ロータリージョイントを介して電気/光変換器へ伝
達するよう構成したことを特徴とする伸縮ブームを有す
る作業車における信号伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16673596A JPH09323900A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16673596A JPH09323900A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09323900A true JPH09323900A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15836786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16673596A Pending JPH09323900A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 伸縮ブームを有する作業車における信号伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09323900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199440A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 接近警報装置 |
JP2017105581A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 日立住友重機械建機クレーン株式会社 | 作業機械の信号線切換装置及び作業機械 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP16673596A patent/JPH09323900A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199440A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 接近警報装置 |
JP2017105581A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 日立住友重機械建機クレーン株式会社 | 作業機械の信号線切換装置及び作業機械 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050518 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051011 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |