JP2006199000A - 画像形成装置及び画像倍率補正方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像倍率補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非書き込み期間が延びてプリントスピードに影響を与えることなく画像倍率を補正する。
【解決手段】XSTART信号はページ毎に出力される印刷スタート信号であり、XSTART信号により副走査方向の画像書き込みタイミング及び画像幅を決定するXFGATE信号が生成され、XFGATE信号が‘L’の時に画像書き込み動作が行われる。予め設定された周期、例えば毎ページ間(XFGATE信号が‘H’の期間)で2点間計測と補正動作を交互に行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、入力される画像信号に応じて光書き込みを行って画像を形成する複写機、プリンタ、FAX、印刷機(全てカラーも含む)等の画像形成装置、及び、画像形成装置における画像倍率補正方法に関する。
光ビーム走査装置を用いた画像形成装置では、光ビームを画像データにより変調し、偏向手段(以下ポリゴンミラー)を回転することにより主走査方向に等角速度偏向し、fθレンズにより等角速度偏向を等速度偏向に補正などし、像担持体(以下感光体)上に走査するように構成されている。
しかしながら、従来の装置において、光ビーム走査装置(レンズ)の特性のばらつきにより、機械毎に画像倍率が異なってしまう問題がある。また、特にプラスチックレンズを用いた場合には、環境温度の変化や、機内温度の変化等によって、プラスチックレンズの形状、屈折率が変化する。このため、感光体の像面での走査位置が変化し、主走査方向の倍率誤差が発生し、高品位の画像を得られなくなる。さらに、複数のレーザビーム、レンズを用いて、複数色の画像を形成する装置においては、それぞれの倍率誤差によって色ずれが発生し、高品位の画像を得られなくなる。従って、各色の画像倍率をできる限り合わせる必要がある。
このようなことから、光ビームを走査することによって画像形成を行う画像形成装置において、環境温度の変化や、機内温度の変化等、様々な要因により発生する主走査方向の画像倍率誤差を補正する発明が特許文献1ないし3に開示されている。
このうち特許文献1には、ポリゴンミラーで偏向される光ビームを主走査線上の2つの光ビーム検出手段で検出し、一方の光ビームを検出してから他方が光ビームを検出するまでの時間を計測し、その結果によって画素クロック周波数とポリゴンミラーの回転数を変更し、画像倍率を補正することにより書き込みクロックの可変ステップを細かくすることなく、主走査方向の倍率補正精度を向上させる技術が記載されている。
また、特許文献2には、画像倍率を補正するために画素クロック周波数を最小ステップで可変する際、画素クロック発生手段の2つの分周器の各分周比の両方を変更することによって、クロックジッタを悪化させずに精度良く補正し、ビデオクロックのジッタを悪化させることなく、安価な構成で精度良く主走査倍率を補正する技術が記載されている。
更に、特許文献3には、紙間で位置ずれ検出用パターンを形成し、検出手段によりずれ量を検出し、ずれ量に基づいて、複数回にわたって紙間で補正し、画像形成処理の処理効率を悪化させることなく、形成されるカラー画像の色ずれを最小限度に抑える技術が記載されている。
特開2001−180043公報 特開2000−229444公報 特開平10−213940号公報
図17に従来から実施されている4色の画像を重ね合わせるカラー画像形成装置におけるページ間(紙間)で行う倍率補正方式における信号の出力タイミングを示す。同図において、XSTART信号はページ毎に出力される印刷スタート信号であり、XSTART信号により各色YMCKのXFGATE信号が生成され、XFGATE信号が‘L’の時に画像書き込み動作が行われる。
特許文献1記載の技術では、倍率補正を行うためにポリゴンモータの回転数を変更するが、1個のポリゴンモータを用いて4色の画像を形成する装置においては、図17に示すように、ページ間で倍率補正を行う場合、4色の画像書き込み動作が終了した後でなければ補正できない。各色でポリゴンモータを備えている場合についても、ページ間で回転数を変更し、安定した回転になってから次のページの画像書き込み動作を行う必要があり、補正を行う場合には、ページ間を延ばす必要がでてくる。また、誤差の検出と補正を同じページ間で行うと、それだけ時間がかかることになり、ページ間を延ばす必要がでてくる。
特許文献2記載の技術では、PLL回路によって画素クロックを生成し、分周比を可変することで画像倍率を補正しているが、分周比を設定してから画素クロックの周波数が所定値になるまでには時間がかかり、連続印刷時のページ間で周波数を変更するのは困難であり、図17に示すようにページ間を延ばして実行することになる。また、誤差の検出と補正を同じページ間で行うと、それだけ時間がかかることになり、ページ間を延ばす必要がでてくる。ページ間を延ばすと、プリントスピードに影響するため、補正を実行する間隔を長くせざるを得ない。その場合、図18に示すように補正を実行するまでは画像倍率ずれ、カラー画像については色ずれが発生してしまう。
特許文献3記載の技術では、ページ間で位置ずれ検出用パターンを形成しているが、補正を行う度にトナーを消費することになり、また、ページ間で段階的に補正していくので、補正が完了するまでに時間がかかる。短時間で大きなずれが発生しなければ、補正に時間がかかっても問題ないが、実際の画像以外のトナー消費はユーザにとって、極力少なくするのが好ましい。
本発明は、このような背景に鑑みて成されたもので、その目的は、非書き込み期間が延びてプリントスピードに影響を与えることなく画像倍率を補正することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、画像形成する手段を備えた画像形成装置において、画像書き込み終了から次の画像書き込み開始までの間のいずれかの非書き込み期間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出した非書き込み期間とは異なる非書き込み期間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段とを備えていることを特徴とする。
第2の手段は、画像形成する手段を備えた画像形成装置において、複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出したページ間とは異なるページ間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段とを備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第1または第2の手段において、前記画像形成する手段が、偏向手段により偏向される光ビームを主走査線上で検出する複数の光ビーム検出手段と、光ビーム検出手段の1つが前記光ビームを検出してから他の光ビーム検出手段が光ビームを検出するまでの時間差を計測する計測手段とを有する光ビーム走査装置を備え、前記補正手段は、前記計測手段の計測結果に基づいて画像倍率ずれを算出することを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記光ビーム走査装置が、画像データに応じて点灯制御される発光源と、この発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数を可変制御する手段及び前記画素クロックの周期を可変制御する手段の少なくともいずれか一方の手段とを備え、前記画素クロックの周波数及び/又は周期を変更し、主走査方向の画像倍率を補正することを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4の手段において、前記画像形成する手段は、回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写して画像形成を行うことを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5の手段において、前記画像形成する手段は、回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段に転写し、該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする。
第7の手段は、各色毎に少なくとも2色分の画像形成手段を有し、少なくとも2色分の単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する画像形成装置において、複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出したページ間とは異なるページ間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段とを備えていることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、各色とも順次、ページ間で主走査方向の画像倍率のずれを検出し、全ての色についてずれの検出が終了した後、次のページ間で順次、補正を行い、1色でも検出が正常に行われなかった場合には、前記補正手段は全ての色について補正を行わないことを特徴とする。
第9の手段は、第7の手段において、前記画像形成手段が、偏向手段により偏向される光ビームを主走査線上で検出する複数の光ビーム検出手段と、光ビーム検出手段の1つが前記光ビームを検出してから他の光ビーム検出手段が光ビームを検出するまでの時間差を計測する計測手段とを有する光ビーム走査装置を備え、前記補正手段は、前記計測手段の計測結果に基づいて画像倍率ずれを算出することを特徴とする。
第10の手段は、第9の手段において、前記光ビーム走査装置が、画像データに応じて点灯制御される発光源と、主走査方向に偏向される複数の光ビームの少なくとも1つの光ビームが、他の光ビームに対して走査方向が逆となる偏向手段と、この発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数を可変制御する手段及び前記画素クロックの周期を可変制御する手段の少なくともいずれか一方の手段とを備え、前記画素クロックの周波数及び/又は周期を変更し、主走査方向の画像倍率を補正することを特徴とする。
第11の手段は、第7ないし第10のいずれかの手段において、前記画像形成手段は、回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする。
第12の手段は、第7ないし第10のいずれかの手段において、前記画像形成する手段は、回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段に転写し、該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする。
第13の手段は、第4または第10の手段において、前記画素クロックの周期は1画素単位で可変制御されることを特徴とする。
第14の手段は、第13の手段において、前記1画素単位の可変制御は1個所以上で行われることを特徴とする。
第15の手段は、第1ないし第14のいずれかの手段において、前記補正手段は、印刷開始後、予め設定された周期毎に画像倍率ずれの検出と補正を行うことを特徴とする。
第16の手段は、第15の手段において、周期を設定するための外部入力装置をさらに備えていることを特徴とする。
第17の手段は、画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、画像書き込み終了から次の画像書き込み開始までの間のいずれかの非書き込み期間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、前記画像倍率ずれを検出した非書き込み期間とは異なる非書き込み期間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする。
第18の手段は、画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、前記画像倍率ずれを検出したページ間とは異なるページ間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする法。
第19の手段は、各色毎に少なくとも2色分の画像形成手段を有し、少なくとも2色分の単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する際に画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、前記画像倍率ずれを検出したページ間とは異なるページ間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする。
第20の手段は、第19の手段において、各色とも順次、ページ間で主走査方向の画像倍率のずれを検出し、全ての色についてずれの検出が終了した後、次のページ間で順次、補正を行い、1色でも検出が正常に行われなかった場合には、全ての色について補正を行わないことを特徴とする。
第21の手段は、第17ないし第19のいずれかの手段において、前記補正は、発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数及び/又は周期を変更することにより行われることを特徴とする。
本発明によれば、非書き込み期間が延びてプリントスピードに影響を与えることなく画像倍率を補正することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す概略構成図である。図1において、光学ユニットとして構成される光ビーム走査装置(光学ユニット)1は、画像データに合わせて点灯するレーザダイオード(以下LDと称す)と、LDから出射されたレーザビーム(以下、光ビームとも称す)Lを平行光束化する図示しないコリメートレンズと、副走査方向に平行な線状に焦点を結ぶ図示しないシリンダレンズと、シリンダレンズからの光が入射し、当該光を偏向するポリゴンミラー101と、ポリゴンミラー101を高速で回転駆動するポリゴンモータ102と、等角速度走査を等速度走査に変換するfθレンズ103と、BTL104と、ミラー105とからなる。このような構成により、LDから出射された光ビームLは、図示しないコリメートレンズにより平行光束化され、シリンダレンズを通り、ポリゴンモータ102によって回転するポリゴンミラー101によって偏向され、fθレンズ103及びBTL104を通ってミラー105によって反射され、感光体上106を走査する。BTLとは、Barrel Toroidal Lens(バレル・トロイダル・レンズ)の略で、副走査方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ等))を行っている。
感光体106の回りには、帯電器107、現像ユニット108、転写器109、クリーニングユニット110、及び除電器111が配置され、これらにより作像手段が構成され、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像、転写によって記録紙P上に画像が形成される。そして図示しない定着装置によって記録紙P上の画像が定着される。
図2は画像形成装置における光ビーム走査装置、画像形成制御部及び光学ユニットを示す概略構成図である。この図は、図1のレーザビーム走査装置1を上から見た平面図に、さらに周辺の制御系を付加したものである。制御系としては、プリンタ制御部201、画素クロック発生部202、倍率誤差検出部203、同期検出用点灯制御部204、LD制御部205、及びポリゴンモータ駆動制御部206が設けられている。なお、画素クロック発生部202は、さらに基準クロック発生部2021、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)クロック発生部2022及び位相同期クロック発生部2023から構成されている。また、光ビーム走査装置1の主走査方向両端部に光ビームを検出する第1及び第2の同期検知センサ123a,123bが設けられ、LDユニット120から出射され、ポリゴンミラー101によって反射されてfθレンズ103を透過した光ビームLが第1及び第2のミラー121a,121bによって反射され、第1及び第2のレンズ122a,122bによって集光されて第1及び第2の同期検知センサ123a,123bにそれぞれ入射する。
この構成では、光ビームLが走査し、第1及び第2の同期検知センサ123a、123b上を通過することにより、第1の同期検知センサ123aからスタート側同期検知信号XDETPが出力され、第2の同期検知センサ123bからエンド側同期検知信号XEDETPが出力され、それぞれ倍率誤差検出部203に入力される。倍率誤差検出部203では、スタート側同期検知信号XDETPの立ち下がりエッジからエンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジまでの時間を計測し、基準時間差と比較し、その差分に相当する補正量、具体的には、画素クロック周波数を変化させる補正データ1、もしくは画素クロックの周期を1画素単位で可変する補正データ2を生成し、画素クロック生成部202に送り、画像倍率を補正する。補正データ1は、基準クロックFREFの周波数設定値とPLL回路の分周比:Nの設定値の両方、もしくはどちらか一方であり、補正データ2は、位相シフト量(周期可変量)とその方向(早くするか遅くするか)である。スタート側同期検知信号XDETPは、第1の同期検知センサ123aから画素クロック生成部202、同期検知用点灯制御部204にも送られる。
画素クロック生成部202では、位相同期クロック発生部2023でスタート側同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成し、LD制御部205及び同期検出用点灯制御部204に送る。
図3はVCOクロック発生部(PLL回路:Phase Locked Loop)2022を示すブロック図である。VCOクロック発生部2022は基準クロック発生部2021からの基準クロック信号FREFと、VCLKを1/N分周器20221でN分周した信号を位相比較器20222に入力し、位相比較器20222では、両信号の立ち下がりエッジの位相比較が行われ、誤差成分を定電流出力する。そしてLPF(ローパスフィルタ)20223によって不要な高周波成分や雑音を除去し、VCO20224に送る、VCO20224ではLPF20223の出力に依存した発振周波数を出力する。従って、プリンタ制御部201からFREFの周波数と分周比:Nを変化させることによってVCLKの周波数を変更することができる。
位相同期クロック発生部2023では、画素クロック周波数の8倍の周波数に設定されているVCLKから、画素クロックPCLKを生成し、さらに、スタート側同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成している。また、プリンタ制御部201からの補正データにより、PCLKの立ち上がりの位相をVCLKの半周期分だけ早めたり遅くしたりしている。
図4は画素クロックPCLKの出力タイミングを示すタイミングチャートである。プリンタ制御部201からの補正データ2について、‘00b’の場合は補正なし、‘01b’の場合は1/16PCLK分だけ位相を遅らす、‘10b’の場合は1/16PCLK分だけ位相を早めるとしている。補正データは画素クロックPCLKに同期して送られ、次のPCLKの立ち上がりエッジに反映される。補正データが‘00b’の場合はPCLKはVCLKの8倍の周期となるが、補正データが‘01b’の場合はVCLKの半周期分、つまり1/16PCLK分だけ立ち上がりエッジの位相が遅れている。以後、元のPCLKに対し、1/16PCLK分だけ遅れることになる。図4では、位相シフトを3回行い、さらに周波数を変更しているので、画像倍率が3/16PCLK分と周波数変更分だけ補正されたことになる。当然、補正データ1のみで倍率補正しても良く、補正データ2のみで補正しても良く、両者で補正しても良い。
同期検出用点灯制御部204は、最初にスタート側同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLDを強制点灯させるが、スタート側同期検知信号XDETPを検出した後には、スタート側同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKによって、フレア光が発生しない程度で確実にスタート側同期検知信号XDETPが検出できるタイミングでLDを点灯させ、スタート側同期検知信号XDETPを検出したらLDを消灯するLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部205に送る。また、エンド側同期検知信号XEDETPの検出については、計測時にセンサ位置より手前でLDを点灯させ、信号を検出している。
LD制御部205では、同期検知用強制点灯信号BD及び画素クロックPCLKに同期した画像データに応じてレーザを点灯制御する。そして、LDユニット120からレーザビームが出射し、ポリゴンミラー101によって反射偏向され、fθレンズ103を通って感光体106上を走査することになる。
ポリゴンモータ制御部206は、プリンタ制御部201からの制御信号により、ポリゴンモータ102を規定の回転数で回転制御する。
図5は倍率誤差検出部203の詳細を示すブロック図である。倍率誤差検出部203は時間差カウント部2031と比較制御部2032とから構成され、時間差カウント部2031はカウンタ20311とラッチ20312で構成されている。2点間計測(スタート側同期検知センサ123aとエンド側同期検知センサ123b間の計測)が開始されると、ます、スタート側同期検知信号XDETPでカウンタがクリアされ、クロックVCLKでカウントアップし、ラッチ20312はエンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジでカウント値をラッチする。そして、カウント値(時間差:T)と予め設定してある基準カウント値(時間差T0)とを比較制御部2032で比較し、その差分データ(倍率誤差データ)を求め、プリンタ制御部201に送る。プリンタ制御部201では、倍率誤差データから補正データ1、補正データ2を算出し、画素クロック生成部202に送る。画素クロック生成部202では、図4に示したタイミングチャートのように、画素クロックPCLKの周波数と位相を変化させ、画像倍率を補正する。なお、基準時間差:T0は画像倍率が合っている状態で、予め測定しておく。
図6は倍率補正を行う場合の補正タイミングを示すタイミングチャートである。同図において、XSTART信号はページ毎に出力される印刷スタート信号であり、XSTART信号により副走査方向の画像書き込みタイミング及び画像幅を決定するXFGATE信号が生成され、XFGATE信号が‘L’の時に画像書き込み動作が行われる。予め設定された周期、本実施形態の場合は毎ページ間(XFGATE信号が‘H’の期間)で前述の2点間計測と補正動作を交互に行っている。数ページ毎に行っても良い。
図7は本実施形態における補正手順を示すフローチャートである。この制御手順では、まず、画像形成動作を開始する前に、ポリゴンモータ103を回転させ、LDユニット120のLDを点灯させ(ステップS101)、2点間計測を開始する(ステップS102)。この時の画素クロックの設定については、この時点でプリンタ制御部201に記憶されている補正値を用いて設定される。次いで、計測結果と基準値を比較し、補正する必要があるかを判断する(ステップS103)。この判断は、倍率の補正分解能(補正精度)によって決まり、補正分解能の1/2以上の誤差が検出されれば補正を行う。
補正を行う場合は補正値の算出、この場合は補正データ1と補正データ2を算出し、画素クロック生成部に設定し(ステップS104)、画像形成動作(画像書き込み動作)を開始する(ステップS105)。補正を行わない場合は画素クロックの設定を変えずに画像形成動作を開始する(ステップS105)。そして、次のページがない場合は、LDを消灯し、ポリゴンを停止させ、終了する(ステップS106,S112)。ただし、次のページがあるかどうかの判断ができない場合には、とりあえず2点間計測動作を開始しても良い。その場合、計測中にLD消灯、ポリゴン停止となり、その計測が無効になる。
次のページがある場合は、2点間計測を開始する(ステップS107)。その結果は記憶しておき、次のページの画像形成動作を開始する。そして、次のページがない場合は、LDを消灯し、ポリゴンを停止させ、終了する(ステップS109,S112)が、次のページがある場合は、2点間計測結果から倍率補正を行うかを判断し(ステップS110)、補正を行う場合は補正値の算出、この場合は補正データ2を算出し、画素クロック生成部に設定する(ステップS111)。そして画像形成動作(画像書き込み動作)を開始する(ステップS105)。補正を行わない場合は画素クロックの設定を変えずに画像形成動作を開始する(ステップS110、S105)。画像形成動作中はこの動作(2点間計測と補正データ2による補正)を繰り返す。
この実施形態では、補正データ2で補正を行っているが、これは、PLL回路による周波数変更よりも高速に補正できるからであり、PLL回路によってページ間で補正が可能であれば、それに限るものではない。
本実施形態では、補正値の算出と設定を同じページ間で行っているが、2点間計測の際に補正値を算出しておいても良い。
また、仮に、何かの不具合で2点間計測が正常に行われなかった場合は、当然、補正は行わず、次のページで再度、2点間計測を実施することになる。
図8は位相をシフトする(周期を変化させる)画素を示すが、仮に主走査の画像幅を32ドットとし、4/16PCLK分だけ位相シフトするとすると、4画素連続して位相シフトすると、その箇所の画像が局所的に延びたり(縮んだり)してしまう。そこで、
位相シフトする画素の周期=画像幅/位相シフト画素数
=32/4
=8
という計算式により、8ドット周期で位相シフトする画素を挿入することによって画像幅内に均等に位相シフト位置を散らばらすことができる。周期を算出する式については、特にこれに限定するわけではなく、画像領域内で散らばらすことができれば問題ない。
また、位相シフトする画素を画像幅内に均等に散らばらせ、さらに、主走査ライン毎にその位置を変化させ、位相シフトする画素が副走査方向に同じ位置にならないようにすると、画像劣化を防止することができる。
図9にその例を示す。主走査の画像幅は前記同様、32ドットとし、8ドット周期で位相シフトする画素を4画素挿入することとする。画素クロックPCLKで動作するカウンタによって位相シフトする画素の位置を決定し、1ライン目では、‘1’からカウントアップし、カウンタ値が‘8’、‘16’、‘24’、‘32’、の時に位相シフトする。2ライン目以降は、位置の可変量=位相シフトする画素の周期×3/7=8×3/7=3とい計算式により、ライン毎に3ドットずつ位置を変更していく。可変量が位相シフトする画素の周期を超えた場合には、超えた分だけ、初期(1ライン目)に対して変更していく。
具体的には、1ライン目では、‘1’からカウントアップしていたのに対し、2ライン目では、3ドットだけずらすため、カウンタのスタート値を
‘1+3=4’
とする。これにより、3ドット分だけ位相シフトする画素の位置がずれる(早まる)。3ライン目では、さらに3ドットだけずらすため、カウンタのスタート値を
‘4+3=7’
とする。これにより、さらに3ドット分だけ位相シフトする画素の位置がずれる(早まる)。4ライン目では、
‘7+3=10’
となるが、位相シフトする画素の周期=8を超えているので、超えた分
‘10−8=2’
をカウンタのスタート値とする。
以上のようにカウンタのスタート値をライン毎に変えることで、位相シフトする画素の位置を変える。
可変量を算出する式については、特にこれに限定するわけではなく、ライン毎にランダムに位置が可変できれば問題ない。
図10に本実施形態における倍率ずれの変化を示すが、図18の従来方法と異なり、連続印刷時にも常にずれの少ない状態を保っていることが分かる。
2.第2の実施形態
図11は第2の実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成を示す図である。この実施形態におけるカラー画像形成装置は、光ビーム走査装置1、画像形成制御部は第1の実施形態と同様であり、画像データに応じて光書き込みを行い、潜像担持体としての感光体ドラム106に静電潜像を形成する。感光体ドラム106は反時計方向に回転するが、その回りには感光体クリーニングユニット110、除電器111、帯電器107、現像ユニット(BK現像器、C現像器、M現像器、Y現像器)108、担持体としての中間転写ベルト112などが配置されている。現像ユニット108は、静電潜像を現像するために現像剤を感光体ドラム106に対向させるように回転するYMCKの各色毎に設けられた現像スリーブ108Y,108M,108K、現像剤を汲み上げ、攪拌するために回転する現像パドル(図示せず)等で構成されている。
中間転写ベルト112は、駆動ローラ113、ベルト転写バイアスローラ114、及び従動ローラ115に巻き掛けられ、図示しない駆動モータにより駆動制御される。ベルトクリーニングユニット116は、ブレード、接離機構等で構成され、中間転写ベルト112をクリーニングするが、BK画像、C画像、M画像、Y画像をベルトに転写している間は、接離機構によってブレードが中間転写ベルト112に当接しないようにしている。
紙転写ユニット117は、紙転写バイアスローラ118、接離機構等で構成され、紙転写バイアスローラ118は、通常は中間転写ベルト112面から離間しているが、中間転写ベルト112の面に形成された4色重ね画像を記録紙Pに一括転写する時に接離機構によって押圧され、所定のバイアス電圧を印加し、記録紙Pに画像を転写する。なお、記録紙Pは中間転写ベルト112面の4色重ね画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙される。
画像形成動作について説明する。ここでは現像動作の順序をBK、C、M、Yとするが、これに限るものではない。
プリント動作が開始されると、まず、BK画像データに基づき光ビーム走査装置1による光書き込み、潜像形成が始まる。このBK潜像の先端部から現像可能とすべく、BK現像器108の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像スリーブ108Kの回転を開始してBK潜像をBKトナーで現像する。そして以降、BK潜像領域の現像動作を続けるが、BK潜像後端部がBK現像位置を通過した時点で現像不作動状態にする。これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。
感光体ドラム106上に形成されたBKトナー像は、感光体ドラム106と等速駆動されている中間転写ベルト112の表面に転写される。このベルト転写は、感光体ドラム107と中間転写ベルト112が接触状態において、ベルト転写バイアスローラ114に所定のバイアス電圧を印加することで行う。なお、中間転写ベルト112には感光体ドラム106に順次形成するBK、C、M、Yのトナー像を同一面に順次形成位置合わせして4色重ねてベルト転写画像を形成し、その後、記録紙Pに一括転写を行う。
感光体ドラム106では、BK工程の次にC工程に進み、その後、M工程、Y工程と続くが、BK工程と同様なので説明は省略する。
そして、前述のようにして中間転写ベルト112から紙転写ユニット117で記録紙Pに一括転写され、転写されたカラー画像は、図示しない定着ユニットによって定着される。
本実施形態においても前述の第1の実施形態で説明した倍率補正手段が適用できる。この場合、ページ間(Y画像書き込みと次のBK画像書き込みの間)だけでなく、各色の画像書き込みの間で計測と補正を行うことになる。当然、その計測、補正する周期を可変しても良い。
その他、特に説明しない各部は前述の第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
3.第3の実施形態
図12は第3の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成装置を示す概略構成図である。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色の画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組の画像形成部(感光体106、現像ユニット108、帯電器107、転写器109、図示しないクリーニングユニット110)と4組の光学ユニット(光ビーム走査装置1)を備えている。従って、図1に示した画像形成装置を4つ並べた構成であり、転写ベルトBによって矢印方向に搬送される記録紙P上に1色目の画像を形成し、次に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形成し、図示しない定着装置によって記録紙上の画像が定着される。
なお、転写ベルトBはローラR間に張設され、搬送用モータMによって駆動される。光学ユニットについては、図2に示したものが4組備えられている。各光学ユニット1の構成及び制御は前述の第1の実施形態と同様なので説明は省略する。本構成の画像形成装置においても、第1の実施形態で説明した倍率補正手段が適用できる。この場合、各色で独立に光ビーム走査装置を備えているので、それぞれ倍率補正を行なうことになる。
その他、特に説明しない各部は前述の第1及び第2の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
図13は倍率補正のタイミングを示すタイミングチャートである。同図において、XSTART信号はページ毎に出力される印刷スタート信号であり、XSTART信号により各色の副走査方向の画像書き込みタイミング及び画像幅を決定するXFGATE(_Y、_M、_C、_K)信号が生成され、各色とも、XFGATE信号が‘L’の時に画像書き込み動作が行われる。予め設定された周期で、まず各色とも順次、ページ間(XFGATE信号が‘H’の期間)で2点間計測を行い、最終色(本実施形態の場合はブラック)の計測が終了した後の次の先頭色(本実施形態ではイエロー)のページ間から、補正動作を各色順次行う。この動作を繰り返す。なお、用紙サイズに応じてXFGATE(_Y、_M、_C、_K)信号の出力タイミングが異なってくるのは言うまでもない。
この実施形態の場合も第1の実施形態の図7を参照した補正手順に従ってって補正が行われる。すなわち、画像形成動作を開始する前に、各色のポリゴンを回転させ、LDを点灯させ(ステップS101)、2点間計測を開始する(ステップS102)。この時の画素クロックの設定については、この時点でプリンタ制御部201に記憶されている補正値を用いて設定される。そして、各色とも計測結果と基準値を比較し、補正する必要があるかを判断する(ステップS103)。この判断は、倍率の補正分解能(補正精度)によって決まり、補正分解能の1/2以上の誤差が検出されれば補正を行うことになる。補正を行う場合は補正値の算出、この場合は補正データ1と補正データ2を算出し、画素クロック生成部に設定する(ステップS104)。そして画像形成動作(画像書き込み動作)を開始する(ステップS105)。補正を行わない場合は、画素クロックの設定を変えずに画像形成動作を開始する。そして、次のページがない場合は、LDを消灯し、ポリゴンを停止させ、終了する(ステップS106、S112)。ただし、次のページがあるかどうかの判断ができない場合には、とりあえず先頭色(イエロー)の計測動作を開始しても良い。その場合、計測中にLD消灯、ポリゴン停止となり、その計測が無効になる。
次のページがある場合は、まず先頭色(イエロー)の2点間計測を開始し、その他の色についても順次、2点間計測を開始する(ステップS107)。その結果は記憶しておき、次のページの画像形成動作を開始する(ステップS108)。画像形成動作についても各色順次行われるため、ある色が計測している時、他の色については画像形成動作中となる。そして、最終色(ブラック)の計測が終了し、次のページがない場合は、LDを消灯し、ポリゴンを停止させ、終了する(ステップS109、S112)が、次のページがある場合は、2点間計測結果から倍率補正を行うかを判断し(ステップS110)、補正を行う場合は補正値の算出、この場合は補正データ2を算出し(ステップS111)、最終色の計測終了後の最初の先頭色のページ間で、画素クロック生成部に設定し、その他の色についても順次、設定する。
画像形成動作についても各色順次行われるため、ある色の補正を行っている時、他の色については画像形成動作中となる。補正を行わない場合は画素クロックの設定を変えずに画像形成動作を行うことになる。画像形成動作中はこの動作(2点間計測と補正データ2による補正)を繰り返す。
なお、ここでは、補正データ2で補正を行っているが、これは、PLL回路による周波数変更よりも高速に補正できるからであり、PLL回路によってページ間で補正が可能であれば、それに限るものではない。
本実施形態では、補正値の算出と設定を同じページ間で行っているが、2点間計測の際に補正値を算出しておいても良い。
仮に、何かの不具合で1色でも2点間計測が正常に行われなかった場合は、当然、補正は行わず、再度、2点間計測を実施することになる。
また、図13では、最終色の補正終了後に先頭色の計測を開始しているが、計測の開始については、他の色の補正が行われている時に計測を開始しても良い。
本実施形態においても図10に示した色ずれの変化を示すが、第1の実施形態と同様に図18の従来方法と異なり、連続印刷時にも常にずれの少ない状態を保っていることが分かる。
なお、図12では、直接転写方式のタンデム型画像形成装置を例示しているが、間接転写方式のタンデム型画像形成装置にも適用できることは言うまでもない。
4.第4の実施形態
図14は第4の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成装置を示す概略構成図である。この画像形成装置は、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組の画像形成部と1つの光ビーム走査装置を備えている。各色とも、感光体の回りには、帯電器、現像ユニット、転写器、クリーニングユニット、除電器が備わっており、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像、転写により記録紙上に画像が形成される。転写ベルトによって矢印方向に搬送される記録紙上に1色目の画像を形成し、次に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙上に形成することができる。そして図示していないが定着装置によって記録紙上の画像が定着される。図1に示した第1の実施形態とはレーザビーム走査装置が異なり、感光体回りの画像形成部については同様なので説明は省略する。
本実施形態のレーザビーム走査装置1は、1つのポリゴンミラー1301を用いて、ポリゴンミラー1301面の上方と下方で異なる色のレーザビームL1,L2を偏向走査させ、さらに、ポリゴンモータ1307によって回転駆動されるポリゴンミラー1301を中心に対向振分走査させることで、4色分のレーザビームLをそれぞれの感光体上106BK,106C,106M,106Y(以下、106BKCMYのように色の略称によって各色に対する各部の対応関係を示す。)を走査する。各色のレーザビームは、ポリゴンミラー1301によって偏向し、fθレンズ1302BKC,1302MYを通り、第1ミラー1303BKCMY、第2ミラー1304BKCMYで折り返され、BTL1305BKCMYを通り、第3ミラー1306BKCMYで折り返され、感光体106BKCMY上を走査する。
なお、感光体106BKCMYの周りには、帯電器107BKCMY、現像ユニット108BKCMY、転写器109BKCMY、クリーニングユニット110BKCMY、及び除電器111BKCMYがそれぞれ配置されている。
図15は光ビーム走査装置を示すが、図14の光ビーム走査装置を上から見た図である。なお、図14では符号は省略している。LDユニットY及びLDユニットBKからの光ビームは、CYL(シリンダレンズ)を通り、反射ミラーによってポリゴンミラーの下方面に入射し、ポリゴンミラーが回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズを通り、第1ミラーによって折り返される。LDユニットM及びLDユニットCからの光ビームは、CYL(シリンダレンズ)を通り、ポリゴンミラーの上方面に入射し、ポリゴンミラーが回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズを通り、第1ミラーによって折り返される。本実施形態では、主走査方向書出し両端部にはCYM1_BKC、CMY1_MY、CYM2_BKC、CMY2_MY(シリンダミラー)、同期センサ1_BKC、同期センサ1_MY、同期センサ2_BKC、同期センサ2_MYが備わっており、fθレンズを通った光ビームがCYM1_BKC、CMY1_MY、CYM2_BKC、CMY2_MYによって反射集光されて、同期センサ1_BKC、同期センサ1_MY、同期センサ2_BKC、同期センサ2_MYに入射するような構成となっている。同期センサ1_BKC、同期センサ1_MYは、スタート側同期検知信号XDETPを検出するための同期検知センサの役割を果たしていて、同期センサ2_BKC、同期センサ2_MYは、エンド側同期検知信号XEDETPを検出するための同期検知センサの役割を果たしている。また、LDユニットCからの光ビームとLDユニットBKからの光ビームでは、共通のCYM1_BKC、CYM2_BKC、同期センサ1_BKC、同期センサ2_BKCを使用している。LDユニットYとLDユニットMについても同様である。同じセンサに2つの光ビームが入射することになるので、それぞれ検出できるように、それぞれ入射するタイミングが異なるようにしてある。しかし、各色の光ビームに対し、それぞれセンサを設けるようにしてもかまわない。
図からも分かるように、CとBKに対し、YとMが逆方向に走査している。
画像形成制御部については、同じ同期検知センサに2つの光ビームが入射する構成にした場合は、スタート側同期検知信号XDETPをそれぞれの色の同期検知信号に分離するための分離回路を備える必要があり、図2に示した画像形成制御部において、図示しない分離回路によって分離した各色の同期検知信号を各色の位相同期クロック発生部、同期検出用点灯制御部、及び倍率誤差検出部に送ることになる。各色の光ビームに対し、それぞれ同期検知センサを設けるようにした場合は、各色とも第2図と同じ構成となる。
本構成の画像形成装置の場合、BKを基準に考えると、BKに対して走査方向が逆のY、Mについては、画像倍率が変化するとその分、主走査方向の画像位置ずれとなってしまう。Cについては、倍率変化分が同じであれば、位置ずれとはならない。よって、倍率補正精度がそのまま主走査位置ずれ補正精度にも影響を及ぼすことになる。
本実施形態においても、第3の実施形態における補正手段が適用できる。第3の実施形態では、何かの不具合で1色でも2点間計測が正常に行われなかった場合は、全ての色について補正を行わなかったが、本実施形態の場合、同走査方向に色について、2点間計測が正常に行われなかった場合についてのみ、補正を行わず、走査方向が逆に色については、2点間計測結果によって補正を行う。
その他、特に説明しない各部は前述の第1及び第3の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
5.第5の実施形態
図16は第5の実施形態に係る画像形成装置における光ビーム走査装置、画像形成制御部及び光学ユニットを示す概略構成図である。この実施形態は、図2に示した第1の実施形態に対して外部入力装置208を設けたものである。この実施形態では、外部入力装置208の操作パネルからから倍率補正を行う頻度を設定できるようにしている。このように頻度を少なくすると、LD点灯時間が短くなり、その分、寿命が延びることになる。
その他、特に説明しない各部は第1ないし第4の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
以上のようにこれらの実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1)非書き込み期間を延ばすことなく、画像倍率を補正することができる。
2)ページ間を延ばすこなく、画像倍率を補正することができる。
3)プリントスピードに影響を与えることなく画像倍率を補正することができる。
4)倍率誤差が発生したとしても、色ずれの発生を抑えることができる。
5)トナー消費させず、瞬時にずれの算出をすることができる。
6)瞬時に画像倍率を補正することができる。
7)確実に画像倍率、色ずれを補正することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部を示す概略構成図である。 第1の実施形態における画像形成装置における光ビーム走査装置、画像形成制御部及び光学ユニットを示す概略構成図である。 図2のVCOクロック発生部を示すブロック図である。 位相同期クロック発生部から出力される画素クロックPCLKの出力タイミングを示すタイミングチャートである。 倍率誤差検出部203の詳細を示すブロック図である。 倍率補正を行う場合の補正タイミングを示すタイミングチャートである。 第1の実施形態における補正手順を示すフローチャートである。 位相をシフトする(周期を変化させる)画素を示す図である。 位相シフトする画素を画像幅内に均等に散らばらせ、さらに、主走査ライン毎にその位置を変化させ、位相シフトする画素が副走査方向に同じ位置にならないようにする例を示す図である。 第1の実施形態における倍率ずれの変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成装置を示す概略構成図である。 第3の実施形態における倍率補正のタイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る4ドラム方式の画像形成装置を示す概略構成図である。 図14の光ビーム走査装置を上から見た図である。 本発明の第5の実施形態に係る画像形成装置における光ビーム走査装置、画像形成制御部及び光学ユニットを示す概略構成図である。 従来から実施されている4色の画像を重ね合わせるカラー画像形成装置におけるページ間(紙間)で行う倍率補正方式における信号の出力タイミングを示すタイミングチャートである。 従来のページ間倍率補正における色ずれの変化を示す図である。
符号の説明
1 光ビーム走査装置
106 感光体ドラム
107 帯電器
108 現像ユニット
109 転写器
110 クリーニングユニット
111 除電器
120 LDユニット
123a,123b 同期検知センサ
201 プリンタ制御部
202 画素クロック生成部
203 倍率誤差検出部
204 同期検知用点灯制御部
205 LD制御部
206 ポリゴンモータ制御部
208 外部入力装置
2021 基準クロック発生部
2022 VCOクロック発生部
2023 位相同期クロック発生部

Claims (21)

  1. 画像形成する手段を備えた画像形成装置において、
    画像書き込み終了から次の画像書き込み開始までの間のいずれかの非書き込み期間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出した非書き込み期間とは異なる非書き込み期間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成する手段を備えた画像形成装置において、
    複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出したページ間とは異なるページ間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像形成する手段が、
    偏向手段により偏向される光ビームを主走査線上で検出する複数の光ビーム検出手段と、光ビーム検出手段の1つが前記光ビームを検出してから他の光ビーム検出手段が光ビームを検出するまでの時間差を計測する計測手段とを有する光ビーム走査装置を備え、
    前記補正手段は、前記計測手段の計測結果に基づいて画像倍率ずれを算出することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記光ビーム走査装置が、
    画像データに応じて点灯制御される発光源と、
    この発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数を可変制御する手段及び前記画素クロックの周期を可変制御する手段の少なくともいずれか一方の手段と、
    を備え、前記画素クロックの周波数及び/又は周期を変更し、主走査方向の画像倍率を補正することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成する手段は、
    回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写して画像形成を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成する手段は、
    回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段に転写し、該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 各色毎に少なくとも2色分の画像形成手段を有し、少なくとも2色分の単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する画像形成装置において、
    複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段により主走査方向の画像倍率ずれを検出させ、前記ずれを検出したページ間とは異なるページ間で前記検出手段の検出結果に基づいて画像倍率補正を行う補正手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 各色とも順次、ページ間で主走査方向の画像倍率のずれを検出し、全ての色についてずれの検出が終了した後、次のページ間で順次、補正を行い、1色でも検出が正常に行われなかった場合には、前記補正手段は全ての色について補正を行わないことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段が、偏向手段により偏向される光ビームを主走査線上で検出する複数の光ビーム検出手段と、光ビーム検出手段の1つが前記光ビームを検出してから他の光ビーム検出手段が光ビームを検出するまでの時間差を計測する計測手段とを有する光ビーム走査装置を備え、
    前記補正手段は、前記計測手段の計測結果に基づいて画像倍率ずれを算出することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  10. 前記光ビーム走査装置が、
    画像データに応じて点灯制御される発光源と、
    主走査方向に偏向される複数の光ビームの少なくとも1つの光ビームが、他の光ビームに対して走査方向が逆となる偏向手段と、
    この発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数を可変制御する手段及び前記画素クロックの周期を可変制御する手段の少なくともいずれか一方の手段と、
    を備え、前記画素クロックの周波数及び/又は周期を変更し、主走査方向の画像倍率を補正することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段は、
    回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段によって搬送される記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成する手段は、
    回転または移動する像担持体上に画像データに応じた光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜像画像を現像手段により顕像化し、該顕像化した画像を、回転または移動する転写手段に転写し、該転写手段に転写された画像を記録媒体上に転写することによって記録媒体上に画像を形成することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記画素クロックの周期は1画素単位で可変制御されることを特徴とする請求項4または10に記載の画像形成装置。
  14. 前記1画素単位の可変制御は1個所以上で行われることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記補正手段は、印刷開始後、予め設定された周期毎に画像倍率ずれの検出と補正を行うことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 周期を設定するための外部入力装置をさらに備えていることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、
    画像書き込み終了から次の画像書き込み開始までの間のいずれかの非書き込み期間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、
    前記画像倍率ずれを検出した非書き込み期間とは異なる非書き込み期間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする画像倍率補正方法。
  18. 画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、
    複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、
    前記画像倍率ずれを検出したページ間とは異なるページ間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする画像倍率補正方法。
  19. 各色毎に少なくとも2色分の画像形成手段を有し、少なくとも2色分の単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する際に画像倍率ずれを補正する画像倍率補正方法において、
    複数ページの連続印刷時にページ間で主走査方向の画像倍率ずれを検出し、
    前記画像倍率ずれを検出したページ間とは異なるページ間で検出された前記画像倍率ずれに基づいて画像倍率補正を行うことを特徴とする画像倍率補正方法。
  20. 各色とも順次、ページ間で主走査方向の画像倍率のずれを検出し、全ての色についてずれの検出が終了した後、次のページ間で順次、補正を行い、1色でも検出が正常に行われなかった場合には、全ての色について補正を行わないことを特徴とする請求項19記載の画像倍率補正方法。
  21. 前記補正は、発光源の点灯制御用の画素クロックの周波数及び/又は周期を変更することにより行われることを特徴とする請求項17ないし19のいずれか1項に記載の画像倍率補正方法。
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