JP2006208503A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多色画像における画像倍率誤差および相対的な画像位置ずれを精度よく補正することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】多色画像を形成する画像形成装置であって、第1の色の単色画像を形成する第1色画像形成手段と、第2の色の単色画像を形成する第2色画像形成手段と、第1色画像形成手段における画像倍率の補正を行う第1色画像倍率補正手段602と、第1色倍率補正手段602によって補正された後に、第1色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第1色補正用パターンと、第2色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第2色補正用パターンとに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正する画像位置ずれ補正手段604とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
光ビーム走査装置を用いた画像形成装置では、光ビームを画像データにより変調し、偏向手段(以下ポリゴンミラー)を回転することにより主走査方向に等角速度偏向し、fθレンズにより等角速度偏向を等速度偏向に補正などし、像担持体(以下感光体)上に走査することにより、画像が形成される。
しかしながら、従来の装置においては、光ビーム走査装置(レンズ)の特性のばらつきにより、機械毎に画像倍率が異なってしまうという問題がある。また、特にプラスチックレンズを用いた場合には、環境温度の変化や、機内温度の変化等によって、プラスチックレンズの形状や屈折率が変化してしまう。このため、感光体の像面での走査位置が変化し、主走査方向の倍率誤差が発生し、高品位の画像を得られなくなる場合がある。
さらに、複数のレーザビームやレンズを用いて複数色の画像を形成する装置においては、それぞれの倍率誤差によって色ずれが発生し、高品位の画像を得られなくなるという問題がある。したがって、各色の画像倍率をできる限り合せる必要がある。
以上の問題点を解決すべく、画像形成装置において、環境温度の変化や、機内温度の変化等、様々な要因により発生する主走査方向の画像倍率誤差を補正する手段が開示されている(例えば、「特許文献1」参照)。
特開2000−112205号公報
特許文献1に記載の画像形成装置においては、基準色について倍率調整用マークを形成し、検知して、倍率を補正している。そして、倍率を補正した後に、位置ずれ検知用マークを形成し、これを検知して、各種ずれを相対的に合わせる。
しかし、特許文献1に記載の技術においては、基準色の倍率を補正する際に、搬送ベルト上に倍率補正用のマークを形成する必要がある。当然、画像書込み、現像、転写、そして検出する時間が余分にかかってしまう。また、パターン形成分だけトナーも消費してしまうことになる。トータルの生産性を考えると、実際のプリント以外の時間(位置ずれ補正、プロセスコントロール等)は極力短くすることが望ましい。また、実際のプリント以外で消費するトナーを少なくすることは当然である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、生産性の低下およびトナー消費量の増加を避けつつ、多色画像における画像倍率誤差および相対的な画像位置ずれを精度よく補正することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、多色画像を形成する画像形成装置であって、第1の色の単色画像を形成する第1色画像形成手段と、
第2の色の単色画像を形成する第2色画像形成手段と、前記第1色画像形成手段における画像倍率の補正を行う第1色画像倍率補正手段と、前記第1色倍率補正手段によって補正された後に、前記第1色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第1色補正用パターンと、前記第2色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正する画像位置ずれ補正手段とを備え、前記第1色画像形成手段が前記第1色画像倍率補正手段によって補正された後に前記第1の色の前記単色画像を形成し、前記第2色画像形成手段が前記画像位置ずれ補正手段が前記画像位置ずれを補正した後に前記第2の色の前記単色画像を前記第1の色の前記単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記第2色画像形成手段における画像倍率の補正を行う第2色画像倍率補正手段をさらに備え、前記画像位置ずれ補正手段は、さらに前記第2色画像倍率補正手段によって補正された後に、前記第2色画像形成手段が形成した前記第2色補正用パターンに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記第1色画像形成手段は、前記第1色の画像データに基づいて、点灯を制御される発光源と、前記発光源から出力される光ビームを複数の偏光面によって主走査方向に偏向する偏向手段とを有し、前記第1色画像倍率補正手段は、前記偏向手段によって偏向された光ビームを主走査線上の2箇所において検出する光ビーム検出手段と、前記光ビーム検出手段が2箇所において光ビームを検出した時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測手段が計測した検出した2つの前記光ビームの時間差に基づいて、前記主走査線の方向における画像倍率を補正する倍率補正手段とを有し、前記画像位置ずれ補正手段は、前記倍率補正手段が前記画像倍率の補正を行った後に、前記第1色画像形成手段が形成した前記第1色補正用パターンと、前記第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、前記時間差計測手段が計測した前記時間差に基づいて、前記発光源の点灯制御用クロックの周期を1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を複数の位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を等間隔の複数の位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項5に記載の画像形成装置であって、前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を、副走査方向において隣接しない位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記第1色は、ブラックであることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、多色画像を形成する画像形成方法であって、第1の色の単色画像を形成する第1色画像形成ステップと、第2の色の単色画像を形成する第2色画像形成ステップと、前記第1色画像形成ステップにおける画像倍率の補正を行う第1色画像倍率補正ステップと、前記第1色倍率補正ステップにおいて補正された後に、前記第1色画像形成ステップにおいて形成された、第1色の位置ずれを補正するための第1色補正用パターンを形成する第1色補正用パターン形成ステップと、第2色の位置ずれを補正するための第2色補正用パターンを形成する第2色補正用パターン形成ステップと、前記第1色補正用パターン形成ステップにおいて形成された前記第1色補正用パターンと、前記第2色補正用パターン形成ステップにおいて形成された前記第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成ステップにおける画像位置ずれを補正する画像位置ずれ補正ステップとを有し、前記第1色画像形成ステップでは、前記第1色画像倍率補正ステップにおいて補正された後に前記第1の色の前記単色画像を形成し、前記第2色画像形成ステップでは前記画像位置ずれ補正ステップにおいて前記画像位置ずれを補正した後に前記第2の色の前記単色画像を前記第1の色の前記単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、第1色画像形成手段が、第1の色の単色画像を形成し、第2色画像形成手段が、第2の色の単色画像を形成し、第1色画像倍率補正手段が、第1色画像形成手段における画像倍率の補正を行い、画像位置ずれ補正手段が、第1色倍率補正手段によって補正された後に、第1色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第1色補正用パターンと、第2色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第2色補正用パターンとに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正し、第1色画像形成手段が第1色画像倍率補正手段によって補正された後に第1の色の単色画像を形成し、第2色画像形成手段が画像位置ずれ補正手段が画像位置ずれを補正した後に第2の色の単色画像を第1の色の前記単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成するので、画像倍率を補正する際に改めて画像パターンを生成する必要がない。したがって、生産性の低下およびトナー消費量の増加を避けつつ、多色画像における画像倍率の誤差および相対的な画像位置ずれを精度よく補正することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、第2色画像倍率補正手段が、第2色画像形成手段における画像倍率の補正を行い、画像位置ずれ補正手段が、さらに第2色画像倍率補正手段によって補正された後に、第2色画像形成手段が形成した第2色補正用パターンに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正するので、さらに精度よく多色画像における画像倍率の誤差および相対的な画像位置ずれを補正することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、第1色画像形成手段の発光源が、記第1色の画像データに基づいて、点灯を制御され、偏向手段が、発光源から出力される光ビームを複数の偏光面によって主走査方向に偏向し、第1色画像倍率補正手段の光ビーム検出手段が、偏向手段によって偏向された光ビームを主走査線上の2箇所において検出し、時間差計測手段が、光ビーム検出手段が2箇所において光ビームを検出した時間差を計測し、倍率補正手段が、時間差計測手段が計測した検出した2つの前記光ビームの時間差に基づいて、主走査線の方向における画像倍率を補正し、画像位置ずれ補正手段が、倍率補正手段が画像倍率の補正を行った後に、第1色画像形成手段が形成した第1色補正用パターンと、第2色補正用パターンとに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正するので、画像倍率を補正する際に改めて画像パターンを生成する必要がない。したがって、生産性の低下およびトナー消費量の増加を避けつつ、多色画像における画像倍率の誤差および相対的な画像位置ずれを精度よく補正することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、倍率補正手段が、時間差計測手段が計測した時間差に基づいて、発光源の点灯制御用クロックの周期を1画素単位で変更することにより画像倍率を補正するので、画素単位で画像倍率を補正することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、倍率補正手段は、点灯制御用クロックの周期を複数の位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正するので、画像倍率の変更に起因し、画像の伸張および縮小が生じるのを避けることができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、倍率補正手段は、点灯制御用クロックの周期を等間隔の複数の位置において1画素単位で変更することにより画像倍率を補正するので、画像倍率の変更に起因し、画像の伸張および縮小が生じるのを避けることができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、倍率補正手段は、点灯制御用クロックの周期を、副走査方向において隣接しない位置において1画素単位で変更することにより画像倍率を補正するので、画像倍率の変更に起因し、画像の伸張および縮小が生じるのを避けることができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、第1色は、ブラックであるので、より精度よく画像倍率の補正を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、第1色画像形成ステップにおいて、第1の色の単色画像を形成し、第2色画像形成ステップにおいて、第2の色の単色画像を形成し、第1色画像倍率補正ステップにおいて、第1色画像形成ステップにおける画像倍率の補正を行い、第1色補正用パターン形成ステップにおいて、第1色倍率補正ステップにおいて補正された後に、第1色画像形成ステップにおいて形成された、第1色の位置ずれを補正するための第1色補正用パターンを形成し、第2色補正用パターン形成ステップにおいて、第2色の位置ずれを補正するための第2色補正用パターンを形成し、画像位置ずれ補正ステップにおいて、第1色補正用パターン形成ステップにおいて形成された第1色補正用パターンと、第2色補正用パターン形成ステップにおいて形成された第2色補正用パターンとに基づいて、第2色画像形成ステップにおける画像位置ずれを補正し、第1色画像形成ステップでは、第1色画像倍率補正ステップにおいて補正された後に第1の色の単色画像を形成し、第2色画像形成ステップでは画像位置ずれ補正ステップにおいて画像位置ずれを補正した後に第2の色の単色画像を第1の色の単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成するので、画像倍率を補正する際に改めて画像パターンを生成する必要がない。したがって、生産性の低下およびトナー消費量の増加を避けつつ、多色画像における画像倍率の誤差および相対的な画像位置ずれを精度よく補正することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる画像形成装置1は、4組の光ビーム操作装置10a〜10dと、4組の画像形成部20a〜20dを備えている。
光ビーム操作装置10a〜10dと画像形成部20a〜20dの各組は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色の画像を形成する。そして、これらの画像が重畳されてカラー画像が形成される。
具体的には、記録紙40が転写ベルト30により搬送される。そして、まず第1光ビーム操作装置10aおよび第1画像形成部20aは、記録紙40上に1色目の画像を形成する。記録紙40は、さらに搬送されて、第2光ビーム操作装置10bおよび第2画像形成部20bは、記録紙40上に2色目の画像を形成する。同様にして、第3光ビーム操作装置10cおよび第3画像形成部20cにより3色目の画像が形成され、さらに第4光ビーム操作装置10dおよび第4画像形成部20dによりおよび4色目の画像が形成される。以上により記録紙40上に4色の画像が重畳されたカラー画像が形成される。そして、記録紙40は定着装置(図示せず)に搬送される。そして、定着装置により記録紙40上の画像が定着される。
各画像形成部20a〜20dはそれぞれ、感光体21と、現像ユニット22と、帯電器23と、転写器24を有している。現像ユニット22、帯電器23および転写器24は、感光体21の回りに設けられている。さらに感光体21の周りには、クリーニングユニットや除電器(図示せず)が設けられている。これらの構成により、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像および転写が行われ、記録紙40上に画像が形成される。
各光ビーム操作装置10a〜10dはそれぞれ、ポリゴンミラー11と、fθレンズ12と、バレル・トロイダル・レンズ(BTL)13とを有している。
画像信号に基づいて点灯するLDの光ビームは、コリメートレンズ(図示せず)により平行光束化される。そして、シリンダレンズ(図示せず)を通り、ポリゴンモータによって回転するポリゴンミラー11によって偏向される。さらに、fθレンズ12を通り、BTL13を通り、ミラー(図示せず)によって反射し、感光体21上を走査する。なお、BTL13は、副走査方向のピント合わせを行う。具体的には、集光機能と副走査方向の位置補正(面倒れ等)を行う。
さらに、搬送用モータ32近傍に第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52が設けられている。第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52は、いずれも反射型の光学センサである。第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52は、画像の位置ずれを補正するための画像位置ずれ補正用パターンを検出する。この検出結果に基づいて、各色間の主走査方向および副走査方向の画像位置ずれおよび主走査方向の画像倍率を補正することができる。
図2は、光ビーム操作装置10aおよびこれを制御する画像形成制御部60の機能構成を示す図である。光ビーム操作装置10aは、さらにLDユニット14と、第1同期センサ151と、第2同期センサ152と、第1レンズ161と、第2レンズ162と、第1ミラー171と、第2ミラー172とを有している。
第1同期センサ151および第2同期センサ152はそれぞれ感光体21の両端に設けられており、光ビームを検出する。fθレンズ12を透過した光ビームは、第1ミラー171および第2ミラー172によって反射され、それぞれ第1レンズ161および第2レンズ162によって集光される。第1レンズ161および第2レンズ162において集光された光ビームは、それぞれ第1同期センサ151および第2同期センサ152に入射する。
光ビームが第1同期センサ151を通過すると、第1同期センサ151からスタート側同期検知信号XDETPが出力される。同様に光ビームが第2同期センサ152を通過すると、第2同期センサ152からエンド側同期検知信号XEDETPが出力される。スタート側同期検知信号XDETPおよびエンド側同期検知信号XEDETPは、画像形成制御部60に入力される。
画像形成制御部60は、倍率補正部602と、プリンタ制御部604と、画素クロック生成部606と、同期検知用点灯制御部608と、LD制御部610と、書出開始位置制御部612と、ポリゴンモータ制御部614とを有している。
スタート側同期検知信号XDETPおよびエンド側同期検知信号XEDETPは、倍率補正部602に入力される。倍率補正部602は、スタート側同期検知信号XDETPの立下りエッジからエンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジまでの時間を計測し、計測結果に基づいて倍率誤差を算出する。そして、倍率誤差を示す倍率誤差データを作成し、プリンタ制御部604に出力する。この倍率誤差を算出する処理は、少なくとも基準色において行う。なお、本実施の形態においては、基準色は、ブラック(BK)である。
図3は、倍率補正部602の詳細な機能構成を示すブロック図である。倍率補正部602は、時間差カウント部6020と、比較制御部6024とを有している。さらに、時間差カウント部6020は、カウンタ6021と、ラッチ6022とを有している。スタート側同期検知信号XDETPでカウンタ6021がクリアされる。そして、クロックVCLKでカウントアップし、エンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジでカウント値をラッチする。
比較制御部6024は、カウント値(時間差:T)と予め設定してある基準時間差T0とを比較する。そして、比較結果に基づいて、倍率誤差を算出する。そして、倍率誤差データをプリンタ制御部604に送る。
再び説明を図2に戻す。第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52が検出した位置ずれ補正用パターン信号は、プリンタ制御部604に送られる。プリンタ制御部604は、位置ずれ補正用パターン信号および倍率補正部602から入力された倍率誤差データに基づいて基準色に対する各色のずれ量(時間)を算出する。そして、このずれ量を示す補正データを出力する。より具体的には、補正データは、基準クロック信号FREFの周波数の設定値と分周比(N)である。
ここで、補正データには、主走査方向補正データおよび副走査方向補正データが含まれている。主走査方向補正データは、主走査方向の倍率等を変更するためのデータである。副走査方向補正データは、副走査方向の倍率等を変更するためのデータである。
スタート側同期検知信号XDETPは、画素クロック生成部606にも入力される。画素クロック生成部606は、プリンタ制御部604から受け取った補正データに基づいて、スタート側同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成し、同期検知用点灯制御部608およびLD制御部610に送る。このように、補正データに基づいて、画素クロックPCLKの周波数を変更することができる。これにより、主走査方向の画像倍率を補正することができる。
図4は、画素クロック生成部606の詳細な機能構成を示すブロック図である。画素クロック生成部606は、基準クロック発生部6061と、VCO( Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)クロック発生部6062と、位相同期クロック発生部6067とを有している。
図5は、VCOクロック発生部6062の詳細な機能構成を示すブロック図である。VCOクロック発生部6062は、具体的には、PLL回路(Phase Locked Loop)である。VCOクロック発生部6062は、位相比較器6063と、LFP(ローパスフィルタ)6064と、VCO6065と、1/N分周器6066とを有している。
基準クロック発生部6061は、プリンタ制御部604から補正データを受け取り、これに基づいて基準クロック信号FREFを出力する。基準クロック信号FREFは、VCLKを1/N分周器でN分周した信号と共に位相比較器6063に入力される。位相比較器6063は、両信号の立ち下がりエッジの位相を比較し、誤差成分を定電流出力する。さらに、LPF6064によって不要な高周波成分や雑音が除去され、VCO6065に送られる。VCO6065では、LPF6064の出力に依存した発振周波数を出力する。
以上のように構成されているので、基準クロック信号FREFの周波数と分周比(N)を変更することによりVCLKの周波数を変更することができる。
位相同期クロック発生部6067は、画素クロック周波数の8倍の周波数に設定されているVCLKから、画素クロックPCLKを生成する。さらに、同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成する。補正前の周波数をfoとすると、補正後の周波数f'は(式1)により算出される。
f'= fo ×T0 /T ・・・(式1)
再び説明を図2に戻す。同期検知用点灯制御部608は、最初にスタート側同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLD制御部610を強制点灯させる。また、スタート側同期検知信号XDETPを検出した後には、スタート側同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKによって、フレア光が発生しない程度でかつ確実にスタート側同期検知信号XDETPが検出できるタイミングでLD制御部610を点灯させるLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部610に送る。
またエンド側同期検知信号XEDETPを検出する場合についても同様である。すなわち、スタート側同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKによって、フレア光が発生しない程度で確実にエンド側同期検知信号XEDETPが検出できるタイミングでLD制御部610を点灯させるLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部610に送る。
図6は、画像形成制御部60の前段の機能構成を示すブロック図である。前段にはラインメモリ61が備わっている。ラインメモリ61は、主走査ゲート信号XLGATEのタイミングで外部装置、例えばフレームメモリやスキャナ等から画像データを取り込む。そして、主走査ゲート信号XLGATEが‘L'の区間だけPCLKに同期して画像信号を出力する。出力された画像信号はLD制御部610に送られ、そのタイミングでLDが点灯する。
再び説明を図2に戻す。LD制御部610は、同期検知用強制点灯信号BD及び画素クロックPCLKに同期した画像信号に応じてLDユニット14の点灯を制御する。そして、LD制御部610の制御によりLDユニット14からレーザビームが出射し、ポリゴンミラー11により偏向され、fθレンズ12を通り、感光体21上を走査することになる。ポリゴンモータ制御部614は、プリンタ制御部604からの制御信号により、ポリゴンモータ(図示せず)を規定の回転数で回転制御する。
書出開始位置制御部612は、プリンタ制御部604から補正データを受け取る。そして、補正データに基づいて、主走査ゲート信号XLGATEおよび副走査ゲート信号XFGATEのタイミングを変更する。これにより、各色の主走査方向及び副走査方向の書出し開始位置を補正することができる。
図7は、書出開始位置制御部612の詳細な機能構成を示すブロック図である。書出開始位置制御部612は、主走査ライン同期信号発生部6120と、主走査ゲート信号発生部6122と、副走査ゲート信号発生部6126とを有している。さらに、主走査ゲート信号発生部6122は、主走査カウンタ6123と、主走査コンパレータ6124と、主走査ゲート信号生成部6125とを有している。副走査ゲート信号発生部6126は、副走査カウンタ6127と、副走査コンパレータ6128と、副走査ゲート信号生成部6129とを有している。
主走査ライン同期信号発生部6120は、主走査カウンタ6123および副走査カウンタ6127を動作させるための開始信号開始信号XLSYNCを生成する。主走査ゲート信号発生部6122は、画像信号の取り込みタイミング(主走査方向の画像書出しタイミング)を決定する主走査ゲート信号XLGATEを生成する。
具体的には、主走査カウンタ6123は、開始信号XLSYNCと画素クロックPCLKで動作する。主走査コンパレータ6124は、主走査カウンタ6123のカウンタ値とプリンタ制御部604からの主走査方向補正データを比較する。主走査ゲート信号生成部6125は、主走査コンパレータ6124の比較結果に基づいて、主走査ゲート信号XLGATEを生成する。
副走査ゲート信号発生部6126は、画像信号の取り込みタイミング(副走査方向の画像書出しタイミング)を決定する副走査ゲート信号XFGATEを生成する。
具体的には、副走査カウンタ6127は、プリンタ制御部604からの開始信号XLSYNCと画素クロックPCLKで動作する。副走査コンパレータ6128は、副走査カウンタ6127のカウンタ値とプリンタ制御部604からの副走査方向補正データとを比較する。副走査ゲート信号生成部6129は、副走査コンパレータ6128の比較結果に基づいて、副走査ゲート信号XFGATEを生成する。
図8は、書出開始位置制御部612のタイミングチャートを示す図である。開始信号XLSYNCによってカウンタがリセットされ、画素クロックPCLKでカウントアップしていく。そして、カウンタ値がプリンタ制御部604によって設定された補正データ(この場合‘X')になったところで主走査コンパレータ6124からその比較結果が出力され、主走査ゲート信号生成部6125によって主走査ゲート信号XLGATEが‘L'(有効)になる。主走査ゲート信号XLGATEは主走査方向の画像幅分だけ‘L'となる信号である。副走査方向についても同様である。なお、副走査方向においては、画素クロックPCLKにかえて、開始信号XLSYNCによりカウントアップしていく。
したがって、プリンタ制御部604によってコンパレータに設定される補正データの値により主走査ゲート信号XLGATEおよび副走査ゲート信号XFGATEのタイミングが変更される。また、画像信号のタイミングも変更される。したがって、主走査方向および副走査方向の画像書出し開始位置を変更することができる。すなわち、各色の画像位置ずれを補正することができる。
書出開始位置制御部612は、主走査方向においては、画素クロックPCLKの1周期単位、すなわち1ドット単位で書出位置を補正することができる。また、副走査方向においては、開始信号XLSYNCの1周期単位、すなわち1ライン単位で書出位置を補正することができる。
図9は、転写ベルト30上に形成される画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。転写ベルト30上に各色予め設定されたタイミングで画像位置ずれ補正用パターンが形成される。図9に示すように、画像位置ずれパターンは、各色の横線および斜め線画像である。
転写ベルト30が矢印の方向に動くことにより、画像位置ずれ補正用パターン、すなわち各色の横線、斜め線が第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52によって検知される。検知結果はプリンタ制御部604に送られ、プリンタ制御部604において、BKに対する各色のずれ量(時間)が算出される。
画像の主走査方向の画像位置および画像倍率がずれることで、斜め線画像の検出タイミングが変わる。また、副走査方向の画像位置がずれることで、横線の検出タイミングが変わる。
具体的には、主走査方向においては、パターンBK1を検出したタイミングからパターンBK2を検出したタイミングまでの間の時間を基準とする。そして、パターンC1からパターンC2の時間と比較し、そのずれ分TBKC12を求める。
さらにパターンBK3からパターンBK4の時間を基準とする。そして、パターンC3からパターンC4の時間と比較し、そのずれ分TBKC34を求める。これらの差分‘TBKC34−TBKC12'がシアン画像のブラック画像に対する倍率誤差となる。したがって、その量に相当する分だけ画素クロックの周波数を可変することにより画像倍率を補正することができる。そして補正後の画素クロックを用いて同じパターンを形成する。
同様にTBKC12とTBKC34を求める。‘(TBKC34+TBKC12)/2'がシアン画像のブラック画像に対する主走査ずれとなる。したがって、そのずれ量分だけ書出し開始タイミングを書込クロックの1周期単位で変更することにより、画像倍率および画像位置ずれを補正することができる。なお、マゼンタおよびイエローについても同様である。
副走査方向においては、理想の時間をTcとし、パターンBK1からパターンC1の時間をTBKC1、パターンBK3からパターンC3の時間をTBKC3とすると、‘((TBKC3+TBKC1)/2)−Tc'がシアン画像のブラック画像に対する副走査ずれとなる。したがって、その分だけ書出し開始タイミングを1ライン単位で変更することにより、画像倍率および画像位置ずれを補正することができる。なお、マゼンタおよびイエローについても同様である。
なお、本実施の形態においては、倍率誤差の検出と主走査ずれの検出を別のパターンで行うこととしたが、これにかえて、倍率誤差補正による時間変化分を求めることで倍率誤差の補正と主走査位置の補正を同じパターンで行うこととしてもよい。
図10は、本実施の形態にかかる画像形成装置1における位置補正処理を示すフローチャートである。まず、ポリゴンモータ制御部614は、ポリゴンミラー11を規定の回転数で回転させ、LD制御部610は、スタート側同期検知信号XDETPが出力するようにLDを点灯させる(ステップS100)。次に、LD制御部610は、2点間の時間差計測を行うため、エンド側同期検知信号XEDETPも出力するようにLDを点灯させる。次に、倍率補正部602は、2点間の時間差を計測する(ステップS102)。さらに、計測結果に基づいて、画像倍率を補正する必要があるかを判断する。
この判断は、倍率補正分解能によって決定される。計測された時間差が予め定められた閾値以上である場合には(ステップS104,Yes)、一旦、LDを消灯する(ステップS106)。本実施の形態においては、補正分解能の1/2を閾値とする。
そして、画像倍率を補正するために必要な周波数の設定値を算出し、画素クロック生成部606に対して設定し、画素クロックPCLKを生成する(ステップS108)。そして再度、スタート側同期検知信号XDETPが出力するようにLDを点灯させ(ステップS110)、画像位置補正動作を開始する(ステップS112)。
補正分解能の1/2より小さい誤差であれば(ステップS104,No)、補正は行わず、画像位置補正動作を開始する(ステップS112)。そして、補正動作終了後、ポリゴンモータを停止し、かつLDも消灯する(ステップS114)。そして、生成された各色の主走査ゲート信号XLGATE、副走査ゲート信号XFGATE、画素クロックPCLKを用いることにより、画像位置ずれ、画像倍率が補正された画像が出力される。以上の処理により、パターンチャートを用いることなく倍率補正を行うことができる。
図11は、図10において説明した画像位置補正における詳細な処理を示すフローチャートである。まず、画像位置ずれ補正用パターンを転写ベルト30上に形成する(ステップS200)。次に、第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52は、画像位置ずれ補正用パターンを検出する(ステップS202)。次に、プリンタ制御部604は、BKに対する主走査ずれ量、副走査ずれ量、および主走査倍率誤差量を算出する(ステップS204)。
次に、算出したずれ量等が予め定めた閾値以上か否かを判断する。すなわち、補正するレベルかどうかを判断する。本実施の形態においては、1ドット単位および1ライン単位の補正分解能に設定されている。したがって、ずれ量が1/2ドット以上、1/2ライン以上であれば補正を行う。
ずれ量が閾値以上である場合、すなわち補正するレベルである場合には(ステップS206,Yes)、補正データを算出する(ステップS208)。そして、主走査ゲート信号発生部に主走査方向補正データを設定し、副走査ゲート信号発生部6126に副走査方向補正データを設定し、主走査ゲート信号XLGATEおよび副走査ゲート信号XFGATEを生成する(ステップS210)。
なお、主走査倍率誤差補正においても、検出した倍率誤差が補正するレベルかどうかを判断する(ステップS212)。この判断も倍率補正分解能によって決定される。
そして、画像倍率を補正する場合(ステップS212,Yes)、画像倍率を補正するために必要な周波数の設定値を算出する。次に、画素クロック発生部606に対して設定し(ステップS214)、画素クロックPCLKを生成する(ステップS216)。
本実施の形態においては、倍率補正処理の後に行う画像位置ずれ補正処理において基準となる基準色についてのみ倍率補正処理を行うこととした。これにより、処理時間を短縮することができる。また、基準色の倍率を補正した上で、当該基準色を基準として画像位置ずれ補正を行うことにより、精度良く画像位置ずれ補正を行うことができる。
なお、基準色以外の色については、必ずしも倍率補正処理を行う必要はないが、他の例としては、基準色以外の色についても倍率補正を行ってもよい。これにより、画像位置ずれ補正において倍率補正範囲(補正可能な誤差)に上限がある場合でも、この範囲内で精度よく画像位置ずれ補正を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
そうした第1の変更例としては、画像位置補正を2回繰り返し行ってもよい。図12は、第1の変更例にかかる画像形成装置1の画像処理を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる画像形成処理においては、画像位置補正処理(ステップS112)が完了すると、再度時間差を計測し(ステップS102)、以降の処理(ステップS104〜ステップS112)を繰り返す。
このように、2回繰り返すことにより、補正精度を向上させることができる。また、この処理は、倍率補正と主走査位置補正を別々に行うことに相当する。なお、本例においても、実施の形態1にかかる処理と同様、画像位置ずれ補正用パターンを形成する直前に、時間差計測と倍率補正を行う。
また、計測して倍率補正を行う色は、実施の形態1にかかる処理の場合と同様である。ただし、2回目の画像位置補正処理の直前に行う倍率補正においては、最初の倍率補正および画像位置補正動作で倍率が補正されている場合には、大きな倍率の変化はないので、基準色のみでよい。
また第2の変更例としては、倍率補正を行った後に、プロセスコントロール動作を行ってもよい。プロセスコントロールは、高品質の画像を得るため、最適なトナー濃度、帯電条件および現像条件となるように制御する処理である。
図13は、第2の変更例にかかる画像形成装置1の画像処理を示すフローチャートである。図13に示すように、全色について倍率補正処理が完了した後に(ステップS110)、プロセスコントロール動作を行う(ステップS120)。その後再度基準色であるブラックについて時間差計測を行い(ステップS102)、倍率補正を行う。そして、画像位置補正動作を行う。
画像位置ずれ補正用パターンを形成する直前の倍率補正においては、プロセスコントロール動作前に各色の倍率が補正されている場合、基準色のみでよい。
他の例としては、第1の変更例において説明したように、プロセスコントロール動作後、さらに画像位置補正を2回繰り返し行ってもよい。
また第3の変更例としては、実施の形態1において説明した画像形成処理を行い、実際に画像形成処理を開始する直前に位置補正処理を行ってもよい。このときの補正処理においては、全色について倍率補正を行う必要がある。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる画像形成装置1について説明する。実施の形態1にかかる画像形成装置1においては、画素クロック生成部606の位相同期クロック発生部6067において、画素クロック周波数の8倍の周波数に設定されているVCLKから、スタート側同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成していたが、実施の形態2にかかる画像形成装置1においては、さらにプリンタ制御部604からの補正データに基づいて、画素クロックPCLKの立ち上がりの位相をVCLKの半周期分だけ早めたり遅めたりする。この点で、実施の形態2にかかる画像形成装置1は、実施の形態1にかかる画像形成装置1とは異なっている。
図14は、画素クロックPCLKのタイミングチャートを示す図である。プリンタ制御部604からの補正データとして、‘00b'、‘01b'および‘10b'を取得する。‘00b'は、補正を行わないことを示している。‘01b'は、1/16PCLK分だけ位相を遅らせることを示している。‘10b'は、1/16PCLK分だけ位相を早めることを示している。
補正データは画素クロックPCLKに同期して送られ、次の画素クロックPCLKの立ち上がりエッジに反映される。補正データが‘00b'の場合、画素クロックPCLKはVCLKの8倍の周期となる。補正データが‘01b'の場合はVCLKの半周期分、つまり1/16PCLK分だけ立ち上がりエッジの位相を遅らせる。この場合、以後、元のPCLKに対し、1/16PCLK分だけ遅れることになる。
図14のタイミングチャートにおいては、位相シフトを3回行なっている。したがって、トータルで3/16PCLK分だけ画素クロックPCLKの位相が遅れる。すなわち、画像倍率が3/16PCLK分だけ補正される。
プリンタ制御部604は、倍率誤差データから周期を可変する画素数とその方向(早めるか遅らすか)を算出し、補正データとして位相同期クロック発生部607に送る。位相同期クロック発生部607は、図14に示すタイミングチャートのように、画素クロックPCLKの周期を変更し、画像倍率を補正する。
例えば、スタート側同期検知信号XDETPからエンド側同期検知信号XEDETPまでの基準カウント値(基準時間差:T0)を‘20000'と設定した場合に、補正処理において計測した値が‘20005'だったとする。この場合、5VCLK分だけ画像が縮んでいることになる。そこで、1/16PCLK×10だけ位相を遅らす(周期を延ばす)こととする。
図15は、周期を変更する画素を説明するための図である。仮に2点間(XDETPとXEDETP間)のドット数を32ドットとし、4/16PCLK分だけ補正することとする。この場合、4画素連続して画素クロック周期を変更することにより、全体として倍率は補正される。しかし、このように、連続して画素クロック周期を変更すると、変更した箇所の画像が局所的に延びたり(縮んだり)してしまう。そこで、可変画素のクロック周期=画像幅/可変画素数=32/4=8という計算式により、8ドット周期で変更することとする。これにより、画像幅内において均等に補正することができる。
なお、画像が局所的に延びたり(縮んだり)するのを避ける観点からは、周期を算出する式については特にこれに限定されるものではなく、画像領域内で均等に分散させることができればよい。
実施の形態2にかかる画像形成装置1のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかる画像形成装置1の構成および処理と同様である。
実施の形態2にかかる画像形成装置1の第1の変更例としては、画素クロックの周波数を変更するのに加えて、さらに倍率を補正してもよい。この場合、画素単位での周期の変更は、画素クロック周波数の可変ステップの間を補うタイミングで行うこととする。これにより、精度(分解能)を向上させることができる。
また第2の変更例としては、本実施の形態においては、2点間計測により倍率補正を行っているので、XDETP信号とXEDETP信号間で変更する画素を分散させることとしたが、画像位置補正における倍率補正の場合には、画像領域内で変更する画素を分散させることとする。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる画像形成装置1について説明する。実施の形態3にかかる画像形成装置1は、実施の形態2にかかる画像形成装置1と同様に、周期を変更する画素を画像幅内に均等に分散させる。そして、さらに、主走査ライン毎にその位置を変更し、周期を可変する画素が副走査方向に同じ位置にならないように分散させる。この点で、実施の形態3にかかる画像形成装置1は、他の実施の形態にかかる画像形成装置1と異なっている。
図16は、実施の形態3にかかる画像形成装置1により画素クロック周期が変更された画素を示す図である。2点間距離は、実施の形態2において図15を参照しつつ説明したのと同様に32ドットとする。そして、8ドット周期で変更する画素を4画素挿入する。
さらに、画素クロックPCLKで動作するカウンタにより、周期を可変する画素の位置を決定する。1ライン目では、‘1'からカウントアップし、カウンタ値が‘8'、‘16'、‘24'および‘32'の時に周期を変更する。
そして、2ライン目以降は、位置の可変量=可変画素の周期×3/7=8×3/7=3という計算式により、ライン毎に3ドットずつ位置を可変していく。可変量が可変画素の周期を超えた場合には、超えた分だけ、初期(1ライン目)に対して変更していく。
具体的には、1ライン目では、‘1'からカウントアップしていたのに対し、2ライン目では、3ドットだけずらす。そして、カウンタのスタート値を‘1+3=4'とする。これにより、3ドット分だけ周期を可変する画素の位置がずれる(早まる)。3ライン目では、さらに3ドットだけずらす。そして、カウンタのスタート値を‘4+3=7'とする。これにより、さらに3ドット分だけ周期を可変する画素の位置がずれる(早まる)。4ライン目では、‘7+3=10'となる。しかし、可変する画素の周期=8を超えている。そこで、超えた分‘10−8=2'をカウンタのスタート値とする。
以上のようにカウンタのスタート値をライン毎に変えることにより、周期を可変する画素の位置を変えることができる。位置の可変量を算出する式は、特にこれに限定されるものではなく、ライン毎にランダムに位置が可変できればよい。
なお、実施の形態3にかかる画像形成装置1のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置1の構成および処理と同様である。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4にかかる画像形成装置1について説明する。実施の形態4にかかる画像形成装置1は、4ドラム方式の画像形成装置1である。図17は、実施の形態4にかかる画像形成装置1の全体構成を示す図である。実施の形態4にかかる画像形成装置1も、他の実施の形態にかかる画像形成装置1と同様に、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像を重ね合わせたカラー画像を形成する。具体的には、4組の画像形成部80a〜80dと1つの光ビーム走査装置70を備えている。
各色の画像形成部80a〜80dは、それぞれ感光体81a〜81dの回りに、現像ユニット82a〜82dと、帯電器83a〜83dと、転写器84a〜83dと、除電器85a〜85dと、クリーニングユニット86a〜86dとを有している。
そして、通常の電子写真プロセスである帯電、露光、現像および転写により記録紙40上に画像が形成される。転写ベルト30によって矢印方向に搬送される記録紙40上に1色目の画像を形成し、次に2色目、3色目および4色目の順に画像を転写することにより、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙40上に形成することができる。そして図示していないが定着装置によって記録紙40上の画像が定着される。以上の処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置1の処理と同様である。
さらに、画像位置ずれ補正用パターンを検出するための第1パターンセンサ51および第2パターンセンサ52が設けられている。
実施の形態4にかかる光ビーム走査装置70は、1つのポリゴンミラー71を用いて、ポリゴンミラー71面の上方と下方で異なる色の光ビームを偏向走査させる。さらに、ポリゴンミラー71を中心に対向振分走査させることにより、4色分の光ビームをそれぞれの感光体上を走査する。各色の光ビームは、ポリゴンモータ77により駆動するポリゴンミラー71によって偏向し、fθレンズ72a,72bを通り、第1ミラー73a〜73d、第2ミラー74a〜74dで折り返され、BTL75a〜75dを通過し、第3ミラー76a〜76dで折り返され、各色の感光体81a〜81d上を走査する。
図18は、図17に示した光ビーム走査装置70を上から見た図である。LDユニットY90aおよびLDユニットBK90dからの光ビームは、それぞれCYL(シリンダレンズ)Y91aおよびCYLBK91dを通過する。そして、それぞれ、反射ミラーY92aおよび反射ミラーBK92dによってポリゴンミラー71の下方面に入射する。そして、ポリゴンミラー71が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズMY72aおよびfθレンズBKC72bを通過し、第1ミラーY73aおよび第1ミラーBK73dによって折り返される。
LDユニットM90b及びLDユニットC90cからの光ビームは、それぞれCYL(シリンダレンズ)M91bおよびCYLC91bを通過し、ポリゴンミラー71の上方面に入射し、ポリゴンミラー71が回転することにより光ビームを偏向する。そして、fθレンズMY72aおよびfθレンズBKC72bを通り、第1ミラーM83bおよび第1ミラーC73cによって折り返される。
さらに、主走査方向書出し両端部には、第1CYM(シリンダミラー)BKC93bと、第1CMYMY93aと、第2CYMBKC95bと、第2CMYMY95aと、第1同期センサBKC92bと、第1同期センサMY92aと、第2同期センサBKC94bと、第2同期センサMY94aが設けられている。
fθレンズMY72aを通った光ビームは、第1CMYMY93aによって反射集光されて第1同期センサMY92aに入射する。また、第2CMYMY95aによって反射集光されて第2同期センサMY94aに入射する。
一方、fθレンズBKC72bを通った光ビームは、第1CMYBKC93bによって反射集光されて第1同期センサBKC92bに入射する。また、第2CMYBKC95bによって反射集光されて第2同期センサBKC94bに入射する。
第1同期センサBKC92bおよび第1同期センサMY91bは、スタート側同期検知信号XDETPを検出するための同期検知センサである。第2同期センサBKC94bおよび第2同期センサMY84aは、エンド側同期検知信号XEDETPを検出するための同期検知センサである。
また、LDユニットC90cからの光ビームとLDユニットBK90dからの光ビームに対し、共通の第1CYMBKC93c、第2CYMBKC95b、第1同期センサBKC92bおよび第2同期センサBKC84bを使用している。
LDユニットY90aとLDユニットM90bについても同様である。同じセンサに2つの光ビームが入射することになる。そこで、それぞれの光ビームを検出できるように、それぞれの入射するタイミングを異ならせる。なお、他の例としては、各色の光ビームに対し、それぞれセンサを設けるようにしてもよい。
図18に示すように、シアンとブラックに対し、イエローとマゼンタは逆方向に走査される。また、同じ同期検知センサに2つの光ビームが入射する構成にしたので、スタート側同期検知信号XDETPをそれぞれの色の同期検知信号に分離するための分離回路を備える必要がある。
すなわち、図2において示した画像形成制御部60において、分離回路によって分離した各色の同期検知信号を各色の位相同期クロック発生部6067、同期検知用点灯制御部608、および倍率補正部602に送ることになる。各色の光ビームに対し、それぞれ同期検知センサを設けるようにした場合には、各色とも図2と同じ構成となる。
本実施の形態にかかる画像形成装置1においては、ブラックを基準色とすると、ブラックに対して走査方向が逆のイエローおよびマゼンタについては、画像倍率が変化するとその分、主走査方向の画像位置ずれとなってしまう。シアンについては、倍率変化分が同じであれば,位置ずれとはならない。したがって、倍率補正精度がそのまま主走査位置ずれ補正精度にも影響を及ぼすことになる。
なお、実施の形態4にかかる画像形成装置1のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置1の構成および処理と同様である。
実施の形態1にかかる画像形成装置1の構成を示すブロック図である。 光ビーム操作装置10aおよびこれを制御する画像形成制御部60の機能構成を示す図である。 倍率補正部602の詳細な機能構成を示すブロック図である。 画素クロック生成部606の詳細な機能構成を示すブロック図である。 VCOクロック発生部6062の詳細な機能構成を示すブロック図である。 画像形成制御部60の前段の機能構成を示すブロック図である。 書出開始位置制御部612の詳細な機能構成を示すブロック図である。 書出開始位置制御部612のタイミングチャートを示す図である。 転写ベルト30上に形成される画像位置ずれ補正用パターンを示す図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置1における位置補正処理を示すフローチャートである。 図10において説明した画像位置補正における詳細な処理を示すフローチャートである。 実施の形態1の第1の変更例にかかる画像形成装置1の画像処理を示すフローチャートである。 第2の変更例にかかる画像形成装置1の画像処理を示すフローチャートである。 画素クロックPCLKのタイミングチャートを示す図である。 周期を変更する画素を説明するための図である。 実施の形態3にかかる画像形成装置1により画素クロック周期が変更された画素を示す図である。 実施の形態4にかかる画像形成装置1の全体構成を示す図である。 図17に示した光ビーム走査装置70を上から見た図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10a〜10d 光ビーム操作装置
11 ポリゴンミラー
12 レンズ
14 ユニット
20a〜20b 画像形成部
21 感光体
22 現像ユニット
23 帯電器
24 転写器
30 転写ベルト
32 搬送用モータ
40 記録紙
51 第1パターンセンサ
52 第2パターンセンサ
60 画像形成制御部
61 ラインメモリ
70 光ビーム走査装置
71 ポリゴンミラー
72a,72b fθレンズ
73a〜73d 第1ミラー
74a〜74d 第2ミラー
75a〜75d BLT
76a〜76d 第3ミラー
77 ポリゴンモータ
80a〜80d 画像形成部
81a〜81d 感光体
82a〜82d 現像ユニット
83a〜83d 帯電器
84a〜84d 転写器
85a〜85d 除電器
86a〜86d クリーニングユニット
90a〜90d LDユニット
91a〜91d CYL
92a〜92d 反射ミラー
93a,93b 第1CYM
94a,94b 第2同期センサ
95a,95b 第2CYM
151 第1同期センサ
152 第2同期センサ
161 第1レンズ
162 第2レンズ
171 第1ミラー
172 第2ミラー
602 倍率補正部
604 プリンタ制御部
606 画素クロック生成部
606 画素クロック発生部
607 位相同期クロック発生部
608 同期検知用点灯制御部
610 LD制御部
612 書出開始位置制御部
614 ポリゴンモータ制御部
6020 時間差カウント部
6021 カウンタ
6022 ラッチ
6024 比較制御部
6061 基準クロック発生部
6062 クロック発生部
6063 位相比較器
6066 1/N分周器
6067 位相同期クロック発生部
6120 主走査ライン同期信号発生部
6122 主走査ゲート信号発生部
6123 主走査カウンタ
6124 主走査コンパレータ
6125 主走査ゲート信号生成部
6126 副走査ゲート信号発生部
6127 副走査カウンタ
6128 副走査コンパレータ
6129 副走査ゲート信号生成部

Claims (9)

  1. 多色画像を形成する画像形成装置であって、
    第1の色の単色画像を形成する第1色画像形成手段と、
    第2の色の単色画像を形成する第2色画像形成手段と、
    前記第1色画像形成手段における画像倍率の補正を行う第1色画像倍率補正手段と、
    前記第1色倍率補正手段によって補正された後に、前記第1色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第1色補正用パターンと、前記第2色画像形成手段が形成した、位置ずれを補正するための第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正する画像位置ずれ補正手段と
    を備え、
    前記第1色画像形成手段が前記第1色画像倍率補正手段によって補正された後に前記第1の色の前記単色画像を形成し、前記第2色画像形成手段が前記画像位置ずれ補正手段が前記画像位置ずれを補正した後に前記第2の色の前記単色画像を前記第1の色の前記単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2色画像形成手段における画像倍率の補正を行う第2色画像倍率補正手段をさらに備え、
    前記画像位置ずれ補正手段は、さらに前記第2色画像倍率補正手段によって補正された後に、前記第2色画像形成手段が形成した前記第2色補正用パターンに基づいて、第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1色画像形成手段は、
    前記第1色の画像データに基づいて、点灯を制御される発光源と、
    前記発光源から出力される光ビームを複数の偏光面によって主走査方向に偏向する偏向手段と
    を有し、
    前記第1色画像倍率補正手段は、
    前記偏向手段によって偏向された光ビームを主走査線上の2箇所において検出する光ビーム検出手段と、
    前記光ビーム検出手段が2箇所において光ビームを検出した時間差を計測する時間差計測手段と、
    前記時間差計測手段が計測した検出した2つの前記光ビームの時間差に基づいて、前記主走査線の方向における画像倍率を補正する倍率補正手段と
    を有し、
    前記画像位置ずれ補正手段は、前記倍率補正手段が前記画像倍率の補正を行った後に、前記第1色画像形成手段が形成した前記第1色補正用パターンと、前記第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成手段における画像位置ずれを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記倍率補正手段は、前記時間差計測手段が計測した前記時間差に基づいて、前記発光源の点灯制御用クロックの周期を1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を複数の位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を等間隔の複数の位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記倍率補正手段は、前記点灯制御用クロックの周期を、副走査方向において隣接しない位置において1画素単位で変更することにより前記画像倍率を補正することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1色は、ブラックであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 多色画像を形成する画像形成方法であって、
    第1の色の単色画像を形成する第1色画像形成ステップと、
    第2の色の単色画像を形成する第2色画像形成ステップと、
    前記第1色画像形成ステップにおける画像倍率の補正を行う第1色画像倍率補正ステップと、
    前記第1色倍率補正ステップにおいて補正された後に、前記第1色画像形成ステップにおいて形成された、第1色の位置ずれを補正するための第1色補正用パターンを形成する第1色補正用パターン形成ステップと、
    第2色の位置ずれを補正するための第2色補正用パターンを形成する第2色補正用パターン形成ステップと、
    前記第1色補正用パターン形成ステップにおいて形成された前記第1色補正用パターンと、前記第2色補正用パターン形成ステップにおいて形成された前記第2色補正用パターンとに基づいて、前記第2色画像形成ステップにおける画像位置ずれを補正する画像位置ずれ補正ステップと
    を有し、
    前記第1色画像形成ステップでは、前記第1色画像倍率補正ステップにおいて補正された後に前記第1の色の前記単色画像を形成し、前記第2色画像形成ステップでは前記画像位置ずれ補正ステップにおいて前記画像位置ずれを補正した後に前記第2の色の前記単色画像を前記第1の色の前記単色画像上に重ねて形成することにより多色画像を形成することを特徴とする画像形成方法。

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