JP2006198105A - オットマン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 オットマン装置3は、主回動リンク13,14の一側又は他側への回動に伴いオットマン本体10をシート前方に展開し、又は、シートに格納する。オットマン装置3は、一端が取付ブラケット5,6に係止されるとともに、他端が副回動リンク15に係止され、オットマン本体10をシート前方に展開する側に副回動リンク15を付勢するコイルスプリング12を備える。コイルスプリング12の付勢力は、オットマン本体10のシートへの格納に伴う副回動リンク15の他側への回動に伴って単調増加するように設定されており、コイルスプリング12は、副回動リンク15の他側への回動に伴い、これを一側に回動させようとするトルクの増加を抑制するように取り付けられている。
【選択図】 図1
Description
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図面に従って説明する。
図6は、本発明が適用される自動車などの車両に搭載されるシートとしての車両用シート装置1を概略的に示す側面図である。同図に示されるように、この車両用シート装置1が備えるシートクッション2には、その前縁下部から後方に凹設された収納凹部2aが形成されており、同収納凹部2aに対応してオットマン装置3が後述する態様で支持されている。このオットマン装置3は、図6に示す格納状態において、上記収納凹部2aを閉塞するように配置されている。上記オットマン装置3は、展開状態において、シートクッション2の前方に伸張される。
T=P・L・sinθ
で表される。従って、格納状態でのトルクT1及び最大限の展開状態でのトルクT2は、
T1=P1・L・sinθ1
T2=P2・L・sinθ2
(0<sinθ1<sinθ2≦1)
となる。つまり、上記展開角度αの減少に伴い上記付勢力Pが単調増加する一方で、上記角度θ(sinθ)を単調減少させることで、図7に示したように、これらに基づくトルクTの変動を全体として抑制している。これは、オットマン本体10の格納時に要する操作力(トルクT)を全体的により均等化するためである。
(1)本実施形態では、前記コイルスプリング12の付勢力Pは、前記オットマン本体10のシートへの格納に伴う前記副回動リンク15の他側への回動に伴って単調増加する。一方、前記副回動リンク15を一側に回動させようとするトルクTは、前記副回動リンク15の他側への回動に伴う前記付勢力Pの単調増加に関わらず、副回動リンク15の回動中心O2及び前記付勢力Pの作用点を結ぶ直線と、該付勢力Pの作用線とのなす角度θが単調減少されることでその増加が抑制される。従って、前記オットマン本体10の格納時に要する操作力(トルクT)を全体的により均等化することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の一対の引張りコイルスプリング12に代えて、トーションスプリング(ねじりコイルスプリング)を採用した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
T=P・L・cosθ
で表される。従って、格納状態でのトルクT1及び最大限の展開状態でのトルクT2は、
T1=P1・L1・cosθ1
T2=P2・L2・cosθ2
(L1>L2)
となる。つまり、上記展開角度αの減少に伴い上記付勢力Pが単調増加する一方で、上記トルクTに支配的な距離Lを単調減少させることで、図11に示したように、これらに基づくトルクTの変動を全体として抑制している。これは、オットマン本体10の格納時に要する操作力(トルクT)を全体的により均等化するためである。
(1)本実施形態では、前記トーションスプリング37の付勢力Pは、前記オットマン本体10のシートへの格納に伴う前記副回動リンク36の他側への回動に伴って単調増加する。一方、前記副回動リンク36を一側に回動させようとするトルクTは、前記副回動リンク36の他側への回動に伴う前記付勢力Pの単調増加に関わらず、副回動リンク36の回動中心O2から前記付勢力Pの作用点までの距離Lが単調減少されることでその増加が抑制される。従って、前記オットマン本体10の格納時に要する操作力(トルクT)を全体的により均等化することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第2の実施形態において、トーションスプリング37のばねフック37bを対応する側の副回動リンク36(ガイド面36a)に係止し、ばねフック37cを取付ブラケット31に係止してもよい。要は、オットマン本体10を展開側に付勢し得るのであればよい。
・前記各実施形態において、ロック装置21の構成は一例である。
・本発明を、例えば列車などに搭載されるシートに適用してもよい。
(イ)シート前縁に個別に回動自在に支持された第1回動リンク及び第2回動リンクと、一側端部が前記第1及び第2回動リンクの先端部にそれぞれ回動自在に支持されるとともに、他側端部がオットマン本体の前後をそれぞれ回動自在に支持する第1揺動リンク及び第2揺動リンクとを有し、該第1回動リンクの中間部及び該第2揺動リンクの中間部が回動自在に連結されたリンク装置を備え、前記第2回動リンクの一側又は他側への回動に伴い該オットマン本体をシート前方に展開し、又は、シートに格納するオットマン装置において、
一端がシート前縁に係止されるとともに、他端が前記第2回動リンクに係止され、前記オットマン本体をシート前方に展開する側に前記第2回動リンクを付勢する付勢手段を備え、
前記付勢手段の付勢力は、前記オットマン本体のシートへの格納に伴う前記第2回動リンクの他側への回動に伴って単調増加するように設定されており、
前記付勢手段は、前記第2回動リンクの他側への回動に伴う、該第2回動リンクを一側に回動させようとするトルクの増加を抑制するように取り付けられていることを特徴とするオットマン装置。この技術的思想によれば、前記付勢手段の付勢力は、前記オットマン本体のシートへの格納に伴う前記第2回動リンクの他側への回動に伴って単調増加する。一方、前記付勢手段は、前記第2回動リンクの他側への回動に伴う前記付勢力の単調増加に関わらず、前記第2回動リンクを一側に回動させようとするトルクの増加を抑制するように取り付けられている。従って、前記オットマン本体の格納時に要する操作力を全体的により均等化することができる。
前記第1回動リンクの回動を規制又は許容するロック装置を備えたことを特徴とするオットマン装置。
Claims (3)
- シート前縁に回動自在に支持されてオットマン本体を支持する回動リンクを備え、該回動リンクの一側又は他側への回動に伴い該オットマン本体をシート前方に展開し、又は、シートに格納するオットマン装置において、
一端がシート前縁に係止されるとともに、他端が前記回動リンクに係止され、前記オットマン本体をシート前方に展開する側に前記回動リンクを付勢する付勢手段を備え、
前記付勢手段の付勢力は、前記オットマン本体のシートへの格納に伴う前記回動リンクの他側への回動に伴って単調増加するように設定されており、
前記付勢手段は、前記回動リンクの他側への回動に伴い、該回動リンクを一側に回動させようとするトルクの増加を抑制するように取り付けられていることを特徴とするオットマン装置。 - 請求項1に記載のオットマン装置において、
前記付勢手段は、軸方向の付勢力を発生するコイルスプリングであって、
前記付勢手段は、前記回動リンクの他側への回動に伴い、該回動リンクの回動中心及び前記付勢力の作用点を結ぶ直線と、該付勢力の作用線とのなす角度を単調減少させるように取り付けられていることを特徴とするオットマン装置。 - 請求項1に記載のオットマン装置において、
前記付勢手段は、周方向の付勢力を発生するコイルスプリングであって、
前記付勢手段は、前記回動リンクの他側への回動に伴い、該回動リンクの回動中心から前記付勢力の作用点までの距離を単調減少させるように取り付けられていることを特徴とするオットマン装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013062053A1 (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-02 | シロキ工業株式会社 | 車両シート用オットマン装置 |
JP2013094298A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Shiroki Corp | 車両シート用オットマン装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02132463U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-02 | ||
JPH11103963A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Toshiba Tec Corp | リクライニングユニット |
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2005
- 2005-01-19 JP JP2005012068A patent/JP4664689B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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