JP2006192189A - ミシン及び縫い目の形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸により被縫製物を押さえ付ける力を強くして、被縫製物の浮き上がりを抑制する。
【解決手段】針上下動機構と、スプレッダ機構と、ルーパ機構と、制御部と、を備えるミシンにおいて、スプレッダ機構による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも後方に押動させる第1の押動部材6と、スプレッダ機構による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物との間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも前方に押動させる第2の押動部材7と、を備え、制御部は、三本の縫い針21,22,23が下死点から上昇して上死点に到達した際に第1の押動部材6を駆動させ、左針21が飾り糸T3の前方を通過した際に第2の押動部材7を駆動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシン及び縫い目の形成方法に関する。
従来、針糸がそれぞれに挿通され、被縫製物の送り方向に交差する方向に並設された三本の縫い針の上下動に同期して、飾り糸を係止するスプレッダを被縫製物の上方で縫い針の側方から前方にかけて円弧運動させて三本の針糸に飾り糸を交絡させ、さらに、スプレッダによる三本の針糸への飾り糸の交絡に同期して、ルーパを回転させて被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させることにより被縫製物に飾り縫いを施すように構成された偏平縫いミシンがある(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、従来の偏平縫いミシンによる飾り縫いの方法について説明すると、まず、図15に示すように、針糸T6がそれぞれに挿通された縫い針101を下降させて被縫製物102を貫通させる。このとき、飾り糸T7を係止するスプレッダ103及びルーパ糸T8が挿通されたルーパ104は待機位置のままである。
次いで、図16に示すように、縫い針101が下死点に達した後に上昇を始めると、縫い針101の上昇に同期してスプレッダ103及びルーパ104が駆動し、スプレッダ103は飾り糸T7を係止し、ルーパ104の剣先は針糸T6のループに進入し始める。
そして、図17に示すように、縫い針101がさらに上昇して上死点に到達すると、スプレッダ103は縫い針101の前方に移動して係止した飾り糸T7を針糸T6に交絡させ、ルーパ104の剣先は全ての針糸T6のループに進入して針糸T6にルーパ糸T8を交絡させる。このとき、被縫製物102は送り方向に送り始められる。
次いで、図18に示すように、縫い針101は再度下降を始めるが、三本の縫い針101のうち、作業者から見て左側に位置する左針101aと作業者から見て中央に位置する中針101bは、スプレッダ103による飾り糸T7の係止部103aよりも糸供給源側の飾り糸T7の後方(作業者から離間する方向)を通って下降し、作業者から見て右側に位置する右針101cは、飾り糸T7の前方(作業者に近づく方向)を通って下降する。また、縫い針101の下降に同期して、スプレッダ103及びルーパ104は待機位置に戻り始める。
そして、図19に示すように、縫い針101がさらに下降する際、三本の縫い針101は全てスプレッダ103による飾り糸T7の係止部103aよりも被縫製物102側の飾り糸T7の前方を通って下降する。
次いで、図20に示すように、縫い針101がさらに下降していくと、スプレッダ103の係止部103aに係止された飾り糸T7はその係止が外れ、ルーパ104は針糸T6のループから抜ける。
この手順を繰り返すことにより、被縫製物102に飾り縫いが施され、被縫製物102の上面には図21に示すような形状の縫い目が形成される。
特開2001−137575号公報
しかし、図21に示すように、従来の飾り縫いによる縫い目は、左針に挿通された針糸による縫い目と中針に挿通された針糸による縫い目との間に、いずれの糸も通らない領域Aが形成される。そのため、領域Aにおいては糸により被縫製物を押さえ付ける力が弱くなってしまうため、被縫製物が浮き上がってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、糸により被縫製物を押さえ付ける力を強くして、被縫製物の浮き上がりを抑制することができるミシン及び縫い目の形成方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、針糸がそれぞれに挿通され、被縫製物の送り方向に交差する方向に並設された三本の縫い針を上下動させる針上下動機構と、前記針上下動機構により、縫い針が被縫製物を貫通して下死点に到達した後、当該下死点から上昇する際に針糸に飾り糸を交絡させるスプレッダ機構と、前記スプレッダ機構による針糸への飾り糸の交絡に同期して、被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させるルーパ機構と、各機構の協働を制御して、被縫製物に縫い目を形成させる制御部と、を備えるミシンにおいて、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、前記三本の縫い針のうち作業者から見て中央に設けられた中針の上下動経路よりも後方に押動する第1の押動部材と、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも前方に押動する第2の押動部材と、を備え、前記制御部は、前記三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達した際に前記第1の押動部材を駆動させ、作業者から見て左側に設けられた左針が飾り糸の前方を通過した際に前記第2の押動部材を駆動させることを特徴とする。
ここで、飾り糸の前方とは、縫製作業を行う作業者から見たときに前方(布送り方向と逆方向)となることをいい、飾り糸の後方とは、縫製作業を行う作業者から見たときに後方(布送り方向)となることをいう。
請求項1に記載の発明によれば、三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達すると、制御部は、第1の押動部材を駆動させることにより、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、作業者から見て中央に設けられた中針の上下動経路よりも後方に押動させる。また、左針が飾り糸の前方を通過すると、制御部は、第2の押動部材を駆動させることにより、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、中針の上下動経路よりも前方に押動させる。
これにより、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸は、右針及び中針の上下動経路の後方を通るとともに左針の上下動経路の前方を通り、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸は、左針の上下動経路の後方を通り、中針の上下動経路の前方を通り、右針の上下動経路の後方を通る。よって、左針と中針との間で飾り糸が交差し、中針と右針との間で飾り糸が交差するため、左針に挿通された針糸による縫い目と中針に挿通された針糸による縫い目との間に、いずれの糸も通らない領域が形成されることがない。
従って、糸により被縫製物を押さえ付ける力を強くして、被縫製物の浮き上がりを抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンを用いて被縫製物に縫い目を形成する縫い目の形成方法において、前記三本の縫い針を下降させて被縫製物を貫通させる針下降ステップと、前記針下降ステップにより前記三本の縫い針が下死点に到達した後、前記三本の縫い針を上昇させる針上昇ステップと、前記針上昇ステップにより前記三本の縫い針を下死点から上昇させる際に前記スプレッダ機構により針糸に飾り糸を交絡させるとともに、前記スプレッダ機構による針糸への飾り糸の交絡に同期して、前記ルーパ機構により被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させる糸交絡ステップと、前記三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達した際に、前記制御部により前記第1の押動部材を駆動させて、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも後方に押動させる第1の押動ステップと、前記左針が飾り糸の前方を通過した際に、前記制御部により前記第2の押動部材を駆動させて、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも前方に押動させる第2の押動ステップと、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、針下降ステップでは、三本の縫い針を下降させて被縫製物を貫通させ、針上昇ステップでは、針下降ステップにより三本の縫い針が下死点に到達した後、三本の縫い針を上昇させる。
そして、糸交絡ステップでは、針上昇ステップにより三本の縫い針を下死点から上昇させる際にスプレッダ機構により針糸に飾り糸を交絡させるとともに、スプレッダ機構による針糸への飾り糸の交絡に同期して、ルーパ機構により被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させる。
そして、第1の押動ステップでは、三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達した際に、制御部により第1の押動部材を駆動させて、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、中針の上下動経路よりも後方に押動させる。
そして、第1の押動ステップでは、左針が飾り糸の前方を通過した際に、制御部により第2の押動部材を駆動させて、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、中針の上下動経路よりも前方に押動させる。
これにより、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸は、右針及び中針の上下動経路の後方を通るとともに左針の上下動経路の前方を通り、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸は、左針の上下動経路の後方を通り、中針の上下動経路の前方を通り、右針の上下動経路の後方を通る。よって、左針と中針との間で飾り糸が交差し、中針と右針との間で飾り糸が交差するため、左針に挿通された針糸による縫い目と中針に挿通された針糸による縫い目との間に、いずれの糸も通らない領域が形成されることがない。
従って、糸により被縫製物を押さえ付ける力を強くして、被縫製物の浮き上がりを抑制することができる。
本発明によれば、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸は、右針及び中針の上下動経路の後方を通るとともに左針の上下動経路の前方を通り、スプレッダ機構による飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸は、左針の上下動経路の後方を通り、中針の上下動経路の前方を通り、右針の上下動経路の後方を通る。よって、左針と中針との間で飾り糸が交差し、中針と右針との間で飾り糸が交差するため、左針に挿通された針糸による縫い目と中針に挿通された針糸による縫い目との間に、いずれの糸も通らない領域が形成されることがない。
従って、糸により被縫製物を押さえ付ける力を強くして、被縫製物の浮き上がりを抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの最良の形態について詳細に説明する。
<ミシンの構成>
ミシン1は、図1に示すように、全体形状がコ字状となるミシン機枠としての本体フレーム2を備え、当該本体フレーム2は、その下部に位置すると共に内部に後述するルーパ機構を格納するミシンベッド部2aと、ミシンベッド部2aの一端部から上方に立設されたミシン縦胴部2bと、ミシン縦胴部2bの上端部からミシンベッド部2aと同方向に延設されたミシンアーム部2cとを備えている。
ここで、以下の説明において、本体フレーム2のミシンベッド部2aの長手方向に沿った方向をY軸方向とし、ミシン縦胴部2bの立設方向であってY軸方向に直交する方向をZ軸方向とし、Y軸方向とZ軸方向の双方に直交する方向をX軸方向とする。さらに、ミシン1は、水平面上に設置した状態において、X軸方向及びY軸方向が水平面に沿った状態となり、Z軸方向が垂直上下動方向に沿った状態となる。
ミシン1は、図1に示すように、下端部に三本の縫い針21,22,23を一列に並べて保持する針棒24を介して各縫い針21,22,23を上下動させる針上下動機構と、ミシンベッド部2aに設けられ、縫製に供される被縫製物C(図8〜13参照)が載置される針板11と、針板11の下方において、針棒24の上下動に同期した単一のルーパ25の進退移動を行わせることで各縫い針21,22,23に通された各針糸T1のループにルーパ糸T2を挿通させるルーパ機構と、針板11の上方であって各縫い針21,22,23の針落ち位置の近傍でスプレッダ26の進退移動を行わせることで各縫い針21,22,23の並び方向に沿って飾り糸T3を掛け渡した状態で縫い込ませるスプレッダ機構と、各々の糸供給源から繰り出される各針糸T1,ルーパ糸T2,飾り糸T3に個別に所定の張力を付与する糸調子機構30と、糸調子機構30の下流側において各針糸T1に潤滑油を供給する糸潤滑部41と、各針糸T1を個別に挿通する糸穴を備える三本の第一の糸案内42を備える糸案内機構と、ミシンアーム部2cの先端側下端部に設けられると共に各針糸T1を個別に挿通するガイド穴を有する第二の糸案内43と、針棒24の上下動に同期して揺動する揺動天秤51によりループ形成後の各縫い針21,22,23を布地側から上方に引き上げる第一の天秤機構と、針棒24の上下動に同期して上下動を行う昇降天秤52によりループ形成後の各縫い針21,22,23を布地側から上方に引き上げる第二の天秤機構と、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を、作業者から見て中央に設けられた中針22の上下動経路よりも後方に押動させる第1の押動部材6と、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも前方に押動させる第2の押動部材7と、上記各機構の協働を制御して、被縫製物Cに縫い目を形成させる制御部8とを備えている。
(針上下動機構)
針上下動機構は、ミシンアーム部2cの先端側においてZ軸方向に沿った状態で同方向に往復可能に支持された針棒24と、ミシンアーム部2c内にY軸方向に沿って配設された図示しないミシン主軸の回転駆動力を往復上下動駆動力に変換して針棒24に付与する図示しないクランク機構とを備えている。
針棒24の下端部には、三つの縫い針21,22,23がY軸方向に沿って一列に並んで保持されており、これら各縫い針21,22,23は、ミシン縦胴部2bから遠方となるものほどその先端の高さが低くなるように保持されている。即ち、縫い針21が最も低く、縫い針23が最も高く針棒24に保持されている。ここで、三本の縫い針21,22,23は、作業者から見て左側に設けられ、先端高さが最も低い左針21と、作業者から見て中央に設けられた中針22と、作業者から見て右側に設けられ、先端高さが最も高い右針23とで構成される。
なお、かかる針棒24の下端部において、各縫い針21,22,23のY軸方向における配置間隔とZ軸方向における各縫い針21,22,23の高さはいずれも針留等の部品交換により変更することが可能となっている。
(ルーパ機構)
ルーパ機構は、図1に示すように、各縫い針21,22,23が被縫製物Cを貫いて針板11の下方まで下降した後に再び上昇することで形成される各針糸T1のループに挿入されるルーパ25と、ミシンベッド部2a内でY軸方向に沿って配置されると共にミシン主軸に同期して回転する図示しない下軸と、ミシンベッド部2a内でY軸方向に沿って配置されると共にルーパ25を先端部で保持するルーパ軸27と、下軸の回転駆動力を同じ周波数のスラスト方向の往復駆動力に変換してルーパ軸27に付与する図示しない周知の伝達機構とを備えている。
上記ルーパ25は、各縫い針21,22,23の配列方向と一致するY軸方向に沿って延設されると共にその先端部がミシンベッド部2aの先端部側(ミシン縦胴部2bと反対側の方向)を向いてルーパ軸27の先端部に保持されている。そして、ルーパ軸27による前進移動により、最も近い右針23から中針22、左針21の順番で各針糸T1のループに挿入される。これにより、ルーパ25に沿ってその先端部まで案内されているルーパ糸T2が各針糸T1のループに挿入され、縫製が行われる。
(スプレッダ機構)
スプレッダ機構は、図1に示すように、ミシンアーム部2cの先端下部において針棒24に隣接して垂下装備された飾り糸案内28と、先端部で飾り糸T3が折り返されるように掛け渡されたスプレッダ26と、ミシン主軸の回転駆動力を同じ周波数のZ軸方向を中心とする往復揺動駆動力に変換してZ軸方向に沿ったスプレッダ26の基部に付与する図示しない周知の伝達機構とを備えている。
飾り糸案内28は、その下端部に長穴上の糸通し穴が形成されており、上方から糸通し穴に飾り糸T3が通されて、そこからさらにスプレッダ26に導かれるようになっている。
スプレッダ26の先端部はやや円弧状に湾曲しており、基端部を中心に往復揺動することにより先端部がおおむねY軸方向に沿って進退移動を行う。このスプレッダ26は、先端部をおおむねY軸方向に沿わせて前進させることで飾り糸T3の折り返し形状の内側領域を各縫い針21,22,23の針落ち位置となるように案内し、針落ち後に後退移動することで飾り糸T3を各縫い針21,22,23の並び方向に沿って掛け渡す。スプレッダ26は、上記進退移動を各縫い針21,22,23の上下動周期に合わせて行うことで被縫製物Cの上面に各縫い針21,22,23により鋸歯状に縫い込まれる。
(糸調子機構)
糸調子機構30は、図1に示すように、ミシン縦胴部2bの側面に配設されると共に各縫い針21,22,23の各針糸T1と飾り糸T3とルーパ糸T2に個別に対応して設けられた五つの糸調子31,32,33,34,35を備えている。各糸調子31〜35は、いずれも、糸を挟持するための一対の糸調子皿と、糸調子皿同士を圧接させる弾性体と、弾性体の圧接力を調節するつまみを備えている。かかる構成により各糸調子は、つまみで適正な圧接力に調節されつつ各糸を挟持することで繰り出し方向に抵抗力を付与し、各糸に適切な張力を発生させている。
なお、ルーパ糸T2は、図示しない糸供給源から繰り出され、糸調子35に掛け渡されてミシンベッド部2aの内部を伝ってルーパ25まで導かれている。
また、飾り糸T3は、図示しない糸供給源から繰り出され、糸調子34に掛け渡された後に、ミシンアーム部2cの基端部側の下部に設けられたルーパ糸ガイド36によりミシンアーム部2cの先端側に案内され、さらに、ミシンアーム部2cの先端部側面に設けられたルーパ糸調子37及び図示しないルーパ糸案内を介してスプレッダ26の先端部まで導かれている。
(糸潤滑部、第一の糸案内機構等)
糸潤滑部41は、図1に示すように、ミシンアーム部2cの基端部側面に設けられ、糸調子機構30を通過した各針糸T1を通過させることでこれらに潤滑油を供給する構造となっている。
第一の糸案内機構は、ミシンアーム部2cの側面であって糸潤滑部材41の下流側に設けられ、各針糸T1に個別に対応して三本の第一の糸案内42を備えている。
第一の糸案内42はいずれも棒状であってその長手方向がZ軸方向に沿うように支持されている。さらに、第一の糸案内42はその上端部に糸通し穴が形成されると共に上下に沿って移動調節し図示しない止めネジにより固定することができるように設けられている。また、三本の第一の糸案内42はX軸方向に沿って並んで配置され、これにより、三本の針糸T1はおよそX軸方向に沿って並んだ状態でミシンアーム部2cの先端部まで掛け渡された状態となる。
第二の糸案内43は、ミシンアーム部2cの先端部側面下部に配置されている。そして、第二の糸案内43は、三本の針糸T1が個別に通される三つの糸通し穴が設けられている。各縫い針21,22,23の並び方向に対応して、第二の糸案内43の三つの糸通し穴は、Y軸方向に沿って並んで形成されている。かかる第二の糸案内43の各糸通し穴に通された針糸T1は、各縫い針21,22,23に導かれるようになっている。
(第一の天秤機構)
第一の天秤機構は、図1に示すように、ミシンアーム部2cの側面であって第一の糸案内42と第二の糸案内43との間に配設されている。そして、この第一の天秤機構は、各針糸T1を個別に通す三つの糸通し穴を備えた先端部を上下に揺動させる揺動天秤51と、揺動天秤51の基端部をX軸回りに軸支すると共にミシン主軸の回転駆動力をX軸回りの往復揺動動駆動力に変換して揺動天秤51に付与する図示しない周知の伝達機構とを備えている。
揺動天秤51は、その先端部にX軸方向に並んで三つの糸通し穴が形成され、基端部を軸支する伝達機構がX軸回りの揺動駆動力を付与することから、先端部が円弧の軌跡を描きつつ上下動を行う。揺動天秤51の先端部の揺動範囲は伝達機構により調節可能であり、揺動天秤51の先端部がほぼZ軸方向に沿って揺動を行う範囲に調節されている。これにより、揺動天秤51の先端部は上死点位置と下死点位置とがそれぞれ一定の位置となるように調節されている。
また、揺動天秤51は、糸案内機構の第一の糸案内42と第二の糸案内43の間に配設され、各針糸T1は、それぞれ各第一の糸案内42の糸通し穴から、揺動天秤51の糸通し穴を介して、第二の糸案内43の糸通し穴まで到達するように掛け渡される。
そして、揺動天秤51の先端部が下死点位置にある場合に、糸案内機構の第一の糸案内42の各糸通し穴位置から第二の糸案内43の糸通し穴位置までを結ぶ直線よりも上方に位置しており、上死点位置では第一の糸案内42から第二の糸案内43を結ぶ直線からさらに遠ざかる位置となる。
従って、揺動天秤51は、その先端部が上死点に移動すると、第一の糸案内42から第二の糸案内43までの糸経路長が最大となり、各針糸T1について糸供給源から糸繰り出しを行うと共に布地側からの糸引き上げを行うこととなる。
(第二の天秤機構)
第二の天秤機構は、図1に示すように、ミシンアーム部2cの先端部上面に配設されている。そして、この第二の天秤機構は、各針糸T1を個別に通す三つの糸通し穴を備えた上端部を上下に揺動させる昇降天秤52と、ミシン主軸の回転駆動力をZ軸方向に沿った上下動駆動力に変換して揺動天秤51に付与する図示しない周知の伝達機構とを備えている。
昇降天秤52は、その先端部にX軸方向に並んで三つの糸通し穴が形成され、当該先端部は、第二の糸案内43の上方に配置されている。そして、糸案内機構の第一の糸案内42から昇降天秤52を介して第二の糸案内43に各針糸T1が掛け渡され、或いは、糸案内機構の第一の糸案内42から揺動天秤51及び昇降天秤52を介して第二の糸案内43に各針糸T1が掛け渡される。
このように、各針糸T1を掛け渡した状態において、昇降天秤52はその上死点に移動すると、第一の糸案内42から第二の糸案内43までの糸経路長が最大となり、各針糸T1について糸供給源から糸の繰り出しを行うと共に布地側からの糸引き上げを行うこととなる。
なお、第一の天秤機構と第二の天秤機構とは、それぞれ一方のみを単独で使用する場合と、双方を併用する場合とがあり、図1では第一の天秤機構を単独使用している状態を示している。
また、ミシン1は、上記の機構以外にも被縫製物Cを針板11とで挟持して被縫製物Cを押さえる押さえ機構や、被縫製物Cの下方から押さえ機構に向けて押さえ付けた状態で被縫製物Cを搬送する送り機構を備えている。
(第1の押動部材)
第1の押動部材6は、図2及び図3に示すように、三本の縫い針21,22,23の正面側(作業者から見て前方)に設けられ、中針22と右針23との間をX方向に往復運動する。第1の押動部材6は、シリンダやソレノイドにより構成され、制御部8から送信される駆動信号に基づいて、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を、作業者から見て中央に設けられた中針22の上下動経路よりも後方に押動させる。なお、第1の押動部材6は、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を押動するものであるため、スプレッダ26の移動経路よりも上方に設けられる。
具体的には、第1の押動部材6は、三本の縫い針21,22,23が下死点から上昇して上死点に到達した際(三本の縫い針21,22,23が図4に示す位置にある場合)に、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3のうち、中針22と右針23との間の飾り糸T3を押動する。
(第2の押動部材)
第2の押動部材7は、図2及び図3に示すように、三本の縫い針21,22,23の背面側(作業者から見て後方)に設けられ、中針22と右針23との間をX方向に往復運動する。第2の押動部材7は、シリンダやソレノイドにより構成され、制御部8から送信される駆動信号に基づいて、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3を、作業者から見て中針22の上下動経路よりも前方に押動させる。なお、第2の押動部材7は、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3を押動するものであるため、スプレッダ26の移動経路よりも下方に設けられる。
具体的には、第2の押動部材7は、左針21が飾り糸T3の前方を通過した際(三本の縫い針21,22,23が図5に示す位置にある場合)に、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3のうち、中針22と右針23との間の飾り糸T3を押動する。なお、第2の押動部材7は、第1の押動部材6よりも中針22寄りを往復移動する。
(制御部)
制御部8は、図6に示すように、各種処理を行うCPU81と、プログラムやデータが記憶されたメモリ82と、を備えている。
メモリ82には、CPU81が処理を行う作業エリア83と、処理に用いるデータを記録するデータエリア84と、種々の処理を行うためのプログラムが記憶されたプログラムエリア85と、が形成されている。
データエリア84には、被縫製物への縫製に関する縫製データ84aが記憶されている。この縫製データ84aには、針落ち位置の座標、針棒24の昇降のタイミング等が記憶されている。
プログラムエリア85には、三本の縫い針21,22,23が下死点から上昇して上死点に到達した際に第1の押動部材6を駆動させ、左針21が飾り糸T3の前方を通過した際に第2の押動部材7を駆動させる制御プログラム85aが記憶されている。
<縫い目形成方法>
次に、上記構成を有するミシン1を用いた縫い目形成方法について説明する。
ミシン1を用いて縫い目を形成する際には、制御部8が所定の縫製プログラムを実行することにより、図7及び図8に示すように、針上下動機構は、針糸T1がそれぞれに挿通された縫い針21,22,23を下降させて被縫製物Cを貫通させる(針下降ステップ:S1)。このとき、飾り糸T3を係止するスプレッダ26及びルーパ糸T2が挿通されたルーパ25は待機位置のままである。
次いで、図7及び図9に示すように、縫い針21,22,23が下死点に達すると、制御部8は、針上下動機構を制御して縫い針21,22,23を上昇させる(針上昇ステップ:S2)。このとき、制御部8は、縫い針21,22,23の上昇に同期してスプレッダ26及びルーパ25を駆動させることにより、スプレッダ26により針糸T1に飾り糸T3を交絡させるとともに、スプレッダ26による針糸T1への飾り糸T3の交絡に同期して、ルーパ25により被縫製物Cが載置される針板11の下方に貫通された針糸T1にルーパ糸T2を交絡させる(糸交絡ステップ:S3)。
そして、図7及び図10に示すように、縫い針21,22,23がさらに上昇して上死点に到達すると、制御部8は、第1の押動部材6を駆動させて、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも後方に押動させる(第1の押動ステップ:S4)。
第1の押動部材6の駆動が終了した後、制御部8は、再び針上下動機構を制御して、縫い針21,22,23を下降させる。そして、左針21が飾り糸T3の前方を通過した際に、制御部8は、第2の押動部材7を駆動させて、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも前方に押動させる(第2の押動ステップ:S5)。
第1の押動ステップS4と第2の押動ステップS5により、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3は、右針23及び中針22の上下動経路の後方を通るとともに左針21の上下動経路の前方を通り、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3は、左針21の上下動経路の後方を通り、中針22の上下動経路の前方を通り、右針23の上下動経路の後方を通る。
次いで、図11に示すように、縫い針21,22,23は再度下降を始めるが、三本の縫い針21,22,23のうち、左針21は、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aよりも糸供給源側の飾り糸T3の後方(作業者から離間する方向)を通って下降し、中針22及び右針23は、飾り糸T3の前方(作業者に近づく方向)を通って下降する。また、縫い針21,22,23の下降に同期して、スプレッダ26及びルーパ25は待機位置に戻り始める。
そして、図12に示すように、縫い針21,22,23がさらに下降する際、左針21及び右針23はスプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aよりも被縫製物C側の飾り糸T3の前方を通って下降し、中針22はスプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aよりも被縫製物C側の飾り糸T3の後方を通って下降する。
次いで、図13に示すように、縫い針21,22,23がさらに下降していくと、スプレッダ26の係止部26aに係止された飾り糸T3はその係止が外れ、ルーパ25は針糸T1のループから抜ける。
この手順を繰り返すことにより、被縫製物Cに飾り縫いが施され、被縫製物Cの上面には図14に示すような形状の縫い目が形成される。
<作用効果>
実施形態によるミシン1によれば、三本の縫い針21,22,23が下死点から上昇して上死点に到達すると、制御部8は、第1の押動部材6を駆動させることにより、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも後方に押動させる。また、左針21が飾り糸T3の前方を通過すると、制御部8は、第2の押動部材7を駆動させることにより、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3を、中針22の上下動経路よりも前方に押動させる。
これにより、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと糸供給源との間における飾り糸T3は、右針23及び中針22の上下動経路の後方を通るとともに左針21の上下動経路の前方を通り、スプレッダ26による飾り糸T3の係止部26aと被縫製物Cとの間における飾り糸T3は、左針21の上下動経路の後方を通り、中針22の上下動経路の前方を通り、右針23の上下動経路の後方を通る。よって、左針21と中針22との間で飾り糸T3が交差し、中針22と右針23との間で飾り糸T3が交差するため、左針21に挿通された針糸T1による縫い目と中針22に挿通された針糸T1による縫い目との間に、いずれの糸も通らない領域が形成されることがない。
従って、糸により被縫製物Cを押さえ付ける力を強くして、被縫製物Cの浮き上がりを抑制することができる。
ミシンの斜視図である。 飾り糸の押動について説明する図である。 飾り糸の押動について説明する図である。 第1の押動部材により飾り糸を押動するときの縫い針の位置を示す図である。 第2の押動部材により飾り糸を押動するときの縫い針の位置を示す図である。 制御部の構成ブロック図である。 縫い目形成のフローチャートである。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 縫い目形成時における各機構の動作を説明する図である。 形成された縫い目を示す図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における縫い目形成時の各機構の動作を説明する図である。 従来技術における形成された縫い目を示す図である。
符号の説明
1 ミシン
6 第1の押動部材
7 第2の押動部材
8 制御部
11 針板
21 左針(縫い針)
22 中針(縫い針)
23 右針(縫い針)
26 スプレッダ
26a 係止部
C 被縫製物
T1 針糸
T2 ルーパ糸
T3 飾り糸

Claims (2)

  1. 針糸がそれぞれに挿通され、被縫製物の送り方向に交差する方向に並設された三本の縫い針を上下動させる針上下動機構と、
    前記針上下動機構により、縫い針が被縫製物を貫通して下死点に到達した後、当該下死点から上昇する際に針糸に飾り糸を交絡させるスプレッダ機構と、
    前記スプレッダ機構による針糸への飾り糸の交絡に同期して、被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させるルーパ機構と、
    各機構の協働を制御して、被縫製物に縫い目を形成させる制御部と、
    を備えるミシンにおいて、
    前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、前記三本の縫い針のうち作業者から見て中央に設けられた中針の上下動経路よりも後方に押動する第1の押動部材と、
    前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも前方に押動する第2の押動部材と、
    を備え、
    前記制御部は、前記三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達した際に前記第1の押動部材を駆動させ、作業者から見て左側に設けられた左針が飾り糸の前方を通過した際に前記第2の押動部材を駆動させることを特徴とするミシン。
  2. 請求項1に記載のミシンを用いて被縫製物に縫い目を形成する縫い目の形成方法において、
    前記三本の縫い針を下降させて被縫製物を貫通させる針下降ステップと、
    前記針下降ステップにより前記三本の縫い針が下死点に到達した後、前記三本の縫い針を上昇させる針上昇ステップと、
    前記針上昇ステップにより前記三本の縫い針を下死点から上昇させる際に前記スプレッダ機構により針糸に飾り糸を交絡させるとともに、前記スプレッダ機構による針糸への飾り糸の交絡に同期して、前記ルーパ機構により被縫製物が載置される針板の下方に貫通された針糸にルーパ糸を交絡させる糸交絡ステップと、
    前記三本の縫い針が下死点から上昇して上死点に到達した際に、前記制御部により前記第1の押動部材を駆動させて、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と糸供給源との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも後方に押動させる第1の押動ステップと、
    前記左針が飾り糸の前方を通過した際に、前記制御部により前記第2の押動部材を駆動させて、前記スプレッダ機構による前記飾り糸の係止部と被縫製物との間における飾り糸を、前記中針の上下動経路よりも前方に押動させる第2の押動ステップと、
    を有することを特徴とする縫い目の形成方法。
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