JP2006190377A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 読み出しの誤動作を抑制した強誘電体メモリを提供する。
【解決手段】 通常メモリセルMCと、当該通常メモリセルに接続される複数の通常ビット線BLと、参照メモリセルMCREFと、当該参照メモリセルに接続される参照ビット線BLREFとを有する。ワード線が選択された時に、記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの電荷に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化する。更に、参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタDSREFと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタDS0,DS1とを含み、第1及び第2のトランジスタはゲートが参照ビット線BLREFに共通に接続されてカレントミラー回路10と、各通常ビット線にそれぞれ設けられ、前記通常ビット線の電位と前記参照ビット線の電位とに基づいて、前記通常ビット線の電位を増幅するプリアンプ回路PAとを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体メモリに関し、特に、強誘電体メモリを利用した不揮発性メモリの読み出し回路に関する。
強誘電体メモリ(FeRAM)は、メモリセルに強誘電体キャパシタを用いたメモリであり、電源をオフにしても記憶情報を保持することができる不揮発性メモリである。また、強誘電体メモリは、SRAMなどと同様に高速に且つ低消費電力でデータの読み書きが可能である。そのため、ICカード、ゲーム機、タグチップなどの記録媒体に広く利用されている。このような強誘電体メモリは、例えば、特許文献1,2に記載されている。
強誘電体メモリは、強誘電体キャパシタの分極作用を利用してデータを記憶する。例えば、書き込み時は、強誘電体キャパシタに正電圧を印加して正方向に分極させてデータ「0」を書き込み、負電圧を印加して負方向に分極させてデータ「1」を書き込む。読み出し時は、強誘電体キャパシタに正電圧を印加し、データ「0」のキャパシタは分極方向を反転せず、データ「1」のキャパシタは分極方向を反転し、それに伴ってビット線に流れ出る電荷の量の大小(データ「0」で電荷量小、データ「1」で電荷量大)により、ビット線の電位を高いレベルまたは低いレベル(データ「1」で高いレベル、データ「0」で低いレベル)にする。
強誘電体メモリには、メモリセルが2個のトランジスタと2個の強誘電体キャパシタからなる2トランジスタ・2キャパシタ型と、メモリセルが1個のトランジスタと1個の強誘電体キャパシタからなる1トランジスタ・1キャパシタ型とがある。2トランジスタ・2キャパシタは、2つのキャパシタに相補データを記録し、読み出し時ビット線対に相補信号を出力し、その相補信号がセンスアンプにより検出される。1トランジスタ・1キャパシタ型は、1つのキャパシタにデータを記録し、読み出し時に、ビット線に高いレベルと低いレベルのいずれかが出力され、センスアンプが、そのビット線レベルをレファレンスメモリセルで生成されたレファレンスレベルと比較し記憶データを検出する。1トランジスタ・1キャパシタ型はメモリセルの回路構成が簡単であるが、読み出し動作において、参照用のメモリセルによるレファレンスレベルと比較する必要があり、2トランジスタ・2キャパシタの場合に比較して検出マージンが小さくなる傾向にある。
特開2002−100183号公報 特開2001−118380号公報
ビット線の電位は、強誘電体キャパシタの電荷により変化させられるので、そのレベルは、ビット線容量とメモリセルの強誘電体キャパシタの容量との比により決定される。したがって、強誘電体キャパシタの容量値が均一に生成されることが必要である。特に、1トランジスタ・1キャパシタ型の場合は、ビット線に相補信号が出力されないので、メモリセルの強誘電体キャパシタの容量値を一定にする要請が大きい。ところが、強誘電体材料により形成される強誘電体キャパシタの容量値は、プロセスによるばらつきが大きく、それに伴って読み出し時のビット線の電位もばらつき、センスアンプの誤動作の原因になっている。
そこで、本発明の目的は、読み出しの誤動作を抑えることができる強誘電体メモリを提供することにある。
また、本発明の目的は、読み出しの誤動作を抑えることができる1トランジスタ・1キャパシタ型の強誘電体メモリを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面によれば、半導体メモリは、複数のワード線と、記憶用キャパシタをそれぞれ有する複数の通常メモリセルと、当該通常メモリセルに接続される複数の通常ビット線と、所定のデータを記憶するキャパシタを有する参照メモリセルと、当該参照メモリセルに接続される参照ビット線とを有する。そして、ワード線が選択された時に、記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの電荷に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化する。更に、参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタはゲートが前記参照ビット線に共通に接続されてカレントミラー回路を有する。
通常メモリセルが選択された時に、通常ビット線には通常メモリセルの記憶用キャパシタの状態に応じて異なる電荷が流れて当該ビット線の電位を異なるレベルにする。参照メモリセルの記憶用キャパシタには参照ビット線に多くの電荷を流すデータが記憶され、通常メモリセルの選択に伴って選択され、参照ビット線の電位をより高く変化させる。そして、カレントミラー回路により、参照ビット線の電位は第1のトランジスタのソース電位よりその閾値電圧高いレベルに制御され、通常ビット線の電位は、参照メモリセルと同じデータを記憶した通常メモリセルに対する通常ビット線は、参照ビット線の電位と同等レベルに制御され、参照メモリセルと異なるデータを記憶した通常メモリセルに対する通常ビット線は、第2のトランジスタのソース電位に制御される。従って、通常ビット線の電位は、ソース電位と同等の第1のレベルまたは、それより閾値電圧高い第2のレベルに、確実に制御される。よって、強誘電体キャパシタの容量値がばらついても、読み出し時のビット線電位のばらつきを防止することができる。
上記の第1の側面では更に、前記通常ビット線の電位と前記参照ビット線の電位とに基づいて、前記通常ビット線の電位を増幅するプリアンプ回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられる。このプリアンプ回路は、通常ビット線に生成される第1のレベルとそれより閾値電圧高い第2のレベルの電位とを、参照ビット線の電位と比較し、より大きな電位差に増幅する。第1トランジスタと第2のトランジスタのソース電位が同じであれば、参照ビット線の電位は常に第2のレベルに制御されるので、プリアンプ回路の増幅動作はより確実に行われる。
上記の第1の側面において、より好ましくは、更に、ドレインがプリチャージされ、ソースが前記通常ビット線に接続され、ゲートが前記参照ビット線に接続された増幅トランジスタを有するプリアンプ回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられる。このプリアンプ回路によれば、通常ビット線が第1のレベルの時は、増幅トランジスタが導通してドレインの電位をプリチャージレベルから大きく低下させ、通常ビット線が第2のレベルの時は、増幅トランジスタが導通せずにドレインの電位をプリチャージレベルまたはそれよりわずかに低下したレベルに保つ。これにより、通常ビット線の第1及び第2のレベルは、ソース電位プラス閾値電圧より低いレベルと、ソース電位プラス閾値電圧を超える高いレベルとに変換される。これにより、プリアンプ回路のドレインの電位は、後段に設けられるセンスアンプ回路により容易に検出され、電源レベルまで増幅される。
上記の第1の側面において、好ましくは、通常メモリセルは、ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタとを有する。そして、強誘電体キャパシタは、正方向に分極した状態と負方向に分極した状態とで、データを記憶する。また、参照メモリセルは、ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタとを有する。そして、参照メモリセルの強誘電体キャパシタには、負方向に分極した状態が記憶される。読み出し時には、強誘電体キャパシタに正方向の電圧が印加され、分極状態に応じて、電荷がビット線に流れる。正方向に分極した状態のキャパシタよりも負方向に分極した状態のキャパシタのほうが、ビット線により多くの電荷を流し、ビット線の電位をより高く変化させる。
本発明の側面によれば、カレントミラー回路により読み出し時のビット線の電位を、確実に第2のトランジスタの閾値電圧の差に制御することができる。よって、読み出しの誤動作を抑えることができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
本実施の形態を説明する前に、強誘電体キャパシタを利用した半導体メモリについて説明する。以下の例は、1トランジスタ・1キャパシタ型のメモリセルの強誘電体メモリである。
図1は、強誘電体キャパシタを利用した半導体メモリの構成図である。図1には、1本のワード線WLと、1本のプレート線PLと、2本の通常ビット線BL0,BL1と、1本の参照ビット線BLREFと、2個の通常メモリセルMC0,MC1と、1個の参照メモリセルMCREFとが示されている。各メモリセルMC0,MC1,MCREFは、ゲートがワード線に接続されソース・ドレインの一方の端子がビット線BL0.BL1.BLREFに接続されたセルトランジスタN0,N1,NREFと、セルトランジスタのソース・ドレインの他方の端子とプレート線PLとの間に設けられた強誘電体キャパシタF0,F1,FREFとを有する。つまり、このメモリセルは、1トランジスタ・1キャパシタ型である。
更に、通常ビット線BL0,BL1は、それぞれセンスアンプSA0,SA1に接続され、センスアンプSA0,SA1は、通常ビット線の電位と参照ビット線BLREFの電位とを比較して、通常ビット線の電位を検出し増幅する。
強誘電体メモリでは、書き込みを、強誘電体キャパシタに正または負の電圧を印加して正方向または負方向に分極させることで行い、一方、読み出しは、強誘電体キャパシタに正の電圧を印加した時の分極反転電流の有無を検出することで行う。また、読み出し時に強誘電体キャパシタが強制的に正方向に分極されるので、読み出しデータに対応させて再書き込みが行われる。
図1を参照しながら具体的に説明する。ワード線WLは図示しないワードドライバ回路にそれぞれ個別に接続され、プレート線PLは図示しないプレートドライバ回路に共通に接続される。更に、図示しない書き込み回路がセンスアンプと並列に設けられ、入力データに応じて対応する通常ビット線BL0,BL1をHレベルまたはLレベルに駆動する。
書き込み時において、ワード線WLがHレベルに駆動され、それに接続されたセルトランジスタN0,N1,NREFを導通させる。そして、通常ビット線とプレート線との間に正の電圧または負の電圧を印加することにより、強誘電体キャパシタF0,F1に正の電圧または負の電圧が印加され、正方向または負方向の分極状態にされ、入力データが書き込まれる。通常メモリセルにデータ「0」を書き込む場合は、ビット線BLを0Vにプレート線PLを電源レベル(VDDレベル)にし(正の電圧)、データ「1」を書き込む場合は、ビット線BLをVDDレベルにプレート線PLを0Vにする(負の電圧)。具体的には、ビット線BLを入力データに応じたレベルにした状態で、プレート線PLを0VとVDDレベルとに変化させ、それぞれのメモリセルの強誘電体キャパシタを正方向または負方向に分極させる。この分極方向は、書き込み動作後も保持され、電源オフでもデータが保持される不揮発性メモリとなる。
図2は、図1の半導体メモリの読み出し動作の波形図である。読み出し動作では、ビット線の電位をグランドレベル(0V)した状態で、ワード線WLをHレベルに駆動してセルトランジスタを導通させ(図2の時間T1)、その後プレート線PLをHレベルに駆動する(時間T2)。これにより、強誘電体キャパシタF0,F1,FREFには、正の電圧が印加されることになる。この電圧印加により、正方向に分極(データ「0」を記憶)していた通常メモリセルMC0の強誘電体キャパシタF0は、書き込み時と同じ極性の正の電圧が印加されるので、分極の反転は起こらず、ビット線BL0にわずかな電荷が流れ出るのみで、ビット線BL0の電位はわずかしか上昇しない。それに対して、負方向に分極(データ「1」を記憶)していた通常メモリセルMC0の強誘電体キャパシタF1は、書き込み時と逆極性の正の電圧が印加されるので、分極の反転が起きて、大きな反転電荷がビット線BL1に流れ出て、ビット線BL1の電位は大きく上昇する。
一方、参照メモリセルMCREFの参照強誘電体キャパシタFREFには、データ「0」が書き込まれるが、通常メモリセルの強誘電体キャパシタよりも面積が大きく形成されている。したがって、ワード線WLのHレベルへの駆動により参照強誘電体キャパシタFREFには、正の電圧が印加され分極の反転は生じないが、面積が大きいので、参照ビット線BLREFにはデータ「0」の通常ビット線電位よりも大きく上昇し、データ「1」の通常ビット線電位よりも小さく上昇する。つまり、参照ビット線BLREFは中間電位に上昇する。そして、センスアンプSA0,SA1が活性化されると(時間T3)、通常ビット線BL0,BL1の電位が参照ビット線BLREFの電位を基準に検出され、増幅されて、グランド電位(0V)と電源レベル(VDDレベル)とにされる。
以上で読み出し動作は終了するが、この状態では、全ての強誘電体キャパシタが正の電圧による正方向の分極状態になっているので、この破壊された状態を戻すために、再書き込みが行われる。つまり、プレート線PLがHレベルの間は、ビット線がLレベルになっているメモリセル、つまりデータ「0」が書き込まれていたセルの強誘電体キャパシタは、正の電圧が印加されているので、書き込み時と同じ状態になる。その後、図示しない書き込み回路により、センスアンプで検出した電圧をビット線に印加すると共に、プレート線PLをLレベルに下げると(時間T4)、データ「1」が書き込まれていたメモリセルの強誘電体キャパシタには、そのビット線がHレベルであるので、負の電圧が印加され、再書き込みが行われる。このとき、データ「0」側の強誘電体キャパシタには、ビット線がLレベル、プレート線がLレベルであるので、分極の逆転は生じず、正方向の分極状態を維持する。再書き込み動作が終了すると、ワード線WLがLレベルに戻される(時間T5)。なお、参照ビット線BLREFは、図示しない再書き込み回路によりグランドレベルに駆動され、データ「0」が参照メモリセルに書き込まれる。
以上のように、読み出し動作では、強誘電体キャパシタの分極の反転または非反転により、通常ビット線BL0,BL1に大きな電位上昇または小さな電位上昇を生じさせ、一方で、参照ビット線BLREFにはその中間の電位上昇を生じさせ、それらの差をセンスアンプで検出する。従って、強誘電体キャパシタの容量値がばらつくと、ビット線に発生する電位上昇の幅もばらつき、センスアンプの誤動作を誘発する。しかし、強誘電体キャパシタの強誘電体層はプロセスのばらつきを受けやすく、その容量値のばらつきを抑えることは困難である。
図3は、本実施の形態における半導体メモリの構成図である。通常メモリセルMC0,MC1と、ワード線WL、プレート線PL、通常ビット線BL0,BL1の構成は、図1と同じである。参照メモリセルMCREFは、セルトランジスタNREFと参照強誘電体キャパシタFREFを有し、この参照強誘電体キャパシタFREFは通常メモリセルの強誘電体キャパシタF0,F1と同じ面積、同じ構造である。そして、参照メモリセルMCREFには、常に負の電圧印加による負方向の分極状態(データ1)が書き込まれる。したがって、読み出し時において、参照ビット線BLREFには、データ「1」のメモリセルのビット線と同じようにより大きな電位上昇が生じる。
本実施の形態のメモリでは、読み出し動作をより安定的にするために、カレントミラー回路10を設けている。つまり、カレントミラー回路10は、参照ビット線BLREFにゲートとドレインが接続された第1のトランジスタDSREFと、通常ビット線BL0,BL1にドレインが接続され、参照ビット線BLREFにゲートが接続された複数の第2のトランジスタDS0,DS1とを有し、これらのトランジスタのソースは、共通の電源、例えばグランド電源に接続される。第1のトランジスタDSREF、第2のトランジスタDS0,DS1は、全て同じゲート電位に接続されているので、そのドレイン電流は、トランジスタのサイズの比になる。つまり、同じトランジスタサイズであれば、それらのドレイン電流は全て等しくなる。
今仮に、通常メモリセルMC0がデータ「0」(正方向の分極)を、MC1がデータ「1」(負方向の分極)をそれぞれ記憶するものとする。参照メモリセルMCREFには、前述のとおり、データ「1」(負方向の分極)が記憶される。読み出し動作において、ワード線WLをHレベルに駆動すると、各メモリセルのセルトランジスタが導通する。その後、プレート線PLをHレベルに駆動すると、データ「0」(正方向の分極)のメモリセルMC0からビット線BL0に流出する電荷量は少なく、ビット線BL0の電位上昇は少ない。一方、データ「1」(負方向の分極)のメモリセルMC1,MCREFからビット線BL1,BLREFに流出する電荷量は多く、ビット線BL0,BLREFの電位上昇を大きい。
このとき、カレントミラー回路10において、参照ビット線BLREFに接続されている第1のトランジスタDSREFが導通して、参照ビット線BLREFの電位を低下させ、その電位は、ソース電位であるグランド電位から第1のトランジスタDSREFの閾値電圧分だけ高いレベルになる。この参照ビット線BLREFは、第2のトランジスタ群DS0,DS1のゲートにも接続されているので、第2のトランジスタDS0の導通により通常ビット線BL0はほぼグランドレベルまで低下し、第2のトランジスタDS1の導通により通常ビット線BL1はソース電位であるグランド電位から第2のトランジスタDS1の閾値電圧分だけ高いレベルになる。つまり、トランジスタDSREFとトランジスタDS1とが同じゲート電位になっているので、それらのトランジスタサイズが同じであれば、同じ電流だけ流すことになる。そのため、同じデータ「1」が記憶されている通常メモリセルの通常ビット線BL1と参照ビット線BLREFとは、同じ挙動を行い、同じ電位のグランド電位から閾値電圧高いレベルに制御される。これがカレントミラー回路による作用である。
そのため、通常メモリセルの強誘電体キャパシタの容量値が多少ばらついても、データ「1」が記憶されているメモリセルの通常ビット線電位は、常に、参照ビット線電位と同じレベルに制御され、データ「0」が記憶されているメモリセルの通常ビット線電位はソース電源電位に制御される。よって、読み出し動作を安定させることができる。
図3に示された実施の形態では、更に、カレントミラー回路10により所定の電位に制御された通常ビット線の電位が、それぞれに設けられたプリアンプ回路PA0,PA1により増幅される。つまり、カレントミラー回路10の制御により、通常ビット線の電位は、グランドレベルか閾値電圧レベルにされる。しかし、このような電位差を検出するためには、閾値電圧の1/2の基準電位を使用することが考えられるが、かかる基準電位を生成は容易でない。そこで、プリアンプ回路PA0,PA1は、通常ビット線電位のグランドレベルと閾値電圧レベルとを増幅して、閾値電圧レベルより低いレベルと高いレベルとにレベルシフトする。
具体的には、プリアンプ回路PA0,PA1は、ソースが電源に接続されゲートにプリチャージ信号VPRが印加されるPチャネルのプリチャージトランジスタPR0,PR1と、ゲートが参照ビット線BLREFにソースが通常ビット線BL0,BL1にそれぞれ接続される増幅用トランジスタCT0,CT1とで構成される。そして、プリチャージ信号VPRがLレベルになるときに、プリチャージトランジスタPR0,PR1が導通し、プリチャージノードPN0,PN1が電源レベルにプリチャージされる。
この状態で、ワード線WLがHレベルに駆動され読み出し動作が始まると、前述のカレントミラー回路10の制御により、参照ビット線BLREFは閾値電圧レベルに、通常ビット線BL0はグランドレベルに、そして、通常ビット線BL1は閾値電圧レベル(参照ビット線と同じレベル)にされる。そこで、プリアンプPA0の増幅トランジスタCT0は導通して、プリチャージノードPN0をグランドレベルまで低下させる。一方、プリアンプPA1の増幅トランジスタCT1は非導通となり、プリチャージノードPN1は多少低下するに止まる。つまり、プリアンプの増幅トランジスタは、参照ビット線電位と通常ビット線電位とを比較し、その比較結果に応じてプリチャージノードを低下させるか、させないかの制御を行う。
そして、プリアンプPA0,PA1のプリチャージノードPN0,PN1が、インバータ回路からなるセンスアンプSA0,SA1に入力され、電源レベルまで増幅される。このセンスアンプ回路は、クロックに同期しない通常のCMOSインバータ回路でもよく、また、クロックに同期して活性化されるCMOSインバータ回路でもよい。プリアンプが通常ビット線電位を、センスアンプの閾値電圧より高いレベルと低いレベルに増幅しているので、センスアンプは容易にレベルを検出することができる。
更に、図3の実施の形態では、書き込み回路WA0,WA1が設けられ、センスアンプSA0,SA1の出力SAoutが書き込み回路を経由して、通常ビット線BL0,BL1にフィードバックされて、再書き込みが行われる。この書き込み回路は、書き込み信号WEに応答して、読み出し時の再書き込み回路または書き込み時の書き込み回路に切り替えられる。書き込み回路WA0,WA1が再書き込み回路にされると、センスアンプ出力SAoutが対応する通常ビット線に反転して転送される。そして、プレート線PLがHレベルからLレベルに駆動されることで、通常ビット線BL0,BL1にフィードバックされたレベルに応じて、通常メモリセルの強誘電体キャパシタに再書き込みが行われる。
図4は、本実施の形態の読み出し動作の波形図である。再度、波形図を参照しながら動作を説明する。まず、時間T1にて、Lレベルのプリチャージ信号VPRにより、プリチャージトランジスタPR0,PR1が共に導通して、プリチャージノードPN0,PN1が電源レベルまでプリチャージされる。この状態から、時間T2で、ワード線WLがHレベルに駆動され、各メモリセルのセルトランジスタN0,N1,NREFが導通する。そこで、プレート線PLをLレベルからHレベルに駆動すると、全てのメモリセルの強誘電体キャパシタF0,F1,FREFに、正方向の電圧が印加される。データ「0」のメモリセルMC0のキャパシタF0は分極の反転が生じないので、ビット線BL0の電位上昇はわずかである。それに対して、データ「1」のメモリセルMC1、MCREFのキャパシタF1,FREFは共に分極反転が生じて、大きな反転電荷がビット線に流れ、ビット線BL1,BLREFの電圧上昇は大きい。図中は、データ「0」「1」に対応させて通常ビット線BLの電位上昇が示されている。
この時の参照ビット線BLREFの電位上昇により、プリアンプPA0,PA1の増幅トランジスタCT0,CT1が共に導通し、両プリチャージノードPN0,PN1の電位が低下する。しかし、通常ビット線BL1は参照ビット線BLREFと同様の挙動をするので、プリアンプPA1の増幅トランジスタCT1はやがて非導通になり、プリチャージノードPN1の低下は停止する。一方、プリアンプPA0のプリチャージノードPN0のみがグランドレベルまで低下する。
通常ビット線BL0,BL1の電位は、前述したとおり、グランドレベルと閾値電圧レベルVthに制御される。そして、プリチャージノードPN0は、グランドレベル近くまで低下し、プリチャージノードPN1は、電源レベルに近いレベルに維持される。そこで、時間T4で、プリチャージノードPN0がセンスアンプの閾値レベルより低くなると、センスアンプSA0の出力SAoutが電源レベルまで上昇し、センスアンプSA1の出力SAoutはグランドレベルに維持される。
この状態で、データ「0」を記憶していたメモリセルMC0の強誘電体キャパシタF0には正の電圧が印加されて正方向に分極しているので、プレート線PLがHレベルの間に再書き込み済みである。一方、時間T5にて書き込み回路WA0,WA1が再書き込み回路に制御され、プレート線PLがLレベルに駆動されると、ビット線データ「1」を記憶していたメモリセルMC1とMCREFの強誘電体キャパシタF1,FREFは、負の電圧が印加され、分極状態が反転されて負方向に分極され、再書き込みが行われる。再書き込みが終了すると、時間T6にてワード線WLがLレベルに戻され、書き込み動作が完了する。
なお、参照メモリセルMCREF側には、再書き込み回路WAREFが設けられ、時間T5のタイミングで、再書き込み信号/WEのLレベルに応答して、そのPチャネルトランジスタが導通し、参照ビット線BLREFが電源レベルVDDに駆動される。そして、プレート線PLのLレベル駆動により、参照メモリセルの強誘電体キャパシタFREFには、負の電圧が印加され、負方向に分極されて、再書き込みが行われる。参照ビット線側は、そのレベルを検出する必要がないので、プリアンプやセンスアンプを設ける必要がなく、再書き込みのタイミングで参照ビット線BLREFをHレベルに駆動する回路があれば良い。
上記の実施の形態では、1トランジスタ・1キャパシタ型の強誘電体メモリに適用した。このタイプは、メモリセルの回路構成が簡単であるので、大容量化に適している。そして、本実施の形態のカレントミラー回路10を使用することにより、強誘電体キャパシタの容量値にばらつきがあっても、その通常ビット線BLREFの電位を常にグランドレベルまたは閾値電圧Vthレベルにすることができ、読み出し動作の誤動作を抑制することができる。
更に、上記の実施の形態のカレントミラー回路10は、強誘電体キャパシタを使用しない他のタイプの半導体メモリにも適用することができる。但し、強誘電体材料を使用しないシリコン酸化膜を使用するキャパシタの場合は、現在のプロセスでもその容量値のばらつきは少ないので、強誘電体キャパシタを使用したメモリの場合ほど、カレントミラー回路10による誤動作防止のメリットは多くない。

以上の実施の形態をまとめると、次の付記のとおりである。
(付記1)複数のワード線と、
記憶用キャパシタをそれぞれ有する複数の通常メモリセルと、
当該通常メモリセルにそれぞれ接続される複数の通常ビット線と、
所定のデータを記憶する参照キャパシタを有する参照メモリセルと、
当該参照メモリセルに接続される参照ビット線とを有し、
前記ワード線が選択された時に、前記記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの電荷に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化し、
更に、前記参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタはゲートが前記参照ビット線に共通に接続されているカレントミラー回路と、
各通常ビット線にそれぞれ設けられ、前記通常ビット線の電位と前記参照ビット線の電位とに基づいて、前記通常ビット線の電位を増幅するプリアンプ回路とを有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)付記1において、
更に、ドレインがプリチャージされ、ソースが前記通常ビット線に接続され、ゲートが前記参照ビット線に接続された増幅トランジスタを有するプリアンプ回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
(付記3)付記1または2のいずれかにおいて、
前記プリアンプ回路の出力が入力され、当該入力レベルを増幅するセンスアンプが、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
(付記4)付記3において、
更に、前記センスアンプの出力を、再書き込みのタイミングで対応する通常ビット線に印加する再書き込み回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
(付記5)付記1〜4のいずれかにおいて、
前記通常メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記記憶用キャパシタとを有し、
更に、参照メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記参照キャパシタとを有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記6)付記5において、
前記参照メモリセルの強誘電体キャパシタは、通常メモリセルの強誘電体キャパシタと同等の構造を有し、読み出し時の電圧状態とは逆の電圧により書き込みが行われることを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)複数のワード線と、
前記ワード線に接続されるセルトランジスタと、当該セルトランジスタに接続される記憶用強誘電体キャパシタとそれぞれ有する複数の通常メモリセルと、
当該通常メモリセルにそれぞれ接続される複数の通常ビット線と、
前記ワード線に接続されるセルトランジスタと、当該セルトランジスタに接続され、逆極性の分極状態を記憶する参照強誘電体キャパシタを有する参照メモリセルと、
当該参照メモリセルに接続される参照ビット線と、
前記強誘電体キャパシタの反対側の端子に接続されるプレート線とを有し、
前記ワード線が選択された時に、前記記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの分極状態に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化し、
更に、前記参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタはゲートが前記参照ビット線に共通に接続されているカレントミラー回路と、
ドレインがプリチャージされ、ソースが前記通常ビット線にそれぞれ接続され、ゲートが前記参照ビット線に接続された増幅トランジスタを有するプリアンプ回路と、
前記プリアンプ回路の出力がそれぞれ入力され、当該入力レベルを増幅するセンスアンプとを有する強誘電体半導体メモリ。
(付記8)付記7において、
更に、前記センスアンプの出力を、再書き込みのタイミングで対応する通常ビット線に印加する再書き込み回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
(付記9)付記7または8において、
前記通常メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記記憶用キャパシタとを有し、
更に、参照メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記参照キャパシタとを有することを特徴とする半導体メモリ。
強誘電体キャパシタを利用した半導体メモリの構成図である。 図1の半導体メモリの読み出し動作の波形図である。 本実施の形態における半導体メモリの構成図である。 本実施の形態の読み出し動作の波形図である。再度、波形図を参照しながら動作を説明する。
符号の説明
WL:ワード線、BL:通常ビット線、BLREF:参照ビット線
MC:通常メモリセル、MCREF:参照メモリセル
10:カレントミラー回路、DSREF:第1のトランジスタ、
DS0,DS1:第2のトランジスタ
PA0,PA1:プリアンプ、SA0,SA1:センスアンプ

Claims (6)

  1. 複数のワード線と、
    記憶用キャパシタをそれぞれ有する複数の通常メモリセルと、
    当該通常メモリセルにそれぞれ接続される複数の通常ビット線と、
    所定のデータを記憶する参照キャパシタを有する参照メモリセルと、
    当該参照メモリセルに接続される参照ビット線とを有し、
    前記ワード線が選択された時に、前記記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの電荷に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化し、
    更に、前記参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタはゲートが前記参照ビット線に共通に接続されているカレントミラー回路と、
    各通常ビット線にそれぞれ設けられ、前記通常ビット線の電位と前記参照ビット線の電位とに基づいて、前記通常ビット線の電位を増幅するプリアンプ回路とを有することを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1において、
    更に、ドレインがプリチャージされ、ソースが前記通常ビット線に接続され、ゲートが前記参照ビット線に接続された増幅トランジスタを有するプリアンプ回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項1または2のいずれかにおいて、
    前記プリアンプ回路の出力が入力され、当該入力レベルを増幅するセンスアンプが、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項3において、
    更に、前記センスアンプの出力を、再書き込みのタイミングで対応する通常ビット線に印加する再書き込み回路が、各通常ビット線にそれぞれ設けられることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記通常メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記記憶用キャパシタとを有し、
    更に、参照メモリセルは、前記ワード線に接続される1つのセルトランジスタと当該セルトランジスタに接続される強誘電体キャパシタからなる前記参照キャパシタとを有することを特徴とする半導体メモリ。
  6. 複数のワード線と、
    前記ワード線に接続されるセルトランジスタと、当該セルトランジスタに接続される記憶用強誘電体キャパシタとそれぞれ有する複数の通常メモリセルと、
    当該通常メモリセルにそれぞれ接続される複数の通常ビット線と、
    前記ワード線に接続されるセルトランジスタと、当該セルトランジスタに接続され、逆極性の分極状態を記憶する参照強誘電体キャパシタを有する参照メモリセルと、
    当該参照メモリセルに接続される参照ビット線と、
    前記強誘電体キャパシタの反対側の端子に接続されるプレート線とを有し、
    前記ワード線が選択された時に、前記記憶用キャパシタ及び参照キャパシタの分極状態に応じて前記通常ビット線及び参照ビット線の電位が変化し、
    更に、前記参照ビット線にドレインが接続された第1のトランジスタと、前記複数の通常ビット線にそれぞれのドレインが接続された複数の第2のトランジスタとを含み、前記第1及び第2のトランジスタはゲートが前記参照ビット線に共通に接続されているカレントミラー回路と、
    ドレインがプリチャージされ、ソースが前記通常ビット線にそれぞれ接続され、ゲートが前記参照ビット線に接続された増幅トランジスタを有するプリアンプ回路と、
    前記プリアンプ回路の出力がそれぞれ入力され、当該入力レベルを増幅するセンスアンプとを有する強誘電体半導体メモリ。
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