JP2006188611A - アルキレンオキシド付加組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 安全性に優れ、かつ低臭気のアルキレンオキサイド付加組成物を提供する。
【解決手段】 アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、ジエチレングリコールが20ppm以下、アルデヒド含量が2ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下であるアルキレンオキシド付加組成物であって、好ましくは、低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)を得た後に、触媒を追加して、減圧下でストリッピングを行った後、更にアルキレンオキシドを付加反応させて高分子量アルキレンオキサイド付加組成物とし、その後、精製工程を経て得られる。
【選択図】 なし
【解決手段】 アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、ジエチレングリコールが20ppm以下、アルデヒド含量が2ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下であるアルキレンオキシド付加組成物であって、好ましくは、低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)を得た後に、触媒を追加して、減圧下でストリッピングを行った後、更にアルキレンオキシドを付加反応させて高分子量アルキレンオキサイド付加組成物とし、その後、精製工程を経て得られる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、アルキレンオキシド付加組成物に関する。さらに詳しくは、未反応物および副生成物の少ないアルキレンオキシド付加組成物に関する。
従来、アルキレンオキシド付加物は医薬品の添加剤、化粧品原料等として広く使用されている。
従来のアルキレンオキシド付加物は、通常、アルカリ触媒を用いてアルキレンオキシドを低分子量アルコールなどに付加反応させて製造される。しかしながら、従来の方法では、未反応アルキレンオキシドが残存したり、ジオキサンが副生(非特許文献1参照)したり、アルカリ触媒を除去する精製工程で高温で空気と接触するため過酸化物やアルデヒド化合物が副生することが多く、それらの不純物による経口毒性、発ガン性または皮膚刺激性等の安全性と、さらには製品の臭気に関する問題があった。
J.Am.Chem.Soc.、79,897(1957)
従来のアルキレンオキシド付加物は、通常、アルカリ触媒を用いてアルキレンオキシドを低分子量アルコールなどに付加反応させて製造される。しかしながら、従来の方法では、未反応アルキレンオキシドが残存したり、ジオキサンが副生(非特許文献1参照)したり、アルカリ触媒を除去する精製工程で高温で空気と接触するため過酸化物やアルデヒド化合物が副生することが多く、それらの不純物による経口毒性、発ガン性または皮膚刺激性等の安全性と、さらには製品の臭気に関する問題があった。
J.Am.Chem.Soc.、79,897(1957)
本発明の課題は、安全性と臭気が従来よりも改善されたアルキレンオキシド付加組成物を提供することである。
本発明者等は、上記問題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、 アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、ジエチレングリコールが20ppm以下、アルデヒド含量が2ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下であるアルキレンオキシド付加組成物(A);および、該アルキレンオキシド付加組成物を含有してなる医薬品用または香粧品用添加剤;である。
すなわち本発明は、 アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、ジエチレングリコールが20ppm以下、アルデヒド含量が2ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下であるアルキレンオキシド付加組成物(A);および、該アルキレンオキシド付加組成物を含有してなる医薬品用または香粧品用添加剤;である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、ジオキサン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、アルデヒドおよび未反応アルキレンオキシドの含有量が少ないので、安全性および臭気に優れる。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物(A)は、通常、活性水素原子含有基を有する低分子化合物を開始化合物として、アルカリ性触媒または酸性触媒の存在下に、炭素数2〜8、好ましくは炭素数2〜4のアルキレンオキシドを付加反応させて得られる。
アルキレンオキシドとしては、例えばエチレンオキシド(以下、EOと略記)、1,2−プロピレンオキシド(以下、POと略記)、1,3−プロピレンオキシド、および1,2−ブチレンオキシド等が挙げられる。アルキレンオキシド付加モル数は特に限定されるものではないが、好ましくは20〜1,000モルであり、さらに好ましくは40〜500モルである。
(A)の数平均分子量(以下、Mnと略記、ゲルパーミュエションクロマトグラフィーによる測定値)は、好ましくは1,100〜45,000、さらに好ましくは1,500〜20,000である。
アルキレンオキシドとしては、例えばエチレンオキシド(以下、EOと略記)、1,2−プロピレンオキシド(以下、POと略記)、1,3−プロピレンオキシド、および1,2−ブチレンオキシド等が挙げられる。アルキレンオキシド付加モル数は特に限定されるものではないが、好ましくは20〜1,000モルであり、さらに好ましくは40〜500モルである。
(A)の数平均分子量(以下、Mnと略記、ゲルパーミュエションクロマトグラフィーによる測定値)は、好ましくは1,100〜45,000、さらに好ましくは1,500〜20,000である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、好ましくは2ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、好ましくは10ppm以下、ジエチレングリコール含量が20ppm以下、好ましくは10ppm以下、かつアルデヒド含量が2ppm以下、好ましくは1ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下、好ましくは0.2ppm以下である。
ジオキサン含量が4ppm超、エチレングリコール含量が20ppm超、ジエチレングリコールが20ppm超、アルデヒド含量が2ppm超、または未反応アルキレンオキシド含量が1ppm超であると、医薬品用または香粧品用添加剤として使用した時の安全性、特に皮膚刺激性もしくは臭気が悪くなり好ましくない。
ジオキサン含量が4ppm超、エチレングリコール含量が20ppm超、ジエチレングリコールが20ppm超、アルデヒド含量が2ppm超、または未反応アルキレンオキシド含量が1ppm超であると、医薬品用または香粧品用添加剤として使用した時の安全性、特に皮膚刺激性もしくは臭気が悪くなり好ましくない。
本発明における、ジオキサン含量、エチレングリコール含量、ジエチレングリコール含量および未反応アルキレンオキシド含量はいずれもガスクロマトグラフィーで測定できる。
アルデヒド含量は、アセチルアセトン試液の検量線から分光光度計で求めたアルデヒド含量で測定できる。
上記測定法における各成分の検出限界は、ジオキサン含量が2ppm、エチレングリコール含量が10ppm、ジエチレングリコール含量が10ppm、アルデヒド含量が0.1ppm、および未反応アルキレンオキシド含量が0.2ppmである。
アルデヒド含量は、アセチルアセトン試液の検量線から分光光度計で求めたアルデヒド含量で測定できる。
上記測定法における各成分の検出限界は、ジオキサン含量が2ppm、エチレングリコール含量が10ppm、ジエチレングリコール含量が10ppm、アルデヒド含量が0.1ppm、および未反応アルキレンオキシド含量が0.2ppmである。
更に本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、アルカリ金属原子の含有量が好ましくは20ppm未満、さらに好ましくは10ppm以下である。20ppm以上であると、医薬品用または化粧品用添加剤として使用した際、最終製品の金属含量が増え安全性が損なわれるので好ましくない。
アルカリ金属原子の含有量は、原子吸光法により測定される。測定機器は例えば原子吸光分光光度計AA−6700F(島津製作所製)を用いることができる。
アルカリ金属原子の含有量は、原子吸光法により測定される。測定機器は例えば原子吸光分光光度計AA−6700F(島津製作所製)を用いることができる。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物の好ましい製造方法は、2段階でアルキレンオキシドを付加反応させる工程と、減圧下で未反応物と副生成物を除去するためのストリッピング工程を含む製造方法であり、例えば、エチレングリコールまたはジエチレングリコールの重量に基づき0.005〜0.1重量%(好ましくは0.008〜0.08重量%)のアルカリ金属化合物を触媒とし、エチレングリコールまたはジエチレングリコールにアルキレンオキシドを付加反応させて数平均分子量200〜1,000の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)を得た後に、(A1)の重量に基づいて0.005〜0.2重量%(好ましくは0.008〜0.15重量%)のアルカリ金属化合物を追加して、減圧下でストリッピングを行った後、更にアルキレンオキシドを付加反応させて高分子量アルキレンオキサイド付加組成物(A2)とし、その後、精製工程を経て目的とするアルキレンオキシド付加組成物を得る製造方法である。
1段目の反応で得られる低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)の、数平均分子量は副生成物の発生が少ないという観点から好ましくは200〜1,000であり、さらに好ましくは400〜800である。
2段目の反応で得られる高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2)の、数平均分子量は医薬品用又は化粧品用添加剤としての物性の観点から好ましくは1,100〜45,000であり、さらに好ましくは1,500〜20,000である。
2段目の反応で得られる高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2)の、数平均分子量は医薬品用又は化粧品用添加剤としての物性の観点から好ましくは1,100〜45,000であり、さらに好ましくは1,500〜20,000である。
触媒として使用するアルカリ金属化合物としては、アルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなど)、アルカリ金属炭酸塩(炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムなどアルカリ金属酸化物(酸化ナトリウムおよび酸化カリウムなど)、アルカリ金属アルコキシド(ナトリウムメトキシドおよびカリウムメトキシドなど)およびアルカリ金属硫酸化物(硫酸ナトリウムおよび硫酸カリウムなど)が挙げられる。
触媒の量は、1段目および2段目の反応において0.005重量%以上であればアルキレンオキシドの付加反応速度が早く、それぞれの上限の重量%以下であると触媒の残査が少なくなり好ましい。
触媒の量は、1段目および2段目の反応において0.005重量%以上であればアルキレンオキシドの付加反応速度が早く、それぞれの上限の重量%以下であると触媒の残査が少なくなり好ましい。
低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)は、具体的には、以下の(1−1)〜(1−3)の順で製造できる。
(1−1)開始化合物および触媒を仕込んだ後、予め反応槽内を減圧窒素置換を好ましくは2回以上行い、酸素濃度100ppm以下としておく。
(1−2)減圧度−0.05MPa以下、温度80〜150℃で15分〜2時間、脱水する。脱水工程の終点は水分が0.5%以下、好ましくは0.1%以下である。
(1−3)好ましくは減圧度−0.080〜−0.098MPaとしてアルキレンオキシドの投入を始め、好ましくは圧力0.5MPa以下を保持しながら投入する。
反応温度は好ましくは80〜200℃であり、さらに好ましくは100〜180℃である。80℃未満であるとアルキレンオキシドの付加反応が遅いので好ましくない。200℃を超えると、生成物が分解し副生成物が増えるため好ましくない。
(1−1)開始化合物および触媒を仕込んだ後、予め反応槽内を減圧窒素置換を好ましくは2回以上行い、酸素濃度100ppm以下としておく。
(1−2)減圧度−0.05MPa以下、温度80〜150℃で15分〜2時間、脱水する。脱水工程の終点は水分が0.5%以下、好ましくは0.1%以下である。
(1−3)好ましくは減圧度−0.080〜−0.098MPaとしてアルキレンオキシドの投入を始め、好ましくは圧力0.5MPa以下を保持しながら投入する。
反応温度は好ましくは80〜200℃であり、さらに好ましくは100〜180℃である。80℃未満であるとアルキレンオキシドの付加反応が遅いので好ましくない。200℃を超えると、生成物が分解し副生成物が増えるため好ましくない。
高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2)は、具体的には、以下の(2−1)〜(2−3)の順で製造できる。
(2−1)一旦温度150℃以下に下げ、触媒追加した後、再度窒素置換を行い酸素濃度100ppm以下としておく。(一旦取り出して再度仕込み直してもよい)
(2−2)窒素置換の後、減圧度−0.05MPa以下、好ましくは−0.08MPa以下であり、温度80〜150℃、好ましくは100〜130℃で15分〜2時間、好ましくは30〜1時間ストリッピングする。この工程の終点は水分が0.5%以下、好ましくは0.1%以下である。ストリッピング工程により(A1)中の水分が除かれ副生成物が抑えられ易く、また、未反応の開始化合物も除かれるため、分子量分布が狭くなるという好ましい効果も発揮できる。
(2−3)好ましくは減圧度−0.080〜−0.098MPaとしてアルキレンオキシドの投入を始め、好ましくは圧力0.5MPa以下を保持しながら投入する。
好ましい反応温度は上記(A1)の製造で挙げた温度範囲と同様である。
(2−1)一旦温度150℃以下に下げ、触媒追加した後、再度窒素置換を行い酸素濃度100ppm以下としておく。(一旦取り出して再度仕込み直してもよい)
(2−2)窒素置換の後、減圧度−0.05MPa以下、好ましくは−0.08MPa以下であり、温度80〜150℃、好ましくは100〜130℃で15分〜2時間、好ましくは30〜1時間ストリッピングする。この工程の終点は水分が0.5%以下、好ましくは0.1%以下である。ストリッピング工程により(A1)中の水分が除かれ副生成物が抑えられ易く、また、未反応の開始化合物も除かれるため、分子量分布が狭くなるという好ましい効果も発揮できる。
(2−3)好ましくは減圧度−0.080〜−0.098MPaとしてアルキレンオキシドの投入を始め、好ましくは圧力0.5MPa以下を保持しながら投入する。
好ましい反応温度は上記(A1)の製造で挙げた温度範囲と同様である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物(A)は、(A2)をさらに以下の精製工程を経て得られる。
精製工程としては、以下の(3−1)および(3−2)が挙げられ、順序は特に限定されないが、好ましいのは(3−1)の後に(3−2)を行う方法である。
(3−1)ストリッピング;
減圧度−0.05MPa以下、好ましくは−0.08MPa以下で、温度80〜150℃、好ましくは100〜130℃、15分〜2時間、好ましくは30〜1時間ストリッピングする。この工程の終点は開始化合物が20ppm以下である。ストリッピング工程により副生成物と未反応の開始化合物が除かれる。
ストリッピング工程は、バッチ式のストリッピング槽で行ってもよいが、好ましいのは連続式の薄膜式ストリッピング装置(例えば、フィルムエバポレーターなど)である。
(3−2)触媒の吸着除去;
触媒を除去するために、吸着剤を使用してろ過除去するのが好ましい。
吸着剤としては、合成珪酸塩、ハイドロタルシト類、酸化マグネシウムアルミニウム、活性白土、活性アルミナ、合成ゼオライト及びイオン交換樹脂から選ばれる1種以上が用いられる。
合成珪酸塩の具体例としては、キョーワード600(協和化学工業社製)、トミタAD600(富田製薬社製)等の合成珪酸マグネシウム;シリカアルミナ(触媒化成工業社製)、キョーワード700(協和化学工業社製)、トミタAD700(富田製薬社製)等の合成珪酸アルミニウムが挙げられる。
ハイドロタルシト類の具体例としては、天然ハイドロタルシト;キョーワード500、キョーワード1000(いずれも協和化学工業社製)等の合成ハイドロタルシト等が挙げられる。酸化マグネシウムアルミニウムとしては例えば、キョーワード2000(協和化学工業社製)、活性白土としては例えばガレオンアース(水澤化学工業社製)、活性アルミナとしては例えば、ネオビード(水澤化学工業社製)、合成ゼオライトとしては例えば、ミズカシーブス(水澤化学工業社製)等が挙げられる。
精製工程としては、以下の(3−1)および(3−2)が挙げられ、順序は特に限定されないが、好ましいのは(3−1)の後に(3−2)を行う方法である。
(3−1)ストリッピング;
減圧度−0.05MPa以下、好ましくは−0.08MPa以下で、温度80〜150℃、好ましくは100〜130℃、15分〜2時間、好ましくは30〜1時間ストリッピングする。この工程の終点は開始化合物が20ppm以下である。ストリッピング工程により副生成物と未反応の開始化合物が除かれる。
ストリッピング工程は、バッチ式のストリッピング槽で行ってもよいが、好ましいのは連続式の薄膜式ストリッピング装置(例えば、フィルムエバポレーターなど)である。
(3−2)触媒の吸着除去;
触媒を除去するために、吸着剤を使用してろ過除去するのが好ましい。
吸着剤としては、合成珪酸塩、ハイドロタルシト類、酸化マグネシウムアルミニウム、活性白土、活性アルミナ、合成ゼオライト及びイオン交換樹脂から選ばれる1種以上が用いられる。
合成珪酸塩の具体例としては、キョーワード600(協和化学工業社製)、トミタAD600(富田製薬社製)等の合成珪酸マグネシウム;シリカアルミナ(触媒化成工業社製)、キョーワード700(協和化学工業社製)、トミタAD700(富田製薬社製)等の合成珪酸アルミニウムが挙げられる。
ハイドロタルシト類の具体例としては、天然ハイドロタルシト;キョーワード500、キョーワード1000(いずれも協和化学工業社製)等の合成ハイドロタルシト等が挙げられる。酸化マグネシウムアルミニウムとしては例えば、キョーワード2000(協和化学工業社製)、活性白土としては例えばガレオンアース(水澤化学工業社製)、活性アルミナとしては例えば、ネオビード(水澤化学工業社製)、合成ゼオライトとしては例えば、ミズカシーブス(水澤化学工業社製)等が挙げられる。
これらの吸着剤を単独で使用してもよいが、2種以上の吸着剤を併用してもよい。これらのうちで好ましいのは合成珪酸マグネシウムおよび合成珪酸アルミニウムであり、特に好ましくはキョーワード600およびキョーワード700である。
吸着剤の使用量は好ましくはアルキレンオキシド付加組成物に対して0.5〜2.0重量%である。
吸着剤による吸着処理温度および時間は、吸着剤の種類と、使用した触媒の量により適宜選択されるが、好ましくは、40〜100℃で0.5〜20時間である。
吸着処理の後に行われる濾過操作は、通常の濾過装置、例えばスパークラーフィルター、フィルタープレス、遠心分離器などが使用できる。濾過の温度は好ましくは40〜100℃、さらに好ましくは50〜80℃である。
吸着剤の使用量は好ましくはアルキレンオキシド付加組成物に対して0.5〜2.0重量%である。
吸着剤による吸着処理温度および時間は、吸着剤の種類と、使用した触媒の量により適宜選択されるが、好ましくは、40〜100℃で0.5〜20時間である。
吸着処理の後に行われる濾過操作は、通常の濾過装置、例えばスパークラーフィルター、フィルタープレス、遠心分離器などが使用できる。濾過の温度は好ましくは40〜100℃、さらに好ましくは50〜80℃である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物中には、必要により酸化防止剤を添加してもよい。
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール系化合物(ビタミンE)や、下記のヒンダードフェノール系化合物等が挙げられる。
(1)単環式ヒンダードフェノール類;
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−t−ブチル−4−メトキシフェノール、6−t−ブチル−2,4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2−t−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、ジオクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジルホスホネート、ジエチル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジルホスホネート、6−(4−オキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビス−(n)−オクチルチオ]−1,3,5−トリアジン等;
(2)二環式ヒンダードフェノール類;
4,4’−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール、4,4’−ブチリデンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(6−t−ブチルフェノール)、4,4−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−o−クレゾール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(6−ブチル−4−メチルフェノール)、1,6−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン等;
(3)多環(三環以上)式ヒンダードフェノール類;
1,1,3−トリス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、テトラキス[β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシメチル]メタン等;
酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール系化合物(ビタミンE)や、下記のヒンダードフェノール系化合物等が挙げられる。
(1)単環式ヒンダードフェノール類;
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−t−ブチル−4−メトキシフェノール、6−t−ブチル−2,4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2−t−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、ジオクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジルホスホネート、ジエチル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルベンジルホスホネート、6−(4−オキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビス−(n)−オクチルチオ]−1,3,5−トリアジン等;
(2)二環式ヒンダードフェノール類;
4,4’−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール、4,4’−ブチリデンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(6−t−ブチルフェノール)、4,4−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−t−ブチル−o−クレゾール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(6−ブチル−4−メチルフェノール)、1,6−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン等;
(3)多環(三環以上)式ヒンダードフェノール類;
1,1,3−トリス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、テトラキス[β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシメチル]メタン等;
これらの酸化防止剤の添加量は、アルキレンオキシド付加組成物の重量に基づいて、好ましくは0.0005〜0.15重量%である。添加する方法、時期には特に限定はないが、従来公知の混合装置を用い、該アルキレンオキシド付加組成物の製造前、製造中、製造後に添加を行う。好ましい添加時期は製造後である。
また、本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、以下の条件で保管されるのが好ましい。すなわち、組成物を保管容器に入れた場合、保管容器の空間部の体積当たりの酸素濃度は、好ましくは2vol%、さらに好ましくは1vol%以下である。
保管容器体積当たりの酸素濃度が2vol%を超えると、経日変化を起こし過酸化物価やアルデヒド含量が上昇し、臭気を帯びさせる等の問題が生じ好ましくない。
保管温度は、好ましくは35℃以下であり、さらに好ましくは30℃以下である。
保管容器体積当たりの酸素濃度が2vol%を超えると、経日変化を起こし過酸化物価やアルデヒド含量が上昇し、臭気を帯びさせる等の問題が生じ好ましくない。
保管温度は、好ましくは35℃以下であり、さらに好ましくは30℃以下である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、医薬品用または香粧品用添加剤として特に有益である。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は医薬品の軟膏基材、座薬基材、錠剤コーティング剤、錠剤バインダーなどの添加剤および腸管洗浄剤として使われる。
また、香粧品用の添加剤として水溶性基剤、保湿剤、バインダー、ケーキング防止剤、ひび割れ防止剤、つまり防止剤として使用される。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は医薬品の軟膏基材、座薬基材、錠剤コーティング剤、錠剤バインダーなどの添加剤および腸管洗浄剤として使われる。
また、香粧品用の添加剤として水溶性基剤、保湿剤、バインダー、ケーキング防止剤、ひび割れ防止剤、つまり防止剤として使用される。
<実施例>
以下に本発明を合成例、実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお部および%はそれぞれ重量部および重量%を表す。
実施例1
2リットルのステンレス製オートクレーブに、ジエチレングリコール(176.6部)、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間脱水を行った。
次いでEO(823.4部)を170℃で滴下した後、同温度で熟成しMn600の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1−1)を得た。
引き続き、10リットルのステンレス製オートクレーブに(A1−1)を1,000部、水酸化カリウム(0.2部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(4,000部)を170℃で滴下し、同温度で熟成してMn3,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−1)を得た。
その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のアルキレンオキシド付加組成物(A−1)を得た。
以下に本発明を合成例、実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお部および%はそれぞれ重量部および重量%を表す。
実施例1
2リットルのステンレス製オートクレーブに、ジエチレングリコール(176.6部)、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間脱水を行った。
次いでEO(823.4部)を170℃で滴下した後、同温度で熟成しMn600の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1−1)を得た。
引き続き、10リットルのステンレス製オートクレーブに(A1−1)を1,000部、水酸化カリウム(0.2部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(4,000部)を170℃で滴下し、同温度で熟成してMn3,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−1)を得た。
その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のアルキレンオキシド付加組成物(A−1)を得た。
実施例2
2リットルのステンレス製オートクレーブに、実施例1と同様にして得られたMn600の低分子量アルキレンオキシド付加物(A1−1)を60部、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(940部)を170℃で滴下し、同温度で熟成しMn10,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−2)を得た。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のMn10,000のアルキレンオキシド付加組成物(A−2)を得た。
2リットルのステンレス製オートクレーブに、実施例1と同様にして得られたMn600の低分子量アルキレンオキシド付加物(A1−1)を60部、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(940部)を170℃で滴下し、同温度で熟成しMn10,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−2)を得た。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のMn10,000のアルキレンオキシド付加組成物(A−2)を得た。
実施例3
2リットルのステンレス製オートクレーブに実施例1と同様にして得られたMn600の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1−1)を30部、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(970部)を170℃で滴下し、同温度で熟成し、Mn20,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−3)を得た。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピング工程を行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のMn20,000のアルキレンオキシド付加組成物(A−3)を得た。
2リットルのステンレス製オートクレーブに実施例1と同様にして得られたMn600の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1−1)を30部、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間ストリッピングを行った。次いでEO(970部)を170℃で滴下し、同温度で熟成し、Mn20,000の高分子量アルキレンオキシド付加組成物(A2−3)を得た。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピング工程を行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、本発明のMn20,000のアルキレンオキシド付加組成物(A−3)を得た。
比較例1
2リットルのステンレス製オートクレーブに、ジエチレングリコール(35.3部)、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間脱水を行った。次いでEO(964.7部)を170℃で滴下した後、同温度で熟成しMn3,000のアルキレンオキシド付加組成物(B1−1)を得た。
その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、比較のアルキレンオキシド付加組成物(B−1)を得た。
2リットルのステンレス製オートクレーブに、ジエチレングリコール(35.3部)、水酸化カリウム(0.04部)を投入し、系内を窒素で置換した。このときの酸素濃度は50ppmであった。その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて30分間脱水を行った。次いでEO(964.7部)を170℃で滴下した後、同温度で熟成しMn3,000のアルキレンオキシド付加組成物(B1−1)を得た。
その後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間ストリッピングを行い、60℃でキョーワード600を40部投入し、1時間撹拌して触媒残査の吸着処理を行い、比較のアルキレンオキシド付加組成物(B−1)を得た。
(A−1)〜(A−3)および(B−1)について、未反応物および副生物の含量を測定した。また臭気については、10人のモニターの官能評価点数を算術平均した。
臭気の官能評価点数:5点:ほとんど無臭
4点:僅かに臭気あり
3点:かなり臭気あり
2点:強い臭気あり
結果を表1に示す。
表中の「ND」は検出されなかったことを示す。
なお、ジオキサンの検出限界は2ppm、エチレングリコールの検出限界は10ppm、ジエチレングリコールの検出限界は10ppm、アルデヒドの検出限界は0.1ppm、エチレンオキシドの検出限界は0.2ppmである。
臭気の官能評価点数:5点:ほとんど無臭
4点:僅かに臭気あり
3点:かなり臭気あり
2点:強い臭気あり
結果を表1に示す。
表中の「ND」は検出されなかったことを示す。
なお、ジオキサンの検出限界は2ppm、エチレングリコールの検出限界は10ppm、ジエチレングリコールの検出限界は10ppm、アルデヒドの検出限界は0.1ppm、エチレンオキシドの検出限界は0.2ppmである。
本発明のアルキレンオキシド付加組成物は、ジオキサン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、アルデヒドおよび未反応アルキレンオキシドの含有量が少ないので、安全性に優れ、かつ低臭気の医薬品用または香粧品用添加剤として有用である。
Claims (4)
- アルキレンオキシド付加組成物中のジオキサン含量が4ppm以下、エチレングリコール含量が20ppm以下、ジエチレングリコールが20ppm以下、アルデヒド含量が2ppm以下、かつ未反応アルキレンオキシド含量が1ppm以下であるアルキレンオキシド付加組成物(A)。
- エチレングリコールまたはジエチレングリコールの重量に基づき0.005〜0.1重量%のアルカリ金属化合物を触媒とし、エチレングリコールまたはジエチレングリコールにアルキレンオキシドを付加反応させて数平均分子量200〜1,000の低分子量アルキレンオキシド付加組成物(A1)を得た後に、(A1)の重量に基づいて0.005〜0.2重量%のアルカリ金属化合物を追加して、減圧下でストリッピングを行った後、更にアルキレンオキシドを付加反応させて高分子量アルキレンオキサイド付加組成物(A2)とし、その後、精製工程を経て得られる請求項1記載のアルキレンオキシド付加組成物。
- 数平均分子量が1,100〜45,000である請求項1または2記載のアルキレンオキシド付加組成物。
- 請求項1〜3のいずれか記載のアルキレンオキシド付加組成物を含有してなる医薬品用または香粧品用添加剤。
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JP2005001804A JP2006188611A (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | アルキレンオキシド付加組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024150A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Chem Ind Ltd | 脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物の製造方法 |
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JP2015178606A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-10-08 | 三洋化成工業株式会社 | 精製ポリエチレングリコールの製造方法 |
-
2005
- 2005-01-06 JP JP2005001804A patent/JP2006188611A/ja active Pending
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