JP2006188212A - 船外機の操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関始動時などにステアリングホイールと操舵軸の角度あるいは位置に操舵角度において位相差がある場合、操船者に違和感を与えることなく、その位相差を解消するようにした船外機の操舵装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の始動時にステアリングホイール28の回転角を示す出力を生じる回転角センサ30の出力と、操舵軸の回動角を示す出力を生じる回転角センサ44の出力を比較して出力の間に操舵角において位相差があるか否か判定し(S14から16)、位相差があると判定される場合、操船者によってステアリングホイール28が操作されたとき(S12)、位相差を解消するようにアクチュエータの駆動を制御して位相差解消制御を実行する共に、位相差の向きや大きさを操船者に報知する(S18)。
【選択図】図8

Description

この発明は、船外機の操舵装置に関する。
従来、船体に配置されたステアリングホイールを船外機の操舵機構にプッシュプルケーブルなどを介して接続し、ステアリングホイールの回転を操舵機構に伝達することによって船外機の操舵を行うようにしているが、ステアリングホイールと操舵機構が機械的に接続されていることから、船体や船外機の大きさ、あるいは船速などの走行状態によってステアリングホイールの操作荷重が変動し、常に良好な操作フィーリングを得ることができるとは限らなかった。機械的な接続に代え、油圧式の機構を用いた場合も同様である。
そのような不具合を解決するため、近年、ステアリングホイールと操舵機構の機械的な接続を断つようにした操舵装置も提案されている。その操舵装置にあっては、船外機の操舵軸にアクチュエータを接続すると共に、その付近に回動角センサを配置して操舵軸の回動角度を検出する。他方、ステアリングホイールの付近にはその回転角(操舵角)を検出する回転角(操舵角)センサを設け、検出された回転角と回動角の偏差が零になるようにアクチュエータの駆動を制御している(例えば特許文献1参照)。
特開2004−249790号公報(段落0036など)
ところで、上記のように操舵軸をアクチュエータで駆動する場合、内燃機関が始動されたときなどに、ステアリングホイールと操舵軸の角度あるいは位置に操舵角度において位相差がある場合、いずれか、例えば船外機側の操舵軸の角度を補正して位相差を解消する必要があるが、その補正を操船者の意思と無関係に行なうと、操船者に違和感を与えることになる。即ち、従来の機械式あるいは油圧式の操舵装置にあっては、全ての操作を操船者が行っていたため、アクチュエータによる操舵に変えたとき、本人の意思の無関係に船外機を駆動すると、操船者が違和感を抱く恐れがある。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、内燃機関で駆動されるプロペラを備えると共に、船体に配置されたステアリングホイールの回転に応じて船外機の操舵軸に接続されたアクチュエータを駆動して操舵する船外機の操舵装置において、内燃機関が始動されたときなどにステアリングホイールと操舵軸の角度あるいは位置に操舵角度において位相差がある場合、操船者に違和感を与えることなく、その位相差を解消するようにした船外機の操舵装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、内燃機関で駆動されるプロペラを備えると共に、船体に配置されたステアリングホイールの回転に応じて操舵軸に接続されたアクチュエータを駆動して操舵する船外機の操舵装置において、前記ステアリングホイールの回転角を示す出力を生じる回転角センサと、前記操舵軸の回動角を示す出力を生じる回動角センサと、前記内燃機関が始動されたとき、前記回転角センサの出力と前記回動角センサの出力を比較して前記出力の間に操舵角において位相差があるか否か判定する位相差判定手段と、前記位相差があると判定される場合、操船者によって前記ステアリングホイールが操作されたとき、前記位相差を解消するように前記アクチュエータの駆動を制御して位相差解消制御を実行する位相差解消制御手段と、および前記位相差を前記操船者に報知する報知手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る船外機の操舵装置にあっては、前記報知手段は、少なくとも1個のインディケータの点滅および複数個のインディケータの点灯のいずれかによって前記位相差を前記操船者に経時的に報知する如く構成した。
請求項3に係る船外機の操舵装置にあっては、前記報知手段は、少なくとも1個の可聴手段を動作させて前記位相差を前記操船者に経時的に報知する如く構成した。
請求項1に係る船外機の操舵装置にあっては、内燃機関が始動されたとき、ステアリングホイールの回転角を示す出力を生じる回転角センサと、操舵軸の回動角を示す出力を生じる回動角センサの出力を比較してその間に操舵角において位相差があるか否か判定し、位相差があると判定される場合、操船者によってステアリングホイールが操作されたとき、位相差を解消するように操舵軸に接続されたアクチュエータの駆動を制御する位相差解消制御を実行すると共に、位相差、より具体的にはその向きや大きさを操船者に報知する如く構成した、即ち、内燃機関の始動時にステアリングホイールと操舵軸の角度あるいは位置に操舵角度において位相差がある場合、操船者によってステアリングホイールが操作されたとき、位相差解消制御を、操船者にその状態を報知しつつ、行うように構成したので、操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
請求項2に係る船外機の操舵装置にあっては、少なくとも1個のインディケータの点滅および複数個のインディケータの点灯のいずれかによって位相差、より具体的にはその向きや大きさを操船者に経時的に報知する如く構成したので、操船者は視覚を通じて位相差を良く認識することができ、よって操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
請求項3に係る船外機の操舵装置にあっては、少なくとも1個の可聴手段を動作させて位相差を操船者に経時的に報知する如く構成したので、操船者は聴覚を通じて位相差、より具体的にはその向きや大きさを良く認識することができ、よって操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機の操舵装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る船外機の操舵装置を全体的に示す概略図である。
図1および図2において、符号10は、内燃機関、プロペラシャフト、プロペラなどが一体化された船外機を示す。船外機10は、図2に示す如く、スイベルシャフト(後述)が回動自在に収容されるスイベルケース12と、スイベルケース12が接続されるスターンブラケット14を介し、船体(艇体)16の後尾に重力軸回りおよび水平軸回りに転舵自在に取り付けられる。
船外機10は、その上部に内燃機関(以下「エンジン」という)18を備える。エンジン18は火花点火式の直列4気筒で2200ccの排気量を備える4サイクルガソリンエンジンからなる。エンジン18は水面上に位置し、エンジンカバー20で覆われて船外機10の内部に配置される。エンジンカバー20で被覆されたエンジン18の付近には、マイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(以下「ECU」という)22が配置される。
また、船外機10は、その下部にプロペラ24と、その付近に設けられたラダー26を備える。プロペラ24は、図示しないクランクシャフト、ドライブシャフト、ギヤ機構およびシフト機構を介してエンジン18の動力が伝達されて駆動され、船体16を前進あるいは後進させる。
図1に示す如く、船体16の操縦席付近にはステアリングホイール28が配置される。ステアリングホイール28の付近には回転角センサ30が配置される。回転角センサ30は、具体的にはロータリエンコーダからなり、操船者によって入力されたステアリングホイール28の回転角あるいは回転量に応じた信号を出力する。また、操縦席の右側にはスロットルレバー32およびシフトレバー34が配置され、それらの操作は図示しないプッシュプルケーブルを介してエンジン18のスロットルバルブおよびシフト機構(共に図示せず)に伝達される。
さらに、操縦席付近には、船外機10のチルト角度を調整するためのパワーチルトスイッチ36と、トリム角度を調整するためのパワートリムスイッチ38が配置され、操船者によって入力されるチルトのアップ・ダウンおよびトリムのアップ・ダウンの指示に応じた信号を出力する。上記した回転角センサ30、パワーチルトスイッチ36およびパワートリムスイッチ38の出力は、信号線30L,36L,38Lを介してECU22に送られる。
また、図2に示すように、前記したスイベルケース12とスターンブラケット14の付近には、操舵用のアクチュエータ、具体的には油圧シリンダ40(以下「操舵用油圧シリンダ」という)と、チルト角度およびトリム角度調整用の公知のパワーチルトトリムユニット42が配置され、それぞれ信号線40Lおよび42Lを介してECU22に接続される。また、操舵用油圧シリンダ40の付近には、回動角センサ44が配置され、スイベルケース12の内部に収容されたスイベルシャフト(後述)の回動角に応じた信号を出力する。回動角センサ44の出力は、信号線44Lを介してECU22に送られる。
ECU22は、上記した各センサおよびスイッチの出力に基づき、操舵用油圧シリンダ40を駆動して船外機10を転舵させると共に、パワーチルトトリムユニット42を動作させて船外機10のチルト角度およびトリム角度を調整する。
図3は、図2に示すスイベルケース12付近を拡大した部分断面図である。
図3に示すように、パワーチルトトリムユニット42は、1本のチルト角度調整用の油圧シリンダ(以下「チルト用油圧シリンダ」という)42aと、2本の(図では1本のみ表れる)トリム角度調整用の油圧シリンダ(以下「トリム用油圧シリンダ」という)42bを一体的に備える。
チルト用油圧シリンダ42aは、そのシリンダボトムがスターンブラケット14に固定されて船体16に取り付けられると共に、ピストンロッドのロッドヘッドがスイベルケース12に当接させられる。トリム用油圧シリンダ42bも、そのシリンダボトムがスターンブラケット14に固定されて船体16に取り付けられると共に、ピストンロッドのロッドヘッドがスイベルケース12に当接させられる。
スイベルケース12は、チルティングシャフト46を介し、チルティングシャフト46を中心として相対角度変位自在にスターンブラケット14と接続される。また、スイベルケース12は、その内部にスイベルシャフト50が回動自在に収容される。スイベルシャフト50は重力方向に軸方向を有し、その上端がマウントフレーム52に固定されると共に、下端がロアマウントセンターハウジング(図示せず)に固定される(換言すれば、マウントフレーム52のシャフト部がスイベルシャフト50を構成する)。マウントフレーム52とロアマウントセンターハウジングは、それぞれエンジン18やプロペラ24などが配置されるフレームに固定される。
図4は、スイベルケース12付近を上方から見た平面図である。
図3から図4に示すように、スイベルケース12の上部には、断面視において凹状(コ字状)を呈する凹部54が形成され、その内部空間には、前記した操舵用油圧シリンダ40が配置される。操舵用油圧シリンダ40は復動シリンダからなり、2本の油路(図示せず)を介して図示しない油圧ポンプに接続されて油圧を供給される。
操舵用油圧シリンダ40は、そのロッドヘッド40aがステー60に支持されてマウントフレーム52(船体16の長軸線に対して水平方向の角度(操舵角)変位を生じる部位)に取り付けられると共に、シリンダボトム40bが船外機本体側のステー61に支持されてスイベルケース12(船体16の長軸線に対して水平方向の角度(操舵角)変位を生じない部位)に取り付けられつつ、凹部54の内部空間に配置される。
また、図4に示すように、凹部54の内部空間には、前記した回動角センサ44が配置される。回動角センサ44は、センサロッド62を介してステー60に接続される。即ち、スイベルシャフト50の回動角は、マウントフレーム52、ステー60およびセンサロッド62を介して回動角センサ44に伝達され、回動角センサ44によって検出される。
次いで、上記に基づいて船外機10の転舵について概説する。操船者がステアリングホイール28を操舵すると、その操舵角は回転角センサ30を介してECU22に入力される。ECU22は、回転角センサ30によって検出されたステアリングホイール28の回転角と回動角センサ44によって検出されたスイベルシャフト50の回動角の偏差が操舵角(船体16に対する船外機10の角度)において零になるように、油圧ポンプを駆動して操舵用油圧シリンダ40を駆動(伸縮)し、スイベルシャフト50を回動させて船外機10を転舵させる。
このように、操舵用油圧シリンダ40が駆動されることにより、スイベルシャフト50を転舵軸として船外機10の水平方向の転舵がパワーアシストされ、よってプロペラ24およびラダー26が揺動されて船体16が操舵される。具体的には、操舵用油圧シリンダ40が伸び方向に駆動されることにより、図4に示すように、スイベルシャフト50およびマウントフレーム52が船体16に対して右回り(上面視において右回り)に回動し、船外機10が右回りに転舵され、よって船体16が左回り(上面視において左回り)に操舵(左旋回)される。
一方、操舵用油圧シリンダ40が縮み方向に駆動されることにより、図5に示すように、スイベルシャフト50およびマウントフレーム52が船体16に対して左回りに回動し、船外機10が左回りに転舵され、よって船体16が右回りに操舵(右旋回)される。
尚、図4および図5において、符号64は上面視における船外機10の外形線(垂直投影面)を示す。図4は、具体的には船外機10を右回りに最大転舵角(30度)まで回動させたときのスイベルケース12付近を上方から見た平面図であり、図5は、船外機10を左回りに最大転舵角(30度)まで回動させたときのスイベルケース12付近を上方から見た平面図である。尚、図4および図5において、操舵用油圧シリンダ40の動きが良く示されるように、一部の構成について図示を簡略化した。
ここで、ステアリングホイール28の付近の構造について説明する。
図6は、そのステアリングホイール28のコラム部28aの縦断面図であり、図7は図6のVII―VII線拡大断面図である。
図示の如く、ステアリングホイール28に固定されたステアリングシャフト28bはコラム部28aを貫通して延びる。コラム部28aのステアリングホイール28に近い付近にはキーユニット部66が設けられ、そこに操船者によってイグニション・キー68が差し込まれて操作されるとき、通電回路(図示せず)を介してバッテリ(図示せず)からエンジン18に電源が供給されてエンジン18が始動される。
ステアリングシャフト28bには、キーユニット部66の配置位置の下流において、プラネタリギヤ機構とディテント機構とからなる中立位置感知機構70が設けられる。中立位置感知機構70は、操船者がステアリングホイール28を操舵(回転)するとき、最大回転量(ロック・トゥ・ロック)の中心である中立位置を感知させるための機構である。尚、ステアリングホイール28の最大回転量は3回転(左回りであれば1.5回転)である。
図7も参照しつつ説明すると、中立位置感知機構70においてプラネタラリギヤ機構は、ステアリングシャフト28bに固定されたサンギヤ70aと、コラム部28aに固定されたインターナルギヤ70bと、サンギヤ70aとインターナルギヤ70bに噛合しつつ、サンギヤ70aを中心として回転する3個のプラネタリ・ピニオン70cと、3個のプラネタリ・ピニオン70cを固定するキャリア70dからなる。キャリア70dは、図6および図7に示す如く、大略ディスク状を呈する。
キャリア70dの円周にはストッパ(突起)70d1が1個突設されると共に、それから180度の間隔をおいた対向する側には円弧状の切り欠き(凹部)70d2が1個形成される。切り欠き70d2には、押圧機構70eが配置される。押圧機構70eは、ケース70e1と、その内部に移動自在に配置されるローラ70e2とスプリング70e3からなる。押圧機構70eにおいてローラ70e2はスプリング70e3によってキャリア70dに常に付勢される結果、押圧機構70eはキャリア70eの円周を押圧して荷重を印加する。上記したディテント機構は、押圧機構70eと切り欠き70d2とから構成される。
中立位置感知機構70にあっては、上記した構成により、ステアリングホイール28、より具体的にはステアリングシャフト28bはサンギヤ70aとインターナルギヤ70bとプラネタリ・ピニオン70cからなる減速機構に接続され、操船者によるステアリングホイール28の回転はその減速機構を介して1/4程度の回転数に減速され、減速機構に接続されたキャリア70dに伝えられる。その結果、例えばステアリングホイール28が左右いずれかの操舵限界から他方に向けて3回転させられるとき、キャリア70dは3/4回転(正確には290度回転)し、ストッパ70d1が押圧機構70eのケース70e1の端部70e1aに当接し、ステアリングホイール28のそれ以上の回転をロック(阻止)する。
また、押圧機構70eのローラ70e2はスプリング70e3によってキャリア70dに常に押圧されることから、ローラ70e2が切り欠き70d2に係合する前後で、操船者が受けるステアリングホイール28の荷重が変化する。従って、切り欠き70d2を、ステアリングホイール28による操舵が中立になる位置に形成し、そこに押圧機構70eを配置すると共に、それから最も離間する位置、具体的には図7に示す如く、180度離間した対向端にストッパ70d2を形成すれば、操船者は、ステアリングホイール28の左右方向のロック・トゥ・ロックの中央(中心)に相当する中立位置を通過したことを感知することができる。
図6の説明に戻ると、ステアリングシャフト28bにおいて、中立位置感知機構70の先端(図において下端)側には油圧ダンパ部72が設けられる。油圧ダンパ部72は、コラム部28aの内部においてステアリングシャフト28bの周囲に形成された平面視(ステアリングシャフト28bの軸方向から見て)円形状の室72aと、ステアリングシャフト28b(より正確にはその外周に嵌められたジャケット28b1)に半径方向に突出するように取り付けられた1枚のベーン72bと、室72aに充填された潤滑油(作動油。図示せず)とからなる。
かかる構成により、油圧ダンパ部72にあっては、ステアリングシャフト28bの回転に伴ってベーン72bが室72aに充填された潤滑油内を移動するとき、室72aの潤滑油の充填量、即ち、油圧に応じた抵抗を受ける。従って、室72aの油圧を適宜設定することでステアリングホイール28の回転に適度な抵抗を与えることができ、同様に操舵感覚を向上させることができる。
ステアリングシャフト28bの、油圧タンパ部72の配置位置の先の末端側の付近には、前記したロータリエンコーダからなる回転角センサ30が配置される。ステアリングシャフト28bの回転はウォームギヤ(図示せず)を介して回転角センサ30に伝えられ、回転角センサ30はステアリングシャフト28b、換言すればステアリングホイール28の回転量に応じた出力を生じる。前に述べた如く、回転角センサ30の出力は、ECU22に送られる。
次いで、この実施例に係る船外機の操舵装置の動作を説明する。
この動作は、エンジン18が始動されたとき、回転角センサ30によって検出されたステアリングホイール28の回転角度(あるいは位置)と、回動角センサ44によって検出されたスイベルシャフト(操舵軸)50の回動角度(あるいは位置)の間に操舵角度において位相差(操舵角偏差)がある場合、操船者に違和感を与えることなく、その位相差を解消する動作であり、ECU22によって実行される。
図8は、その動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、エンジン18が始動されたとき、1回だけ実行される。
以下説明すると、S10において回転角センサ30と回動角センサ44の出力(検出値)を読み込み、S12に進み、読み込まれた(検出された)回転角が所定値(例えば0度)を正負方向に超えるか否か、換言すれば、操船者によってステアリング操作(操舵)が行われたか否か判断する。尚、ステアリングホイール28の回転は、例えば右回りを正、左回りを負とする。
S12で否定されるときは以降の処理をスキップする。これは、冒頭に述べたように、スイベルシャフト(操舵軸)50を操舵用油圧シリンダ(アクチュエータ)40で駆動する場合、位相差の解消(補正)を操船者の意思と無関係に行なうと、操船者に違和感を与えることになるのを回避するためであり、そのために操船者のステアリング操作時を利用して行うようにした。
S12で肯定されるときはS14に進み、読み込まれた回転角と回動角の出力を、それぞれ操舵角に変換する。この操舵角は、船体の長軸線に対する船外機10の角度(向き)を意味する。尚、ステアリングホイール28の回転角の正負に合わせ、船体16の長軸線に対して船外機10が右回り(操船者から見て)に転舵されるときを正、その逆を負とする。
次いでS16に進み、変換された操舵角の間に差、即ち、位相差(操舵角における)があるか否か判断する。即ち、エンジン18が始動されたとき、回転角センサ30と回動角センサ44の出力の間に操舵角において位相差があるか否か判定する。
S16で否定されるときは以降の処理をスキップすると共に、肯定されるときはS18に進み、位相差が解消するように操舵用油圧シリンダ40を駆動してスイベルシャフト50を回動させる制御を実行する。同時に、操船者が視認できるように、そのエンジン始動時の位相差、より具体的には位相差が生じている向き(方向)および位相差の大きさ(量)を経時的に報知してプログラムを終了する。
その位相差の表示(位相差がある場合)について説明すると、図9から図11に示す如く、ステアリングホイール28の付近にはインディケータ74が設けられる。インディケータ74は、図11に示すように、2個のランプ74a、74bから構成される。2個のランプ74a,74bは、LED素子、電球などの発光手段からなる。
図11において(a)に示す如く、ランプ74a,74bは、位相差がある側、図示例では右側のランプ74bが位相差が大きいほど短い間隔で点滅すると共に、(b)に示す如く、位相差(ステアリングホイール28の回転で模式的に示す)が減少するにつれて長い間隔で点滅し、さらに(c)に示す如く、位相差が零になると(解消されると)、左右両方のランプ74a,74bが共に点滅するように構成される。
上記したエンジン始動時の位相差解消制御の実行が終了した後、ECU22は、回転角センサ30によって検出されたステアリングホイール28の回転角と回動角センサ44によって検出されたスイベルシャフト50の回動角の偏差が零になるように、油圧ポンプを駆動して操舵用油圧シリンダ40を駆動(伸縮)し、スイベルシャフト50を回動させて船外機10を転舵させる通常の制御を実行する。尚、この通常の操舵制御自体も広義には位相差解消制御であるが、図8で述べた制御は、その通常の操舵制御が開始される前のイニシャル処理に相当する。
以上のように、この実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、エンジン18が始動されたとき、ステアリングホイール28の回転角を示す出力を生じる回転角センサ30と、スイベルシャフト(操舵軸)50の回動角を示す出力を生じる回動角センサ44の出力を比較してその間に操舵角において位相差があるか否か判定し、位相差があると判定される場合、操船者によってステアリングホイール28が操作されたとき、位相差を解消するようにスイベルシャフト50に接続された操舵用油圧シリンダ(アクチュエータ)40の駆動を制御する位相差解消制御を実行すると共に、位相差の向きや大きさを操船者に報知する如く構成した、即ち、エンジン始動時にステアリングホイール28とスイベルシャフト50の角度あるいは位置が操舵角度において位相差がある場合、操船者によってステアリングホイール28が操作されたとき、位相差の向きや大きさを操船者に報知しつつ、位相差解消制御を行うように構成したので、操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
また、少なくとも1個のインディケータ(ランプ74a,74b)の点滅によって位相差を操船者に経時的に報知する如く構成したので、操船者は視覚を通じて位相差を良く認識することができ、よって操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
さらに、ステアリングシャフト28bに中立位置感知機構70と油圧ダンパ部72を設けるようにしたので、操舵感覚も向上させることができる。
図12は、この発明の第2実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図11に類似するインディケータの説明図である。
図示の如く、第2実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、インディケータとして同様にLED素子、電球などの発光手段からなる6個のランプ74cから74hから構成される。
第2実施例に係る船外機の操舵装置の動作を説明すると、図8フロー・チャートのS18の位相差解消制御と位相差の報知において、図12の(a)に示す如く、位相差がある側、図示例では右側のランプ74f,74g,74hに関して位相差が大きいほど点灯数を増加させると共に、(b)に示す如く、位相差が減少するにつれて点灯数を減少させ、さらに(c)に示す如く、位相差が零になると、左右のランプを全て点灯するように構成した。
このように、第2実施例においても、6個(複数個)のランプ74cから74h(インディケータ)の点灯によって位相差の向きや大きさを操船者に経時的に報知する如く構成したので、操船者は視覚を通じて位相差の向きや大きさを良く認識することができ、よって操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
図13は、この発明の第3実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図9に類似するインディケータによる報知動作を示す説明図である。
同図に示す如く、ステアリングホイール28が配置される操縦席のダッシュボードには、通常、タコメータ76と、スピードメータ(船速計)78と、ブザー(可聴手段)80が配置される。第3実施例にあっては、その中のブザー80を利用し、第1実施例の図9フロー・チャートのS18の処理と同様な位相差解消制御を実行すると共に、位相差の向きや大きさを操船者に経時的に報知するようにした。
より具体的には、ブザー80を、位相差が大きいほど短い間隔で鳴動させると共に、位相差が減少するにつれて長い間隔で鳴動させ、位相差が零になると、所定時間鳴動を継続させるように構成した。
尚、鳴動間隔に代え、音質や音程を変化させるようにしても良い。さらに、鳴動間隔、音質、音程のいずれかを組み合わせ、位相差がある側(方向)を報知しても良い。さらには、ブザー80に代え、スピーカなどを設け、音声で報知するようにしても良い。
第3実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、少なくとも1個のブザー(可聴手段)を鳴動(動作)させて位相差を操船者に経時的に報知する如く構成したので、操船者は聴覚を通じて位相差を良く認識することができ、よって操船者に違和感を与えることなく、位相差を解消することができる。
上記した如く、第1から第3実施例にあっては、エンジン(内燃機関)18で駆動されるプロペラ24を備えると共に、船体16に配置されたステアリングホイール28の回転に応じてスイベルシャフト(操舵軸)50に接続された操舵用油圧シリンダ(アクチュエータ)40を駆動して操舵する船外機10の操舵装置において、前記ステアリングホイール28の回転角を示す出力を生じる回転角センサ30と、前記操舵軸の回動角を示す出力を生じる回動角センサ44と、エンジン18が始動されたとき、前記回転角センサ30の出力と前記回動角センサ44の出力を比較して前記出力の間に操舵角において位相差があるか否か判定する位相差判定手段(ECU22,S14からS16)と、前記位相差があると判定される場合、操船者によって前記ステアリングホイール28が操作されたとき(S12)、前記位相差を解消するように前記アクチュエータの駆動を制御して位相差解消制御を実行する位相差解消制御手段(S18)と、および前記位相差を前記操船者に報知する報知手段(S18、インディケータ74、ブザー80)とを備える如く構成した。
また、前記報知手段は、少なくとも1個のインディケータ(ランプ74a,74b)の点滅および複数個のインディケータ(ランプ74cから74h)の点灯のいずれかによって前記位相差を前記操船者に経時的に報知する(S18)如く構成した。
また、前記報知手段は、少なくとも1個の可聴手段(ブザー80)を動作させて前記位相差を前記操船者に経時的に報知する如く構成した。
尚、上記において、ランプ74aなどを用いて位相差の向きや大きさを報知するようにしたが、報知手段は記載したものに限られるものではなく、油圧ダンパ部72の油圧が可変に制御される場合、その油圧を変化させることによって報知しても良い。さらには、タコメータ76やスピードメータ78を一時的に流用して報知しても良い。さらに、図13に示す如く、ダッシュボードには警告灯82が配置されることから、それを用いても良い。
また、スイベルシャフト50を回動させるアクチュエータとして油圧シリンダを例に挙げたが、それに限られるものではなく、電動モータや油圧モータなどであっても良い。さらには、報知された位相差に応じ、手動で位相差を解消しても良い。
この発明の一つの実施例に係る船外機の操舵装置を全体的に示す説明図である。 図1に示す操舵装置の部分説明側面図である。 図2に示すスイベルケース付近を拡大して示す部分断面図である。 図1に示す船外機を右回りに最大転舵角まで転舵させたときのスイベルケース付近を上方から見た平面図である。 同様に、図1に示す船外機を左回りに最大転舵角まで転舵させたときのスイベルケース付近を上方から見た図4と同様な平面図である。 図1に示すステアリングホイールのコラム部の構造を詳細に示す縦断面図である。 図6のVII―VII線拡大断面図である。 この実施例に係る船外機の操舵装置の動作を示すフロー・チャートである。 図1に示すステアリングホイールに配置されたインディケータを示す説明図である。 同様に、図1に示すステアリングホイールに配置されたインディケータを示す説明図である。 図9などに示すインディケータによる報知動作を示す説明図である。 この発明の第2実施例に係る船外機の操舵装置の動作を示す、図11に類似する、インディケータによる報知動作を示す説明図である。 この発明の第3実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図9に類似する、報知に使用されるブザーを示す説明図である。
符号の説明
10 船外機、12 スイベルケース、16 船体、18 エンジン(内燃機関)、22ECU(電子制御ユニット)、24 プロペラ、28 ステアリングホイール、28a コラム部、28b ステアリングシャフト、30 回転角センサ、40 操舵用油圧シリンダ(アクチュエータ)、44 回動角センサ、50 スイベルシャフト(操舵軸)、74インディケータ(報知手段)、80 ブザー(報知手段)

Claims (3)

  1. 内燃機関で駆動されるプロペラを備えると共に、船体に配置されたステアリングホイールの回転に応じて操舵軸に接続されたアクチュエータを駆動して操舵する船外機の操舵装置において、前記ステアリングホイールの回転角を示す出力を生じる回転角センサと、前記操舵軸の回動角を示す出力を生じる回動角センサと、前記内燃機関が始動されたとき、前記回転角センサの出力と前記回動角センサの出力を比較して前記出力の間に操舵角において位相差があるか否か判定する位相差判定手段と、前記位相差があると判定される場合、操船者によって前記ステアリングホイールが操作されたとき、前記位相差を解消するように前記アクチュエータの駆動を制御して位相差解消制御を実行する位相差解消制御手段と、および前記位相差を前記操船者に報知する報知手段とを備えたことを特徴とする船外機の操舵装置。
  2. 前記報知手段は、少なくとも1個のインディケータの点滅および複数個のインディケータの点灯のいずれかによって前記位相差を前記操船者に経時的に報知することを特徴とする請求項1記載の船外機の操舵装置。
  3. 前記報知手段は、少なくとも1個の可聴手段を動作させて前記位相差を前記操船者に経時的に報知することを特徴とする請求項1または2記載の船外機の操舵装置。
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