JP2006186334A - 被吸着物の処理方法及び静電吸着方法 - Google Patents

被吸着物の処理方法及び静電吸着方法 Download PDF

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【課題】絶縁体から成るワークや半導体ウェハーのような被加工物が接着されて成るワークをステージ上に吸着固定することができるような静電吸着技術を提供する。
【解決手段】電子デバイスが表面に形成された半導体基板7を支持するためのガラス基板8が接着されて成る積層体15を準備し、導電フィルム9を貼り付ける。そして、ドライエッチング装置等の真空チャンバー12内に設置された吸着ステージ10表面に、積層体15を載置する。その後、内部電極11に電圧を印加し、導電フィルム9と吸着ステージ10の表面に正・負の電荷を発生させ、この間に働く静電気力によって積層体15を吸着固定する。そして、吸着ステージ10上に吸着固定された積層体15に対してエッチング、CVD、PVD等の加工処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体製造工程や液晶パネルの製造工程で使用される静電吸着技術に関するものである。
半導体製造工程では、エッチング、CVD(化学的気層蒸着法)、PVD(物理的気層蒸着法)等の各種の工程で、半導体ウェハーをエッチング装置等のステージ上に固定するための一方式として、静電吸着方式が用いられている。この静電吸着方式は、ステージと、このステージの上に誘電層を介して載置された半導体ウェハーの間に電圧を印加し、両者の間に発生した静電気力によって半導体ウェハーをステージに吸着するというものである(特許文献1参照)。
しかしながら、この静電吸着方式では、その原理上、ステージを1つの電極とし、ワーク(例えば、半導体ウェハー)をもう1つの電極とする必要があるため、ワークである絶縁体をステージ上に吸着固定することはできない。例えば、SOS(シリコンオンサファイア)やSOI(シリコンオンインシュレータ)等のデバイスでは絶縁性基板が用いられるため、半導体ウェハーのような強い吸着力が得られず、静電吸着方式を採用することができなかった。また、FPD(フラットパネルディスプレイ)やDVD(デジタルビデオディスク)においても、ガラス基板等の絶縁性基板が用いられるため、同様に静電吸着方式を採用することができなかった。
特開平5―63062号公報 特開平5−331431号公報 特開昭62−275137号公報
上述したように、静電吸着方式の装置では、絶縁体から成るワークをステージに吸着固定することができなかった。そのためエッチング装置やCVD装置やPVD装置等のように真空中で加工処理を行う装置においては、そのようなワークを機械的なクランプ機構によって固定せざるを得なかったが、そのようなクランプ機構では、ワーク内の温度分布が安定しないことや、ワークの反りによる加工精度の低下を招き、歩留まり低下の原因となっている。そこで、絶縁体から成るワークや半導体ウェハーのような被加工物が接着されて成るワークをステージ上に吸着固定することができるような静電吸着技術が要望されている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下の通りである。すなわち、本発明の被吸着物の処理方法は、絶縁体から成る被吸着物の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記被吸着物を真空チャンバー内に設置された吸着ステージに吸着固定し、前記被吸着物に対して加工処理を施すことを特徴とする。
また、本発明の被吸着物の処理方法は、被加工物の表面に絶縁体が形成されて成る被吸着物を準備し、前記絶縁体の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記被吸着物を真空チャンバー内に設置された吸着ステージに吸着固定し、前記被加工物に対して加工処理を施すことを特徴とする。
また、本発明の静電吸着方法は、絶縁体からなる被吸着物の表面に導電部材を貼り付け、静電吸着によって前記絶縁体を吸着ステージに吸着固定することを特徴とする。
また、本発明の静電吸着方法は、被加工物の表面に絶縁体が形成されて成る被吸着物を準備し、絶縁体の表面に導電部材を貼り付け、静電吸着によって被吸着物を吸着ステージに吸着固定することを特徴とする。
本発明の被吸着物の処理方法及び静電吸着方法によれば、絶縁体から成る被吸着物、被加工物の表面に絶縁体が形成されて成る被吸着物を静電吸着により吸着固定して、当該絶縁体や被加工物を真空チャンバー内で加工処理することができる。
まず、本発明の実施形態で用いられる導電部材の例として導電フィルムについて図面を参照しながら説明する。図1はこの導電フィルムの構造を示す断面図である。
図1(a)に示す導電フィルム9は、保護層1、導電層2、接着層3、及び剥離層4のこの順に積層して成るものである。もしくは、導電フィルム9は、保護層1、導電層2、ポリイミド層5、接着層3、及び剥離層4をこの順に積層して構成してもよい。ここで、保護層1は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル等のプラスチック材料から成るプラスチックフィルムである。また、導電層2は、ポリピロール等の分子構造中に共役二重結合を有する導電性高分子から成る。また、接着層3は、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等の粘着剤から成る。剥離層4は、離型紙等であって導電フィルム9の使用の際には剥離される。
また、図1(b)に示す導電フィルム9Aは、保護層1、ポリイミド層5、導電層2、接着層3、剥離層4をこの順に積層して成るものである。ポリイミドは耐熱性に優れているため、かかる耐熱性を有する導電フィルムを採用することで、高温下においても、安定した吸着特性を得ることができる。
また、図1(c)に示す導電フィルム9Bは、保護層1、導電材料とポリイミドを重合してなる重合層6、接着層3、剥離層4をこの順に積層して成るものである。なお、図1(b)及び図1(c)では、接着層3は耐熱性を有した材料から成ることが好ましい。
次に、上述した導電フィルム9、9A、9Bを用いた被吸着物の処理方法及び静電吸着方法について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、導電フィルム9を用いて説明するが、導電フィルム9A、9Bを用いたものも同様である。
図2に示すように、被吸着物の一例として、電子デバイスが表面に形成された半導体基板7に、この半導体基板7を支持するためのガラス基板8が接着されて成る積層体15を準備し、ガラス基板8の表面に導電フィルム9を貼り付ける。ここで、導電フィルム9の剥離層4は剥離除去されて、接着層3が露出され、この接着層3を介して導電フィルム9がガラス基板8に貼り付けられることになる。上記の積層体15は、円盤状の半導体ウェハーの形態を有している。また、半導体基板7は、ダイシングラインDLによってマトリクス状に区画された多数の半導体集積回路100を有している。なお、半導体基板7の支持体としてガラス基板8を用いたが、セラミックスや石英、プラスチック、樹脂(例えば、レジストやエポキシ樹脂)等の他の絶縁体を支持体として用いてもよい。
そして、図3に示すように、ドライエッチング装置等の真空チャンバー12内に設置された吸着ステージ10上に、前記導電フィルム9が貼り付けられた積層体15を載置する。ここで、吸着ステージ10の表面は不図示の誘電層でカバーされている。また、電源13は内部電極に直流電圧又は交流電圧を供給するための電源であり、交流電源14は吸着ステージ10に交流電圧を供給するための電源である。
そして、積層体15を吸着ステージ10に載置した後、吸着ステージ10の内部に設けた内部電極11に電圧を印加し、導電フィルム9と吸着ステージ10の表面に正・負の電荷を発生させ、この間に働く静電気力によって積層体15を吸着ステージ10に吸着固定する。そして、吸着固定された積層体15の半導体基板7に対して、真空中で、ドライエッチング、CVD(化学的気層蒸着法)、PVD(物理的気層蒸着法)等の加工処理を行う。
次に、上述したような積層体15に対する加工処理について具体的に説明する。図4乃至図6は、上記積層体15の部分的な断面構造を工程順に示した図である。まず、図4(a)に示すように、半導体基板7の表面には不図示の電子デバイス(例えば、CCD(Charge Coupled Device)や赤外線センサー等の受光素子、もしくは発光素子)の他に、それらの電子デバイスと接続されたパッド電極20が形成されている。パッド電極20は、層間絶縁膜21を介して半導体基板7の表面に形成されている。
半導体基板7は例えばシリコン(Si)から成り、好ましくは約20〜200μmの膜厚を有している。また、パッド電極20は、例えばアルミニウム(Al)から成り、好ましくは約1μmの膜厚を有して形成される。なお、半導体基板7上には、少なくとも前記パッド電極20の一部を被覆するように不図示のパッシベーション膜が形成されている。また、層間絶縁膜21は、例えば酸化膜から成り、好ましくは約0.8μmの膜厚を有している。そして、半導体基板7の表面には、約80〜100μmの膜厚を有するガラス基板8が、樹脂層22を介して接着されている。そして、ガラス基板8の表面に導電フィルム9を貼り付ける。
次に、図4(b)に示すように、半導体基板7の裏面上に、選択的にレジスト層23を形成する。そして、レジスト層23が形成され、導電フィルム9が貼り付けられた積層体15を、ドライエッチング装置の真空チャンバー12内の吸着ステージ10上に、導電フィルム9が吸着ステージ10と向き合うように載置し、これを静電吸着により吸着固定し、半導体基板7のドライエッチングを行う。ドライエッチングのエッチングガスとしては例えばCHF等を用いることができる。このドライエッチングにより、パッド電極20に対応する位置の半導体基板7、層間絶縁膜21を貫通するビアホール24が形成される。
次に、レジスト層23を除去した後、図4(c)に示すように、ビアホール24内を含む半導体基板7の裏面の全面にCVD(化学的気層蒸着法)により、絶縁膜25を形成する。ここで、絶縁膜25は、例えばシリコン酸化膜(SiO膜)もしくはシリコン窒化膜(SiN膜)から成り、上述のような静電吸着方式によるプラズマCVD装置を用いて形成される。
次に、図5(a)に示すように、絶縁膜25上に、不図示のレジスト層を形成させ、当該レジスト層をマスクとして、ビアホール24の底部の絶縁膜25をドライエッチングして除去する。このドライエッチング工程においても上記と同様な積層体15の静電吸着を行うことができる。
次に、図5(b)に示すように、ビアホール24を含む半導体基板7の裏面の絶縁膜25上に、バリアメタル層26を形成する。さらに、バリアメタル層26上に不図示のシード層を形成する。ここで、上記バリアメタル層26は、例えばチタンタングステン(TiW)層、チタンナイトライド(TiN)層、もしくはタンタルナイトライド(TaN)層等の金属から成る。上記不図示のシード層は、後述する配線層27をメッキ形成するための電極となるものであり、例えば銅(Cu)等の金属から成る。バリアメタル層26は、PVD(物理的気層蒸着法)によって形成することができるが、この際にPVD装置において上記と同様な積層体15の静電吸着を行うことができる。
次に、ビアホール24内を含むバリアメタル層26及び不図示のシード層上に、例えば電解メッキ法により、銅(Cu)から成る貫通電極28、及びこの貫通電極28と連続して接続された配線層27を形成する。貫通電極28及び配線層27は、バリアメタル層26及び不図示のシード層を介して、ビアホール24の底部で露出するパッド電極20と電気的に接続される。
次に、図5(c)に示すように、半導体基板7の裏面の配線層27上に、配線層27を所定のパターンにパターニングするためのレジスト層29を選択的に形成する。次に、レジスト層29をマスクとして、不要な配線層27の部分及び不図示のシード層をエッチングして除去する。続いて、配線層27をマスクとして、バリアメタル層26をエッチングして除去する。これらのエッチングをドライエッチングで行う場合には、ドライエッチング装置において上記と同様な積層体15の静電吸着を行うことができる。
次に、図6に示すように、半導体基板7の裏面上に、これを被覆するようにして、例えばソルダーレジストのようなレジスト材料等から成る保護層30を形成する。保護層30のうち配線層27に対応する位置には開口部が設けられる。そして、当該開口部で露出する配線層27上に、例えばハンダ等の金属から成るボール状の導電端子31がスクリーン印刷法を用いて形成される。なお、本発明は前記導電端子31を有さない、いわゆるLGA(Land Grid Array)型の半導体装置に適用してもよい。
その後、この積層体15は、ダイシングラインDLに沿ってダイシングされ、個々のチップに分割されるが、導電フィルム9はそのダイシングの前もしくは後で積層体15から剥離除去される。上述したように、本発明の被吸着物の処理方法及び静電吸着方法によれば、ガラス基板8のような絶縁体を有した半導体装置の製造工程で通常行われるドライエッチング、CVD(化学的気層蒸着法)、PVD(物理的気層蒸着法)等の真空中における加工処理のすべてを静電吸着によって行うことが可能となり、温度分布の均一性や、積層体15の反りを防止して、歩留まり向上に寄与することができる。
また、上記実施形態は、半導体基板7とガラス基板8の積層体15に対して、静電吸着を行うものであるが、本発明は、図7に示すように、ガラス、セラミックス、石英、プラスチック、樹脂(例えば、レジストやエポキシ樹脂)等の絶縁体50についても同様にして適用することができる。即ち、絶縁体50の表面に上述の導電フィルム9を貼り付け、図3に示したようなドライエッチング装置等の真空チャンバー12内に設置された吸着ステージ10上に、導電フィルム9を吸着ステージ10と向き合うようにして載置し、静電吸着により固定し、この絶縁体50に対して、真空中で、ドライエッチング、CVD(化学的気層蒸着法)、PVD(物理的気層蒸着法)等の加工処理を行うことができる。
また、上記実施形態では、ガラス基板8や、セラミック、石英、プラスチック、樹脂等の絶縁体50の表面に導電フィルム9を設けたが、これに限定されず、半導体ウェハーについても同様に適用することができる。すなわち、図8に示すように半導体基板7上に形成された絶縁膜40(例えば、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜や樹脂層)に導電フィルム9を設け、同様の静電吸着により固定し、当該半導体基板7に対して、ドライエッチング、CVD、PVD等の加工処理を行うこともできる。
具体的には例えば、図9に示すように、半導体基板7の表面に形成された絶縁膜40としてのパッシベーション膜55に直接導電フィルム9を設けて、静電吸着を行い、半導体装置の製造工程における様々な加工処理を行うことができる。この場合、半導体基板7を静電吸着によって一層強く吸着固定することができ、加工精度が向上するという利点がある。特に、絶縁膜40の膜厚が厚い場合に有効である。また、導電フィルム9はガラス基板8のような支持体としての役割も有するため、ガラス基板8のような支持体を用いずに目的の半導体装置を製造できるという利点もある。なお、図9に係る他の構成は図6に示したものと同様の構成であるため、同一符号を用い、その説明を省略する。
また、以上の説明では、導電フィルム9を用いたが、別の導電部材を用いることで同様の静電吸着の効果を得ることもできる。すなわち、レジストやエポキシ樹脂等の樹脂と、導電フィルム9と同様の導電材料とを混合させた導電性樹脂を準備し、当該導電性樹脂を用いて、ガラス、セラミック、石英、プラスチック等の絶縁性基板の表面や、図10に示すような半導体基板7の表面に形成された絶縁膜40の表面に導電性樹脂層45を形成させる。そして、同様の静電吸着により絶縁性基板や半導体基板7をステージ上に固定し、加工処理を行うことができる。なお、この場合、導電性樹脂層45はガラス基板8のような支持体として用いることもできる。また、導電性樹脂層45は導電フィルム9と同様、絶縁性基板や半導体基板7の加工処理が行われた後に剥離除去されるものである。
本発明で用いる導電フィルムの断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態に係る被吸着物の処理方法及び静電吸着方法を説明する斜視図である。
符号の説明
1 保護層 2 導電層 3 接着層 4 剥離層
5 ポリイミド層 6 重合層 7 半導体基板 8 ガラス基板
9 導電フィルム 10 吸着ステージ 11 内部電極
12 真空チャンバー 13 電源 14 交流電源
15 積層体
20 パッド電極 21 層間絶縁膜
22 樹脂層 23 レジスト層
24 ビアホール 25 絶縁膜 26 バリアメタル層
27 配線層 28 貫通電極 29 レジスト層
30 保護層 31 導電端子 40 絶縁膜
45 導電性樹脂層
50 絶縁体 55 パッシベーション膜 100 半導体集積回路

Claims (17)

  1. 絶縁体から成る被吸着物の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記被吸着物を真空チャンバー内に設置された吸着ステージに吸着固定し、前記被吸着物に対して加工処理を施すことを特徴とする被吸着物の処理方法。
  2. 被加工物の表面に絶縁体が形成されて成る被吸着物を準備し、前記絶縁体の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記被吸着物を真空チャンバー内に設置された吸着ステージに吸着固定し、前記被加工物に対して加工処理を施すことを特徴とする被吸着物の処理方法。
  3. 前記絶縁体は、ガラス、セラミックス、石英、プラスチック、樹脂のいずれかから成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  4. 前記加工処理は、エッチング、CVD、PVDのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  5. 前記被加工物は半導体ウェハー、絶縁体、又は導体であることを特徴とする請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  6. 前記導電部材は保護層、導電層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  7. 前記導電部材は保護層、ポリイミド層、導電層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  8. 前記導電部材は保護層、導電材料とポリイミドを重合して成る重合層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  9. 前記導電部材は導電性樹脂層から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被吸着物の処理方法。
  10. 絶縁体の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記絶縁体を吸着ステージに吸着固定することを特徴とする静電吸着方法。
  11. 被加工物の表面に絶縁体が形成されて成る被吸着物を準備し、前記絶縁体の表面に導電部材を設け、静電吸着によって前記被吸着物を吸着ステージに吸着固定することを特徴とする静電吸着方法。
  12. 前記絶縁体は、ガラス、セラミックス、石英、プラスチック、樹脂のいずれかから成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の静電吸着方法。
  13. 前記被加工物は半導体ウェハー、絶縁体、又は導体であることを特徴とする請求項11に記載の静電吸着方法。
  14. 前記導電部材は保護層、導電層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の静電吸着方法。
  15. 前記導電部材は保護層、ポリイミド層、導電層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の静電吸着方法。
  16. 前記導電部材は保護層、導電材料とポリイミドを重合して成る重合層、及び接着層を積層して成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の静電吸着方法。
  17. 前記導電部材は導電性樹脂層から成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の静電吸着方法。
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