JP2006185964A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 初期特性のばらつきと通電劣化とを抑制したGaN系およびSiC系半導体装置を提供すること。
【解決手段】 プラズマエッチングに用いられるエッチングガスはマスク材13の開口部からイオン化した状態で半導体結晶12表面に入射し、所定の深さだけ半導体結晶12をエッチングする。エッチングガスに混合された窒素ガスは高いエネルギが付与されて活性化し、エッチング面および側壁面の半導体結晶12原子と反応してその結合手を窒素終端固定する。窒素終端固定された表面層の組成は、例えば、半導体結晶12がGaN系結晶の場合にはGa、SiC系結晶の場合にはSi、となり極薄の窒化膜が形成されて化学的な安定化が図られる。このような窒素終端固定された結晶面は、デバイスに通電を行った場合にも水分や酸素による腐食(酸化)が進行せず、半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とが抑制されて信頼性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、より詳細には、GaN系およびSiC系の半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化を抑制するプラズマエッチング技術に関する。
特許文献1には、フッ素系ガスと窒素系ガスの混合ガスを用いることにより、高エッチングレート・高選択比を維持してタングステン膜をプラズマエッチングする技術が開示されており、具体的には、エッチングガスであるSFに対して1〜10体積%のNを添加させた混合ガスが用いられている。また、プラズマエッチング技術は、GaN系デバイスやSiCまたはサファイアを材料とする基板においても重要な加工技術のひとつである。従来、このエッチングにおいては、プロセスおよびプロセス管理(ガス管理など)の容易性から単一のガスを用いて実施されてきた。
特開平7−273098号公報
しかしながら、GaN系デバイスやSiC系デバイスの表面に従来の手法でプラズマエッチングを施してキャリア駆動領域を形成すると、得られた半導体装置の初期特性がばらついたり通電劣化したりすることが問題となっていた。このような現象は、基板がSiCやサファイアもしくはGaN単結晶である場合のGaN系電子デバイスやSiC系電子デバイスのみならず、これらの基板上に形成されたGaN系の光半導体素子でも同様に認められ、さらにはGaN系HEMTデバイスにおいて部分的な電気的接続を司るバイアホールをエッチングで形成したデバイスにおいても同様である。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、GaN系およびSiC系の半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とを抑制することを可能とするプラズマエッチング技術を提供することにある。
本発明は、GaN系半導体材料が露出するプラズマエッチング工程において、前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられる半導体装置の製造方法である。
本発明は、GaN系半導体層上のSiN膜またはGaN系半導体層をプラズマエッチングする工程と、前記工程によって露出した前記GaN系半導体層上にゲート電極を形成する工程を含む半導体装置の製造方法において、前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられる半導体装置の製造方法を含む。
本発明は、GaN系半導体材料をプラズマエッチングしてバイアホールを形成する工程を含む半導体装置の製造方法において、前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられる半導体装置の製造方法を含む。
本発明は、GaN系半導体層を有し、縦方向に共振キャビティを有する半導体レーザにおいて、前記GaN系半導体層上のSiN膜または前記GaN系半導体層自体のメサ加工をプラズマエッチングする工程を含む半導体発光素子の製造方法において、前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられる半導体発光素子の製造方法を含む。
前記バイアホールは、SiCまたはサファイアの材料からなる基板を前記プラズマエッチングして形成する工程をさらに含む構成とすることができる。また、前記プラズマエッチングは、ICPまたはECRを用いて実行される構成とすることができる。前記窒素系ガスは、Nガスであることが好ましい。前記窒素系ガスの混合量は、10〜80体積%であることが好ましい。前記窒素系ガスの混合量は、20〜60体積%であることが好ましい。前記フッ素系ガスは、少なくともSF6ガスを含有するものであることが好ましい。前記塩素系ガスは、少なくともCl2ガスを含有するものであることが好ましい。
本発明によれば、GaN系およびSiC系半導体結晶のエッチング面とその側壁面の原子を窒素終端固定することとしたので、半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とを抑制することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明においては、GaN系半導体およびSiC系半導体の表面にプラズマエッチングを施すに際して、フッ素系または塩素系のエッチング用ガスに窒素系ガスを10〜80体積%混合させてエッチングを実行する。このような窒素混合ガスを用いてエッチングが行われた結晶の最表面(エッチング面および側壁面)の原子は、エッチングガスに含まれる窒素によりその結合手が終端固定されるために化学的に安定な状態となり、半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とが抑制される。本発明の基礎となるこのようなエッチング手法は、発明者の実験により明らかとなった以下のような知見に基づくものである。
一般に、GaN系半導体結晶およびSiC系半導体結晶の表面にプラズマエッチングを施すと、そのダメージに起因してエッチング面および側壁面に変質層が形成される。このような変質層を構成する原子は化学結合的に極めて不安定な状態にあり、この半導体結晶をエッチング反応室から大気中へと取り出すと、上記変質層の構成原子と大気中の水分や酸素とが反応して自然酸化されて非晶質の酸化層となる。この非晶質酸化層は、半導体結晶がGaN系の場合にはGaであり、SiC系の場合にはSiOである。
このような非晶質酸化層がエッチング領域に残存した状態で半導体結晶表面に金属膜や誘電体膜を形成してパッシベーションを行うと、そのような半導体装置の初期特性はリーク電流の大きなものとなってしまうことが明らかとなった。
また、このような半導体装置においては、半導体結晶表面とパッシベーション膜との間の経時的な密着性低下が生じ易く、当該部分から水分が浸入し易くなってコロージョンが発生し、長期信頼度特性も低いものとなってしまう。
このような現象は、基板がSiCやサファイアもしくはGaN単結晶である場合のGaN系電子デバイスやSiC系電子デバイスのみならず、これらの基板上に形成されたGaN系の光半導体素子でも同様に認められ、さらにはGaN系HEMTデバイスにおいて部分的な電気的接続を司るバイアホールをエッチングで形成したデバイスにおいても同様に生じるものである。
このように、GaN系およびSiC系の半導体装置の初期特性がばらついたり通電劣化したりする原因は従来のエッチング方法により生じる化学的に不安定な変質層であるから、上記の問題を解決するためにはこのような変質層の発生を防止すればよい。そこで、本発明においては、GaN系半導体およびSiC系半導体の表面にプラズマエッチングを施すに際して、フッ素系または塩素系のエッチング用ガスに窒素ガスを好ましくは10〜80体積%混合させてエッチングを実行することとし、エッチングが行われる結晶の最表面(エッチング面および側壁面)の原子の結合手を窒素により終端固定することで化学的安定化を図ることとしている。以上から、本発明者は、GaN系およびSiCまたはサファイアを材料とする基板の半導体装置において、従来の課題を改善するための最適となるプラズマエッチング方法を見出したのである。また、エッチング速度を考慮すると、図10に示すように、窒素ガスの混合は20〜60体積%であることが、さらに好ましいと考えられる。図10は、窒素添加比率(%)によるSiCエッチング速度(nm/min)及びSiC表面酸化率(%)との関係を示す図である。
図1は、プラズマエッチング中の窒素終端固定の様子を概念的に説明するための図で、図1(a)はエッチング前の状態を示す図、図1(b)は窒素ガスを混合させたエッチングガスでプラズマエッチングすることで、エッチング面および側壁面が窒素終端固定される様子を示す図である。
エッチングを施すに際しては、下地基板11上に設けられたGaN系もしくはSiC系半導体結晶12の表面の所定領域を開口させるマスク材13が形成されている(図1(a))。プラズマエッチングに用いられるエッチングガスはマスク材13の開口部からイオン化した状態で半導体結晶12表面に入射し、所定の深さだけ半導体結晶12をエッチングする。
エッチングガスに混合された窒素ガスは高いエネルギが付与されて活性化し、エッチング面および側壁面の半導体結晶12原子と反応してその結合手を窒素終端固定する。窒素終端固定された表面層の組成は、例えば、半導体結晶12がGaN系結晶の場合にはGa、SiC系結晶の場合にはSi、となり極薄の窒化膜が形成されて化学的な安定化が図られる。
このような窒素終端固定された結晶面は、デバイスに通電を行った場合にも水分や酸素による腐食(酸化)が進行せず、半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とが抑制されて信頼性が向上する。また、窒素終端固定された結晶面はプラズマエッチング後のプロセス中で用いられる薬液によっても腐食されることがないためにエッチング形状が維持される。
以下に、実施例により本発明をより具体的に説明する。なお、以降の説明では、窒素系ガスがNガスであるものとして説明するがこれに限定されるものではない。また、フッ素系ガスおよび塩素系ガスは、複数種のフッ素系ガスや塩素系ガスが混合されたものであっても良い。
本実施例では、GaN系HEMT上に形成された窒化珪素膜(Si膜)をリモートプラズマエッチングする例について説明する。
図2は、本実施例におけるプラズマエッチング前(図2(a))とプラズマエッチング後(図2(b))の様子を説明するための図である。
プラズマエッチングを施すに先立ち、基板21上に、GaN電子走行層22と、n型AlGaN電子供給層23と、n型GaN表面保護薄層24とが順次積層され、n型GaN表面保護薄層24上の所定領域に、ソース25とドレイン26が設けられている。ソース25とドレイン26との間の領域には、n型GaN表面保護薄層24の表面を保護する厚みが100nmの窒化珪素膜27が形成され、ゲート窓28により窒化珪素膜27の一部が開口されている。なお、基板21には、SiC、サファイア、もしくはGaNが選択される。
上記のゲート窓28により開口された領域の窒化珪素膜27は、下記の条件下でエッチングされて図2(b)に示す形状とされる。すなわち、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)SF/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入50〜300W、バイアス電力0.03〜0.3W/cmである。
このようにして得られたGaN系HEMTの特性を、従来のプラズマエッチングで窒化珪素膜を同様にエッチングして得られたGaN系HEMTの特性と比較した。
図3は、図2のエッチングにおいて、プラズマエッチング用ガスに窒素ガスを混合(添加)させた本実施例のGaN系HEMTと窒素ガス混合を行わずにプラズマエッチングを施したGaN系HEMTのリーク電流の印加バイアス依存性を説明するためのIV曲線である。なお、これらのデバイスのゲート幅Wは2.4mmであり、リーク電流の規格値(上限値)は概ね1.2mAである。
窒素ガス添加なしのGaN系HEMTでは、印加電圧が100Vでリーク電流規格値に達するのに対して、窒素ガスを添加した本実施例のGaN系HEMTでは、200Vの電圧を印加してもリーク電流規格値には到達しておらず、リーク電流の大幅な減少が確認された。窒化珪素膜のみのエッチングにおいて、窒素ガス添加ありの場合には、GaN表面保護薄層の表面に窒素が終端固定されるため、変質層が形成されないので、リーク電流を減少することができる。
また、これらのHEMTを樹脂封止した状態で、温度80℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCT(プレッシャ・クッカー試験)を行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率(累積故障率:Fit))を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系HEMTの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガスを添加した本実施例のGaN系HEMTでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
本実施例では、GaN系HEMT上に形成されたGaNのリセス窓をリモートプラズマエッチングする例について説明する。
図4は、本実施例におけるプラズマエッチング前(図4(a))とプラズマエッチング後(図4(b))の様子を説明するための図である。
プラズマエッチングを施すに先立ち、基板21上に、GaN電子走行層22と、n型AlGaN電子供給層23と、厚みが100nmのn型GaN表面保護薄層24とが順次積層され、n型GaN表面保護薄層24上の所定領域に、ソース25とドレイン26が設けられている。ソース25とドレイン26との間の領域には、GaNのリセス窓29が形成され、ゲート窓29によりn型GaN表面保護薄層24の一部が開口されている。なお、基板21には、SiC、サファイア、もしくはGaNが選択される。
上記のリセス窓29により開口された領域のn型GaN表面保護薄層24は、下記の条件下でエッチングされて図4(b)に示す形状とされる。すなわち、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)Cl/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入50〜300W、バイアス電力0.03〜0.3W/cmである。
このようにして得られたGaN系HEMTの特性を、従来のプラズマエッチングを施して得られたGaN系HEMTの特性と比較した。
図5は、図4のエッチングにおいて、プラズマエッチング用ガスに窒素ガスを混合(添加)させた本実施例のGaN系HEMTと窒素ガス混合を行わずにプラズマエッチングを施したGaN系HEMTのリーク電流の印加バイアス依存性を説明するためのIV曲線である。なお、これらのデバイスのゲート幅Wは2.4mmであり、リーク電流の規格値(上限値)は概ね1.2mAである。
窒素ガス添加なしのGaN系HEMTでは、印加電圧が120Vでリーク電流規格値に達するのに対して、窒素ガスを添加した本実施例のGaN系HEMTでは、200Vの電圧を印加してもリーク電流規格値には到達しておらず、リーク電流の大幅な減少が確認された。窒素ガス添加ありの場合には、GaN表面保護薄層の表面に、窒素が終端固定されるため、変質層が形成されないので、リーク電流を減少することができる。
また、これらのHEMTを樹脂封止した状態で、温度80℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCTを行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率)を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系HEMTの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系HEMTでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
本実施例では、GaN系VCSELの表面メサ加工をリモートプラズマエッチングする例について説明する。
図6は、本実施例におけるプラズマエッチング前(図6(a))とプラズマエッチング後(図6(b))の様子を説明するための図である。
プラズマエッチングを施すに先立ち、キャリア30上に、バッファ層31と、n型GaN層32と、InGaN量子井戸構造を有するキャビティ層33と、AlGaNの電流制御層34と、p型GaN層35とが順次積層され、p型GaN層35上の所定領域に、マスクとしてのレジスト膜36が設けられている。
上記のレジスト膜36で被覆された以外の領域は、下記の条件下で2段階でエッチングされて図6(b)に示す形状とされる。すなわち、先ず、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)Cl/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入400〜900W、バイアス電力0.5W/cmの条件で、n型GaN層32を10nmだけ残すようにエッチングを行い、これに続いて、ICPまたはECRの電力投入50〜400W、バイアス電力0.03〜0.2W/cmに下げる以外は同条件で、残りのn型GaN層32をエッチングしてメサを形成した。
このようにして得られたGaN系VCSELの駆動電流150mAでの光連続出力特性を、従来のプラズマエッチングを施して得られたGaN系VCSELの特性と比較した。
図7は、窒素添加有りおよび無しの条件で作製されたGaN系VCSELの光連続出力特性を示す図である。駆動電流150mAで比較すると、窒素ガス添加なしのGaN系VCSELでは33mWであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系VCSELでは初期特性の40mWで安定的な発光特性を示した。窒素ガスを添加した場合には、メサの側面に変質層(酸化層など)が形成されないため、側面を伝わって流れるリーク電流を抑制することができるので、安定した初期特性を得ることができる。
また、これらのVCSELを樹脂封止した状態で、温度40℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCTを行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率)を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系VCSELの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系VCSELでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
本実施例では、GaN系VCSELの電極形成窓のSiN膜をリモートプラズマエッチングする例について説明する。
図8は、本実施例におけるプラズマエッチング前(図8(a))とプラズマエッチング後(図8(b))および配線形成後(図8(c))の様子を説明するための図である。
プラズマエッチングを施すに先立ち、キャリア30上に、バッファ層31と、n型GaN層32と、InGaN量子井戸構造を有するキャビティ層33と、AlGaNの電流制御層34と、p型GaN層35とが順次積層され、n型GaN層32とキャビティ層33と電流制御層34とp型GaN層35とからなる積層体はメサ構造とされている。このメサは、窒化珪素膜37により被覆され、この窒化珪素膜37上の所定領域に、メサの両サイドに開口部を有するようにマスクとしてのレジスト膜38が設けられている。
上記のレジスト膜38で被覆された以外の領域は、下記の条件下で2段階でエッチングされて図8(b)に示す形状とされる。すなわち、先ず、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)SF/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入400〜900W、バイアス電力0.2〜1.0W/cmの条件で、窒化珪素膜37を50nmだけ残すようにエッチングを行い、これに続いて、ICPまたはECRの電力投入50〜400W、バイアス電力0.03〜0.2W/cmに下げる以外は同条件で、残りの窒化珪素膜37をエッチングした。そして最後に、マスクとしてのレジスト膜38を除去してメサの両サイドにp型のオーミックコンタクト39、40を形成して配線41を設け、キャリア30の裏面にn型のオーミックコンタクト42を形成して素子とした。
このようにして得られたGaN系VCSELの駆動電流150mAでの光連続出力特性を、従来のプラズマエッチングを施して得られたGaN系VCSELの特性と比較した。この場合も図7に示した結果と略同じ結果が得られ、駆動電流150mAで比較すると、窒素ガス添加なしのGaN系VCSELでは33mWであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系VCSELでは初期特性の40mWで安定的な発光特性を示した。窒素ガスを添加した場合には、p型GaN層35の表面に変質層(酸化層など)が形成されないため、良好なコンタクトを得ることができる。
また、これらのVCSELを樹脂封止した状態で、温度40℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCTを行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率)を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系VCSELの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系VCSELでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
本実施例では、GaN系HEMTのp型SiC基板にリモートプラズマエッチングでバイアホールを形成する例について説明する。また、本発明は、i型SiC基板およびサファイア基板においても同様のエッチングが可能である。
図9は、本実施例におけるプラズマエッチング前(図9(a))とプラズマエッチング後(図9(b))の様子を説明するための図である。プラズマエッチングを施すに先立ち、厚み100μmのp型もしくはi型SiC基板43の裏面に、GaN系HEMT用のエピ層44と電極45とを形成する一方、p型SiC基板43の表面には、開口部を有するマスクとしてのレジスト膜46が設けられている。
上記のレジスト膜46で被覆された以外の領域は、下記の条件下で2段階でエッチングされて図9(b)に示す形状のバイアホールが形成される。すなわち、先ず、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)SF/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入400〜700W、バイアス電力0.2〜1.0W/cmの条件で、p型SiC基板43を30μmだけ残すようにエッチングを行い、これに続いて、ICPまたはECRの電力投入50〜400W、バイアス電力0.03〜0.2W/cmに下げる以外は同条件で、残りのp型もしくはi型SiC基板43をエッチングしてバイアホールを形成した。
このようにして得られたGaN系HEMTでは、電極パッドの膨れは一切発生しなかった。水分などの腐食、浸入などが防げるため(つまり濡れ性が悪くなる)熱処理時での水分などの膨張を制御できるので、膨れが発生しない(膨れを抑制することでコンタクト不良や電極ハガレを防止できる)。また、これらのHEMTを樹脂封止した状態で、温度80℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCTを行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率)を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系HEMTの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系HEMTでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
本実施例では、GaN系HEMTのサファイア基板にリモートプラズマエッチングでバイアホールを形成する例について説明する。本実施例では、基板43をp型もしくはi型SiCからサファイアとする以外の構造は実施例5と同じである。つまり、プラズマエッチングを施すに先立ち、厚み100μmのサファイア基板の裏面に、GaN系HEMT用のエピ層44と電極45とを形成する一方、サファイア基板の表面には、開口部を有するマスクとしてのレジスト膜46が設けられている。
上記のレジスト膜46で被覆された以外の領域は、下記の条件下で2段階でエッチングされて図9(b)に示すのと同じ形状のバイアホールが形成される。すなわち、先ず、エッチング用ガスとしてガス流量比(体積比)Cl/N=0.25〜9の窒素混合ガスを用い、ガス圧を0.1〜5Paとし、ICPまたはECRの電力投入400〜900W、バイアス電力0.2〜1.0W/cmの条件で、サファイア基板を30μmだけ残すようにエッチングを行い、これに続いて、ICPまたはECRの電力投入50〜400W、バイアス電力0.03〜0.2W/cmに下げる以外は同条件で、残りのサファイア基板をエッチングしてバイアホールを形成した。
このようにして得られたGaN系HEMTでは、電極パッドの膨れは一切発生しなかった。膨れについては、実施例5で説明しているので、ここでは説明は省略する。また、これらのHEMTを樹脂封止した状態で、温度80℃、湿度85%、圧力2気圧の条件下でPCTを行い耐湿性についての加速評価(サービス時間10年の磨耗故障率)を行ったところ、窒素ガス添加なしのGaN系HEMTの累積故障率が250Fitであったのに対して、窒素ガス添加した本実施例のGaN系HEMTでは100Fit以下と大幅な低減が確認された。
以上説明したように、本発明によれば、GaN系およびSiC系半導体装置の初期特性のばらつきと通電劣化とを抑制することが可能となる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
プラズマエッチング中の窒素終端固定の様子を概念的に説明するための図で、(a)はエッチング前の状態し示す図、(b)は窒素ガスを混合させたエッチングガスでプラズマエッチングすることでエッチング面および側壁面が窒素終端固定される様子を示す図である。 実施例1におけるプラズマエッチング前(a)とプラズマエッチング後(b)の様子を説明するための図である。 プラズマエッチング用ガスに窒素ガスを混合(添加)させた実施例1のGaN系HEMTと窒素ガス混合を行わずにプラズマエッチングを施したGaN系HEMTのリーク電流の印加バイアス依存性を説明するためのIV曲線である。 実施例2におけるプラズマエッチング前(a)とプラズマエッチング後(b)の様子を説明するための図である。 プラズマエッチング用ガスに窒素ガスを混合(添加)させた実施例2のGaN系HEMTと窒素ガス混合を行わずにプラズマエッチングを施したGaN系HEMTのリーク電流の印加バイアス依存性を説明するためのIV曲線である。 実施例3におけるプラズマエッチング前(a)とプラズマエッチング後(b)の様子を説明するための図である。 窒素添加有りおよび無しの条件で作製されたGaN系VCSELの光連続出力特性を示す図である。 実施例4におけるプラズマエッチング前(a)とプラズマエッチング後(b)および配線形成後(c)の様子を説明するための図である。 実施例5におけるプラズマエッチング前(a)とプラズマエッチング後(b)の様子を説明するための図である。 窒素添加比率(%)によるSiCエッチング速度(nm/min)及びSiC表面酸化率(%)との関係を示す図である。
符号の説明
11 下地基板
12 半導体結晶
13 マスク材
21 基板
22 GaN電子走行層
23 n型AlGaN電子供給層
24 n型GaN表面保護薄層
25 ソース
26 ドレイン
27 窒化珪素膜
28 ゲート窓
29 リセス窓
30 キャリア
31 バッファ層
32 n型GaN層
33 キャビティ層
34 電流制御層
35 p型GaN層
36 レジスト膜
37 窒化珪素膜
38 レジスト膜
39、40 p型のオーミックコンタクト
41 配線
42 n型のオーミックコンタクト
43 p型もしくはi型SiC基板あるいはサファイア基板
44 エピ層
45 電極
46 レジスト膜

Claims (11)

  1. GaN系半導体材料が露出するプラズマエッチング工程において、
    前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. GaN系半導体層上のSiN膜またはGaN系半導体層をプラズマエッチングする工程と、前記工程によって露出した前記GaN系半導体層上にゲート電極を形成する工程を含む半導体装置の製造方法において、
    前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. GaN系半導体材料をプラズマエッチングしてバイアホールを形成する工程を含む半導体装置の製造方法において、
    前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. GaN系半導体層を有し、縦方向に共振キャビティを有する半導体レーザにおいて、
    前記GaN系半導体層上のSiN膜または前記GaN系半導体層自体のメサ加工をプラズマエッチングする工程を含む半導体発光素子の製造方法において、
    前記プラズマエッチングは、窒素系ガスを混合させたフッ素系ガスまたは塩素系ガスが用いられることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記バイアホールは、SiCまたはサファイアの材料からなる基板を前記
    プラズマエッチングして形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記プラズマエッチングは、ICPまたはECRを用いて実行されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
  7. 前記窒素系ガスは、Nガスであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
  8. 前記窒素系ガスの混合量は、10〜80体積%であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
  9. 前記窒素系ガスの混合量は、20〜60体積%であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
  10. 前記フッ素系ガスは、少なくともSF6ガスを含有するものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
  11. 前記塩素系ガスは、少なくともCl2ガスを含有するものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体装置または半導体発光素子の製造方法。
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