JP2006183768A - 防振装置の取付構造 - Google Patents

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聡司 丹羽
Kazuyuki Nishiyama
和志 西山
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博之 増田
Yasuhiro Teranishi
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Abstract

【課題】ゴム弾性体よりなるブッシュ本体に対しブラケット金具の締め付けのみで充分な圧縮力を付与でき、接着せずともバー部材に確実に取付固定できる防振装置の取付構造を提供する。
【解決手段】ブッシュ本体10を保持するブラケット金具20を縦方向に2分割し、バー部材Bが貫通する内孔部11を有するブッシュ本体10を、ブラケット金具20とは別に加硫成形して4分割し、各分割ゴム体10a,10b,10c,10dの内周部に内筒部材13a,13b,13c,13dを加硫接着し、内筒部材を含む各分割ゴム体の半径方向の厚みを、ブラケット金具20の締結時の内径とバー部材の外径との差の1/2よりも大きくし、ブラケット金具20の両半部材20a,20bの締結により、各分割ゴム体を径方向外方より押圧して圧縮させ内周面をバー部材Bの外周面に圧着させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車のスタビライザーブッシュやリアサスペンションブッシュその他の各種のゴムブッシュとして使用される防振装置の取付構造に関するものである。
自動車の防振装置の一種であるスタビライザーブッシュやリヤサスペンションブッシュ等のゴムブッシュは、一般に厚肉筒状をなすゴム弾性体よりなり、その内孔部に車両のスタビライザーバー等のバー部材を挿通して保持した状態で使用されるものである。
かかるゴムブッシュよりなる防振装置は、スタビライザーバー等のバー部材が貫通する内孔部を有する厚肉筒状のゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、該ブッシュ本体を外方より保持するブラケット金具とからなる。ブラケット金具は、例えば車体への取付側とこれに締結される側とに分割形成された一対のブラケット金具部材よりなり、前記ブッシュ本体の内孔部にバー部材を挿通した状態で、前記両ブラケット金具部材の締結により前記ブッシュ本体を締め付けた状態でバー部材に固定状態に取り付けられる。前記ブッシュ本体は、スタビライザーバー等のバー部材に対する装着のために、一部に縦方向のカット部が形成されて拡開可能に形成されるか、あるいは縦方向に2分するように分割形成される。
ところで、前記ブッシュ本体は、両ブラケット金具部材の締結によって前記バー部材に対し摩擦力で固定されるのが一般的であるが、例えば自動車のスタビライザーバーでの使用においては、車両の急発進や急停止、旋回等によって生じる前記バー部材の揺動やねじれ運動等により、前記バー部材とブッシュ本体との間でスリップや位置ずれを生じるおそれがあり、操縦安定性が損なわれる虞がある。
例えば、下記の特許文献1には、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体を分割形の保持体と閉塞体により構成して、ブラケット金具の締め付けによりスタビライダーバーに対して摩擦連結することが示されているが、ブラケット金具に加硫接着された前記保持体に対して前記閉塞体を揺動閉鎖する構造のために、ブッシュ本体の圧縮量を大きくするのには限度があり、スリップや軸方向の位置ずれ防止の効果は充分には得られない。
また、下記の特許文献2には、ブラケット金具のかしめることでブッシュ本体を強く締め付けるようにしたものが示されているが、この場合、取付の際にブラケット金具のかしめ加工を必要とし、取付作業が面倒になる。
また、下記の特許文献3や4に例示するように、スタビライザーバー等のバー部材に対してゴム弾性体よりなるブッシュ本体を接着することが提案されている。しかし、特許文献3の場合は、熱硬化性樹脂を使用するものであって、スタビライザバーの塗装工程での高温熱処理を利用するもの、また、特許文献4の場合は、加熱処理により追加加硫が可能な添加剤を含む接着剤を使用するものであり、いずれも加熱処理の工程を必要とする上、前記の接着の際に、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体自体が加熱されることで、特性が変化する虞もある。
殊に、前記のように接着する場合は、接着時の圧力不足による接着界面の剥離等の問題を生じさせないようにするために、全面にわたって接着に必要な面圧を確保する必要があるが、ゴム弾性体を過度に圧縮した状態で接着すると、接着部に160〜180℃の高熱が発生することもあって、ゴム弾性体の特性が変化し、ゴム劣化が早くなる、と言った問題がある。
なお、スリップによる異音の発生を防止するために、例えば、下記の特許文献5−6のように、前記ブッシュ本体に自己潤滑性のゴム材料を使用したり、あるいは内孔部にテフロン(登録商標)製布等の織布を貼付して、バー部材との間の滑りをよくすることも提案されているが、この場合は、横滑りや抜け出し防止の効果の点では不利であり、何らかの抜け出し防止の手段を併用する必要があり、また滑りがよいために操縦安定性を損なうという問題がある。
特開平11−192828号公報 特開2001−271860号公報 特開2001−270315号公報 特開2000−142068号公報 特開2001−182767号公報 特開2001−221284号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになしたものであり、ゴム弾性体よりなるブッシュ本体に対してブラケット金具の締め付けのみによって充分な圧縮力を付与でき、接着しなくても、スタビライザーバー等のバー部材に対しスリップや位置ずれが生じないように確実に取付固定でき、その耐久性を高めることができる防振装置の取付構造を提供するものである。
本発明は、バー部材が貫通する内孔部を有するゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、前記ブッシュ本体を外周より保持するブラケット金具とからなり、前記バー部材に嵌合されて取り付けられる防振装置の取付構造であって、前記ブラケット金具は、前記ブッシュ本体の外周に嵌合する内周面を2分するように分割形成された締結可能な一対の半部材よりなり、また、前記ブッシュ本体は、前記ブラケット金具とは別に加硫成形され、前記内孔部をほぼ4分するように縦方向に分割形成した4つの分割ゴム体よりなり、該各分割ゴム体の内周部に前記バー部材の外周面と略同半径の円弧状内面を有する分割形内筒部材がそれぞれ加硫接着されるとともに、該内筒部材を含む各分割ゴム体の半径方向の厚みが、前記ブラケット金具の締結時の内径と前記バー部材の外径との差の1/2よりも大きくなるように形成されており、前記バー部材の周りに配された前記各分割ゴム体の外側に前記ブラケット金具の両半部材が嵌合されて締結されることにより、前記各分割ゴム体が径方向外方より押圧されて圧縮するとともに、前記各内筒部材による内周面が前記バー部材の外周面に対し圧着した状態に保持されてなることを特徴とする。
この取付構造によれば、前記ブラケット金具の内周面と前記バー部材の外周面との間隔よりも大きい半径方向の厚みを有する4つの各分割ゴム体が、外側に嵌合する前記ブラケット金具の両半部材の締結により締め付けられて、それぞれ半径方向に大きく圧縮せしめられており、その圧縮力で、各分割形ゴム体の各内筒部材にそれぞれ内方向きの力が同じように付与され、該各内筒部材による内周面がそれぞれ前記バー部材の外周面に対し強く且つ略均等に圧着せしめられた状態になっている。
それゆえ、前記防振装置Aは、バー部材に対し、接着することなく、スリップや位置ずれを生じさせないように確実にかつ安定性よく取付固定されることになり、ひいては防振特性を良好に保持でき、ブッシュ本体の耐久性を向上できることになる。
前記の防振装置の取付構造において、前記各分割ゴム体における各内筒部材の内面にゴム膜層が設けられており、該各内筒部材が前記各ゴム膜層を介して前記バー部材の外周面に圧着されてなるものが好ましい。これにより、前記各内筒部材による内周面を、金属製のバー部材の外周面に対し弾力的に圧着できるとともに、バー部材の外周面との間の摩擦力を一層高めることができ、防振装置をバー部材に対してさらに安定性よく取付固定できる。
前記の防振装置の取付構造において、前記各分割ゴム体は、それぞれ外側面に前記ブラケット金具の内周面に嵌合する円弧状の外筒部材が加硫接着されてなり、前記外筒部材の外側に嵌合する前記ブラケット金具の両半部材の締結により、前記各分割ゴム体が前記外筒部材を介して外方より押圧されているものとすることができる。このように構成することにより、前記ブラケット金具の両半部材の締結により、前記各分割ゴム体の全体に押圧力を略均一に作用させることができ、前記ブッシュ本体をバランスよく保持できる。
上記したように本発明の防振装置の取付構造によれば、ブラケット金具の両半部材の締結のみによりゴム弾性体よりなるブッシュ本体に対し充分に大きい圧縮量を付与でき、これが、両分割ゴム体の内周に設けた内筒部材を介して圧着する構造と相まって、スタビライザーバー等のバー部材に対し全周にわたって強く圧着でき、そのため接着しなくても、該バー部材に対し前記ブッシュ本体をスリップや軸方向の位置ずれが生じないように確実に取付固定でき、以て防振装置を安定性よく保持でき、耐久性を高めることができるとともに、異音の発生を防止でき、かつ操縦安定性も良好に保持できる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の防振装置のバー部材への取付前の分離状態の正面図、図2は同上の各分割ゴム体をバー部材の周りに配置した状態の断面図、図3は同防振装置のブラケット金具の半部材同士の締結による取付状態の断面図、図4は同上の一部縦断側面図である。
図示する実施例は、スタビライザーブッシュとして使用する防振装置Aを対象にした場合を示している。この防振装置Aは、スタビライザーバーとしてのバー部材Bが貫通する内孔部11を有する厚肉円筒状を基本形とするゴム弾性体からなるブッシュ本体10と、該ブッシュ本体10を外方より保持するアルミニウム等の金属材よりなるブラケット金具20とからなる。
前記ブラケット金具20は、前記ブッシュ本体10の外周に嵌合する円形の内周面を2分するように縦方向に分割形成(縦割り)された締結可能な一対の半部材20a,20bよりなり、通常、その一方の半部材が車体への取付側、他方の半部材が前記一方の半部材に対する締結側として形成され、それぞれ両側部の対応個所に締結用孔22a,22bが形成され、ボルト23等の締結手段により締結できるように設けられている。他の締結手段を利用することもできる。
前記ブッシュ本体10は、前記ブラケット金具20とは別に加硫成形されて、前記内孔部11を周方向等間隔に4分するように縦方向に分割形成(縦割り形成)された円弧状をなす4つの分割ゴム体10a,10b,10c,10dよりなり、通常、前記ブラケット金具20の両半部材20a,20bの内周面21a,21bに2つずつが嵌合して締め付けられるように設けられる。図の場合、前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dの外側面には、それぞれ前記ブラケット金具20の内周面21a,21bに嵌合する円弧状の外筒部材12a,12b,12c,12dが加硫接着されており、該外筒部材の外側に嵌合する前記両半部材20a,20bの締結により、前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dが前記外筒部材12a,12b,12c,12dを介して外方より押圧され締め付けられるように設けられている。
前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dは、その内周部に、前記バー部材Bの外周面と略同半径の円弧状内面を持つ分割形内筒部材13a,13b,13c,13dがそれぞれ加硫接着されており、該内筒部材13a,13b,13c,13dによる内周面がバー部材Bの外周面と接するように設けられている。図の場合は、前記内筒部材13a,13b,13c,13dの内面に、摩擦を増すための薄いゴム膜層14a,14b,14c,14dが加硫接着等の手段により設けられており、前記内筒部材が該ゴム膜層を介してバー部材Bの外周面と接するように設けられている。
前記各内筒部材13a,13b,13c,13dとしては、金属以外の剛性材を使用することも可能であるが、強度及び耐久性等の点から金属材よりなるものが好ましく、適度の撓み弾性を有する金属材製のものがさらに好ましい。また、前記各ゴム膜層14a,14b,14c,14dの厚みについては、例えば2.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下に設定される。さらに、前記の肉厚を軸方向の全長にわたって同じ肉厚にしておくほか、その軸方向中央部から両端に向かって漸次に厚肉に形成して、その内周面を両端に向かって漸次径小となるように形成しておくこともできる(図示せず)。この場合、締め付けによる面圧が低くなる虞のある両端部でも充分な面圧を得ることができることになる。
そして、前記内筒部材13a,13b,13c,13dを含む前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dの半径方向の厚み(前記のように外筒部材を有する場合は、該外筒部材をも含む半径方向の厚み)が、それぞれ前記ブラケット金具20の締結時の内径と前記バー部材Bの外径との差の1/2、つまりバー部材Bに対する取付状態におけるブラケット金具20の内周面とバー部材Bの外周面との間隔よりも所定の寸法分大きくなるように形成されており、前記ブラケット金具20の両半部材20a,20b同士の締結により、外方より締め付けられて前記所定の寸法分が圧縮されるようになっている。従って、前記のように大きくする寸法は、前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dの使用上必要な圧縮量に応じて任意に設定できるが、通常、前記両半部材20a,20bの締結による取付状態での半径方向の厚みの5〜30%の範囲に設定される。
前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dは、前記の外筒部材を省略して実施することもできるが、ブラケット金具20の締結による押圧力を均一化させることから、図示するように外筒部材12a,12b,12c,12dを加硫接着しておくのが望ましい。
前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dの周方向の幅は、後述するようにブラケット金具20により締め付けて保持した状態において、隣接する分割面同士が少なくとも内周側で対接するように設定するが、特に、前記内筒部材13a,13b,13c,13d、及び外側に前記外筒部材12a,12b,12c,12dの周方向寸法については、前記ブラケット金具20の締結による締め付けを考慮して、各内筒部材13a,13b,13c,13d同士の間、及び外筒部材12a,12b,12c,12d同士の間に、締め付け状態においても僅かに隙間を保有するように設定しておくのが好ましい。
前記の構成よりなる防振装置Aをスタビライザーバー等のバー部材Bに対して取り付けるには、前記ブッシュ本体10の各分割ゴム体10a,10b,10c,10dを、前記バー部材Bの周りに内周面を対接させるように配した状態で、その外側に嵌合させた前記ブラケット金具20の両半部材20a,20bをボルト23等の締結手段により締結し、この締結により、前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dを外方より押圧して締め付け、前記内筒部材13a,13b,13c,13dによる内周面を前記バー部材Bの外周面に対し圧着せしめる。
この際、前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dを、図示していない締め付け用の押圧治具により外方より押圧すると、その前記両半部材20a,20bを嵌合し易く、締結作業が容易に行える。また、前記両両半部材20a,20bの内側に前記各分割ゴム体10a,10b,10c,10dを2つずつ嵌合しておいて、前記バー部材Bを挟んだ状態で締結することもできる。
前記の取付状態においては、前記ブラケット金具の内周面と前記バー部材の外周面との間隔よりも大きい半径方向の厚みを有する各分割ゴム体10a,10b,10c,10dが、前記ブラケット金具20の両半部材20a,20bの締結により締め付けられて、それぞれ半径方向に大きく圧縮せしめられた状態になっており、その圧縮力で、各分割形ゴム体10a,10b,10c,10dの各内筒部材13a,13b,13c,13dにそれぞれ内方向きの力が同じように付与され、該各内筒部材13a,13b,13c,13dによる内周面がそれぞれ前記バー部材Bの外周面に対し強く且つ略均等に圧着せしめられて、摩擦力で動きが規制された状態になっている。特に、前記半割形内筒13a,13b,13c,13dの内側面にゴム膜層14a,14b,14c,14dを有する場合、該各内筒部材13a,13b,13c,13dが金属よりなるものであっても、バー部材Bとの金属同士の接触を避けて弾力的に圧接でき、前記の圧着部の摩擦力をさらに高めることができる。
それゆえ、防振装置Aのブッシュ本体10をバー部材Bに対し、スリップや位置ずれを生じさせないように摩擦力のみで確実にかつ安定性よく取付固定できる。また、取り付けの際に接着剤の塗布や加熱熱処理を必要としないため、取り付け作業に手数がかからず、防振特性を良好に保持でき、しかも、ブッシュ本体10に対し予備的な圧縮を付与できることにもなり、浮きや剥離のおそれがなく、その耐久性を高めることができる。
本発明は、自動車のスタビライザーブッシュやリアサスペンションブッシュその他のゴムブッシュとしてバー部材に取付固定して使用する場合に好適に利用できる。
本発明の防振装置のバー部材への取付前の分離状態の正面図である。 同上の各分割ゴム体をバー部材の周りに配置した状態の断面図である。 同上の防振装置のブラケット金具の半部材同士の締結による取付状態の断面図である。 同上の一部縦断側面図である。
符号の説明
A…防振装置
B…バー部材
10…ブッシュ本体
10a,10b,10c,10d…分割ゴム体
11…内孔部
12a,12b,12c,12d…円弧状の外筒部材
13a,13b,13c,13d…円弧状の内筒部材
14a,14b,14c,14d…ゴム膜層
20…ブラケット金具
20a,20b…半部材
21a,21b…半部材の内周面
22a,22b…締結用孔
23…ボルト

Claims (3)

  1. バー部材が貫通する内孔部を有するゴム弾性体よりなるブッシュ本体と、前記ブッシュ本体を外周より保持するブラケット金具とからなり、前記バー部材に嵌合されて取り付けられる防振装置の取付構造であって、
    前記ブラケット金具は、前記ブッシュ本体の外周に嵌合する内周面を2分するように分割形成された締結可能な一対の半部材よりなり、
    また、前記ブッシュ本体は、前記ブラケット金具とは別に加硫成形され、前記内孔部をほぼ4分するように縦方向に分割形成した4つの分割ゴム体よりなり、該各分割ゴム体の内周部に前記バー部材の外周面と略同半径の円弧状内面を有する分割形内筒部材がそれぞれ加硫接着されるとともに、該内筒部材を含む各分割ゴム体の半径方向の厚みが、前記ブラケット金具の締結時の内径と前記バー部材の外径との差の1/2よりも大きくなるように形成されており、
    前記バー部材の周りに配された前記各分割ゴム体の外側に前記ブラケット金具の両半部材が嵌合されて締結されることにより、前記各分割ゴム体が径方向外方より押圧されて圧縮するとともに、前記各内筒部材による内周面が前記バー部材の外周面に対し圧着した状態に保持されてなることを特徴とする防振装置の取付構造。
  2. 前記各分割ゴム体における各内筒部材の内面にゴム膜層が設けられており、該各内筒部材が前記ゴム膜層を介して前記バー部材の外周面に圧着されてなる請求項1に記載の防振装置の取付構造。
  3. 前記各分割ゴム体は、それぞれ外側面に前記ブラケット金具の内周面に嵌合する円弧状の外筒部材が加硫接着されてなり、前記外筒部材の外側に嵌合する前記ブラケット金具の両半部材の締結により、前記各分割ゴム体が前記外筒部材を介して外方より押圧されていることを特徴とする請求項1または2に記載の防振装置の取付構造。
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