JP2006180492A - 線形性及び周波数帯域が向上したmgtrを利用した増幅回路 - Google Patents

線形性及び周波数帯域が向上したmgtrを利用した増幅回路 Download PDF

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Abstract

【課題】線形性及び周波数帯域が向上したMGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路を提供する。
【解決手段】線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路として、主トランジスタと補助トランジスタをと含む増幅部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに繋がれたインダクタを含む減衰部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに一端が繋がれ、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのゲートに他端が繋がれたキャパシタと、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのドレインに繋がれた出力部とを含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明はMGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路に関し、より詳しくは線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路に関する。
図1は従来のMGTRを利用した増幅回路である。図1に示すように、従来の増幅回路はトランジスタ(MN11)、対を成すMGTR(MN12、MN13)、抵抗(R11)及びインダクタ(L11)を含み構成される。
MGTR(MN12、MN13)は主トランジスタ(MN12)と補助トランジスタ(MN13)で構成されており、主トランジスタ(MN12)のゲートは補助トランジスタ(MN13)のゲートと、主トランジスタ(MN12)のドレインは補助トランジスタ(MN13)のドレインと、主トランジスタ(MN12)のソースは補助トランジスタ(MN13)のソースとそれぞれ繋がれて増幅部を構成する。
主トランジスタ(MN12)及び補助トランジスタ(MN13)それぞれのソースはインダクタ(L11)と繋がれて減衰部を形成して、それぞれのゲートは互いに繋がれて共通に入力端に繋がれる。
トランジスタ(MN11)のソースは増幅部の各トランジスタ(MN12、MN13)のドレインと繋がれて、トランジスタ(MN11)のゲートは抵抗(R11)及び出力端と繋がれて出力部を構成する。
動作特性を見れば、主トランジスタ(MN12)及び補助トランジスタ(MN13)のゲート入力信号が印加されて入力信号を増幅するようになる。
ここで、主トランジスタ(MN12)増幅の時発生するIMD3(third order intermodulation distortion)をとり除くために補助トランジスタ(MN13)が作動するように補助トランジスタ(MN13)の特性を調節して増幅回路を構成するようになる。
しかし、特性を調節して主トランジスタ(MN12)と特性が異なるトランジスタ
(MN13)を構成すればIMD3が減少して結局、線形性が向上するようになる。
しかし、このような線形性改善はソースの方にインダクタが付加されれば、インダクタがない時より特に高周波でたくさん減るようになる。
ところでこのようなインダクタはパッケージされていたり、また入力マッチングのためにつけられたりする。
特に入力マッチングのためにつけられる場合は、低雑音アンプの設計の時に主に使用されてソースの方に誘導成分で直列負性帰還をかければゲート入力では実数成分となって抵抗として現れる。
この時見える抵抗値はgm*Ls/(Cgs)である。ここでgmはトランジスタのトランスコンダクタンスでLsは付加したインダクタ値でCgsはトランジスタのゲートソースキャパシタンスである。
通常このような方法は低雑音増幅器の場合、雑音指数最適化マッチングと入力の電力マッチングを同時に成すために用いられる。
ところで、このような方法はMGTRの場合、gm”の相殺効果が高周波では現れないといった短所がある。
これはソースにインダクタが追加されればgm”の虚像成分が発生するようになってこれが非線形性を決める要素になる。
すなわち、MGTRによって実数成分のgm”は効果的に相殺されたがソースに付加されたインダクタによってgm”の虚像成分が新たに発生してMGTRの線形性改善効果がなくなってしまう(非特許文献1参照)。
図2は図1に示す従来のMGTRを利用した増幅回路の短所を改善するための従来のMGTRを利用した増幅回路である。
図2に示す増幅回路は‘IEEE RFIC Symposium 2004 Fort Worth、TX USA6−8 June、 2004’に開示された回路としてクォルコム(株)(Qualcom(株))によって発表されたものである。
図2に示すように、増幅回路はトランジスタ(MN21乃至MN25)、キャパシタ(C21乃至C23)、インダクタ(L21乃至L24)、電流源(IS21、IS22)及び抵抗(R21、R22)を含み構成される。
主トランジスタ(MN21)のドレインは補助トランジスタ(MN22)のドレインと繋がれて、主トランジスタ(MN21)のソースはインダクタ(L21)と繋がれて、補助トランジスタ(MN22)のソースはインダクタ(L22)と繋がれて増幅部を構成する。
ここで、インダクタ(L21、L22)はそれぞれ異なる特性を持ったインダクタで構成される。
入力端(IN)は直列で繋がれたキャパシタ(C21)とインダクタ(L23)に直列で繋がれて主トランジスタ(MN21)のゲートに繋がれて入力信号を増幅する。
また、主トランジスタ(MN21)のゲートと補助トランジスタ(MN22)のゲート間にはキャパシタ(C22)を挿入して補助トランジスタ(MN22)を利用して入力信号を増幅する。
電流源(IS21)の出力はバイアシングのためのトランジスタ(MN23)のドレインとゲートに共に印加されて、電流源(IS22)の出力はバイアシングのためのトランジスタ(MN24)のドレインとゲートに共に印加されて、電流源(IS21、IS22)の入力には電源電圧(Vdd)が印加される。
トランジスタ(MN23)のゲートと主トランジスタ(MN21)のゲートの間に抵抗(R21)が直列で繋がれ、トランジスタ(MN24)のゲートと補助トランジスタ(MN22)のゲートの間にも抵抗(R22)が直列で繋がれて、それぞれのトランジスタ(MN21、MN22)をバイアシングする。
トランジスタ(MN25)のドレインはキャパシタ(C23)と繋がれて出力端(Out)を構成して、トランジスタ(MN25)のソースはトランジスタ(MN21、MN22)のドレインにそれぞれ繋がれて信号を出力する。
ここで、主トランジスタ(MN21)と補助トランジスタ(MN22)に特性が互いに異なるインダクタ(L21、L22)を付加して線形性を高めようとしたが、インダクタをさらに追加する必要があり、補助トランジスタ(MN22)のインダクタ(L22)値を決めるのは大変難しく、狭帯域にだけ適用されるという短所がある。
また、補助トランジスタで発生するinducedゲート雑音(非特許文献1参照)を処理する方法がない。
‘IEEE RFIC Symposium 2004 Fort Worth、TX USA6−8 June、 2004’
上述した問題点を解決するための本発明の目的は、増幅回路の線形性を改善し、さらに周波数帯域を向上させた増幅回路を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、MGTRのdegenerationインダクタの影響を減らすことができ、補助トランジスタで発生されるinducedゲート雑音の影響を減らして雑音指数も改善できる増幅回路を提供することにある。
上述した課題を解決するための本発明は、MGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路として、主トランジスタと補助トランジスタをと含む増幅部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに繋がれたインダクタを含む減衰部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに一端が繋がれ、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのゲートに他端が繋がれたキャパシタと、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのドレインに繋がれた出力部とを含んでいるものとする。
ここで、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタは互いに異なる特性を持つことが望ましい。
また、前記出力部はトランジスタを含んでいることが望ましい。
また、本発明はMGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路として、主トランジスタと補助トランジスタをと含む増幅部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに繋がれたインダクタを含む減衰部と、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに一端が繋がれ、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのゲートに他端が繋がれたキャパシタと、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのドレインに繋がれたトランジスタとを含んでいるものとする。
本発明は増幅回路にキャパシタを挿入することで、degenerationインダクタの影響を減少させて、補助トランジスタで生ずるinducedゲート雑音を減少して、雑音指数向上と広帯域でも適用が可能になるように増幅回路の線形性を向上させる。
また、本発明は増幅回路にキャパシタを挿入することで、増幅回路の線形性向上のための素子の追加が少なく、また消費電力の増加が微弱となるため、増幅回路を利用した複数の回路において設計容易である。
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。
図3は本発明の第一実施形態に係る線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した共通ソース増幅回路図で、図4は本発明の別の実施形態に係る線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用したカスコード増幅回路図である。
図3と図4に示す実施形態は増幅部の構成は等しいので、以下で説明する実施形態は図4に示すカスコード形態を中心に説明する。
図4に示すように、本発明の別の実施形態による増幅回路はMGTR(MN41、 MN42)、トランジスタ(MN43)、インダクタ(L41)、キャパシタ(C41) 及び抵抗(R41)を含み構成される。
MGTR(MN41、 MN42)は主トランジスタ(MN41)と補助トランジスタ(MN42)からなり、主トランジスタ(MN41)のゲートと補助トランジスタ(MN42)のゲートは互いに連結されて、主トランジスタ(MN41)のドレインと補助トランジスタ(MN42)のドレインは互いに繋がれて、主トランジスタ(MN41)のソースと補助トランジスタ(MN42)のソースも互いに繋がれており、主トランジスタ(MN41)と補助トランジスタ(MN42)は互いに連結されて増幅部を構成する。
主トランジスタ(MN41)のソース、補助トランジスタ(MN42)のソース及びインダクタ(L41)の一端はそれぞれ共通に繋がれて減衰部を構成する。
キャパシタ(C41)の一端は主トランジスタ(MN41)のゲートと補助トランジスタ(MN42)のゲートにそれぞれ共通に繋がれ、キャパシタ(C41)の他端は主トランジスタ(MN41)のソース及び補助トランジスタ(MN42)のソースとそれぞれ共通に繋がれる。
トランジスタ(MN43)のドレインは抵抗(R41)の一端と出力端(Out)が共通に繋がれて出力部を構成して、トランジスタ(MN43)のソースは主トランジスタ(MN41)のドレインと補助トランジスタ(MN42)のドレインにそれぞれ共通に繋がれる。
ここで、主トランジスタ(MN41)で増幅の時発生するIMD3を減少させるための補助トランジスタ(MN42)の特性が決まる。
ところが、この場合ソースにパッケージによって寄生するインダクタや入力マッチングのためにインダクタを付加するとインダクタを通じてゲート-ソースの間に2次ハモニック成分(2f1、2f2、f1+f2)のフィードバックが発生するようになる。
このようなフィードバックを通じてgm”の虚像成分が発生するようになって、MGTRによる線形性改善が高周波では起こりにくい。
したがって、本発明は入力端とトランジスタ(MN41、MN42)のゲートにそれぞれ共通にキャパシタ(C41)の一端が繋がれて、キャパシタ(C41)の他端をトランジスタ(MN41、MN42)のソース端にそれぞれ共通に連結して、2次ハモニック成分が増幅される量を減らすことにより、フィードバック影響を減らし、MGTRの線形性改善効果が高周波でも得られるようになる。
特にこの回路は増幅回路の増幅の時共振する周波数が存在しないため増幅回路を狭帯域にマッチングすれば狭帯域で使うことができ、広帯域にマッチングすれば広帯域で使うことができるようになる。
図5は本発明のまた別の実施形態による線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路である。
図5に示すように、本発明の別の実施形態による増幅回路はトランジスタ(MN51乃至MN53)、インダクタ(L51)、キャパシタ(C51)、抵抗(R51)及びフィードバック増幅回路501から構成される。
本発明の別の実施形態による増幅回路の基本的な構成は図4に示す増幅回路と等しく、フィードバック増幅回路が追加された部分だけが異なるので、以下ではフィードバック増幅回路に対してだけ説明する。
フィードバック増幅回路501の出力端はトランジスタ(MN53)のゲートに繋がれ、フィードバック増幅回路501の入力端はトランジスタ(MN53)のソース及びMGTR(MN51、MN52)のドレインに連結されたノードに繋がれる。
すなわち、フィードバック増幅回路501をトランジスタ(MN53)のゲートとソースの間に追加して、カスコード回路におけるフィードバックループの利得によって共通ゲート入力(上方トランジスタの入力)のインピーダンスが増加する。この場合は共通ゲート入力インピーダンスを減らすので通常ミラー効果と呼ぶゲートドレイン間のフィードバックを減らすことができるようにする。
すなわち、MGTR(MN51、MN52)のドレインの方で発生するハモニック フィードバック影響が減少して全体的に線形性改善が2〜3dB程度増加するようになる。
図6は本発明の第一実施形態による増幅回路のシミュレーション結果を示す利得グラフである。
図6に示すように、入力周波数が906.1MHzの場合、最大利得を呈して、この利得点(m5)におけるdB(S(2、1))は14.222dBで最大利得である。
図7は本発明の第一実施形態による増幅回路のシミュレーション結果を示すIIP3グラフである。
図7に示すように、indep(m1)が0.166の時IIP3は8.240dBmで、indep(m2)が0.193の時IIP3は7.449dBmで、indep(m3)が0。221の時IIP3は7。470dBmであり、indep(m4)が0.000の時IIP3は-2.286dBmである。
ここで、indep(m4)が0.000の場合はMGTRを使わなかった通常的なカスコード回路である。
すなわち、最大IIP3は8.2409dBmであり、MGTRによって10dBほどのIIP3が向上した。
図8は本発明の第一実施形態に係るシミュレーション結果を示す雑音指数(Noise Figure; NF)グラフである。
図8に示すように、周波数が906.1MHzの場合、雑音指数(NF)は0.983dB(m8)である。
図9は本発明の第一実施形態によるシミュレーション結果を示すスミス-チャートである。
図9に示すように、入力周波数が906.1MHzでS(1、1)は0.054/68.915であり、この時インピーダンスはZo*(1.034 + j0.104)となり(m6)、入力周波数が886.9MHzでS(2,2)は0.216/81.239であり、この時インピーダンスはZo*(0.972+j0.435)となる(m7)。
上述した図6乃至9シミュレーション結果を表1に示す。
ここで、性能指数であるFigure of Merit(FOM)は特性比較のための指数であり、非特許文献1(IEEE RFIC Symposium 2004 Fort Worth、TX USA 6−8 June、2004’)に記載の計算方法である[OIF3/[Noise Factor−1]*Pdc]にしたがって計算したものである。
Figure 2006180492
本発明に係る増幅回路はMGTRが適用された増幅回路のdegenerationインダクタ影響を大幅に減らすことができ、補助トランジスタで生ずるinducedゲート雑音の影響を減らすことができるようになり、雑音指数も改善することができ、マッチング後特性が改善するようになる。
また、広帯域にも適用可能であり、キャパシタ(C31)の値を決めることも容易であるだけでなく、少ない素子で構成することができるので電力消費も少なくて低電力消費が必要な回路に搭載可能になる。
従来のMGTRを利用した増幅回路図である。 ‘IEEE RFIC Symposium 2004 Fort Worth、TX USA6−8 June、2004’に開示された回路としてクォルコム(株)が発表した増幅回路図である。 本発明の第一実施形態に係る線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した共通ソース増幅回路図である。 本発明の別の実施形態に係る線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用したカスコード増幅回路図である。 本発明のまた別の実施形態に係る線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路図である。 本発明の第一実施形態に係る増幅回路のシミュレーション結果を示す利得グラフである。 本発明の第一実施形態に係る増幅回路のシミュレーション結果を示すIIP3グラフである。 本発明の第一実施形態に係るシミュレーション結果を示す雑音指数グラフである。 本発明の第一実施形態に係るシミュレーション結果を示すスミス-チャートである。
符号の説明
主トランジスタ MN31、MN41、MN51
補助トランジスタ MN32、MN42、MN52
インダクタ L31、L41、L51
キャパシタ C31、C41、C51
トランジスタ MN43、MN53
フィードバック増幅器 501

Claims (5)

  1. MGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路であって、
    主トランジスタと補助トランジスタとを含む増幅部と、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに繋がれたインダクタを含む減衰部と、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに一端が繋がれ、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのゲートに他端が繋がれたキャパシタと、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのドレインに繋がれた出力部とを含むことを特徴とする線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路。
  2. 前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタは互いに特性が異なることを特徴とする、請求項1記載の線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路。
  3. 前記出力部はトランジスタを含むことを特徴とする、請求項1記載の線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路。
  4. MGTR(Multiple gated transistor)を利用した増幅回路であって、
    主トランジスタと補助トランジスタとを含む増幅部と、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに繋がれたインダクタを含む減衰部と、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのソースに一端が繋がれ、前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのゲートに他端が繋がれたキャパシタと、
    前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタのそれぞれのドレインに繋がれたトランジスタを含む出力部とを含み、
    前記出力部は、トランジスタのゲートとソースとの間にフィードバック増幅器を有することを特徴とする線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路。
  5. 前記主トランジスタ及び前記補助トランジスタは互いに特性が異なることを特徴とする、請求項4記載の線形性及び周波数帯域が向上したMGTRを利用した増幅回路。
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