JP2006177944A - 角速度測定用トランデューサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 高効率の角速度を測定するトランデューサを提供すること。
【解決手段】回転するピエゾ電子製の1個の同調フォーク21と、同調フォーク21は、ベース22から延びる励起レグ23と、検出レグ24とを有し、前記励起レグ23上に配置され、前記同調フォークの第1振動を励起する手段と、前記検出レグ24上に配置され、前記同調フォークの回転と前記第1振動に応答して生成された第2振動を検出する手段とを有し、前記検出レグは、前記上部表面上に第1、第3の溝33、34と、前記底部表面上に第2、第4の溝35、36とを有する。対向配列された第1検出電極27aと第2検出電極28aは、前記第1溝と第3溝の側面の一方に配置され、前記第3と第4の検出電極27b、28bは、対向配列され、前記第2溝36と第4溝の側面の一方に配列さる。前記第1と第2の検出電極の間の電界と前記第3と第4の検出電極の間の電界が、直線状となる。
【選択図】 図2b

Description

本発明は、角速度測定用トランデューサに関する。
本発明は、一般的に、回転する単一のピエゾ電子同調フォークにより形成された角速度測定用トランデューサに関する。この同調フォークはベースを有し、このベースから励起レグと検出レグが延びている。さらに、本発明は、検出レグ上に配置された検出電極の形成に関する。
従来技術から、特に特許文献1から、ベースを有する単一の同調フォークにより形成されたジャイロメータ(gyrometer)は公知である。このベースには、励起電極が形成される第1レグと検出電極が形成される第2レグとが延びる。
ヨーロッパ特許第0750177号明細書
図1は、ジャイロメータで使用されるこの種の同調フォーク1の一例を示す。図1aの軸方向断面に示された同調フォーク1は、2個のレグ3、4が取り付けられたベース2を有する。この組立体は、ピエゾ電子水晶材料製である。図1bの横方向断面に示すように、各レグ3、4は、電極を有する。励起レグ3は、第1励起電極対5a、5bと第2励起電極対6a、6bとを有する。第1励起電極対5a、5bは互いに接続され、交番電気信号が図1aの面に対応する面で、同調フォークの共振周波数で加えられる。一方、第2励起電極対6a、6bも互いに接続され、交番電気信号が第1励起電極対5a、5bに加えられるのとは逆の位相で加えられる。この交番電気信号を加えることにより励起し、同調フォーク1のレグ3と4が矢印9で示された第1面で機械的に振動する。検出レグ4は、互いに接続された第1検出電極対7a、7bと、互いに接続された第2検出電極対8a、8bとを有する。これらの対は、励起レグ3の機械的振動を電気信号に変換し、この電気信号は、前記電極が接続された検出回路で検出される。
同調フォークのジャイロメータ理論によれば、励起信号は第1励起電極対5a−5b、第2励起電極対6a−6bに加えられる。同調フォーク1が長手軸10の周囲で回転運動することにより、励起されたレグの移動方向と長手軸10に対し、直交する方向にコリオリ(Corioli)の力を生成する。その結果、励起振動面に直交する面で検出レグ4の振動が、矢印11で示すように行われる。この機械的振動は、同調フォーク1のピエゾ電子水晶体により電気信号に変換され、この電気信号を同調フォークの第1検出電極対7a−7b、第2検出電極対8a−8bが検出する。
この検出電極構成における主な問題点の1つは、電極の電気パスが2つの検出電極の間で検出され、逆の電気信号がそこに加わり、直線状ではなくなる。従って、電界ラインの損失量は無視できない。従って、この検出構成/方法は最適ではない。
理論的に興味深い解決方法は、2つの第1検出電極対7a−7b、第2検出電極対8a−8bを図1cに示すよう形成することである。しかし、この解決方法も欠点があり、製造方法が複雑となり、制御が難しくなることである。実際に、同調フォークの側面の電極は、「電極堆積」により構成され、これは、側面の全体厚にわたって行うことが必要である。かくして、電極堆積部分を2つの部分に分けて、所望の別個の電極7b、8bを得ることは非常に困難である。さらに、この種のジャイロメータは、連続して形成され、すなわち互いに横に並んで形成される。かくして、同調フォークの外部横表面上の形成された電極堆積領域を別個の電極7a、8aに分離することは非常に難しい。
さらにまた、さまざまな前記した解決方法は、さらなる欠点がある。すなわち、同調フォークが大きすぎることであり、基板上に乗るジャイロメータのアプリケーションでは出来るだけ小型の方が好ましい。
本発明の目的は、前記の欠点を解決することであり、本発明の角速度測定用のトランデューサは、ピエゾ電子材料製の共振器の形態で形成され、この共振器は検出電極構造を有する同調フォークを有し、検出レグに形成された電界の最適な測定を可能とし、且つ製造方法が比較的単純である。
かくして、本発明の範囲内において、検出電極は、一方でその製造方法が単純となり、他方で検出レグで検出された電界ラインが、検出レグを通り、対向する電極の間をほぼ直線状の電気パスに沿って伝搬するよう構成される。
このために、少なくとも1個の溝が同調フォークの検出レグの上部面と底部面のそれぞれにエッチングで形成される。これは、同一性能に対して同調フォークのサイズを小型化できる利点がある。
かくして、本発明は角速度測定用トランデューサに関する。本発明は請求項1に記載のとうりである。すなわち、本発明の角速度測定用トランデューサ検出レグは、前記上部表面上に少なくとも1個の第1の溝と、前記底部表面上に少なくとも1個の第2の溝とを有し、前記第1と第2の溝は、それぞれ、側面を有し、検出手段は、互いに向かい合うように配列された第1と第2の検出電極を有し、前記第1検出電極は、前記第1溝の側面の一方に配置され、第2検出電極は、前記第1と第2の検出電極の間の電界が検出レグを通り、直線状になるように配列され、前記第3と第4の検出電極は、互いに向かい合うように配列され、前記第3検出電極は、前記第2溝の側面の一方に配列され、前記第4検出電極は、前記第3と第4の検出電極の間の電界が検出レグを通り、直線状となるように配列される。
本発明の第1実施例によれば、本発明の測定用トランデューサの特徴は、本発明は請求項2に記載のとうりである。すなわち、前記検出レグは、前記上部表面上に第3の溝と、前記底部表面上に第4の溝とを有し、前記第3と第4の溝は、2個の側面を有し、前記第1検出電極と第2検出電極は、それぞれ、第1溝と第3溝の側面の一方の上に配置され、前記第1と第2の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状であり、前記第3検出電極と第4検出電極は、ぞれぞれ、第2の溝と第4の溝の側面の一方に配置され、前記第3と第4の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状である。
本発明の第2実施例によれば、本発明の測定用トランデューサの特徴は、本発明は請求項5に記載のとうりである。すなわち、前記第2検出電極は、検出レグの第1側面の厚さ方向にわたって配列され、前記第1と第2の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状であり、前記第4検出電極が、第1側面に対向する第2側面の厚さ方向にわたって配置され、前記第3と第4の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状である。
小型化するために、機械的分離手段が同調フォークのベースに具備され、さらに同調フォークを小型化している。
図2a、2bに示した本発明の第1実施例によれば、本発明の角速度測定装置は、回転する1個のピエゾ電子(従来は水晶)製の同調フォーク21により形成されるトランデューサを有する。この同調フォーク21は、ベース22により形成され、このベース22から2本の平行な励起レグ23と検出レグ24が延びて、それらはスロットにより分離されている。これらのレグは、それぞれ反対極性の電極を形成する導電性堆積部分を具備し、レグ内の交番電界を生成/検出する。交番電界は、ピエゾ電子材料の変形により同調フォークの振動を引き起こし、その逆も行われる。各励起レグ23と検出レグ24は、2つの上部表面と底部表面と、2つの側部表面とを有する。
励起手段25、26は、2本のレグの内の一方のレグ(励起レグ23と称する)の上に配置され、励起信号に応答して所定の周波数で、好ましくはX−Y面である第1方向で、同調フォークの共振周波数で、トランデューサの振動を生成する。図2bに示した実施例によれば、励起手段は、第1励起電極対25a、25b(すなわち励起レグ23の上部表面と底部表面にそれぞれ配置された中央電極)と、第2励起電極対26a、26b(すなわち励起レグ23の2つの側部表面の一方と他方の上の全厚にわたってそれぞれ配置される側面方向電極)とを有する。
これらの電極は、電気的に次ぎのように接続される。すなわち、従来通り、中央電極である第1励起電極対25a、25bは、励起ソースの一方の極に接続され、側面電極である第2励起電極対26a、26bは、励起ソースの反対(逆)極に接続される。これらの接続は、同調フォークそのものの上に堆積された導電性パスにより行われる。励起ソースは、図2aでは発振器41の形態で示されている。動作中においては、共振器の振動は、レグ23、24の面の横方向交番電界に起因して、同調フォークの励起レグ23を曲げることにより維持される。
好ましい実施例によれば、励起レグ23は、2個の溝29−30、溝31−32を有する。これらは、励起レグ23の上部表面と底部表面のそれぞれの上に軸方向に彫り込むことにより形成される。この溝の深さは、励起レグ23の厚さの20%−45%の間で、好ましくは30%台である。
中央電極である第1励起電極対25a、25bは、対応する面上にエッチングで形成された溝29−30と溝31−32をそれぞれ横方向にカバーするよう形成される。
レグの厚さ方向にエッチングで形成された溝内に中央電極を配置することにより、ピエゾ電子結合が大きくなる。等寸法では、ピエゾ電子結合の増加により、同調フォークの等価抵抗が減少し、それに関連する発振器の電力消費も減少する。この理由は、等しい品質ファクタに対しては、この形成により共振器の寸法が小さくなるからである。
両方の面に溝を具備することにより、対称的なレグ・セクションが形成される。これにより、その面の外側のレグの変形を阻止する。溝の存在は、結晶の電気軸Xに沿った均質電界の形成にとって好ましい。
1個の溝のみを励起レグの上部表面と底部表面のそれぞれに形成することも可能である。この場合、中央電極は対応する面上に存在する1個の溝を横方向にカバーする。最後に、励起レグ上に溝を具備しないことも可能である。
図2a、2bを参照すると、検出手段27、28が同調フォークの他方のレグ(検出レグ24と称する)の上に具備され、トランデューサの第2振動に応じて、電気的検出信号を生成する。この第2振動は、第1振動と長手軸10を中心にした回転に応答して精製され、第1方向と直交する第2方向で振動し、同一の所定周波数を有する。第2振動は、成分を有し、その振幅は角速度を表す。
前述した同調フォークを有するジャイロメータは、さらに、適宜の測定装置(検出器42の形態で示される)を有するが、ここでは詳述しない。その理由は、その構造はトランデューサの角速度が測定される目的に応じ変わり、この測定装置は電気検出信号から角速度を表す測定信号を供給するだけで、本発明とは直接関係がないからである。
検出レグ24は、上部表面と底部表面のそれぞれの上に軸方向にエッチングで形成された2個の溝33−34と溝35−36とを有する。各溝は、2個の側面を有する。検出手段は、上部表面に、第1検出電極27aと第2検出電極28aを有する。第1検出電極27aは、第1溝33の一方の側面上に配置され、第2検出電極28aは、第3溝34の一方の側面上に配置される。かくして、2つの電極(第1検出電極27aと第2検出電極28a)の間の電気パスは、検出レグ24を通してほぼ直線状である。検出手段は、また、底部表面に互いに向かい合って形成された第3検出電極27bと第4検出電極28bとを有する。第3検出電極27bは、第2溝36の側面の一方に形成され、第4検出電極28bは、第4溝35の側面の一方に形成される。かくして、2個の電極(第3検出電極27b、第4検出電極28b)の間の電気パスは、検出レグ24を通って直線状となる。第1検出電極27aと第3検出電極27bは、検出器42の第1極に接続され、電極28a、28bは、第1極とは逆の第2極に結合される。かくして、検出レグにより生成された電界の検出は最適化され、一方、特許文献1に開示されたものと類似の電極堆積方法をで形成可能である。
一例として、検出レグの上部表面と底部表面のそれぞれに軸方向にエッチングで形成された溝の深さは、検出レグの厚さの20−45%の間であり、好ましくは30%台である。
小型化するために、機械的分離手段が、同調フォークのベースをジャイロメータに固定する溝部分38と、レグ23、24との間に形成される。これらの機械的分離手段は、本発明の第1変形例によれば、ベースの上部部分に形成されたノッチ37で具体化される。第2変形例(図示せず)によれば、これらの機械的非結合手段は、ベース22の上部中央部分に形成されたホール(孔)で具体化される。上記具体例の組み合わせも可能である。
図2c、図3では、発振器43と検出器42は、図面を簡単にするため図示していない。
図2cは、図2a、2bの同調フォークの変形例を示す。この変形例は、いわゆるクロス(交差)電極が同調フォーク上に配置される。第1の実施例と異なる点は、一対の励起電極を一対の検出電極で置換させたことである。かくして、クロスした電極を具備するこの種の同調フォークは、前述した実施例と同様に動作して同じ利点がある。
この実施例によれば、励起レグ23は、溝29−30を横方向からカバーするよう、上部表面に形成された第1励起電極25aと、第1励起電極25aが接続される電位とは逆の電位に接続され、励起レグ23の一方の側面と他方の側面にそれぞれ形成される第2励起電極26aと第3励起電極26bとを有する。この励起レグ23は、その底部表面に互いに向かい合って形成される第3検出電極27bと第2検出電極28bとを有する。第3検出電極27bは、第2溝36の一方の側面上に配置され、第2検出電極28bは第4溝35の側面の一方に配置される。その結果、電極27bと28bの間の電気パスは、励起レグ23を貫いて直線状である。
検出レグ24は、同様に、その上部表面に、互いに向かい合って形成される第3検出電極27aと第4検出電極28aとを有する。第3検出電極27aは、第1溝33の側面の一方に形成され、第4検出電極28aは、第3溝34の側面の一方に形成される。かくして、電極27aと28aの間の電気パスは、検出レグ24を通り、直線状である。検出レグ24は、さらに、底部表面に溝31−32を横方向にカバーするよう形成された第4励起電極25bと、検出レグ24の一方の側面と他方の側面の全体厚さ方向にそれぞれ配置された第5励起電極26cと第6励起電極26dとを有する。
図3は、本発明の第2実施例のジャイロメータ用の同調フォークを示す。この実施例によれば、検出レグ24、上部表面と底部表面のそれぞれの上に1個の溝37、38のみを有する。第1検出電極39aは、検出レグの上部表面上にエッチングで形成されたノッチ37の側面の一方に形成される。第2検出電極40aは、検出レグの側面の一方の厚さの方向に形成される。かくして、2つの電極(第1検出電極39aと第2検出電極40a)の間の電界は、検出レグ24を通り直線状となる。
検出レグは、さらに、レグの底部表面にエッチングで形成された溝部分38の側面の一方の上に形成された第3検出電極39bと、検出レグの第2の側面(この側面は第2検出電極40aが形成された側面に対向する)の厚さ方向に形成された第4検出電極40bとを有する。かくして、2つの電極(第3検出電極39bと第4検出電極40b)の間の電界は、検出レグ24を通り直線状となる。
図2b、2c、図3に示すように、ピエゾ電子製の同調フォークは水晶製であり、その上部表面と底部表面は、水晶の光学軸(z)に直交し、レグは水晶の機械軸(y)に沿って延びる。
本発明の変形例として、検出レグと励起レグを反転させ、励起レグを検出レグとして用いることもできる。あるいはその逆も可能である。また、機械的分離手段を、ここに述べた実施例のそれぞれに用いることが出来る。いわゆる交差した電極の同調フォーク、すなわち、一対の励起電極と検出電極が2本のレグの間で反転させることも可能であり、これも本発明の範囲に含まれる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
従来技術に係るジャイロメータで使用される同調フォークの軸方向断面図。 図1aの同調フォークの励起レグと検出レグの線I−Iで切った横方向断面図。 理論的に最適の検出電極を具備した同調フォークの励起レグと検出レグの横方向断面図。 本発明の第1実施例によるジャイロメータの同調フォークの軸方向断面図。 図2aの同調フォークの励起レグと検出レグの線II−IIに沿った拡大横方向断面図。 本発明の第1実施例の変形例による同調フォークの2本のレグの横方向拡大断面図。 本発明の第2実施例による同調フォークの励起レグと検出レグの拡大横方向断面図。
符号の説明
1 同調フォーク
2 ベース
3,4 レグ
3 励起レグ
4 検出レグ
5a、5b 第1励起電極対
6a、6b 第2励起電極対
7a、7b 第1検出電極対
8a、8b 第2検出電極対
9 矢印
10 長手軸
21 同調フォーク
22 ベース
23,24 レグ
23 励起レグ
24 検出レグ
25,26 励起手段
25a、25b 第1励起電極対
26a、26b 第2励起電極対
27,28 検出手段
27a 第1検出電極
28a 第2検出電極
27b 第3検出電極
28b 第4検出電極
29,30 溝
31,32 溝
33 第1溝
34 第3溝
35 第2溝
36 第4溝
33,34 溝
35,36 溝
37 ノッチ
38 溝部分
39a 第1検出電極
39b 第3検出電極
40a 第2検出電極
40b 第4検出電極
41 発振器
42 検出器
43 発振器

Claims (7)

  1. 角速度を測定するトランデューサにおいて、
    (A) 回転するピエゾ電子製の1個の同調フォーク(21)と、
    前記同調フォーク(21)は、ベース(22)から延びる励起レグ(23)と、検出レグ(24)とを有し、前記各レグは、2つの上部表面と底部表面と2つの側面とを有し、
    (B) 前記励起レグ(23)上に配置され、前記同調フォークの第1振動を励起する手段(25a、25b、26a、26b)と、
    (C) 前記検出レグ(24)上に配置され、前記同調フォークの回転と前記第1振動に応答して生成された、同調フォークの第2振動を検出する手段(27a、27b、28a、28b;39a、39b、40a、40b)と
    を有し、
    前記検出レグは、前記上部表面上に少なくとも1個の第1の溝(33、34、37)と、前記底部表面上に少なくとも1個の第2の溝(35、36、38)とを有し、
    前記第1と第2の溝は、それぞれ、側面を有し、
    前記検出手段は、互いに向かい合うように配列された第1と第2の検出電極(27a、28a、39a、40a)を有し、
    前記第1検出電極(27a、39a)は、前記第1溝(33、37)の側面の一方に配置され、
    前記第2検出電極(28a、40a)は、前記第1と第2の検出電極の間の電界が検出レグを通り、直線状になるように配列され、
    前記第3と第4の検出電極(27b、28b、39b、40b)は、互いに向かい合うように配列され、
    前記第3検出電極(27b、39b)は、前記第2溝(36、38)の側面の一方に配列され、
    前記第4検出電極(28b、40b)は、前記第3と第4の検出電極の間の電界が検出レグを通り、直線状となるように配列される
    ことを特徴とする角速度測定用トランデューサ。
  2. 前記検出レグは、前記上部表面上に第3の溝(34)と、前記底部表面上に第4の溝(36)とを有し、
    前記第3と第4の溝は、2個の側面を有し、
    前記第1検出電極(27a)と第2検出電極(28a)は、それぞれ、第1溝(33)と第3溝(34)の側面の一方の上に配置され、
    前記第1と第2の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状であり、
    前記第3検出電極(27b)と第4検出電極(28b)は、ぞれぞれ、第2の溝(36)と第4の溝(35)の側面の一方に配置され、
    前記第3と第4の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状である
    ことを特徴とする請求項1記載の角速度測定用トランデューサ。
  3. 前記励起手段は、励起レグ(23)の上部表面、底部表面、2つの側面のそれぞれに配置された第1励起電極(25a)、第2励起電極(25b)、第3励起電極(26b)、第4励起電極(26b)を有し、
    前記励起レグは、その上部表面に少なくとも1個の第1溝(29)と、その底部表面に少なくとも1個の第2溝(31)とを有し、
    前記第1励起電極(25a)は、前記第1溝(29)を横方向にカバーするよう配置され、
    前記第2励起電極(25b)は、前記第2溝(31)を横方向にカバーするよう配置される
    ことを特徴とする請求項2記載の角速度測定用トランデューサ。
  4. 前記同調フォークは、交差電極を具備した同調フォークである
    ことを特徴とする請求項2,3のいずれかに記載の角速度測定用トランデューサ。
  5. 前記第2検出電極(40a)は、検出レグ(24)の第1側面の厚さ方向にわたって配列され、
    前記第1と第2の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状であり、
    前記第4検出電極(40b)が、第1側面に対向する第2側面の厚さ方向にわたって配置され、
    前記第3と第4の検出電極の間の電界は、検出レグを通り、直線状である
    ことを特徴とする請求項1記載の角速度測定用トランデューサ。
  6. ピエゾ電子材料は、水晶であり、
    その上部表面と底部表面は、水晶の光学軸(z)に直交し、
    前記レグは、水晶の機械軸(y)に沿って延びる
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれかに記載の角速度測定用トランデューサ。
  7. 前記ベース(22)は、ベースを固定する部分と前記レグ(23、24)との間に機械的分離手段(37)を具備する
    ことを特徴とする請求項1−6のいすれかに記載の角速度測定用トランデューサ。
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