JP2006177057A - 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット - Google Patents

法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2006177057A
JP2006177057A JP2004371710A JP2004371710A JP2006177057A JP 2006177057 A JP2006177057 A JP 2006177057A JP 2004371710 A JP2004371710 A JP 2004371710A JP 2004371710 A JP2004371710 A JP 2004371710A JP 2006177057 A JP2006177057 A JP 2006177057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
bottom plate
coupler
timber
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004371710A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Hamano
野 信 男 濱
Daiki Takahashi
橋 大 樹 高
Yosuke Amakawa
川 洋 介 天
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Metropolitan Government
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Government
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Metropolitan Government filed Critical Tokyo Metropolitan Government
Priority to JP2004371710A priority Critical patent/JP2006177057A/ja
Publication of JP2006177057A publication Critical patent/JP2006177057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 法面に凹凸がある場合であっても、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる木材連結器および木製法枠工ユニットを提供すること。
【解決手段】 法枠工用の木材連結器は、十文字形状の底板20と、この底板20の裏面から当該底板20に対して垂直方向に突出するアンカー30と、底板20の各先端部分21からこの底板20に対してそれぞれ垂直方向に突出し、各々木材10の端部を固定する4つの木材固定手段40とを備えている。各木材固定手段40は、木材10を支持する支持部41と、支持部41に支持された木材10を固定する固定部42とを有している。固定部42は、木材10と底板20との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材10を固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、格子状に配置された複数の木材を連結する法枠工用の木材連結器およびこの木材連結器を用いた木製法枠工ユニットに関する。
地山などの傾斜地盤や土地造成地、道路等の法面を安定させて緑化させるために、図7に示すような木製法枠工ユニットが用いられている。
法枠工とは、盛土や切土法面の表土流出を防ぎ、早期に植生導入を図るような工法のことをいう。ここで、法枠工ユニットに間伐材等の木材を用いることにより、森林等の管理によって発生する不要な間伐材の有効利用を図ることができ、また、この木材は腐食すると土壌に還元されるので自然環境に対して良好なものとなっている。
図7に示すように、木製法枠工ユニットは、格子状に配置された複数の木材10と、これらの木材10の格子状形状の交点部分に配置され、各木材10を連結する木材連結器とを備えている。
このような木材連結器としては、様々のタイプのものが知られている(例えば、特許文献1乃至8参照)。以下に、従来の木材連結器について図8乃至15を用いて詳述する。
特許文献1には、図8に示すように、各々中央部分で直交する2枚の板状の接続片51a,51aからなる法枠工用の木材連結器51が開示されている。この木材連結器51の各接続片51a,51aには、その両端部付近に挿通孔51b,51bが各々設けられている。
このような木材連結器51を用いた法枠工法において、まず木材10の両端部に切欠溝を設けるとともに、この切欠溝に直交する位置に貫通孔を設ける。そして、木材連結器51の接続片51aの端部を木材10の切欠溝に挿入し、止め栓51cを木材10の貫通孔および接続片51aに設けられた挿通孔51bに挿通することにより、各木材10を木材連結器51の各接続片51aに係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献2には、図9に示すように、十文字形状等の筒体からなる木材連結器52が開示されている。この十文字形状の木材連結器52は、各先端部分に木材10を挿入することができる開口部52a,52a,52a,52aを有している。
このような木材連結器52を用いた法枠工法において、木材10の端部を木材連結器52の開口部52aに挿入することにより、各木材10を木材連結器52の各先端部分に係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献3には、図10に示すように、角柱状パイプ53aと、角柱状パイプ53aの各側面に設けられた一対の挟持板53bとを有する木材連結器53が開示されている。この木材連結器53の各挟持板53b,53bには、角柱状の木材10が角柱状パイプ53aの各側面に係合するよう各木材10を受ける4つの受容部53cがそれぞれ設けられている。
このような木材連結器53を用いた法枠工法において、角柱状の木材10の端部を木材連結器53の各挟持板53bの受容部53cに挿入することにより、各木材10を木材連結器53の各側面に係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献4には、図11(a)(b)(c)に示すように、地面に固定されたアンカー54aおよびこのアンカー54aに挿通可能なリング54bとからなる木材連結器54が開示されている。
このような木材連結器54を用いた法枠工法において、木材10の内部には線状の鉄筋54cが挿通されており、4つの木材10の各鉄筋54cの端部が1つのリング54bに結合されている。鉄筋54cを介して4つの木材10に係合しているリング54bをアンカー54aに挿通させることにより、各木材10をアンカー54aに固定することができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献5には、図12(a)(b)に示すように、2つのL字形状の連結固定金具55a,55aを有する木材連結器55が開示されている。この木材連結器55の各連結固定金具55aの両先端部には、角柱状の木材10を受ける受容部55b,55bがそれぞれ設けられている。
このような木材連結器55を用いた法枠工法において、角柱状の木材10の端部を木材連結器55の各連結固定金具55aの受容部55bに挿入することにより、各木材10を木材連結器55の各連結固定金具55aに係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献6には、図13(a)(b)に示すように、十文字形状の筒体からなる木材連結器56が開示されている。この十文字形状の木材連結器56の各先端部分には、角柱状の木材10を挿入することができる開口部56a,56a,56a,56aが設けられている。
このような木材連結器56を用いた法枠工法において、角柱状の木材10の端部を木材連結器56の開口部56aに挿入することにより、各木材10を木材連結器56に係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献7には、図14に示すように、十文字形状の底板57aと、この十文字形状の底板57aの各先端部分に設けられたリング状の拘束部材57b,57b,57b,57bとを有する木材連結器57が開示されている。
このような木材連結器57を用いた法枠工法において、木材10の端部を木材連結器57の各拘束部材57bに挿入して拘束することにより、各木材10を木材連結器57の各先端部分に係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
また、特許文献8には、図15に示すように、4つの半円形状の受容部58a,58a,58a,58aが十文字形状となるよう結合した木材連結器58が開示されている。
このような木材連結器58を用いた法枠工法において、複数の木材10の端部を木材連結器58の各受容部58a上に載置してアンカーピンを打ち込むことにより、あるいは複数の木材10の端部に各受容部58aを被せてアンカーピンを打ち込むことにより、各木材10を木材連結器58の各受容部58aに係合させることができ、木材10同士を連結して格子状の法枠工ユニットを形成することができる。
特開2000−110166号公報 特開2001−329541号公報 特開平10−227035号公報 特開2002−256562号公報 実開平14236号公報 特開平9−13381号公報 特開2003−41594号公報 特開平11−93171号公報
しかしながら、上述の例えば特許文献1乃至8に開示された従来の木材連結器においては、複数の木材は木材連結器の一定箇所に係合するようになっている。このため、木材連結器に係合したこれらの複数の木材の法面に対するそれぞれの高さは同一となり、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことはできない。このため、法面に凹凸がある場合には、木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができず、この法面の凹凸の度合いに応じて木材を現場で加工しなければならないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであって、法面に凹凸がある場合であっても、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができ、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる木材連結器および木製法枠工ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、十文字形状の底板と、この底板の裏面から当該底板に対して垂直方向に突出するアンカーと、十文字形状の底板の各先端部分からこの底板に対してそれぞれ垂直方向に突出し、各々木材の端部を固定する4つの木材固定手段と、を備え、各木材固定手段は、木材を支持する支持部と、支持部に支持された木材を固定する固定部とを有し、固定部は、木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を固定することを特徴とする法枠工用の木材連結器である。
このような法枠工用の木材連結器によれば、法面に凹凸がある場合であっても、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができ、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
本発明の法枠工用の木材連結器においては、各木材固定手段の支持部は、底板の表面の各先端部分から突出する棒状のボルトからなり、固定部は、この棒状のボルトに嵌め込み可能な一対のナットからなり、木材固定手段において、貫通溝または貫通穴を有する木材に棒状のボルトを挿通し、一対のナットによりボルトに挿通された木材の上端および下端を挟持することによりこの木材の端部を固定することが好ましい。
このような法枠工用の木材連結器によれば、ボルトに木材を挿通し、この木材の上端および下端を一対のナットで固定しているので、ボルトに対する一対のナットの位置を調整することにより木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を確実に固定することができる。
本発明は、格子状に配置された複数の木材と、十文字形状の底板、この底板の裏面から当該底板に対して垂直方向に突出するアンカー、および、十文字形状の底板の表面の各先端部分からこの底板に対してそれぞれ垂直方向に突出し木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材の端部を各々固定する4つの木材固定手段を有する複数の木材連結器と、を備えたことを特徴とする木製法枠工ユニットである。
このような木製法枠工ユニットによれば、法面に凹凸がある場合であっても、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができ、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
本発明の木製法枠工ユニットにおいては、前記各木材連結器の各木材固定手段の支持部は、底板の表面の各先端部分から突出する棒状のボルトからなり、固定部は、この棒状のボルトに嵌め込み可能な一対のナットからなり、木材固定手段において、貫通溝または貫通穴を有する木材に棒状のボルトを挿通し、一対のナットによりボルトに挿通された木材の上端および下端を挟持することによりこの木材の端部を固定することが好ましい。
このような木製法枠工ユニットによれば、各木材連結器において、ボルトに木材を挿通し、この木材の上端および下端を一対のナットで固定しているので、ボルトに対する一対のナットの位置を調整することにより木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を確実に固定することができる。
本発明の木材連結器によれば、木材を支持する支持部と、支持部に支持された木材を固定する固定部とを有する木材固定手段を備え、固定部は、木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を固定するようになっているので、法面に凹凸がある場合であっても、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができ、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
また、本発明の木製法枠ユニットは、格子状に配置された複数の木材と、各木材を固定するための木材固定手段を有する木材連結器とを備え、木材固定手段において、固定部は、木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を固定するようになっているので、法面に凹凸がある場合であっても、各木材の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材を略平行状態で係合させることができ、現場での木材の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図6は本発明による木材連結器および木製法枠工ユニットの実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本発明の法枠工用の木材連結器の構成を示す斜視図であり、図2は、図1の法枠工用の木材連結器の上面図であり、図3は、図1の法枠工用の木材連結器の前面図である。
また、図4は、木材を固定した際の本発明の法枠工用の木材連結器の上面図であり、図5は、図4の法枠工用の木材連結器のA−A矢視図であり、図6は、本発明の木製法枠工ユニットの断面図である。
図1に示す法枠工用の木材連結器は、十文字形状の底板20と、底板の裏面からこの底板に対して垂直方向に突出するアンカー30と、底板20の各先端部分21,21,21,21からこの底板20に対してそれぞれ垂直方向に突出し、各々木材10,10,10,10の端部を固定する4つの木材固定手段40,40,40,40とを備えている。
図2および図3に示すように、底板20は十文字形状の金具からなり、この底板20は、各先端部分21,21,21,21において貫通孔22,22,22,22を有している。また、底板20は、中心部分23にも貫通孔24を有している。
アンカー30は、棒状のボルト31と、この棒状のボルト31に嵌め込み可能であり底板20の中心部分23の表面に取り付けられたキャップナット32とを有している。このアンカー30の棒状のボルト31を底板20の裏側から当該底板20の貫通孔24に貫通させ、底板20の表側に突出したボルト31の突出部にキャップナット32を嵌め込むことにより、アンカー30が底板20の裏側の中心部分に固定されるようになっている。
4つの木材固定手段40,40,40,40は、各々木材10,10,10,10を支持する支持部41,41,41,41と、支持部41,41,41,41に支持された木材10,10,10,10を固定する固定部42,42,42,42とを有している。
各固定部42は、木材10と底板20との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材10を固定するようになっている。
木材固定手段40について更に詳しく説明する。
木材固定手段40の支持部41は棒状のボルト41aからなり、固定部42はこの棒状のボルト41aに嵌め込み可能な一対のナット42a,42aおよびワッシャー42b,42bからなっている。
棒状のボルト41aは、底板20の先端部分21に設けられた貫通孔22に貫通し、先端部分21の裏面に取り付けられたナット21aに嵌め込まれている。このようにして、棒状のボルト41aは底板20の先端部分21の表面から突出している。この棒状のボルト41aの長さは図1に示すように4本とも全て同じ長さであり例えば35cmのものとなっているが、4本のうち法面の下流側の1本のボルト41aの長さを他の3本の長さに比べて短くしてもよい。
一方、各木材10は、その両端部に深さ約10cmの切込みからなる貫通溝11を有している。図4および図5に示すように、この木材10の端部にある貫通溝11に棒状のボルト41aを挿通したときに、一対のナット42a,42aはワッシャー42b,42bを介してボルト41aに挿通された木材10の上端および下端を挟持するようになっている。このことにより、木材固定手段40は木材10の端部を固定するようになっている。
また、この一対のナット42a,42aのボルト41aに対する嵌め込み位置を変えることにより、木材10と底板20との間の距離を自在に変化させることができるようになっている。
ここで、各木材10は深さ約10cmの切込みからなる貫通溝11を有する代わりに、棒状のボルト41aの直径よりも大きな直径の貫通孔を有していてもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、図7に示すように、地山などの傾斜地盤や土地造成地、道路等の法面に複数の例えば間伐材などの木材10を格子状に配置する。この木材10の両端部には、図4に示すように予め深さ約10cmの切込みからなる貫通溝11が形成されている。
そして、格子状の複数の木材10の交点部分に木材連結器をそれぞれ配置し、1つの木材連結器に対して4本の木材10を連結させる。ここで、木材連結器の底板20の裏面から突出するアンカー30の棒状のボルト31を地面に突き刺すことにより、この木材連結器を地面に固定している。
木材連結器に対する各木材10の連結方法について詳しく説明する。
図4および図5に示すように、各木材10の端部に形成された貫通溝11に木材連結器の木材固定手段40のボルト41aを挿通させる。次に、ボルト41aに挿通された木材10の上端および下端をワッシャー42b,42bを介して一対のナット42a,42aで固定する。このときに、ボルト41aに対する一対のナット42a,42aの取り付け位置を変えることにより、木材10と底板20との間の距離が調整される。
また、図5に示すように、木材連結器において、木材10は一対のナット42a,42aの間に挟持されているが、木材10のうちのいくつかを、一対のナット42a,42aにより挟持する代わりに、底板20の先端部分21上に直接載置して固定してもよい。
このようにして各々の木材連結器に対して4本の木材10を連結させることにより、対象となる法面に木製法枠工ユニットが形成される。
以上のように本実施の形態の法枠工用の木材連結器によれば、木材10を支持する支持部41と、支持部41に支持された木材10を固定する固定部42とを有する木材固定手段40を備え、固定部42は、木材10と底板20との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材10を固定するようになっているので、法面に凹凸がある場合であっても、各木材10の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材10を略平行状態で係合させることができ、現場での木材10の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
また、各木材固定手段40の支持部41は、底板20の表面の各先端部分21から突出する棒状のボルト41aからなり、固定部42は、この棒状のボルト41aに嵌め込み可能な一対のナット42a,42aからなり、木材固定手段40において、貫通溝11または貫通穴を有する木材10に棒状のボルト41aを挿通し、一対のナット42a,42aによりボルト41aに挿通された木材10の上端および下端を挟持することによりこの木材10の端部を固定するようになっている。このため、ボルト41aに対する一対のナット42a,42aの位置を調整することにより木材10と底板20との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材10を確実に固定することができる。
また、本実施の形態の木製法枠工ユニットによれば、上述の木材連結器を備えているので、法面に凹凸がある場合であっても、各木材10の法面に対する高さを相対的にずらすことにより木材連結器に対して全ての木材10を略平行状態で係合させることができ、現場での木材10の加工を最小限にとどめこの現場における作業を容易なものとすることができる。
本発明の法枠工用の木造連結器の構成を示す斜視図である。 図1の法枠工用の木造連結器の上面図である。 図1の法枠工用の木造連結器の前面図である。 木材を固定した際の本発明の法枠工用の木材連結器の上面図である。 図4の法枠工用の木材連結器のA−A矢視図である。 本発明の木製法枠工ユニットの断面図である。 木製法枠工ユニットの概略を示す概略斜視図である。 従来の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。 従来の他の法枠工用の木材連結器の構成を示す概略図である。
符号の説明
10 木材
11 貫通溝
20 底板
21,21,21,21 先端部分
21a ナット
22,22,22,22 貫通孔
23 中心部分
24 貫通孔
30 アンカー
31 ボルト
32 キャップナット
40 木材固定手段
41,41,41,41 支持部
41a ボルト
42,42,42,42 固定部
42a,42a ナット
42b,42b ワッシャー

Claims (4)

  1. 十文字形状の底板と、
    この底板の裏面から当該底板に対して垂直方向に突出するアンカーと、
    前記十文字形状の底板の各先端部分からこの底板に対してそれぞれ垂直方向に突出し、各々木材の端部を固定する4つの木材固定手段と、を備え、
    前記各木材固定手段は、木材を支持する支持部と、支持部に支持された木材を固定する固定部とを有し、固定部は、木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材を固定することを特徴とする法枠工用の木材連結器。
  2. 前記各木材固定手段の支持部は、底板の表面の各先端部分から突出する棒状のボルトからなり、固定部は、この棒状のボルトに嵌め込み可能な一対のナットからなり、
    前記木材固定手段において、貫通溝または貫通穴を有する木材に棒状のボルトを挿通し、一対のナットによりボルトに挿通された木材の上端および下端を挟持することによりこの木材の端部を固定することを特徴とする請求項1記載の法枠工用の木材連結器。
  3. 格子状に配置された複数の木材と、
    十文字形状の底板、この底板の裏面から当該底板に対して垂直方向に突出するアンカー、および、前記十文字形状の底板の表面の各先端部分からこの底板に対してそれぞれ垂直方向に突出し木材と底板との間の距離が所望の大きさとなる位置で木材の端部を各々固定する4つの木材固定手段を有する複数の木材連結器と、
    を備えたことを特徴とする木製法枠工ユニット。
  4. 前記各木材連結器の各木材固定手段の支持部は、底板の表面の各先端部分から突出する棒状のボルトからなり、固定部は、この棒状のボルトに嵌め込み可能な一対のナットからなり、
    前記木材固定手段において、貫通溝または貫通穴を有する木材に棒状のボルトを挿通し、一対のナットによりボルトに挿通された木材の上端および下端を挟持することによりこの木材の端部を固定することを特徴とする請求項3記載の木製法枠工ユニット。
JP2004371710A 2004-12-22 2004-12-22 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット Pending JP2006177057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371710A JP2006177057A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371710A JP2006177057A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006177057A true JP2006177057A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36731412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004371710A Pending JP2006177057A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006177057A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015204740A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 孟重 関 太陽光発電ユニットの設置方法
CN105604070A (zh) * 2016-02-29 2016-05-25 西安科技大学 黄土地区边坡植被种植保障砌体结构体系及其施工方法
CN105604071A (zh) * 2016-02-29 2016-05-25 西安科技大学 黄土边坡植被种植保障pvc板材结构体系及其施工方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10292380A (ja) * 1997-04-19 1998-11-04 Okabe Co Ltd 法面緑化工法
JP2000110166A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Nisshoku Corp 法枠接続器およびそれを用いた法枠工法
JP2003041594A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Free Kogyo Kk 土留め工法と交点拘束体
JP2004232408A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Raito Kogyo Co Ltd 木材製法枠の保持装置および斜面安定化工法
JP2006070472A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Soken Engineering:Kk 斜面安定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10292380A (ja) * 1997-04-19 1998-11-04 Okabe Co Ltd 法面緑化工法
JP2000110166A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Nisshoku Corp 法枠接続器およびそれを用いた法枠工法
JP2003041594A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Free Kogyo Kk 土留め工法と交点拘束体
JP2004232408A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Raito Kogyo Co Ltd 木材製法枠の保持装置および斜面安定化工法
JP2006070472A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Soken Engineering:Kk 斜面安定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015204740A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 孟重 関 太陽光発電ユニットの設置方法
CN105604070A (zh) * 2016-02-29 2016-05-25 西安科技大学 黄土地区边坡植被种植保障砌体结构体系及其施工方法
CN105604071A (zh) * 2016-02-29 2016-05-25 西安科技大学 黄土边坡植被种植保障pvc板材结构体系及其施工方法
CN105604071B (zh) * 2016-02-29 2017-06-30 西安科技大学 黄土边坡植被种植保障pvc板材结构体系及其施工方法
CN105604070B (zh) * 2016-02-29 2017-07-21 西安科技大学 黄土地区边坡植被种植保障砌体结构体系及其施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9127422B2 (en) Bollards
JP6111922B2 (ja) 柱脚補強方法及び装置
JP6982900B2 (ja) フェンス装置
JP2006177057A (ja) 法枠工用の木材連結器および木製法枠工ユニット
JP2019183522A (ja) 基礎およびその構築方法
JP6070118B2 (ja) 土留壁構造、土留壁構造の構築方法
JP5432766B2 (ja) 建造物の基礎構造
JP2005188722A (ja) ドリフトピン
JP2006063625A (ja) スチールパイプの継手部材
JP2006233495A (ja) 梁勝ちの柱梁架構構造
KR20150058855A (ko) 기둥-기초 접합을 위한 목구조용 접합철물
JPH11182101A (ja) フェンス取付け構造、及び、フェンス取付け用器具
JPH108469A (ja) 土留め壁の構築方法
KR20180008080A (ko) 수직 h빔의 가이드 기구
JP3668207B2 (ja) 建築用軸組接合具
JP2022134629A (ja) 中空部材の連結具
JP3272704B2 (ja) 地中管類の埋設用深長溝の土留工法と、それに用いる矢板壁保持タワー
JP7274992B2 (ja) アンカーボルト固定治具及びアンカーフレーム
JPH11286950A (ja) 擁壁構造およびその施工方法
JP5065730B2 (ja) 部材接合具
JP2024055209A (ja) 支柱支持構造及び支持部材
JP4346029B2 (ja) 土止め工法用保護装置及び土止め工法
JPH10183761A (ja) 木造建築物の接合工法と接合金物
JP4183680B2 (ja) 丸太材を使用した土木構造物の構築工法
KR200149657Y1 (ko) 철근 고정용 스토퍼

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309