JP2006173319A - キャパシタを有する半導体装置の製造方法、キャパシタ - Google Patents

キャパシタを有する半導体装置の製造方法、キャパシタ Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程数を増加させることなく、所望の形状の配線パターンを形成可能な、キャパシタを有する半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のキャパシタを有する半導体装置の製造方法は、層間絶縁膜1上に導電体膜3a及びSiON膜5aをこの順に形成する工程と、SiON膜5a上にパターニングされたキャパシタ上部電極7を形成する工程と、前記SiON膜5aを反射防止膜として用いて、キャパシタ下部電極3及び配線パターン4を形成するためのレジストパターン9a,9bを形成する工程と、このレジストパターン9a,9bを用いてSiON膜5a及び導電体膜3aをパターニングして、キャパシタ絶縁膜5、キャパシタ下部電極3及び配線パターン4を形成する工程を備え、SiON膜5aは、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャパシタを有する半導体装置の製造方法、及びキャパシタに関する。
図4を用いて、従来のキャパシタ構造を有する半導体装置の製造方法について説明する。
まず、半導体基板上の層間絶縁膜51上に金属膜53a及び絶縁膜55aをこの順に形成し、図4(a)に示す構造を得る。絶縁膜55aは、後工程でキャパシタ絶縁膜(図4(d)の符号55)に加工されるものであり、通常、SiN膜又はSiO2膜などからなる(例えば、特許文献1を参照)。
次に、絶縁膜55a上に、パターニングされたキャパシタ上部電極57を形成し、図4(b)に示す構造を得る。
次に、絶縁膜55a上に、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターン59a,59bを形成し、図4(c)に示す構造を得る。配線パターンを形成するためのレジストパターン59bは、矩形に形成されることが望ましいが、特にKrFレーザー(波長248nm)のような短波長光を用いて露光を行う場合、下地層からの反射によって、所望の形状のレジストパターンを形成することが困難である。また、絶縁膜として通常使用されるSiN膜又はSiO2膜は、KrF又はArFレーザーといった微細素子形成に用いられる露光波長の光に対しては、吸光係数が実質的に0であり、その膜厚の変化に伴って露光光の反射率が大きく変化する。このため、得られるレジストパターンにもばらつきが生じやすい。従って、この従来の方法では所望形状の微細レジストパターンを安定して形成することは困難である。
次に、上記レジストパターンを用いて絶縁膜55a及び金属膜53aをパターニングして、キャパシタ絶縁膜55、キャパシタ下部電極53及び配線パターン54を形成し、図4(d)に示す構造を得る。レジストパターン59bが矩形に形成されていないので、配線パターン54も通常は矩形に形成されない。
上記問題を解決するために、図4(b)に示す基板上に樹脂などからなる反射防止膜を形成し、その上にレジストパターン59a,59bを形成する方法が考えられるが、製造工程数の増加に繋がるため、好ましくない。
特開平11−17108号公報
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、製造工程数を増加させることなく、所望の形状の配線パターンを形成可能な、キャパシタを有する半導体装置の製造方法を提供するものである。
本発明のキャパシタを有する半導体装置の製造方法は、層間絶縁膜上に導電体膜及びSiON膜をこの順に形成する工程と、SiON膜上にパターニングされたキャパシタ上部電極を形成する工程と、前記SiON膜を反射防止膜として用いて、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターンを形成する工程と、このレジストパターンを用いてSiON膜及び導電体膜をパターニングして、キャパシタ絶縁膜、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成する工程を備え、SiON膜は、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90である。
本発明の発明者は、屈折率が1.85〜1.90のSiON膜は、吸光係数が0.3〜0.43程度になることを見出した。そして、本発明では、このSiON膜を反射防止膜として用いてキャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターンを形成するので、下地層から反射光をSiON膜で吸収し、この反射光がレジストに照射されるのを防止することができる。従って、本発明によれば、形状が改善されたレジストパターンを得ることができ、その結果、形状が改善された配線パターンを得ることができる。
また、発明者は、屈折率が1.85〜1.90であるSiON膜は、キャパシタ絶縁膜として優れた特性を有することも見出した。
従って、屈折率が1.85〜1.90であるSiON膜を用いれば、製造工程数を増加させることなく、特性のよいキャパシタと、形状が改善された配線パターンを得ることができることが分かった。
本発明のキャパシタを有する半導体装置の製造方法は、層間絶縁膜上に導電体膜及びSiON膜をこの順に形成する工程と、SiON膜上にパターニングされたキャパシタ上部電極を形成する工程と、前記SiON膜を反射防止膜として用いて、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターンを形成する工程と、このレジストパターンを用いてSiON膜及び導電体膜をパターニングして、キャパシタ絶縁膜、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成する工程を備え、SiON膜は、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90である。
1.層間絶縁膜
層間絶縁膜は、通常、SiやGaAsなどの半導体基板上に形成されているものである。この半導体基板には、通常、トランジスタなどの素子が形成されている。層間絶縁膜は、キャパシタや配線パターンの下地となるものであればよく、その材料や厚さなどは限定されない。
2.層間絶縁膜上に形成された導電体膜
導電体膜は、後工程とパターニングされてキャパシタ下部電極及び配線パターンとなる。従って、本発明では、キャパシタ下部電極と配線パターンは、同じ材料で同時に形成される。導電体膜の材料は特に限定されず、電極や配線として機能しうる種々の導電性材料、例えば不純物をドープしたポリシリコン、シリサイド、金属、合金若しくは金属窒化物などで形成することができる。導電体膜を金属、合金若しくは金属窒化物などで形成するとMIM(Metal-Insulator-Metal)型キャパシタとなり、ポリシリコンで形成するとPIP(Poly-Si-Insulator-Poly-Si)型キャパシタとなる。導電体膜は、単層でも多層でもよい。導電体膜は、好ましくは、TiN/Ti/AlCu/TiN/Tiの多層膜からなる。このような膜を用いると、配線の信頼性(エレクトロマイグレーション)の点で有利である。
3.SiON膜
SiON膜は、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90であり、好ましくは、1.87〜1.90である。SiON膜の屈折率は、膜内のSi/O/N比と相関しており、Si/O/N比の変化に伴って変化する。従って、SiON膜を形成する際に使用するガス組成を変化させることによって、所望の屈折率を有するSiON膜を得ることができる。なお、屈折率は、分光エリプソメトリー(光の偏光状態の変化を測定し、屈折率(n)、吸光係数(k)、膜厚(d)をフィッティング解析にて算出する方法)により測定することができる。上記屈折率を有するSiON膜は、吸光係数が0.3〜0.43程度になることが本発明の発明者によって見出された(表1を参照。)。このSiON膜はレジストパターンを形成する際の露光工程で下地層からの反射光を吸収することができるため、反射防止膜をして機能し、レジストパターンを精度よく形成するのに役立つ。なお、吸光係数は、分光エリプソメトリーにより測定することができる。また、このSiON膜は、後工程で加工されてキャパシタ絶縁膜となるが、上記屈折率を有するSiON膜は、キャパシタ絶縁膜としても優れた特性を有している(図3、表2を参照)。
SiON膜の厚さは、限定されないが、20〜180nmであることが好ましく、45〜55nmであることがさらに好ましい。このような膜厚のときに、本発明により得られる効果が大きくなるからである。
4.上部電極
上部電極は、上記絶縁膜上に形成された導電体膜をパターニングすることによって形成することができる。この導電体膜の材料は特に限定されず、電極として機能しうる種々の導電性材料、例えば不純物をドープしたポリシリコン、シリサイド、金属、合金若しくは金属窒化物などで形成することができる。上部電極は、例えば、TiN,AlCu,AlSiなどで形成することができる。上記導電体膜のパターニングは、SiON膜を除去しないような条件で行う。このSiON膜は、上述のように、レジストパターンを形成する際の露光工程で反射防止膜として機能するからである。
5.レジストパターン
レジストパターンは、例えば、スピンコーティング法によって基板全面にレジストを塗布し、このレジストを所定のパターンを有するフォトマスクを介して露光し、露光されたレジストを現像することによって得られる。レジストパターンには、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのパターンが含まれる。このようなレジストパターンは、好ましくは、1回のフォトリソグラフィ工程で形成される(すなわち、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのパターンが1枚のフォトマスクに形成されている。)配線パターンを形成するためのパターンは、非常に微細になることがある。微細なパターンを形成する場合、露光工程での下地層(例えば、基板)からの反射光によってパターン形状が崩れる場合がある(図4(c)を参照。)。本発明では、所定範囲の吸光係数を有するSiON膜を反射防止膜として用いることによって、下地層からの反射光がレジストに到達するのを防ぐため、微細な配線パターンを精度よく形成することができる。
6.パターニング
パターニングは、種々の方法で行うことができるが、微細な配線パターンを形成するために、RIE法などによる異方性エッチングによって行うことが好ましい。パターニングは、上記レジストパターンを用いて行い、最初にSiON膜をパターニングしてキャパシタ絶縁膜を形成し、次に、導電体膜をパターニングしてキャパシタ下部電極及び配線パターンを形成する。本発明によれば微細なレジストパターンが精度よく形成されるため、そのレジストパターンを用いて形成される微細な配線パターンも精度よく形成される。
図1を用いて、本発明の実施例のキャパシタを有する半導体装置の製造方法について説明する。
まず、半導体基板上の層間絶縁膜1上に金属膜3a及びSiON膜5aをこの順に形成し、図1(a)に示す構造を得た。金属膜3aは、TiN/Ti/AlCu/Ti/TiNの積層構造からなり、スパッタ法により形成した。この金属膜3aは、後工程でキャパシタ部の下部電極とキャパシタ部以外での配線パターンに加工される(図1(d)の符号3,4)。SiON膜5aは、キャパシタ用のSiON膜であり、プラズマCVD法によって形成した。SiON膜を形成するためのガスは、SiH4/N2/N2Oの混合ガスとして、N2及びN2Oガス流量をそれぞれ1900、130sccmで一定とし、SiH4ガス流量を68,75,82sccmと変化させた。それぞれの条件で得られた膜の吸光係数を波長248nmのレーザー(KrFエキシマレーザー)を用いて測定したところ、表1の結果が得られた。また、表1に示す値は、SiO2,SiNの吸光係数(248nm)が、それぞれ0.000、0.005であることを考えると非常に大きな値が得られたといえる。
Figure 2006173319
得られたSiON膜は、厚さが、それぞれ50.7〜52.6nmであり、比誘電率は、5.5〜5.7であった。SiON膜の形成後、同一チャンバーでN2OガスによりSiON膜表面を酸化させた。これにより、キャパシタ部以外の部分でSiON膜を反射防止膜として用いる際、SiON膜表面の窒素によりKrF化学増幅型レジストの酸が消失し、レジストパターンが裾引き形状になるのを防止することが可能となる。
次に、SiON膜5a上に、キャパシタ上部電極用のTiN(窒化チタン)膜をスパッタ法により形成した。次に、その上に、キャパシタ上部電極を形成するためのレジストパターンを形成した。上部電極は、数μm以上の大きなパターンのため、ポジ型I線レジストで形成した。ポジ型I線レジストの膜厚は、0.8μm〜1.5μm程度とした。この際、その他の回路部にはレジストパターンは形成しなかった。次に、このレジストパターンをマスクにしてドライエッチングにより、上記TiN膜をパターニングしてキャパシタ上部電極7を形成し、図1(b)に示す構造を得た。このエッチングは、TiN膜に対してSiON膜5aが高選択比となる条件で行い、SiON膜5aの膜減りを抑えた。なお、TiN膜の代わりに、AlCuやAlSiなどの金属膜を使用してもよい。
次に、SiON膜5a上に、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターン9a,9bを形成し、図1(c)に示す構造を得た。レジストパターン9a,9bは、具体的には、KrF化学増幅型レジストを基板全面にスピンコートにより塗布し、次に、波長=248nmのKrFレーザーを有する露光機を用いて露光、現像を行う工程により形成した。キャパシタ下部電極を形成するためのレジストパターン9aは、数μm以上の大きなパターンであるが、配線パターンを形成するためのレジストパターン9bは、0.15〜0.20μm程度の微細なパターンとなることがある。短波長のKrFレーザーを用いて、このような微細なパターンを形成する際、下地からの反射の影響により矩形なレジストパターンを形成することが困難となる場合がある。しかし、本実施例では、キャパシタ用の絶縁膜としてSiON膜5aを使用しており、このSiON膜5aは、上部電極7を形成した際に残存させており、配線パターンを形成するためのレジストパターン9bを形成する際に、反射防止膜として用いることができる。なお、本実施例のSiON膜5aは、吸光係数がSiO2,SiN膜などよりもはるかに大きいので、反射防止膜として効果的に機能する。本実施例では、SiON膜をキャパシタの絶縁膜に使用すると同時に、反射防止膜に使用するので、製造工程数を増加させることなく良好なレジストパターンを形成する事が可能となる。
次に、上記レジストパターン9a,9bを用いてSiON膜5a及び金属膜3aをパターニングして、キャパシタ絶縁膜5、キャパシタ下部電極3及び配線パターン4を形成し、図1(d)に示す構造を得た。
次に、層間絶縁膜、接続孔、上層配線などを形成し、キャパシタを有する半導体装置の製造を完了した。
(SiON膜の評価)
上述の通り、本実施例のSiON膜は、吸収係数が大きいので配線パターンを形成するためのレジストパターン9bの形成する際の反射防止膜として効果的に機能する。ここで、このSiON膜のキャパシタ絶縁膜としての特性を評価する。一般に、キャパシタ絶縁膜は、その容量の印加電圧依存性が小さいことが求められており、容量と印加電圧との関係は、一般に次の式によって表される。
(V)=C(0)(1+aV+bV2) [F]・・・(2)
(但し、C(V):印加電圧=V[V]時の容量値、C(0):印加電圧=0[V]時の容量値、V:印加電圧[V]、a,b:定数)
上記a,bの定数は、一般的にキャパシタ容量の電圧依存性を表す指標として用いられ、キャパシタ絶縁膜の膜種や膜厚条件等によって異なる。また、電気特性としてはa,bの値が小さいことが望ましい。このa,bの値は下記のように表現される。
a:Vcc1(Linear Voltage Coefficients) [ppm/V]
b:Vcc2(Quadratic Voltage Coefficients) [ppm/V2
また、式(1)においてVの値が+Vであっても、−VであってもC(V)が同一値になるためにC(V)値は、V=0において極小または極大を持つことが望ましい。
ここで、本実施例のキャパシタ及び従来のキャパシタ絶縁膜であるSiO2膜、SiON膜を備えるキャパシタについて、キャパシタ容量の電圧依存性を調べた。各キャパシタは、面積が147375μm2(5μm×5μm×5895個)であり、キャパシタ容量Coが1.0fF/μm2程度になるように作成した。
上記キャパシタについて容量と印加電圧との関係を調べた結果を図2、3及び表2に示す。図2(a)、(b)は、それぞれ、SiN膜(P−SiN)、SiO2膜(P−SiO2)についての結果を示し、図3(a)〜(c)は、SiON膜(P−SiON)についての結果を示す((a)〜(c)は、それぞれ、SiH4ガス流量が68,75,82sccmの場合に対応する))。
Figure 2006173319
(考察)
図2及び図3を参照すると、グラフの極小又は極大は、図2(a)のSiN膜では約1.5V、図2(b)のSiO2膜では約−0.5V、図3(a)〜(c)のSiON膜では、それぞれ、1V、0.5V,0Vとなっていることが分かる。SiN膜の極小又は極大位置のずれが、他と比べて大きいことが分かる。
次に、表2を参照すると、屈折率が1.871又は1.899のSiON膜の場合(すなわち、SiH4ガス流量が68,75sccmの場合)に、Vcc1、Vcc2の両方の値が、最も小さくなっていることから、上記屈折率のSiON膜を備えるキャパシタでは電圧依存性が小さくなることが分かる。また、SiO2膜や、屈折率が1.919のSiON膜の場合に、Vcc1、Vcc2の値がどちらも非常に大きくなっており、SiO2膜や屈折率が1.919のSiON膜を備えるキャパシタでは電圧依存性が大きくなることが分かる。このことは、図2(b)及び図3(c)のグラフからも明らかである。
以上の観点を総合的に判断すると、屈折率が1.85〜1.90程度のSiON膜を有するキャパシタは、非常に良好な特性を有していることが分かる。従って、本発明によると、工程数を増加させることなく、微細な配線パターンを精度よく形成することができ、かつ、良好な特性を有するキャパシタを得ることができる。
本発明の実施例に係るキャパシタを有する半導体装置の製造工程を示す断面図である。 SiN膜及びSiO2膜について、容量と印加電圧との関係を示すグラフである。 SiON膜について、容量と印加電圧との関係を示すグラフである。 従来のキャパシタを有する半導体装置の製造工程を示す断面図である。
符号の説明
1,51:層間絶縁膜 3a,53a:金属膜 3,53:キャパシタ下部電極 4,54:配線パターン 5a:SiON膜 5,55:キャパシタ絶縁膜 7,57:キャパシタ上部電極 9a,9b,59a,59b:レジストパターン 55a:絶縁膜

Claims (7)

  1. 層間絶縁膜上に導電体膜及びSiON膜をこの順に形成する工程と、
    SiON膜上にパターニングされたキャパシタ上部電極を形成する工程と、
    前記SiON膜を反射防止膜として用いて、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成するためのレジストパターンを形成する工程と、
    このレジストパターンを用いてSiON膜及び導電体膜をパターニングして、キャパシタ絶縁膜、キャパシタ下部電極及び配線パターンを形成する工程を備え、
    SiON膜は、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90である、キャパシタを有する半導体装置の製造方法。
  2. SiON膜は、その膜厚が45〜55nmである請求項1に記載の製造方法。
  3. SiON膜は、その膜厚が20〜180nmである請求項1に記載の製造方法。
  4. 導電体膜は、TiN/Ti/AlCu/TiN/Tiの多層膜からなる請求項1に記載の製造方法。
  5. 下部電極とSiON膜と上部電極をこの順に重ねて備え、SiON膜は、248nmの光に対する屈折率が1.85〜1.90であることを特徴とするキャパシタ。
  6. SiON膜は、その膜厚が45〜55nmである請求項5に記載のキャパシタ。
  7. SiON膜は、その膜厚が20〜180nmである請求項5に記載のキャパシタ。
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