JP2006169984A - 排気装置 - Google Patents

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直弘 竹本
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義彦 鈴木
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Abstract

【課題】凝縮水が溜まっても、内燃機関の始動を確保できる排気装置を得る。
【解決手段】内燃機関からの排気ガスを排気管2を介してマフラ1に導き、マフラ1に至るまでの排気管2aを上方に屈曲した屈曲部10を介してマフラ1に接続し、マフラ1を介して排気ガスを大気中に放出する。少なくとも排気管2aの屈曲部10に、排気管2a内を上下に仕切る仕切板12を設けた。排気管2の途中に排気処理器4が介装され、排気処理器4から屈曲部10を介してマフラ1に接続された。排気処理器4は、サブマフラ、触媒コンバータ、排熱回収器のいずれかであり、排気管2aとの排気処理器4の接続口4aは、下方に偏芯されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内燃機関からの排気ガスを排気管を介して、マフラに導き、マフラから大気中に放出する排気装置に関する。
従来より、内燃機関からの排気ガスは、排気管を介してマフラに導き、マフラを介して大気中に排気ガスを排出するようにしている。また、特許文献1にあるように、排気管の途中にサブマフラを設けて、消音性能の向上を図るようにしている。あるいは、特許文献2にあるように、排気管の途中に排気ガスと冷却水との間で熱交換を行なう排熱回収器を設ける場合もある。
排気管やマフラは、車両の底面に設けられており、サブマフラや排熱回収器はその容積が比較的小さいが、マフラはその容積が大きく、排気管を上方に屈曲させた屈曲部を設けて、マフラの位置が上方になるように構成している。あるいは、排気管をマフラに接続する間に後輪の車軸等を回避する必要から排気管を上方に屈曲させた屈曲部を設けて、排気管をマフラに接続するように構成している。
特開2001−221042号公報 特開2004−245128号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、排気管の屈曲部に排気ガス中の水分が凝縮した凝縮水が溜まる場合がある。例えば、車両を前側が高い傾斜地に駐車したような場合、図5に示すように、マフラ50に接続されている排気管52の屈曲部54に凝縮水56が溜まる。特に、排熱回収器58を排気管52の途中に設けている場合には、凝縮水量が多くなる。
多くの凝縮水56が溜まると、排気管52が塞がれて、内燃機関の始動ができなくなる場合がある。特に、寒冷地では、一晩、駐車すると、凝縮水56が凍って体積が膨張し、排気管52を塞いで内燃機関の始動ができなくなる場合があるという問題があった。
本発明の課題は、凝縮水が溜まっても、内燃機関の始動を確保できる排気装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
内燃機関からの排気ガスを排気管を介してマフラに導き、前記マフラに至るまでの前記排気管を上方に屈曲した屈曲部を介して前記マフラに接続し、前記マフラを介して前記排気ガスを大気中に放出する排気装置において、
少なくとも前記排気管の前記屈曲部に、前記排気管内を上下に仕切る仕切板を設けたことを特徴とする排気装置がそれである。
前記排気管の途中に排気処理器が介装され、該排気処理器から前記屈曲部を介して前記マフラに接続された構成としてもよい。また、前記排気処理器は、サブマフラ、触媒、排熱回収器のいずれかであってもよい。更に、前記排気管との前記排気処理器の接続口は、下方に偏芯されている構成とすることが好ましい。
本発明の排気装置は、少なくとも屈曲部を上下に仕切る仕切る板を設けたので、凝縮水が溜まっても、内燃機関の始動を確保できるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図3に示すように、1はマフラで、図示しない内燃機関からの排気ガスが通過する排気管2の最も下流に設けられ、マフラ1を通過した排気ガスはテールパイプ3を介して大気中に放出される。
マフラ1の上流側の排気管2には、排気処理器4が介装されており、マフラ1と排気処理器4とは排気管2aにより接続されている。本実施形態では、排気処理器4よりも上流側の排気管2には、触媒コンバータ6が介装されている。排気処理器4は、本実施形態では、排気ガスと冷却水との間で熱交換を行って排熱を回収する排熱回収器であるが、これに限らず、サブマフラ等でもよい。あるいは、前述した触媒コンバータ6を設けることなく、排気処理器4が触媒コンバータであってもよい。また、マフラ1よりも上流側の排気管2に排気処理器4等が介装されていなくてもよい。
図1に示すように、マフラ1、排気管2、排気処理器4、触媒コンバータ6は、車体の底面8の下側に設けられている。このマフラ1は排気通路の下流に設けられる容量が大きなメインマフラであるので、マフラ1は排気処理器4よりも上方に配置され、排気管2aには上方に屈曲した屈曲部10が形成されている。この屈曲部10は、上方に、即ち、地面側から車体の底面8側に向かって屈曲されている箇所をいう。尚、排気管2aは図示しない後輪の車軸を回避するために上方に屈曲した屈曲部10が形成される場合もある。
マフラ1と排気処理器4との間の排気管2a内には、仕切板12が設けられている。仕切板12により排気管2a内を上下に仕切って、上側通路16と下側通路18とが設けられている。仕切板12は、少なくとも屈曲部10に設けられていればよいが、本実施形態のように排気管2aのほぼ全長にわたって設けてもよい。また、仕切板12は排気管2内を均等に上下に仕切る必要はなく、仕切板12により仕切られた下側通路18の断面積が小さく、上側通路16の断面積が大きくなるように設けてもよい。
更に、排気管2aとの排気処理器4の接続口4aは、図1に示すように、下方に偏芯して設けられている。接続口4aは、排気処理器4の内部に段差や傾斜箇所等が形成されないように、また、排気管2aと接続する際に、段差等が形成されないように、平坦に形成するのが好ましい。
次に、前述した本実施形態の排気装置の作動について説明する。
図示しない内燃機関から排出される排気ガスは、まず、触媒コンバータ6により浄化されて、排気処理器4に導かれる。排気処理器4では、排気ガスと冷却水との間で熱交換が行われて、排気ガスが冷却されると共に、冷却水の温度が上昇する。冷却水は、ラジエータに戻し、あるいは、室内の暖房に利用される。
排気ガスは、排気管2aの屈曲部10を通って、マフラ1を介して大気中に放出される。排気ガスには水分が含まれ、その水分が凝縮して、凝縮水が生じる。排気処理器4が排熱回収器である場合には、特に、排気ガスの温度が低下するので、凝縮水が多く発生しやすい。
凝縮水は、内燃機関の運転中、排気ガスと共に大気中に放出されるが、内燃機関の運転が停止されると、排気管2内等に残される。特に、図4に示すように、車両が前側が高く、後側が低い傾斜地に駐車された場合には、排気管2や排気処理器4内を下側に流れて、低い位置にある排気管2aに流入する。
排気管2aに流入した凝縮水20は、更に、仕切板12で仕切られた下側通路18に流入し、最も低い位置にある屈曲部10の下側通路18に溜まる。下側通路18に溜まった凝縮水量が多いと、下側通路18が凝縮水20で閉塞される場合もある。特に、寒冷地では、一晩、駐車すると、凝縮水20が凍って体積が膨張し、下側通路18を完全に塞いでしまう。
この状態でも、上側通路16には凝縮水20が流入しないので、排気管2aは上側通路16により連通されており、例えば、翌日に内燃機関を始動すると、排気ガスは排気管2aの上側通路16からマフラ1を介して大気中に放出されて、支障なく内燃機関が始動される。また、排気処理器4の接続口4aは、下方に偏芯しているので、排気処理器4や接続口4aの近傍に凝縮水20が溜まることがなく、あるいは、溜まっても僅かであるので、排気ガスの通路を塞ぐことがなく、内燃機関の始動を妨げることがない。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての排気装置の概略構成図である。 図1のAA拡大断面図である。 本実施形態の排気装置の全体構成図である。 本実施形態の排気装置を備えた車両を傾斜地に駐車した状態を示す説明図である。 従来の排気装置を備えた車両を傾斜地に駐車した状態を示す説明図である。
符号の説明
1,50…マフラ 2,2a,52…排気管
3…テールパイプ 4…排気処理器
4a…接続口 6…触媒コンバータ
8…底面 10,54…屈曲部
12…仕切板 16…上側通路
18…下側通路 20,56…凝縮水
58…排熱回収器

Claims (4)

  1. 内燃機関からの排気ガスを排気管を介してマフラに導き、前記マフラに至るまでの前記排気管を上方に屈曲した屈曲部を介して前記マフラに接続し、前記マフラを介して前記排気ガスを大気中に放出する排気装置において、
    少なくとも前記排気管の前記屈曲部に、前記排気管内を上下に仕切る仕切板を設けたことを特徴とする排気装置。
  2. 前記排気管の途中に排気処理器が介装され、該排気処理器から前記屈曲部を介して前記マフラに接続されたことを特徴とする請求項1に記載の排気装置。
  3. 前記排気処理器は、サブマフラ、触媒コンバータ、排熱回収器のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の排気装置。
  4. 前記排気管との前記排気処理器の接続口は、下方に偏芯されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の排気装置。
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