JP2006169746A - 壁用部材および壁用部材を使用した外壁 - Google Patents

壁用部材および壁用部材を使用した外壁 Download PDF

Info

Publication number
JP2006169746A
JP2006169746A JP2004360644A JP2004360644A JP2006169746A JP 2006169746 A JP2006169746 A JP 2006169746A JP 2004360644 A JP2004360644 A JP 2004360644A JP 2004360644 A JP2004360644 A JP 2004360644A JP 2006169746 A JP2006169746 A JP 2006169746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall member
wall
corner
side surfaces
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004360644A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
浩 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON WALL KENSETSU KK
Original Assignee
NIPPON WALL KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON WALL KENSETSU KK filed Critical NIPPON WALL KENSETSU KK
Priority to JP2004360644A priority Critical patent/JP2006169746A/ja
Publication of JP2006169746A publication Critical patent/JP2006169746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】出角部分に使用でき、製造や運搬、保管が容易な壁用部材およびこの壁用部材を使用した外壁を提供すること。。
【解決手段】壁用部材10は、長方形の板状であり、対向する2つの側面13が全て覆われており、側面13に表面11と同じ意匠が施されている。対向する側面の距離が165ミリメートル以上183ミリメートル以下であってもよい。出角部分に使用する場合には壁用部材10を半分に切断し、上下方向に角が揃うように出角の一方の壁と他方の壁に交互に配置する。壁用部材10は従来のサイディングパネルと同様の製造方法によって容易に製造でき、平板状であるので運搬や保管も容易で破損し難い。また、角の部分につなぎ目が無いので見栄えが良く、角を丸くしたり、任意の形状の装飾を施すことも可能である。。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁用部材および壁用部材を使用した外壁に関するものであり、特に、サイディング構造の壁の出角部分に使用できる壁用部材およびこの壁用部材を使用した外壁に関するものである。
従来、住宅等の建築物の外壁として周知のサイディングパネルが使用されている。サイディングパネルは、主としてセメント質原料やガラス繊維などの繊維質原料を練って型に詰めて成型し、硬化させた板状部材である。そして、壁の出角部分には、長尺のサイディングパネルから切り出した2枚のパネルをL字型に接着したコーナー用の部材が使用されていた。下記の特許文献1には、上記したコーナー用のパネル部材の製造方法が開示されている。
図9は、従来のコーナー用のL字型パネルを使用した出角部分の壁構造を示す断面図である。出角部分の柱73には防水紙をはさんで縦胴縁73が固着されている。そしてL字型のコーナー用パネル70が釘によって縦胴縁73固着されており、L字型のコーナー用パネル70と長尺のパネル71との接合部分にはコーキング剤72が充填されている。
特開平09−137577号公報
上記した従来のL字状部材においては、製造に手間がかかり高価になってしまうという問題点があった。また、保管、運搬中に破損し易いので慎重に取り扱う必要があるという問題点もあった。更に、角の接合部分が露出して見栄えが悪いという問題点もあった。
本発明は、上記した課題を解決し、出角部分に使用でき、製造や運搬、保管が容易な壁用部材およびこの壁用部材を使用した外壁を提供することを目的とする。
本発明の壁用部材は、長方形の板状であり、少なくとも一方の側面が全て覆われており、側面に表面と同じ意匠が施されていることを主要な特徴とする。また、前記した壁用部材において、対向する2つの側面が全て覆われており、側面に表面と同じ意匠が施されていてもよく、この場合に、対向する側面間の距離が165ミリメートル以上183ミリメートル以下であってもよい。
また、前記した壁用部材において、対向する側面間の距離が910ミリメートル以上、3030ミリメートル以下であってもよく、側面から裏面側にさらに所定の長さだけ伸びていてもよい。また、本発明の外壁は、前記した壁用部材を上下方向に角が揃うように出角の一方の壁と他方の壁に交互に配置したことを主要な特徴とする。
本発明の壁用部材は上記のような特徴によって、従来の平板状のサイディングパネルと同様の製造方法によって容易に製造でき、平板状であるので運搬や保管も容易で破損し難いという効果がある。また、角の部分につなぎ目が無いので見栄えが良く、角を丸くしたり、任意の形状の装飾を施すことも可能であるという効果もある。
また、現場での施工方法も従来の平板状のサイディングボードと同じ方法で施工できるという効果もある。更に、両面が外壁である壁の端部や鋭角や鈍角の出角部分においても見栄え良く施工可能であるという効果もある。
以下、図面を参照して実施例について説明する。
図1は、本発明の壁用部材の実施例1の構成を示す平面図および側面図である。また、図2は、本発明の壁用部材の実施例1の構成を示すA−A断面図であり、図3は、本発明の壁用部材の実施例1の構成を示すB−B断面図である。
実施例1の壁用部材10は、図示されているように、全体形状が長方形の板状である。壁用部材10の対向する2つの側面13は全て覆われており、側面13には表面11と同じ形状、模様、彩色の意匠が施されている。
壁用部材10の上部には上側の壁用部材の凹部15と嵌合する板状の突起14が設けられている。また、壁用部材10の下部には下側の壁用部材の突起14と嵌合する凹部15が設けられている。
壁用部材10の突起14および凹部15は共に両側面13の近傍、即ち壁用部材10の厚さより少し長い範囲には設けられていない。従って、側面13側から見た場合には凹部15は隠れて見えないようになっている。
表面11と両側面13の境界は角張っていてもよいし、円筒形の側面のような曲面状であってもよい。更に表面に装飾のための溝等の形状が形成されている場合には、その形状は側面にも回り込んで形成されている。
実施例1の壁用部材10は、同じ意匠の長尺の壁用部材と組み合わせて使用される。従って、上下の幅は、既存の長尺の壁用部材と同じ幅とする。両側面13間の長さは任意であるが、後述するように出角に使用する場合には壁用部材10を中央において縦に半分に切断して使用するので、両側面13間の長さを長尺の壁用部材との接合部分が出角の柱30に固着した縦胴縁32の上にくるような長さが好ましい。具体的には、例えば対向する側面13間の長さが165mm〜183mmであってもよい。
図4は、本発明の壁用部材を使用した出角部分の壁構造を示す断面図である。なお、長尺の壁用部材の長手方向が水平になるように配置する例を開示する。また、構造が理解し易いように隙間等の寸法は誇張して描かれている。前記したように、実施例1の壁用部材10を出角に使用する場合には中央において縦に半分に切断した壁用部材20を使用する。
壁用部材20の表面と側面21との境界が出角の角にくるように壁用部材20を配置し、釘27によって縦胴縁32に固定する。縦胴縁32は防水紙31をはさんで柱30に固着されている。それぞれの壁面の長尺の壁用部材23との接合部分には裏側にコーキング剤が接着しないように加工した金属板(ハットジョイナー)25、26を配置してコーキング剤24を充填する。
図5は、本発明の壁用部材を使用した外壁の外観を示す斜視図である。壁用部材20が上下方向において2つの壁面に交互に配置されるようにする。このように配置することにより、壁用部材の接合部分が連続しないので見栄えが良くなる。
図6は、本発明の壁用部材を使用した両面が外壁である壁の端部構造を示す断面図である。ちょうど壁の厚さと同じ長さの壁用部材10であれば、図示するように端部を接合部分無しで覆うことが可能である。このような用途に使用する壁用部材10の長さは例えば105mm以上、120mm以下であってもよい。
なお、壁用部材10の長さが壁の厚さと異なる場合には、壁用部材10を壁の厚さの半分の長さに切断し、中央(点線)部分で接合するか、あるいは図4のように壁用部材10を半分に切断した部材を壁の両面に配置する。
図7は、本発明の壁用部材を使用した鋭角あるいは鈍角の出角部分の壁構造を示す断面図である。鋭角あるいは鈍角の出角部分は、従来のL字状部材では施工が困難であるが、本発明の壁用部材を使用することにより、図示するように見栄え良く施工可能である。なお、本発明の壁用部材は斜めの切断などせずに施工可能であるが、壁用部材20の側面の一部を斜めに切断すれば、より密閉性等が向上する。
図8は、本発明の他の実施例の構成を示す断面図である。図8(a)に示す実施例は壁用部材の側面を更に裏面側に所定の長さだけ延長したものである。このように、壁用部材の接合部を出角の角から少しだけ移動させることにより、より見栄えが良くなる。
図8(b)の実施例は長尺のボードの一方の端部の側面のみが覆われているものである。。この長尺ボードを使用すれば、出角近傍のボードの接合部分の数を従来および実施例1よりも少なくすることができ、見栄えがより良くなる。長さは例えば910mm以上、3030mm以下であってもよい。なお、図8(b)に示す構造で、長尺ではなく、例えば80mm〜90mm程度の短い壁用部材を製造してもよい。
本発明の壁用部材の実施例1の構成を示す平面図、側面図である。 本発明の壁用部材の実施例1の構成を示すA−A断面図である。 本発明の壁用部材の実施例1の構成を示すB−B断面図である。 本発明の壁用部材を使用した出角部分の壁構造を示す断面図である。 本発明の壁用部材を使用した外壁の外観を示す斜視図である。 本発明の壁用部材を使用した壁の端部構造を示す断面図である。 本発明の壁用部材を使用した鋭角あるいは鈍角の壁構造を示す断面図である。 本発明の他の実施例の構成を示す断面図である。 従来のL字型パネルを使用した壁構造を示す断面図である。
符号の説明
10…壁用部材
11…壁用部材の表面
13…壁用部材の側面
14…板状の突起
15…壁用部材の凹部

Claims (6)

  1. 長方形の板状であり、少なくとも一方の側面が全て覆われており、側面に表面と同じ意匠が施されていることを特徴とする壁用部材。
  2. 対向する2つの側面が全て覆われており、側面に表面と同じ意匠が施されていることを特徴とする請求項1に記載の壁用部材。
  3. 対向する側面間の距離が165ミリメートル以上183ミリメートル以下であることを特徴とする請求項2に記載の壁用部材。
  4. 対向する側面間の距離が910ミリメートル以上、3030ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1に記載の壁用部材。
  5. 側面から裏面側にさらに所定の長さだけ伸びていることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載の壁用部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載された壁用部材を上下方向に角が揃うように出角の一方の壁と他方の壁に交互に配置したことを特徴とする外壁。

JP2004360644A 2004-12-14 2004-12-14 壁用部材および壁用部材を使用した外壁 Pending JP2006169746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360644A JP2006169746A (ja) 2004-12-14 2004-12-14 壁用部材および壁用部材を使用した外壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360644A JP2006169746A (ja) 2004-12-14 2004-12-14 壁用部材および壁用部材を使用した外壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006169746A true JP2006169746A (ja) 2006-06-29

Family

ID=36670789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004360644A Pending JP2006169746A (ja) 2004-12-14 2004-12-14 壁用部材および壁用部材を使用した外壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006169746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4573905B1 (ja) * 2009-08-06 2010-11-04 日本ウォール建設株式会社 出隅部分の壁構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4573905B1 (ja) * 2009-08-06 2010-11-04 日本ウォール建設株式会社 出隅部分の壁構造
JP2011052532A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Nippon Wall Kensetsu Kk 壁用部材および壁用部材の製造方法
JP2011052517A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Nippon Wall Kensetsu Kk 出隅部分の壁構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9909303B2 (en) Building exterior insulation structure
JPH0882068A (ja) 建築用パネル
JP2010138662A (ja) 断熱パネル
JP3995177B2 (ja) 無機質成形体及びその積み重ね方法
JP2006169746A (ja) 壁用部材および壁用部材を使用した外壁
JP2009281075A (ja) サイディング壁構造
JP3145265U (ja) 壁面パネル
JP3132917U (ja) 目地ジョイナーの施工構造
JP4244064B2 (ja) 壁用部材の製造方法および外壁
JP2007085062A (ja) 入隅用部材及び外壁入隅構造
JP2010180694A (ja) 枠材および枠材の取付構造
JP3918353B2 (ja) 出隅柱
JP3132916U (ja) 目地ジョイナー
JPH07113286A (ja) ガラスブロック
JP6703330B2 (ja) 化粧板およびその製造方法
JP3918346B2 (ja) 出隅柱
JP3199690U (ja) 枠材の補強構造
JP2004150179A (ja) セキュリティパネルとその芯材
JP2006249911A (ja) 仮囲い板
JP2004019130A (ja) オーバーハング部材及びオーバーハング部施工構造
JP3515968B2 (ja) 角筒状構築物
JP4413683B2 (ja) 部材の位置決め具
JP2023032316A (ja) 出隅構造
JPH0622037Y2 (ja) タイル壁の施工構造
JP2003239407A (ja) 乾式外壁材の縦目地構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070723

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080819

A975 Report on accelerated examination

Effective date: 20080908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080911

A521 Written amendment

Effective date: 20081027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Effective date: 20081105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090217

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02