JP2006168164A - 感圧転写修正テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】 環境を配慮した脱溶剤型であって、剥離基材に塗工する際にハジキを生じず、均一な厚みを持った修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを提供すること。
【解決手段】 紙又はプラスチックフィルムよりなる剥離基材の片面に、少なくとも修正被覆層と粘着層が順次積層されてなる感圧転写層を有する感圧転写修正テープにおいて、前記修正被覆層がポリエーテル変性シロキサン類を含有することを特徴とする感圧転写修正テープ。
【選択図】 なし

Description

本発明は、感圧転写修正テープに関する。
従来、ボールペン、万年筆、サインペン等の筆記具による筆記描線やタイプライター、PPCコピーによるコピー描線等など、消しゴム等では消せないものを消去・修正する際には、一般に修正液や自動巻き取り機構を持ったカセットタイプの感圧転写修正テープが提供されている。しかしながら、修正液でこのような誤字などを修正した際には、修正液の乾燥時間が長いことや修正箇所が平滑になり難いため、再筆記・再印字し難いという問題があった。
また、従来の感圧転写修正テープに使用されている修正被覆組成物は、原材料の選択性が幅広いことや、紙やプラスチックフィルムなどの支持体に塗工する際に塗膜乾燥の効率が良いことから、一般に有機溶剤を使用した油性塗工液が用いられている。
しかし、修正被覆層が疎水性であると押圧転写したのち再筆記する場合、特に水性染料インキや水性顔料インキを使用した筆記具で再筆記した際に、インキのハジキや吸い込み不良によりなかなか乾かないという問題がある。また、近年では塗料・接着剤・インキなどの分野において、世界的に揮発性有機化合物による(VOC)環境への影響が問題とされ、脱溶剤型又は水系等の環境対応型への転換が強く求められるようになってきている。
そのため、修正被覆層そのものを親水性にし、バインダー樹脂をアクリル系樹脂でTgが10℃以下の樹脂に限定した被覆剤組成物とすることで、水性塗工液のハジキやクラック、基材からの剥離を防止することが提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−171078号公報
しかしながら、特許文献1記載の水性の塗工液は、主溶媒である水の表面張力が高いために、表面処理が施された剥離層であっても塗工時にハジキが生じ、均一な塗膜が得られないという問題があった。
そこで、本発明は、環境を配慮した脱溶剤型であって、剥離基材に塗工する際にハジキを生じず、均一な厚みを持った修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを提供することを目的とする。さらには、感圧転写時にクラックを発生せず、且つ良好な切断性を有し、再筆記時の耐ブリード性に優れた修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決する為に鋭意研究を重ねた結果、表面調整剤としてポリエーテル変性シロキサン類を含有する水分散体を用いて修正被覆層を形成させると、剥離基材に塗工する際にハジキを生じず、均一な厚みを持った修正被覆層を形成することができ、さらに表面調整剤の量を規定することにより感圧転写時にクラックが発生せず、且つ良好な切断性を有し、再筆記時の耐ブリード性に優れた修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを得ることができることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は下記のとおりである。
1)紙又はプラスチックフィルムよりなる剥離基材の片面に、少なくとも修正被覆層と粘着層が順次積層されてなる感圧転写層を有する感圧転写修正テープにおいて、前記修正被覆層がポリエーテル変性シロキサン類を含有することを特徴とする感圧転写修正テープ、および、
2)前記修正被覆層が、ポリエーテル変性シロキサン類を0.05〜5.0質量%(水分散体全量中)含む水分散体を前記剥離基材に塗工することによって形成されたものである前記1)に記載の感圧転写修正テープ。
本発明によれば、感圧転写修正テープの脱溶剤化が達成されるとともに、剥離基材に塗工する際にハジキを生じず、均一な厚みを持った修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを提供することができる。さらに表面調整剤の量を規定することにより、感圧転写時にクラックが発生せず、且つ良好な切断性を有し、再筆記時の耐ブリード性に優れた修正被覆層が形成された感圧転写修正テープを提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明は、紙又はプラスチックフィルムよりなる剥離基材の片面に、少なくとも修正被覆層と粘着層が順次積層されてなる感圧転写層を有する感圧転写修正テープにおいて、前記修正被覆層がポリエーテル変性シロキサン類を含有する感圧転写修正テープであり、前記修正被覆層は、ポリエーテル変性シロキサン類を0.05〜5.0質量%(水分散体全量中)含む水分散体を、前記剥離基材に塗工することによって形成されうる。本発明の感圧転写修正テープの修正被覆層を形成する為の水分散体は、水分散体中に0.05〜5質量%(以下、%と省略する)の表面調整剤としてのポリエーテル変性シロキサン類を含有する。該表面調整剤は、紙やプラスチックフィルムなどの支持体に塗工する際の支持体への濡れ性を向上させるためのものであり、水分散体に該表面調整剤を含有させることによって、ハジキのない均一な厚みを持った修正被覆層を形成することができる。
表面調整剤としてのポリエーテル変性シロキサン類は、修正テープ用の水分散体に使用することにより、剥離基材への濡れ性及びレベリング性を向上させる働きがある。ポリエーテル変性シロキサン類の添加量は、水分散体全量に対して0.05〜5%であり、好ましくは0.2〜3%である。表面調整剤の含有量が0.05%未満では十分な濡れ性能を発揮せず、5%を超えると耐ブリード性能が低下してしまう。ポリエーテル変性シロキサン類としては、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性シロキサン等が例示される。使用できるポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンとしては、BYK−307、BYK−333、BYK−345、BYK−348(以上、ビックケミージャパン(株)社製)等が挙げられ、ポリエーテル変性シロキサンとしては、BYK−347(ビックケミージャパン(株)社製)等が挙げられる。これらのポリエーテル変性シロキサン類のなかでも、無溶剤タイプのものが好ましい。
本発明で用いる水分散体には、水性被覆層を構成し、かつ乾燥後の適度の塗膜の強度を付与するためにバインダー樹脂を更に含有することが好ましい。水分散体中での分散性が良いことから、エマルジョンを好ましく使用する。樹脂エマルジョンとしては例えば、アクリル系樹脂エマルジョン、合成ゴムラテックス等を単独あるいは複数混合して使用できる。
アクリル系樹脂エマルジョンとしては、市販品としてプライマルAC−2235、同AC−2507M、同PR−3232LO(以上、ロームアンドハース(株)社製)、アロンA−104(東亞合成(株)製)、ジョンクリル7011、同840、同734、同790、(以上、ジョンソンポリマー(株)製)、ポリゾールAP−2675E、同OLZ−1405(以上、昭和高分子(株)製)等が挙げられ、合成ゴムラテックスとしてはJSR−0640、JSR−0693(以上、JSR(株)製)等が挙げられる。
本発明における水分散体中に、樹脂エマルジョンは水分散体全量に対して固形分質量として30%以下が好ましく、より好ましくは5〜15%含有させる。
本発明における修正被覆層は上記のとおり水性であり、水分散体から形成される。水分散体中、水は30〜60%であることが好ましい。
本発明における水分散体は、高隠蔽性白顔料を含有するが、高隠蔽性白顔料としては二酸化チタンが望ましい。二酸化チタンとしては、高い隠蔽性を示すルチル/アナターゼ型のいずれも用いることができる。具体的には、チタニックスJR−300、同JR−600A、同JR−800、同JR−801(以上、テイカ(株)製)、タイピュアR−706、同R−900、同R−901、同R−931(以上、デュポン・ジャパン・リミテッド(株)製)タイトーンSR−1、同R−310、同R−650、同R−3L、同A−110、同A−150、同R−5N(以上、堺化学工業(株)製)、タイペークR−550、同R−580、同R−615、同R−630、同R−830、同R−930、同A−100、同A−220、同CR−58(以上、石原産業(株)製)、クロノスKR−310、同KR−380、同KR−480、同KA−10、同KA−20、同KA−30(以上、チタン工業(株)製)、バイエルチタンR−FD−1、同R−FD−2、同R−FB−1、同R−FB−3、同R−KB−3、同R−CK−20(以上、独国、バイエル社製)などが挙げられる。これらは単独あるいは複数混合して使用できる。
二酸化チタンは水分散体全量に対して20%以上、好ましくは30〜40%以上添加する。二酸化チタンの含量が20%未満では修正被覆層の隠蔽性が不十分である。
前記二酸化チタン以外の体質顔料として、所望に応じ無機塩、特に微細シリカ粉、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー等を適宜組み合わせて用いることが出来る。具体的には、シリカ粉末として、トクシールU、ファインシールB(以上、(株)トクヤマ製)、アエロジル200、同300(以上、日本アエロジル(株)製)、サイロイド72、同79(以上、富士デヴィソン(株)製)、カープレックス#80、同#1120(以上、シオノギ製薬(株)製)などが挙げられ、ケイ酸アルミニウムとして、キョーワード700(協和化学工業(株)製)が挙げられ、アルミノケイ酸塩として、アルミニウムシリケートP−820、同P−820A(以上、独国、デグッサ社製)などが挙げられ、炭酸マグネシウムとして軽質炭酸マグネシウム(協和化学工業(株)製)、炭酸マグネシウムTT((株)トクヤマ製)などが挙げられる。これらは単独あるいは複数混合して使用できる。
本発明の水分散体には、前記した成分の他に、顔料分散剤を含有してもよい。顔料分散剤は、二酸化チタンや体質顔料の分散性を向上するもので、使用する顔料の種類に合わせて公知の水溶性樹脂や各種界面活性剤などを選択し使用する。水溶性樹脂としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸又はそのアルキルエステルや、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル等のモノマー群より選択して重合した合成高分子や、前記モノマー群より2種以上を選択して共重合した合成高分子を、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩の形態で使用するものなどが挙げられる。界面活性剤としては、顔料に親和性のある共重合体の溶液や、ブロック共重合体のアルキルアンモニウム塩等が挙げられる。上記の目的にかなうものは市販品として、ジョンクリル57、同61J、同62(以上、ジョンソンポリマー(株)製)、Disperbyk−180、同190、同191、同192(以上、ビックケミー・ジャパン(株)製)等が挙げられる。
その他所望に応じ、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の乾燥促進剤や、ベンゾトリアゾール、エチレンジアミン四酢酸塩などの防錆剤や、尿素、エチレン尿素などの湿潤剤や、ベンゾチアゾリン系、オマジン系などの防腐剤や、シリコ−ン系、アクリル系などの消泡剤や、フッ素系界面活性剤などのレベリング剤など、種々の添加剤やカーボンブラック、酸化鉄、コバルトブルー、群青、クロムグリーン、酸化クロムなどの無機顔料や有機顔料、金属粉顔料、無機蛍光顔料、有機蛍光顔料、着色樹脂粉、着色樹脂球、加工顔料、各種染料など、種々の着色剤を本発明の目的を損なわない範囲で適宜選択して使用することができる。
本発明の水分散体は二酸化チタン、顔料分散剤、水、消泡剤、その他所望に応じて加えられる体質顔料や他の各種添加剤を所定の割合で混合して一旦ディスパーザー等の分散機を用いて分散させ、次いでこれを酸とミルやビーズミルなどの混合分散機を用いてさらに混合分散させた後、樹脂エマルジョン及び表面調整剤を添加して調整することができる。
本発明の感圧転写修正テープは、紙又はプラスチックフィルムよりなる剥離基材の片面に、少なくとも修正被覆層と粘着層が順次積層されてなる感圧転写層を有する感圧転写修正テープにおいて、前記修正被覆層が、前記水分散体を前記剥離基材に塗工することによって形成されることを特徴とするものである。
剥離基材としては、自動巻取り機構をもつ転写具に適合する曲げ剛性を有するプラスチックフィルム又は紙が好ましく、プラスチックフィルムとしては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィンフィルムを挙げることができる。剥離基材の厚さは3〜30μmが好ましい。剥離基材の片面若しくは両面には、所望に応じてシリコーン樹脂や、無機あるいは有機顔料を分散させたシリコーン樹脂等の離型層を形成することができる。
修正被覆層は前記水分散体を剥離基材の片面に塗工して形成する。修正被覆層の厚さは乾燥後において、修正時における隠蔽性を確保するために5〜30μmとするのが好ましい。剥離基材と修正被覆層の厚さの比率は、1:0.5〜1:1.3の範囲に調整することが好ましい。
本発明の感圧転写修正テープにおける粘着層としては特に限定されず、粘着剤を従来公知の方法で塗工することにより形成することができる。粘着剤としては公知のものを全て使用することができ、例えば、アクリル樹脂系、ロジン系、ゴム系、ビニル系などの粘着剤を挙げることができる。これらの粘着剤は溶剤系でも水系でも何れでもよい。粘着層の厚さは乾燥後において0.3〜5μm程度が適当である。
本発明の感圧転写修正テープは前記、剥離基材の片面に、少なくとも前記水分散体からなる修正被覆層と前記粘着層を通常の方法により順次塗工後、乾燥させて製造することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜3及び比較例1〜2)
下記表1〜5に示す各実施例の組成(数値は質量%)に従い、顔料分散剤、消泡剤と水を混合させた後、二酸化チタン、体質顔料を加えて攪拌した後、ディスパーザーにて10分間分散させ、ミルベースとした。これをビーズミルにて5分間分散させた後、樹脂エマルジョン、表面調整剤を加えて混合攪拌し、感圧転写修正テープの修正被覆層を形成させる為の水分散体を得た。
得られた水分散体を、アプリケーターを使用して均一な厚みになるように剥離基材の剥離層上にそれぞれ塗工し、各修正被覆層(乾燥後の厚み20μm)を得た。得られた各修正被覆層について、下記のような方法で性能を評価した。その結果を表6に示す。
(実施例1)
Figure 2006168164
(実施例2)
Figure 2006168164
(実施例3)
Figure 2006168164
(比較例1)
Figure 2006168164
(比較例2)
Figure 2006168164
(ハジキ性)
前記実施例及び比較例で得られた修正被覆層のうち、アプリケーターの幅より内側に縮んだ長さを測定し、0mmより長い場合をハジキあり、0mmの場合をハジキなしとし、判定した。
○:ハジキなし
×:ハジキあり
(耐ブリード性)
上記修正被覆層に油性ボールペン(BC−FL20黒:(株)トンボ鉛筆製)を用いて筆記を行い、数日後に裏面における油性染料のブリード現象の有無を調べた。
○:ブリードなし
×:ブリードあり
(伸び率)
得られた修正被覆層を5mmにスリットし、サンプルとした。このサンプルの両端を固定して引張り速度30cm/minで引張り試験を行い、塗膜が破断する際の塗膜の伸び率を測定し、次の基準で評価した。
○:伸び率10〜50%
△:伸び率5〜10%未満
×:伸び率5%未満もしくは50%を超える
(クラック)
上記修正被覆層に水性粘着剤を塗工して、感圧転写修正テープを作製し、その修正被覆層をPPCコピー紙に感圧転写し、クラックが生じていないか判定した。
○:クラックなし
×:クラックあり
前記試験の結果を表6に示す。
Figure 2006168164
表6の評価結果から、本発明の感圧転写修正テープは、ポリエーテル変性シロキサン類を含有する塗工液を塗工することにより修正被覆層を形成しているため、塗工性に優れ、ハジキのない均一な修正被覆層を有し、耐ブリード性、切断性が良好で、感圧転写時にクラックが発生しないことがわかる。

Claims (2)

  1. 紙又はプラスチックフィルムよりなる剥離基材の片面に、少なくとも修正被覆層と粘着層が順次積層されてなる感圧転写層を有する感圧転写修正テープにおいて、前記修正被覆層がポリエーテル変性シロキサン類を含有することを特徴とする感圧転写修正テープ。
  2. 前記修正被覆層が、ポリエーテル変性シロキサン類を0.05〜5.0質量%(水分散体全量中)含む水分散体を前記剥離基材に塗工することによって形成されたものである請求項1に記載の感圧転写修正テープ。
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