JP2006165336A - バンプ形成用ハンダペースト - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンダバンプなど微細な印刷面積を有する基板でもボイドの発生が少なく、基板に実装した後の信頼性試験において、熱歪みや衝撃によりボイドが起点になってクラックが進行して長期信頼性を著しく低下させてしまうことがない、ハンダペーストを提供する。
【解決手段】ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペースト中のハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%であるバンプ形成用ペーストの改良であり、FCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりバンプを形成するためのペーストであって、所望の条件でペーストをTG法により測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.0%以下、かつ液相線温度より50℃高い温度で1.5%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満である。
【選択図】なし

Description

本発明は、ペーストを印刷、リフローすることによりフリップチップハンダバンプを形成する際にハンダバンプ中に発生するボイドを低減し得るバンプ形成用ハンダペーストに関するものである。
近年の電子機器では、小型軽量化を目的に高密度実装の開発が進められている。中でもフリップチップ実装(以下、FC実装という。)は、回路基板上に複数のシリコンチップを配置できるため、理想的な高密度実装が可能となる。このFC実装におけるハンダバンプ形成方法としては、メッキ法や印刷法、ボールマウント法、その他蒸着法などがあるが、量産性やコストの面から印刷法が有利と考えられている。印刷法は、パターンが形成されたステンシルやメッシュを版として印刷する方法(ステンシル印刷法)と、ステンシル等の代わりにレジストフィルムなどの樹脂組成物からなる膜にパターンを形成したものを使用する方法(パターンフィルム印刷法)がある。
ステンシル印刷法は、従来のSMT(Surface Mount Technology;表面実装技術)印刷用ソルダーペーストの技術が適用されている。図2に示すように、ハンダバンプを形成するためのシリコンウェーハ1には、先ずその表面に所望の配線パターン2が施され、次いで配線パターン2上のハンダバンプ位置にUBM(Under Bump Metal;アンダーバンプメタル)3が形成される。このUBM3は配線パターン2と接続される。また、ウェーハ1表面のUBM3が施されていない箇所にはパッシベーション(passivation)膜4が形成される。このように形成されたウェーハ1上に所望のパターン6aを形成したステンシル6を設置し、ハンダペーストを印刷塗布してパターン6aが形成された位置にハンダペースト7を導入した後に、ウェーハ1からステンシル6を取外し、ウェーハ1をリフローすることによってウェーハ1表面のUBM3上にハンダバンプ8を形成する。ステンシル印刷法ではリフローする前にウェーハ1からステンシル6を取外すため、ステンシル印刷法に用いるハンダペーストには、版抜け性がよいことやステンシルを外した後の形状保持性などの特性が要求される。具体的には粘度が250〜300Pa・s、チキソ値(thixotropy value)が0.65を越えるペーストが必要とされている。
一方、パターンフィルム印刷法は、図1に示すように、前述したステンシル印刷法と同様に、ハンダバンプを形成するためのシリコンウェーハ11には、先ずウェーハ表面に所望の配線パターン12が施され、次いで配線パターン12上のハンダバンプ位置にUBM13が形成される。このUBM13は配線パターン12と接続される。また、ウェーハ11表面のUBM13が施されていない箇所にはパッシベーション膜14が形成される。このように形成されたウェーハ11表面にレジストフィルムなどの樹脂組成物からなる膜16が貼り付けられる。この膜を貼り付ける代わりに、樹脂組成物を含有する溶液をウェーハ表面に塗布した後にウェーハを焼成することによりウェーハ11表面にフィルム膜16を形成してもよい。このフィルム膜16には、ハンダペーストを印刷充填するために微小な開口部16aが形成される。一般的な開口部16aの形成方法は、先ず、ウェーハ11表面にポジ型感光性フィルム膜16を形成し、このフィルム膜16上に所望のパターンのみに光が通過するように形成されたフォトマスクを載せる。次いで、フォトマスクを載せた状態でフィルム膜を露光する。次に、フォトマスクを外し、フィルム膜の露光部をエッチング液等により除去することにより、所望のパターン位置に開口部16aが形成される。この開口部16aはUBM13が露出する位置に形成される。続いて、ハンダペーストを印刷塗布して、所望のパターンが形成された開口部16a内にハンダペースト17を充填する。フィルム膜16の開口部16aにハンダペースト17を充填した状態でウェーハ11をそのままリフローすることにより開口部16a内に充填したハンダペースト17からハンダバンプ18を形成する。その後、ウェーハ11表面からフィルム膜16を除去することにより、ウェーハ11表面に形成したUBM13上にハンダバンプ18を形成するものである。
これまでバンプ用ハンダペーストは、SMT用クリームハンダの技術をベースに改良を加えて対応しており、その構成は、ハンダ粉末とロジン、活性剤、チキソ剤及び溶媒となっている。しかし、UBMが小さく、形成されるバンプが微小であることや、一般的なSMT法とは手法が大きく異なるレジストフィルム印刷法ではフラックスが逃げ出す良好な流動性が得られないことなどから、従来のハンダペーストでは、印刷条件やリフロー条件をいかに変えようとも、微小バンプ中に、バンプサイズの30%以上のボイドが発生していた。
ボイドは粉末ハンダが溶融、凝集時にそれまでその中に混在していたフラックス成分が速やかにハンダと置換排除されないことが原因となっている。つまり、内部に閉じこめられたフラックスは加熱されて気化し、そして気化して発生したガスは、少量でも加熱によって膨大な体積に膨張することによってボイドは発生する。
ボイドが近年特に影響度を増してきたのは、電子機器及び電子部品の小型化によるハンダ付けパッドの微小化により、それまでは許容されていたボイドが実接合面積のばらつきやそれによる接合強度の低下に影響を与えるようになってきたからである。そのため、機器稼働時に作用する応力歪みに対するボイドの発生位置やボイドの形状などが、電子機器及び電子部品の信頼性に重要な位置を示すようになっている。
特にモジュール基板のように広い印刷面積を有する基板やBGA(Ball Grid Array)基板のように微細な印刷面積を有する基板の場合、ボイドが問題になることが多い。これはモジュール基板のように広い印刷面積を有する基板の場合は、ハンダの量が多いので発生したガスが拡散するのに時間を要するからであり、ハンダバンプのように微細な印刷面積を有する基板の場合は、部品の密集度が高いのでガスの拡散が部品に邪魔されるからである。このようにして発生したボイドにより、基板に実装した後の信頼性試験において、熱ひずみや衝撃によりボイドが起点になり、クラックが進行して長期信頼性を著しく低下させてしまう。
上記リフローソルダリングにおけるボイドを低減させる従来技術として、ハンダの融点〜ハンダの融点+30℃以下の温度での気化量の合計が、全気化量の70%以上であるような溶剤を用いたハンダペーストが開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−277081号公報(請求項8及び9)
ハンダペーストのフラックスは松ヤニ、チキソ剤、活性剤等の固形成分を液状の溶剤で溶解して適度な粘稠性を得るようにしてある。つまり、ハンダペーストは多量の溶剤を使用しているのでリフローの時に溶剤が蒸発し、ガス化してボイドが発生し易い。特にハンダバンプのように微細な印刷面積を有するものは、ガスの拡散が部品に邪魔されるためボイドの発生が顕著になる傾向があった。
ハンダペーストのボイドを低減する方法として考えられるのは、ハンダペースト用のフラックスにプリヒートの時点で完全に蒸発してしまう溶剤を使用することである。ハンダペーストのフラックスに含まれる溶剤は、ハンダペーストの印刷性を高めるために使用しているのであり、印刷が終了してしまえば不要となる。しかし、ハンダペーストに蒸発し易い溶剤を用いると、メタルマスク上で乾き易くなり、連続印刷していく中で増粘して、スキージから落ちなくなる現象であるスキージ上がりが発生するなど、印刷での不具合が起こりやすかった。
また上記特許文献1に示される、ハンダの融点〜ハンダの融点+80℃以下の温度での気化量の合計が、全気化量の70%以上であるような溶剤を用いたハンダペーストも、1−メチル−4−イソプロピル−1−シクロヘキサン−8−オールやエチレングリコールモノブチルエーテルなどの溶剤に該当し、これらの溶剤はメタルマスク上で乾き易い。つまり、上記特許文献1に記載されたハンダペーストは、印刷機で連続印刷していく中でハンダペーストが増粘してスキージから落ちなくなるなど、印刷での不具合が起こりやすい問題があった。
本発明の目的は、ハンダバンプなど微細な印刷面積を有する基板でもボイドの発生が少なく、基板に実装した後の信頼性試験において、熱歪みや衝撃によりボイドが起点になってクラックが進行して長期信頼性を著しく低下させてしまうことがない、バンプ形成用ハンダペーストを提供することにある。
本発明の別の目的は、フリップチップを実装するためのパターンフィルム印刷法に適したバンプ形成用ハンダペーストを提供することにある。
請求項1に係る発明は、ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるバンプ形成用ハンダペーストの改良である。その特徴ある構成は、ハンダペーストがFCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が200℃未満であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件でペーストをサーマルグラビメトリ法(以下、TG法という。)によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.0%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.5%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。
請求項3に係る発明は、ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるバンプ形成用ハンダペーストの改良である。その特徴ある構成は、ハンダペーストがFCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が200℃〜220℃であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件でペーストをTG法によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.2%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.8%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。
請求項5に係る発明は、ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるバンプ形成用ハンダペーストの改良である。その特徴ある構成は、ハンダペーストがFCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が300℃以上であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件で前記ペーストをTG法によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で4.5%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で6.5%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。
請求項1、3及び5に係る発明では、上記測定条件でペーストをTG法により測定したときのペーストの重量減少率が、ハンダの液相線温度より25℃高い温度、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で所望の重量減少率で、かつペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であれば、フラックス起因のガスの発生が抑制され、UBM上に形成されたバンプ内にボイドの発生が少なく、かつ接合信頼性が高いハンダバンプが得られる。更にペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内に規定したハンダペーストは、乾燥し難いため、FCを実装するためのパターンフィルム印刷法に適している。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、ハンダ粉末がPb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、Pbの含有割合が37〜60重量%及びSnの含有割合が40〜63重量%であるハンダペーストである。
請求項2に係る発明では、本発明で使用する液相線温度が200℃未満のハンダ粉末は上記組成から構成されたハンダ粉末が好ましい。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明であって、ハンダ粉末がSnを主成分として含み、PbフリーのSn基はんだであり、Snの含有割合が93重量%〜100重量%、残部がAg、Cu、Bi、Sb、In及びZnからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属であるハンダペーストである。
請求項4に係る発明では、本発明で使用する液相線温度が200℃〜220℃のハンダ粉末は上記組成から構成されたハンダ粉末が好ましい。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明であって、ハンダ粉末がPb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、Pbの含有割合が90〜97重量%及びSnの含有割合が3〜10重量%であるハンダペーストである。
請求項6に係る発明では、本発明で使用する液相線温度が300℃以上のハンダ粉末は上記組成から構成されたハンダ粉末が好ましい。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6いずれか1項に係る発明であって、フラックス中に含まれる活性剤の含有割合が0.05〜4.0重量%、溶剤の含有割合が20〜50重量%、増粘剤の含有割合が1.0〜10重量%及びロジンが残部であるハンダペーストである。
請求項7に係る発明では、フラックスを形成する活性剤、溶剤、増粘剤及びロジンの含有割合を上記割合に調製することにより、ボイドの発生が少なく、基板に実装した後の長期信頼性が高いハンダバンプの形成が可能な本発明のバンプ形成用ハンダペーストが得られる。
請求項8に係る発明は、請求項1ないし7いずれか1項に係る発明であって、フラックス中に含まれる活性剤がジフェニルグアニジンハロゲン化水素酸塩又はジエチルアニリンハロゲン化水素酸塩の少なくとも1種を含むハンダペーストである。
請求項9に係る発明は、請求項1ないし7いずれか1項に係る発明であって、フラックス中に含まれる溶剤が流動パラフィン、エンジンオイル又はピストンオイルの少なくとも1種を含むハンダペーストである。
請求項10に係る発明は、請求項1ないし7いずれか1項に係る発明であって、フラックス中に含まれる増粘剤が水素添加ひまし油、ビス(p−メチルベンジリデン)ソルビトール又はビス(ベンジリデン)ソルビトールの少なくとも1種を含むハンダペーストである。
請求項8〜10に係る発明では、フラックスを形成する活性剤、溶剤及び増粘剤として、上記特定の材料を使用することにより、ボイドの発生が少なく、基板に実装した後の長期信頼性が更に高いハンダバンプの形成が可能な本発明のバンプ形成用ハンダペーストが得られる。
請求項11に係る発明は、請求項1ないし6いずれか1項に係る発明であって、ハンダ粉末の平均粒径が0.1〜60μmであるハンダペーストである。
請求項11に係る発明では、ハンダ粉末の平均粒径を上記範囲内とすることで、バンプ形成に好適なハンダペーストが得られる。
請求項12に係る発明は、請求項1ないし11いずれか1項に係る発明であって、ハンダ粉末のα線カウント数が0.02cph/cm2以下であるハンダペーストである。
請求項12に係る発明では、ハンダ粉末のα線カウント数を0.02cph/cm2以下とすることで、ハンダバンプに起因するα線のソフトエラーを抑制できる。
請求項13に係る発明は、請求項1ないし12いずれか1項に係る発明であって、ペーストをリフローしてハンダバンプを形成し、形成したハンダバンプを洗浄した後における、ハンダバンプのα線カウント数値が0.02cph/cm2以下であるハンダペーストである。
請求項13に係る発明では、洗浄後のハンダバンプのα線カウント数値を0.02cph/cm2以下とすることで、ハンダバンプに起因するα線のソフトエラーを抑制できる。
請求項14に係る発明は、請求項1ないし13いずれか1項に係る発明であって、ペーストのチキソ値が0.4〜0.65の範囲内であるハンダペーストである。
請求項14に係る発明では、ハンダペーストのチキソ値が0.4〜0.65の範囲内であれば、パターンフィルム印刷法によるバンプ形成に好適である。
所定の測定条件でペーストをTG法により測定したときのペーストの重量減少率を規定した本発明のバンプ形成用ハンダペーストを用いることにより、フラックス起因のガスの発生が抑制され、ウェーハ表面のUBM上に形成されたバンプ内にボイドの発生が少なくなり、接合信頼性の高いバンプを得ることができる。また、ボイドの発生が少ないため、基板に実装した後の信頼性試験において、熱歪みや衝撃によりボイドが起点になってクラックが進行して長期信頼性を著しく低下させてしまうことがない。更にペースト粘度を所定の範囲内に規定した本発明のハンダペーストは、乾燥し難いため、FCを実装するためのパターンフィルム印刷法に適する。
次に本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明のバンプ形成用ハンダペーストは、ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるハンダペーストの改良である。ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合を85〜95重量%の範囲内に規定したのは、ハンダ粉末の含有割合が85重量%未満では、ペーストの粘着性不足でローリング性が低下して充填性が低下してしまい、ハンダ粉末の含有割合が95重量%を越えると、ハンダ粉末とフラックスの分離が生じてしまうためである。
本発明の第1の特徴ある構成は、ハンダペーストを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が200℃未満であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件でペーストをTG法によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.0%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.5%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。液相線温度が200℃未満のハンダ粉末を含むペーストを上記測定条件でTG法により測定したときのペーストの重量減少率が、ハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.0%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.5%以下であり、かつペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であれば、UBM上に形成されたバンプ内にボイドの発生が少なく、かつ接合信頼性が高いハンダバンプが得られる。なお、上記重量減少率を越えると、発生ガスが多くバンプ内のボイド数が多くなってしまう不具合を生じる。なおTG法とは、溶剤の蒸発状況を計るのに最適な方法であり、サンプルの温度を一定のプログラムに従い変化させながら、そのサンプルの質量を温度の関数として測定する方法(JIS K 0129)であり、温度変化に伴うサンプルからの蒸発、分解や酸化等のサンプルに重量変化が生じる現象を検証できる方法である。また、ペースト粘度を60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内に調製されたペーストは、乾燥し難いため、パターンフィルム印刷法に最適である。ペースト粘度が60Pa・s未満であるとハンダ粉末とフラックスが分離してしまうため、また250Pa・s以上であると、粘度が高くなりすぎてしまい、それぞれ連続印刷に不向きとなる。ペースト粘度は70Pa・s〜200Pa・sの範囲内が好ましく、90〜100Pa・sの範囲が特に好ましい。液相線が200℃未満のハンダ粉末としては、Pb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、Pbの含有割合が37〜60重量%及びSnの含有割合が40〜63重量%であることが好ましい。
本発明の第2の特徴ある構成は、ハンダペーストがFCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が200℃〜220℃であって、前述した第1の特徴ある構成における条件と同様の条件でペーストをTG法によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.2%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.8%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。液相線温度が200℃〜220℃のハンダ粉末を含むペーストを上記測定条件でTG法により測定したときのペーストの重量減少率が、ハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.2%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.8%以下であり、かつペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であれば、UBM上に形成されたバンプ内にボイドの発生が少なく、かつ接合信頼性が高いハンダバンプが得られる。また、ペースト粘度を60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内に調製されたペーストは、乾燥し難いため、パターンフィルム印刷法に最適である。ペースト粘度が60Pa・s未満であるとハンダ粉末とフラックスが分離してしまうため、また250Pa・s以上であると、粘度が高くなりすぎてしまい、それぞれ連続印刷に不向きとなる。ペースト粘度は70Pa・s〜200Pa・sの範囲内が好ましく、90〜100Pa・sの範囲が特に好ましい。液相線が200℃〜220℃のハンダ粉末としては、Snを主成分として含み、PbフリーのSn基はんだであり、Snの含有割合が93重量%〜100重量%、残部がAg、Cu、Bi、Sb、In及びZnからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属であることが好ましい。
本発明の第3の特徴ある構成は、ハンダペーストがFCを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、ハンダ粉末の液相線が300℃以上であって、前述した第1の特徴ある構成における条件と同様の条件でペーストをTG法によって測定したとき、ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で4.5%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で6.5%以下であり、ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であるところにある。液相線温度が300℃以上のハンダ粉末を含むペーストを上記測定条件でTG法により測定したときのペーストの重量減少率が、ハンダの液相線温度より25℃高い温度で4.5%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で6.5%以下であり、かつペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であれば、UBM上に形成されたバンプ内にボイドの発生が少なく、かつ接合信頼性が高いハンダバンプが得られる。また、ペースト粘度を60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内に調製されたペーストは、乾燥し難いため、パターンフィルム印刷法に最適である。ペースト粘度が60Pa・s未満であるとハンダ粉末とフラックスが分離してしまうため、また250Pa・s以上であると、粘度が高くなりすぎてしまい、それぞれ連続印刷に不向きとなる。ペースト粘度は70Pa・s〜200Pa・sの範囲内が好ましく、90〜100Pa・sの範囲が特に好ましい。液相線が300℃以上のハンダ粉末としては、Pb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、Pbの含有割合が90〜97重量%及びSnの含有割合が3〜10重量%であることが好ましい。
フラックスを形成する活性剤、溶剤、増粘剤及びロジンの含有割合を所望の割合に調製することにより、ボイドの発生が少なく、基板に実装した後の長期信頼性が高いハンダバンプの形成が可能な本発明のバンプ形成用ハンダペーストが得られる。具体的には、フラックス中に含まれる活性剤の含有割合が0.05〜4.0重量%、溶剤の含有割合が20〜50重量%、増粘剤の含有割合が1.0〜10重量%及びロジンが残部となるように調製することが好ましい。活性剤の含有割合を0.05〜4.0重量%の範囲内としたのは、活性剤の含有割合が0.05重量%未満であると、フラックスの還元力が小さくなり、また、ハンダ粉末の酸化膜除去力が小さいため、凝集不足による溶け残りが生じて正常なバンプ形成ができず、更にUBMの酸化膜除去力も小さいため、濡れ不足によるボイドを発生させてしまうためである。また、活性剤の含有割合が4.0重量%を越えると、ハンダ粉末の凝集以外の余分な酸化膜まで除去してしまうため、還元水などによるガスが増えボイド発生に繋がるためである。特に好ましい活性剤の含有割合は0.1〜1.5重量%である。溶剤の含有割合を20〜50重量%の範囲内としたのは、溶剤の含有割合が20重量%未満であると、ペースト粘度が高いことによる印刷性の悪化を引き起こしてしまい、溶剤の含有割合が50重量%を越えると、ペースト粘度が低すぎることによりハンダ粉末とフラックスとの分離が生じてしまうためである。特に好ましい溶剤の含有割合は40〜60重量%である。増粘剤の含有割合を1.0〜10重量%の範囲内としたのは、増粘剤の含有割合が1.0重量%未満では、印刷性の悪化を引き起こし、増粘剤の含有割合が10重量%を越えると、バンプ形成後の洗浄性の悪化を引き起こしてしまうためである。特に好ましい増粘剤の含有割合は3〜5重量%である。
フラックスを形成する活性剤、溶剤及び増粘剤に、特定の材料を使用することにより、ボイドの発生が少なく、基板に実装した後の長期信頼性が更に高いハンダバンプの形成が可能な本発明のバンプ形成用ハンダペーストが得られる。フラックス中に含まれる活性剤には、ジフェニルグアニジンハロゲン化水素酸塩又はジエチルアニリンハロゲン化水素酸塩の少なくとも1種を含むことが望ましい。また、ハンダペーストがリフローハンダ付けされるとき、ハンダペーストのフラックスから溶剤が一気に蒸発する。この溶剤の蒸発がボイドの発生原因と考えられる。そこでフラックス中に含まれる溶剤には、ハンダ粉末の液相線温度より高い沸点を有する流動パラフィン、エンジンオイル又はピストンオイルの少なくとも1種を含むことで、溶剤が蒸発することに起因するボイドの発生を抑制するため望ましい。更に、フラックス中に含まれる増粘剤には、水素添加ひまし油、ビス(p−メチルベンジリデン)ソルビトール又はビス(ベンジリデン)ソルビトールの少なくとも1種を含むことが望ましい。
本発明のハンダペーストに使用するハンダ粉末の平均粒径は、0.1〜60μmの範囲内が好ましい。平均粒径が0.1μm未満であると、粉末の酸化度が大きくなりすぎ、還元反応による還元水などのガスがボイドの発生に繋がり、平均粒径が60μmを越えると、ファインピッチパターンへの印刷性が悪くなるためである。特に好ましいハンダ粉末の平均粒径は5〜35μmである。
本発明のバンプ形成用ハンダペーストに使用されるハンダ粉末のα線カウント数を0.02cph/cm2以下とすることで、ハンダバンプに起因するα線のソフトエラーを抑制できる。ハンダバンプ形成にハンダペーストを用いるとICにおけるメモリに近いことから、α線の発生が多いとこのα線によるソフトエラーが生じる。ICに近い部分のハンダバンプではICのメモリ内容を消去してしまわないように、バンプ形成後のα線カウント数は、0.02cph/cm2以下が必要となる。そのため、本発明のバンプ形成用ハンダペーストでは、ペーストをリフローしてハンダバンプを形成し、形成したハンダバンプを洗浄した後における、ハンダバンプのα線カウント数値を0.02cph/cm2以下にすることで、ハンダバンプに起因するα線のソフトエラーを抑制することができる。
また、本発明のハンダペーストは、ペーストのチキソ値が0.4〜0.65の範囲内が好ましい。ハンダペーストのチキソ値が0.4〜0.65の範囲内であれば、ペーストの充填性が向上し、印刷回数が減少するため、パターンフィルム印刷法によるバンプ形成に好適である。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
先ず、平均粒径が10〜32μmのPb−63重量%Snからなるハンダ粉末を用意した。また、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合で溶剤であるトリエチレングリコール、フェニルグリコール及び流動パラフィンと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。このフラックスは、活性剤の含有割合が0.2重量%、溶剤の含有割合が54重量%、増粘剤の含有割合が3重量%及びロジンが残部であった。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90.5重量%となるように、ハンダ粉末とフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例2>
先ず、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合で溶剤であるトリエチレングリコール、フェニルグリコール及び流動パラフィンと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。このフラックスは、活性剤の含有割合が0.2重量%、溶剤の含有割合が54重量%、増粘剤の含有割合が3重量%及びロジンが残部であった。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が89.5重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は60Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例3>
先ず、平均粒径が10〜32μmのPb−63重量%Snからなるハンダ粉末を用意した。また、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合で溶剤であるトリエチレングリコール、フェニルグリコール及び流動パラフィンと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。このフラックスは、活性剤の含有割合が0.2重量%、溶剤の含有割合が56重量%、増粘剤の含有割合が3重量%及びロジンが残部であった。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が91.5重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は245Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例1>
フラックスとして、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合でフェニルグリコール及びα−テレピネオールと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例2>
フラックスとして、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合でフェニルグリコール及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテルと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例3>
フラックスとして、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合でフェニルグリコール及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテルと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例4>
フラックスとして、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合でフェニルグリコール及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテルと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が89重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は55Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例5>
フラックスとして、ロジン、活性剤(ジフェニルグアニジン臭化水素酸塩)、有機酸及び増粘剤(水素添加ひまし油)を所望の割合でフェニルグリコール及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテルと加熱溶解した後、冷却する工程を経て得られたフラックスを用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が91重量%となるように、実施例1で用意したハンダ粉末と上記調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は250Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例4>
先ず、ハンダ粉末として、平均粒径10〜32μmのPb−5重量%Snからなるハンダ粉末を用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が91.5重量%となるように、このハンダ粉末と上記実施例1で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は100Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例5>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90.5重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記実施例2で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は60Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例6>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が92.5重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記実施例3で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は245Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例6>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が92重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記比較例1で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は100Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例7>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が92重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記比較例2で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は100Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例8>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が92重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記比較例3で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は100Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例9>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90.5重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記比較例4で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は55Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例10>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が93重量%となるように、実施例4で用意したハンダ粉末と上記比較例5で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は250Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例7>
先ず、ハンダ粉末として、平均粒径20〜36μmのSn−3重量%Ag−0.5重量%Cuからなるハンダ粉末を用意した。次に、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88.5重量%となるように、このハンダ粉末と上記実施例1で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例8>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記実施例2で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は60Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<実施例9>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90.5重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記実施例3で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は245Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例11>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88.5重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記比較例1で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.5であった。
<比較例12>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88.5重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記比較例2で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.53であった。
<比較例13>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88.5重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記比較例3で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は90Pa・sであり、チキソ値は0.53であった。
<比較例14>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が88重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記比較例4で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は55Pa・sであり、チキソ値は0.57であった。
<比較例15>
ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が90.5重量%となるように、実施例7で用意したハンダ粉末と上記比較例5で調製したフラックスとを混合し混練することによりハンダペーストを得た。得られたハンダペーストの粘度は250Pa・sであり、チキソ値は0.6であった。
<比較試験1>
先ず、実施例1〜9及び比較例1〜15でそれぞれ得られたハンダペーストをサンプルとして、TG分析装置を用いてTG分析を行い、ハンダペースト中のハンダの液相線温度より25℃高い温度とハンダの液相線温度より50℃高い温度におけるペーストの重量減少率をそれぞれ測定した。
次いで、シリコン基板/Al/NiV/Cuにより構成されたUBMと、開口径170μmでパターン形成されたレジストよりなる基板を用意し、この基板に実施例1〜9及び比較例1〜15でそれぞれ得られたハンダペーストを印刷した。次に、ペーストを印刷した基板をリフローして、ハンダバンプを形成した。形成したハンダバンプを透過型X線を用いてバンプ内に発生したボイドを観察した。更に、連続印刷性に対する指標として、実施例1〜9及び比較例1〜15でそれぞれ得られたハンダペーストを用い、樹脂フィルム上に250gのペーストを投入した後、連続8時間印刷した後の印刷性を観察した。
実施例1〜9及び比較例1〜15でそれぞれ得られたハンダペーストを用いて行ったTGによる重量減少率の結果とバンプ内に発生したボイド数、連続印刷性について表1にそれぞれ示す。なお、表1中の「<10%」、「10〜20%」、「20〜30%」及び「>30%」は、発生ボイド径のバンプ直径に対する比を示し、発生したボイド総数は、総バンプ数500個あたりに発生したボイド総数であり、バンプ直径に対して大きなボイドが多いほど不良であることを示している。また連続印刷性欄における記号「○」は全く問題なく印刷することができることを示し、記号「×」は連続印刷により粘度が初期段階より著しく増大して、ペーストローリング性が悪くなり、充填不足が多く発生しているか、又はハンダ粉末とフラックスとの比重差による分離を生じ、連続印刷することで、充填量のばらつきが生じてきてしまうことを示している。
Figure 2006165336
表1より明らかなように、本発明で規定したTG減少率の範囲外となる比較例1〜3、比較例6〜8及び比較例11〜13のハンダペーストでは、リフロー後発生するボイドが30%を越えるものがいくつか発生していた。また、本発明で規定したペースト粘度の範囲外となる比較例4,5、比較例9,10及び比較例14,15のハンダペーストでは、ボイドが30%を越えるものが発生した。その理由として比較例4,9及び14のハンダペーストでは、ペースト中に含まれるフラックス量が多く、ボイドが発生する原因の一つであるフラックス自身から発生するガスが多いことが考えられる。また、ペースト粘度が低すぎるために、ハンダ粉末とフラックスが比重差によって分離してしまい、充填場所によってフラックス成分が多い領域、少ない領域とムラを生じてしまったため、バンプ中に大きなボイドが多く発生したと考えられる。従って、形成したバンプ高さのばらつきが大きくなってしまうと考えられる。また、比較例5,10及び15のハンダペーストでは、ペースト中に含まれるフラックス量が少ないために、乾燥し易くなり、ペーストのローリング性が悪くなり、充填不足によるバンプ高さのばらつきの原因になる。また一つのハンダ粉末を覆うフラックス量が少ないので、リフロー時にハンダ粉末の凝集性が悪化し、かつハンダの流動性も悪いため、ボイド発生に繋がっているものと考えられる。これに対して、実施例1〜9のハンダペーストでは、リフロー後発生するボイドが30%を越えるものが発生せず、基板に実装した後の信頼性試験において、熱歪みや衝撃によりボイドが起点になりクラックが進行して長期信頼性を著しく低下させてしまうことのないハンダバンプが形成可能であることが判った。
本発明のバンプ形成用ハンダペーストのうち、ペーストをリフローしてハンダバンプを形成し、形成したハンダバンプを洗浄した後における、ハンダバンプのα線カウント数値が0.02cph/cm2以下のハンダペーストは、メモリー素子などのα線に弱いBGA基板やCSP(Chip Size Package)基板のハンダバンプに使用可能である。
本発明のバンプ形成用ハンダペーストに用いるパターンフィルム印刷法の説明図。 ステンシル印刷法の説明図。
符号の説明
11 ウェーハ
12 配線パターン
13 UBM
14 パッシベーション膜
16 フィルム膜
16a 開口部
17 ハンダペースト
18 ハンダバンプ

Claims (14)

  1. ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるハンダペーストにおいて、
    前記ハンダペーストがフリップチップを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、
    前記ハンダ粉末の液相線が200℃未満であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件で前記ペーストをサーマルグラビメトリ法によって測定したとき、前記ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.0%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.5%以下であり、
    ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であることを特徴とするバンプ形成用ハンダペースト。
  2. ハンダ粉末がPb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、前記Pbの含有割合が37〜60重量%及びSnの含有割合が40〜63重量%である請求項1記載のハンダペースト。
  3. ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるハンダペーストにおいて、
    前記ハンダペーストがフリップチップを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、
    前記ハンダ粉末の液相線が200℃〜220℃であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件で前記ペーストをサーマルグラビメトリ法によって測定したとき、前記ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で1.2%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で1.8%以下であり、
    ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であることを特徴とするバンプ形成用ハンダペースト。
  4. ハンダ粉末がSnを主成分として含み、PbフリーのSn基はんだであり、前記Snの含有割合が93重量%〜100重量%、残部がAg、Cu、Bi、Sb、In及びZnからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属である請求項3記載のハンダペースト。
  5. ハンダ粉末と、ロジン、活性剤、溶剤及び増粘剤からなるフラックスとにより形成され、ペーストに含まれるハンダ粉末の含有割合が85〜95重量%の範囲内であるハンダペーストにおいて、
    前記ハンダペーストがフリップチップを実装するためのパターンフィルム印刷法によりハンダバンプを形成するためのペーストであって、
    前記ハンダ粉末の液相線が300℃以上であって、N2ガス雰囲気流量200ml/分、昇温速度10℃/分の条件で前記ペーストをサーマルグラビメトリ法によって測定したとき、前記ペーストの重量減少率がハンダの液相線温度より25℃高い温度で4.5%以下、かつハンダの液相線温度より50℃高い温度で6.5%以下であり、
    ペースト粘度が60Pa・s以上250Pa・s未満の範囲内であることを特徴とするバンプ形成用ハンダペースト。
  6. ハンダ粉末がPb及びSnをそれぞれ含むPb−Sn系合金からなり、前記Pbの含有割合が90〜97重量%及びSnの含有割合が3〜10重量%である請求項5記載のハンダペースト。
  7. フラックス中に含まれる活性剤の含有割合が0.05〜4.0重量%、溶剤の含有割合が20〜50重量%、増粘剤の含有割合が1.0〜10重量%及びロジンが残部である請求項1ないし6いずれか1項に記載のハンダペースト。
  8. フラックス中に含まれる活性剤がジフェニルグアニジンハロゲン化水素酸塩又はジエチルアニリンハロゲン化水素酸塩の少なくとも1種を含む請求項1ないし7いずれか1項に記載のハンダペースト。
  9. フラックス中に含まれる溶剤が流動パラフィン、エンジンオイル又はピストンオイルの少なくとも1種を含む請求項1ないし7いずれか1項に記載のハンダペースト。
  10. フラックス中に含まれる増粘剤が水素添加ひまし油、ビス(p−メチルベンジリデン)ソルビトール又はビス(ベンジリデン)ソルビトールの少なくとも1種を含む請求項1ないし7いずれか1項に記載のハンダペースト。
  11. ハンダ粉末の平均粒径が0.1〜60μmである請求項1ないし6いずれか1項に記載のハンダペースト。
  12. ハンダ粉末のα線カウント数が0.02cph/cm2以下である請求項1ないし11いずれか1項に記載のハンダペースト。
  13. ペーストをリフローしてハンダバンプを形成し、前記形成したハンダバンプを洗浄した後における、前記ハンダバンプのα線カウント数値が0.02cph/cm2以下である請求項1ないし12いずれか1項に記載のハンダペースト。
  14. ペーストのチキソ値が0.4〜0.65の範囲内である請求項1ないし13いずれか1項に記載のハンダペースト。
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