JP2006159889A - 溶剤含有物除去用粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を、貼り合わせ斑による除去不良を防止し、効率的に除去できる溶剤含有物除去用シートを得る。
【解決手段】溶剤含有物除去用粘着シート1は、基材と、該基材の少なくとも片方の面に形成された粘着剤層とを有する溶剤含有物除去用粘着シートであって、溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)を、長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた円筒状の状態で固定させた筒状物2(直径20mm、高さ25mm)を、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、円筒状の一方の円開口部側から圧縮速度10mm/minにて圧縮させた際の応力の最大値が、0.8N/25mm以上であることを特徴とする。基材の平均厚みは120μm以下であり、且つ幅方向における厚みの最大値と最小値との差は6μm以下である基材を好適に用いることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、スクリーン印刷の際にスクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト(インキ)や、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷などの印刷機のロール類に付着したインキ、インクジェットプリンターのインキ噴射口付近に付着したインキ、その他、インクジェットプリンターのインキやペンキなど、溶剤含有物を除去するための清浄用粘着シートとしての溶剤含有物除去用粘着シート、およびスクリーン印刷版の清浄方法に関する。
溶剤含有物、例えば、ペースト、インキ等の溶剤を含有して湿った状態にある半固形物は、印刷、塗料、接着剤等の分野で広く使用されている。しかし、このような溶剤含有物が、所定の部位に過剰に存在したり、不要な部位に存在する場合には、機械や機器類、手などを汚染したり、製品の品質を損なうなど種々の不具合が発生しやすい。例えば、スクリーン印刷においては、一定の印刷回数を経ると、スクリーン印刷版にペースト(インキ)が裏回りして被印刷物を汚染したり、印刷画像に滲みが生じて、正確で美麗な印刷ができない状態となる。
従来、図3で示されるように、このようなスクリーン印刷時の滲み等を防止するために、版の裏側に裏回りしたペーストを粘着シートを用いて除去する方法が知られている。例えば、スクリーン印刷版の乳化剤などを脱離させることなく、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペーストを確実に付着させて除去できるクリーニング効果の高いスクリーン印刷版清浄用粘着シートが提案されている(特許文献1参照)。
図3は、粘着シートを用いて、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペーストを除去する方法の一例を示す概略図である。図3において、3はスクリーン版、4はクリーニングユニット、41は繰出しロール、42はクリーニングロール、43は巻取りロール、4aはクリーニングユニットの移動方向、5は繰出しロールに取り付けられたスクリーン印刷版清浄用粘着シート(粘着シート)、5aは粘着シート5の粘着剤層表面(粘着面)、6は粘着シート5を繰出して使用した後に巻取った粘着シートである。図3では、クリーニングユニット4は、繰出しロール41、クリーニングロール42、および巻取りロール43により構成されており、移動方向4aの方向(図3中、左右の方向)に移動可能となっている。また、クリーニングユニット4では、ロール状に巻回された形態の粘着シート5が、繰出しロール41に取り付けられており、繰出された粘着シート5は、クリーニングロール42上を介して、巻取りロール43により巻き取られる。この際、粘着シート5の粘着面5aが、スクリーン版3の裏側に接触するように、クリーニングロール42を下側から押し上げながら移動させている。そのため、粘着シート5は、常に新しい面がスクリーン版3の裏側に接触しながら、スクリーン版の端から端まで移動し、これにより、スクリーン版3の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を除去している。なお、図3で示されるクリーニングロール42は、ウレタンゴムにより形成されている。
特許第3281323号公報
しかしながら、このように、スクリーン印刷版清浄用粘着シートなどの溶剤含有物除去用粘着シートを用いて、ペースト等の溶剤含有物を除去する際、溶剤含有物除去用粘着シートの幅が広くなると、溶剤含有物除去用粘着シートに変形(皺や折れなど)が生じ易くなり、この変形により、スクリーン印刷版の裏面に、溶剤含有物除去用粘着シートをきれいに又は密接に貼り合わせることができず、貼り合わせ斑(ムラ)が生じてしまい、溶剤含有物の除去性が低下して、除去不良が生じてしまうことがあった。そのため、装置のテンションやスピードコントロール等の条件をその都度見直したり、パスラインや貼り合わせ方式の変更など装置を改造したり、溶剤含有物除去用粘着シートを交換したりして、除去不良が生じるのを防いでいた。
従って、本発明の目的は、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を除去する際に、貼り合わせ斑による除去不良を抑制又は防止し、溶剤含有物を効率的に除去することができる溶剤含有物除去用粘着シート、および該溶剤含有物除去用粘着シートを用いたスクリーン印刷版の清浄方法を提供することにある。
本発明者は前記目的を達成するために鋭意検討した結果、粘着シートのコシ強度を所定の大きさになるようにコントロールすると、貼り合わせ斑を生じさせずに、スクリーン印刷版の裏面に貼り合わせながら、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を効率的に除去することができることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成されたものである。
すなわち、本発明は、基材と、該基材の少なくとも片方の面に形成された粘着剤層とを有する溶剤含有物除去用粘着シートであって、溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)を、長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた円筒状の状態で固定させた筒状物(直径20mm、高さ25mm)を、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、円筒状の一方の円開口部側から圧縮速度10mm/minにて圧縮させた際の応力の最大値が、0.8N/25mm以上であることを特徴とする溶剤含有物除去用粘着シートを提供する。
前記溶剤含有物除去用粘着シートとしては、基材の平均厚みが120μm以下であり、且つ幅方向における厚みの最大値と最小値との差が6μm以下であることが好ましい。また、幅方向の長さは1000mm以上であってもよい。
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、スクリーン印刷版の清浄用の粘着シートとして好適に用いることができる。
本発明は、また、スクリーン印刷版を清浄する方法であって、スクリーン印刷版の裏面に、請求項1乃至4の何れかの項に記載の溶剤含有物除去用粘着シートを、粘着剤層の表面が接触する形態で貼り合わせた後、剥離させることにより、スクリーン印刷版の裏面に付着している溶剤含有物を除去することを特徴とするスクリーン印刷版の清浄方法を提供する。
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートによれば、前記構成を有しているため、溶剤含有物除去用粘着シートを、貼り合わせ斑を生じさせずに、スクリーン版の裏面に綺麗に貼り合わせることができ、そのため、有機溶剤含有物を効率よく除去することができる。
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、基材と、該基材の少なくとも片方の面に形成された粘着剤層とを有しており、溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)を、長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた円筒状の状態で固定させた筒状物(直径20mm、高さ25mm)を、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、円筒状の一方の円開口部側から圧縮速度10mm/minにて圧縮させた際の応力(又は強度)(「コシ強度」と称する場合がある)の最大値が、0.8N/25mm以上(好ましくは1.0N/25mm以上、特に1.4N/25mm以上)であることが重要である。なお、コシ強度の上限としては、特に制限されないが、例えば、15N/25mm以下(好ましくは12N/25mm以下、さらに好ましくは10N/25mm以下)であってもよい。溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度が、0.8N/25mm未満であると、変形に対する応力が低下し、皺等が発生しやすくなる。例えば、スクリーン版の裏面をクリーニングする工程において、設備のパスライン上や、スクリーン版の裏面への貼り合わせ時に、溶剤含有物除去用粘着シートが変形し易くなり、そのため、スクリーン版の裏面に溶剤含有物除去用粘着シートを貼り合わせてスクリーン版の裏面を清浄する際に、貼り合わせ斑が発生し易くなる。
溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度は、具体的には、次のようにして測定する。まず、溶剤含有物除去用粘着シートを、図1(a)で示されるように、長手方向の長さが65.8mm且つ幅方向の長さが25mmのサイズに切断する。次に、図1(b)で示されるように、この切断された溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)の長手方向における端部どうしを3mm幅で重ね合わせて筒状の状態とし、ラップ部(重ね合わせ部)を両面粘着テープ(商品名「No.500」日東電工株式会社製;長さ25mm、幅3mm)により貼着させることにより、溶剤含有物除去用粘着シートを、長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた筒状の状態で固定させて、直径が20mm且つ高さが25mmの筒状物を作製する。
この際、溶剤含有物除去用粘着シートが、基材の片面のみに粘着剤層が形成された構成を有している場合、粘着剤層側の面が内側となる形態で、長手方向における端部どうしを3mm幅で重ね合わせることにより、筒状物を作製する。また、溶剤含有物除去用粘着シートの粘着剤層表面が、剥離ライナーにより保護されている場合、剥離ライナーを剥がした後に、長手方向における端部どうしを3mm幅で重ね合わせることにより、筒状物を作製する。
続いて、前記筒状物(直径20mm、高さ25mm)を温度23±2℃、相対湿度50±5%の雰囲気中で24時間放置させた後、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、図2で示されるように、所定の部位に、筒状物2における円筒状の円開口部側が上下に位置する形態で設置し、筒状物2の円筒状の一方の円開口部2b側から圧縮速度10mm/minにて圧縮した際の応力(又は強度)(N/25mm)を測定し、その応力(又は強度)の最大値を求める。
なお、図1は溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を測定する際の測定用サンプルに関する図であり、図1(a)は溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を測定する際に所定の大きさに切断された溶剤含有物除去用粘着シートを示し、図1(b)は、図1(a)に係る溶剤含有物除去用粘着シートにより作製された筒状物を示す概略図である。図1(a)〜(b)において、1は溶剤含有物除去用粘着シート、2は溶剤含有物除去用粘着シート1により作製された筒状物、2aはラップ部(重ね合わせ部)である。図1(a)に係る溶剤含有物除去用粘着シート1のサイズは、長手方向[MD(Machine directon)方向]の長さが65.8mmであり、幅方向[CD(Crosswise direction)方向]の長さが25mmである。また、図1(b)に係る筒状物2は、溶剤含有物除去用粘着シート1を長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた筒状の状態で固定させた筒状物である。具体的には、溶剤含有物除去用粘着シート1の長手方向における端部どうしを3mm幅で重ね合わせて筒状の状態とし、ラップ部2aを両面粘着テープ(長さ25mm、幅3mm;商品名「No.500」日東電工株式会社製)により貼着させることにより、筒状物2は作製されている。
また、図2は溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を測定する方法を示す概略図である。図2において、2は、前記と同様に、筒状物であり、2bは筒状物2における円筒状の円開口部である。図2は、筒状物2を圧縮試験機の所定の部位に設置し、筒状物2における円筒状の円開口部側から、10mm/minの圧縮速度で圧縮させている状態を示している。
[基材]
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートにおいて、基材としては、プラスチック基材の他、紙や不織布等の多孔質基材などの各種支持体を用いることができ、プラスチック基材を好適に用いることができる。具体的には、前記プラスチック基材を構成するプラスチック材としては、シート状やフィルム状等の形態で形成することができるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル;ポリアクリレート;ポリスチレン;ポリアミド6、ポリアミド6,6、部分芳香族ポリアミド等のポリアミド;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン;ポリカーボネートなどが挙げられる。プラスチック材は単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。プラスチック基材は、延伸された形態、無延伸の形態の何れの形態を有していてもよい。
基材としては、溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を0.8N/25mm以上とする観点などから、プラスチック基材の中でも、硬いプラスチック基材や、柔軟性が良好なプラスチック基材を好適に用いることができる。プラスチック基材としては、なかでも、ポリエチレン基材やポリプロピレン基材が好適である。
基材の厚み(平均厚み)としては、特に制限されないが、120μm以下(例えば、10〜120μm、好ましくは100μm以下、さらに好ましくは60μm以下)であることが望ましい。基材の平均厚みが、120μmを超えると、溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度が0.8N/25mm以上になる傾向があるが、コストが高くなり、実用的でない。
なお、基材としては、厚みが薄くなると、溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度が低下する傾向がある。しかし、溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度は、基材の平均厚みだけに関係しているわけではなく、基材の種類などにも関係しているため、一概に、基材の平均厚みの下限を規定することはできないが、基材の平均厚みとしては、25μm以上であることが好ましく、さらに、30μm以上であることが好適である。従って、基材の平均厚みとしては、好ましくは25〜100μm(さらに好ましくは30〜60μm)である。
本発明では、貼り合わせ斑による除去不良を抑制する観点より、基材としては厚み精度が優れている基材を用いることが好ましい。特に、基材の平均厚みが120μm以下である場合、基材としては、幅方向における厚みの最大値と最小値との差(「基材厚み差」と称する場合がある)が6μm以下(例えば、0〜6μm、好ましくは0〜5μm、さらに好ましくは0〜4μm)であることが望ましい。基材の平均厚みが120μm以下である場合、基材厚み差が6μmを超えていると、基材の種類にもよるが、基材の厚み斑により、溶剤含有物除去用粘着シートは変形し易くなる。
本発明では、基材の平均厚みは、基材の幅方向にほぼ等間隔で5カ所の部位で厚みを測定し、その値を平均することにより求めることができる。また、基材厚み差は、基材の幅方向にほぼ等間隔で5カ所の部位で厚みを測定し、測定された厚みの最大値と、最小値とを求め、その差(絶対値;すなわち、最大値−最小値)を算出することにより求めることができる。
基材の幅としては特に制限されない。本発明では、基材の幅が1000mm以上(通常、1000〜2400mm)である場合に、本発明の効果が特に明確となる。
基材は単層、複層のいずれの形態を有していてもよい。基材としては、基材の種類などに応じて、必要に応じて、剥離剤(シリコーン系剥離剤、フッ素系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤、脂肪酸アミド系剥離剤など)やシリカ粉等による離型処理;防汚処理;酸処理、アルカリ処理、プライマー処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理等の易接着処理;帯電防止剤(塗布型帯電防止剤、練り込み型帯電防止剤、蒸着型帯電防止剤など)による帯電防止処理などが施されていてもよい。
また、基材には、必要に応じて酸化防止剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、軟化剤、着色剤、充填剤などの添加剤が含まれていてもよい。
[粘着剤層]
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートにおいて、粘着剤層を形成する粘着剤としては、特に制限されず、公知の粘着剤(例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、ウレタン系粘着剤、フッ素系粘着剤など)から適宜選択して用いることができる。粘着剤は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤(特に、アクリル系粘着剤)を好適に用いることができる。なお、アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリレートをモノマー主成分としているアクリル系ポリマーをベースポリマーとするアクリル系粘着剤を好適に用いることができる。また、ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SISブロック共重合体)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBSブロック共重合体)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBSブロック共重合体)、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ブチルゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム等のゴム成分をベースポリマーとするゴム系粘着剤を好適に用いることができる。
なお、粘着剤中には、種々の添加剤、例えば、粘着付与剤、表面潤滑剤、レベリング剤、酸化防止剤、腐食防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、シランカップリング剤、可塑剤、軟化剤、帯電防止剤、界面活性剤、発泡剤、無機又は有機の充填剤、金属粉や顔料等の粉体、粒子状や箔状物等の従来公知の各種添加剤を、使用する目的に応じて適宜添加することができる。
粘着剤層の厚みは、例えば3〜100μm(好ましくは5〜50μm)程度である。
粘着剤層は、基材の少なくとも片方の面に形成されている。粘着剤層は公知の粘着剤層の形成方法を利用して形成することができる。具体的には、基材の所定の面上に、粘着剤を塗布し、乾燥及び/又は硬化させることにより、粘着剤層を形成する方法や、セパレータ上に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成した後、該粘着剤層を、基材の所定の面上に転写させることにより形成する方法を利用して、粘着剤層を、基材の少なくとも片方の面に形成することができる。
粘着剤層は、単層、複層のいずれの形態を有していてもよい。また、粘着剤層は、本発明の効果を損なわない範囲で、他の層を介して基材上に形成されていてもよい。
[溶剤含有物除去用粘着シート]
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、基材と、該基材の少なくとも片方の面に形成された粘着剤層とを有している。すなわち、溶剤含有物除去用粘着シートは、基材の片面に粘着剤層が形成された構成の粘着シート(基材付き片面粘着シート)、基材の両面に粘着剤層が形成された構成の粘着シート(基材付き両面粘着シート)のいずれであってもよい。本発明の溶剤含有物除去用粘着シートとしては、基材の片面に、粘着剤層が形成された構成を有していることが好ましい。
また、本発明の溶剤含有物除去用粘着シートとしては、溶剤含有物の除去性能を向上させる観点などより、下記の(1)〜(3)特性を有していることが好ましい。
(1)使用前の粘着力(JIS Z 0237に準拠した方法により測定)が、3〜400cN/25mm(3〜400gf/25mm)である特性
(2)スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤中に1秒間浸漬した際の粘着剤層の溶剤吸収量が、5g/m2以上である特性
(3)溶剤を5g/m2吸収した後の粘着力(JIS Z 0237に準拠した方法により測定)が、3cN/25mm以上である特性
なお、前記特性(1)において、使用前の粘着力を測定する方法としては、具体的には、次のとおりである。
(使用前の粘着力の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートを、温度が23±2℃、湿度が50±5%RHの雰囲気中で、25mm×150mmのサイズに切断し、被着体(SUS430BA)に、2kgのローラを一往復させて圧着させ、1分後、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHの雰囲気下で、引張試験機を使用して、引張速度:300mm/分、剥離角度:180°にて溶剤含有物除去用粘着シートを被着体から引き剥がしたときの粘着力(N/25mm)を求める。
また、前記特性(2)において、粘着剤層の溶剤吸収量を測定する方法としては、具体的には、次のとおりである。
(粘着剤層の溶剤吸収量の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートを20×50mmに切り取って重さを測定し、該予め重さを測定した溶剤含有物除去用粘着シートを、スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤中に1秒間浸漬して取り出し、即座に溶剤含有物除去用粘着シートの表面に付着している溶剤をウエスで拭き取り、再度重さを測定して、単位面積当たりの重さの増加量(g/m2)を算出する。なお、測定環境は、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHである。
さらにまた、前記特性(3)において、溶剤を5g/m2吸収した後の粘着力を測定する方法としては、具体的には、次のとおりである。
(溶剤を5g/m2吸収した後の粘着力の測定方法)
ポリエチレンテレフタレート製フィルムに、スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤をワイヤーバーで5g/m2塗布し、これに、25×150mmの大きさに切断された溶剤含有物除去用粘着シートを貼り合わせて、該溶剤含有物除去用粘着シートの粘着剤層に、前記混合溶剤を5g/m2吸収させた後、前記溶剤含有物除去用粘着シートを剥がし、該溶剤含有物除去用粘着シートを測定用サンプルとする。この測定用サンプルについて、前記特性(1)において、使用前の粘着力を測定する際の方法と同様の方法により、粘着力の測定を行って、粘着力(N/25mm)を求める。
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートにおいて、JIS Z 0237に準拠した方法により測定された使用前の粘着力としては、特に、上限が300cN/25mm(300gf/25mm)であることが好適である。溶剤含有物除去用粘着シートは、使用前の粘着力が、400cN/25mmを超えると、スクリーン印刷版から溶剤含有物除去用粘着シートが剥がし難くなり、スクリーン印刷板から乳剤を引き剥がしたり、繰り返し作業することでスクリーンが伸びて印刷不良を起こしたりするおそれがある。一方、溶剤含有物除去用粘着シートは、使用前の粘着力が、3cN/25mm未満であると、裏回りした溶剤含有物(ペーストなど)が粘着面に付着し難く、所望のクリーニング効果が得られない場合がある。
また、溶剤含有物除去用粘着シートにおいて、粘着剤層の溶剤吸収量{スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤中に1秒間浸漬した際の粘着剤層の溶剤吸収量}は、5g/m2以上であれば十分な効果が得られるが、さらには6g/m2以上であることが好ましく、特に7g/m2以上であることが好適である。
なお、溶剤含有物除去用粘着シートにおいて、使用前の粘着力、粘着剤層の溶剤吸収量や、溶剤を5g/m2吸収した後の粘着力は、粘着剤層を形成するための粘着剤(特に、ベースポリマーとしての樹脂)を構成するモノマー成分の種類やその割合、架橋剤の種類やその割合、粘着剤のベースポリマーとしての樹脂のガラス転移温度や分子量(重量平均分子量)、粘着剤層の厚さなどを適宜選択することにより調整することができる。
このような特性(1)〜(3)を有している溶剤含有物除去用粘着シートは、使用前における粘着力が400cN/25mm以下であるので、スクリーン印刷板の裏側に貼り付けた後に剥がす際には、スクリーン印刷板から乳剤を引き剥がしたり、スクリーンを伸長させて印刷不良を起こしたりすることがなく、また、スクリーン印刷に使用されるペースト(インキ)に含まれる溶剤を5g/m2以上吸収できるので、スクリーン印刷板の裏側に貼り付けることにより、スクリーン印刷板の裏側に裏回りしたペースト中の溶剤をほとんど吸収して、該ペーストを固形物化することができ、さらにまた、溶剤を所定量吸収した後も、3cN/25mm以上の粘着力を発揮するので、スクリーン印刷板の裏側から剥がした際に、溶剤を吸収した後の固形物が、溶剤含有物除去用粘着シート側に付着してとれてくるため、クリーニング効果が高くなっている。
なお、粘着剤層の表面(粘着面)は、セパレータ(剥離ライナー)により保護されていてもよい。セパレータとしては、特に制限されず、公知のセパレータから適宜選択して用いることができる。セパレータとしては、剥離処理剤による剥離処理層を少なくとも一方の表面に有する基材を好適に用いることができ、また、フッ素系ポリマー(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、クロロフルオロエチレン・フッ化ビニリデン共重合体等)からなる低接着性基材や、無極性ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂など)からなる低接着性基材なども用いることができる。
なお、セパレータが、基材の少なくとも一方の面に剥離処理層が形成された構成を有している場合、セパレータの基材としては、紙類、布類などであってもよいが、表面平滑性に優れている観点から、プラスチックシート又はフィルム類を好適に用いることができる。前記セパレータの基材としてのプラスチックシート又はフィルムとしては、特に制限されず、例えば、ポリエチレンシート又はフィルム、ポリプロピレンシート又はフィルム、ポリブテンシート又はフィルム、ポリブタジエンシート又はフィルム、ポリメチルペンテンシート又はフィルム、ポリ塩化ビニルシート又はフィルム、ポリ塩化ビニル系共重合体シート又はフィルム、ポリエチレンテレフタレートシート又はフィルム、ポリブチレンテレフタレートシート又はフィルム、ポリウレタンシート又はフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体シート又はフィルムなどが挙げられる。基材の厚みとしては、通常、5〜200μm(好ましくは10〜120μm)である。
また、剥離処理層を形成する剥離処理剤としては、公知乃至慣用の剥離処理剤(シリコーン系剥離処理剤、フッ素系剥離処理剤、長鎖アルキル系剥離処理剤、脂肪酸アミド系剥離処理剤や、シリカ粉など)を用いることができる。
なお、溶剤含有物除去用粘着シートは、本発明の効果を損なわない範囲で、他の層(例えば、中間層、下塗り層など)を有していてもよい。具体的には、基材と粘着剤層との間などに、例えば、下塗り剤層や中間層などの層が形成されていてもよい。また、溶剤含有物除去用粘着シートが、基材の片面に粘着剤層が形成された構成を有している場合、基材の背面(粘着剤層が形成された面に対して反対側の面)に、背面処理層が形成されていてもよい。このような背面処理層は、公知乃至慣用の背面処理剤(例えば、シリコーン系剥離処理剤、フッ素系剥離処理剤、長鎖アルキル系剥離処理剤、脂肪酸アミド系剥離処理剤や、シリカ粉など)により形成することができる。
本発明では、溶剤含有物除去用粘着シートは、ロール状に巻回された形態で形成されていてもよく、シートが積層された形態で形成されていてもよい。すなわち、本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、シート状、テープ状などの形態を有することができる。なお、溶剤含有物除去用粘着シートがロール状に巻回された形態を有している場合、例えば、粘着剤層を、セパレータや基材の背面側に形成された剥離処理層により保護した状態でロール状に巻回することにより、ロール状に巻回された形態の溶剤含有物除去用粘着シートを作製することができる。
溶剤含有物除去用粘着シートは、その層構成等に応じて、コーティング法などの公知乃至慣用の方法を利用して、基材の少なくとも片面に粘着剤層を形成し、また、必要に応じて、所定の面上に下塗り剤層や背面処理層を形成することにより製造することができる。なお、粘着剤層の形成に際して、粘着剤組成物を塗布する方法としては、特に制限されず、例えば、ロールコート法、グラビアコート法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法等の方法を利用することができる。
本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、前述のように、コシ強度が0.8N/25mm以上であるので、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を除去する際には、溶剤含有物除去用粘着シートの幅が1000mm以上と広くても、溶剤含有物除去用粘着シートに変形(皺や折れなど)を生じにくくなっており、スクリーン印刷版の裏面に、溶剤含有物除去用粘着シートをきれいに又は密接に貼り合わせて、溶剤含有物の除去を行うことができる。従って、本発明の溶剤含有物除去用シートを用いると、効率的に、溶剤含有物の除去を行うことができ、歩留まりや設備の稼働率を向上させることができる。
[溶剤含有物]
本発明において、除去対象となる溶剤含有物としては、特に限定されず、溶剤を含有して湿った状態にある半固形物、例えば、ペースト、インキ、糊、接着剤、塗料などが挙げられる。具体的には、溶剤含有物としては、例えば、スクリーン印刷に使用するペースト(インキ)や、オフセット印刷機などの印刷機のロール類に付着したインキなどが挙げられる。
溶剤含有物除去用粘着シートは、例えば、スクリーン版の裏側やロール類等に貼り付けることにより、スクリーン版の裏側に裏回りしたペーストやロール類に付着したインキなどに含まれている溶剤を吸収して、該ペースト等を固形物化できる。従って、本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、例えば、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト(インキ)や、オフセット印刷等の印刷機のロール類に付着したインキ、インクジェットプリンターのインク噴射口付近のインク汚れなどを除去するのに適している。すなわち、本発明の溶剤含有物除去用粘着シートは、スクリーン印刷版の清浄用の粘着シートとして好適に用いることができる。
前記ペーストやインキ等の溶剤含有物に含まれる溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、ミネラルスピリットなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素;トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、テトラリン、ジペンテンなどの芳香族炭化水素;メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、s−ブチルアルコール、シクロヘキシルアルコール、2−メチルシクロヘキシルアルコール、トリデシルアルコールなどのアルコール;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチルなどのエステル;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ジアセトンアルコール、イソホロンなどのケトン;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコールなどのグリコール;ブチルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのグリコールエーテル;ブチルセロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートなどのグリコールエーテルエステル;水などが挙げられる。スクリーン印刷インキの場合には、中沸点溶剤(沸点:約120〜230℃)や高沸点溶剤(沸点:約230〜320℃)が多く用いられており、例えば、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなど(例えば、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)])などが挙げられる。
[スクリーン印刷版の清浄方法]
本発明のスクリーン印刷版の清浄方法は、スクリーン印刷版の裏面に、前記溶剤含有物除去用粘着シートを、粘着剤層の表面が接触する形態で貼り合わせた後、剥離させることにより、スクリーン印刷版の裏面に付着している溶剤含有物を除去することにより、スクリーン印刷版を清浄する方法である。このように、本発明のスクリーン印刷版の清浄方法では、コシ強度が0.8N/25mm以上である溶剤含有物除去用粘着シートを用いているので、溶剤含有物除去用粘着シートの幅が1000mm以上と広くても、溶剤含有物除去用粘着シートに皺や折れ等の変形が生じにくくなっており、スクリーン印刷版の裏面に、溶剤含有物除去用粘着シートをきれいに又は密接に貼り合わせて、貼り合わせ斑を生じさせることなく、効率的に、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペースト等の溶剤含有物を除去することができる。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、以下において、部とあるのは重量部を、%とあるのは重量%を、それぞれ意味する。
(粘着剤組成物の調製例1)
カルボキシル基含有アクリル系共重合体[ブチルアクリレート/アクリロニトリル/アクリル酸=85:15:2.5(重量比)の共重合体]の溶液100部(固形分)に対して、商品名「EDP−1100(旭電化(株)製、複数のヒドロキシル基を含有するアミン系化合物としてのエチレンジアミンのポリオキシプロピレン縮合物)」10部、商品名「コロネートL(日本ポリウレタン工業(株)製、ポリイソシアネート系化合物)」15部を添加し、溶剤(酢酸エチル)を用いて充分混合して粘着剤組成物(「粘着剤A」と称する場合がある)を調製した。
(実施例1)
基材としての二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ:40μm)の片面に、粘着剤組成物の調製例1により得られた粘着剤Aを、乾燥後の厚みが8μmとなるように塗布し、90℃の温度で3分間乾燥又は硬化させて粘着剤層を形成して、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(実施例2)
基材として、ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ:38μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(実施例3)
基材として、ポリエチレンフィルム(厚さ:60μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(実施例4)
基材として、無延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ:40μm)を用いるとともに、粘着剤層の厚みを10μmとしたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(実施例5)
基材として、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド(ポリプロピレン/ポリエチレン(重量比)=80/20)によるフィルム(厚さ:40μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(実施例6)
基材として、ポリエチレンフィルム(厚さ:100μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000μm)を作製した。
(比較例1)
基材として、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ:20μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(比較例2)
基材として、ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ:12μm)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着シート(幅1000mm)を作製した。
(評価)
実施例1〜6及び比較例1〜2で得られた各粘着シート(溶剤含有物除去用粘着シート)について、コシ強度、基材の幅方向における厚みの最大値と最小値との差、粘着力、溶剤吸収量、溶剤吸収後の粘着力、クリーニング性を、下記の測定方法又は評価方法により、測定又は評価した。その結果を表1に示す。
(コシ強度の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートを、長手方向の長さが65.8mm且つ幅方向の長さが25mmのサイズに切断した後、この切断された溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)の長手方向における端部どうしを、粘着剤層が内側となる形態で、3mm幅で重ね合わせて筒状の状態とし、ラップ部(重ね合わせ部)を、商品名「No.500」(日東電工株式会社製;両面粘着テープ;長さ25mm、幅3mm)を用いて貼着させることにより、前記サイズの溶剤含有物除去用粘着シートの長手方向における端部どうしが粘着剤層を内側にして3mm幅で重ね合わせられた筒状の状態を有している筒状物(直径20mm、高さ25mm)を作製する。
続いて、前記筒状物(直径20mm、高さ25mm)を温度23±2℃、相対湿度50±5%の雰囲気中で24時間放置させた後、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、圧縮試験機の所定の部位に、筒状物における円筒状の円開口部側が上下に位置する形態で設置し、筒状物の円筒状の一方の円開口部側から圧縮速度10mm/minにて圧縮させ、この圧縮させた際の応力(又は強度)(N/25mm)を測定し、その応力(又は強度)の最大値を求める。
(基材の幅方向における厚みの最大値と最小値との差の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートにおける基材を、1/1000mmのダイヤルゲージで、幅方向に、ほぼ等間隔に5カ所の部位で、厚みを測定し、その際の厚みの最大値と、最小値とを求め、その差の絶対値(すなわち、最大値−最小値)を算出することにより、基材の幅方向における厚みの最大値と最小値との差(基材厚み差)を求める。
なお、測定の際に用いられる基材としては、粘着剤層などを形成する前の基材や、溶剤含有物除去用粘着シートから粘着剤層などを溶剤等を用いて除去して得られる基材などを使用することができる。
(粘着力の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートを23±2℃×48時間の条件で放置させた後、試料の測定前の処理として、温度が23±2℃(23℃プラスマイナス2℃)、相対湿度が50±5%(50%プラスマイナス5%)の状態の雰囲気中に24時間放置する。25mm×150mmのサイズにカットした溶剤含有物除去用粘着シートを、被着体(SUS430BA)に、2kgのローラを一往復させて圧着させ、1分後、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHの雰囲気下で、引張試験機を使用して、引張速度:300mm/分、剥離角度:180°にて溶剤含有物除去用粘着シートを被着体から引き剥がしたときの粘着力(N/25mm)を求める。
(溶剤吸収量の測定方法)
溶剤含有物除去用粘着シートを20×50mmに切り取って重さを測定し、該予め重さを測定した溶剤含有物除去用粘着シートを、スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤中に1秒間浸漬して取り出し、即座に溶剤含有物除去用粘着シートの表面に付着している溶剤をウエスで拭き取り、再度重さを測定して、単位面積当たりの重さの増加量(g/m2)を算出した。なお、測定環境は、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHである。
(溶剤吸収後の粘着力の測定方法)
ポリエチレンテレフタレート製フィルムに、スクリーン印刷インキ用の溶剤であるジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート/ジエチレングリコールモノブチルエーテル[9/1(重量比)]の混合溶剤をワイヤーバーで5g/m2塗布し、これに、溶剤含有物除去用粘着シートを25×150mmの大きさに切断した溶剤含有物除去用粘着シートを貼り合わせて、該溶剤含有物除去用粘着シートの粘着剤層に、前記混合溶剤を5g/m2吸収させた後、前記溶剤含有物除去用粘着シートを剥がし、該溶剤含有物除去用粘着シートを測定用サンプルとする。この測定用サンプルについて、前記(粘着力の測定方法)と同様の方法により、粘着力の測定を行って、粘着力(N/25mm)を求める。具体的には、測定用サンプルを被着体(SUS430BA)に、2kgのローラを一往復させて圧着させ、1分後、温度:23±2℃、湿度:50±5%RHの雰囲気下で、引張試験機を使用して、引張速度:300mm/分、剥離角度:180°にて溶剤含有物除去用粘着シートを被着体から引き剥がしたときの粘着力(N/25mm)を求める。
(クリーニング性の評価方法)
一定回数使用して、ペーストが裏回りしたスクリーン版の裏側に、溶剤含有物除去用粘着シートを貼り付けて剥がすという操作を行い、スクリーン版のクリーニングを行って、下記の基準によりクリーニング性について評価した。
クリーニング性の評価基準
○:溶剤含有物除去用粘着シートをスクリーン版の裏側にきれいに貼り合わせることができ、良好にクリーニングをすることができた。
×:溶剤含有物除去用粘着シートが変形しており、溶剤含有物除去用粘着シートをスクリーン版の裏側にきれいに貼り合わせることができず、除去斑があり、良好にクリーニングをすることができなかった。
Figure 2006159889
表1より、実施例に係る溶剤含有物除去用粘着シートは、コシ強度が0.8N/25mm以上であるため、皺や折れ等の変形が生じておらず、スクリーン版の裏側にきれいに貼り合わせて、良好にクリーニングすることができることが確認された。
図1は溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を測定する際の測定用サンプルに関する図である。 図2は溶剤含有物除去用粘着シートのコシ強度を測定する方法を示す概略図である。 図3は、粘着シートを用いて、スクリーン印刷版の裏側に裏回りしたペーストを除去する方法の一例を示す概略図である。
符号の説明
1 溶剤含有物除去用粘着シート
2 溶剤含有物除去用粘着シート1により作製された筒状物
2a ラップ部(重ね合わせ部)
2b 円筒状の円開口部
3 スクリーン版
4 クリーニングユニット
41 繰出しロール
42 クリーニングロール
43 巻取りロール
4a クリーニングユニットの移動方向
5 繰出しロールに取り付けられたスクリーン印刷版清浄用粘着シート
5a 粘着シート5の粘着剤層表面(粘着面)
6 粘着シート5を繰出して使用した後に巻取った粘着シート

Claims (5)

  1. 基材と、該基材の少なくとも片方の面に形成された粘着剤層とを有する溶剤含有物除去用粘着シートであって、溶剤含有物除去用粘着シート(65.8mm×25mm)を、長手方向における端部どうしが3mm幅で重ね合わせられた円筒状の状態で固定させた筒状物(直径20mm、高さ25mm)を、温度23±2℃、相対湿度50±5%の環境下、円筒状の一方の円開口部側から圧縮速度10mm/minにて圧縮させた際の応力の最大値が、0.8N/25mm以上であることを特徴とする溶剤含有物除去用粘着シート。
  2. 基材の平均厚みが120μm以下であり、且つ幅方向における厚みの最大値と最小値との差が6μm以下である請求項1記載の溶剤含有物除去用粘着シート。
  3. 幅方向の長さが1000mm以上である請求項1又は2記載の溶剤含有物除去用粘着シート。
  4. スクリーン印刷版の清浄用の粘着シートとして用いられる請求項1乃至3の何れかの項に記載の溶剤含有物除去用粘着シート。
  5. スクリーン印刷版を清浄する方法であって、スクリーン印刷版の裏面に、請求項1乃至4の何れかの項に記載の溶剤含有物除去用粘着シートを、粘着剤層の表面が接触する形態で貼り合わせた後、剥離させることにより、スクリーン印刷版の裏面に付着している溶剤含有物を除去することを特徴とするスクリーン印刷版の清浄方法。
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