JP2006158042A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来例では、軽負荷時に間欠発振が発生したり、出力電圧の負荷変動が非常に大きい。また、無駄な消費電力が発生していた。
【解決手段】トランスTRの1次巻線N1に接続した1次側回路には、1次巻線N1を駆動する主スイッチング素子Qmを設けると共に、出力電圧を検出してフィードバックし、かつ、トランスの3次巻線N3の誘起電圧を取り込んで出力電圧が定電圧となるように主スイッチング素子Qmを駆動制御する制御回路1を設ける。また、トランスTRの2次側回路に、出力端子に擬似負荷として接続したダミー負荷回路3と、トランスTRの2次巻線N2の電圧を検出する検出回路2と、検出回路2により制御され、ダミー負荷回路3をオン/オフして軽負荷時のみ通電するように制御を行うダミー負荷制御回路4を備えている。
【選択図】 図1

Description


本発明は、RCC(リンギングチョークコンバータ)方式のスイッチング電源装置、PWM制御型のフライバックコンバータ、或いはフォワードコンバータ等のスイッチング電源装置に関する。

(1) :従来例1
以下、特許文献1を従来例1として説明する。従来例1は、広範囲な負荷変動に対しても電圧制御の安定化を図るスイッチング電源装置に関するものである。
図6にスイッチング電源装置の回路例を示す。このスイッチング電源装置は、基本的構成がRCC方式で、かつ軽負荷安定化回路50を設け、負荷100が大きい(小さい)場合にはこれを自動検出してダミー負荷40を分離(接続)することができるように形成されている。
2次直流電源30側には、ダミー負荷40と直列接続されたスイッチ回路(トランジスタ)51と、電圧検出回路52とからなる軽負荷安定化回路50が設けられている。電圧検出回路52は、ツェナーダイオードZDと分圧抵抗R1、R2とからなり、設定電圧を超えると、トランジスタ(51)をONさせ、その余の場合にはOFFするものと形成されている。
ここに、ダミー負荷40は、負荷100が大きい場合には2次直流電源30から分離されるので、第1に最大負荷時における電力消費の増大、電源効率の低下という問題を考えることなくダミー負荷40の値を大きく選択できる。第2に、当該負荷100の最小側変動に対しても制御安定化が図れる範囲内でその値を小さく選択できる。すなわち、発振周波数をできるだけ高めることにより、パルストランス20の小型化が図れる。よって、双方事項を勘案の上、適宜に選択決定すればよい。
かかるRCC方式スイッチング電源装置では、負荷100が大きければ軽負荷安定化回路50はダミー負荷40を2次直流電源30から分離する。一方、負荷100が小さく(軽負荷)なると、発振周波数が高まり、制御が不安定になり2次直流電源電圧V2が上昇して来る。すると、電圧検出回路52が設定電圧を超えたときにトランジスタ(51)をONさせてダミー負荷40を2次直流電源30に接続する。よって、見掛上の負荷(100)が増大するので、発振周波数は抑制され2次直流電源電圧V2を一定に安定化できる。
しかして、スイッチング回路51と電圧検出回路52とからなる軽負荷安定化回路50を設け、負荷100が小さくなって発振周波数が高くなり制御安定化困難となる場合にダミーに抵抗40を接続しその余の場合には分離する構成とされているので、負荷100の最少〜最大の変動があっても2次直流電源電圧V2を安定化できかつ節電と所定の電源効率を維持することができる。
また、電圧検出回路52は、ツェナーダイオードZDと分圧抵抗R1、R2とから形成されているので、設定電圧の選択等が容易で適用性が広く取扱簡単である。
(2) :従来例2
以下、特許文献2を従来例2として説明する。従来例2は、入力電圧に高低差の幅があっても、安定した電源電圧が得られるようにした電源回路に関する。図7は電源回路の1実施例を示した図である。
図7に示したように、電源トランス7の2次側にある出力端子A、Bに接続された負荷の変動に応じて制御回路8がスイッチングトランジスタ9のベース電圧の印加周期を変更し、これにより1次側トランスに流れる単位時間当たりの電流量を制御してA、B間電圧を定電圧に保っている。
出力端子A、B間の負荷の変動は、2次側に配置された分圧抵抗10、11、シャントレギュレータ12、抵抗13、及びフォトダイオード14と、1次側に配されたフォトトランジスタ15とにより検出されるようになっており、前記負荷変動に応じて変動するA、B間電圧の変動をシャントレギュレータ12により検出し、フォトダイオード14及びフォトトランジスタ15を介してこの変動量を1次側に伝達せしめ、これによって、前記端子間の電圧変動を解消するように1次側巻線に流れる前記電流量を制御してAB間電圧を常に一定にするようにしている。
図7において、16および17はダイオード及び平滑コンデンサで、2次側巻線に励起された方形波電圧を直流に変換している。18および19は整流器および平滑コンデンサで、交流源20からフィルタ21を介して印加された交流電圧を直流に変換している。22は1次側巻線に印加される方形波電流のノイズを抑制するためのスナバーである。
かかる構成によれば、整流用ダイオード5及び整流用コンデンサ6によって入力電圧に比例した直流電圧を作り、トランジスタ2によって、ダミー抵抗1を流れる電流を制御する。このダミー抵抗1に流れる電流の量は、トランジスタ2のベースに印加される電圧が低ければ低い程、すなわち、入力電圧が高い程多くなり、多くの負荷が付加されたものとなる。なお、抵抗3および定電圧ダイオード4は、前記ダミー抵抗1に流れる電流を調整するためのものである。
このように、本実施例によれば、入力電圧が高い時は、ダミー負荷が多く付加され、入力電圧が低い時は、少ない負荷が付加される。この結果、入力電圧に応じた間欠発振防止用のダミー負荷が付加されるとともに無駄な負荷が付加されることもない。
特開平5−236743号公報 実開平5−80185号公報

(1) :従来例1では、出力電圧が上昇し、或る設定電圧(ツェナーダイオードで検出した電圧)を超えたら、ダミー抵抗が導通する。よって、出力電圧の負荷変動が非常に大きい。また、ツェナーダイオードで検出しているため、検出点のばらつきが大きくなる。また、ダミー切り替り時にヒステリシスが無いので、ダミー切り替り時に動作にチャタリングが発生する可能性がある。
(2) :RCC方式のスイッチング電源装置では、RCCの基本動作から、軽負荷になると発振周波数が高くなり、かつオン期間も短くなることから、メインスイッチ素子がこのオン期間を確保できなくなる。そのため、間欠発振を起こす。その結果、出力リップル電圧が非常に大きくなったり、出力電圧が上昇してしまうという課題があった。
(3) :従来例2では、常にダミー負荷が接続されており、入力電圧の大小により負荷量を制御している。よって、パワーロスが大きい。また、大きいトランジスタが必要となる。
そこで本発明は、前記のような従来の課題を解決し、軽負荷時の間欠発振、出力リップル電圧の上昇を防止し、無駄な消費電力を極力少なくすると共に、軽負荷時にのみダミー負荷回路を接続して出力電圧の変動率を改善することを目的とする。

本発明は、前記の目的を達成するため、入力端子と出力端子間にトランスを設け、該トランスの1次巻線に接続した1次側回路と、該トランスの2次巻線に接続した2次側回路とを有し、前記1次側回路に、前記トランスの1次巻線を駆動する主スイッチング素子を設けると共に、前記出力端子から出力電圧を検出してフィードバックし、かつ、トランス巻線の誘起電圧を取り込んで出力電圧が定電圧となるように前記主スイッチング素子を駆動制御する制御回路を備えたスイッチング電源装置において、前記2次側回路に、前記出力端子に擬似負荷として接続したダミー負荷回路と、前記トランスの2次巻線電圧を検出する検出回路と、前記検出回路により制御され、前記ダミー負荷回路を軽負荷時にのみ通電するように制御を行うダミー負荷制御回路を備えていることを特徴とする。
また、前記スイッチング電源装置において、前記検出回路は、抵抗とコンデンサを含む時定数回路と、該時定数回路により制御される第1のスイッチ素子を含み、軽負荷状態では前記第1のスイッチ素子がオフに制御され、軽負荷以外の通常負荷状態では、前記第1のスイッチ素子がオンに制御されると共に、前記ダミー負荷制御回路は、前記検出回路の第1のスイッチ素子がオンの時に充電されるコンデンサと、該コンデンサの充電電圧によりオン/オフ制御される第2のスイッチ素子と、該第2のスイッチ素子によりオン/オフ制御される第3のスイッチ素子を含み、軽負荷時に、前記第1のスイッチ素子がオフであれば、前記第2のスイッチ素子がオフで、前記第3のスイッチ素子がオンとなって前記ダミー負荷回路をオンにして通電状態とし、通常負荷時に前記第1のスイッチ素子がオンになると、前記第2のスイッチ素子がオンとなり、前記第3のスイッチ素子がオフとなって前記ダミー負荷回路をオフにして通電状態を停止させることで、軽負荷時のみダミー負荷回路を通電させる制御機能を有することを特徴とする。
また、前記スイッチング電源装置において、前記ダミー負荷回路の切り替え時にヒステリシス動作を行わせるためのヒステリシス回路を、前記検出回路とダミー負荷制御回路との間に設け、前記第1のスイッチ素子がオフ、第2のスイッチ素子がオフの状態と、前記第1のスイッチ素子がオン、第2のスイッチ素子がオンになった状態とで、前記第1のスイッチ素子の入力電位を変化させることで、前記ダミー負荷回路のオン/オフ切り替え時にヒステリシス動作をさせる機能を備えていることを特徴とする。
(作用)
以下、図1を参照しながら、前記構成に基づく作用を説明する。
入力電圧V1を印加すると、制御回路1は出力電圧が定電圧となるように主スイッチング素子Qmの駆動制御を開始する。この駆動制御により、主スイッチング素子Qmがオン/オフ動作を繰り返し、トランスTRの2次巻線N2に2次巻線電圧V2が誘起する。この2次巻線電圧V2を検出回路2が検出する。この場合トランスTRの2次巻線N2に2次巻線電圧V2が誘起すると、抵抗R1、R2を介してコンデンサC1が充電される。
そして、通常負荷時にはMOSFETQ1はオンとなる。しかしながら、軽負荷時には、負荷電流(出力電流)Ioの値が小さくなりMOSFETQ1はオンにならない。検出回路2では2次巻線電圧V2を直流電圧に変換し、通常負荷と軽負荷時の発振波形が異なる事からこの電圧の大小により負荷電流(出力電流)Ioを擬似的に検出する。
この場合、軽負荷時には2次巻線電圧波形が傾きが緩やかでありMOSFETQ1はオンしない(オフである)。しかし、通常負荷時にはトランスTRの2次巻線電圧波形の傾きが急峻になり、MOSFETQ1はオンになる。そして、軽負荷時にMOSFETQ1がオフであれば、コンデンサC2は充電されず、MOSFETQ2はオフのままである。この時、トランジスタQ3のベース−エミッタには、出力端から抵抗R5を介して電流が流れ、該トランジスタQ3はオンとなっていて、ダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れる。
一方、通常負荷時にはMOSFETQ1がオンとなり、コンデンサC2の電圧が上昇し、MOSFETQ2がオンとなる。このため、トランジスタQ3のベース電位が低下してトランジスタQ3はオフとなる。そのため、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6に電流が流れなくなり、ダミー負荷回路3が通電停止状態になる。
このように、ダミー負荷制御回路4の制御により、軽負荷時にはダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れている。しかし、通常負荷時には、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6に電流が流れなくなり、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6が出力から切り離される。
また、ヒステリシス回路5が設けてあるので、軽負荷時には出力電流Ioが少ないため、MOSFETQ1がオフ、MOSFETQ2がオフ、トランジスタQ3がオンとなり、ダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れる。その後、出力電流Ioが増加し、MOSFETQ1がオン、MOSFETQ2がオンになると、オン状態のMOSFETQ2を介してヒステリシス回路5に電流が流れ、MOSFETQ1のゲート電位を更に負側へ深くバイアスする。従って、ヒステリシス回路5により、ダミー負荷回路3の切り替わり時にチャタリングの発生を防止している。
以上のようにして、軽負荷時の間欠発振、出力リップル電圧の上昇を防止し、無駄な消費電力を極力少なくすると共に、軽負荷時にのみダミー負荷回路を出力端子に接続して出力電圧の変動率を改善することができる。

(1) :トランスの2次巻線電圧波形から負荷電流(出力電流)を擬似的に検出することで軽負荷状態を検出し、軽負荷と判断された時のみダミー負荷回路を通電状態にして、出力端子にダミー負荷回路を接続できる。そのため、出力電圧の変動が少なくなる。また、負荷電流が大きくなると、ダミー抵抗が切り離される為、電力ロスが減少する。
(2) :ヒステリシス回路を設けているため、ダミー負荷回路のオン/オフ切り替え時の動作にチャタリングが無くなり、出力電圧変動も少なくなる。
(3) :軽負荷時の間欠発振、出力リップル電圧の上昇を防止し、無駄な消費電力を極力少なくすると共に、軽負荷時にダミー負荷回路を接続して出力電圧の変動率を改善することができる。
§1:スイッチング電源装置の回路構成の説明
図1はスイッチング電源装置の回路例、図2はスイッチング電源装置の詳細な回路の説明図である。以下、図1、図2に基づきスイッチング電源装置の回路構成を説明する。
図1に示したように、このスイッチング電源装置は、入力端子と出力端子間にトランスTRを設け、該トランスの1次巻線に接続した1次側回路と、該トランスの2次巻線に接続した2次側回路等で構成されている。
前記1次側回路は、入力端子間に接続された平滑用コンデンサC11と、主スイッチング素子(例えば、バイポーラ型トランジスタ)Qmと、該主スイッチング素子Qmを駆動して出力端子の出力電圧(負荷電圧)が定電圧となるように制御を行う制御回路1と、入力端子と制御回路1及び主スイッチング素子Qmの入力端子(例えば、トランジスタのベース)間に接続された抵抗R11等で構成されている。
この場合、トランスTRには1巻線N1と、2次巻線N2と、3次巻線N3が設けてあり、主スイッチング素子Qmの端子(この例では、コレクタ)が1次巻線N1の一方の端子に接続されている。また、3次巻線N3の一方の端子が制御回路1に接続されている。前記制御回路1には、スイッチング電源装置の出力電圧(出力端子の電圧)をフィードバックして入力し、定電圧制御するように構成されている。
トランスTRの2次側回路は、トランスTRの2次巻線N2に接続され、該2次巻線N2に発生する2次巻線電圧V2を検出する検出回路2と、ダミー負荷回路3と、ダミー負荷回路3の制御を行うダミー負荷制御回路4と、ダミー負荷回路の切り替え時にヒステリシスを持たせるヒステリシス回路5と、整流用のダイオードD3と、出力側平滑用コンデンサC3等で構成されている。
検出回路2は、トランスTRの2次巻線N2の両端子間に接続された抵抗R1、R2及びコンデンサC1の直列回路を含む時定数回路と、PチャンネルMOSFETQ1(以下、単に「MOSFETQ1」と記す)で構成されている。なお、図2では、MOSFETQ1のゲートをG、ソースをS、ドレインをDで示してある。
ダミー負荷回路3はダミー負荷抵抗R6で構成されている。また、ダミー負荷制御回路4は、ダイオードD1、コンデンサC2、抵抗R3、NチャンネルMOSFETQ2(以下、単に「MOSFETQ2」と記す)、抵抗R5、バイポーラ型トランジスタQ3(以下、単に「トランジスタQ3」と記す)等で構成されている。ヒステリシス回路5は、ダイオードD2、抵抗R4の直列回路で構成されている。
ところで、トランスTRの2次巻線N2に誘起した2次巻線電圧V2の波形(後述する)は、出力端子に流れる負荷電流(出力電流)Ioに従って波形の傾斜が異なっている。そこで検出回路2では、負荷電流(出力電流)Ioを前記波形の傾きに従った直流電圧に変換し、負荷電流(出力電流)Ioを擬似的に検出する。
そして、検出回路2の前記時定数回路のCR時定数を予め適切な値に選定することにより、トランスTRの2次巻線電圧の電圧波形の傾きが緩やかな時にはMOSFETQ1がオンにならないようにし、前記電圧波形の傾きが急峻になるとMOSFETQ1がオンになるように構成している。
§2:スイッチング電源装置の動作の概要
図1、図2に示したスイッチング電源装置の動作概要は次の通りである。
入力端子に入力電圧V1(直流電圧)を印加すると、コンデンサC11により平滑化された電圧が発生する。この時、制御回路1は出力電圧が定電圧となるように主スイッチング素子Qmの駆動制御を開始する。この駆動制御により、主スイッチング素子Qmがオン/オフ動作を繰り返し、トランスTRの1次巻線N1に電流が流れて、2次巻線N2、3次巻線N3に誘起電圧を発生する。
この場合、制御回路1はトランスTRの3次巻線N3の誘起電圧を入力し、かつ、出力電圧Voをフィードバックして取り込み、主スイッチング素子Qmの駆動制御を行なって出力電圧の定電圧制御を行う。
そして、トランスTRの2次巻線N2に誘起した2次巻線電圧V2を検出回路2が検出する。この場合、抵抗R1、R2を介してコンデンサC1を充電する。
その充電の過程でMOSFETQ1のゲート−ソース間の浮遊容量Cgs(以下「容量Cgs」と記す)が充電されるが、その容量Cgsの充電電圧によりMOSFETQ1がオンになったり、オフのままだったりする(詳細は後述する)。そして、2次巻線電圧の極性が反転すると、コンデンサC1の電荷も放電され、次のサイクルには再び充電されるというような動作を繰り返す。
前記の動作に伴ってMOSFETQ1の容量Cgsが充電と放電を繰り返すが、軽負荷時には、負荷電流(出力電流)Ioの値が小さくなり、容量Cgsの充電電圧はMOSFETQ1がオンになるための閾値に達せず、該MOSFETQ1はオンにならない(オフのままである)。しかし、軽負荷以外の通常負荷時(軽負荷時より負荷電流が多い状態)には、容量Cgsの充電電圧が前記閾値を超えるため、MOSFETQ1はオンになる。
また、軽負荷時にMOSFETQ1がオフであれば、コンデンサC2は充電されず、MOSFETQ2はオフのままである。この時、トランジスタQ3のベース−エミッタには、出力端から抵抗R5を介して電流が流れ、該トランジスタQ3はオンとなって、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6には電流(ダミー負荷電流)が流れる。
一方、通常負荷時には、MOSFETQ1がオンとなり、ダイオードD1を介してコンデンサC2が充電される。そして、コンデンサC2の充電電圧が所定値に達すると、MOSFETQ2がオンになる。そのため、トランジスタQ3がオフとなり、ダミー負荷回路3のダミー抵抗R6に流れていた電流は停止し、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6が動作停止状態(オフ)になる。
また、ヒステリシス回路5は、出力側に前記ダミー負荷回路3を挿入したり、切り離したりする際にヒステリシス動作をさせることで切り替え時の状態を安定化させる(チャタリングを除去する)。すなわち、前記MOSFETQ1がオフ、MOSFETQ2がオフの状態と、MOSFETQ1がオン、MOSFETQ2がオンになった状態とで、MOSFETQ1のゲート電圧を変化させる(MOSFETQ2がオンになるとゲート電圧が更に低くなる)ことで、前記ダミー負荷回路3のオン/オフ切り替え時にヒステリシス動作をさせる機能を備えている。
以上のようにして、軽負荷時にのみ出力端子にダミー負荷回路3を挿入し、軽負荷時以外の通常負荷時には出力側からダミー負荷回路3を切り離すように動作する。
§3:スイッチング電源装置の詳細な動作
図3は各部の波形図である。図4は負荷電流対入力電流特性図である。図5は出力リップル電圧波形図である。以下、図1、図2を参照しながら図3乃至図5に基づいてスイッチング電源装置の動作を詳細に説明する。
(1) :トランスTRの1次側回路の動作
入力端子に入力電圧V1が印加されると、主スイッチング素子Qmは、制御回路1の駆動制御によりオン/オフ駆動される。そして、主スイッチング素子Qmがオンになると、トランスTRの1次巻線N1に電流が流れて、2次巻線N2、3次巻線N3に誘起電圧を発生する。その後、3次巻線N3の誘起電圧が減少すると、制御回路1により主スイッチング素子Qmがオフに駆動される。このようにして、1次巻線N1には主スイッチング素子Qmにより矩形波電圧が印加される。
すなわち、制御回路1は、トランスTRの3次巻線N3の誘起電圧を入力し、かつ、出力電圧Voをフィードバックして取り込み、主スイッチング素子Qmの駆動制御を行う。このような動作により、主スイッチング素子Qmがオン/オフ動作を繰り返し、トランスTRの1次巻線N1に矩形波電圧が印加されると共に、トランスTRの2次巻線N2に2次巻線電圧V2が誘起する。
(2) :検出回路2の動作
前記のようにしてトランスTRの2次巻線N2に2次巻線電圧V2が誘起すると、検出回路2が2次巻線電圧V2を検出する。この場合、トランスTRの2次巻線N2に2次巻線電圧V2が誘起すると、抵抗R1、R2を介してコンデンサC1が充電される。この時、MOSFETQ1の容量Cgsを介して電流が流れることにより容量Cgsは充電と放電を繰り返す。
そして、軽負荷時には、負荷電流(出力電流)Ioの値が小さくなり、容量Cgsの充電電圧はMOSFETQ1のゲート−ソース間電圧の閾値に達せず、該MOSFETQ1はオンにならない(オフの状態)。しかし、軽負荷以外の通常負荷時には、容量Cgsの充電電圧がMOSFETQ1のゲート−ソース間電圧の閾値を超えるため、該MOSFETQ1はオンになる。以下、通常負荷時及び軽負荷時の動作を図3を参照しながら説明する。
(a) :図3のA図(トランス2次巻線電圧波形)、B図(Q1Vgs波形)、C図(Q2Vgs波形)はそれぞれ負荷電流(出力電流)Io=0%の時(軽負荷時の状態に対応)の波形図である。また、図3のD図(トランス2次巻線電圧波形)、E図(Q1Vgs波形)、F図(Q2Vgs波形)は、負荷電流(出力電流)Io=50%の時(通常負荷時の状態に対応)の波形図である。
そして、図3のA図及びD図は、トランス2次巻線電圧波形、図3のB図及びE図は、MOSFETQ1のVgs(ゲート−ソース間電圧)波形、図3のC図及びF図は、MOSFETQ2のVgs(ゲート−ソース間電圧)波形である。なお、図3のB図及びE図の「Vth」は、MOSFETQ1のVgs(ゲート−ソース間電圧)の閾値(オン/オフの閾値)を示す。
(b) :トランスTRの2次巻線N2の電圧V2波形は、図3のA図、D図のように、負荷電流Ioに従って傾斜が異なっている。すなわち、図3のA図に示した2次巻線電圧波形は緩やかな傾斜(ライズタイムtr≒300nS)となっているが、図3のD図に示した2次巻線電圧波形は急峻な傾斜(ライズタイムtr≒100nS)となっていて、両者の波形の傾斜は図示のように異なっている。
検出回路2では、トランスTRの2次巻線電圧V2を、この波形の傾斜に従った(傾きに従った)直流電圧に変換し、負荷電流(出力電流)Ioを擬似的に検出する。
(c) :検出回路2において、抵抗R1、R2、コンデンサC1から成る時定数回路のCR時定数を適切に選択することで、前記傾きが緩やかな時(図3のA図参照)にMOSFETQ1のゲート−ソース間電圧Vgsが閾値Vthに達しないで(図3のB図参照)MOSFETQ1はオンしない(オフである)。しかし、前記傾きが急峻になると(図3のD図、E図参照)、MOSFETQ1のゲート−ソース間電圧Vgsは、閾値Vthを超えるため、オンになる。
(3) :ダミー負荷制御回路4の動作
前記のようにして、軽負荷時にMOSFETQ1がオフであれば、コンデンサC2は充電されず、MOSFETQ2はオフのままである(図3のC図参照)。この時、トランジスタQ3のベース−エミッタには、出力端から抵抗R5を介して電流が流れ、該トランジスタQ3はオンとなっていて、ダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れている。
一方、通常負荷時には、MOSFETQ1がオンとなり、ダイオードD1を介してコンデンサC2が充電を開始する。そして、コンデンサC2の電圧が徐々に上昇し、MOSFETQ2のゲート−ソース間電圧Vgsが閾値に達すると(図3のE図、F図参照)、該MOSFETQ2はオンとなる。このため、トランジスタQ3のベース電位が低下してトランジスタQ3はオフとなる。そのため、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6に電流が流れなくなり、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6が出力から切り離される。
このように、ダミー負荷制御回路4の制御により、軽負荷時にはダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れている。しかし、通常負荷時には、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6に電流が流れなくなり、ダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6が出力から切り離される。
(4) :ヒステリシス回路の動作
図4はヒステリシス動作の特性図である。以下、図1、2を参照しながら、図4に基づいてヒステリシス回路の動作を説明する。
図4において、横軸は負荷電流(出力電流)Io、縦軸は入力電流Iinを示す。図4に示したように、軽負荷時にはダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れている。このため、軽負荷時には入力電流Iinが大きくなっている。この状態から負荷電流Ioが次第に増加すると、或る状態でダミー負荷抵抗R6が切り離される。
この時、ダミー負荷抵抗R6に流れていたダミー負荷電流が無くなるため、入力電流Iinは一時的に減少する。すなわち、軽負荷時にダミー負荷抵抗R6が動作している間、入力電流Iinが大きくなっているが、軽負荷状態から通常負荷状態へ遷移する過程で、ダミー負荷抵抗R6が出力から切り離される。
この状態で一時的に入力電流Iinが減少し、その後、出力電流Ioが増加するにつれて入力電流Iinも増加する。このダミー負荷抵抗R6の切り替わりの時に、チャタリングの発生を無くすために、ダイオードD2と抵抗R4からなるヒステリシス回路5が動作をする。前記ヒステリシス回路5のヒステリシス動作は次の通りである。
先ず、軽負荷時には出力電流Ioが少ないため、MOSFETQ1がオフ、MOSFETQ2がオフ、トランジスタQ3がオンとなり、ダミー負荷抵抗R6にダミー負荷電流が流れる。その後、出力電流Ioが増加し、MOSFETQ1がオン、MOSFETQ2がオンになると、オン状態のMOSFETQ2を介してヒステリシス回路5に電流が流れ、MOSFETQ1のゲート電位を更に負側へ深くバイアスする。
従って、その後、出力電流Ioが再び減少した場合、ヒステリシス動作を行う。すなわち、出力電流Ioが小さい値から次第に大きくなる時に、或る電流Iαで、MOSFETQ1がオン、MOSFETQ2がオンとなる。また、出力電流Ioが大きい値から次第に小さくなる時に、或る電流Iβで、MOSFETQ1がオフ、MOSFETQ2がオフとなるがIβ<Iαの関係があり、切り替わり時にチャタリングを防止している。
(5) :出力リップル電圧波形の説明
図5は出力リップル電圧波形図である。図5において、A図はダミー負荷抵抗無し、出力電流Io=0%、間欠発振の状態を図示しており、縦軸が出力電圧(出力リップル電圧)波形を示している(交流で表示)。この場合の出力リップル電圧波形は繰り返しの周期が発振周期よりも長くなっていることがわかる。
また、図5において、B図はダミー負荷抵抗有り、負荷電流(出力電流)Io=0%、正常の状態を図示しており、縦軸が出力リップル電圧波形を示している(交流で表示)。この場合の出力電圧波形は、ほぼGNDレベルとなっている。
このように、Io=0の軽負荷時にダミー負荷抵抗R6が無いと、図5のA図のような間欠発振状態となり出力電圧が不安定になる。そこで前記のように軽負荷時にのみダミー負荷回路3のダミー負荷抵抗R6に通電して動作させれば、図5のB図のように、出力電圧にリップルも無くなり出力電圧が安定することが分かる。
なお、以上の説明では、RCC(リンギングチョークコンバータ)方式のスイッチング電源装置の例について説明したが、本発明はこのような例に限らず、例えば、PWM制御型のフライバックコンバータ、或いはフォワードコンバータ等のスイッチング電源装置にも前記と同様にして適用可能である。

実施の形態におけるスイッチング電源装置の回路例である。 実施の形態におけるスイッチング電源装置の詳細な回路の説明図である。 実施の形態における各部の波形図である。 実施の形態におけるヒステリシス動作の特性図である。 実施の形態における出力リップル電圧波形図である。 従来例1の説明図である。 従来例2の説明図である。
符号の説明
1 制御回路
2 検出回路
3 ダミー負荷回路
4 ダミー負荷制御回路
5 ヒステリシス回路
Qm 主スイッチング素子
Q1 PチャンネルMOSFET
Q2 NチャンネルMOSFET
Q3 バイポーラ型トランジスタ
C11 入力側平滑用コンデンサ
C1、C2 コンデンサ
C3 出力側平滑用コンデンサ
D1、D2、D3 ダイオード
R11、R1、R2、R3、R4 抵抗
R6 ダミー負荷抵抗
TR トランス
N1 トランスTRの1次巻線
N2 トランスTRの2次巻線
N3 トランスTRの3次巻線
V1 入力電圧
V2 2次巻線電圧
Vo 出力電圧

Claims (3)

  1. 入力端子と出力端子間にトランスを設け、該トランスの1次巻線に接続した1次側回路と、該トランスの2次巻線に接続した2次側回路とを有し、
    前記1次側回路に、
    前記トランスの1次巻線を駆動する主スイッチング素子を設けると共に、前記出力端子から出力電圧を検出してフィードバックし、かつ、トランス巻線の誘起電圧を取り込んで出力電圧が定電圧となるように前記主スイッチング素子を駆動制御する制御回路を備えたスイッチング電源装置において、
    前記2次側回路に、
    前記出力端子に擬似負荷として接続したダミー負荷回路と、
    前記トランスの2次巻線電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路により制御され、前記ダミー負荷回路をオン/オフして軽負荷時のみ通電するように制御を行うダミー負荷制御回路を備えていることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記検出回路は、抵抗とコンデンサを含む時定数回路と、該時定数回路により制御される第1のスイッチ素子を含み、
    軽負荷状態では前記第1のスイッチ素子がオフに制御され、軽負荷以外の通常負荷状態では、前記第1のスイッチ素子がオンに制御されると共に、
    前記ダミー負荷制御回路は、前記検出回路の第1のスイッチ素子がオンの時に充電されるコンデンサと、該コンデンサの充電電圧によりオン/オフ制御される第2のスイッチ素子と、該第2のスイッチ素子によりオン/オフ制御される第3のスイッチ素子を含み、
    軽負荷時に、前記第1のスイッチ素子がオフであれば、前記第2のスイッチ素子がオフで、前記第3のスイッチ素子がオンとなって前記ダミー負荷回路をオンにして通電状態とし、
    通常負荷時に前記第1のスイッチ素子がオンになると、前記第2のスイッチ素子がオンとなり、前記第3のスイッチ素子がオフとなって前記ダミー負荷回路をオフにして通電状態を停止させることで、軽負荷時のみダミー負荷回路を通電させる制御機能を有することを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記ダミー負荷回路の切り替え時にヒステリシス動作を行わせるためのヒステリシス回路を、前記検出回路とダミー負荷制御回路との間に設け、
    前記第1のスイッチ素子がオフ、第2のスイッチ素子がオフの状態と、前記第1のスイッチ素子がオン、第2のスイッチ素子がオンになった状態とで、前記第1のスイッチ素子の入力電位を変化させることで、前記ダミー負荷回路のオン/オフ切り替え時にヒステリシス動作をさせる機能を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチング電源装置。
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