JP2006158035A - Dcブラシレスモ−タ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のこの種のモ−タのロータは、ロ−タの両側面を弾性体で挟持してシャフトに固定されていた。従来の弾性体を両側面だけで挟持する構成では、ロ−タの内径部とシャフトが触れているためモ−タを駆動するとロ−タとステ−タとの間に働く電磁力によりロ−タが振動し、ロ−タの先端に取り付けられているファンに振動が伝達されて共振し、騒音を発生するという課題を有していた。
【解決手段】ロ−タ2の両側面及び内径部を弾性体6で挟持し、ロータ2とシャフト8を弾性体6を挟んで固定具7により固定する構成にすることにより、ロ−タ2の先端に取り付けられているファン9に振動が伝達されにくくなり、簡易な構成で騒音を低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ロ−タ2の両側面及び内径部を弾性体6で挟持し、ロータ2とシャフト8を弾性体6を挟んで固定具7により固定する構成にすることにより、ロ−タ2の先端に取り付けられているファン9に振動が伝達されにくくなり、簡易な構成で騒音を低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、DCブラシレスモ−タの騒音を低減するための構造に関するものである。
従来、この種のモ−タのロータは図5、図6に示すようにロ−タの両側面を弾性体で挟持してシャフトに固定されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−324893号公報
しかしながら、前記従来のモ−タは弾性体106を固定具107で両側面だけで挟持する構成であり、ロ−タ102の内径部とシャフト108が触れているため、モ−タを駆動するとロ−タ102とステ−タ112との間に働く電磁力によりロ−タ102が振動し、ロ−タ102の先端に取り付けられているファン109に振動が伝達されて共振し、騒音を発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、弾性体を両側面及びロ−タの内径部で挟持する構成にすることにより、ロ−タの先端に取り付けられているファンに振動が伝達されにくくなり、簡易な構成で騒音を低減することができるDCブラシレスモ−タを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のDCブラシレスモ−タは、ベアリングを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングを保持するハウジング部と、モールド成形により得られたステータとを有するDCブラシレスモータであって、前記ロ−タの両側面及び内径部を弾性体で挟持し、弾性体を挟んで固定具によりロ−タとシャフトを固定することにより、振動を吸収し騒音を低減することができる。
本発明のDCブラシレスモ−タは、両側面及びロ−タ内径部を弾性体で挟持し、弾性体を挟んで固定具によりロ−タとシャフトを固定することにより、ロ−タとシャフトが弾性体により防振され、ロ−タの先端に取り付けられているファンに振動が伝達されにくくなり、騒音を低減することができる。
第1の発明は、ベアリングを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングを保持するハウジング部と、モールド成形により得られたステータとを有するDCブラシレスモータであって、前記ロ−タの両側面及び内径部を弾性体で挟持し、弾性体を固定具によりロ−タとシャフトを固定した構造とする。ロ−タの両側面と内径部を弾性体にて固定することにより、ロ−タとシャフトが弾性体により防振され、ロ−タの先端に取り付けられているファンに振動が伝達されにくくなり騒音を低減することができる。
第2の発明は、ロ−タの両側面及び内径部を弾性体で挟持し、ロ−タ内径部の弾性体の合わせ面に若干隙間を空けてロ−タとシャフトを固定した構造とする。固定具により弾性体を挟持すると挟持力によりロ−タ内部の合わせ面が両方から押され潰され弾性体とロ−タ及びシャフトに隙間ができる。弾性体の合わせ面に若干の隙間を空けることによりロ−タとシャフトが挟持されて潰されることなく固定できる。
第3の発明は、固定具の内径部及びシャフト外形部にネジ山を構成し、前記固定具及びシャフトのネジ部によりロ−タとシャフトを固定することにより、安価な構成にてロ−タを固定することができる。
第4の発明は、弾性体をエラストマ−またはEPDM材により構成することにより、より防振効果が発揮できる。
上記第1から第4の発明のDCブラシレスモ−タは空気調和機の室外機に使用されるのが好ましい。空気調和機用のファンモ−タは、常時運転する場合が多いため低騒音化が要求される。従って、上記1〜4のDCブラシレスモ−タを空気調和機用のファンモ−タとして使用すると本発明の効果がより顕著に発現する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるDCブラシレスモ−タの部分断面図、図2はロータの断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるDCブラシレスモ−タの部分断面図、図2はロータの断面図である。
ベアリング1を介して回転自由に保持されたロータ2と、前記ベアリング1を保持するハウジングA3、B4と、モールド成形により得られたステータ5とを有するDCブラシレスモータであって、前記ロ−タ2を両側面及びロ−タ2の内径部を弾性体6で挟持し弾性体6を金属または樹脂にて構成された固定具7によりロ−タ2とシャフト8を固定した構造とする。固定具7によりロ−タ2の両側面とロ−タ2の内径部を弾性体6にて固定することにより、ロ−タ2とシャフト8が弾性体6により振動が吸収され、シャフト8の先端に取り付けられているファン9に振動が伝達されにくくなり、騒音を低減することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるロータの断面図を示す。
図3は、本発明の実施の形態2におけるロータの断面図を示す。
第2の発明は、前記ロ−タ2aを両側面及びロ−タ2aの内径部を弾性体6aで挟持し、ロ−タ2a内径部の合わせ面の隙間10aを空けてロ−タ2aとシャフト8aを固定した構造とする。固定具7aにより弾性体6aを挟持すると挟持力によりロ−タ2a内部の合わせ面が両方から押され潰され弾性体6aとロ−タ2a及びシャフト8aに隙間ができてしまい不安定になる。弾性体の合わせ面に若干の隙間10aを空けることによりロ−タ2aとシャフト8aが挟持されて潰されることなく固定できる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3におけるロータの断面図を示す。
図4は、本発明の実施の形態3におけるロータの断面図を示す。
固定具7bの内径部及びシャフト8b外形部にネジ山部11bを構成し、固定具7b及びシャフト8bのネジによりロ−タ2bとシャフト8bを固定することにより、安価な構成にてロ−タ2bを固定することができる。また、固定具7bの緩み防止としてロックペンイント等にて緩み止めを行なう。
(実施の形態4)
実施の形態2または3において、弾性体をエラストマ−またはEPDM材により構成することにより、より防振効果が発揮できる。
実施の形態2または3において、弾性体をエラストマ−またはEPDM材により構成することにより、より防振効果が発揮できる。
(実施の形態5)
上記実施の形態1〜4のDCブラシレスモ−タは、プロペラファンを用いた空気調和機の室外機に使用されるのが好ましい。空気調和機用のファンモ−タは、常時運転する場合が多いため低騒音化が要求される。従って、上記1〜4のDCブラシレスモ−タを空気調和機用のファンモ−タとして使用すると本発明の効果がより顕著に発現する。
上記実施の形態1〜4のDCブラシレスモ−タは、プロペラファンを用いた空気調和機の室外機に使用されるのが好ましい。空気調和機用のファンモ−タは、常時運転する場合が多いため低騒音化が要求される。従って、上記1〜4のDCブラシレスモ−タを空気調和機用のファンモ−タとして使用すると本発明の効果がより顕著に発現する。
以上のように、本発明にかかるDCブラシレスモ−タは、両側面及びロ−タ内径部を弾性体で挟持し弾性体を固定具によりロ−タとシャフトを固定することにより、ロ−タとシャフトが弾性体により防振され、ロ−タの先端に取り付けられているファンに振動が伝達されにくくなり騒音を低減することができるため、空気調和機の室外機のモ−タ以外にも、換気扇等の用途にも適用できる。
1 ベアリング
2 ロ−タ
3 ハウジングA
4 ハウジングB
5 ステ−タ
6 弾性体
7 固定具
8 シャフト
9 ファン
2 ロ−タ
3 ハウジングA
4 ハウジングB
5 ステ−タ
6 弾性体
7 固定具
8 シャフト
9 ファン
Claims (5)
- ベアリングを介して回転自由に保持されたロータと、前記ベアリングを保持するハウジング部と、モールド成形により得られたステータとを有するDCブラシレスモータであって、前記ロ−タの両側面及び内径部を弾性体で挟持し、この弾性体を挟んで前記ロ−タとシャフトを固定具により固定したことを特徴とするDCブラシレスモ−タ。
- ロ−タの両側面及び内径部を弾性体で挟持し、前記ロ−タ内径部の弾性体の合わせ面に若干隙間を空けてロ−タとシャフトを固定したことを特徴とする請求項1に記載のDCブラシレスモ−タ。
- 固定具の内径部及びシャフト外形部にネジ山を構成し、前記固定具及びシャフトのネジ部によりロ−タとシャフトを固定したことを特徴とする請求項1に記載のDCブラシレスモ−タ。
- 弾性体をエラストマ−またはEPDM材により構成した請求項1または2に記載のDCブラシレスモ−タ。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のDCブラシレスモータを用いた空気調和機室外用のファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342208A JP2006158035A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | Dcブラシレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342208A JP2006158035A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | Dcブラシレスモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006158035A true JP2006158035A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36635650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004342208A Pending JP2006158035A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | Dcブラシレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006158035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072012A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Nissan Motor Co Ltd | アキシャルギャップ型回転電機 |
JP2015220794A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機の回転子、および空気調和機 |
-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004342208A patent/JP2006158035A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009072012A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Nissan Motor Co Ltd | アキシャルギャップ型回転電機 |
JP2015220794A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機の回転子、および空気調和機 |
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