JP2006157749A - キーテレホンシステム、発着信呼数制御装置及びそれに用いる発着信呼数制御方法並びにそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一部署内での外線発信とダイヤルイン着信との総数を、仮想内線を用いて設定しかつ制御することが可能なキーテレホンシステムを提供する。
【解決手段】 キーテレホンシステム主装置1は発信ボタンを押したり、空き外線捕捉特番をダイヤルする等して、空き外線捕自動捉操作を行った場合、空き仮想内線ボタンの1つを占有し、かつ外線を捕捉する。キーテレホンシステム主装置1は該当のグループ内の内線電話機2−1〜2−5からの外線発信数とダイヤルイン着信数との合計が仮想内線ボタンの数と同一になった時点で、全ての仮想内線ボタンを使用中とする。キーテレホンシステム主装置1は全ての仮想内線ボタンが使用中に、空き外線自動捕捉操作を行った場合、捕捉すべき仮想内線ボタンがないため、操作を行った内線電話機2−1〜2−5に捕捉外線なしの警告音を返し、外線捕捉操作を拒否する。
【選択図】 図1

Description

本発明はキーテレホンシステム、発着信呼数制御装置及びそれに用いる発着信呼数制御方法並びにそのプログラムに関し、特にキーテレホンシステムにおけるダイヤルイン回線の発着信呼数の制御方法に関する。
一般に、キーテレホンシステムは、使用されている公衆通信回線を点灯によって表示する選択ボタンが設けられた専用電話機と、発呼及び着呼に関する制御を行うキーテレホン装置と、電話局(交換機)に収容される公衆通信回線とが接続されて構成されている。
このような従来のキーテレホンシステムにおいては、使用されている公衆通信回線を選択ボタンの点灯によって利用者に確認させ、使用されていない公衆通信回線に対応した選択ボタンを押下させることで、複数の公衆通信回線の中から、特定の公衆通信回線を選択させ、専用電話機と公衆通信回線との通話路を接続させている。
一方、公衆通信回線からキーテレホンシステムに着信があった場合、着信のあった公衆通信回線に対応する選択ボタンを利用者に押下させることによって、利用者が使用している専用電話機と着信のあった公衆通信回線とを接続している。
従来、上記のキーテレホンシステムにおいては、ダイヤルイン着信、外線発信が図9に示すような手順で行われている。つまり、図9において、内線電話機2−1〜2−5のグループAからの外線発信時には、仮想内線#1〜#3を経由しておらず、空き外線を直接捕捉して発信している。図9に示す例では、回線301〜30nが収容されており、外線の着信に関係なく、電話機の数(内線電話機2−1〜2−5全て)まで外線発信を行うことができる。つまり、外線が5本収容されている場合、内線電話機2−1〜2−5のグループAの発信にて全ての外線を占有してしまうことが考えられる。
ダイヤルイン着信に対しては、内線電話機2−1〜2−5のグループAへのダイヤルイン着信(図9のa.ダイヤルイン着信)が、仮想内線#1〜#3を経由して着信する。図9に示す例の場合、3つの仮想内線#1〜#3が設けられており、3つの着信を受けることができる(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平07−023436号公報 特開平10−327437号公報
しかしながら、上述した従来のキーテレホンシステムでは、外線発信において、外線の使用状態のみを外線捕捉可否の判定材料としているため、内線グループ毎の外線発信数を制限することができないという問題がある。
また、上述した従来のキーテレホンシステムでは、仮想内線が発信時のみに使用されるため、仮想内線ボタンがダイヤルイン着信の状態のみを表示し、外線発信時の状態を表示することができないという問題がある。
ダイヤルイン回線の着信を受ける場合、仮想内線ボタンを着信先として該当電話機グループへの着信数を制限する方法がある。この場合、ダイヤルイン着信の数を制限することは可能であるが、外線発信数に関しては、未使用の外線があれば該当電話機グループ内の全ての電話機が外線発信することができてしまう。
仮に、ダイヤルイン着信がない状況において、該当電話機グループ内の全ての電話機が外線発信を行った場合でも、仮想内線ボタンは未使用状態であるため、ダイヤルイン着信を受けてしまう。全ての電話機は外線発信中であるため、ダイヤルイン着信を受けても応答することができないという不具合がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、同一部署内での外線発信とダイヤルイン着信との総数を、仮想内線を用いて設定しかつ制御することができるキーテレホンシステム、発着信呼数制御装置及びそれに用いる発着信呼数制御方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるキーテレホンシステムは、発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムであって、
前記発着信呼数制御装置は、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する制御手段を備えている。
本発明による発着信呼数制御装置は、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御する発着信呼数制御装置であって、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する制御手段を備えている。
本発明による発着信呼数制御方法は、発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムに用いられる発着信呼数制御方法であって、前記発着信呼数制御装置が、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御するステップを実行している。
本発明による発着信呼数制御方法のプログラムは、発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムに用いられる発着信呼数制御方法のプログラムであって、コンピュータに、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する処理を実行させている。
すなわち、本発明のキーテレホンシステムは、多機能電話装置において、ダイヤルイン着信方式にて着信数を制御するための仮想内線を、発信ボタンの押下または自動空き外線捕捉操作による発信時にも経由することによって、電話機グループ毎に任意に割り当てられた外線発着信の総数を制御することを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明のキーテレホンシステムでは、電話機の使用者が発信ボタンを押したり、空き外線捕捉特番をダイヤルする等して、空き外線捕自動捉操作を行った場合、空き仮想内線ボタンの1つを占有し、かつ外線を捕捉するようにしている。
この操作にて、該当の電話機グループ内の電話機からの外線発信数とダイヤルイン着信数との合計が仮想内線ボタンの数と同一になった時点で、全ての仮想内線ボタンが使用中となる。全ての仮想内線ボタンが使用中に、空き外線自動捕捉操作を行った場合、捕捉すべき仮想内線ボタンがないため、操作を行った電話機に捕捉外線なしの警告音(混雑音)を返し、外線捕捉操作を拒否する。
これによって、本発明のキーテレホンシステムでは、同一部署内での外線発信とダイヤルイン着信との総数を、仮想内線を用いて設定し、かつ制御することが可能となる。
上記のように、本発明のキーテレホンシステムでは、外線発信操作においても仮想内線を経由しているので、内線グループに関連付けた仮想内線数を越えて外線発信が行われるのを規制することが可能となる。
また、本発明のキーテレホンシステムでは、仮想内線を発信操作だけでなく、ダイヤルイン着信にも使用しているので、ダイヤルイン着信と外線発信との総数を規制することが可能となる。
さらに、本発明のキーテレホンシステムでは、内線電話機に仮想内線ボタンを割り当てた場合、外線の使用状況と仮想内線の使用状態とが同じであり、仮想内線ボタンのLED(Light Emitting Diode)に使用状況の表示が行われるので、ダイヤルイン回線が収用されている場合においても直結式応答方式の接続状態と同じようにボタン表示を行うことが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、同一部署内での外線発信とダイヤルイン着信との総数を、仮想内線を用いて設定しかつ制御することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるキーテレホンシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるキーテレホンシステムはキーテレホンシステム主装置(発着信呼数制御装置)1と、内線電話機2−1〜2−nとから構成されている。
キーテレホンシステム主装置1にはダイヤルイン回線301〜30nが接続されており、外線インタフェース11と、内線インタフェース12と、呼制御回路13と、CPU(中央処理装置)14と、CPU14が実行するプログラム及び各種データを格納するメモリ15とから構成されている。
外線インタフェース11は外線(ダイヤルイン回線301〜30n)が接続される回路で、ダイヤルイン着信等の着信内線が特定可能な着信形態の外線が接続される。ダイヤルイン着信は内線または仮想内線を着信先として設定することができる。仮想内線とは物理的な電話機がなく、電話機が存在しないが、キーテレホンシステムにてソフトウェア的に設定されかつダイヤルイン着信等の着信先として設定することができる。
また、この仮想内線を内線電話機2−1〜2−nに関連付けることによって、関連付けられた内線電話機2−1〜2−nを鳴動または呼び出すことができるものである。この仮想内線の設定はメモリ15に記憶され、CPU14によって認識処理される。
内線インタフェース12は内線電話機2−1〜2−nを接続するためのインタフェースであり、内線電話機2−1〜2−nが接続される。このうちのグループAの内線電話機2−1〜2−5は同一の仮想内線(A1〜A3)が関連付けられており、同じダイヤルイン着信にて呼び出される。
図2は図1の内線電話機2−1〜2−nの外観を示す図である。図2においては、内線電話機2−1〜2−nを内線電話機2と表記しており、この内線電話機2は多機能電話機である。
内線電話機2には、送受話器21と、表示機22と、ダイヤルパッド23と、発信ボタン24と、仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3と、未設定のファンクションボタンA4,Z4とを備えている。
ファンクションボタンA1〜A4,B1〜B4,・・・,Z1〜Z4は各種機能を割り付け、押下することで割り付けられた機能の設定/解除を行うことができる。また、各ファンクションボタンA1〜A4,B1〜B4,・・・,Z1〜Z4には、対応したLED(Light Emitting Diode)(図示せず)があり、使用状態を表示することができる。本実施例では、ファンクションボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3が仮想内線に割り付けられている。
仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3が割り付けられている状態にて、該当の仮想内線が使用中であれば、LEDが点灯して使用状態を表示することができる。発信ボタン24は押下することで、未使用状態の外線を捕捉することができる。また、空き(未使用)外線の自動捕捉特番が設定されている場合、対応したダイヤルを行うことによって、発信ボタンを押した時と同じように未使用の外線を自動的に捕捉することができる。
尚、図2においては、仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3が割り付けられているが、実際に使用するのは、内線電話機2が所属するグループに対応した仮想内線ボタンだけである。尚、仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3は必要に応じて割り当てる内容の登録、消去、変更を行うことができる。
図3は本発明の一実施例によるキーテレホンシステムの動作を示す図である。図3には、本実施例としての外線発信処理及びダイヤルイン着信処理の動作イメージを示している。図3において、グループAの内線電話機2−1〜2−5からの外線発信は(図3のb.外線発信)、仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3を経由して空き外線を捕捉する。図3において、グループAには3つの仮想内線#1〜#3(仮想内線ボタンA1〜A3に対応)が設けられており、それに該当するグループAの内線電話機2−1〜2−5は3つの発信を行うことができる。
ダイヤルイン着信に対しては、内線電話機2−1〜2−5のグループAへのダイヤルイン着信(図3のa.ダイヤルイン着信)が、仮想内線#1〜#3を経由して着信する。図3に示す例の場合、3つの仮想内線#1〜#3が設けられており、3つの着信を受けることができる。
このように、本実施例では、ダイヤルイン着信だけではなく、外線発信(発信ボタン24の押下または空き外線捕捉特番のダイヤル)時にも、仮想内線#1〜#3を経由しているので、該当するグループAの内線電話機2−1〜2−5による外線発信とダイヤルイン着信との総数を仮想内線の数によって制御することができる。
図3において、1つ目のダイヤルイン着信は仮想内線#1に着信し、該当の着信ボタンが割り付けられた内線電話機2−1〜2−5が呼び出される。2つ目のダイヤルイン着信は仮想内線#2に着信し、上記と同様に、該当の着信ボタンが割り付けられた内線電話機2−1〜2−5が呼び出される。
さらに、内線電話機2−1〜2−5による発信ボタン24または空き外線捕捉特番のダイヤルによる発信操作では、仮想内線#1を捕捉した後、未使用のダイヤルイン回線301〜30nの1つを捕捉し、外線発信操作が行われる。
図4及び図5は本発明の一時例によるキーテレホンシステムのダイヤル着信処理を示すフローチャートであり、図6は本発明の一時例によるキーテレホンシステムの外線発信処理を示すフローチャートであり、図7及び図8は図1のメモリ15内部の設定例を示す図である。
図7(a)は着信先設定を示しており、各番号「1」〜「Z」に対応して受信ダイヤル(「AAAA」,「BBBB」,・・・,「ZZZZ」)と呼出先(「仮想グループA」,「仮想グループB」,・・・,「仮想グループZ」)との組が設定されている。
図7(b)は仮想グループ設定を示しており、各番号「1」〜「Z」に対応して仮想グループ(「仮想グループA」,「仮想グループB」,・・・,「仮想グループZ」)と、構成数(「A1」,「A2」,「A3」,「B1」,「B2」,「B3」,「B4」,・・・,「Z1」,「Z2」,「Z3」)と、各構成に対応する使用状態(「使用中」または「未使用」)との組が設定されている。
図8は内線−仮想グループ関連設定を示しており、内線(「内線A1」,「内線A2」,「内線A3」,・・・,「内線An」,「内線B1」,「内線B2」,「内線B3」,・・・,「内線Bn」,・・・,「内線Z1」,「内線Z2」,「内線Z3」,・・・,「内線Zn」)と仮想グループ(「仮想グループA」,「仮想グループB」,・・・,「仮想グループZ」)との組が設定されている。
上記の図1〜図8を参照して本発明の一実施例によるキーテレホンシステムの動作について説明する。尚、図4〜図6に示す処理はキーテレホンシステム主装置1のCPU14がメモリ15のプログラムを実行することで実現される。また、図3に示す仮想内線#1〜#3は図2に示す仮想内線ボタンA1〜A3に対応しているので、以下、仮想内線ボタンA1〜A3を用いて説明する。
まず、図4及び図5を参照してダイヤルイン着信の動作について説明する。このダイヤル着信の動作においては、各仮想グループA〜Zにおいて同じ動作となるので、以下の説明では仮想グループAについて説明する。
ダイヤルイン着信が外線インタフェース11に与えられると(図4ステップS1)、外線インタフェース11はダイヤルイン着信の呼出先番号「AAAA」をCPU14に伝える。CPU14はメモリ15内の着信先設定を参照し、ダイヤルイン着信の呼出先番号「AAAA」と関連付けられた「仮想グループA」を着信先と判定する(図4ステップS2,S3)。
CPU14はメモリ15内の仮想グループ設定を参照し、「仮想グループA」が仮想内線ボタンA1〜A3から構成されていることを知り、仮想内線ボタンA1の使用状況を確認する(図5ステップS11)。CPU14は仮想内線ボタンA1が未使用であれば、仮想内線ボタンA1に着信を行い(図5ステップS12)、仮想内線ボタンA1のステータスを使用中に変更し(図5ステップS13)、内線電話機2−1〜2−5を呼び出す(図5ステップS20)。CPU14は終話または呼放棄時、占有中の仮想内線ボタンA1〜A3を開放し、ステータスを未使用に変更する(図5ステップS21)。
CPU14は仮想内線ボタンA1が使用中であれば、仮想内線ボタンA2の使用状況を確認する(図5ステップS14)。CPU14は仮想内線ボタンA2が未使用であれば、仮想内線ボタンA2に着信を行い(図5ステップS15)、仮想内線ボタンA2のステータスを使用中に変更し(図5ステップS16)、内線電話機2−1〜2−5を呼び出す(図5ステップS20)。CPU14は終話または呼放棄時、占有中の仮想内線ボタンA1〜A3を開放し、ステータスを未使用に変更する(図5ステップS21)。
CPU14は仮想内線ボタンA2が使用中であれば、仮想内線ボタンA3の使用状況を確認する(図5ステップS17)。CPU14は仮想内線ボタンA3がが未使用であれば、仮想内線ボタンA3に着信を行い(図5ステップS18)、仮想内線ボタンA3のステータスを使用中に変更し(図5ステップS19)、内線電話機2−1〜2−5を呼び出す(図5ステップS20)。CPU14は終話または呼放棄時、占有中の仮想内線ボタンA1〜A3を開放し、ステータスを未使用に変更する(図5ステップS21)。
CPU14は仮想内線ボタンA3が使用中であれば、つまり仮想内線ボタンA1〜A3が全て使用中であれば、発信者に対して話中音を送出する(図5ステップS22)。
次に、図6を参照して外線発信の動作について説明する。この外線発信の動作においては、各仮想グループA〜Zにおいて同じ動作となるので、以下の説明では仮想グループAについて説明する。
内線電話機2−1〜2−5のどれかが、発信ボタン24を押下したり、または空き外線自動捕捉特番をダイヤルすると、その内線電話機2−1〜2−5の操作は内線インタフェース12を通してCPU14に伝えられる(図6ステップS31)。CPU14はメモリ15内の内線−仮想グループ関連設定を参照し、ダイヤルインの呼出先番号「A1」〜「A5」と関連付けられた「仮想グループA」を発信元とする(図6ステップS32)。
CPU14はメモリ15内の仮想グループ設定を参照し、「仮想グループA」が仮想内線ボタンA1〜A3から構成されていることを知り、仮想内線ボタンA1の使用状況を確認する(図6ステップS33)。
CPU14は仮想内線ボタンA1が未使用であれば、仮想内線ボタンA1を捕捉し(図6ステップS34)、仮想内線ボタンA1のステータスを使用中に変更し(図6ステップS35)、未使用外線があれば(図6ステップS42)、外線を捕捉して発信を行う(図6ステップS43)。また、CPU14は未使用外線がなければ(図6ステップS42)、使用中に変更した仮想内線ボタンA1のステータスを未使用に変更し(図6ステップS44)、操作した内線電話機に、全外線使用中の警告音を送出する(図6ステップS45)。
CPU14は仮想内線ボタンA1が使用中であれば、仮想内線ボタンA2の使用状況を確認する(図6ステップS36)。CPU14は仮想内線ボタンA2が未使用であれば、仮想内線ボタンA2を捕捉し(図6ステップS37)、仮想内線ボタンA2のステータスを使用中に変更し(図6ステップS38)、未使用外線があれば(図6ステップS42)、外線を捕捉して発信を行う(図6ステップS43)。また、CPU14は未使用外線がなければ(図6ステップS42)、使用中に変更した仮想内線ボタンA2のステータスを未使用に変更し(図6ステップS44)、操作した内線電話機に、全外線使用中の警告音を送出する(図6ステップS45)。
CPU14は仮想内線ボタンA2が使用中であれば、仮想内線ボタンA3の使用状況を確認する(図6ステップS39)。CPU14は仮想内線ボタンA3がが未使用であれば、仮想内線ボタンA3を捕捉し(図6ステップS40)、仮想内線ボタンA3のステータスを使用中に変更し(図6ステップS41)、未使用外線があれば(図6ステップS42)、外線を捕捉して発信を行う(図6ステップS43)。また、CPU14は未使用外線がなければ(図6ステップS42)、使用中に変更した仮想内線ボタンA2のステータスを未使用に変更し(図6ステップS44)、操作した内線電話機に、全外線使用中の警告音を送出する(図6ステップS45)。
CPU14は仮想内線ボタンA3が使用中であれば、つまり仮想内線ボタンA1〜A3が全て使用中であれば、操作した内線電話機に、全外線使用中の警告音を送出する(図6ステップS45)。仮想内線が未使用の場合には連付けられた仮想内線ボタンを点灯させ、空き外線を捕捉する。
このように、本実施例では、外線発信操作においても仮想内線を経由しているので、グループAの内線電話機2−1〜2−5に関連付けた仮想内線数を越えて外線発信が行われることを規制することができる。
また、本実施例では、仮想内線が発信操作だけでなく、ダイヤルイン着信にも使用されるので、ダイヤルイン着信と外線発信との総数を規制することができる。
さらに、本実施例では、内線電話機2−1〜2−nに仮想内線ボタンA1〜A3,B1〜B4,・・・,Z1〜Z3を割り当てた場合、外線の使用状況と仮想内線の使用状態とが同じであり、仮想内線ボタンのLEDに使用状況の表示が行われるので、ダイヤルイン回線が収用されている場合においても直結式応答方式の接続状態と同じようにボタン表示を行うことができる。
これによって、本実施例では、仮想内線をダイヤルイン着信時だけではなく、外線発信時にも使用することができ、仮想内線を関連付けた内線グループを使用することができる。
尚、図1に示す呼制御回路13は当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成及び動作についての説明は省略する。また、図2に示す送受話器21、表示機22、ダイヤルパッド23は当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成及び動作についての説明は省略する。
さらに、本発明の一時例によるキーテレホンシステムは、PBX(Private Branch eXchange)で構成することができ、仮想内線ボタンについては、仮想内線を1つにまとめた仮想内線グループボタンで構成することができるとともに、仮想内線ボタンについては、内線電話機2−1〜2−5に関連付けるだけでファンクションボタンとして割り付けなくても構成することができる。
本発明の一実施例によるキーテレホンシステムの構成を示すブロック図である。 図1の内線電話機の外観を示す図である。 本発明の一実施例によるキーテレホンシステムの動作を示す図である。 本発明の一時例によるキーテレホンシステムのダイヤル着信処理を示すフローチャートである。 本発明の一時例によるキーテレホンシステムのダイヤル着信処理を示すフローチャートである。 本発明の一時例によるキーテレホンシステムの外線発信処理を示すフローチャートである。 図1のメモリ内部の設定例を示す図である。 図1のメモリ内部の設定例を示す図である。 従来例によるキーテレホンシステムの動作を示す図である。
符号の説明
1 キーテレホンシステム主装置
2,2−1〜2−n 内線電話機
11 外線インタフェース
12 内線インタフェース
13 呼制御回路
14 CPU
15 メモリ
21 送受話器
22 表示機
23 ダイヤルパッド
24 発信ボタン
A1〜A3,
B1〜B4,Z1〜Z3 仮想内線ボタン
A4,Z4 未設定のファンクションボタン
301〜30n ダイヤルイン回線

Claims (16)

  1. 発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムであって、
    前記発着信呼数制御装置は、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する制御手段を有することを特徴とするキーテレホンシステム。
  2. 前記制御手段は、少なくとも発信ボタンの押下及び自動空き外線捕捉操作による外線発信時に前記外線の発着信の総数を制御することを特徴とする請求項1記載のキーテレホンシステム。
  3. 前記制御手段は、予め設定された内線電話機のグループ毎に任意に割り当てられた前記外線発着信の総数を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載のキーテレホンシステム。
  4. 前記制御手段は、前記グループ内の内線電話機からの外線発信数とダイヤルイン着信数との合計が仮想内線ボタンの数と同一になった時点で全ての仮想内線ボタンを使用中とすることを特徴とする請求項3記載のキーテレホンシステム。
  5. 前記制御手段は、全ての仮想内線ボタンが使用中に、空き外線自動捕捉操作を行った場合、操作を行った内線電話機に捕捉外線なしの警告音を返して外線捕捉操作を拒否することを特徴とする請求項4記載のキーテレホンシステム。
  6. 仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御する発着信呼数制御装置であって、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する制御手段を有することを特徴とする発着信呼数制御装置。
  7. 前記制御手段は、少なくとも発信ボタンの押下及び自動空き外線捕捉操作による外線発信時に前記外線の発着信の総数を制御することを特徴とする請求項6記載の発着信呼数制御装置。
  8. 前記制御手段は、予め設定された内線電話機のグループ毎に任意に割り当てられた前記外線発着信の総数を制御することを特徴とする請求項6または請求項7記載の発着信呼数制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記グループ内の内線電話機からの外線発信数とダイヤルイン着信数との合計が仮想内線ボタンの数と同一になった時点で全ての仮想内線ボタンを使用中とすることを特徴とする請求項8記載の発着信呼数制御装置。
  10. 前記制御手段は、全ての仮想内線ボタンが使用中に、空き外線自動捕捉操作を行った場合、操作を行った内線電話機に捕捉外線なしの警告音を返して外線捕捉操作を拒否することを特徴とする請求項9記載の発着信呼数制御装置。
  11. 発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムに用いられる発着信呼数制御方法であって、前記発着信呼数制御装置が、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御するステップを実行することを特徴とする発着信呼数制御方法。
  12. 前記外線の発着信の総数を制御するステップは、少なくとも発信ボタンの押下及び自動空き外線捕捉操作による外線発信時に前記外線の発着信の総数を制御することを特徴とする請求項11記載の発着信呼数制御方法。
  13. 前記外線の発着信の総数を制御するステップは、予め設定された内線電話機のグループ毎に任意に割り当てられた前記外線発着信の総数を制御することを特徴とする請求項1または請求項12記載の発着信呼数制御方法。
  14. 前記外線の発着信の総数を制御するステップは、前記グループ内の内線電話機からの外線発信数とダイヤルイン着信数との合計が仮想内線ボタンの数と同一になった時点で全ての仮想内線ボタンを使用中とすることを特徴とする請求項13記載の発着信呼数制御方法。
  15. 前記外線の発着信の総数を制御するステップは、全ての仮想内線ボタンが使用中に、空き外線自動捕捉操作を行った場合、操作を行った内線電話機に捕捉外線なしの警告音を返して外線捕捉操作を拒否することを特徴とする請求項14記載の発着信呼数制御方法。
  16. 発着信呼数制御装置において、仮想内線を用いてダイヤルイン着信方式にて内線電話機への着信数を制御するキーテレホンシステムに用いられる発着信呼数制御方法のプログラムであって、コンピュータに、外線発信時に前記仮想内線を経由することで前記外線の発着信の総数を制御する処理を実行させるためのプログラム。
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