JP2833576B2 - 多機能電話装置 - Google Patents

多機能電話装置

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JP2833576B2
JP2833576B2 JP7722496A JP7722496A JP2833576B2 JP 2833576 B2 JP2833576 B2 JP 2833576B2 JP 7722496 A JP7722496 A JP 7722496A JP 7722496 A JP7722496 A JP 7722496A JP 2833576 B2 JP2833576 B2 JP 2833576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多機能電話装置に係
り、特に複数の機能が選択的に割り当てられるソフトキ
ーを備えた多機能電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の多機能電話装置は、留守番機能、
短縮ダイヤル機能等、多数の機能を搭載している。これ
らの機能の提供は、電話機に設けた機能選択キーを押下
することによりこの機能選択キーに割り当てられた機能
のサービスが提供されるようになっている。多機能電話
装置の中には、一つのキーに複数の機能を割り当て可能
とし、このキーに割り当てられた機能の名称を画面表示
するタイプも市販されてきている(本明細書では、複数
の機能が割り当て可能で、割り当てられている機能名称
を画面表示するタイプのキーを「ソフトキー」と記載す
る。また、画面表示される機能名称を「ソフトラベル」
というものとする。)。
【0003】このような多機能電話装置の中には、従来
より電話端末の呼状態と、この電話端末に設定されてい
るサービスクラス情報に基づいてソフトキーに割り当て
る機能を決定し、電話端末の呼状態に応じて、その呼状
態で選択可能なサービス機能のみがソフトラベルとして
画面表示されるようにしたものが知られている(特開平
1−235457号公報)。この多機能電話装置によれ
ば、提供可能なサービスの情報を表示できるために無駄
なキー操作がなくなり、的確なサービス機能の提供を可
能にしている。
【0004】また、構内交換機(PBX)に複数の多機
能の内線電話機(端末)が収容され、構内交換機は、外
線、内線の発信および着信の接続処理を行うとともに、
この接続処理に必要な多種のサービス機能を提供してい
るている電子交換システムが知られている。このような
内線電話機に設けたソフトキーの中から、その選択操作
で所望のサービスを要求することによって、このソフト
キーに割り当てられた機能のサービスが構内交換機を通
じて提供されるようになっている電子交換システムも、
多機能電話装置を実現しているといえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の多機能電話装置においては、呼状態の変化に対応し
て、直ちにソフトキーへのサービス機能の割り当てを変
更しているため、発信時に相手が応答した場合や、相手
から着信が入った場合、呼状態が変化し、ソフトキーに
割り当てられている機能が変化し、使用者がソフトキー
を押下しようとしたその瞬間に、これらの呼状態の変化
によりソフトキーに割り当てられた機能が変更され、そ
の結果、使用者は、呼状態の変化前に割り当てられてい
たサービス機能を選択しようとしていたのに対し、実際
には、呼状態の変化後に割り当てられているサービス機
能が選択されてしまう可能性がある。
【0006】本発明は、発信時に相手が応答した場合
や、相手から着信が入った場合のように、使用者の操作
とは直接関係のない要因により呼状態が変化した場合
に、その直後のソフトキー押下による誤ったサービス機
能の選択を排除し、操作性を向上した多機能電話装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、一つのキーに複数の機能を割り当て可能
なソフトキーと、ソフトキーに割り当てられた機能の名
称を画面表示するソフトキー表示器とを備えた多機能電
話装置において、ソフトキーに割り当てる機能を電話機
の呼状態に基づいて決定する、呼状態−ソフトキー割当
機能対応表と、自装置の使用者の操作に起因するか否か
に対応して呼状態の遷移を決定する状態遷移表をそれぞ
れ記憶する記憶部と、自装置の使用者の操作に起因しな
い要因により呼状態が変化したことを検出したときは、
ソフトキーへの機能の割当を、一旦、すべて解除し、ソ
フトキーの動作を無効とし、一定時間経過後、状態遷移
表に基づく状態に遷移すると共に、呼状態−ソフトキー
割当機能対応表に基づいて、遷移後の呼状態に対応した
機能を割り当てるための制御を行う制御部とを有する構
成としたものである。
【0008】また、本発明は、構内交換機の内線に接続
された内線電話機と、構内交換機の両方が一体となって
多種の機能を実現する多機能電話装置において、制御部
および記憶部を、構内交換機内に備えることを特徴とす
る。
【0009】記憶部に記憶されている状態遷移表は、自
装置の使用者の操作に起因するか否かに対応して呼状態
の遷移を決定するように設定されている。そして、制御
部のソフトキー割当変更制御において、相手操作に起因
するイベントが発生した場合、一定時間、ソフトキーへ
の機能割り当てをすべて解除し、ソフトキーの動作を無
効とするようにしているため、ソフトキー押下の直前に
呼状態が変化し、その呼状態の変化に対応しきれずに、
使用者がソフトキーを押下してしまっても、そのときの
ソフトキーの動作は無効であるため、誤って、変化後の
呼状態に対応するサービス機能を選択してしまうことが
ない。
【0010】ここで、制御部は、呼状態の変更時に、ソ
フトキーへの機能割当が一時的に無効になっている時間
帯に、ソフトキー表示器のソフトラベル表示を無表示と
する手段を備えていることが、一定時間経過後にソフト
キーに変化後のサービス機能が割り当てられたときに、
ソフトラベルも変化後のサービス機能に対応した表示に
変わるので、一定時間の経過を使用者が容易に判断でき
るので、望ましい。なお、本明細書においては、発信、
相手応答、着信、着信応答、切断といった呼状態の変化
の要因となる事象をイベントというものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の多機能電話装置の
実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明における呼状態の変化に対応
するソフトキーへの割当機能の変化の一例を示すタイム
チャート、図2は本発明になる多機能電話装置の第1の
実施の形態のブロック図、図3は本発明になる多機能電
話装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。本発明
は後述するように、図1のタイムチャートで示すような
ソフトキーに対する割当機能の制御を行うもので、図2
のような電話機単体で多機能を実現する多機能電話装
置、あるいは図3のような構内交換機の内線に接続され
た内線電話機で多種の機能を実現する多機能電話装置の
いずれにも適用可能である。
【0013】図2において、多機能電話装置21は、ソ
フトラベルを表示するソフトキー表示器22と、ソフト
キー、フックスイッチおよびボタン部からなる入力部2
3と、電話回線に接続されて、着信検出、回線捕捉のた
めの直流ループ閉結、ダイヤル送出などを行うトランク
回路24と、ソフトキー表示器22と入力部23とトラ
ンク回路24にそれぞれ接続され、発信処理などのサー
ビス機能の提供を処理する制御部25と、制御部25で
使用する制御プログラムや各種情報を記憶する記憶部2
6から構成される。
【0014】更に、記憶部26はソフトキーに割り当て
る機能を電話機の呼状態に基づいて決定する、後述の呼
状態−ソフトキー割当機能対応表と電話機の呼状態の遷
移を決定する状態遷移表をそれぞれ記憶している。ま
た、制御部25は、呼状態の遷移のうち、自己の電話機
の使用者の操作に直接起因しないイベントにより呼状態
が変化したとき、ソフトキーへの機能の割当を、一旦す
べて解除し、ソフトキーの動作を無効とし、一定時間経
過後に、呼状態−ソフトキー割当機能対応表に基づい
て、変化後の呼状態に対応した機能を割り当てるための
制御を行う。
【0015】また、図3に示す本発明の第2の実施の形
態の多機能電話装置は、複数の電話回線L1,L2…L
mと、複数の内線電話機T1,T2…Tnと、これらを
収容する構内交換機31とで構成されている。構内交換
機31には、電話回線Ll,L2,…Lmに接続され
て、前記トランク回路24と同様の動作をするトランク
回路34−1,34−2…34−mと、内線電話機T
1,T2,…Tnに接続されて、内線電話機T1,T
2,…Tnとの間の信号を処理するライン回路32−
1,32−2,…32−nと、スイッチ回路33、制御
部35及び記憶部36とが設けられている。
【0016】スイッチ回路33は、トランク回路34−
1,34−2…34−mとライン回路32−1,32−
2,…32−nとの接続切り替え、さらに各種のサービ
ス機能に伴う呼出信号音の送出および保留などを行う。
【0017】制御部35は、構内交換機31での交換制
御、例えば、内線電話機T1,T2…Tnから電話回線
L1,L2…Lmへの発信処理などのサービス機能の提
供を処理するために、トランク回路34−1,34−2
…34−m、スイッチ回路33およびライン回路32−
1,32−2…32−nを制御すると共に、呼状態の遷
移のうち、内線電話機の使用者の操作に直接起因しない
イベントにより呼状態が変化したとき、ソフトキーへの
機能の割当を、一旦すべて解除し、ソフトキーの動作を
無効とし、一定時間経過後に、呼状態−ソフトキー割当
機能対応表に基づいて、変化後の呼状態に対応した機能
を割り当てるための制御を行う。
【0018】記憶部36は、制御部35で使用する制御
プログラムや各種情報を記憶しており、また、ソフトキ
ーに割り当てる機能を電話機の呼状態に基づいて決定す
る、後述の呼状態−ソフトキー割当機能対応表と電話機
の呼状態の遷移を決定する状態遷移表をそれぞれ記憶し
ている。
【0019】内線電話機T1,T2…Tnとしては、通
常の一般電話機や、機能選択キーを備えた専用の多機能
電話機等が用いられ、上記一般電話機からはあらかじめ
定められた番号をダイヤル操作することによって、ま
た、多機能電話機からは、機能選択キーを操作すること
によって、サービス機能が受けられるようになってい
る。
【0020】図4は図2の多機能電話装置及び図3の内
線電話機T1〜Tnとして用いられる上記機能選択キ
ー、特に複数の機能が選択的に割り当てられるソフトキ
ーを備えた多機能電話装置の一例の平面図を示す。な
お、図4および後述の図5において、上記図2と同一の
構成部分については、同一の符号を付してある。図4に
おいて、多機能電話装置21は電話機本体筐体の表面パ
ネル上にソフトキー表示器22と前記入力部23を構成
する複数のソフトキー23a、複数の固定機能選択キー
23b、ダイヤルパッド23cおよびハンドセット27
が設けられている。
【0021】図5はソフトキーの数が4個の場合の表示
例である。図5において、ソフトキー表示器22のソフ
トキー表示部41は、ソフトキーの数と同じ数(ここで
は、4つ)のブロックに分割され、第1、第2、第3及
び第4のソフトキー23a1、23a2、23a3及び
23a4のそれぞれの上に位置するブロックには、対応
するソフトキー23a1、23a2、23a3及び23
a4に現在割り当てられている機能の名称がソフトラベ
ルとして表示される。
【0022】この例の場合は、ソフトキー23a1には
機能Aが割り当てられている状態で、「機能A」という
ソフトラベルが表示されている。同様にして、ソフトキ
ー23a2には「機能B」、ソフトキー23a3には
「機能C」、ソフトキー23a4には、「機能D」が割
り当てられ、その機能の名称のソフトラベルがソフトキ
ー表示部41の各ブロックに表示されている。
【0023】図6は記憶部26、36に記憶される呼状
態−ソフトキー割当機能対応表の一例を示す図である。
ここでは、呼状態は、空き(状態番号1)、呼出中(状
態番号2)、着信中(状態番号3)、通話中(状態番号
4)の4つに分けている。図6において、上記4つの呼
状態に対応するソフトキー23a1〜23a4に割り当
てられる機能を規定している。
【0024】図7は呼状態の遷移を示す状態遷移図であ
る。この実施の形態では、イベントは、発信(イベント
番号)、着信応答(イベント番号)、切断(イベン
ト番号)、相手応答(イベント番号)、着信(イベ
ント番号)、着信停止(イベント番号)の6つのイ
ベントを定義している。図7では、四角で囲まれている
のが状態名で、矢印上に書かれている丸付き数字が上記
のイベント名を示している。例えば、空き状態1におい
て、発信イベントを受けると、で示すように呼出中状
態2に遷移し、次に、相手応答イベントを受けると、
で示すように通話中状態4に遷移する。また、空き状態
1において、着信イベントを受けると、で示すように
着信中状態3に遷移し、次に、着信応答イベントを受け
ると、で示すように通話中状態4に遷移し、着信中状
態で着信停止イベントを受けるとで示すように空き状
態1に遷移する。
【0025】図8は図7の状態遷移図を表形式に変換し
た状態遷移表を示す。図8において、発信、着信応答
および切断の3つのイベントは、自分の操作に起因
するイベント、相手応答、着信、着信停止の3つ
のイベントは、相手の操作に起因するイベントとして2
つに分類されている。この状態遷移表は図2の記憶部2
6及び図3の記憶部36に記憶されている。
【0026】この状態遷移表の見方を以下に説明する。
呼状態の行と、イベントの列の交点には、次に遷移する
状態番号が書かれている。×印は、あり得ない組み合わ
せ、又はそのイベントを受けても、状態が遷移しないこ
とを示している。従って、例えば、空き状態1で発信イ
ベントを受けると、その交点には、「2」が書き込ま
れているから、次に状態番号2である呼出中に遷移する
ことを示している。
【0027】図9は本発明の実施の形態のソフトキー割
当変更制御のフローチャートである。このソフトキー割
当変更制御は、呼状態が変化した時に必ず起動され、図
2の制御部25、図3の制御部35で実行される。な
お、図9において、「ソフトキー1〜n」と記載されて
いるが、nはソフトキーの数であり、本実施の形態で
は、nは「4」である。
【0028】次に、第1の実施の形態として、図1、図
2、図4、図5、図6、図8、図9を参照して、図2に
示す多機能電話装置から、外線に発信する場合の呼状態
の変化に対応するソフトキーへのサービス機能の割り当
ての変化について説明する。
【0029】まず、ハンドセット27がオンフック状態
で、何もしていない場合、呼状態は空き(状態番号1)
であり、そのときのソフトキー23a1〜23a4に
は、図6に示すように、それぞれ、機能A、機能B、機
能C、機能Dが割り当てられており、図5に示すように
ソフトラベルがソフトキー表示部41に表示されてい
る。
【0030】次に、使用者が、発信しようとして図4に
示したハンドセット27をオフフックすると、図2の入
力部23がそれを検出し、制御部25に伝える。制御部
25は、空き状態でのオフフックは発信操作であるた
め、トランク回路24に直流ループ閉結を指示し、発信
イベントを発生させる。次に、図8の状態還移表か
ら、状態番号2の呼出中状態に呼状態を遷移させる。そ
して、図9のソフトキー割当変更制御を起動する。
【0031】図9において、制御部25はまず、自分の
操作に起因するイベントによる状態変化かどうかを判断
する(ステップ51)。この場合、発信イベントは、
自分の操作に起因するイベントであるので、変更後の呼
状態に対応する機能をソフトキー23a1〜23a4に
セットする(ステップ56)。ここでは、変更後の呼状
態に対応する機能を図6の呼状態−ソフトキー割当機能
対応表の「呼出中」の行より検索し、ソフトキー23a
1に「機能E」、ソフトキー23a2に「機能F」、ソ
フトキー23a3に「機能G」、ソフトキー23a4に
「機能H」をセットする。続いて、制御部25はそのセ
ットされた機能名をソフトキー表示器22内のソフトキ
ー表示部41に表示する(ステップ57)。以上の発信
イベントを受け、呼出中状態2に遷移するまでの時間帯
を図1において、10で表している。
【0032】次に、相手の番号を図4に示したダイヤル
パッド23cでダイヤルすると、オフフックの場合と同
様に、入力部23で検出され、制御部25に伝えられ
る。制御部25は、これによりトランク回路24にダイ
ヤルの送出を指示する。ダイヤルパッド23cの押下
は、イベントを発生しない。
【0033】次に、発信先の相手が応答すると、電話回
線の極性が反転する。それを、トランク回路24が検出
し、制御部25に伝える。制御部25は、呼出中の極性
反転は相手応答であるため、相手応答イベントを発生
させた後、図8の状態遷移表から、状態番号4の通話中
状態に呼状態を遷移させる。そして、図9のソフトキー
割当変更制御を起動する。
【0034】図9において、制御部25はまず、自分の
操作に起因するイベントによる状態変化かどうかを判断
する(ステップ51)。この場合、相手応答イベント
は、相手の操作に起因するイベントであるので、ソフト
キー23a1〜23a4に「機能なし」をセットし(ス
テップ52)、ソフトキーに機能が割り当てられていな
いことを示すために、ソフトキー表示部41をクリアす
る(ステップ53)。そして、ソフトキー誤動作防止タ
イマをセットし(ステップ54)、ソフトキー誤動作防
止タイマがタイムアウトするのを待つ(ステップ5
5)。
【0035】以上の相手応答イベントを発生するまで
の呼出中状態2の時間帯を図1に11で表し、また、呼
出中状態2から相手応答イベントを受け、通話中状態
4に遷移した後ソフトキー誤動作防止タイマがタイムア
ウトするまでの時間帯を、図1において時間帯12で表
す。
【0036】次に、ソフトキー誤動作防止タイマがタイ
ムアウトすると(ステップ55)、変更後の呼状態に対
応する機能をソフトキー23a1〜23a4にセットす
る(ステップ56)。ここでは、変更後の呼状態は「通
話中」であるので、図6の呼状態−ソフトキー割当機能
対応表の「通話中」の行よりそれに対応する機能を検索
し、ソフトキー23a1に「機能M」、ソフトキー23
a2に「機能N」、ソフトキー23a3に「機能O」、
ソフトキー23a4に「機能P」をセットする。
【0037】続いて、制御部25は各ソフトキー23a
1〜23a4にセットされた機能名をソフトキー表示部
41に表示する(ステップ57)。ソフトキー誤動作防
止タイマがタイムアウトし、ソフトキー23a1〜23
a4に機能が割り当てられた後の時間帯を時間帯13と
して表している。
【0038】このように、この実施の形態によれば、ソ
フトキーを押下してサービス機能を選択する直前に、使
用者の操作とは直接関係のない相手の操作に起因する相
手応答イベントに呼状態が変化すると、ソフトキー表
示部41を一旦クリアし、ソフトキー誤動作防止タイマ
がタイムアウトするまでの時間帯12は、ソフトキーへ
の機能割当を解除するようにしているため、呼状態の変
化による誤ったサービス機能の選択を未然に防止するこ
とができる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図1、図3、図4、図5、図6、図8、図9を
参照して説明する。ここでは、一例として図3に示した
内線電話機T1から、外線L1に発信する場合の呼状態
の変化に対応するソフトキーへのサービス機能の割り当
ての変化について説明する。
【0040】まず、図4に示したハンドセット27がオ
ンフック状態で、何もしていない場合、第1の実施の形
態と同様に、呼状態は空き(状態番号1)であり、その
ときのソフトキー23a1〜23a4には、図6に示し
たように、それぞれ、機能A、機能B、機能C、機能D
が割り当てられており、図5に示したようにソフトラベ
ルがソフトキー表示部41に表示されている。
【0041】次に、使用者が、発信しようとして内線電
話機T1のハンドセット27をオフフックすると、内線
電話機T1がそれを検出し、図3に示した構内交換機3
1内のライン回路32−1を経由して制御部35に伝え
る。すると、制御部35は、第1の実施の形態の制御部
25と同様に発信イベントを発生させ、呼出中状態2
に呼状態を還移させ、図9のソフトキー割当変更制御を
起動し、ソフトキー23a1に「機能E」、ソフトキー
23a2に「機能F」、ソフトキー23a3に「機能
G」、ソフトキー23a4に「機能H」をセットし(ス
テップ56)、そのセットされた機能名を内線電話機T
1のソフトキー表示器22内のソフトキー表示部41に
表示する(ステップ57)。以上の発信イベントを受
け、呼出中状態に遷移するまでの時間帯を図1におい
て、10で表している。
【0042】次に、外線を捕捉するために外線捕捉の特
番である”0”を使用者が図4に示したダイヤルパッド
23cでダイヤルすると、オフフックの場合と同様に、
ダイヤル”0”押下の情報が制御部35に伝えられる。
これにより、制御部35は捕捉する外線を選択し(この
場合、L1)、トランク回路34−1に直流ループ閉結
を、スイッチ回路33にライン回路32−1とトランク
回路34−1の接続をそれぞれ指示する。ダイヤルパッ
ド23cの押下は、イベントを発生しない。
【0043】次に、使用者が相手の番号を内線電話機T
1の図4に示したダイヤルパッド23cでダイヤルする
と、上記と同様にしてダイヤル押下の情報が構内交換機
31内の制御部35に伝えられる。すると、制御部35
はトランク回路34−1にダイヤルの送出を指示する。
【0044】次に、発信先の相手が応答すると、電話回
線の極性が反転する。それを、トランク回路34−1が
検出し、制御部35に伝える。すると、制御部35は第
1の実施の形態の制御部25と同様に、相手応答イベン
トを発生させ、通話中状態4に呼状態を遷移させ、図
9のソフトキー割当変更制御を起動し、内線電話機T1
のソフトキー23a1〜23a4に「機能なし」をセッ
トし(ステップ52)、ソフトキー表示部41をクリア
する(ステップ53)。そして、ソフトキー誤動作防止
タイマをセットし(ステップ54)、ソフトキー誤動作
防止タイマがタイムアウトするのを待つ(ステップ5
5)。
【0045】以上の相手応答イベントを発生するまで
の呼出中状態2の時間帯を図1に11で表し、また、呼
出中状態2から相手応答イベントを受け、通話中状態
4に遷移した後ソフトキー誤動作防止タイマがタイムア
ウトするまでの時間帯を、図1において時間帯12で表
す。
【0046】次に、制御部35はソフトキー誤動作防止
タイマがタイムアウトすると(ステップ55)、第1の
実施の形態の制御部25と同様に、内線電話機T1のソ
フトキー23a1に「機能M」、ソフトキー23a2に
「機能N」、ソフトキー23a3に「機能O」、ソフト
キー23a4に「機能P」をセットし(ステップ5
6)、そのセットされた機能名をソフトキー表示部41
に表示する(ステップ57)。ソフトキー誤動作防止タ
イマがタイムアウトし、ソフトキー23a1〜23a4
に機能が割り当てられた後の時間帯は、図1において時
間帯13として表している。
【0047】このように、この実施の形態によれば、第
1の実施の形態と同様に、内線電話機の使用者がソフト
キーを押下してサービス機能を選択する直前に、使用者
の操作とは直接関係のない相手の操作に起因する相手応
答イベントに呼状態が変化すると、ソフトキー表示部
41を一旦クリアし、ソフトキー誤動作防止タイマがタ
イムアウトするまでの時間帯12は、ソフトキーへの機
能割当を解除するようにしているため、呼状態の変化に
よる誤ったサービス機能の選択を未然に防止することが
できる。
【0048】なお、以上の実施の形態の説明では、発信
時の動作について説明したが、着信時にも上記と同様
に、空き状態1から着信イベントが発生されたときや、
着信停止イベントが発生されたときには、上記と同様
に、ソフトキー表示部41を一旦クリアし、ソフトキー
誤動作防止タイマがタイムアウトするまでの時間帯は、
ソフトキーへの機能割当を解除するようにしているた
め、呼状態の変化による誤ったサービス機能の選択を未
然に防止することができる。
【0049】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば第2の実施の形態として、多
機能電話装置の場合、制御部35および記憶部36は、
構内交換機31に含まれているが、第1の実施の形態と
同様に、内線電話機T1,T2,…,Tnのそれぞれに
含まれていても、本実施の形態と同様の動作を行うこと
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
相手操作に起因するイベントが発生した場合、一定時
間、ソフトキーへの機能割り当てをすべて解除し、ソフ
トキーの動作を無効とすることで、ソフトキー押下の直
前に呼状態が変化し、その呼状態の変化に対応しきれず
に、使用者がソフトキーを押下してしまっても、そのと
きのソフトキーの動作を無効とし、誤って、変化後の呼
状態に対応するサービス機能を選択してしまうことがな
いようにでき、よって、使用者の操作とは直接関係のな
い要因により呼状態が変化した場合に、その直後のソフ
トキー押下により、変化後の呼状態に対応するサービス
機能が選択されることを防止することができ、これによ
り、誤ったサービス機能の選択を排除し、操作性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における呼状態の変化に対応するソフト
キーへの割当機能の変化の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図4】多機能電話装置の一例の平面図である。
【図5】ソフトキーの表示例である。
【図6】呼状態−ソフトキー割当機能対応表の一例を示
す図である。
【図7】状態遷移図の一例を示す図である。
【図8】状態遷移表の一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態のソフトキー割当変更制
御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 空き状態 2 呼び出し中状態 3 着信中状態 4 通話中状態 21 多機能電話装置 22 ソフトキー表示器 23 入力部 23a、23a1〜23a4 ソフトキー 24、34−1〜34−m トランク回路 25、35 制御部 26、36 記憶部 31 構内交換機 32−1〜32−n ライン回路 33 スイッチ回路 41 ソフトキー表示部 T1〜Tn 内線電話機 L1〜Lm 外線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのキーに複数の機能を割り当て可能
    なソフトキーと、前記ソフトキーに割り当てられた機能
    の名称を画面表示するソフトキー表示器とを備えた多機
    能電話装置において、 前記ソフトキーに割り当てる機能を電話機の呼状態に基
    づいて決定する、呼状態−ソフトキー割当機能対応表
    と、自装置の使用者の操作に起因するか否かに対応して
    呼状態の遷移を決定する状態遷移表をそれぞれ記憶する
    記憶部と、 自装置の使用者の操作に起因しない要因により前記呼状
    態が変化したことを検出したときは、前記ソフトキーへ
    の機能の割当を、一旦、すべて解除し、ソフトキーの動
    作を無効とし、一定時間経過後、前記状態遷移表に基づ
    く状態に遷移すると共に、前記呼状態−ソフトキー割当
    機能対応表に基づいて、遷移後の呼状態に対応した機能
    を割り当てるための制御を行う制御部とを有することを
    特徴とする多機能電話装置。
  2. 【請求項2】 構内交換機の内線に接続された内線電話
    機と、前記構内交換機の両方が一体となって多種の機能
    を実現する多機能電話装置において、前記制御部および
    前記記憶部を、前記構内交換機内に備えることを特徴と
    する請求項1記載の多機能電話装置。
  3. 【請求項3】 前記呼状態の変更時に、ソフトキーへの
    機能割当が一時的に無効になっている時間帯に、前記ソ
    フトキー表示器の表示を無表示とすることを特徴とする
    請求項1又は2記載の多機能電話装置。
  4. 【請求項4】 前記状態遷移表は、発信、着信応答及び
    切断の各事象を自装置の使用者の操作に起因するイベン
    トとして呼状態を設定し、相手応答、着信及び着信停止
    の各事象を自装置の使用者の操作に起因しないイベント
    として呼状態を設定した表であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の多機能電話装置。
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