JP2006155509A - 無線通信システム、画像処理装置、及び無線アダプタの設定方法 - Google Patents

無線通信システム、画像処理装置、及び無線アダプタの設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線アダプタを用いて画像処理装置を、外部の無線通信装置と通信可能にするシステムにおいて、無線通信に関する設定を簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】 複合機は、自身が備えるUSBインタフェースに、ストレージ装置が接続されていると判断すると(S130でYes)、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報ファイルが記憶されているか否かを判断し、設定情報ファイルが記憶されている場合には、その設定情報ファイルをストレージ装置から取得する(S140)。また、複合機は、USBインタフェースに、当該複合機に対応した無線アダプタが接続されているか否か判断し(S190)、接続されていると判断すると、ストレージ装置から取得した設定情報ファイルに基づき、指令信号を無線アダプタにUSBインタフェースを介して入力し、無線アダプタに無線通信に関する設定を施す(S200)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信可能な無線アダプタと、この無線アダプタが接続される画像処理装置と、からなる無線通信システム、及び、この無線通信システムに用いられる画像処理装置、並びに、無線アダプタの設定方法に関する。
近年、情報技術(IT技術)が格段に進歩し、オフィス等には、LAN(ローカルエリアネットワーク)を構築するのが一般化している。
LANを構築する際には、パーソナルコンピュータ、プリンタ装置、ディジタル複合機等に設けられた通信モジュールに、LANケーブルを接続して、有線通信可能にLANを構築するのが一般的であるが、LANケーブルを配線しなければいけない煩わしさから、最近では、LANケーブルを使用せず、無線にて通信可能にLAN(所謂「無線LAN」)を構築することも多い。
しかしながら、現時点では有線でのLAN構築が一般的であり、又、商品が割高となることから、無線通信機能を内蔵した商品(パーソナルコンピュータ、プリンタ装置、ディジタル複合機等の情報処理装置)が販売されることは比較的少なく、無線LAN環境下で上記情報処理装置を使用する消費者向けに、無線通信用の通信モジュールである無線アダプタが、付属品として販売されることが多い。
従って、無線LAN環境下で情報処理装置を使用する場合、利用者は、情報処理装置が備えるインタフェース(例えば、USBインタフェース等)に、無線アダプタを接続し、その無線アダプタに対して無線通信に関する設定を施して、上記情報処理装置を、無線LAN内の各装置(ノード)と通信できるようにする。尚、通信モジュールを取付・交換可能に情報処理装置を構成する技術は、従来より広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、無線LANでは、無線信号に重畳した情報が外部に漏洩してしまう可能性があるため、無線アダプタに対してセキュリティに関する設定を行うのが一般的である。例えば、特定コード(暗号キー)に基づいて通信データの暗号化を行い、そのコード(暗号キー)を共有したノード間でのみ通信を確立するといった手法が採用された無線LANでは、無線アダプタに、コードに関する設定を施す必要がある(例えば、特許文献2参照)。
つまり、無線アダプタを情報処理装置に接続し、その情報処理装置を無線LANに組み込むためには、有線式のLANの場合より、煩雑な設定を通信モジュール(無線アダプタ)に施す必要がある。
特開平8−314646号公報 特開2004−266606号公報
従って、プリンタ装置やディジタル複合機のように、限られたユーザインタフェースしか持たない操作性の乏しい情報処理装置(画像処理装置)に無線アダプタを接続し、無線アダプタに対し設定を施す場合には、操作性の悪さから、利用者に不満が及ぶ可能性がある。また、上記問題を解消するために、ユーザインタフェースとして操作性の高いものを採用し、プリンタ装置やディジタル複合機等の画像処理装置を構成すると、製品が割高になるといった問題がある。
その他、無線アダプタに、利用者が操作可能なインタフェースを設け、画像処理装置を介さずに無線通信に関する設定を行えるようにすると、無線アダプタの製造コストが高くつくといった問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、無線アダプタを用いて画像処理装置を、外部の無線通信装置と通信可能にするシステムにおいて、無線通信に関する設定を簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと、無線アダプタと電気的に接続される接続手段を有し、接続手段に接続された無線アダプタを介して外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置と、を備える無線通信システムにおいて、無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数、上記接続手段として画像処理装置に備えると共に、画像処理装置及び無線アダプタを、以下のように構成したものである。
即ち、画像処理装置は、上記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを、ストレージ接続判断手段にて判断し、ストレージ接続判断手段にて上記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報が記憶されているか否かを、設定情報記憶判断手段にて判断する。また、画像処理装置は、設定情報記憶判断手段にて、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する設定情報を、設定情報取得手段にて、ストレージ装置から取得する。
その他、画像処理装置は、上記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを、アダプタ接続判断手段にて判断し、アダプタ接続判断手段にて、インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、設定情報取得手段が取得した上記設定情報に従って、制御手段により、指令信号を無線アダプタに入力する。一方、この指令信号を受ける無線アダプタは、画像処理装置が有する上記制御手段から入力される指令信号に従って、無線通信を行う。
この無線通信システムでは、例えば、画像処理装置が備えるインタフェースが一つである場合、画像処理装置が備えるインタフェースに、設定情報を記憶するストレージ装置を接続し、その後に、ストレージ装置をインタフェースから取り外して、代わりに、無線アダプタをインタフェースに接続することで、ストレージ装置に記憶された設定情報に基づく無線通信を、無線アダプタに実行させることができる。
また、画像処理装置がインタフェースを複数備える場合、一つのインタフェースにストレージ装置を接続し、他のインタフェースに、無線アダプタを接続することで、ストレージ装置に記憶された設定情報に基づく無線通信を、無線アダプタに実行させることができる。
即ち、この発明によれば、利用者は、操作性に乏しい画像処理装置のユーザインタフェースを操作することなく、操作性に優れたパーソナルコンピュータ等を用いてストレージ装置に設定情報を格納し、これを画像処理装置に接続する程度で、設定情報の内容を、無線通信に反映させることができる。従って、本発明によれば、無線アダプタを介して画像処理装置を、外部の無線通信装置と通信可能とする場合に、無線通信に関する設定を簡単に行うことができる。
尚、上記の無線通信システムにおいて、設定情報取得手段は、揮発性の記憶手段(メモリ)に、上記取得した設定情報を、一時記憶する構成にされてもよいし、不揮発性の記憶手段に、上記取得した設定情報を、記憶する構成にされてもよい。
その他、無線アダプタ及びストレージ装置を接続するための汎用のインタフェースとしては、USB(Universal Serial Bus)規格のインタフェース等、プラグアンドプレイ機能に対応したインタフェースを採用するとよい。
また、上記インタフェースとして、USB規格のインタフェース等を採用する場合には、画像処理装置が備えるインタフェースに、ホストコントローラを設けて、画像処理装置が備えるインタフェースがホスト側となるように、システムを構成するとよい。
画像処理装置が備えるインタフェースを、ホストとすれば、無線アダプタに、ホストコントローラを設ける必要がなく、無線アダプタを安価に製造することができる。また、ストレージ装置は、ホストに対するスレーブとして機能するように構成されるのが一般的であるから、画像処理装置が備えるインタフェースを、ホストとすれば、特別なストレージ装置を用いることなく、一般的なストレージ装置を用いて、設定情報を画像処理装置に入力することができる。
その他、上記の無線通信システムは、画像処理装置が無線通信の動作を規定するパラメータを記憶し、画像処理装置が、上記設定情報に基づき、自身が記憶する上記パラメータを設定して、そのパラメータに基づき、無線アダプタを制御する構成にされてもよいし、無線アダプタが無線通信の動作を規定するパラメータを記憶し、画像処理装置が、無線アダプタを制御して、無線アダプタに、無線通信に関するパラメータを設定させる構成にされてもよい。
請求項2記載の無線通信システムは、アダプタ接続判断手段にてインタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、画像処理装置の制御手段が、設定情報取得手段が取得した設定情報に従って、指令信号を無線アダプタに入力することにより、設定情報取得手段が取得した設定情報に基づく無線通信に関する設定を、無線アダプタに実行させ、無線アダプタが、上記画像処理装置が有する制御手段から入力される指令信号に従って、無線通信に関する設定を行う構成にされたものである。
この無線通信システムによれば、無線アダプタが無線通信に関するパラメータを記憶して、そのパラメータに基づき動作する構成にされている場合であっても、無線通信に関する設定(パラメータの設定)を、ストレージ装置を介して行うことができ、大変便利である。
また、無線アダプタに対して指令信号を入力し、画像処理装置主導で、無線通信に関する設定を実現する場合には、画像処理装置が備える制御手段を、請求項3記載のように構成するとよい。
請求項3記載の無線通信システムにおける画像処理装置の制御手段は、アダプタ接続判断手段にてインタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、設定情報取得手段が取得した設定情報の内容と、無線アダプタに施されている設定内容と、に基づいて、設定情報取得手段が取得した設定情報に基づく設定が必要であるか否かを判断する設定要否判断手段を備え、設定要否判断手段により設定が必要であると判断されると、設定情報取得手段が取得した設定情報に従って、指令信号を無線アダプタに入力することにより、設定情報取得手段が取得した設定情報に基づく無線通信に関する設定を、無線アダプタに実行させる。
この無線通信システムによれば、無線アダプタに施されている設定内容と、設定情報取得手段が取得した設定情報とを比較し、必要である場合にのみ、設定情報に基づく無線通信に関する設定を、無線アダプタに実行させるので、設定情報と無線アダプタに施されている設定内容とが同一である場合等に、不必要な処理を無線アダプタに求めなくて済む。
また、上記無線通信システムにおいては、上記制御手段に代えて、請求項4記載の設定情報入力手段を、画像処理装置に設けてもよい。
請求項4記載の無線通信システムにおける画像処理装置は、アダプタ接続判断手段にてインタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、設定情報入力手段にて、設定情報取得手段が取得した設定情報を、無線アダプタに入力する。一方、無線アダプタは、画像処理装置が有する設定情報入力手段から入力される設定情報に従って、無線通信に関する設定を行う。
無線アダプタが主たる設定動作を行う構成にされた無線通信システムによれば、画像処理装置に、設定情報を解析して、無線アダプタに指令信号を入力する機能を設けなくて済むので、画像処理装置の構成を簡単にすることができる。従って、この発明によれば、画像処理装置の拡張性を向上させることができ、本発明の概念を適用した様々な種類の無線アダプタを、画像処理装置に接続して利用することができる。
その他、請求項5記載の無線通信システムは、無線アダプタが無線通信に関する設定を実行する際に、設定の実行状況を表す情報を表示する表示手段を、無線アダプタ及び画像処理装置の少なくとも一方に設けたものである。請求項5記載の無線通信システムによれば、利用者は、無線通信に関する設定時に、上記表示に基づいて、設定の実行状況を容易に把握することができる。
また、請求項6記載の無線通信システムは、ストレージ接続判断手段にてインタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、通信時に利用可能な電子証明書が、そのストレージ装置に記憶されているか否かを判断する証明書記憶判断手段と、証明書記憶判断手段にて電子証明書がストレージ装置に記憶されていると判断されると、ストレージ装置が記憶する電子証明書を、自装置(画像処理装置)、又は、自装置のインタフェースに接続された無線アダプタに組み込む証明書組込手段と、を画像処理装置に設けたものである。
通信の際には、必要に応じて、通信のセキュリティ向上のため電子証明書を用いることがあるが、この無線通信システムによれば、設定情報に基づく設定だけでなく、電子証明書の組込についても、ストレージ装置を用いて実現することができる。従って、この発明によれば、簡単に、電子証明書を用いた無線通信を実現することができる。
また、電子証明書をストレージ装置を用いて組み込む概念は、ファームウェアの組込(アップデート)にも適用することができる。
請求項7記載の無線通信システムは、ストレージ接続判断手段にてインタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、無線アダプタ用のファームウェアが、ストレージ装置に記憶されているか否かを判断するファームウェア記憶判断手段と、ファームウェア記憶判断手段にて上記ファームウェアがストレージ装置に記憶されていると判断されると、ストレージ装置が記憶するファームウェアを、画像処理装置の上記インタフェースに接続された無線アダプタに組み込むファームウェア組込手段と、を画像処理装置に設けたものである。
この無線通信システムによれば、設定情報に基づく無線通信の設定だけでなく、ファームウェアの組込(アップデート)についても、ストレージ装置を用いて実現することができるので、利用者にとっては、大変便利である。
尚、上記無線通信システムでは、ストレージ装置に、上記設定情報に加えて、ファームウェアが記憶されている場合、設定情報に基づく設定動作及びファームウェアの組込動作のいずれか一方が優先的に実行されるように、システムを構成するとよい。このようにすれば、設定情報に基づく設定及びファームウェアのアップデートが、順不同で実行されることによるエラーの発生等を防止することができる。
また、請求項8記載の無線通信システムは、アダプタ接続判断手段が、上記インタフェースに、ストレージ装置が記憶する設定情報に基づく無線通信を実現可能な無線アダプタが接続されているか否かを判断する構成にされたものである。この無線通信システムによれば、制御手段又は設定情報入力手段が、上記インタフェースに、設定情報に基づく無線通信を実現可能な無線アダプタが接続された場合にのみ機能するので、ストレージ装置を用いた設定機能に対応していないなどの不適切な無線アダプタが上記インタフェースに接続された場合に、不必要な処理を実行しなくて済み、また、制御手段又は設定情報入力手段が動作してしまうことにより、エラーが生じるのを防止することができる。
尚、無線アダプタが、本システムに不適切な無線アダプタであるか否かの判断は、無線アダプタから入力される機器ID等の情報に基づいて実現されてもよいし、所定の信号が、インタフェースを介して無線アダプタから入力されたか否かを判断することにより実現されてもよい。
その他、請求項9記載の画像処理装置は、外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと電気的に接続される接続手段を備え、接続手段に接続された無線アダプタを介して外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置であって、接続手段として、無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数備えると共に、上述したストレージ接続判断手段、設定情報記憶判断手段、設定情報取得手段、アダプタ接続判断手段、及び、制御手段、を備えるものである。
即ち、この画像処理装置は、上記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを、ストレージ接続判断手段にて判断し、ストレージ接続判断手段にて上記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報が記憶されているか否かを、設定情報記憶判断手段にて判断する。また、設定情報記憶判断手段にて、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する設定情報を、設定情報取得手段にて、ストレージ装置から取得する。
また、この画像処理装置は、上記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを、アダプタ接続判断手段にて判断し、アダプタ接続判断手段にてインタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、設定情報取得手段が取得した上記設定情報に従って、制御手段により、指令信号を無線アダプタに入力する。
この画像処理装置によれば、無線アダプタに、上記制御手段から入力される指令信号に従って、無線通信を実行させることができ、無線通信に関する設定を、ストレージ装置を介して実現することができる。従って、本発明によれば、請求項1記載の無線通信システムと、同様の効果を得ることができる。
また、請求項10記載の画像処理装置は、請求項9記載の画像処理装置において、アダプタ接続判断手段にてインタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、設定情報取得手段が取得した設定情報を、無線アダプタに入力する設定情報入力手段、を上記制御手段に代えて設けたものである。この発明によれば、画像処理装置に、設定情報を解析して、無線アダプタに指令信号を入力する機能を設けなくて済むので、画像処理装置の構成を簡単にすることができる。従って、請求項4記載の無線通信システムと、同様の効果を得ることができる。
その他、請求項11記載の発明は、外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと、この無線アダプタと電気的に接続される接続手段を備え、接続手段に接続された無線アダプタを介して外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置と、を備え、画像処理装置が、上記接続手段として、無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数備える無線通信システムにおいて、インタフェースに接続された無線アダプタに、無線通信に関する設定を施すための方法であって、手順(A)〜(E)を含むものである。
即ち、この方法では、画像処理装置が備えるインタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断し(手順(A))、インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断し(手順(B))、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する設定情報を、ストレージ装置から取得する(手順(C))。
また、この方法では、画像処理装置が備えるインタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断し(手順(D))、インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、手順(C)にて取得した設定情報に従って、無線アダプタに対し、無線通信に関する設定を施す(手順(E))。
この無線アダプタの設定方法によれば、ストレージ装置に記憶された情報に基づいて、無線通信に関する設定を実行するので、請求項1,2記載の無線通信システムと同様の効果を得ることができ、利用者にとっては、大変便利である。
以下、本発明の実施例について、図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された無線通信システム1の構成を表す説明図である。本実施例の無線通信システム1は、ディジタル複合機10(以下、単に「複合機」と表現する。)と、複合機10と電気的に接続される無線アダプタ30及びストレージ装置50とからなる。
複合機10は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する多機能装置であり、主制御部11と、読取部13と、記録部15と、モデム17と、NVRAM(不揮発性メモリ)19と、表示部21と、操作部23と、USBホスト制御部25と、を備える。
主制御部11は、各種演算処理を行うCPU11aと、CPU11aによるプログラム実行時に一時記憶領域として使用されるRAM11bと、ファームウェアとして上記複数機能を実現するためのプログラムを記憶するファームウェア記憶部11cと、を備え、複合機10を構成する装置内各部を統括制御する。一方、読取部13は、撮像装置(CCD等)を用いて原稿に記録(例えば印刷)された画像を読み取り、この画像を表す画像データを生成するものであり、記録部15は、印刷データに基づく画像を、用紙等のシート状記録媒体に形成(印刷)するものである。
主制御部11は、USBホスト制御部25等を介して外部から印刷指令を受けると、それと共に外部から入力された印刷データに基づいて、記録部15を制御し、記録部15に、印刷データに基づく画像を、シート状記録媒体に形成させる(プリンタ機能)。その他、外部から読取指令を受けると、読取部13を制御し、読取部13が備えるプラテンガラスに載置された原稿を読み取り、その結果に基づく画像データを、USBホスト制御部25等を介して、外部装置に入力する(スキャナ機能)。
また、モデム17は、公衆電話回線網(PSTN)に接続され、公衆電話回線網に接続された外部のファクシミリ装置(図示せず)と、ファクシミリデータの授受を行うものである。その他、NVRAM19は、当該複合機10の動作を決定付ける動作パラメータ等を記憶する。
また、表示部21は、液晶ディスプレイを有し、この液晶ディスプレイを介して、利用者に対する情報の表示を行い、操作部23は、利用者が操作可能な複数のキーを備え(図示せず)、これらのキーを介して利用者の操作情報を取得し、この操作情報(各種指令等)を、主制御部11に入力する。
その他、USBホスト制御部25は、USBホストコントローラを備えるUSBインタフェースであり、USBホストとして、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスとシリアル通信する。
このUSBホスト制御部25は、複数のUSBコネクタ25aを有し、各USBコネクタ25aへUSBデバイスが接続されると、USBデバイスの接続を、ラインの電圧変化によって自動検知する。また、USBホスト制御部25は、プラグアンドプレイ機能を有し、主制御部11のUSBに関するプログラムと連携して、USBデバイスから、そのデバイスに関する情報を含むディスクリプタを取得し、このディスクリプタに基づいて、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスとの通信に必要な設定を自動で行う。
具体的に、本実施例では、USBホスト制御部25が有するUSBコネクタ25aに、USBデバイスとして、無線LAN3内の各無線通信装置5と無線通信可能な無線アダプタと、USB対応のストレージ装置50とが接続される。図2(a)は、USBコネクタ25aに接続される無線アダプタ30の構成を表す説明図である。
無線アダプタ30は、複合機10が備えるUSBコネクタ25aと電気的に接続される無線通信装置であり、主制御部31と、無線送受信部33と、NVRAM35と、表示部37と、USBスレーブ制御部39と、を備える。主制御部31は、各種演算処理を行うCPU31aと、CPU31aによるプログラム実行時に一時記憶領域として使用されるRAM31bと、ファームウェアとして各種プログラムを記憶するファームウェア記憶部31cと、を備える。
具体的に、ファームウェア記憶部31cには、無線アダプタ30をプリントサーバとして機能させるためのプリントサーバプログラム、無線アダプタ30をスキャンサーバとして機能させるためのスキャンサーバプログラム、無線送受信部33を用いて所定の通信プロトコルでの無線通信を実現するための無線通信プログラム等が格納される。
一方、無線送受信部33は、主制御部31が電源投入時から実行する無線通信プログラム(無線通信タスク)によって制御され、外部の無線通信装置5と無線通信する。具体的に、無線送受信部33は、主制御部31から入力される送信データを、無線(RF)信号に重畳し、アンテナ33aから無線LAN3に送出すると共に、無線LAN3上の無線通信装置5から送信されてくる無線信号を受信して、この無線信号に重畳されたデータを抽出し、それを受信データとして、主制御部31に入力する。
その他、NVRAM35は、主制御部31が実行する無線通信タスクの動作(無線送受信部33に対する設定動作を含む)を決定付けるパラメータ(以下、「無線動作パラメータ」とする。)の一群を記憶すると共に、通信のセキュリティ向上のため、必要に応じて用いられる電子証明書等を記憶するものである。無線動作パラメータとしては、通信モードを表すパラメータ、ネットワークの識別子を表すパラメータ、認証・暗号化方式を表すパラメータ、暗号化キーを表すパラメータ等が挙げられる。
具体的に、通信モードとしては、アクセスポイントを介して通信を行うインフラストラクチャモードや、アクセスポイントを介さずに直接機器同士で通信を行うアドホックモードが挙げられる。また、ネットワークの識別子としては、32文字までの任意の英数字で表されるESSID(Extended Service Set Identifier)が挙げられる。
その他、認証方式としては、オープン認証、シェアード(共有)認証、電子証明書の必要なEAP−TLS(Extensible Authentication Protocol − Transport Layer Security)認証等が挙げられる。また、暗号化方式としては、WEP(Wired Equivalent Privacy)、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)等が挙げられる。
また、表示部37は、複数色のLED(発光ダイオード)から構成され、これらLEDの点灯/消灯/点滅及び発光色の切り替え等によって、利用者に対する情報の表示を行う。その他、USBスレーブ制御部39は、USBスレーブとして、自身が備えるUSBコネクタ39aに接続されたホスト側のUSBデバイス(複合機10)とシリアル通信する。
具体的に、このUSBスレーブ制御部39は、USBコネクタ39aに、USBコネクタ25a、又は、USBコネクタ25aと電気的に接続されたUSBケーブルが物理的に接続されて、複合機10と電気的に接続されると、複合機10から送信されてくるディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を受けて、自装置のデバイス情報を示したディスクリプタを生成し、これを複合機10に送信する。
図2(b)は、無線アダプタ30−複合機10間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図である。図2(b)に示すように、複合機10からディスクリプタの要求信号が送信され、これを無線アダプタ30のUSBスレーブ制御部39が受けると、USBスレーブ制御部39及び主制御部31の連携動作によって、USBスレーブ制御部39から複合機10には、ベンダID及びプロダクトID等を示すデバイスディスクリプタと、論理インタフェースの数等を示す構成ディスクリプタと、通信デバイスを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタと、が送信される。
これにより、複合機10では、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、ベンダID及びプロダクトID等にて決定付けられる特定の通信デバイス(無線アダプタ30)であると認識され、無線アダプタ30と複合機10との間には、無線通信機能に関する信号を授受するための論理インタフェースが確保され、複合機10は、無線アダプタ30を介して、外部の無線通信装置5と通信可能な構成にされる。
尚、主制御部31で起動されるプリントサーバタスクやスキャンサーバタスクは、無線通信タスク及び無線送受信部33を介して、無線LAN3上の無線通信装置5と通信すると共に、上記論理インタフェースを介してUSBコネクタ39aに接続された複合機10と通信する。
そして、プリントサーバタスクは、USBコネクタ39aに接続されたUSBデバイス(複合機10)が備えるプリンタ機能を、無線送受信部33が無線通信可能な無線LAN3上の他の無線通信装置5から利用できるようにし、スキャンサーバタスクは、USBコネクタ39aに接続されたUSBデバイス(複合機10)が備えるスキャナ機能を、無線送受信部33が無線通信可能な他の無線通信装置5から利用できるようにする。
具体的に、複合機10は、プリントサーバタスクから入力される印刷指令と共に、外部の無線通信装置5からプリントサーバタスクを介して入力される印刷データに基づいて、記録部15を制御し、印刷データに基づく画像を、シート状記録媒体に形成させる。
一方、複合機10にUSB接続されるストレージ装置50は、図3(a)に示す構成にされている。図3(a)は、複合機10に接続されるUSB対応のストレージ装置50の構成を表す説明図である。
図3(a)に示すストレージ装置50は、装置各部を統括制御する主制御部51と、不揮発性メモリや磁気ディスク等で構成される記憶部53と、ストレージ装置50をUSBスレーブとして機能させるためのUSBスレーブ制御部55と、を備える。
USBスレーブ制御部55は、自身が備えるUSBコネクタ55aに、複合機10が備えるUSBコネクタ25a、又は、USBコネクタ25aと電気的に接続されたUSBケーブルが物理的に接続されて、複合機10と電気的に接続されると、複合機10から送信されてくるディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を受けて、自装置のデバイス情報を示したディスクリプタを生成し、これを複合機10に送信する。
図3(b)は、ストレージ装置50−複合機10間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図である。図3(b)に示すように、複合機10からディスクリプタの要求信号が送信され、これをストレージ装置50のUSBスレーブ制御部55が受けると、USBスレーブ制御部55及び主制御部51の連携動作によって、USBスレーブ制御部55から複合機10には、ベンダID及びプロダクトID等を示すデバイスディスクリプタと、構成ディスクリプタと、マスストレージを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタと、が送信される。
これにより、複合機10では、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、マスストレージ(ストレージ装置50)であると認識され、ストレージ装置50と複合機10との間には、記憶部53が記憶するデータを授受するための論理インタフェースが確保される。上記論理インタフェースが確保されると、主制御部51は、複合機10から送信される指令信号に従って、記憶部53に格納されたデータを読出し、これを複合機10に入力する。
尚、ストレージ装置50は、パーソナルコンピュータ60が備えるUSBコネクタ69aにも接続可能な構成にされており、パーソナルコンピュータ60が備えるUSBコネクタ69aに接続されると、複合機10と同様に、パーソナルコンピュータ60から送信されてくるディスクリプタの要求信号に従って、デバイスディスクリプタ、マスストレージを示すインタフェースクラスコードを格納したインタフェースディスクリプタ等を、パーソナルコンピュータ60に入力し、記憶部53が記憶するデータをパーソナルコンピュータ60に提供可能、且つ、パーソナルコンピュータ60から入力されるデータを、記憶部53に記憶可能に、自身を構成する。
本実施例では、パーソナルコンピュータ60からストレージ装置50に対し、無線アダプタ30の無線動作パラメータを設定するための設定情報ファイルや、場合によって、セキュリティ通信の際に必要な電子証明書、無線アダプタ30用のファームウェア、複合機10用のファームウェアを書き込むことにより、ストレージ装置50を介して、無線アダプタ30に対する無線動作パラメータの設定や、電子証明書のインポート、ファームウェアのアップデートを実現すると共に、複合機10に対するファームウェアのアップデートを実現する。
図4は、パーソナルコンピュータ60と、ストレージ装置50とのデータ授受に関する説明図である。パーソナルコンピュータ60は、各種演算処理を行うCPU61と、キーボードやポインティングデバイス等からなる操作部63と、液晶ディスプレイ等からなる表示部65と、各種データを記憶するハードディスク装置67と、インターネット等の広域ネットワークに接続される通信部68と、USBホスト制御部69と、を備える。
このパーソナルコンピュータ60のハードディスク装置67には、無線アダプタ30に対する各種設定用のプログラム(図示せず)が記憶されており、CPU61は、このプログラムを実行して、設定画面を表示部65に表示することにより、操作部63を通じて、無線アダプタ30に対して設定すべき各無線動作パラメータの値を取得し、この値を記述した設定情報ファイルを生成する。そして、これをハードディスク装置67に保存する。
また、USBホスト制御部69が備えるUSBコネクタ69aに、ストレージ装置50が接続された状態で、操作部63を通じて設定情報ファイルの転送指令が利用者から入力されると、ハードディスク装置67が記憶する設定情報ファイルを、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
また、CPU61は、電子証明書の取得指令が操作部63を通じて入力されると、外部の認証局等から、通信部68を介して電子証明書を取得し、これをハードディスク装置67に保存し、電子証明書の転送指令が利用者から入力されると、ハードディスク装置67が記憶する電子証明書を、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
その他、CPU61は、ファームウェアの取得指令が操作部63を通じて入力されると、外部サーバから通信部68を介して、無線アダプタ30用又は複合機10用のファームウェアを取得し、これをハードディスク装置67に保存し、ファームウェアの転送指令が入力されると、ハードディスク装置67が記憶するファームウェアを、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
このようにして、ストレージ装置50の記憶部53には、無線アダプタ30に設定すべき無線動作パラメータの内容を表す設定情報ファイル、無線アダプタ30でのセキュリティ通信の際に用いられる電子証明書、アップデート用のファームウェア等が格納される。
続いて、複合機10の主制御部11(具体的にはCPU11)が実行する接続検知イベント処理について、図5を用いて説明する。尚、接続検知イベント処理は、USBコネクタ25aにUSBデバイスが接続される度に、実行される。
接続検知イベント処理を開始すると、主制御部11は、まずS110にて、USBホスト制御部25と連携し、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスに対して、ディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を送信し、これに応答して、USBデバイスから送信されてくるデバイスディスクリプタ、インタフェースディスクリプタ等を取得する。
S110の処理を終えると、主制御部11は、S115にて、無線アダプタ接続判定フラグをOFFに設定した後に、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、通信デバイスクラスであるか否かを判断する(S120)。具体的に、S120では、USBデバイスから、通信デバイスを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信したか否かを判断し、通信デバイスを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信していない場合には、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、通信デバイスクラスではないと判断し(S120でNo)、通信デバイスを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信している場合には、USBデバイスが、通信デバイスクラスであると判断する(S120でYes)。
S120でNoと判断すると、主制御部11は、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、ストレージクラスであるか否かを判断する(S130)。
具体的に、S130では、USBデバイスから、マスストレージを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信したか否か判断し、マスストレージを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信していない場合には、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、ストレージクラスではないと判断し(S130でNo)、マスストレージを示すインタフェースクラスコードが格納されたインタフェースディスクリプタを受信している場合には、USBデバイスが、ストレージクラスであると判断する(S130でYes)。
S130でNoと判断すると、主制御部11は、S135に移行して、表示部21を通じ、利用者に向けて、エラーの旨の表示を行う。具体的には、例えば、表示部21に、非対応のUSBデバイスが接続された旨のメッセージを表示する。その後、当該接続検知イベント処理を終了する。
一方、S130でYesと判断すると、主制御部11は、S140に移行し、ストレージ接続イベント処理を実行する。図6は、主制御部11が実行するストレージ接続イベント処理を表すフローチャートである。
ストレージ接続イベント処理を実行すると、主制御部11は、USBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、設定情報ファイルを検索し(S141)、記憶部53に設定情報ファイルが格納されているか否かを判断する(S142)。尚、設定情報ファイルの検索は、予め定められた設定情報ファイルとしてのファイル名を有するデータファイルを検索することにより実現される。
そして、ストレージ装置50の記憶部53に設定情報ファイルが格納されていると判断すると(S142でYes)、USBホスト制御部25を介して、ストレージ装置50の記憶部53から、記憶部53が記憶する設定情報ファイルを読み出す(S143)と共に、読み出した設定情報ファイルの内容の妥当性をチェックする(S144)。具体的には、設定情報ファイルのヘッダ情報及び記述内容が、規定の仕様に適合するものであるか等をチェックする。
S144でのチェックの結果、妥当性に問題があると判断すると(S145でNo)、主制御部11は、表示部21にて、エラーの旨の表示を行う(S146)。具体的には、例えば、有効な設定情報ファイルが格納されていない旨のメッセージを、表示部21に表示する。
その後、主制御部11は、当該ストレージ接続イベント処理を終了し、S180に移行して、ストレージ接続イベント処理(当該ストレージ接続イベント処理内にて実行されるファームウェア更新処理も含む)にて、エラーが生じたか否か判断する。具体的に、S146の処理実行後のS180では、エラーが生じているのでYesと判断し、当該接続検知イベント処理を終了する。
一方、主制御部11は、妥当性に問題なしと判断すると(S145でYes)、USBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、電子証明書を検索し(S147)、記憶部53に、電子証明書が格納されているか否かを判断する(S149)。そして、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていないと判断すると(S149でNo)、S151に移行し、電子証明書が格納されていると判断すると(S149でYes)、USBホスト制御部25を介して、ストレージ装置50の記憶部53から電子証明書を読み出した後に(S150)、S151に移行する。S151に移行すると、主制御部11は、USBコネクタ25aに、複合機10に対応した特定の通信デバイスである無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する。
尚、S151では、ストレージ装置50の接続を原因として実行された接続検知イベント処理の前に、既に、無線アダプタ30がUSBコネクタ25aに接続されて、ディスクリプタの取得が行われ(S110)、複合機10が無線アダプタ30の接続を認識している場合に、Yesと判断し、複合機10が無線アダプタ30を認識していない場合には、Noと判断する。
S151でNoと判断すると、主制御部11は、S143でストレージ装置50から読み出した設定情報、及び、S150でストレージ装置50から読み出した電子証明書(電子証明書についてはS149でYesと判断した場合のみ)を、NVRAM19に書き込んで保存し、その後、表示部21に保存完了の旨のメッセージを表示する(S152)。その後、当該ストレージ接続イベント処理を終了する。一方、S151でYesと判断すると、主制御部11は、S152の処理を実行せずに、当該ストレージ接続イベント処理を終了する。
S151又はS152の処理を経て、ストレージ接続イベント処理を終了すると、主制御部11は、S180にてNoと判断し、続くS185にて、USBコネクタ25aに、無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する。具体的に、S151でYesと判断されている場合には、S185でYesと判断し、S151でNoと判断されている場合には、S185でNoと判断する。
そして、S185でNoと判断すると、当該接続検知イベント処理を終了し、S185でYesと判断した場合には、S187にて、無線アダプタ接続判定フラグをONに設定した後、S200に移行し、無線アダプタ更新処理を実行する(図8参照。詳細後述)。
一方、S142で、ストレージ装置50の記憶部53に設定情報ファイルが格納されていないと判断すると、主制御部11は、S154に移行し、USBコネクタ25aに接続された上記ストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、電子証明書を検索し、記憶部53に、電子証明書が格納されているか否かを判断する(S155)。
そして、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていると判断すると(S155でYes)、主制御部11は、USBホスト制御部25を介して、ストレージ装置50の記憶部53から、電子証明書を読み出し(S156)、その後、USBコネクタ25aに、複合機10に対応した特定の通信デバイスである無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する(S157)。尚、ここでの判断は、S151と同様である。
S157で無線アダプタ30が接続されていないと判断すると(S157でNo)、主制御部11は、S158に移行して、S156でストレージ装置50から読み出した電子証明書を、NVRAM19に書き込んで保存し、その後、表示部21に保存完了の旨のメッセージを表示する。また、S158での処理を終えると、当該ストレージ接続イベント処理を終了する。一方、S157でYesと判断すると、主制御部11は、S158の処理を実行せずに、当該ストレージ接続イベント処理を終了する。
S157又はS158の処理を経て、ストレージ接続イベント処理を終了すると、主制御部11は、S180にてNoと判断し、続くS185にて、USBコネクタ25aに、無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する。具体的に、S157でYesと判断した場合には、S185でもYesと判断し、S157でNoと判断した場合には、S185でもNoと判断する。そして、S185でNoと判断した場合には、当該接続検知イベント処理を終了し、S185でYesと判断した場合には、S187で無線アダプタ接続判定フラグをONに設定した後、S200に移行して、無線アダプタ更新処理を実行する。
また、S155で、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていないと判断すると、主制御部11は、S160に移行し、ファームウェア更新処理を実行する。図7は、主制御部11が実行するファームウェア更新処理を表すフローチャートである。
ファームウェア更新処理を実行すると、主制御部11は、USBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、ファームウェアを検索して(S161)、記憶部53に、ファームウェアが格納されているか否かを判断する(S162)。尚、ファームウェアの検索は、予め定められたファームウェアとしてのファイル名を有するデータファイルを検索することにより実現される。
ここで、ファームウェアが格納されていないと判断すると(S162でNo)、主制御部11は、S163に移行し、ストレージ装置にファームウェア等が格納されていない旨のメッセージを表示部21に表示し、その後、ファームウェア更新処理及びストレージ接続イベント処理を終了して、S180に移行し、Yesと判断して、接続検知イベント処理を終了する。
一方、ファームウェアが格納されていると判断すると(S162でYes)、主制御部11は、S164に移行し、ストレージ装置50の記憶部53に記憶されているファームウェアを、USBホスト制御部25を介して読み出し、その後、S165にて、ファームウェアが無線アダプタ30用のファームウェアであるか否かを判断する。ここでは、例えば、ファームウェアのファイル名に基づいて、読み出したファームウェアが無線アダプタ30用のファームウェアであるか否かを判断する。
読み出したファームウェアが無線アダプタ30用のファームウェアであると判断すると(S165でYes)、主制御部11は、S167に移行し、USBコネクタ25aに、複合機10に対応した特定の通信デバイスである無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する。尚、ここでの判断は、S151と同様である。
S167でNoと判断すると、主制御部11は、S169に移行し、上記ストレージ装置50から読み出したファームウェアを、NVRAM19に書き込んで保存すると共に、保存完了の旨のメッセージを表示部21に表示する。その後、当該ファームウェア更新処理を終了すると共に、ストレージ接続イベント処理を終了する。一方、S167でYesと判断すると、主制御部11は、S169の処理を実行することなく、当該ファームウェア更新処理を終了すると共に、ストレージ接続イベント処理を終了する。
S167又はS169の処理を経て、ストレージ接続イベント処理を終了すると、主制御部11は、S180にてNoと判断し、続くS185にて、USBコネクタ25aに、無線アダプタ30が接続されているか否かを判断する。具体的に、S167でYesと判断した場合には、S185でもYesと判断し、S167でNoと判断した場合には、S185でもNoと判断する。そして、S185でNoと判断した場合には、接続検知イベント処理を終了し、S185でYesと判断した場合には、S187で無線アダプタ接続判定フラグをONに設定した後、S200に移行し、無線アダプタ更新処理を実行する。
一方、S165で、読み出したファームウェアが無線アダプタ30用のファームウェアではないと判断すると(S165でNo)、主制御部11は、S170に移行し、読み出したファームウェアが、複合機10用のファームウェアであるか否かを判断する。
そして、読み出したファームウェアが複合機10用のファームウェアではないと判断すると(S170でNo)、S179に移行し、読み出したファームウェアが複合機10用のファームウェアであると判断すると(S170でYes)、S171に移行して、ファームウェアの妥当性をチェックする。具体的には、ファームウェアのヘッダ情報を解析して、読み出したファームウェアが、ファイル名だけでなく内容自体も、真に複合機10用のファームウェアであるかをチェックする。
尚、S171では、ファームウェアの妥当性のチェックだけでなく、ヘッダ情報に記載されているバージョン情報を抽出し、読み出したファームウェアのバージョンと、複合機10が有するファームウェアのバージョンとを比較する。
S171での処理を終えると、主制御部11は、S173に移行し、ファームウェアの妥当性に問題がなかったか否かを判断する。そして、ファームウェアの妥当性に問題ありと判断すると(S173でNo)、S179に移行し、ファームウェアの妥当性に問題なしと判断すると(S173でYes)、S174に移行して、S164で読み出したファームウェアが、複合機10のファームウェア記憶部11cが記憶するファームウェアよりも新しいバージョンのものであるか否か判断する。
そして、新しいバージョンであると判断すると(S174でYes)、S164で読み出したファームウェアに基づき、ファームウェア記憶部11cに記憶されているファームウェアをアップデートする(S175)。また、ファームウェアのアップデートが完了すると、アップデートを完了した旨のメッセージを表示部21に表示する。その後、S177に移行して、当該複合機10を再起動(リブート)する。一方、S174で、新しいバージョンではないと判断すると、S179に移行する。
S179に移行すると、主制御部11は、表示部21に、ファームウェアの内容が最新のものではないか、不正なものである旨のメッセージを表示し、その後、当該ファームウェア更新処理及びストレージ接続イベントを終了して、S180に移行する。また、S180ではYesと判断して、接続検知イベント処理を終了する。
一方、接続検知イベント処理のS120にて、USBコネクタ25aに接続されたUSBデバイスが、通信デバイスクラスであると判断すると、主制御部11は、S190に移行し、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、接続されたUSBデバイスが、当該複合機10に対応した無線アダプタ30であるか否かを判断する。具体的に、ここでいう「複合機10に対応した無線アダプタ30」とは、ストレージ装置50が記憶する設定情報ファイルの内容に基づいて複合機10から入力される指令信号に従い、無線動作パラメータを設定し、設定情報ファイルの内容に基づく無線通信を実現可能な無線アダプタのことである。
尚、接続されたUSBデバイスが、複合機10に対応した無線アダプタ30であるか否かの判断は、デバイスディスクリプタに格納されたベンダの識別情報であるベンダID及び、製品の識別情報であるプロダクトID等の情報に基づいて、行われる。
S190で、上記USBデバイスが、複合機10に対応した無線アダプタ30ではないと判断すると、主制御部11は、S135に移行して、上述のエラー表示を行った後に、接続検知イベント処理を終了する。
一方、S190で、上記USBデバイスが、当該複合機10に対応した無線アダプタ30であると判断すると、S200に移行して、無線アダプタ更新処理を実行する。図8は、主制御部11が実行する無線アダプタ更新処理を表すフローチャートである。
無線アダプタ更新処理を実行すると、主制御部11は、まずS210にて、無線アダプタ30用のファームウェアが、NVRAM19又はUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に存在するか否かを判断する。
具体的に、S210では、無線アダプタ接続判定フラグがOFFで、なお且つNVRAM19に、無線アダプタ30用のファームウェアが記憶されている場合、又は、無線アダプタ接続判定プラグがONで、なお且つUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に、無線アダプタ30用のファームウェアが記憶されている場合に、Yesと判断し、それ以外の場合にはNoと判断する。
S210でNoと判断すると、主制御部11は、S260に移行し、S210でYesと判断すると、S210でYesと判断する原因となったファームウェア(即ち、無線アダプタ接続判定フラグがOFFの場合には、NVRAM19に存在する無線アダプタ30用のファームウェア、無線アダプタ接続判定フラグがONの場合には、ストレージ装置50に存在する無線アダプタ30用のファームウェア)を、処理対象として、そのファームウェアの妥当性をチェックすると共に、ファームウェアの内容を比較する(S220)。
具体的に、ここでは、ファームウェアのヘッダ情報を解析して、読み出したファームウェアが、ファイル名だけでなく内容自体も、真に無線アダプタ30用のファームウェアであるかをチェックする(妥当性のチェック)。また、ファームウェアのヘッダ情報に記載されているバージョン情報を抽出し、処理対象のファームウェアのバージョンと、無線アダプタ30が有するファームウェアのバージョンとを比較する。
S220での処理を終えると、主制御部11は、S230に移行し、処理対象のファームウェアの妥当性に問題がなかったか否かを判断する。そして、ファームウェアの妥当性に問題ありと判断すると(S230でNo)、S260に移行し、ファームウェアの妥当性に問題なしと判断すると(S230でYes)、S240に移行して、NVRAM19又はストレージ装置50に存在する上記処理対象のファームウェアが、無線アダプタ30のファームウェア記憶部31cが記憶するファームウェアよりも新しいバージョンであるか否かを判断する。
そして、新しいバージョンであると判断すると(S240でYes)、主制御部11は、上記処理対象のファームウェアに基づき、ファームウェア記憶部31cに記憶されているファームウェアをアップデートする(S250)。具体的には、ファームウェアのアップデートを指示するアップデート指令信号と共に、上記処理対象のファームウェアを、USBホスト制御部25を介して、無線アダプタ30に入力し、無線アダプタ30の主制御部31に、入力した上記処理対象のファームウェアに基づく、ファームウェアのアップデートを実行させる。また、ファームウェアのアップデート中には、ファームウェアをアップデート中である旨のメッセージを、表示部21に表示する。
尚、ファームウェアのアップデート後、NVRAM19にS169で書き込まれたファームウェアが保存されている場合には、それを削除してもよいし、保存したままにしてもよい。S250の処理を終えると、主制御部11は、S260に処理を移行する。
S260に移行すると、主制御部11は、設定情報ファイルが、NVRAM19又はUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に存在するか否かを判断する。具体的に、S260では、無線アダプタ接続判定フラグがOFFで、なお且つNVRAM19に、設定情報ファイルが記憶されている場合、又は、無線アダプタ接続判定プラグがONで、なお且つUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に、設定情報ファイルが記憶されている場合に、Yesと判断し、それ以外の場合にはNoと判断する。
S260でYesと判断すると、主制御部11は、S260でYesと判断する原因となった設定情報ファイル(即ち、無線アダプタ接続判定フラグがOFFの場合には、NVRAM19に存在する設定情報ファイル、無線アダプタ接続判定フラグがONの場合には、ストレージ装置50に存在する設定情報ファイル)を、処理対象として、その設定情報ファイルの妥当性をチェックする(S270)。具体的に、ここでは、妥当性のチェックとして、設定情報ファイルのヘッダ情報及び記述内容が、規定の仕様に適合するものであるか等をチェックする。
S270での処理を終えると、主制御部11は、S280に移行し、S270での処理結果に基づき、処理対象の設定情報ファイルの妥当性に問題がなかったか否かを判断する。そして、設定情報ファイルの妥当性に問題ありと判断すると(S280でNo)、S283に移行し、設定情報ファイルの妥当性に問題なしと判断すると(S280でYes)、S290に移行する。
S290に移行すると、主制御部11は、USBホスト制御部25を介して、無線アダプタ30と通信し、NVRAM19又はストレージ装置50に存在する上記処理対象の設定情報ファイルの内容が、無線アダプタ30に設定されている各無線動作パラメータの内容と、一致するか否かを判断する。即ち、上記処理対象の設定情報ファイルの内容が、既に、無線アダプタ30の各無線動作パラメータに反映されているか否かを判断する。
S290で、NVRAM19又はストレージ装置50に存在する上記処理対象の設定情報ファイルの内容が、無線アダプタ30に設定されている各無線動作パラメータの内容と、一致すると判断すると(S290でYes)、主制御部11はS320に移行し、一致しないと判断すると(S290でNo)、S300に移行する。
S300に移行すると、主制御部11は、NVRAM19又はストレージ装置50に存在する上記処理対象の設定情報ファイルの内容を解析し、上記処理対象の設定情報ファイルの内容に一致するように、各無線動作パラメータの値を、無線アダプタ30に設定させるための指令信号(設定指令信号)を、USBホスト制御部25を介して、無線アダプタ30に入力し、上記処理対象の設定情報ファイルの内容を、無線アダプタ30が記憶する各無線動作パラメータの値に反映させる。また、指令信号送信中には、設定動作中である旨のメッセージを表示部21に表示する。
S300の処理を終えると、主制御部11は、S310に移行し、無線アダプタ30に、無線通信タスクを再起動させるための指令信号(再起動指令信号)を入力して、無線通信タスクを再起動させると共に、起動中である旨のメッセージを表示部21に表示する。その後、S320に移行する。尚、設定完了後、NVRAM19にS152で書き込まれた設定情報ファイルが保存されている場合には、それを削除してもよいし、保存したままにしてもよい。
一方、S260でNoと判断すると、主制御部11は、S283に移行し、USBホスト制御部25を介して無線アダプタ30と通信することにより、無線アダプタ30の各無線動作パラメータが未設定の状態(換言すると、製品出荷時のデフォルトの状態)であるか否かを判断する。
そして、未設定の状態であると判断すると、S287に移行し、無線アダプタ30が未設定の状態である旨のメッセージを、表示部21に表示して、当該無線アダプタ更新処理を終了し、未設定の状態でないと判断すると、S287の処理を行わずに、S320に移行する。
S320に移行すると、主制御部11は、電子証明書が、NVRAM19又はUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に存在するか否か判断する。具体的に、S320では、無線アダプタ接続判定フラグがOFFで、なお且つNVRAM19に、電子証明書が記憶されている場合、又は、無線アダプタ接続判定プラグがONで、なお且つUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に、電子証明書が記憶されている場合に、Yesと判断し、それ以外の場合にはNoと判断する。
S320でYesと判断すると、主制御部11は、S320でYesと判断する原因となった電子証明書(即ち、無線アダプタ接続判定フラグがOFFの場合には、NVRAM19に存在する電子証明書、無線アダプタ接続判定フラグがONの場合には、ストレージ装置50に存在する電子証明書)を、電子証明書の組込(インポート)を指示する組込指令信号と共に、無線アダプタ30に送信して、無線アダプタ30に電子証明書を自身に組み込ませる(S330)。その後、当該無線アダプタ更新処理を終了して、接続検知イベント処理を終了する。尚、組込完了後、NVRAM19にS152又はS158で書き込まれた電子証明書が保存されている場合には、それを削除してもよいし、保存したままにしてもよい。
一方、S320でNoと判断すると、主制御部11は、S330の処理を実行することなく、当該無線アダプタ更新処理及び接続検知イベント処理を終了する。
続いて、無線アダプタ30の主制御部31が実行する自装置更新処理について説明する。図9は、無線アダプタ30の主制御部31が実行する自装置更新処理を表すフローチャートであり、主制御部31は、複合機10が実行する接続検知イベント処理にて実行されるステップにより、USBホスト制御部25から出力される指令信号を、USBスレーブ制御部39を介して受信すると、この自装置更新処理を実行する。
自装置更新処理を実行すると、主制御部31は、複合機10から入力された指令信号が、S250で送信されるアップデート指令信号であるか否か判断し(S410)、アップデート指令信号であると判断すると(S410でYes)、アップデート指令信号と共に複合機10から受信したファームウェアに基づいて、ファームウェア記憶部31cに記憶されているファームウェアをアップデートすると共に、アップデート中である旨の表示を、表示部37を介して行う(S413)。具体的には、例えば、表示部37が備えるアップデート中を意味する色のLEDを点灯させて、アップデート中の旨の表示を行う。その後、当該自装置更新処理を終了する。
これに対し、S410で、複合機10から入力された指令信号が、アップデート指令信号ではないと判断すると、主制御部31は、S430に移行し、複合機10から入力された指令信号が、S300で送信される設定指令信号であるか否か判断し、設定指令信号であると判断すると(S430でYes)、設定指令信号に従って、NVRAM35が記憶する各無線動作パラメータの値を更新(設定)すると共に、設定動作中である旨の表示を、表示部37を介して行う(S433)。具体的には、例えば、表示部37が備える設定動作中を意味する色のLEDを点滅させて、設定動作中の旨の表示を行う。その後、当該自装置更新処理を終了する。
また、S430で、複合機10から入力された指令信号が、設定指令信号ではないと判断すると、主制御部31は、S450に移行し、複合機10から入力された指令信号が、S310で送信される再起動指令信号であるか否か判断し、再起動指令信号であると判断すると(S450でYes)、S453に移行して、動作中の無線通信タスクを再起動し、S433で更新された無線通信の動作を決定付ける無線動作パラメータを、無線通信の動作に反映させる。また、設定反映中の旨の表示を、表示部37を介して行う。具体的には、例えば、表示部37が備える設定反映中を意味する色のLEDを点灯させて、設定反映中の旨の表示を行う。その後、当該自装置更新処理を終了する。
その他、S450で、複合機10から入力された指令信号が、再起動指令信号ではないと判断すると、主制御部31は、S470に移行し、複合機10から入力された指令信号が、S330で送信される組込指令信号であるか否か判断し、組込指令信号であると判断すると(S470でYes)、S473に移行して、組込指令信号と共に複合機10から入力された電子証明書を、通信時に参照されるNVRAM35内の電子証明書格納領域に書き込んで、インポートする(即ち、組み込む)。また、インポート中である旨の表示を、表示部37を介して行い、当該自装置更新処理を終了する。
また、主制御部31は、S470にて、複合機10から入力された指令信号が、組込指令信号でもないと判断すると、指令信号に適合する他の処理を実行し、その後、当該自装置更新処理を終了する。
以上、本実施例の無線通信システム1について説明したが、本実施例の無線通信システム1では、複合機10が備えるUSBインタフェース(USBコネクタ25a)に、ストレージ装置50が接続されているか否かを判断し(S130)、USBインタフェースにストレージ装置50が接続されていると判断すると、そのストレージ装置50に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報ファイルが記憶されているか否かを判断し(S141,142)、ストレージ装置50に設定情報ファイルが記憶されていると判断すると、そのストレージ装置50が記憶する設定情報ファイルを、ストレージ装置50から取得する(S143)。
また、本実施例では、複合機10が備えるUSBインタフェースに、無線アダプタ30が接続されているか否かを判断し(S120,S190)、USBインタフェースに無線アダプタ30が接続されていると判断すると、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルに従って、設定指令信号を無線アダプタ30にUSBホスト制御部25を介して入力することにより、無線アダプタ30に対して、無線通信に関する設定を施す(S300)。一方、設定指令信号を受ける無線アダプタ30は、S300で複合機10から入力される指令信号に従い、無線通信に関する設定(無線動作パラメータの設定)を行う(S433)。
従って、本実施例によれば、複合機10が備えるUSBコネクタ25aに、設定情報ファイルを記憶するストレージ装置50を接続し、その後に、ストレージ装置50をUSBコネクタ25aから取り外して、代わりに、無線アダプタ30をUSBコネクタ25aに接続することで、ストレージ装置50に記憶された設定情報ファイルの内容を、無線アダプタ30の動作に反映させて、その設定情報ファイルの内容に一致する無線通信を、無線アダプタ30に実行させることができる。
また、本実施例では、複合機10がUSBコネクタ25aを複数備えるので、一つのUSBコネクタ25aにストレージ装置50を接続し、他のUSBコネクタ25aに、無線アダプタ30を接続しても、ストレージ装置50に記憶された設定情報ファイルに基づく無線通信を、無線アダプタ30に実行させることができる。
即ち、本実施例によれば、利用者は、操作性に乏しい複合機10のユーザインタフェースを操作することなく、操作性に優れたパーソナルコンピュータ60等を用いてストレージ装置50に設定情報ファイルを格納し、これを複合機10に接続する程度で、設定情報ファイルの内容を、無線通信に反映させることができる。従って、本実施例によれば、無線アダプタ30を介して複合機10を、外部の無線通信装置5と通信可能とする場合に、無線通信に関する設定を簡単に行うことができる。
尚具体的に、無線アダプタ30は、無線送信部33にて受信したデータが印刷データである場合、複合機10に印刷データを入力するプリントサーバタスクを備えるので、本実施例によれば、ストレージ装置50を複合機10のUSBコネクタ25aに接続する程度で、無線アダプタ30をプリントサーバとして適切に機能させることができる。
その他、本実施例では、無線アダプタ30及びストレージ装置50を接続するための汎用インタフェースとして、プラグアンドプレイ機能に対応したUSB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースを採用し、複合機10をUSBホストとしているので、無線アダプタ30に、ホストコントローラを設ける必要がなく、無線アダプタ30を安価に製造することができる。また、ストレージ装置50は、ホストに対するスレーブとして機能するように構成されるのが一般的であるから、複合機10をUSBホストとすれば、特別なストレージ装置を用いることなく、一般的なストレージ装置50を用いて、設定情報ファイルを複合機10に入力することができる。
また、本実施例では、S190にて、複合機10のUSBインタフェースに無線アダプタ30が接続されていると判断した場合、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルの内容と、無線アダプタ30に施されている設定内容と、を比較し(S290)、内容が一致する場合には、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルに基づく設定が必要ないと判断し(S290でYes)、内容が一致しない場合には、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルに基づく設定が必要であると判断し(S290でNo)、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルに従って、設定指令信号を無線アダプタ30に入力する(S300)ようにした。
従って、本実施例によれば、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルと無線アダプタ30に施されている設定内容とが同一である場合等に、不必要な処理を無線アダプタ30に実行させなくて済む。
また、本実施例によれば、利用者は、異なる複合機10に、無線アダプタ30を装着する場合であっても、操作部23を操作することなく、簡単に、上記異なる複合機10に合った設定内容にて、その無線アダプタ30に通信を実行させることができる。
その他、本実施例では、無線アダプタ30が無線通信に関する設定を実行する際に、設定の実行状況を表す情報を、表示部21,37にて表示するので(S300,310,S433,S453)、利用者は、無線通信に関する設定時に、設定の実行状況を容易に把握することができる。
また、本実施例では、複合機10のUSBインタフェースにストレージ装置50が接続されていると判断すると(S130でYes)、通信時に利用可能な電子証明書が、そのストレージ装置50に記憶されているか否かを判断し(S147,S149,S154,S155)、電子証明書がストレージ装置50に記憶されている場合には、ストレージ装置50が記憶する電子証明書を、ストレージ装置50から取得し(S150,S156)、取得した電子証明書を、複合機10のUSBインタフェースに接続された無線アダプタ30に組み込む(S330)ようにした。
通信の際には、セキュリティ向上のため電子証明書を用いることがあるが、この無線通信システム1によれば、電子証明書の組込(インポート)についても、ストレージ装置50を用いて実現することができるので、大変便利である。
また、本実施例では、複合機10のUSBインタフェースにストレージ装置50が接続されていると判断すると(S130でYes)、無線アダプタ30用のファームウェアが、ストレージ装置50に記憶されているか否かを判断し(S162,S165)、無線アダプタ30用のファームウェアがストレージ装置50に記憶されている場合には、ストレージ装置50が記憶するファームウェアを、複合機10のUSBインタフェースに接続された無線アダプタ30に組み込む(S250)ようにした。
従って、この無線通信システム1によれば、設定情報ファイルに基づく無線通信の設定だけでなく、無線アダプタ30に対するファームウェアの組込(アップデート)についても、ストレージ装置50を用いて実現することができ、新しい通信規格・セキュリティに対応したファームウェアの更新が容易であるので、利用者にとっては、大変便利である。
尚、本発明の画像処理装置は、複合機10に相当する。また、ストレージ接続判断手段は、S130にて実現され、設定情報記憶判断手段は、S141,S142にて実現され、設定情報取得手段は、S143にて実現され、アダプタ接続判断手段は、S120,S190にて実現され、制御手段は、S260〜S310にて実現され、設定要否判断手段は、S290にて実現されている。その他、表示手段は、表示部21及びS300,S310にて実現されると共に、表示部37及びS433,S453にて実現されている。
また、証明書記憶判断手段は、S147,S149,S154,S155にて実現され、証明書組込手段は、S150〜S152,S156〜S158,S320〜S330にて実現されている。また、ファームウェア記憶判断手段は、S161〜S165にて実現され、ファームウェア組込手段は、S167〜S169,S210〜S250にて実現されている。
また、本発明の無線通信システム1は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、複合機10が設定情報ファイルの内容を理解して、設定情報ファイルの内容に一致する設定を、無線アダプタ30に実行させるための指令信号を、無線アダプタ30に入力することにより、無線通信に関する設定を実現するようにしたが、複合機10が、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルを、そのまま無線アダプタ30に入力し、無線アダプタ30が、入力された設定情報ファイルの内容を理解して、設定情報ファイルの内容に一致する設定を実行するように、上記無線通信システム1を構成してもよい(変形例)。
図10(a)は、主制御部11が実行する変形例の無線アダプタ更新処理を表すフローチャートであり、図10(b)は、主制御部31が実行する変形例の自装置更新処理を表すフローチャートである。図10では、上記実施例と同一のステップを一部省略しているが、図10(a)に示す変形例の無線アダプタ更新処理は、上記実施例の無線アダプタ更新処理(図8参照)におけるS270からS300までの処理を、S303からS309までの処理に変更したものであり、図10(b)に示す変形例の自装置更新処理は、上記実施例の自装置更新処理(図9参照)におけるS433の処理を、S434からS439までの処理に変更したものである。尚、変形例では、ストレージ接続イベント処理にて、S144からS146までの処理を実行しないこととする。
図10に示す変形例では、複合機10の主制御部11が、S260でYesと判断すると、S303に移行し、S260でYesと判断する原因となった設定情報ファイル(即ち、無線アダプタ接続判定フラグがOFFの場合には、NVRAM19に存在する設定情報ファイル、無線アダプタ接続判定フラグがONの場合には、ストレージ装置50に存在する設定情報ファイル)を、指令信号(設定指令信号)と共に無線アダプタ30に入力する。その後、設定動作中である旨のメッセージを表示部21に表示し(S305)、この表示動作を、設定終了の旨の通知又は設定キャンセルの旨の通知を無線アダプタ30からUSBホスト制御部25を介して受信するまで行う。そして、設定終了の旨の通知を無線アダプタ30から受信すると(S307でYes)、S310に移行する。これに対し、設定キャンセルの旨の通知を無線アダプタ30から受信すると(S308でYes)、S309に移行して、設定キャンセルの旨のメッセージを表示部21に表示した後、S320以降の処理を実行する。
一方、無線アダプタ30の主制御部31は、USBスレーブ制御部39を介して、複合機10から設定指令信号を受信したと判断すると(S430でYes)、S434にて、設定指令信号と共に複合機10から入力された設定情報ファイルの妥当性をチェックする(S434)。具体的に、ここでは、設定情報ファイルの記述内容が、規定の仕様に適合するものであるか等をチェックする(妥当性のチェック)。
S434での処理を終えると、主制御部31は、S435に移行し、設定情報ファイルの妥当性に問題がなかったか否かを判断する。そして、設定情報ファイルの妥当性に問題ありと判断すると(S435でNo)、S439に移行し、設定キャンセルの旨の通知を、USBホストとしての複合機10に入力する。
一方、設定情報ファイルの妥当性に問題なしと判断すると(S435でYes)、主制御部31は、S436に移行して、上記入力された設定情報ファイルの内容が、NVRAM35に設定されている各無線動作パラメータの内容と、一致するか否かを判断する。
そして、上記設定情報ファイルの内容が、無線アダプタ30に設定されている各無線動作パラメータの内容と、一致すると判断すると(S436でYes)、主制御部31は、S439に移行し、一致しないと判断すると(S436でNo)、S437に移行する。
S437では、上記複合機10から入力された設定情報ファイルの内容に従って、NVRAM35が記憶する各無線動作パラメータの値を変更(設定)すると共に、設定動作中である旨の表示を、表示部37を介して行う。そして、全無線動作パラメータの設定が終了すると、S438に移行し、設定終了を、USBホストである複合機10に通知して、自装置更新処理を終了する。
変形例によれば、複合機10に、設定情報ファイルを解析する機能を設けなくて済むので、無線アダプタ30(製品)の種類毎に、設定情報ファイルの構成を変更することができ、様々な種類の無線アダプタ30を、ストレージ装置50を介して、複合機10から設定することができる。尚、本発明の設定情報入力手段は、S303の処理にて実現されている。
その他、上記実施例では、無線アダプタ30が無線通信の動作を規定するパラメータ(無線動作パラメータ)を記憶し、複合機10が、無線アダプタ30に対して指令信号を入力して、無線アダプタ30に、上記パラメータを設定させる無線通信システム1について説明したが、複合機10が無線通信の動作を規定するパラメータ(無線動作パラメータ)を記憶し、複合機10が、ストレージ装置50から取得した設定情報ファイルに基づき、自身が記憶する上記パラメータを設定して、そのパラメータに基づき、無線アダプタ30を制御するように、無線通信システム1を構成してもよい。また、この場合には、ストレージ装置50から取得した電子証明書を、無線アダプタ30を制御するタスクが参照するNVRAM19の電子証明書格納領域に書き込むように、複合機10を構成してもよい。
また、上記実施例では、無線LAN3内の無線通信装置5と無線通信する無線アダプタ30を用いた無線通信システム1について説明したが、無線アダプタは、赤外線通信(IrDA)用のアダプタであってもよいし、Bluetooth用のアダプタであってもよいし、UWB(Ultra Wide Band)用のアダプタであってもよい。その他、上記実施例では、無線アダプタ30及びストレージ装置50を接続するためのインタフェースとして、有線接続形式のUSBインタフェースを例に挙げたが、上記USBインタフェースに代えて、IEEE1394規格のインタフェース等を採用してもよい。
また、以上には、USBコネクタ25aを複数備える複合機10について説明したが、上記複合機10は、ストレージ装置50に記憶された設定情報ファイル等をNVRAM19に保存する機能を備えているので、複合機10にUSBコネクタ25aを一つしか設けなくとも、ストレージ装置50を介して無線アダプタ30の設定することは可能である。
その他、上記実施例では、NVRAM19又はUSBコネクタ25aに接続されたストレージ装置50に存在する処理対象の設定情報ファイルの内容が、無線アダプタ30に設定されている各無線動作パラメータの内容と、一致するか否かを判断することにより(S290,S436)、設定情報ファイルに基づく設定動作を実行するか否かを切り替えるようにしたが、無線アダプタ30に異なる設定が施されており、S290又はS436でNoと判断した場合には、その後の設定動作を実行させるか否かを、利用者に選択させるようにしてもよい。このようにすれば、利用者の望んだ設定内容にて無線通信を実現することができる。
また、S290又はS436では、無線アダプタ30の設定と、設定情報ファイルの内容とが一致するか否かを判断するようにしたが、この判断に代えて、無線アダプタ30の設定がデフォルトの設定であるかを判断するようにし、無線アダプタ30の設定がデフォルトの設定である場合に設定動作を実行するように(即ち、S300又はS437の処理を実行するように)、複合機10を構成してもよい。このようにすれば、無線アダプタ30を、デフォルト設定から設定情報ファイルに対応する設定に確実に変更することができる。
尚、無線アダプタ30の設定がデフォルトの設定であるか否かの判断は、デフォルト設定からの設定変更時にフラグをON/OFFする、又は、ROM等に記憶されたデフォルトの設定内容と、設定情報ファイルの内容を比較することにより実現することができる。
また、上記実施例では、NVRAM19に書き込まれた設定情報ファイル等を、使用後(設定完了後)、NVRAM19に保存したままにしてもよいし、NVRAM19から削除してもよいと記述したが、NVRAM19から削除すれば、別の設定内容をストレージ装置50から取り込む際の処理が簡単になるといったメリットがあり、NVRAM19に保存したままの状態にすれば、無線アダプタ30を複合機10に接続し取り外す動作を、複数の無線アダプタ30に対して繰り返す程度で、それら複数の無線アダプタ30に対して、同一の設定を施すことができるといったメリットがある。
尚、無線アダプタ30を複合機10に接続し取り外す動作を、複数の無線アダプタ30に対して繰り返す程度で、それら複数の無線アダプタ30に対して、同一の設定を施すことができるといった効果は、RAM11bに設定情報ファイルを保存する方法でも得ることができる。但し、RAM11bに設定情報ファイルを保存する場合には、複合機10の電源ON中のみ、上記効果が発揮される。
本発明が適用された無線通信システム1の構成を表す説明図である。 無線アダプタ30の構成を表す説明図(a)及び無線アダプタ30−複合機10間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図(b)である。 ストレージ装置50の構成を表す説明図(a)及びストレージ装置50−複合機10間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図(b)である。 パーソナルコンピュータ60と、ストレージ装置50とのデータ授受に関する説明図である。 主制御部11が行う接続検知イベント処理を表すフローチャートである。 主制御部11が行うストレージ接続イベント処理を表すフローチャートである。 主制御部11が行うファームウェア更新処理を表すフローチャートである。 主制御部11が行う無線アダプタ更新処理を表すフローチャートである。 主制御部31が実行する自装置更新処理を表すフローチャートである。 変形例の無線アダプタ更新処理を表すフローチャート(a)及び変形例の自装置更新処理を表すフローチャート(b)である。
符号の説明
1…無線通信システム、3…無線LAN、5…無線通信装置、10…複合機、11,31,51…主制御部、11a,31a,61…CPU、11b,31b…RAM、11c,31c…ファームウェア記憶部、13…読取部、15…記録部、17…モデム、19,35…NVRAM、21,37,65…表示部、23,63…操作部、25,69…USBホスト制御部、25a,39a,55a,69a…USBコネクタ、30…無線アダプタ、33…無線送受信部、33a…アンテナ、39,55…USBスレーブ制御部、50…ストレージ装置、53…記憶部、60…パーソナルコンピュータ、67…ハードディスク装置、68…通信部

Claims (11)

  1. 外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと、
    前記無線アダプタと電気的に接続される接続手段を有し、前記接続手段に接続された前記無線アダプタを介して前記外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記接続手段は、前記無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースであり、
    前記画像処理装置は、
    前記インタフェースを、一つ又は複数備えると共に、
    前記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断するストレージ接続判断手段と、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断手段と、
    前記設定情報記憶判断手段により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する前記設定情報を、前記ストレージ装置から取得する設定情報取得手段と、
    前記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断するアダプタ接続判断手段と、
    前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報に従って、指令信号を前記無線アダプタに入力する制御手段と、
    を備え、
    前記無線アダプタは、前記画像処理装置が有する前記制御手段から入力される指令信号に従って、無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記制御手段は、前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報に従って、指令信号を前記無線アダプタに入力することにより、前記設定情報取得手段が取得した設定情報に基づく前記無線通信に関する設定を、前記無線アダプタに実行させ、
    前記無線アダプタは、前記画像処理装置が有する前記制御手段から入力される指令信号に従って、前記無線通信に関する設定を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報の内容と、前記無線アダプタに施されている設定内容と、に基づいて、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報に基づく設定が必要であるか否かを判断する設定要否判断手段、
    を備え、前記設定要否判断手段により設定が必要であると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報に従って、指令信号を前記無線アダプタに入力することにより、前記設定情報取得手段が取得した設定情報に基づく前記無線通信に関する設定を、前記無線アダプタに実行させることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと、
    前記無線アダプタと電気的に接続される接続手段を有し、前記接続手段に接続された前記無線アダプタを介して前記外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置と、
    を備える無線通信システムであって、
    前記接続手段は、前記無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースであり、
    前記画像処理装置は、
    前記インタフェースを、一つ又は複数備えると共に、
    前記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断するストレージ接続判断手段と、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断手段と、
    前記設定情報記憶判断手段により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する前記設定情報を、前記ストレージ装置から取得する設定情報取得手段と、
    前記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断するアダプタ接続判断手段と、
    前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報を、前記無線アダプタに入力する設定情報入力手段と、
    を備え、
    前記無線アダプタは、前記画像処理装置が有する前記設定情報入力手段から入力される設定情報に従って、前記無線通信に関する設定を行うことを特徴とする無線通信システム。
  5. 前記無線アダプタが前記無線通信に関する設定を実行する際に、設定の実行状況を表す情報を表示する表示手段を、前記無線アダプタ及び前記画像処理装置の少なくとも一方に備えることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の無線通信システム。
  6. 前記画像処理装置は、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、通信時に利用可能な電子証明書が前記ストレージ装置に記憶されているか否かを判断する証明書記憶判断手段と、
    前記証明書記憶判断手段により、前記電子証明書が前記ストレージ装置に記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記電子証明書を、自装置、又は、自装置の前記インタフェースに接続された無線アダプタ、に組み込む証明書組込手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の無線通信システム。
  7. 前記画像処理装置は、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、前記無線アダプタ用のファームウェアが、前記ストレージ装置に記憶されているか否かを判断するファームウェア記憶判断手段と、
    前記ファームウェア記憶判断手段により、前記ファームウェアが前記ストレージ装置に記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記ファームウェアを、自装置の前記インタフェースに接続された無線アダプタに組み込むファームウェア組込手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の無線通信システム。
  8. 前記アダプタ接続判断手段は、前記インタフェースに、前記ストレージ装置が記憶する設定情報に基づく無線通信を実現可能な無線アダプタが接続されているか否かを判断する構成にされていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の無線通信システム。
  9. 外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと電気的に接続される接続手段を備え、前記接続手段に接続された前記無線アダプタを介して前記外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記接続手段として、前記無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数備えると共に、
    前記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断するストレージ接続判断手段と、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断手段と、
    前記設定情報記憶判断手段により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する前記設定情報を、前記ストレージ装置から取得する設定情報取得手段と、
    前記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断するアダプタ接続判断手段と、
    前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報に従って、指令信号を前記無線アダプタに入力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  10. 外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと電気的に接続される接続手段を備え、前記接続手段に接続された前記無線アダプタを介して前記外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記接続手段として、前記無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数備えると共に、
    前記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断するストレージ接続判断手段と、
    前記ストレージ接続判断手段により、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断手段と、
    前記設定情報記憶判断手段により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する前記設定情報を、前記ストレージ装置から取得する設定情報取得手段と、
    前記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断するアダプタ接続判断手段と、
    前記アダプタ接続判断手段により、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記設定情報取得手段が取得した前記設定情報を、前記無線アダプタに入力する設定情報入力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  11. 外部の無線通信装置と無線通信するための無線アダプタと、
    前記無線アダプタと電気的に接続される接続手段を備え、前記接続手段に接続された前記無線アダプタを介して前記外部の無線通信装置と通信し、所定の画像処理を行う画像処理装置と、
    を備え、前記画像処理装置が、前記接続手段として、前記無線アダプタ及びストレージ装置を接続可能な汎用のインタフェースを、一つ又は複数備える無線通信システムにおいて、前記インタフェースに接続された無線アダプタに、無線通信に関する設定を施すための方法であって、
    前記画像処理装置が備える前記インタフェースに、ストレージ装置が接続されているか否かを判断する手順(A)と、
    前記手順(A)にて、前記インタフェースにストレージ装置が接続されていると判断されると、そのストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する手順(B)と、
    前記手順(B)にて、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶する前記設定情報を、前記ストレージ装置から取得する手順(C)と、
    前記画像処理装置が備える前記インタフェースに、無線アダプタが接続されているか否かを判断する手順(D)と、
    前記手順(D)にて、前記インタフェースに無線アダプタが接続されていると判断されると、前記手順(C)にて取得した設定情報に従って、前記無線アダプタに対し、前記無線通信に関する設定を施す手順(E)と、
    を含むことを特徴とする無線アダプタの設定方法。
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