JP2002091709A - 電子機器システム、カード型電子部品及び通信方法 - Google Patents

電子機器システム、カード型電子部品及び通信方法

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JP2002091709A
JP2002091709A JP2000281604A JP2000281604A JP2002091709A JP 2002091709 A JP2002091709 A JP 2002091709A JP 2000281604 A JP2000281604 A JP 2000281604A JP 2000281604 A JP2000281604 A JP 2000281604A JP 2002091709 A JP2002091709 A JP 2002091709A
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wireless communication
electronic device
card
electronic component
driver software
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JP2000281604A
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Tokuhiro Aihara
督弘 相原
Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線通信手段を有するカード型電子部品と電子
機器とを接続した際に、ユーザが特定の操作を行わず
に、電子機器から無線通信手段を介して外部無線機器と
無線通信を行なうことを可能とする電子機器システム、
カード型電子部品および通信方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】SDメモリカード1は、主機能である記憶
媒体としての機能以外に、無線インターフェース機能が
搭載されたものであり、無線通信を行うためのアンテナ
モジュール2が接続し、内部に無線制御部8を有する。
また、フラッシュメモリ6は、SDメモリカード用のフ
ラッシュROM(EEPROM)であり、無線通信機能
を動作させるためのドライバプログラムを記憶してい
る。パソコンとSDメモリカードとを接続すると、ドラ
イバプログラムをパソコンが受け取り、無線制御部8及
びアンテナ9を介して、外部無線機器と無線通信可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SD(Secure dig
ital)カードなどの小型ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型のパーソナルコンピュータ
(以後、パソコンと称す)や各種の情報処理装置におい
ては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card
International Associaton)に準拠するICカード(一
般的に、PCカードと呼ばれる)を使用できる機能をも
つものが一般的となっている。PCカードは、データ記
憶用のメディアとして使用されるだけでなく、周辺機能
を拡張するためにも使用されている。例えば、PCカー
ドには、モデム、ネットワークカード、ハードディス
ク、通信機として機能するものがある。
【0003】これらの、機能拡張用のICカードをパソ
コンで使用可能にする際は、ICカードをパソコンに接
続し、ICカード用のドライバプログラムを外部記憶装
置から読み込むことが必要である。
【0004】また、特開平8−161250号公報に
は、ドライバソフトをプリンタに持ち、パソコンとプリ
ンタとを接続し、パソコンにプリンタのドライバソフト
を自動インストールすることを可能とした発明が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例にお
いては、パソコンからのプリンタへの出力の際にドライ
バのインストールを行うものであり、プリンタ出力要求
をトリガとして、ドライバソフトをパソコンにインスト
ールする。この場合、プリンタ出力要求という必要が出
力されるまでは、そのプリンタに、ドライバソフトが記
憶されているか否か不明であるという問題がある。
【0006】また、拡張機能を有するICカードを外出
先のパソコンで使用する場合などは、通常、この拡張機
能を使用する目的で持ち運ぶことが前提である。しか
し、外出先のパソコンに、このICカードが有する拡張
機能を使用可能とするためのドライバプログラムが、イ
ンストールされていなければ、このICカードの拡張機
能を使用することはできない。このため、フロッピー
(登録商標)ディスク等の外部記憶媒体により提供され
る拡張機能を使用可能とするためのドライバプログラム
をインストールしなければ、拡張機能を使用できないと
いう問題がある。
【0007】しかし、最近のパソコンでは携帯性を高め
るためにフロッピーディスクドライブやCD−ROMド
ライブを外部機器として扱っているため、外出先にフロ
ッピーディスクドライブ等をもっていかない場合は外出
先で新しい機器を接続しようとしてもドライバプログラ
ムが読み込めないため、まったく使用できないという問
題もある。
【0008】上記課題を解決するために本発明では、拡
張機能を有する小型ICカードを使用する際に、ドライ
バプログラムを他の記憶媒体から供給することなく無線
機能を使用可能とする電子機器システム、カード型電子
部品及び通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、電子機器と、この電子機
器に着脱可能に接続するカード型電子部品とからなる電
子機器システムであって、カード型電子部品は、外部機
器との間で無線通信を行なう無線通信手段と、この無線
通信手段で用いる無線通信ドライバソフトを格納する記
憶手段と、電子機器との間でデータの送受信を行う第1
のインターフェースとを具備し、電子機器は、カード型
電子部品が装着された状態で、記憶手段に格納している
無線通信ドライバソフトを第1のインターフェースを介
して受け取る第2のインターフェースと、この第2のイ
ンターフェースを介して受け取った無線通信ドライバソ
フトと無線通信手段とを用いて、外部機器との間で無線
によるデータ送受信を行なう制御手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】このような構成により、無線通信手段を具
備するカード型電子部品において、電子機器と接続する
だけで、電子機器はこの無線通信手段を介して外部無線
機器と通信することを可能にする電子機器システムを提
供することが可能である。
【0011】また、請求項3にかかる発明では電子機器
と、この電子機器に着脱可能に接続するカード型電子部
品とからなる電子機器システムであって、カード型電子
部品は、外部機器との間で無線通信を行なう無線通信手
段と、この無線通信手段で用いる無線通信ドライバソフ
トと、無線通信手段を介して通信を行なう外部機器毎に
定めた複数の通信プロトコルプログラムとを格納する記
憶手段と、電子機器との間でデータの送受信を行う第1
のインターフェースとを具備し、電子機器は、カード型
電子部品が装着された状態で、記憶手段に格納している
無線通信ドライバソフトを第1のインターフェースを介
して受け取る第2のインターフェースと、この第2のイ
ンターフェースを介して受け取った無線通信ドライバソ
フトと無線通信手段とを用いて、外部機器との間で無線
によるデータ送受信を行なう制御手段とを具備し、制御
手段は、外部機器と無線通信を行う際に記憶手段から、
必要とする通信プロトコルプログラムを受け取り、この
通信プロトコルプログラムと無線通信ドライバソフトと
無線通信手段とを用いて外部機器との間で無線によるデ
ータ送受信を行なうことを特徴とする。
【0012】このような構成により、無線通信手段を具
備するカード型電子部品において、電子機器と接続する
だけで、電子機器はこの無線通信手段を利用できる用に
なり、さらに、外部無線機器毎に定められた通信プロト
コルプログラムを電子機器が受け取り、外部無線機器と
通信することを可能にする電子機器システムを提供する
ことが可能である。
【0013】また、請求項6にかかる発明では、電子機
器と着脱可能に接続して動作するカード型電子部品にお
いて、カード型電子部品は、外部機器との間で無線通信
を行なう無線通信手段と、この無線通信手段で用いる無
線通信ドライバソフトを格納する記憶手段と、電子機器
との間でデータの送受信を行うインターフェースとを具
備し、電子機器と接続した状態で、電子機器が無線通信
ドライバソフトと無線通信手段とを用いて外部機器と無
線通信を行うことを可能とすることを特徴とする。
【0014】このような構成により、無線通信手段を具
備し、さらにこの無線通信手段を利用するためのドライ
バソフトをカード型電子部品内の記憶手段に記憶してい
ることにより、電子機器が無線通信機能を利用可能とす
るカード型電子部品を提供することが可能である。
【0015】また、請求項8にかかる発明では、電子機
器と着脱可能に接続して動作するカード型電子部品にお
いて、カード型電子部品は、外部機器との間で無線通信
を行なう無線通信手段と、外部機器との間で無線通信を
行なう無線通信手段と、この無線通信手段で用いる無線
通信ドライバソフトと、無線通信手段を介して通信を行
なう外部機器毎に定めた複数の通信プロトコルプログラ
ムとを格納する記憶手段と、電子機器との間でデータの
送受信を行うインターフェースとを具備し、電子機器と
接続した状態で、電子機器が無線通信ドライバソフトと
無線通信手段と必要とする通信プロトコルプログラムと
を用いて外部機器との間で無線によるデータ送受信を行
なうことを可能とすることを特徴とする。
【0016】このような構成により、無線通信手段を具
備し、さらにこの無線通信手段を利用するためのドライ
バソフト及び、外部無線機器との通信プロトコルプログ
ラムとをカード型電子部品内の記憶手段に記憶している
ことにより、電子機器が外部無線機器との間で無線通信
を行うことが可能なカード型電子部品を提供することが
可能である。
【0017】また、請求項11にかかる発明では、電子
機器と、無線通信手段を具備し電子機器と着脱可能に接
続して動作するカード型電子部品との間で用いられる制
御方法であって、電子機器とカード型電子部品が接続し
た状態で、カード型電子部品が有する記憶手段に格納し
ている無線通信ドライバソフトを電子機器が受け取り、
受け取った無線通信ドライバソフトと無線通信手段とを
用いて、外部機器との間で無線によるデータ送受信を行
なうことことを特徴とする。
【0018】このような構成により、無線通信手段を具
備するカード型電子部品と電子機器との間で、カード型
電子部品を電子機器と接続するだけで、電子機器はカー
ド型電子部品が具備する無線通信手段を介して外部無線
機器と通信することを可能にする通信方法を提供するこ
とが可能である。
【0019】また、請求項12にかかる発明では、電子
機器と、無線通信手段を具備し電子機器と着脱可能に接
続して動作するカード型電子部品との間で用いられる制
御方法であって、電子機器とカード型電子部品が接続し
た状態で、カード型電子部品が有する記憶手段に格納し
ている無線通信ドライバソフトを電子機器が受け取り、
電子機器が外部機器と無線通信手段を介して無線通信を
行う際に、記憶手段に格納している外部機器毎に定まっ
た通信プロトコルプログラムを電子機器が受け取り、受
け取った無線通信ドライバソフトと通信プロトコルプロ
グラム無線通信手段とを用いて、外部機器との間で無線
によるデータ送受信を行なうことことを特徴とする。
【0020】このような構成により、無線通信手段を具
備するカード型電子部品と電子機器との間で、カード型
電子部品を電子機器と接続するだけで、電子機器はカー
ド型電子部品が具備する無線通信手段を利用できるよう
になり、さらに、外部無線機器毎に定められた通信プロ
トコルプログラムを電子機器が受け取り、外部無線機器
と通信することを可能にする通信方法を提供することが
可能である。
【0021】また、請求項13に係る発明では、電子機
器と、無線通信手段を具備し電子機器と着脱可能に接続
して動作するカード型電子部品との間で用いられる制御
方法であって、電子機器とカード型電子部品が接続した
状態で、カード型電子部品が有する記憶手段に格納して
いる無線通信ドライバソフトを電子機器が受け取り、電
子機器が外部機器と無線通信手段を介して無線通信を行
う場合に、記憶手段に格納している外部機器毎に定まっ
た複数の通信プロトコルプログラムの中から、必要とす
る通信プロトコルプログラムを選択し、この通信プロト
コルプログラムを電子機器が受け取り、受け取った無線
通信ドライバソフトと通信プロトコルプログラムと無線
通信手段とを用いて、外部機器との間で無線によるデー
タ送受信を行なうことを特徴とする。このような構成に
より、無線通信手段を具備するカード型電子部品と電子
機器との間で、カード型電子部品を電子機器と接続する
だけで、電子機器はカード型電子部品が具備する無線通
信手段を利用できるようになり、さらに、外部無線機器
毎に定められた複数の通信プロトコルプログラムから、
必要とする通信プロトコルプログラムを選択し電子機器
が受け取り、外部無線機器と通信することを可能にする
通信方法を提供することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0023】本実施形態に係る例として無線インターフ
ェース機能を有するICカード(SDメモリカード1)
の構成を図1に示す。また、このSDメモリカード1
は、後述する第2の実施形態でも同様に用いる。
【0024】このSDメモリカード1は、主機能である
記憶媒体としての機能以外に、無線インターフェース機
能が搭載されたものであり、無線通信を行うためのアン
テナモジュール2が接続する。
【0025】無線通信方式としてはBluetooth
が用いられるものとする。Bluetoothは、短距
離の無線通信規格であり、2.4GHz帯のISM(In
dustry Science Medical)バンドを用いて10m以内の
無線通信を実現するものである。Bluetothで
は、スペクトラム拡散方式として周波数ホッピング方式
を用いており、最大で8台までの機器を時分割多重方式
によって接続することが可能である。
【0026】SDメモリカード1の内部にはインターフ
ェース部3、制御部4、フラッシュメモリ6、無線制御
部8を具備し、アンテナモジュール2内に無線通信用の
アンテナ9を有する。
【0027】インターフェース部3は、複数の信号ピン
により構成される、外部機器との接続インターフェース
である。
【0028】制御部4は、インターフェース部3と接続
し、SDメモリカードのインターフェース制御また、フ
ラッシュメモリ6へのアクセス制御機能も司る。
【0029】フラッシュメモリ6は、SDメモリカード
用のフラッシュROM(EEPROM)である。無線通
信機能を動作させるためのドライバプログラムは、フラ
ッシュメモリ内のCSA(Code Strage Area)に記憶し
ている。このCSAは、メモリカードとしてのメモリと
しては使用されない。また、CSAとしてのメモリサイ
ズは256KBまたは512KBである。
【0030】無線制御部8は、Bluetoothによ
る無線通信を行なうための、Bluetoothのベー
スバンド制御(無線インターフェース制御)を行うもの
である。データを無線通信するために、信号のA/D変
換、D/A変換、変調・復調、信号増幅、エラー訂正を
行うモジュールであり、アンテナモジュール2と接続す
る。また、この無線制御部8は、制御部4とも接続す
る。
【0031】続いて、このSDメモリカード1にアクセ
スするデバイスであるパソコンのハードウェア構成につ
いて図2を用いて説明する。また、このパソコン21
は、後述する第2の実施形態でも同様に用いる。
【0032】パソコン21は、パソコン21内の制御を
行うCPU23を有し、CPU23はノースブリッジ2
4と、64ビット幅のデータバスを有するCPUローカ
ルバス25によって接続している。ノースブリッジ24
とメインメモリ26との接続はメモリバスを介して行う
が、本実施の形態ではCPUローカルバス25を利用し
て接続している。ノースブリッジ24とサウスブリッジ
27とは、32ビット幅のデータバスを有するPCIバ
ス28によって接続している。PCIバス28には、デ
ィスプレイコントローラ29、PCMCIA対応PCカ
ードスロット30およびSDカードスロット31が接続
している。サウスブリッジ27にはHDD35が接続し
ており、サウスブリッジ27に接続している16ビット
幅のデータバスを有するISAバス38を介して、BI
OS−ROM39、電源コントローラ41が接続してい
る。
【0033】CPU23は、パソコン21全体の動作制
御およびデータ処理等を実行するものである。
【0034】メインメモリ26は、オペレーティングシ
ステム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーショ
ンプログラム、および処理データなどを格納するメモリ
デバイスであり、複数のDRAMなどによって構成して
いる。
【0035】ノースブリッジ24は、CPUローカルバ
ス25とPCIバス28との間を繋ぐブリッジLSIで
あり、PCIバス28のバスマスタデバイスの1つとし
て機能する。このノースブリッジ24は、CPUローカ
ルバス25とPCIバス28との間で、データ及びアド
レスを含むバス幅を変換する機能、及びメモリバスを介
してメインメモリ26のアクセス制御をする機能などを
有している。
【0036】PCIバス28はクロック同期型の入出力
バスであり、PCIバス28上の全てのサイクルは、P
CIバスクロックに同期して行う。このPCIバス28
は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有し
ている。
【0037】ディスプレイコントローラ29は、ノース
ブリッジ24と同様にPCIバス28のバスマスタデバ
イスの1つであり、コンピュータに標準で装備されてい
るLCD42および、RGBコネクタに選択的に接続さ
れる外部CRTディスプレイ43を制御する為のもので
ある。ビデオメモリ(VRAM)44の画像データを、
LCD42若しくはCRT43に表示する。
【0038】PCカードスロット30は、PCMCIA
に準拠したPCカードとパソコン21とのインターフェ
ースである。
【0039】SDカードスロット31は、SDメモリカ
ード1とパソコン21とのインターフェースとなるもの
である。
【0040】サウスブリッジ27は、PCIバス28と
ISAバス38との間を繋ぐブリッジLSIであり、P
CIバス28とISAバス38との間のバス変換等を行
う。また、データの記憶再生装置として用いられるHD
D35の制御を行うIDEコントローラおよびUSB
(Universal Serial Bus)コント
ローラとを組みこんでいる。USBコントローラはシリ
アルデータ転送を制御するためのものである。
【0041】HDD35は、パソコン21に外部接続す
る様々な周辺機器のドライバプログラムや、アプリケー
ションプログラム、設定情報ファイルなどを格納してい
る。
【0042】ISAバス38には、BIOS−ROM3
9、電源コントローラ41が接続している。
【0043】BIOS−ROM39は、システムBIO
S(Basic I/O System)を記憶する為
のものであり、プログラム書換が可能なように、フラッ
シュメモリにより構成している。システムBIOSは、
このシステム内の各種ハードウェアをアクセスするファ
ンクション実行ルーチンを体系化したファームウェアで
ある。
【0044】電源コントローラ41には、コンピュータ
本体に商用電源を接続するためのACアダプタ46が接
続している。これにより、パソコン21はACアダプタ
46を介して商用電源により駆動可能である。また、電
源コントローラ41は、パソコン21の各デバイスへの
動作電源供給などの制御を行うコントローラであり、バ
ッテリパック47の2次電池の充電制御なども行う。
【0045】次に本実施形態に係る、無線通信用ドライ
バの読み出し動作について説明する。パソコンにSDメ
モリカード1を挿入した図を図3に示し、パソコンにS
Dメモリカードを挿入した際のプログラム読出しのフロ
ーチャートを図4に示す。
【0046】パソコン21はプラグアンドプレイ機能を
持っており、オペレーティングシステムもプラグアンド
プレイ機能に対応している。SDメモリカード1は、フ
ラッシュメモリ6内に、プラグアンドプレイに対応する
ためのアトリビュートメモリ空間を持っており、このメ
モリ空間にはカード属性情報(以後、CIS:Card Inf
ormation Structureと称す)およびカードコンフィグレ
ーションレジスタ(以後、CCR:Card Configuration
Registerと称す)が含まれる。
【0047】CISには、このカードの機能や設定方法
などが記述されており、ホスト機器であるパソコン21
によって読み出される。CCRは、このカードの制御や
機能設定を行うためのレジスタであり、ホスト機器であ
るパソコン21によって書き込まれるものである。
【0048】SDメモリカード1をパソコン21のSD
カードスロット31に挿入すると、パソコン21により
CISが読み出される(ステップS101)。
【0049】パソコン21は、このCISの情報に基づ
いて、フラッシュメモリ6内のCCRにSDメモリカー
ド1の設定を書き込む(ステップS102)。
【0050】また、CISの情報に基づいた設定情報プ
ログラムにより、SDメモリカード1をメモリカードと
して使用するために必要なドライバプログラムが、パソ
コン21内のHDD35から読み出され(ステップS1
03)、メインメモリ26にロードされる。
【0051】メモリカードとしてのドライバプログラム
が、SDメモリカード1のCCRの設定を行い、SDメ
モリカード1を初期化する(ステップS104)。この
ことによりSDメモリカード1が、まずメモリカードと
してパソコン21に認識される。この段階で、パソコン
21はSDメモリカード1の制御部4にアクセス可能な
状態である。
【0052】SDメモリカード1の初期化が完了する
と、パソコン21は、CISに基づく設定情報プログラ
ムにより、メモリカードとして動作しているSDメモリ
カード1のフラッシュメモリ6内のCSAから、無線通
信に必要なドライバプログラムを読み出す(ステップS
105)ことにより、このパソコン21はSDメモリカ
ード1の無線制御部8とも通信可能となり、無線通信機
能を使用可能となる。また、この際、無線ドライバプロ
グラムは、ホスト機器のプラットフォームに対応するた
めの複数種(WINDOWS(登録商標)用、PDA(P
ersonal Digital Assistant)用、デジタルカメラ用な
ど)のプログラムを記憶しており、本例ではパソコン2
1は、WINDOWS PC用の無線ドライバプログラ
ムを読み込む。
【0053】このように、メモリカードが有する無線通
信用機能を使用するためのドライバを、このメモリカー
ド自身に記憶させることで、ホスト機器に、無線通信用
ドライバが無い場合でも、この無線通信機能を使用する
ことが可能となる。
【0054】以上の手段により、SDメモリカードを挿
入するだけで無線機能を使用可能となる。
【0055】本例では、SDメモリカード1をパソコン
21に直接挿入する例について説明したが、PCカード
アダプタを使用しても良い。この場合は、PCカードア
ダプタにSDメモリカード1を挿入し、PCカードアダ
プタをパソコンのPCカードスロット30に挿入する。
その後の無線用ドライバプログラムの読出し処理につい
ては、上述したものと同様である。
【0056】また、SDメモリカード1を使用するデバ
イスはパソコン以外にもデジタルスチルカメラ、携帯電
話、オーディオプレーヤー、PDA等でも使用可能で
り、特にこれらの装置では一般にフロッピーディスクド
ライブやCD−ROMドライブ等の外部記憶装置からの
プログラムを読み込む方法をもっていない場合が多いの
で、本発明は特に有効である。
【0057】次に第2の実施形態について図3を用いて
説明する。
【0058】プラットフォームの一例として、OSにW
indowsを搭載したパソコンの例を示す。
【0059】本例では、図3に示すように前述の第1の
実施形態で説明した通り、SDメモリカード1をSDメ
モリカードスロット31へ挿入し、無線通信ドライバが
パソコン21に読み込まれている状態である。
【0060】このパソコン21とは別に、パソコン21
の周辺には無線通信に対応したプリンター53が配置さ
れている。プリンター53には、Bluetoothに
より無線通信可能なアンテナおよび、RFモジュールが
内蔵されており、SDメモリカード1のアンテナモジュ
ール2と電波の送受信を行うことでデータの送受信を行
うことが可能である。
【0061】また、パソコン21内のメインメモリに読
み出されているプログラムの一部を模式的に図5に示
す。
【0062】パソコン21内のメインメモリ26には、
アプリケーションソフト55、アプリケーションに対応
したアプリケーションドライバ56、及びSDメモリカ
ード1を制御するための無線通信用ドライバ57が読み
出されている。
【0063】SDメモリカード1内のフラッシュメモリ
6にはSDメモリカード1の無線通信機能を様々な用
途、例えば無線LANのゲートウェイ、プリンタ接続、
ファイル転送、スピーカ等で使用するためのプロトコル
やデータフォーマットが定義されている無線通信制御プ
ログラム(以後、プロファイルと称す)が格納されてい
る。
【0064】プロファイルの構成を図6に示す。
【0065】このプロファイルは、プロファイルの種別
を示す識別子(以後、IDと称す)とプロファイルのプ
ログラム本体から構成されている。IDはさらにプラッ
トフォームを識別する情報と、通信先デバイスを識別す
る情報から構成されている。ここではプラットフォーム
を識別する情報としてxとyとを持ち、通信先デバイス
を識別する情報としてaとbとの情報を持つものとす
る。プラットフォームX用のIDはx、プラットフォー
ムY用のIDはyとし、また通信先デバイスA用のID
はa、通信先デバイスB用のIDはbとすると、IDと
して(x,a)、(x,b)、(y,a)、(y、b)
の4種類が存在する。
【0066】ここで、例えば、プラットフォームXを識
別するIDを「01」、プラットフォームYを識別する
IDを「10」とする。また、通信先デバイスAを識別
するIDを「01」、通信先デバイスBを識別するID
を「10」とすると、上記の4種類のIDは、(x,
a)は「0101」、(x,b)は「0110」、
(y,a)は「1001」、(y、b)は「1010」
となる。
【0067】ホストであるパソコン21からプロファイ
ルの読出し要求があった場合に、このIDを識別子とし
て、IDが一致するプロファイルをパソコン21に返却
する。
【0068】アプリケーション55のデータをプリンタ
ー53へ出力する際のプロファイルの読出しについて図
7を用いて説明する。
【0069】アプリケーション55はプリンター53へ
データを出力する際に、プリンター53へ出力するため
に必要なプロファイルをSDメモリカード1内のフラッ
シュメモリ6から読み出す必要がある。
【0070】プロファイルを読み出す時は、アプリケー
ションソフト55から、データをプリンター53へ出力
する命令が、アプリケーションドライバ56を介して、
無線通信制御ドライバ57へ出力される(ステップS2
01)。
【0071】CPU23は、アプリケーションドライバ
55から、どのデバイスとデータの通信を行うかの情
報、及びホスト機器のプラットフォーム(プラットフォ
ームXとする)の情報を取得する(ステップS201、
ステップS202)。
【0072】これらの情報を参照し、取得したいプロフ
ァイルのIDを作成する(ステップS203)。
【0073】ここでは、通信先デバイスであるプリンタ
ー53(通信先デバイスAとする)に対応したプロファ
イルのID(この場合、プラットフォームX、通信先デ
バイスAであるため、IDは「0101」)を、インタ
ーフェース部3を介して、SDメモリカード1へ送信す
る(ステップS204)。
【0074】制御部4が、フラッシュメモリ6内に記憶
しているプロファイルのIDと照合を行い(ステップS
205)、IDが一致するプロファイル「A−1」を、
パソコン21のメインメモリに返却する(ステップS2
06)。
【0075】無線通信ドライバ57はプロファイルA−
1に従いSDメモリカード1を制御し、プリンター53
とデータの送受信を行うことが可能となり、アプリケー
ション51aはプリンタへ必要なデータを出力すること
が可能である。
【0076】上記のような手順により、プラットフォー
ムXにおいて無線通信を行ないたいデバイスとの間のプ
ロトコルを定義したプロファイルをSDメモリカード1
に記憶し、夫々を識別子によって識別することにより、
必要となるプロファイルのみを適宜、使用可能となる。
【0077】上記はOSにWindowsを搭載したP
Cを例としたが、別のプラットフォームの例として、P
DAの例について説明する。SDメモリカード1は上述
のものと同じものを用いる。
【0078】PDAのハードウェアブロック図を図8に
示す。
【0079】PDA70は、ペン入力により情報の入力
を行うタイプのものである。本PDA70は、SDカー
ドスロット71を持ち、PDA70を動作させるための
プログラムを記憶しているROM72し、プログラム処
理で一時的なバッファとして使用するRAM73、及び
ROM72にあるプログラムを処理するCPU74、入
力インターフェースとしてペン入力のインターフェース
75、表示インターフェースとして液晶ディスプレイ7
6、種々のユーザーデータを保存するためのフラッシュ
メモリ77を持っており、これらがバス78により接続
している。
【0080】ここで、ペン入力インターフェース75と
液晶ディスプレイ76とは、一体形成されており、液晶
ディスプレイ76上を専用のペンによって、タップした
り、文字を書くことにより、コマンドの入力や、文字の
入力を行うことが可能である。
【0081】ここでは上述したプラットフォームX(パ
ソコン)の例と同様に、PDA70からプリンター53
にデータを出力する場合について図9を用いて説明す
る。
【0082】このPDA70はプラグアンドプレイ機能
をもっておらず、専用のペン79により、ペン入力イン
ターフェース75を介してコマンド入力を行うことによ
り、必要に応じてSDカードスロット71に挿入された
SDメモリカード1を制御し、所望の処理を行う。
【0083】まず、SDメモリカード1をメモリカード
として使用する設定を行う。設定手順は第1の実施形態
で示した通りである。ペン入力からの命令により、SD
メモリカード1のCISが読み込まれてメモリカードと
して使用できるようになる。
【0084】SDメモリカード1の初期化が完了する
と、CISに基づく設定情報プログラムにより、次はS
Dメモリカード1の無線通信機能を動作させるためのド
ライバプログラムが読み込まれる。このドライバプログ
ラムはSDメモリカード1内のフラッシュメモリ6に格
納されている。PDA70はメモリカードとして動作し
ているSDメモリカード1内のフラッシュメモリ6か
ら、無線通信に必要な無線通信制御ドライバを読み込む
ことにより、このPDA70はSDメモリカード1の無
線制御部8と通信可能となり、無線通信機能を使用可能
となる。
【0085】次に、ペン入力によりユーザーがプリンタ
ー53へデータを出力するように命令すると、無線通信
制御ドライバが、アプリケーションドライバ52aか
ら、どのデバイスへデータを送信したいかの情報を取得
し、OSの情報(プラットフォームXとする)とを参照
しIDを作成する。
【0086】ここでは、接続先デバイスであるプリンタ
ー53(通信先デバイスAとする)に対応したプロファ
イルのID(この場合、プラットフォームY、通信先デ
バイスAであるため、IDは「1001」)を、SDメ
モリカード1へ送信し、制御部4が、フラッシュメモリ
6内に記憶しているプロファイルのIDと照合を行い、
IDが一致するプロファイル「B−1」を、PDA70
に返却する。
【0087】無線通信制御ドライバ57はプロファイル
B−1に従いSDメモリカード1を制御し、プリンター
53とデータの送受信を行うことで、アプリケーション
51bはプリンタへ必要なデータを出力することがき
る。
【0088】上記例では、識別子として、「1001」
のような簡易的な例を用いたが、これに限らず、それぞ
れのプロファイルを識別可能とするものであれば、識別
子として適用可能である。
【0089】以上は、プリンタへデータ出力を行う例で
あるが、接続先デバイスがスピーカ、デジタルカメラ、
ビデオカメラやオーディオプレーヤーなどの場合にも同
様に適用可能である。
【0090】また、デジタルカメラやビデオカメラで
は、パソコン21やPDA70がデータの受信を行なう
デバイスとなる。
【0091】この場合でも、デジタルカメラや、ビデオ
カメラの画像を閲覧する専用のアプリケーションを起動
する必要があり、このアプリケーションを起動する際
に、通信に用いるプロファイルをSDメモリーカードか
らロードすることにより、画像データなどを受信可能と
なる。
【0092】以上のように、各プロファイルをIDを用
いて判別することにより、1枚のICカードで異なるプ
ラットフォームにおいて様々なアプリケーションを実行
することが可能となる。
【0093】本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であ
れば、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0094】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、無線機能を
有するICカードを使用する際に、他の記憶媒体からド
ライバプログラムを提供することなく無線機能を使用可
能とする電子機器システム、カード型電子部品及び通信
方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】SDメモリーカードのハードウェア構成図。
【図2】パソコンのハードウェア構成図。
【図3】パソコンの外観およびプリンタの図。
【図4】無線通信用ドライバの読み出しのフローチャー
ト。
【図5】メインメモリに読み出されているプログラムの
模式図。
【図6】プロファイルプログラムの構成図。
【図7】プロファイル読出しのフローチャート。
【図8】PDAのハードウェア構成図。
【図9】PDAの外観およびプリンタの図。
【符号の説明】
1…SDメモリカード 2…無線ユニット 3…インターフェース 4…制御部 6…フラッシュメモリ 8…無線制御部 9…アンテナ 21…パソコン 23…CPU 24…ノースブリッジ 25…CPUバス 26…メインメモリ 27…サウスブリッジ 28…PCIバス 29…ディスプレイコントローラ 30…PCカードスロット 31…SDカードスロット 35…HDD 36…CD−ROMドライブ 39…BIOS−ROM 41…電源コントローラ 42…LCD 43…CRT 44…VRAM 46…ACアダプタ 47…バッテリパック 53…プリンター 70…PDA
フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 AA06 BB09 BC00 CA11 CA23 5B058 CA13 CA23 KA02 KA04 KA08 KA13 YA20 5B065 BA09 CA12 CC03 ZA06 5K033 BA04 CB14 DA01 DA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器と、この電子機器に着脱可能に接
    続するカード型電子部品とからなる電子機器システムで
    あって、前記カード型電子部品は、外部機器との間で無
    線通信を行なう無線通信手段と、この無線通信手段で用
    いる無線通信ドライバソフトを格納する記憶手段と、前
    記電子機器との間でデータの送受信を行う第1のインタ
    ーフェースとを具備し、前記電子機器は、前記カード型
    電子部品が装着された状態で、前記記憶手段に格納して
    いる前記無線通信ドライバソフトを前記第1のインター
    フェースを介して受け取る第2のインターフェースと、
    この第2のインターフェースを介して受け取った前記無
    線通信ドライバソフトと前記無線通信手段とを用いて、
    外部機器との間で無線によるデータ送受信を行なう制御
    手段とを具備することを特徴とする電子機器システム。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、記憶デバイスとして前記
    電子機器から送られる各種情報を格納する第1の記憶領
    域と、前記無線通信ドライバソフトを格納する第2の記
    憶領域とを有することを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器システム。
  3. 【請求項3】電子機器と、この電子機器に着脱可能に接
    続するカード型電子部品とからなる電子機器システムで
    あって、前記カード型電子部品は、外部機器との間で無
    線通信を行なう無線通信手段と、この無線通信手段で用
    いる無線通信ドライバソフトと、前記無線通信手段を介
    して通信を行なう外部機器毎に定めた複数の通信プロト
    コルプログラムとを格納する記憶手段と、前記電子機器
    との間でデータの送受信を行う第1のインターフェース
    とを具備し、前記電子機器は、前記カード型電子部品が
    装着された状態で、前記記憶手段に格納している前記無
    線通信ドライバソフトを前記第1のインターフェースを
    介して受け取る第2のインターフェースと、この第2の
    インターフェースを介して受け取った前記無線通信ドラ
    イバソフトと前記無線通信手段とを用いて、外部機器と
    の間で無線によるデータ送受信を行なう制御手段とを具
    備し、前記制御手段は、外部機器と無線通信を行う際に
    前記記憶手段から、必要とする通信プロトコルプログラ
    ムを受け取り、この通信プロトコルプログラムと前記無
    線通信ドライバソフトと前記無線通信手段とを用いて外
    部機器との間で無線によるデータ送受信を行なうことを
    特徴とする電子機器システム。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、前記電子機器からの書き
    込み要求に応じて各種情報を記憶する第1の記憶領域
    と、前記無線通信ドライバソフトおよび前記通信プロト
    コルプログラムとを記憶する第2の記憶領域とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器システム。
  5. 【請求項5】前記通信プロトコルプログラムは識別情報
    を有し、前記制御手段は、必要とする通信プロトコルプ
    ログラムの識別情報を参照して、前記通信プロトコルプ
    ログラムを受け取ることを特徴とする請求項3に記載の
    電子機器システム。
  6. 【請求項6】電子機器と着脱可能に接続して動作するカ
    ード型電子部品において、前記カード型電子部品は、外
    部機器との間で無線通信を行なう無線通信手段と、この
    無線通信手段で用いる無線通信ドライバソフトを格納す
    る記憶手段と、電子機器との間でデータの送受信を行う
    インターフェースとを具備し、電子機器と接続した状態
    で、電子機器が前記線通信ドライバソフトと前記無線通
    信手段とを用いて外部機器と無線通信を行うことを可能
    とすることを特徴とするカード型電子部品。
  7. 【請求項7】前記記憶手段は、電子機器と接続した状態
    で電子機器から送られてくる各種情報を記憶する第1の
    記憶領域と、前記無線通信ドライバソフトを記憶する第
    2の記憶領域とを有することを特徴とする請求項6に記
    載のカード型電子部品。
  8. 【請求項8】電子機器と着脱可能に接続して動作するカ
    ード型電子部品において、前記カード型電子部品は、外
    部機器との間で無線通信を行なう無線通信手段と、外部
    機器との間で無線通信を行なう無線通信手段と、この無
    線通信手段で用いる無線通信ドライバソフトと、前記無
    線通信手段を介して通信を行なう外部機器毎に定めた複
    数の通信プロトコルプログラムとを格納する記憶手段
    と、電子機器との間でデータの送受信を行うインターフ
    ェースとを具備し、電子機器と接続した状態で、電子機
    器が前記無線通信ドライバソフトと前記無線通信手段と
    必要とする通信プロトコルプログラムとを用いて外部機
    器との間で無線によるデータ送受信を行なうことを可能
    とすることを特徴とするカード型電子部品。
  9. 【請求項9】前記記憶手段は、前記インターフェースを
    介して電子機器から送られてくる各種情報を記憶する第
    1の記憶領域と、前記ドライバプログラムおよび前記通
    信プロトコルプログラムを記憶する第2の記憶領域とを
    有することを特徴とする請求項8に記載のカード型電子
    部品。
  10. 【請求項10】前記通信プロトコルプログラムは識別情
    報を有し、前記カード型電子部品は、電子機器が必要と
    する通信プロトコルプログラムの識別情報を参照して、
    電子機器へ提供する通信プロトコルプログラムを決定す
    る制御手段とを具備することを特徴とする請求項8に記
    載のカード型電子部品
  11. 【請求項11】電子機器と、無線通信手段を具備し前記
    電子機器と着脱可能に接続して動作するカード型電子部
    品との間で用いられる制御方法であって、前記電子機器
    と前記カード型電子部品が接続した状態で、前記カード
    型電子部品が有する記憶手段に格納している無線通信ド
    ライバソフトを前記電子機器が受け取り、受け取った前
    記無線通信ドライバソフトと前記無線通信手段とを用い
    て、外部機器との間で無線によるデータ送受信を行なう
    ことことを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】電子機器と、無線通信手段を具備し前記
    電子機器と着脱可能に接続して動作するカード型電子部
    品との間で用いられる制御方法であって、前記電子機器
    と前記カード型電子部品が接続した状態で、前記カード
    型電子部品が有する記憶手段に格納している無線通信ド
    ライバソフトを前記電子機器が受け取り、前記電子機器
    が外部機器と前記無線通信手段を介して無線通信を行う
    際に、前記記憶手段に格納している外部機器毎に定まっ
    た通信プロトコルプログラムを電子機器が受け取り、受
    け取った前記無線通信ドライバソフトと前記通信プロト
    コルプログラム前記無線通信手段とを用いて、外部機器
    との間で無線によるデータ送受信を行なうことことを特
    徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】電子機器と、無線通信手段を具備し前記
    電子機器と着脱可能に接続して動作するカード型電子部
    品との間で用いられる制御方法であって、前記電子機器
    と前記カード型電子部品が接続した状態で、前記カード
    型電子部品が有する記憶手段に格納している無線通信ド
    ライバソフトを前記電子機器が受け取り、前記電子機器
    が外部機器と前記無線通信手段を介して無線通信を行う
    場合に、前記記憶手段に格納している外部機器毎に定ま
    った複数の通信プロトコルプログラムの中から、必要と
    する通信プロトコルプログラムを選択し、この通信プロ
    トコルプログラムを電子機器が受け取り、受け取った前
    記無線通信ドライバソフトと前記通信プロトコルプログ
    ラムと前記無線通信手段とを用いて、外部機器との間で
    無線によるデータ送受信を行なうことを特徴とする通信
    方法。
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