JP2007088726A - デバイス、無線lan設定システムおよび無線lan設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイスにおける無線LAN設定を容易に行うことが可能なデバイス、無線LAN設定システムおよび無線LAN設定方法を提供する。
【解決手段】PCとデバイスとをUSB接続し、デバイスの記憶領域Bに格納された無線LAN設定プログラムがPC上で自動起動し、デバイスの無線LANインターフェースが周囲の無線LAN環境を検索し、デバイスの記憶領域Aの無線LAN設定のパラメータと比較し、パラメータ不一致の場合、PCに対して無線LAN設定のパラメータを要求し、PCは記憶領域から無線LAN設定のパラメータを抽出し、デバイスにパラメータを送信し、デバイスはパラメータを無線LANインターフェースの設定に反映させ、デバイスはインフラストラクチャモードの無線LANの接続を確認する。
【選択図】図2
【解決手段】PCとデバイスとをUSB接続し、デバイスの記憶領域Bに格納された無線LAN設定プログラムがPC上で自動起動し、デバイスの無線LANインターフェースが周囲の無線LAN環境を検索し、デバイスの記憶領域Aの無線LAN設定のパラメータと比較し、パラメータ不一致の場合、PCに対して無線LAN設定のパラメータを要求し、PCは記憶領域から無線LAN設定のパラメータを抽出し、デバイスにパラメータを送信し、デバイスはパラメータを無線LANインターフェースの設定に反映させ、デバイスはインフラストラクチャモードの無線LANの接続を確認する。
【選択図】図2
Description
本発明は、デバイス、無線LAN設定システムおよび無線LAN設定方法に関し、特に、プリンタ、スキャナ等のデバイスにおける無線LANの設定を行うデバイス、無線LAN設定システムおよび無線LAN設定方法に関する。
従来、PC[Personal Computer]、PDA[Personal Digital Assistance]等の端末、プリンタ、スキャナ等のデバイスを無線接続し、LAN[Local Area Network]を構築する技術として、IEEE[Institute of Electrical and Electronic Engineers]802.11a/b/g等の無線LANが知られている。IEEE802.11の無線LANには、アクセスポイントを介さずに機器同士が直接通信を行うアドホックモードと、アクセスポイントを介して機器同士や有線LAN上の機器と通信を行うインフラストラクチャモードとがある。
ここで、意図する機器同士を無線LAN接続する場合、認証にはSSID[Service Set ID]、暗号にはWEP[Wired Equivalent Privacy]等の無線LAN独自の設定を事前に実施する必要がある。
例えば、特別な設定操作を必要とすることなく、無線LAN接続するための設定を自動的に実行するネットワークにおける障害情報自動通報装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−229872号公報
しかし、無線LAN設定、特に入力・表示機能が制限されるプリンタ、スキャナ等の組込みデバイスにおける無線LAN設定については以下の問題点がある。
1.設定値の表示や入力がPCに比べ劣るため、設定に時間がかかり、誤入力等が起こる。
2.無線LANには多くの独自設定があり、設定が煩雑である。
3.上記特許文献1に記載の技術での無線LAN設定自動化では、設定を記録しておくICカード等の記録媒体や、設定の読み出し装置が必要になる。
4.PCとプリンタ間をアドホックモードで接続して無線LAN設定を行う方法では設定対象のプリンタが見つけられない場合がある。
5.PCとプリンタ間をアドホックモードで接続して無線LAN設定を行う方法ではPCの設定をアドホックモードに切り替え、設定完了後に再びインフラストラクチャモードに戻す必要がある。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、デバイスにおける無線LAN設定を容易に行うことが可能なデバイス、無線LAN設定システムおよび無線LAN設定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、通信インターフェースを介してホスト機器である端末とスレーブ機器であるデバイスとが接続する無線LAN設定システムにおいて、前記端末は、無線LANを介してアクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、前記通信インターフェースを介して前記スレーブ機器と接続するスレーブ機器接続手段と、前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する記憶手段と、プログラムを実行するプログラム実行手段とを具備し、前記デバイスは、前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段と、前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する第1の記憶手段と、前記ホスト機器接続手段で接続したホスト機器から記憶装置として制御される第2の記憶手段とを具備し、前記デバイスの第2の記憶手段は、前記端末の記憶手段に記憶しているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、前記端末のプログラム実行手段は、前記端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該デバイスの第2の記憶手段に記憶されている前記自動起動ファイルにより前記無線LAN設定プログラムを実行し、前記実行された無線LAN設定プログラムは、前記端末の記憶手段に記憶されているパラメータを前記デバイスに対して送信し、前記デバイスは、前記端末から送信されてきたパラメータを前記デバイスの第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記デバイスは、前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段を具備し、前記デバイスは、前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備する外部記憶装置と前記デバイスのホスト機器接続手段で接続している場合、該デバイスの第1の記憶手段に記憶したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、前記パラメータを記憶している外部記憶装置と前記他のデバイスのホスト機器接続手段で接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、通信インターフェースを介してホスト機器である端末と接続するデバイスにおいて、無線LANを介してアクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段と、前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する第1の記憶手段と、前記ホスト機器接続手段で接続したホスト機器から記憶装置として制御される第2の記憶手段とを具備し、前記デバイスの第2の記憶手段は、前記端末の記憶手段に記憶しているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、前記無線LAN設定プログラムは、前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶している端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該端末により実行され、前記端末により実行された無線LAN設定プログラムは、前記端末の記憶手段に記憶されているパラメータを前記第1の記憶手段に転送することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段を更に具備し、前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備する外部記憶装置と前記デバイスのホスト機器接続手段で接続している場合、前記第1の記憶手段に記憶したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、前記パラメータを記憶している外部記憶装置と前記他のデバイスのホスト機器接続手段で接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、通信インターフェースを介して接続するホスト機器である端末とスレーブ機器であるデバイスとで行われる無線LAN設定方法において、前記端末は、無線LANを介した通信を行う無線LAN接続手段がアクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶し、前記デバイスは、前記端末に記憶されているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、前記端末は、前記端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該デバイスに記憶されている前記自動起動ファイルにより前記無線LAN設定プログラムを実行し、前記実行された無線LAN設定プログラムは、前記端末に記憶されているパラメータを前記デバイスに対して送信し、前記デバイスは、前記端末から送信されてきたパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記デバイスは、前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備するスレーブ機器である外部記憶装置と接続している場合、前記デバイスの無線LAN接続手段に設定したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、前記パラメータを記憶している外部記憶装置と接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの無線LAN接続手段に設定することを特徴とする。
本発明によれば、デバイスをインフラストラクチャモードの無線LANに接続する際に、デバイスにおいて無線LAN設定が短時間に誤入力なく完了でき、設定の記録媒体や読み出し装置等の無線LAN通信に関係のない機器が不要になり、設定後はUSBケーブルを外すだけでインフラストラクチャモードの無線LAN通信を運用することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係るデバイス、デバイス、無線LAN設定システムおよび無線LAN設定方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
実施例1は、有線LANと無線LANとを中継するアクセスポイントと、アクセスポイントを介してLAN接続できる設定用のPCと、設定対象となる本発明に係るデバイスとから構成される。デバイスに対する無線LAN設定を実行する際には、PCとデバイス間ではPnP[Plug and Play]を可能とするインターフェースで接続される。実施例1では、USB[Universal Serial Bus]ケーブルでの接続を用いて説明する。
図1は、実施例1の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、有線LANであるネットワーク1に接続するアクセスポイント2とPC3とがインフラストラクチャモードの無線LAN4を介して接続し、PC3とデバイス5とがUSBケーブル6で接続されている。
無線LAN4のインフラストラクチャモードとは、アクセスポイント2を用いて構築される無線LAN4の構成であり、無線LAN端末同士の通信のみならず、有線LANとの接続もできるため、有線LAN上にある既存のサーバやPC3との通信も行うことができる。この時、アクセスポイント2とPC3とが無線LAN4を介して通信を行うためには、無線LAN設定のパラメータを共有する必要があり、PC3ではパラメータをOS[Operating System]のレジストリやユーティリティが確保した記憶領域に保持している。なお、PC3とデバイス5間でのホスト/スレーブとしてのコンフィギュレーションは完了しているものとする。
図2は、図1に示すPC3およびデバイス5の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、PC3は、CPU[Central Processing Unit]71、ROM[Read Only Memory]81、RAM[Random Access Memory]91、USBホストインターフェース10、無線LANインターフェース111、記憶領域12を具備して構成される。
CPU71は、OSに基づいてPC3本体のシーケンス制御を行なうものである。
ROM81は、PC3の起動時に実行されるプログラム等が記録されている。
RAM91は、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用される。
USBホストインターフェース10は、USBケーブル6を介してデバイス5等のスレーブ機器とデータ通信を行うためのインターフェースである。
無線LANインターフェース111は、無線LAN4によるデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶領域12は、無線LAN設定のパラメータを記憶する領域である。
図2に示すように、デバイス5は、CPU72、ROM82、RAM92、USBスレーブインターフェース13、無線LANインターフェース112、記憶領域A14、記憶領域B15を具備して構成される。
CPU72は、デバイス5全体の制御処理を行う。
ROM82は、CPU72に命令を与える制御プログラム等が記憶されている。
RAM92は、デバイス5のメインメモリとして利用される。
USBスレーブインターフェース13は、USBケーブル6を介してPC3等のホスト機器とデータ通信を行うためのインターフェースである。
無線LANインターフェース112は、無線LAN4によるデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶領域A14は、無線LAN設定のパラメータを記憶する領域である。
記憶領域B15は、無線LAN設定プログラム16、および当該プログラムを自動起動する自動起動ファイル17を記憶する領域であり、また、USBマスストレージクラスに対応している。
次に、PCおよびデバイスで行われる無線LANを設定する処理の流れについて図3に示すシーケンス図を参照して説明する。
PCとデバイスとをUSB接続し、コンフィギュレーションを完了させる。このPnPの動作において、PCではデバイス上のUSBマスストレージクラスの記憶領域Bを認識するコンフィギュレーションを実行する(ステップS301)。
PnPにより記憶領域Bのコンフィギュレーションが完了すると、記憶領域Bに格納された無線LAN設定プログラムがPC上で自動起動する(ステップS302)。
デバイスの無線LANインターフェースが周囲の無線LAN環境を検索し(ステップS303)、デバイスの記憶領域Aの無線LAN設定のパラメータと比較し(ステップS304)、パラメータが一致する場合(ステップS305でYES)、ステップS311に進み、また、パラメータが初期状態の場合、若しくは周囲に接続可能なアクセスポイントがない等によるパラメータ不一致の場合(ステップS305でNO)、PC上で動作している無線LAN設定プログラムに対して無線LAN設定のパラメータを要求するパケットを送出する(ステップS306)。
PCは受信したパケットをトリガに、記憶領域から無線LAN設定のパラメータを抽出し(ステップ307)、デバイスに対して当該パラメータを送信する(ステップS308)。
デバイスは受信したパラメータを記憶領域Aに記憶し、当該パラメータを無線LANインターフェースの設定に反映させる(ステップS309)。
デバイスはインフラストラクチャモードの無線LANの接続を確認し(ステップS310)、PC上で動作している無線LAN設定プログラムを終了するパケットを送信する(ステップS311)。
PCがパケットを受信すると、無線LAN設定プログラムはPCの画面上にUSBケーブルの取り外しを促す表示を行い、自動終了する(ステップS312)。
以降は、PC、プリンタともにアクセスポイントを介して無線LAN通信を行うことができる。
従って、PC側で保有する無線LAN独自のパラメータを、煩雑な設定操作を実行することなく、プリンタにも自動的に設定させることが可能になる。
実施例2は、実施例1の構成に加え、USBマスストレージクラスに対応できる記憶媒体から構成される。本発明に係るデバイスに対する無線LAN設定を実行する際には、PCとデバイス間ではPnpを可能とするインターフェースで接続される。本実施例では、USBケーブルでの接続を用いて説明する。
図4は、実施例1の構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、有線LANであるネットワーク1に接続するアクセスポイント2とPC3とがインフラストラクチャモードの無線LAN4を介して接続し、PC3とデバイス5とがUSBケーブル6で接続され、デバイス5と記憶媒体18とがUSB接続している。
なお、PC3とデバイス5間でのホスト/スレーブとしてのコンフィギュレーションは完了しているものとする。
更に、デバイス5にはUSBマスストレージクラスに対応できる記憶媒体18がUSB接続され、ホスト/スレーブとしてのコンフィギュレーションは完了しているものとする。
図5は、図4に示すPC3およびデバイス5の構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、PC3は、CPU71、ROM81、RAM91、USBホストインターフェース101、無線LANインターフェース111、記憶領域12を具備して構成される。
CPU71は、OSに基づいてPC3本体のシーケンス制御を行なうものである。
ROM81は、PC3の起動時に実行されるプログラム等が記録されている。
RAM91は、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用される。
USBホストインターフェース101は、USBケーブル6を介してデバイス5等のスレーブ機器とデータ通信を行うためのインターフェースである。
無線LANインターフェース111は、無線LAN4によるデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶領域12は、無線LAN設定のパラメータを記憶する領域である。
図5に示すように、デバイス5は、CPU72、ROM82、RAM92、USBスレーブインターフェース13、無線LANインターフェース112、記憶領域A14、記憶領域B15、USBホストインターフェース102を具備して構成される。
CPU72は、デバイス5全体の制御処理を行う。
ROM82は、CPU72に命令を与える制御プログラム等が記憶されている。
RAM92は、デバイス5のメインメモリとして利用される。
USBスレーブインターフェース13は、USBケーブル6を介してPC3等のホスト機器とデータ通信を行うためのインターフェースである。
無線LANインターフェース14は、無線LAN4によるデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶領域A14は、無線LAN設定のパラメータを記憶する領域である。
記憶領域B15は、無線LAN設定プログラム16、および当該プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶17する領域であり、また、USBマスストレージクラスに対応している。
USBホストインターフェース102は、USBケーブル6を介して記憶媒体18等のスレーブ機器とデータ通信を行うためのインターフェースである。
図5に示すように、記憶媒体18にはPC3からデバイス5に転送された無線LAN設定のパラメータが記憶される記憶領域19が実装され、また、記憶領域19はUSBマスストレージクラスに対応している。
次に、PC、デバイスおよび記憶媒体で行われる無線LANを設定する処理の流れについて図6に示すシーケンス図を参照して説明する。
PCのUSBホストインターフェースとデバイスのUSBスレーブインターフェースとをUSBケーブルで接続し、コンフィギュレーションを完了させる。このPnPの動作において、PCではデバイス上のUSBマスストレージクラスの記憶領域Bを認識するコンフィギュレーションを実行する(ステップS601)。
デバイスのUSBホストインターフェースに記憶媒体をUSB接続し、コンフィギュレーションを完了させる。このPnPの動作において、デバイスでは記憶媒体上のUSBマスストレージクラスの記憶領域を認識するコンフィギュレーションを実行する(ステップS602)。
PnPにより記憶領域Bのコンフィギュレーションが完了すると、記憶領域Bに格納された無線LAN設定プログラムがPC上で自動起動する(ステップS602)。
デバイスの無線LANインターフェースが周囲の無線LAN環境を検索し(ステップS604)、デバイスの記憶領域Aの無線LAN設定のパラメータと比較し(ステップS605)、パラメータが一致する場合(ステップS606でYES)、ステップS614に進み、また、パラメータが初期状態の場合、若しくは周囲に接続可能なアクセスポイントがない等によるパラメータ不一致の場合(ステップS606でNO)、PC上で動作している無線LAN設定プログラムに対して無線LAN設定のパラメータを要求するパケットを送出する(ステップS607)。
PCは受信したパケットをトリガに、記憶領域から無線LAN設定のパラメータを抽出し(ステップ608)、デバイスに対して当該パラメータを送信する(ステップS609)。
デバイスは受信したパラメータを記憶領域Aに記憶し、当該パラメータを無線LANインターフェースの設定に反映させる(ステップS610)。
デバイスはインフラストラクチャモードの無線LANの接続を確認し(ステップS611)、USBホストインターフェース経由で記憶媒体の記憶領域に判別可能なフォルダを作成し、記憶領域Aに記憶したパラメータを転送する(ステップS612)。
記憶媒体ではパラメータを記憶領域内に記憶する(ステップS613)。
デバイスは記憶媒体へのパラメータの記憶の完了を確認すると、PC上で動作している無線LAN設定プログラムを終了するパケットを送信する(ステップS614)。
PCがパケットを受信すると、無線LAN設定プログラムはPCの画面上にUSBケーブルの取り外しを促す表示を行い、自動終了する(ステップS615)。
以降は、PC、プリンタともにアクセスポイントを介して無線LAN通信を行うことができる。
次に、記憶媒体およびデバイスで行われる無線LANを設定する処理の流れについて図7に示すシーケンス図を参照して説明する。
図5に示すデバイスと同一の構成を持つデバイスに無線LANを設定する際に、上述したように無線LAN設定のパラメータを記憶媒体に記憶していれば、デバイスをPCにUSB接続することなく、デバイスに記憶媒体をUSB接続することで、デバイスの無線LANを設定することができる。
無線LAN設定のパラメータを記憶した記憶媒体をデバイスのUSBホストインターフェースにUSB接続してコンフィギュレーションを完了させる。このPnPの動作において、デバイスでは記憶媒体の記憶領域のUSBマスストレージクラスを認識するコンフィギュレーションを実行する(ステップS701)。
PnPにより記憶媒体の記憶領域のコンフィギュレーションが完了すると、デバイスの無線LANインターフェースが周囲の無線LAN環境を検索し(ステップS702)、デバイスの記憶領域Aの無線LAN設定のパラメータと比較し(ステップS703)、パラメータが一致する場合(ステップS704でYES)、処理を完了し、また、パラメータが初期状態の場合、若しくは周囲に接続可能なアクセスポイントがない等によるパラメータ不一致の場合(ステップS704でNO)、記憶媒体の記憶領域の判別可能なフォルダを検索し、当該記憶領域から無線LAN設定のパラメータを取得する(ステップS705)。
デバイスは取得したパラメータを記憶領域Aに記憶し、当該パラメータを無線LANインターフェースの設定に反映させる(ステップS706)。
デバイスはインフラストラクチャモードの無線LANの接続を確認し(ステップS707)、処理を完了する。
従って、複数のデバイスが存在する場合に2台目以降のデバイスではPCと接続しなくとも、無線LAN設定のパラメータを煩雑な設定操作を実行することなく、全てのデバイスに自動的に設定させることが可能になる。
本発明は、上記し、且つ図面に示し実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
1 ネットワーク
2 アクセスポイント
3 PC
4 無線LAN
5 デバイス
6 USBケーブル
71、72 CPU
81、82 ROM
91、92 RAM
10、101、102 USBホストインターフェース
111、112 無線LANインターフェース
12 記憶領域
13 USBスレーブインターフェース
14 記憶領域A
15 記憶領域B
16 無線LAN設定プログラム
17 自動起動ファイル
18 記憶媒体
19 記憶領域
2 アクセスポイント
3 PC
4 無線LAN
5 デバイス
6 USBケーブル
71、72 CPU
81、82 ROM
91、92 RAM
10、101、102 USBホストインターフェース
111、112 無線LANインターフェース
12 記憶領域
13 USBスレーブインターフェース
14 記憶領域A
15 記憶領域B
16 無線LAN設定プログラム
17 自動起動ファイル
18 記憶媒体
19 記憶領域
Claims (6)
- 通信インターフェースを介してホスト機器である端末とスレーブ機器であるデバイスとが接続する無線LAN設定システムにおいて、
前記端末は、
無線LANを介してアクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、
前記通信インターフェースを介して前記スレーブ機器と接続するスレーブ機器接続手段と、
前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する記憶手段と、
プログラムを実行するプログラム実行手段と
を具備し、
前記デバイスは、
前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、
前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段と、
前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する第1の記憶手段と、
前記ホスト機器接続手段で接続したホスト機器から記憶装置として制御される第2の記憶手段と
を具備し、
前記デバイスの第2の記憶手段は、
前記端末の記憶手段に記憶しているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、
前記端末のプログラム実行手段は、
前記端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該デバイスの第2の記憶手段に記憶されている前記自動起動ファイルにより前記無線LAN設定プログラムを実行し、
前記実行された無線LAN設定プログラムは、
前記端末の記憶手段に記憶されているパラメータを前記デバイスに対して送信し、
前記デバイスは、
前記端末から送信されてきたパラメータを前記デバイスの第1の記憶手段に記憶する
ことを特徴とする無線LAN設定システム。 - 前記デバイスは、
前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段
を具備し、
前記デバイスは、
前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備する外部記憶装置と前記デバイスのホスト機器接続手段で接続している場合、該デバイスの第1の記憶手段に記憶したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、
前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、
前記パラメータを記憶している外部記憶装置と前記他のデバイスのホスト機器接続手段で接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの第1の記憶手段に記憶する
ことを特徴とする請求項1記載の無線LAN設定システム。 - 通信インターフェースを介してホスト機器である端末と接続するデバイスにおいて、
無線LANを介してアクセスポイントに接続する無線LAN接続手段と、
前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段と、
前記無線LAN接続手段が前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶する第1の記憶手段と、
前記ホスト機器接続手段で接続したホスト機器から記憶装置として制御される第2の記憶手段と
を具備し、
前記デバイスの第2の記憶手段は、
前記端末の記憶手段に記憶しているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、
前記無線LAN設定プログラムは、
前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶している端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該端末により実行され、
前記端末により実行された無線LAN設定プログラムは、
前記端末の記憶手段に記憶されているパラメータを前記第1の記憶手段に転送する
ことを特徴とするデバイス。 - 前記通信インターフェースを介して前記ホスト機器と接続するホスト機器接続手段
を更に具備し、
前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備する外部記憶装置と前記デバイスのホスト機器接続手段で接続している場合、前記第1の記憶手段に記憶したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、
前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、
前記パラメータを記憶している外部記憶装置と前記他のデバイスのホスト機器接続手段で接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの第1の記憶手段に記憶する
ことを特徴とする請求項3記載のデバイス。 - 通信インターフェースを介して接続するホスト機器である端末とスレーブ機器であるデバイスとで行われる無線LAN設定方法において、
前記端末は、
無線LANを介した通信を行う無線LAN接続手段がアクセスポイントに接続するためのパラメータを記憶し、
前記デバイスは、
前記端末に記憶されているパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定するための無線LAN設定プログラム、および該無線LAN設定プログラムを自動起動する自動起動ファイルを記憶し、
前記端末は、
前記端末と前記デバイスが前記通信インターフェースを介して接続した際に、該デバイスに記憶されている前記自動起動ファイルにより前記無線LAN設定プログラムを実行し、
前記実行された無線LAN設定プログラムは、
前記端末に記憶されているパラメータを前記デバイスに対して送信し、
前記デバイスは、
前記端末から送信されてきたパラメータを前記デバイスの無線LAN接続手段に設定する
ことを特徴とする無線LAN設定方法。 - 前記デバイスは、
前記ホスト機器から記憶装置として制御される記憶手段を具備するスレーブ機器である外部記憶装置と接続している場合、前記デバイスの無線LAN接続手段に設定したパラメータを該外部記憶装置の記憶手段に記憶し、
前記無線LANを介して前記アクセスポイントに接続していない他のデバイスは、
前記パラメータを記憶している外部記憶装置と接続した際に、該外部記憶装置から該パラメータを取得し、該取得したパラメータを該他のデバイスの無線LAN接続手段に設定する
ことを特徴とする請求項5記載の無線LAN設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005273866A JP2007088726A (ja) | 2005-09-21 | 2005-09-21 | デバイス、無線lan設定システムおよび無線lan設定方法 |
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Publications (1)
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