JP2002176456A - 電子機器および情報更新方法 - Google Patents

電子機器および情報更新方法

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JP2002176456A
JP2002176456A JP2000372321A JP2000372321A JP2002176456A JP 2002176456 A JP2002176456 A JP 2002176456A JP 2000372321 A JP2000372321 A JP 2000372321A JP 2000372321 A JP2000372321 A JP 2000372321A JP 2002176456 A JP2002176456 A JP 2002176456A
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JP2000372321A
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Akihiro Fukumoto
彰浩 福元
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト機器から送られる更新用情報に従っ
て、容易に情報更新できる電子機器を提供することであ
る。 【解決手段】 ホスト機器1は、更新用情報(ファーム
ウェア等)及び送信先情報を、USBケーブル3を介し
てオーディオ機器2に送信する。オーディオ機器2のU
SB通信用マイコン21は、送られた更新用情報等を受
信し、送信先情報に従って、自己宛てであるか否かを判
別する。USB通信用マイコン21は、自己宛てである
と判別した場合、受信した更新用情報をコントロール用
マイコン22に転送した後に、コントロール用マイコン
22から送られる更新用情報をフラッシュメモリ24に
書き込む。一方、自己宛てでないと判別した場合に、U
SB通信用マイコン21は、受信した更新用情報をコン
トロール用マイコン22に送信し、フラッシュメモリ2
5に書き込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、USB等のイン
タフェースを介して外部のホスト機器と接続される電子
機器に関し、特に、ホスト機器から送られる更新用情報
に従って、容易に情報更新することのできる電子機器及
び情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ等の
ホスト機器に接続されて使用されるプリンタやモデム等
の電子機器が知られている。このような電子機器は、例
えば、RS232Cやセントロニクス等のインタフェー
スを備えており、所定のケーブルを介してホスト機器と
接続され、ホスト機器からの制御等に従って動作する。
最近では、ホスト機器に採用されたインタフェース規格
としてUSB(Universal Serial Bus)等が注目されて
いる。このUSBは、ホスト機器において導入されてい
る一般的なOS(Operating System)にてサポートされ
ており、電子機器の電源を入れたままで接続できるホッ
ト・プラグ・インや、電子機器を使用するための設定を
自動的に行えるプラグ・アンド・プレイが特徴となって
いる。
【0003】このUSBは、マルチメディアデバイスに
分類される電子機器を想定した「アイソクロナス(Isoc
hronous)転送」をサポートしており、例えば、ホスト
機器からオーディオ機器(電子機器)に向けて、リアル
タイムにオーディオデータを送信することができる。こ
の際、USBにより送られるオーディオデータがデジタ
ルデータであるため、ノイズ等の影響を受けにくく、オ
ーディオ機器にて高音質の楽曲音を出力することができ
る。
【0004】図3に、このようなUSBインタフェース
を備えた電子機器の一例であるオーディオ機器を含むオ
ーディオシステムを示す。図示するように、オーディオ
システムは、ホスト機器100と、オーディオ機器20
0とがUSBケーブル300を介して接続されて構成さ
れる。
【0005】ホスト機器100は、所定のパーソナルコ
ンピュータ等からなり、所定のオーディオアプリケーシ
ョン(アプリケーションソフトウエアを実行できる任意
の動作環境も含む)の他に、USBコントローラ101
を含んで構成される。USBコントローラ101は、U
SB規格に従った通信を制御するホストコントローラで
あり、例えば、オーディオアプリケーションにより再生
された楽曲データに従って、オーディオデータ(アイソ
クロナス転送のフレーム等)を生成し、生成したオーデ
ィオデータをUSBケーブル300を介してオーディオ
機器200に供給する。
【0006】一方、オーディオ機器200は、ホスト機
器100から送られるオーディオデータを順次受信し、
受信したオーディオデータをオーディオ信号に変換した
後に、楽曲音として出力する電子機器であり、USB通
信用マイコン201と、オーディオデバイス202とを
含んで構成される。USB通信用マイコン201は、U
SB規格に従った通信を制御するコントローラであり、
フラッシュメモリ203を備えたフラッシュマイコン等
からなる。このフラッシュメモリ203には、USB通
信を行うために必要なファームウェア(通信プログラム
等)が予め記憶されている。そして、USB通信用マイ
コン201は、フラッシュメモリ203に記憶されたフ
ァームウェアに従って動作し、USBケーブル300を
介してUSBコントローラ101から送られるオーディ
オデータの受信等を行う。
【0007】オーディオデバイス202は、CODEC
(COder/DECoder)用IC、D/Aコンバータ(デジタ
ル/アナログコンバータ)、アンプ回路、及び、スピー
カ等からなり、USB通信用マイコン201を介して順
次送られるオーディオデータに従って、所定の音声を発
する。
【0008】このような構成のオーディオシステムは、
ホスト機器100にて再生した楽曲データを、USBケ
ーブル300を介して接続されたオーディオ機器200
にて高品質の楽曲音として出力することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述するようなオーデ
ィオ機器200において、USB通信用マイコン201
が保持する情報をアップデート(情報更新)する必要が
生じる場合がある。具体的には、USB通信における機
能強化等のために、USB通信用マイコン201のフラ
ッシュメモリ203内に記憶されるファームウェア等を
バージョンアップする場合等である。
【0010】しかしながら、従来のオーディオ機器20
0は、このような場合に、USBケーブル300を介し
て接続されたホスト機器100を使用して、USB通信
用マイコン201に更新用情報(ファームウェア等)を
直接書き込むことができなかった。これは、USB通信
用マイコン201のポートを論理制御しなければ、フラ
ッシュメモリ203に更新用情報を書き込むことができ
ないことに起因している。すなわち、USB通信用マイ
コン201は、ホスト機器100から更新用情報を受信
したとしても、自己のポートを制御してこの更新用情報
を書き込むことができなかった。
【0011】このため、利用者は、自らオーディオ機器
200(USB通信用マイコン201)に更新用情報を
書き込むことができず、オーディオ機器200のメーカ
等に更新用情報の書き込みを依頼する必要があった。一
方、メーカ等の作業者にとっても、オーディオ機器20
0に更新用情報を書き込むことは、極めて煩雑であっ
た。例えば、作業者は、オーディオ機器200のケース
等を外し、USB通信用マイコン201が搭載された基
板上の端子に、所定のデータライタ等を接続した後に、
このデータライタ等からUSB通信用マイコン201
(フラッシュメモリ203)に更新用情報を転送して書
き込むという一連の作業を行う必要があった。このた
め、作業にある程度の手間と時間が必要となっていた。
この結果、利用者は、オーディオ機器200に最新の更
新用情報を反映させるために、長い期間待たなければな
らず、一方、メーカ等は、作業者の工数や受入れ体制の
維持のためのコストを割かねばならなかった。
【0012】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、ホスト機器から送られる更新用情報に従って、容
易に情報更新することのできる電子機器及び情報更新方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る電子機器は、第1の記憶
部に自己の動作を規定する情報を記憶し、所定のインタ
フェースを介して接続された外部のホスト機器から送ら
れる更新用情報を受信する第1の制御手段と、第2の記
憶部に自己の動作を規定する情報を記憶し、前記第1の
制御手段との間で所定の情報を送受信する第2の制御手
段と、を備え、前記第1の制御手段は、受信した更新用
情報が第1の記憶部宛である場合に、前記第2の制御手
段に更新用情報を転送した後に、前記第2の制御手段か
ら送られる更新用情報を第1の記憶部に書き込み、受信
した更新用情報が第2の記憶部宛である場合に、前記第
2の制御手段に更新用情報を送信して第2の記憶部に書
き込ませる、ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、第1の制御手段は、第
1の記憶部(例えば、内部メモリ等)に自己の動作を規
定する情報(例えば、ファームウェア等)を記憶し、例
えば、USBインタフェース等を介して接続された外部
のホスト機器から送られる更新用情報を受信する。第2
の制御手段は、第2の記憶部(例えば、内部メモリ等)
に自己の動作を規定する情報(例えば、ファームウェア
等)を記憶し、第1の制御手段との間で所定の情報を送
受信する。そして、第1の制御手段は、受信した更新用
情報が第1の記憶部宛(自己宛)である場合に、第2の
制御手段に更新用情報を転送した後に、第2の制御手段
から送られる更新用情報を第1の記憶部に書き込み、一
方、受信した更新用情報が第2の記憶部宛である(自己
宛でない)場合に、第2の制御手段に更新用情報を送信
して第2の記憶部に書き込ませる。この結果、ホスト機
器から送られる更新用情報に従って、容易に情報更新す
ることができる。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る電子機器は、内部メモリに記憶されるファー
ムウェアに従って、所定のインタフェースを介して接続
された外部のホスト機器から送られる更新用情報を受信
する第1のマイコンと、内部メモリに記憶されるファー
ムウェアに従って、前記第1のマイコンとの間で所定の
情報を送受信する第2のマイコンと、を備え、前記第1
のマイコンは、受信した更新用情報が自己宛である場合
に、前記第2のマイコンに更新用情報を転送した後に、
前記第2のマイコンから送られる更新用情報に従って自
己の内部メモリのファームウェアを更新し、更新用情報
が自己宛でない場合に、前記第2のマイコンに更新用情
報を送信して前記第2のマイコンの内部メモリのファー
ムウェアを更新させる、ことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、第1のマイコンは、内
部メモリに記憶されるファームウェアに従って、例え
ば、USBインタフェース等を介して接続された外部の
ホスト機器から送られる更新用情報を受信する。第2の
マイコンは、内部メモリに記憶されるファームウェアに
従って、第1のマイコンとの間で所定の情報を送受信す
る。そして、第1のマイコンは、受信した更新用情報が
自己宛である場合に、第2のマイコンに更新用情報を転
送した後に、第2のマイコンから送られる更新用情報に
従って自己の内部メモリのファームウェアを更新し、一
方、更新用情報が自己宛でない場合に、第2のマイコン
に更新用情報を送信して第2のマイコンの内部メモリの
ファームウェアを更新させる。この結果、ホスト機器か
ら送られる更新用情報に従って、容易に情報更新するこ
とができる。
【0017】前記第1のマイコンは、更新用情報と共
に、送信先を規定する送信先情報を受信し、受信した送
信先情報に従って、更新用情報が自己宛であるか否かを
判別してもよい。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係る情報更新方法は、内部メモリにファームウェ
アを記憶する複数のマイコンを備えた電子機器における
情報更新方法であって、所定のインタフェースを介して
接続された外部のホスト機器から送られる更新用情報を
第1のマイコンにて受信する受信ステップと、前記受信
ステップにて受信した更新用情報が、第1のマイコン宛
である場合に、第2のマイコンに更新用情報を転送した
後に、第2のマイコンから送られる更新用情報に従って
第1のマイコンの内部メモリのファームウェアを更新
し、更新用情報が第2のマイコン宛である場合に、第2
のマイコンに更新用情報を送信して第2のマイコンの内
部メモリのファームウェアを更新させる制御ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、受信ステップは、例え
ば、USBインタフェース等を介して接続された外部の
ホスト機器から送られる更新用情報を第1のマイコンに
て受信する。制御ステップは、受信ステップにて受信し
た更新用情報が、第1のマイコン宛である場合に、第2
のマイコンに更新用情報を転送した後に、第2のマイコ
ンから送られる更新用情報に従って第1のマイコンの内
部メモリのファームウェアを更新し、一方、更新用情報
が第2のマイコン宛である場合に、第2のマイコンに更
新用情報を送信して第2のマイコンの内部メモリのファ
ームウェアを更新させる。この結果、ホスト機器から送
られる更新用情報に従って、容易に情報更新することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるUS
B(Universal Serial Bus)インタフェースを備えた電
子機器について、オーディオ機器を一例として、以下図
面を参照して説明する。
【0021】図1は、この発明の実施の形態に適用され
るオーディオ機器を含んだオーディオシステムの構成の
一例を示すブロック図である。図示するように、オーデ
ィオシステムは、ホスト機器1と、オーディオ機器2と
がUSBケーブル3を介して接続されて構成される。
【0022】ホスト機器1は、所定のパーソナルコンピ
ュータ等からなり、所定のオーディオアプリケーション
(アプリケーションソフトウエアを実行できる任意の動
作環境も含む)の他に、USBコントローラ11を含ん
で構成される。
【0023】USBコントローラ11は、USB規格に
従った通信を制御するホストコントローラであり、例え
ば、オーディオアプリケーションにより再生された楽曲
データに従って、オーディオデータ(アイソクロナス転
送のフレーム等)を生成し、生成したオーディオデータ
をUSBケーブル3を介してオーディオ機器2に供給す
る。また、USBコントローラ11は、更新用のファー
ムウェア等(更新用情報)を、USBケーブル3を介し
てオーディオ機器2に供給する。
【0024】一方、オーディオ機器2は、ホスト機器1
から送られるオーディオデータを順次受信し、受信した
オーディオデータをオーディオ信号に変換した後に、楽
曲音として出力する電子機器であり、USB通信用マイ
コン21と、コントロール用マイコン22と、オーディ
オデバイス23とを含んで構成される。
【0025】USB通信用マイコン21は、USB規格
に従った通信を制御するコントローラであり、フラッシ
ュメモリ24を備えたフラッシュマイコン等からなる。
このフラッシュメモリ24には、USB通信を行うため
に必要なファームウェア(通信プログラム等)が予め記
憶されている。そして、USB通信用マイコン21は、
フラッシュメモリ24に記憶されたファームウェアに従
って、USBケーブル3を介してUSBコントローラ1
1から送られるオーディオデータの受信等を行う。ま
た、USB通信用マイコン21は、ホスト機器1から送
られる更新用情報等を受信し、自己のフラッシュメモリ
24又は、コントロール用マイコン22のフラッシュメ
モリ25に、この更新用情報を書き込む。すなわち、U
SB通信用マイコン21は、フラッシュメモリ24等に
記憶されるファームウェア等をアップデート(情報更
新)する。
【0026】コントロール用マイコン22は、USB通
信用マイコン21との間で通信を行うと共に、オーディ
オデバイス23を制御するコントローラであり、フラッ
シュメモリ25を備えたフラッシュマイコン等からな
る。このフラッシュメモリ25には、オーディオデバイ
ス23の制御等を行うために必要なファームウェア(制
御プログラム等)が予め記憶されている。そして、コン
トロール用マイコン22は、フラッシュメモリ25に記
憶されたファームウェアに従って、オーディオデバイス
23の制御等を行う。また、コントロール用マイコン2
2は、USB通信用マイコン21から送られる更新用情
報を受信し、自己のフラッシュメモリ25等にこの更新
用情報を書き込む。すなわち、コントロール用マイコン
22は、フラッシュメモリ25等に記憶されるファーム
ウェア等をアップデートする。
【0027】オーディオデバイス23は、CODEC
(COder/DECoder)用IC、D/Aコンバータ(デジタ
ル/アナログコンバータ)、アンプ回路、及び、スピー
カ等からなり、コントロール用マイコン22に制御され
る。オーディオデバイス23は、コントロール用マイコ
ン22等を介して順次送られるオーディオデータに従っ
て、所定の音声を発する。
【0028】以下、この発明の実施の形態に係るオーデ
ィオシステムの動作について図2を参照して説明する。
図2は、ホスト機器1(処理制御部等)が行う情報送信
処理と、オーディオ機器(USB通信用マイコン21
等)が行う情報更新処理とを説明するためのフローチャ
ートである。この情報送信処理及び情報更新処理は、ホ
スト機器1及びオーディオ機器2がUSBケーブル3を
介して接続された状態で、ホスト機器1にて所定の情報
更新処理のアプリケーションが起動された後に開始され
る。
【0029】まず、ホスト機器1(処理制御部等)は、
ハードディスク等に記憶されている更新用情報を読み出
すと共に、送信先情報を生成する(ステップS11)。
すなわち、ホスト機器1は、例えば、所定の通信部を介
してインターネット上のメーカサイトからダウンロード
し、ハードディスクに記憶しておいた更新用情報(ファ
ームウェア等)を読み出す。そして、更新用情報の送信
先となるUSB通信用マイコン21又はコントロール用
マイコン22の何れかを指定する送信先情報を生成す
る。
【0030】ホスト機器1は、所定のキーボードやマウ
ス等を介して、更新用情報の送信指示が入力されるま
で、後続処理の実行を待機する(ステップS12)。ホ
スト機器1は、送信指示が入力されたと判別すると、更
新用情報及び、送信先情報をオーディオ機器2に送信す
る(ステップS13)。すなわち、ホスト機器1は、フ
ラッシュメモリ24,25の何れかに記憶されるファー
ムウェア等をアップデートするための更新用情報及び、
送信先のマイコン(USB通信用マイコン21又はコン
トロール用マイコン22)を示す送信先情報を、USB
ケーブル3を介してUSB通信用マイコン21に供給す
る。
【0031】一方、オーディオ機器2のUSB通信用マ
イコン21は、更新用情報等がホスト機器1から送られ
ると、送信があったことを判別し(ステップS21)、
送られた更新用情報及び送信先情報を受信する(ステッ
プS22)。
【0032】USB通信用マイコン21は、受信した送
信先情報に従って、更新用情報が自己(USB通信用マ
イコン21)宛てか否かを判別する(ステップS2
3)。
【0033】USB通信用マイコン21は、更新用情報
が自己宛てであると判別した場合、受信した更新用情報
をコントロール用マイコン22に転送する(ステップS
24)。すなわち、USB通信用マイコン21は、自己
のフラッシュメモリ24に更新用情報を直接書き込むこ
とができないため、コントロール用マイコン22に更新
用情報を一旦転送する。
【0034】USB通信用マイコン21は、コントロー
ル用マイコン22から送られる更新用情報をフラッシュ
メモリ24に書き込む(ステップS25)。すなわち、
USB通信用マイコン21は、コントロール用マイコン
22によってポート等が論理制御され、フラッシュメモ
リ24のファームウェア等がアップデートされる。
【0035】一方、ステップS23にて、更新用情報が
自己(USB通信用マイコン21)宛てでないと判別し
た場合に、USB通信用マイコン21は、更新用情報を
コントロール用マイコン22に送信し、フラッシュメモ
リ25に書き込ませる(ステップS26)。すなわち、
USB通信用マイコン21は、コントロール用マイコン
22のポート等を論理制御し、フラッシュメモリ25の
ファームウェア等をアップデートする。
【0036】このように、USB通信用マイコン21及
びコントロール用マイコン22は、互いに制御され、単
独ではできなかった更新用情報の書き込みを可能として
いる。すなわち、USBケーブル3を介して接続された
ホスト機器1から送られる更新用情報により、USB通
信用マイコン21及びコントロール用マイコン22(フ
ラッシュメモリ24,25)のファームウェア等をアッ
プデートすることができる。この結果、ホスト機器1か
ら送られる更新用情報に従って、容易に情報更新するこ
とができる。
【0037】そして、上述のオーディオ機器2におい
て、USB通信用マイコン21及びコントロール用マイ
コン22に、ホスト機器1を介したファームウェア等の
アップデートが可能となることにより、利用者が自らオ
ーディオ機器2に更新用情報を書き込むことができるよ
うになる。また、その作業も容易であり、オーディオ機
器2に最新の更新用情報を反映させるために、長い期間
待つ必要がなくなる。
【0038】一方、オーディオ機器2のメーカ等も、イ
ンターネットのサイト等に更新用情報を公開したり、ま
た、CD等の媒体を通じて利用者に更新用情報を配布す
ることにより、利用者にオーディオ機器2への更新用情
報の書き込みを任せることができる。このため、作業者
の工数や受入れ体制のためのコストを削減することがで
きる。
【0039】上記の実施の形態では、ホスト機器1及び
オーディオ機器2がそれぞれUSBインタフェースを備
え、ホスト機器1とオーディオ機器2との間がUSBケ
ーブル3を介して接続されるオーディオシステムについ
て説明したが、ホスト機器1及びオーディオ機器2が備
えるインタフェースは、USBに限られず任意である。
例えば、IEEE1394等のようなインタフェースで
あってもよく、ホスト機器1とオーディオ機器2との間
がIEEE1394ケーブルを介して接続されてもよ
い。
【0040】また、上記の実施の形態では、USB通信
用マイコン21及びコントロール用マイコン22を含ん
だオーディオ機器2を一例として説明したが、更新用情
報を書き込む対象となるマイコンの数は、2以上であれ
ば、任意である。また、ホスト機器1と接続される電子
機器はオーディオ機器2に限られず、任意である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホスト機器から送られる更新用情報に従って、容易に情
報更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオーディオ機器を含
むオーディオシステムの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る情報送信処理及び、
情報更新処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来のオーディオ機器を含むオーディオシステ
ムの構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホスト機器 2 オーディオ機器 3 USBケーブル 11 USBコントローラ 21 USB通信用マイコン 22 コントロール用マイコン 23 オーディオデバイス 24,25 フラッシュメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記憶部に自己の動作を規定する情報
    を記憶し、所定のインタフェースを介して接続された外
    部のホスト機器から送られる更新用情報を受信する第1
    の制御手段と、 第2の記憶部に自己の動作を規定する情報を記憶し、前
    記第1の制御手段との間で所定の情報を送受信する第2
    の制御手段と、を備え、 前記第1の制御手段は、受信した更新用情報が第1の記
    憶部宛である場合に、前記第2の制御手段に更新用情報
    を転送した後に、前記第2の制御手段から送られる更新
    用情報を第1の記憶部に書き込み、受信した更新用情報
    が第2の記憶部宛である場合に、前記第2の制御手段に
    更新用情報を送信して第2の記憶部に書き込ませる、 ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】内部メモリに記憶されるファームウェアに
    従って、所定のインタフェースを介して接続された外部
    のホスト機器から送られる更新用情報を受信する第1の
    マイコンと、 内部メモリに記憶されるファームウェアに従って、前記
    第1のマイコンとの間で所定の情報を送受信する第2の
    マイコンと、を備え、 前記第1のマイコンは、受信した更新用情報が自己宛で
    ある場合に、前記第2のマイコンに更新用情報を転送し
    た後に、前記第2のマイコンから送られる更新用情報に
    従って自己の内部メモリのファームウェアを更新し、更
    新用情報が自己宛でない場合に、前記第2のマイコンに
    更新用情報を送信して前記第2のマイコンの内部メモリ
    のファームウェアを更新させる、 ことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】前記第1のマイコンは、更新用情報と共
    に、送信先を規定する送信先情報を受信し、受信した送
    信先情報に従って、更新用情報が自己宛であるか否かを
    判別する、 ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】内部メモリにファームウェアを記憶する複
    数のマイコンを備えた電子機器における情報更新方法で
    あって、 所定のインタフェースを介して接続された外部のホスト
    機器から送られる更新用情報を第1のマイコンにて受信
    する受信ステップと、 前記受信ステップにて受信した更新用情報が、第1のマ
    イコン宛である場合に、第2のマイコンに更新用情報を
    転送した後に、第2のマイコンから送られる更新用情報
    に従って第1のマイコンの内部メモリのファームウェア
    を更新し、更新用情報が第2のマイコン宛である場合
    に、第2のマイコンに更新用情報を送信して第2のマイ
    コンの内部メモリのファームウェアを更新させる制御ス
    テップと、 を備えることを特徴とする情報更新方法。
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