JP2009163532A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体の制御を行うプログラム、制御データの更新プログラムをダウンロードする電子機器について、更新が失敗した場合により確実に復旧させ、信頼性を向上させる。
【解決手段】
DVDレコーダ1は、メインブロック3、受信部6、操作部8、更新制御部9を備える。メイン制御部31がメインブロック3のメインプログラムを実行している状態で、受信制御部61が新たな更新プログラムを受信すると、更新制御部9はPLメモリ92のプログラムローダを実行して、各部(30、60)にプログラムをインストールする。リセットボタン83が長押しされると、CPU91は、IPLメモリ93内の初期化プログラムを実行する。これにより、記録媒体32内に記録された工場出荷時のプログラムを各部にインストールし、その後、メイン制御部31がメインプログラムを起動する。メモリ30、92、93は、別々のチップで構成する。
【選択図】図1
【解決手段】
DVDレコーダ1は、メインブロック3、受信部6、操作部8、更新制御部9を備える。メイン制御部31がメインブロック3のメインプログラムを実行している状態で、受信制御部61が新たな更新プログラムを受信すると、更新制御部9はPLメモリ92のプログラムローダを実行して、各部(30、60)にプログラムをインストールする。リセットボタン83が長押しされると、CPU91は、IPLメモリ93内の初期化プログラムを実行する。これにより、記録媒体32内に記録された工場出荷時のプログラムを各部にインストールし、その後、メイン制御部31がメインプログラムを起動する。メモリ30、92、93は、別々のチップで構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プログラムを更新する構成を備えた電子機器に関する。
従来、デジタル放送の受信部を備えて、この受信部から装置本体を制御するプログラムの更新プログラムをダウンロードするDVDレコーダが実用化されている。これによれば、プログラムにバグがあった場合でも、DVDレコーダ自身が自動で更新するから、ユーザは、これをサービスセンターに持っていかなくても済む。
また、ソフトウェアの更新を行う電子機器等が開示されている(特許文献1〜2参照)。特許文献1、2には、更新が失敗した場合の処理方法等が開示されている。特許文献1には、装置を止めることなくソフトウェアの更新を行う構成が開示されている。アプリケーション、ドライバー、ブートローダは、それぞれ2つの領域を用意している。これら2つの領域を用いて、一方が更新前のプログラム、他方に更新したプログラムを記憶して、これらの領域を交互に更新する。一方にインストールした後に、瞬時に切換えができるよう構成され、仮に更新が失敗した場合には、前回更新した他方の領域のアプリケーションをロードする旨の記載がある(段落51以下)。
特許文献2には、更新が失敗した場合には、エラー表示をする旨の記載がある。特許文献1には、更新の間にアプリケーションの処理が停止してしまう問題を解決するための対策が開示されている。特許文献3には、デジタルテレビに取り込まれたデータを用いてソフトウェアを更新するデジタル電子機器装置が開示されている。
特開2004−157767公報
特開2005−135187公報
特開2003−316596公報
しかしながら、更新中に電源が切れてしまう場合などでは、電子機器本体を制御するアプリケーションだけでなく、同時に、更新を実行するプログラムを記憶している記憶部の内容が壊れてしまうことがあった。この場合、受信部が更新データをダウンロードしても、回復できないことになる。
特許文献1の方法では、更新を実行するプログラムが壊れた場合の対策については記述されていない。また、この方法では、交互に更新していくためにプログラムを書き換えているが、書き換えるために元のデータを消去する必要がある。したがって、書き換えによって更新する領域のいずれも壊れる虞がないとは言えず、信頼性が低下する虞があった。また、確かにプログラムを記憶する領域を2つ設けているとしても、これらが同一記憶装置内とすれば、記憶装置の記憶内容自体が壊れてしまうと、いずれも使えなくなる虞があった。さらに、ダウンロードに失敗し、1つのサブプログラムが動かなくなったからといって、不用意にその部分だけ1つ前のものに戻せば、これはシステム全体としての動作が検証、確認されたものではないから、プログラムのバージョン間の不整合により、実質動かなくなる虞があった。即ち、信頼性が低下する虞があった。
そこで、本発明は、制御にプログラムまたは制御データを用い、これらプログラム等の更新プログラムをダウンロードする電子機器について、更新が失敗した場合に、より確実に復旧させて、信頼性の高い電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の構成を備えることができる。
(1) プログラムを用いて、装置本体またはその一部の制御を行う制御部と、
前記制御部のプログラムを記憶する第1記憶部と、
前記プログラムを更新するための更新プログラムを受信する受信部と、
前記受信部を介して、前記更新プログラムをインストールするダウンロードプログラムを実行する更新制御部と、
前記ダウンロードプログラムを記憶する第2記憶部と、を備える電子機器において、
前記制御部が制御に用いるプログラムであって工場出荷時のものを記憶する第3記憶部と、
前記第1記憶部に記憶された前記制御部のプログラムを、前記第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のものへ初期化する、初期化プログラムを記憶する第4記憶部と、を備え、
前記第4記憶部は、前記第1記憶部、前記第2記憶部のいずれとも異なるチップに実装されており、
前記更新制御部は、前記電子機器の起動時または再起動時の所定の操作入力を受けて、前記初期化プログラムを実行し、その後、前記受信部が更新プログラムを受信するとこの更新プログラムに基づいて最新のプログラムに更新する。
前記制御部のプログラムを記憶する第1記憶部と、
前記プログラムを更新するための更新プログラムを受信する受信部と、
前記受信部を介して、前記更新プログラムをインストールするダウンロードプログラムを実行する更新制御部と、
前記ダウンロードプログラムを記憶する第2記憶部と、を備える電子機器において、
前記制御部が制御に用いるプログラムであって工場出荷時のものを記憶する第3記憶部と、
前記第1記憶部に記憶された前記制御部のプログラムを、前記第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のものへ初期化する、初期化プログラムを記憶する第4記憶部と、を備え、
前記第4記憶部は、前記第1記憶部、前記第2記憶部のいずれとも異なるチップに実装されており、
前記更新制御部は、前記電子機器の起動時または再起動時の所定の操作入力を受けて、前記初期化プログラムを実行し、その後、前記受信部が更新プログラムを受信するとこの更新プログラムに基づいて最新のプログラムに更新する。
この構成では、制御部のプログラムを記憶する第1記憶部、ダウンロードプログラムを記憶する第3記憶部の内容が、更新中の電源が落ちたような場合などで両方壊れた場合であっても、または、第1記憶部が壊れると共に一時的に更新プログラムを受信できない状態でも、以下の効果を奏する。
即ち、(A)第4記憶部は、第1記憶部、第3記憶部のいずれとも異なるチップに実装されているから、第1記憶部、第3記憶部の内容が壊れても、初期化プログラムまで被害が及ばず、より確実に初期化プログラムを保全できる。
(B)この前記初期化プログラムを実行すれば、受信部の受信状況にかかわらず、内部の処理だけで、直ちに復旧することが出来る。
(C)そして、この構成では、部分的にバージョンを元に戻すのではなくて、工場出荷時の状態に戻す。工場出荷時には、電子機器全体として動作が確認されている。したがって、部分的にバージョンダウンした場合のように、バージョンの不整合により動かなくなるというトラブルの可能性を回避でき、動作が確認された確実に起動する状態に戻すことが出来る。
(B)この前記初期化プログラムを実行すれば、受信部の受信状況にかかわらず、内部の処理だけで、直ちに復旧することが出来る。
(C)そして、この構成では、部分的にバージョンを元に戻すのではなくて、工場出荷時の状態に戻す。工場出荷時には、電子機器全体として動作が確認されている。したがって、部分的にバージョンダウンした場合のように、バージョンの不整合により動かなくなるというトラブルの可能性を回避でき、動作が確認された確実に起動する状態に戻すことが出来る。
以上の構成により、より確実に復旧することが出来る。その後、更新制御部は、受信部を通じて、更新プログラムをダウンロードするから、最新の状態にすることができる。したがって、より信頼性の高い電子機器を提供することができる。
なお、この構成では、以上の前記第1記憶部〜第4記憶部は、必ずしも別々のチップ上に構成されていなくても良く、これらはあるチップ内部の記憶領域上のデータ集合としてもよいが、第4記憶部は、第1記憶部、第3記憶部のいずれとも異なるチップに実装されているものとする。また、「工場出荷時」とは、動作確認されたプログラムが導入されたときであって、ユーザが工場に修理に出して、動作確認されたプログラムが導入されたときでもよい。また、初期化プログラムを実行の後、ダウンロードする制御部のプログラムは、これを最新版にするために、例えば、前記制御部のプログラム、または、工場出荷後の更新プログラムのすべてとすることができる。
(2) 前記第1記憶部、第2記憶部、第3記憶部は、互いに別々のチップに実装されている。
この構成では、(D)前記第1記憶部、第2記憶部が互いに別々のチップに実装されている。したがって、第1記憶部の内容が壊れても、第2記憶部には影響しにくい。したがって、更新中などに第1記憶部内の内容が壊れても、第2記憶部内のダウンロードプログラムをより確実に保全でき、第1記憶部のデータが壊れても、受信部でダウンロードするデータが受信できる場合には更新プログラムをダウンロードすることが出来る。
(E)さらに、第3記憶部は、第1記憶部、第2記憶部のデータが壊れても、第3記憶部の工場出荷時のプログラムには影響しにくい。したがって、更新中などに第1記憶部内の内容が壊れても、このプログラムをより確実に保全でき、初期化プログラムを実行するときにより確実に復旧することができる。
(3) 前記第4記憶部は、上書きできないリードオンリーメモリに記憶されている。
第4記憶部が上書きされることがないから、初期化プログラムを確実に保全でき、信頼性が向上する。
(4) 前記第2記憶部は、上書きできないリードオンリーメモリに記憶されている。
第2記憶部が上書きされることがないから、ダウンロードプログラムを確実に保全でき、信頼性が向上する。なお、この構成をとる場合でも、初期化プログラムを実行する意義は失われない。即ち、初期化プログラムによれば、外部からの受信に頼らずに直ちに復旧することが出来るメリットがある。
(5) 前記更新制御部は、前記初期化プログラムを用いて、前記第2記憶部に記憶されたプログラムを、前記第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のものへ初期化する。
なんら更新できないときに、初期化プログラムを使うときは、ダウンロードプログラムが壊れている虞がある。そこで、初期化と同時にダウンロードプログラムを初期化することで、初期化して工場出荷時の状態にした後、最新の状態にすることができる。
(6) 映像信号を記録媒体に記録、再生する記録再生部を備え、
前記第3記憶部は、前記記録媒体に確保された読み取り専用の領域であり、
前記制御部は、前記記録再生部を制御し、
前記受信部は、デジタル放送の受信部であって、放送信号を受信して、映像信号、前記更新プログラムを受信し、
前記受信部は、前記制御部が用いるプログラムとは別の受信プログラムを用いて内部を制御し、
前記更新制御部は、前記受信プログラムおよび前記制御部のプログラムを更新する。
前記第3記憶部は、前記記録媒体に確保された読み取り専用の領域であり、
前記制御部は、前記記録再生部を制御し、
前記受信部は、デジタル放送の受信部であって、放送信号を受信して、映像信号、前記更新プログラムを受信し、
前記受信部は、前記制御部が用いるプログラムとは別の受信プログラムを用いて内部を制御し、
前記更新制御部は、前記受信プログラムおよび前記制御部のプログラムを更新する。
(7) 前記受信部は、前記更新プログラムとして、前記制御部が用いるプログラム全体の最新版をダウンロードするものであり、
前記ダウンロードプログラムには、前記制御部のプログラムの起動を確認する命令が含まれ、
前記更新制御部は、前記ダウンロードプログラムを実行時に前記制御部のプログラムの起動を確認し、起動できない場合には、前記受信部が受信した最新のプログラムを用いて再度の更新を行う。
前記ダウンロードプログラムには、前記制御部のプログラムの起動を確認する命令が含まれ、
前記更新制御部は、前記ダウンロードプログラムを実行時に前記制御部のプログラムの起動を確認し、起動できない場合には、前記受信部が受信した最新のプログラムを用いて再度の更新を行う。
この構成では、(F)前記制御部のプログラムの起動を確認する命令が含まれており、自動で更新を確認し、起動できない場合には、再度の更新を行う。ダウンロードプログラムが壊れていない場合には、この再度の更新が出来るから、信頼性が向上する。
(G)仮に壊れていても、初期化プログラムを実行することで復旧できる。
また、(H)この再度の自動更新において、初期化プログラムを実行しないこと、第4記憶部の初期化プログラムにアクセスしない。また、第4記憶部が別のチップで構成されていることから、壊れる可能性が少ない。
以上(F)〜(H)により、この構成によれば、ダウンロードプログラムが壊れていない場合には、自動で再度の更新をすることができるし、このプログラムが壊れていても、初期化プログラムまで壊れる可能性が少なく、これを実行すれば、復帰することが出来る。
本発明によれば、本体の制御を行うプログラム、制御データの更新プログラムをダウンロードする電子機器について、更新が失敗した場合により確実に復旧させることができる。したがって、より信頼性の高い電子機器を提供できる。
図1を参照して、本発明の一実施形態であるDVDレコーダについて説明する。図1は、この構成のうちプログラムの更新に関係する部分を表わしている。DVDレコーダ1は、メインブロック3、受信部6、操作部8、更新制御部9を備える。
メインブロック3は、DVDレコーダ1の主要な動作、具体的には、映像信号の記録、読み出しを行う。メイン制御部31は、マイコンを含むシステムICであり、バックエンドプロセッサ、フロントエンドプロセッサを合わせて1チップで構成されている。メイン制御部31は、メインブロック3の各部を制御する。メインブロック用フラッシュメモリ30(メインメモリ30と略する。)は、メイン制御部31が参照するメモリであり、メイン制御部31が実行するプログラム、制御情報を記憶する。これらのプログラムには、ユーザがメニューを操作するメインプログラム、そのサブルーチンを構成するアプリケーションや、アプリケーションからの要求に応じてデバイスを制御するデバイスドライバを含む。
メイン制御部31は、操作部8から入力を受けて、これに応じた各種のプログラムを実行する。このとき、メインメモリ30に記憶された制御情報を参照する。メインブロック3は、また、記録媒体32、DVD10、これらにアクセスして、映像信号を記録、再生する構成を備える。
記録媒体32は、例えば据付のハードディスクやフラッシュメモリである。記録媒体32内には、メインメモリ30の内容が破壊された場合に備えて、DVDレコーダ1の製造者は、工場出荷時に、メインメモリ30に記憶されているプログラムと同じプログラムをインストールする。
また、上記工場出荷時のプログラムは、例えば4Mバイト程度である。記録媒体32をハードディスクとすれば、現在200Gバイト以上のハードディスクが安価に売られていることからすると、このようなバックアップ領域を余分に設けても、ほとんどコストアップにはならない。
なお、以下では、このプログラムを「工場出荷時のプログラム」と称する。「工場出荷時のプログラム」を動作確認されたプログラムとしてもよく、これを修理時に動作確認されたプログラムが再インストールされたものとしても良い。
受信部6は、アンテナ101からデジタル放送を受信する。デジタル放送には、映像信号のみならず、番組情報その他のデータが含まれている。また、放送局またはその付属機関は、DVDレコーダ1の更新プログラムを送信するサービスを提供している。DVDレコーダ1の製造者は、これらの機関に依頼することにより、更新プログラムが放送に乗せて送信される。受信部6はこれを受信する。
受信部用メモリ60は、物理チャンネルと仮想チャンネルを対照させたチャンネルテーブルを記憶する。メイン制御部31から仮想チャンネルの切換指示を受けると、チャンネルテーブルを参照する。また、受信部用メモリ60は、受信制御部61が実行するためのプログラムを記憶する。
受信制御部61は、マイコン、またはこれを含むシステムICで構成する。制御部61は、CPUと図示しないワークエリアのRAMを備える。制御部61は、受信部用メモリ60内のプログラムを実行する。これにより、制御部61は、チャンネルの変更等を行う。また、受信制御部61は、更新プログラムを受信できるかを常時監視しており、受信できる場合には現在のバージョンとの比較を行っている。受信部6は、現在のバージョンより高いバージョンであれば、ダウンロードする。
操作部8は、リモコンの受光部81、本体操作子82を備え、メイン制御部31に指示を送る。また、本体操作子82は、リセットボタン83を備える。リセットボタン83が押されると、DVDレコーダ1は、再起動する。
更新制御部9は、マイコンまたはこれを含むシステムICで構成する。更新制御部9は、CPU91、更新プログラムローダ用フラッシュメモリ92、初期化プログラムローダ用フラッシュメモリ93、図示しないワークエリアのRAMを備える。CPU91は、これらのメモリ内のプログラムを実行する。なお、以下では、これらのメモリをそれぞれ、PLメモリ92、IPLメモリ93と称する。
PLメモリ92は、更新プログラムをダウンロードするプログラム(Program loader,以下、PLと称する。)を記憶するフラッシュメモリである。受信部6が更新プログラムをダウンロードすると、更新制御部9は、PLを実行する。これにより、更新制御部9は、このダウンロードしたプログラムを各部(メインメモリ30、受信部用メモリ60)へインストールする。
また、リセットボタン83がユーザにより長押しされた場合には、CPU91は、ファームウェアである、IPLメモリ93内の初期化プログラムローダ(Initial Program loader、IPL)を実行すると共に、メインブロック3のメインプログラムを起動させない。
一方、リセットボタン83が長押しされていなければ、更新制御部9は、メインブロック3のメインプログラムを起動させる。これにより、メイン制御部31は、受光部81を介してリモコンからの種々の指示を受け付ける。
更新制御部9がIPLを実行すると、メイン制御部31と通信して、記録媒体32内のプログラム、データをメインブロック3、受信部6の各メモリ30、60に分配してインストールする。これにより、DVDレコーダ1のプログラムは工場出荷時のものへ初期化される。製造者は、工場出荷時に各動作をチェックする。したがって、PLメモリ92の内容が破壊されていた場合でも、直ちに復旧することが出来、確実に動作する。従来の構成のような、部分的にプログラムのバージョンを戻すのではないから、バージョン相互間の齟齬の問題が生じない。
プログラムを初期化した後、最新の状態にするためには、放送局に送信を依頼する更新プログラムを、(A)DVDレコーダ1に用いる全プログラムとすることができる。または(B)出荷後の各バージョンの更新プログラムのすべてとすることができる。
なお、CPU91がIPLを実行するときには、PLが壊れている場合に対応して、IPLの実行時にPLメモリ92も工場出荷時の内容に初期化する。また、PLメモリ92をROMとしてもよい(この場合には、上記PLメモリ92の初期化をしない。)。このようにすれば、確実にメインメモリ30の内容が破壊された場合でも、受信部6を介して、最新の更新プログラムをダウンロードできる。また、このようにPLメモリ92をROMとした場合でも、IPLメモリ93の意義は失われない。ダウンロードプログラムは、例えば日本では約2時間に一度だけ送信されるものであり、PLを用いても、プログラムを必ずしも直ちに復旧できるものではない。一方、IPLを用いると受信部の受信状況にかかわらず直ちに復旧させることができる。
また、IPLメモリ93をROMとすることができる。これによれば、IPLメモリ93の内容は、破壊されることがなく、確実に工場出荷時の状態に復旧させることが出来る。
また、PLメモリ92、IPLメモリ93は、メインメモリ30、受信部用メモリ60とは、物理的に分離したメモリに実装するのがよい。即ち、更新する可能性のあるプログラムを記憶するメモリとは別のチップに実装する。こうすれば、更新対象のプログラムを記憶するメインメモリ30または受信部用メモリ60の内容が壊れても、PLメモリ92、IPLメモリ93が影響を受けることがない。なお「物理的に分離した」とは、メモリを構成する集積回路チップまたはICが別々であれば良く、互いに異なる基板に実装している必要はない。集積回路チップまたはICが別々であれば、異なる基板に実装していなくてもメモリ内容の破壊による被害を限定することができる。その効果を奏するに十分な程度に別々であれば良い。以下も同様である。
また、PLメモリ92、IPLメモリ93をROMで構成しない場合には、上記と同様に、メモリ92、93を互いに物理的に別々のメモリに実装するのが望ましく、また、更新制御部9の外部から参照されないようにするのが望ましい。このようにすれば、メモリ92、93の一方のデータの破壊により、他方が影響を受けることがない。
次に、図2を用いて、DVDレコーダ1の構成例についてより詳しく説明する。図2は、図1の構成以外の構成を含めて示している。メインブロック3は、フロントエンド(Front End)4、バックエンド(Back End)5を備える。メイン制御部31は、FE制御部41、BE制御部51に大別できる。上述のとおりワンチップで構成するときは、これらの区別は、プログラムの区別になり、これらのプログラムを並行して実行する。また、記録媒体32は、HD320(ハードディスク)とする。
フロントエンド(FE)4は、FE制御部41と、HD320(ハードディスク)と、HDD43(ハードディスクドライブ)と、光ディスクドライバ44を備える。FE制御部41は、メインメモリ30内のアプリケーションを実行して、これら320、43を制御する。HD320は、図1の記録媒体32に相当し、内部に映像信号が記録されている。HD320には、また、DVDレコーダ1を制御する、工場出荷時のプログラムも記録されている。
なお、当該プログラムが「記録」されていることは、HD320がこのプログラムを半永続的に「記憶」していることと同義であって、このプログラムは、本発明の「第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のもの」に相当する。
DVD10は、光ディスクであり、着脱可能な記録媒体である。DVD10の代わりにフラッシュメモリでもよい。
HDD43、光ディスクドライバ44は、それぞれ、HD320、DVD10の記録、読み出しを制御する。これにより、これらの内容を読み出すと共に、BE5から出力された映像信号を記録することができる。
光ディスクドライブ4は、DVD10にレーザ光を照射し、その反射光を検出するピックアップヘッド(不図示)や、DVD10に照射しているレーザ光の照射位置を制御するフォーカスサーボ制御やトラッキングサーボ制御等を行うサーボ制御部(不図示)等を有している。これらの構成により、光ディスクドライブ41は、DVD10を読み出し、記録する。
バックエンド(BE)5は、BE制御部51、入力部52、信号処理部53、符号化部54を備える。
入力部52には、外部から映像信号、音声信号を入力する。この映像信号、音声信号は、例えば、映像信号出力装置から入力する。また、A/D変換器を備え、アナログ形式の映像信号を入力したときは、デジタル形式に変換する。
符号化部54は、信号処理部53で処理した映像信号をエンコードする。符号化部54は、このエンコードしたデータをフロントエンド4に出力する。
信号処理部53は、8/16復調回路、MPEGデコーダ、OSD合成部を備えている。8/16復調回路は、フロントエンド4が読み取ったRF信号について8/16復調等を行い、誤り訂正を行って映像データと音声データを抽出する。デコーダは、映像データと音声データをデコードする。
OSD合成部は、BE制御部51が発行するコマンドに基づいてOSD合成部の文字、キャラクタ等のOSD(On-Screen Display)を合成する。デコーダから映像信号が出力されている場合には、この映像信号とOSDを合成し、出力部55に出力する。場合によっては、OSD合成部は、映像信号の出力を禁止して、OSDのみを出力してもよい。
OSD合成部は、内部に種々の画像データを記憶している。例えば、種々の文字列を表示するための文字、図形、初期設定処理93で表示するユーザインターフェースの画像、電子番組表(EPG)の枠画像、および、タイトル修正処理95で表示する枠画像などを記憶している。これらの枠画像と、文字、図形を合成してOSDを出力する。
出力部55は、D/A変換器等を備え、信号処理部53で処理された映像信号、音声信号をD/A変換する。出力部55は、D/A変換した映像信号、音声信号を同期させて、映像を表示器102に、音声をスピーカ103に出力する。
受信部6は、アンテナ101またはケーブルを介して受信したデジタル形式の放送信号から、映像信号、音声信号、文字情報を抽出する。
受信部6は、具体的には、受信部は、受信制御部61、選局部63、地上デジタルモジュール64を備える。これにより、受信部6は、放送信号からトランスポートストリーム(TS)を抽出し、TSからMPEG形式の映像信号、音声信号、およびデータを取り出す。選局部63は、IFフィルタ、IFアンプ、復調回路、誤り訂正回路等を備えている。IFフィルタ(intermediate frequency)は、受信制御部61から指示された所定の物理チャンネルの信号を通す。IFアンプは、この信号を増幅する。これにより、選局部63は、この物理チャンネルの放送信号を抽出する。また、復調回路は、入力された放送信号をTSへOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調し、誤り訂正回路に出力する。誤り訂正回路は、TS(トランスポートストリーム)の誤り情報を訂正して、地上デジタルモジュール64に出力する。
地上デジタルモジュール64は、デマルチプレクサ、バッファメモリ、MPEGデコーダ、システムデコーダを備えている。TSには複数の仮想チャンネルの番組が多重化されて送信されている。デマルチプレクサは、これらの仮想チャンネルのうちの1チャンネルの映像信号のパケットを抽出して、抽出したパケットに格納されているデータをバッファメモリに記憶させる。MPEGデコーダは、このバッファメモリに記憶したMPEGの映像信号のデコードを行って、映像信号を出力する。システムデコーダは、放送に付随するデータを出力する。このデータは、放送局からパケット形式で送信され、パケットには、このパケットがデータであるというフラグが付されている。更新プログラムのパケットを検出したときは、そのパケットに含まれる情報を抽出して、受信制御部61に出力する。この情報には、更新プログラムのバージョン情報が含まれる。受信制御部61は、バージョン情報が、装置にインストールされたプログラムより新しいか否か判断する。
次に図3のフロー図を用いて、DVDレコーダ1起動時の処理について説明する。DVDレコーダ1が起動すると、ST1で、更新制御部9が起動する。ST2で、リセットボタンが長押しされているかどうか判断する。長押しされている場合には(ST2のYES)、セーフモードになる。このとき、ST3に移動し、IPLを実行する。長押しされていない場合には(ST2のNO)、通常モードであり、ST4に移動する。ST4では、メインブロックを起動させ、メインプログラムを実行させる。これにより、DVDレコーダ1のメニューが起動する。そして、メイン制御部31は、リモコンからの各種の指示を受け付ける。
ST3では、IPLを実行することにより、ST31〜ST35の処理を行う。ST31では、メインブロック3内の記録媒体32のデータを取得するため、メインブロック3を起動させる。ST32では、更新制御部9は、メインブロック3と通信して、記録媒体32のデータを送信するよう要求する。これにより、ST33では、更新制御部9は、記録媒体32内の初期プログラムを取得する。そして、更新制御部9は、プログラムを各部に分配してインストールする。ST35では、DVDレコーダ1を再起動する。再起動した後は、ST1に戻って処理を再開する。リセットボタンが押されていない限り(ST2のNO)、メインブロック3が起動する。このとき、工場出荷時のプログラムがインストールされている状態であり、メイン制御部31は、このプログラムを実行する。
図4、図5を用いて、PL処理の例1、例2について説明する。この処理は、ダウンロードプログラムを実行するときの処理であり、図3のST4の後に行う。
図4に示す処理例1について説明する。受信部6の受信制御部61は、更新プログラムの受信を監視して、待機している(ST11のNO)。バージョンが新しいかどうか判断して、新しいバージョンを検出した場合には(ST11のYES)、受信制御部61は、更新制御部9に通知する。この通知を受けて、更新制御部9は、PLメモリ92内のプログラムを実行する(ST12)。具体的には、受信した更新プログラムに基づいて、各部30、60のプログラムをインストールする。
図5の処理例2について説明する。図5の処理は、メインプログラムが起動しなかった場合にこれを監視してやり直す処理を含む。ST14の代わりにST141〜ST144の各ステップを実行する。ST141では、メインプログラムの起動が正常か否か判断するためにタイマを起動する。ST142で、メインブロック3を起動させ、メインプログラムを再起動させる。なお、メインブロック3が立ち上がっている状態で、サブプログラムの更新をする場合には、サブプログラムを起動してもよい。
ST143では、更新制御部9は、メインブロックから応答があったかどうか判断する。応答が合った場合には(ST143のYES)、このフローは終了する。応答がない場合には(ST143のNO)、タイマアウトになったかどうか判断する。タイマアウトになれば、ST12に移動する。未だタイマアウトになっていなければ、ST143判断を定期的に行って、メインプログラムの起動を定期的に確認する。
なお、図5でメインプログラムの起動を定期的に確認する処理は、本発明の「制御部のプログラムの起動を確認する命令」により実行する処理に相当する。
図4、図5のフローの実行中に、仮に電源が落ちるなどして、PLのプログラムが壊れた場合には、ユーザは、リセットボタンを長押ししてIPLを起動する。また、DVDレコーダ1は、図4、図5の処理を図3のIPLの後にだけ行う必然性はない。PLのプログラムが消滅しない通常の動作である限り、図3の処理まで行う必要はなく、図4、図5のいずれかの処理をすれば足りる。
また、以上の図1、図2の説明では、機能ごとに分離したブロックで説明したが、実装上は、これらの機能のうち、いずれかが複数の機能が一体となったシステムICで構成してもよいし、一つのブロックを複数に分離して構成してもよい。例えば、フロントエンド4、バックエンド5の役割分担は、これらの機能を発揮できれば、どのような形態でもよい。また、受信部6内の選局部63、地上デジタルモジュール64の役割分担も同様である。また、フロントエンド4、バックエンド5として分けて説明したが、前述図1の説明のとおり、ワンチップマイコンで4、5を制御してもよいし、別々のマイコンで構成してもよい。
本実施形態で使用する記録媒体32は、据付で使用するもののみならず着脱可能としてもよく、また、複数種類の媒体を備えてもよい。また、工場出荷時のプログラムが記録された記録媒体32も着脱できるものでもよい。ただし、IPLの実行時にこのプログラムが内部になければ実行できず、ユーザに警告する必要があるから、記録媒体32は、据付のもの、例えばHD320が望ましい。また、映像信号を記録する記録媒体32と工場出荷時のプログラムを同一の記録媒体に記録する必然性はなく、別でもよい。この場合でも、工場出荷時のプログラムが記録された記録媒体は、据付で使用するもののみならず着脱可能としてもよい。
図3の説明では再起動するとしたが、再起動しなくてもプログラムを実行できるのであれば、再起動の必要はない。この場合、ST35を省略して、ST4に移動する。リセットボタンを長押しするという説明をしたが、リセット時に別のキーを押すようにしてもよいし、更新制御部9は、操作部8から何らかの操作をリセット時に受け付ければよい。
受信部6は、放送の受信部でなくても、データを受信できれば良い。例えば、インターネットの受信部でも良いし、LANでもよいし、有線、無線いずれも問わない。放送からデータを受信する場合にも、アンテナ101を用いなくてよく、ケーブルを通じて送信された放送信号を入力してもよい。
以上では、本発明の一実施形態として、DVDレコーダ1を用いて説明したが、プログラムを外部から受信する構成を備え、各部をプログラムで制御する電子機器であれば、本実施形態を応用できる。更新されるプログラムにより制御する対象は、装置のメイン部分でなくても良く、そのサブ構成でもよい。これらを制御することは、本発明の「装置本体またはその一部の制御を行う」に相当する。
また、以上で、「フラッシュメモリ」としたものは、書き換え可能なメモリであって、記憶を保持できるメモリとすることもできる。
また、図3のST3で、メインブロックを起動、通信をするとした(ST31〜ST33)。しかし、更新制御部9が直接アクセスできるフラッシュメモリをさらに備え、これに工場出荷時のプログラムを記憶しておき、更新制御部9がこれを直接ロードすれば、これらのフローは不要である。
また、図3のST3で、メインブロックを起動、通信をするとした(ST31〜ST33)。しかし、更新制御部9が直接アクセスできるフラッシュメモリをさらに備え、これに工場出荷時のプログラムを記憶しておき、更新制御部9がこれを直接ロードすれば、これらのフローは不要である。
1−DVDレコーダ、 3−メインブロック、
30−メインブロック用フラッシュメモリ(メインメモリ)、
31−メイン制御部、 32−記録媒体、 320−HD、
4−フロントエンド(FE)、 41−FE制御部、
43−HDD、 44−光ディスクドライバ、
5−バックエンド(BE)、 51−BE制御部、 52−入力部、
53−信号処理部、 54−符号化部、 6−受信部、 60−受信部用メモリ、
61−受信制御部、 63−選局部、 64−地上デジタルモジュール、
8−操作部、 81−受光部、 82−本体操作子、 83−リセットボタン、
9−更新制御部、 91−CPU、
92−更新プログラムローダ用フラッシュメモリ(PLメモリ)、
93−初期化プログラムローダ用フラッシュメモリ(IPLメモリ)、
10−DVD、 101−アンテナ、 102−表示器、 103−スピーカ
30−メインブロック用フラッシュメモリ(メインメモリ)、
31−メイン制御部、 32−記録媒体、 320−HD、
4−フロントエンド(FE)、 41−FE制御部、
43−HDD、 44−光ディスクドライバ、
5−バックエンド(BE)、 51−BE制御部、 52−入力部、
53−信号処理部、 54−符号化部、 6−受信部、 60−受信部用メモリ、
61−受信制御部、 63−選局部、 64−地上デジタルモジュール、
8−操作部、 81−受光部、 82−本体操作子、 83−リセットボタン、
9−更新制御部、 91−CPU、
92−更新プログラムローダ用フラッシュメモリ(PLメモリ)、
93−初期化プログラムローダ用フラッシュメモリ(IPLメモリ)、
10−DVD、 101−アンテナ、 102−表示器、 103−スピーカ
Claims (7)
- プログラムを用いて、装置本体またはその一部の制御を行う制御部と、
前記制御部のプログラムを記憶する第1記憶部と、
前記プログラムを更新するための更新プログラムを受信する受信部と、
前記受信部を介して、前記更新プログラムをインストールするダウンロードプログラムを実行する更新制御部と、
前記ダウンロードプログラムを記憶する第2記憶部と、を備える電子機器において、
前記制御部が制御に用いるプログラムであって工場出荷時のものを記憶する第3記憶部と、
前記第1記憶部に記憶された前記制御部のプログラムを、前記第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のものへ初期化する、初期化プログラムを記憶する第4記憶部と、を備え、
前記第4記憶部は、前記第1記憶部、前記第2記憶部のいずれとも異なるチップに実装されており、
前記更新制御部は、前記電子機器の起動時または再起動時の所定の操作入力を受けて、前記初期化プログラムを実行し、その後、前記受信部が更新プログラムを受信するとこの更新プログラムに基づいて最新のプログラムに更新する電子機器。 - 前記第1記憶部、第2記憶部、第3記憶部は、互いに別々のチップに実装されている請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
- 前記第4記憶部は、上書きできないリードオンリーメモリに記憶されている請求項1、2のいずれかに記載の電子機器。
- 前記第3記憶部は、上書きできないリードオンリーメモリに記憶されている請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
- 前記更新制御部は、前記初期化プログラムを用いて、前記第2記憶部に記憶されたプログラムを、前記第3記憶部に記憶された前記工場出荷時のものへ初期化する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子機器。
- 映像信号を記録媒体に記録、再生する記録再生部を備え、
前記第3記憶部は、前記記録媒体に確保された読み取り専用の領域であり、
前記制御部は、前記記録再生部を制御し、
前記受信部は、デジタル放送の受信部であって、放送信号を受信して、映像信号、前記更新プログラムを受信し、
前記受信部は、前記制御部が用いるプログラムとは別の受信プログラムを用いて内部を制御し、
前記更新制御部は、前記受信プログラムおよび前記制御部のプログラムを更新する請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。 - 前記受信部は、前記更新プログラムとして、前記制御部が用いるプログラム全体の最新版をダウンロードするものであり、
前記ダウンロードプログラムには、前記制御部のプログラムの起動を確認する命令が含まれ、
前記更新制御部は、前記ダウンロードプログラムを実行時に前記制御部のプログラムの起動を確認し、起動できない場合には、前記受信部が受信した最新のプログラムを用いて再度の更新を行う請求項1、2のいずれかに記載の電子機器。
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