JP3849137B2 - ディジタル放送受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル放送受信機における制御プログラムの書き込みに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばディジタル放送受信機では、将来の放送サービス内容の変更に伴うディジタル放送受信機自体の制御プログラムの更新や、制御プログラムの不具合(バグ)の修正を容易にするために、制御プログラムを書き換え可能な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)などに書き込んでおき、必要に応じて制御プログラムを書き換えることが考えられている(例えば、特公平5-56052号公報参照)。
【0003】
例えば特開2002-14835号公報には、ディジタル機器をネットワークに接続し、サーバからプログラマブル信号を受信し、制御プログラムのアップデートを行う技術が示されている。
【0004】
また、特開2001-103333号公報や特開平11-275609号公報には、更新された制御プログラムを放送電波に重畳して送信し、受信機側で、受信した信号の中から制御プログラムを抽出し、自己の制御プログラムを更新する技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ネットワークを介して制御プログラムをダウンロードする場合、通信経路は安定しているけれども、通信速度が遅く、例えば数Mバイト程度の容量のディジタル放送受信機の制御プログラムをダウンロードするには不向きである。また、通信を行うために、外部にサーバなどのホストコンピュータが必要である。
【0006】
また、放送電波を介して制御プログラムをダウンロードする場合、通信経路が安定せず、通信エラーなどによって妨害を受ける可能性があり、受信した制御プログラムの信頼性が低い。また、通信速度もさほど速くなく、通信を行うために外部にサーバなどのホストコンピュータが必要であるとともに、放送局などの協力が必要である。そのため、全世界のすべての地域でこのサービスが受けられるわけではない。
【0007】
また、一時的にしろ、更新前と更新後の2つの制御プログラムを記憶する必要があり、フラッシュメモリなどを2組必要とするため、コストアップの要因となる。さらに、工場での生産工程において、放送電波とは異なる方法、例えばコネクタを介してハードディスク装置に接続するなどして、最初の制御プログラムをフラッシュメモリなどに書き込む必要があり、そのためのコネクタやインタフェースなどが必要である。
【0008】
さらに、上記以外の方法として、例えば記録媒体からアップデートされた制御プログラムを読み取ることも考えられるが、ディジタル放送受信機などでは本来必要のないCD−ROMやDVDなどの記録媒体読取装置が必要となり、装置の大型化やコストアップの要因となる。
【0009】
さらに、工場での生産工程において制御プログラムを書き込む場合、ハードウエアデバッグ用のポートを使用して制御プログラムをフラッシュメモリなどに書き込むことも考えられるが、インサーキット・エミュレータ(in-circuit emulator)などの高価で特別な装置を必要とするとともに、CPUコアに近いデリケートな部分であるため、外部ノイズの影響を受けやすく、システムを安定して動作させるために、取り扱いに注意を要する。
【0010】
本発明は、上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体読取装置を必要とせず、制御プログラムの書き込み及び更新を容易に行うことが可能なディジタル放送受信機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、放送局によって符号・圧縮され、送出されるディジタル放送信号を受信する受信手段と、受信手段により受信した放送信号を復号する復号手段と、復号された放送信号を画像表示装置に出力する出力手段と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶するための書き換え可能な不揮発性の制御プログラム記憶手段と、電源投入直後に実行される基本プログラムを記憶する不揮発性の基本プログラム記憶手段と、基本プログラム又は制御プログラムに従って装置全体を制御する制御手段とを具備するディジタル放送受信機において、
回路基板に直接設けられたIDEコネクタを含み、工場の量産ライン又はサービスセンターに用意され、ディジタル放送を受信する通常の状態ではこのディジタル放送受信機には接続されておらず、制御プログラムが記憶された外部記憶装置が、ディジタル放送受信機のカバーを外した状態で、IDEケーブルを介して接続される接続手段をさらに具備し、
前記IDEコネクタに含まれる端子のうち外部記憶装置との間の信号の送受信に使用しない特定の空き端子は、前記IDEケーブルが接続されたときに、その特定の空き端子の電圧が所定の閾値よりも低くなるように設定されており、
前記制御手段は、電源投入直後に前記基本プログラムに従って、前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを、前記IDEコネクタの前記特定の空き端子の電圧が前 記所定の閾値よりも低いか否かによって検出し、
前記接続手段に外部記憶装置が接続されていると判断した場合に、前記外部記憶装置にアクセスして、前記外部記憶装置の所定のアドレスに記憶されている制御プログラムを読み出して、前記制御プログラム記憶手段に書き込み、又は前記制御プログラム記憶手段に記憶されている既存の制御プログラムを更新し、
前記接続手段に外部記憶装置が接続されていないと判断した場合に、前記制御プログラム記憶手段に記憶されている既存の制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムに従って装置全体の制御を行うことを特徴とする
【0012】
この構成によれば、例えば工場における量産工程において、ハードディスク装置などの外部記憶装置に、このディジタル放送受信機の制御プログラムを記憶させておき、IDEケーブルを介して接続手段のIDEコネクタに外部記憶装置を接続することにより、外部記憶装置に記憶されている制御プログラムが自動的に書き換え可能な不揮発性の制御プログラム記憶手段に書き込まれる。また、既存の制御プログラムをアップデートする場合、サービスエンジニアがユーザのもとにあるディジタル放送受信機又はサービスセンターに持ち込まれたディジタル放送受信機のIDEコネクタに外部記憶装置を接続することにより、外部記憶装置に記憶されている更新された制御プログラムが自動的に制御プログラム記憶手段に書き込まれる。なお、ユーザのもとでは、IDEコネクタからIDEケーブル及び外部記憶装置が外されているので、制御プログラムが自動的に起動され、ディジタル放送を受信することができる。
【0013】
IDE(Integrated Device Electronica)規格は、SCSI(Small Computer System Interface)規格に比べて、接続可能な機器の台数が少なく、信号の転送速度が遅いという欠点もあるが、安価であるとともに専用のSCSIボードを必要とせず、ディジタル放送受信機の回路基板の構成を簡単にすることができる。また、信号の転送速度に関しても、制御プログラムの書き込み程度であれば、実用上十分な性能を有しているといえる。さらに、IDEコネクタのすべての端子を外部記憶装置との信号の送受信に使用しているわけではないので、いわゆる空き端子を利用してIDEコネクタに外部記憶装置が接続されたことを自動的に検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態によるディジタル放送受信機について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態のディジタル放送受信機は、例えば米国向けATSC規格品のように、放送信号に更新された制御プログラムを重畳して送信することができない地域向けの製品に対して特に有効である。
【0015】
本実施形態によるディジタル放送受信機のブロック構成を図1に示す。ディジタル放送受信機1は、放送局などから送出された放送信号を受信して、受信した放送信号を一時的に格納し、格納した放送信号を再生することによりモニタ装置2に映像を出力する装置である。
【0016】
図1に示すように、ディジタル放送受信機1は、放送信号を復調して受信するチューナ11、受信した放送信号を一時的に格納するハードディスク装置などの記録再生装置12、記録再生装置12に一時的に格納した放送信号から映像データ、音声データ、その他の付属データを分離して復号するデコーダ13、復号された映像データ及び音声データをモニタ装置2に出力する映像・音声出力部14、ユーザが操作するリモコン装置21からの操作指令を受信するリモコン受信部15、後述する基本プログラム(ローダプログラム)及び制御プログラム(システムソフト本体)に従ってディジタル放送受信機全体1の機能を制御するためのCPUなどの制御部16、基本プログラムを記憶したマスクROMなどの不揮発性メモリで構成された基本プログラム記憶部17、制御プログラムを記憶するためのフラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリで構成された制御プログラム記憶部18、読み出した制御プログラムや制御データなどを一時的に記憶するためのRAM19、IDEコネクタ20Aを含み、IDEケーブル23を介してハードディスク装置などの外部記憶装置22が接続される接続部20などで構成されている。なお、基本プログラム記憶部17と制御プログラム記憶部18を同一のフラッシュROMで構成してもよい。
【0017】
基本プログラムは、ディジタル放送受信機1の電源を投入した直後に実行されるプログラムであり、本実施形態の場合、以下の2つの機能を有している。第1は、ユーザのもとで電源を投入した場合に実行される「通常の起動」を行う機能であり、制御プログラム記憶部18に記憶されている制御プログラムを読み出してRAM19にロードし、ロードした制御プログラムにしたがって、ディジタル放送を受信し、モニタ装置2に再生する機能である。第2は、工場での量産工程において最初に制御プログラム記憶部18に制御プログラムを書き込んだり、ユーザのもとにあるディジタル放送受信機やサービスセンターに持ち込まれたディジタル放送受信機の制御プログラムをアップデートするための「制御プログラム書き込み機能」である。
【0018】
制御プログラムは、放送チャンネルの選択、タイマーの設定などの基本機能のほか、双方向通信機能などの拡張機能を実行するプログラムであり、ディジタル放送のサービス内容の変更や拡充に伴って、随時更新することが望まれている。
【0019】
外部記憶装置22は、例えば工場の量産ラインやサービスセンターなどに用意されているハードディスク装置であって、所定のアドレスに最新の制御プログラムが記憶されている。特に、外部記憶装置22は、IDEインタフェースを備えたものであって、IDEケーブル23を介して接続部20のIDEコネクタ20Aに接続される。
【0020】
周知のように、IDEは元々パーソナルコンピュータの内蔵ハードディスク装置で使用されるインタフェースであり、IDEコネクタは一般的にマザーボードなどの回路基板に直接設けられている。本実施形態においても、ユーザがディジタル放送を受信するために使用する通常の状態では、外部記憶装置22はディジタル放送受信機1には接続しない。そのため、一例として、接続部20のIDEコネクタ20Aをディジタル放送受信機1の回路基板(図示せず)上に設けておき、ディジタル放送受信機1のカバーを外した状態でIDEケーブル23をIDEコネクタ20Aに接続すればよい。
【0021】
また、IDEコネクタには多数の端子が設けられているが、すべての端子を信号の送受信に使用しているわけではなく、いわゆる空き端子が存在している。本実施形態では、接続部20のIDEコネクタ20Aの空き端子のうち特定の端子を利用して、IDEコネクタ20AにIDEケーブル23が接続されているか否か、又はIDEケーブル23を介して外部記憶装置22にアクセス可能か否かを判断する。例えば、IDEケーブル23を接続すると、接続部20のIDEコネクタ20Aの特定の端子の電圧が所定の閾値よりも低くなるように設定しておき、電源投入直後に、制御部16に特定の端子の電圧を検査させるように基本プログラムを設定しておけばよい。
【0022】
外部記憶装置22に接続されたIDEケーブル23を、さらに接続部20のIDEコネクタ20Aに接続すると、制御部16から見れば、外部記憶装置22は実質的に内蔵ハードディスク装置と等価となる。従って、電源投入直後に実行される基本プログラムにおいて、制御部16に外部記憶装置22をアクセスさせ、所定のアドレスに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラム記憶部18に書き込ませるようにプログラムしておけば、外部記憶装置22から制御プログラム記憶部18に制御プログラムが自動的に書き込まれる。
【0023】
なお、IDEコネクタ及びIDEケーブルは、元々内蔵ハードディスク装置とマザーボードなどとを接続するためのものであって、頻繁に着脱するようには設計されていない。しかしながら、制御プログラムの書き込みやアップデートは頻繁に行うものではなく、また作業も熟練したエンジニアが行う。従って、外部記憶装置22とディジタル放送受信機1の接続部20の接続のためにIDEコネクタ20A及びIDEケーブル23を用いても特に問題は生じない。
【0024】
また、IDEインタフェースは、SCSIインタフェースに比べて、接続可能な機器の台数が少なく、またデータの転送速度が遅いが、元々制御プログラムのアップデートの場合は、特定のディジタル放送受信機を対象としているため、接続可能な機器の台数の少なさやデータ転送速度の遅さは、ほとんど問題にならない。また、工場における量産時の制御プログラムの書き込みの場合、接続可能な機器の台数の少なさに関しては、外部記憶装置22を必要数だけ揃えておけばよい。また、データ転送速度の遅さに関しては、制御プログラムの容量が数Mバイト程度であるため、さほど問題とはならない。それよりも、SCSIインタフェースを採用した場合と比較して、専用のSCSIボードなどが不要であり、回路構成が簡単になるとともに、コストが安くなるというメリットがある。
【0025】
次に、本実施形態によるディジタル放送受信機1の電源投入直後における動作について、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0026】
ディジタル放送受信機1の電源スイッチをオンすると、制御部16は基本プログラム記憶部17にアクセスし、基本プログラム記憶部17に記憶されている基本プログラムを読み出し(#1)、以降基本プログラムに従ってディジタル放送受信機1の全体の制御を行う。基本プログラムが立ち上がると、制御部16は、接続部20のIDEコネクタ20Aの端子のうち特定の空き端子の電圧を検査する(#2)。前述のように、IDEケーブル23を接続すると接続部20のIDEコネクタ20Aの特定の空き端子の電圧が所定の閾値よりも低くなるように設定してあるので、制御部16は、特定の空き端子の電圧が所定の閾値よりも低いか否かにより、外部記憶装置22が接続部20に接続されているか否かを判断することができる(#3)。
【0027】
ステップ#3において外部記憶装置22が接続部20に接続されていないと判断した場合、制御部16は、制御プログラム記憶部18に記憶されている制御プログラムを読み出し(#4)、読み出した制御プログラムをRAM19に書き込み、制御プログラムを起動、すなわち、制御プログラムに従ってディジタル放送受信機1の全体を制御する(#5)。これにより、通常のディジタル放送の受信が可能となる。
【0028】
一方、ステップ#3において外部記憶装置22が接続部20に接続されていると判断した場合、工場の量産工程における新規な制御プログラムの書き込みか、あるいはサービスセンターなどにおける制御プログラムのアップデートであるので、制御部16は、基本プログラムに従って外部記憶装置22をアクセスし(#6)、外部記憶装置22の所定のアドレスに記憶されている制御プログラムを読み出す(#7)。次に、制御部16は、読み出した制御プログラムをRAM19に一旦保存した後、あるいは直接制御プログラム記憶部18に書き込む(#8)。
【0029】
さらに、制御部16は、例えば外部記憶装置22から読み出した制御プログラムと制御プログラム記憶部18に書き込まれた制御プログラムとを比較するなどして、制御プログラムが正しく書き込まれたか否かを検査する(#9)。正しく書き込まれている場合、動作テストのために、制御プログラム記憶部18に書き込まれた新しい制御プログラムを読み出し、起動する(#10)。そして、新しい制御プログラムに従ってディジタル放送受信機1が正常に機能しているか否かの検査が行われる。
【0030】
なお、制御プログラムのアップデートの場合、制御プログラム記憶部18に、既に更新前の制御プログラムが記憶されているので、ステップ#8において、読み出した新しい制御プログラムをRAM19に一旦保存した後、制御プログラム記憶部18に書き込まれている更新前の制御プログラムを消去し、その後に新しい制御プログラムを書き込むように構成してもよい。あるいは、更新前の制御プログラムと新しい制御プログラムとを比較して、変更されている部分のみを更新するように構成してもよい。
【0031】
なお、上記実施形態では、放送電波を介して制御プログラムを更新するサービスが行われていない地域向けに出荷される製品であって、ディジタル放送受信機自体に記録媒体読取装置が設けられていないものを前提として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、放送電波を介して制御プログラムを更新するサービスが行われている地域向けに出荷される製品や、ディジタル放送受信機自体に記録媒体読取装置が設けられている製品にも適用することができる。すなわち、これらの製品であっても、工場の量産工程においてフラッシュメモリなどに制御プログラムを書き込むことが行われているが、その場合にも本発明が有効である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、例えば工場における量産工程において、IDEケーブルを介して接続手段のIDEコネクタに外部記憶装置を接続することにより、外部記憶装置に記憶されている制御プログラムを自動的に書き換え可能な不揮発性の制御プログラム記憶手段に書き込むことができる。また、既存の制御プログラムをアップデートする場合、サービスエンジニアがディジタル放送受信機のIDEコネクタに外部記憶装置を接続することにより、外部記憶装置に記憶されている更新された制御プログラムを自動的に制御プログラム記憶手段に書き込むことができる。その結果、放送電波を介して制御プログラムを更新するサービスが行われていない地域であっても、ディジタル放送受信機自体に記録媒体読取装置を設けることなく、制御プログラムをアップデートすることが可能となる。また、ユーザのもとでは、IDEコネクタからIDEケーブル及び外部記憶装置が外されているので、制御プログラムが自動的に起動され、通常のディジタル放送を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるディジタル放送受信機のブロック構成図。
【図2】 上記一実施形態によるディジタル放送受信機の電源投入直後における動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ディジタル放送受信機
11 チューナ(受信手段)
12 記録再生装置
13 デコーダ(復号手段)
14 映像・音声出力部(出力手段)
15 リモコン受信部
16 制御部(制御手段)
17 基本プログラム記憶部(基本プログラム記憶部)
18 制御プログラム記憶部(制御プログラム記憶部)
19 RAM
20 接続部(接続手段)
20A IDEコネクタ
21 リモコン装置
22 外部記憶装置

Claims (1)

  1. 放送局によって符号・圧縮され、送出されるディジタル放送信号を受信する受信手段と、受信手段により受信した放送信号を復号する復号手段と、復号された放送信号を画像表示装置に出力する出力手段と、装置全体を制御する制御プログラムを記憶するための書き換え可能な不揮発性の制御プログラム記憶手段と、電源投入直後に実行される基本プログラムを記憶する不揮発性の基本プログラム記憶手段と、基本プログラム又は制御プログラムに従って装置全体を制御する制御手段とを具備するディジタル放送受信機において、
    回路基板に直接設けられたIDEコネクタを含み、工場の量産ライン又はサービスセンターに用意され、ディジタル放送を受信する通常の状態ではこのディジタル放送受信機には接続されておらず、制御プログラムが記憶された外部記憶装置が、ディジタル放送受信機のカバーを外した状態で、IDEケーブルを介して接続される接続手段をさらに具備し、
    前記IDEコネクタに含まれる端子のうち外部記憶装置との間の信号の送受信に使用しない特定の空き端子は、前記IDEケーブルが接続されたときに、その特定の空き端子の電圧が所定の閾値よりも低くなるように設定されており、
    前記制御手段は、電源投入直後に前記基本プログラムに従って、前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを、前記IDEコネクタの前記特定の空き端子の電圧が前記所定の閾値よりも低いか否かによって検出し、
    前記接続手段に外部記憶装置が接続されていると判断した場合に、前記外部記憶装置にアクセスして、前記外部記憶装置の所定のアドレスに記憶されている制御プログラムを読み出して、前記制御プログラム記憶手段に書き込み、又は前記制御プログラム記憶手段に記憶されている既存の制御プログラムを更新し、
    前記接続手段に外部記憶装置が接続されていないと判断した場合に、前記制御プログラム記憶手段に記憶されている既存の制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムに従って装置全体の制御を行うことを特徴とするディジタル放送受信機。
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