JP5041148B2 - 組み込みシステム、組み込みシステムの更新データ更新方法、及び録画再生装置 - Google Patents

組み込みシステム、組み込みシステムの更新データ更新方法、及び録画再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、組み込みシステムに関し、特に、ネットワーク経由でダウンロードしたデータを用いてデータの更新を行なう組み込みシステムに関するものである。
現在、家電製品における特定の機能を実行する装置において、組み込みシステム(エンデベットシステム)が使用されている。組み込みシステムは、演算装置とメモリとから構成されて、制御対象の制御及び入出力をリアルタイムに処理するものである。このような組み込みシステムでは、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用性の高い装置に比べ、その機能が特化されている。また、コスト的な制約があるため、機能を実現するため最小限のハード及びソフトにより構成されている。
また、現在、家電製品等はネットワークと接続し、このネットワーク上でデータのやり取りを実行できる環境となっている。そのため、組み込みシステムにおけるデータの更新においても、インターネット等のネットワークと接続することで、ネットワークに接続したサーバから送信される更新データを受信して、メモリに記憶されたデータの更新を行なうことができる。
組み込みシステムにおいて更新されるデータは多種に渡り、中には、組み込みシステムの駆動において重要なプログラムの更新がなされる場合もある。このような更新において、サーバからのダウンロードが失敗した場合、組み込みシステムの停止を誘発し、セット全体での機能を停止してしまう場合が存在する。
上述した、ダウンロードの失敗によるセットの停止を回避するために、リモートアップグレード及びインストールアプリケーション等のシステムファイルを更新するに際し、2つの不揮発性メモリにダウンロードしたファイルを別々に記憶する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、同様な目的のために、ファームウェアのデータを一次記憶メモリに転送し、転送動作が正常に行なわれた場合に、再度一次記憶メモリにファームウェアを記憶し、主記憶装置に転送する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、ネットワーク経由でデータをダウンロードする技術ではないが、外部機器からダウンロードされた書き換えプログラムを一端、第2のメモリに書込み、この書き換えプログラムに従って、第1メモリに記憶されたデータの更新を行なう技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2005−515524号公報 特開2005−316667号公報 特開平8−123678号公報
上述した特許文献1の発明は、次のような課題があった。予め2つの不揮発性メモリにデータをダウンロードするため、ダウンロードに掛かる時間と、予備のデータを記憶するための不揮発性メモリとが必要となる。前記したように、組み込みシステムでは、リアルタイム処理を実行するため、処理時間の可能な限りの短縮が望まれる。また、コスト的な制約が強く、機能に付随しないハードはできるだけ実装させたくない。そのため、特許文献1に開示された技術は組み込みシステムには採用しがたい。
また、特許文献2の発明は、次のような課題があった。ダウンロードされたデータの異常には対応することができるが、ダウンロード先のメモリが故障している場合には対応することができない。つまり、ダウンロードしたデータを格納する主記憶メモリが故障している場合でも、一次記憶メモリでの送信テストが正常であれば、データを主記憶メモリに転送してしまう。そのため、故障したメモリにデータを格納することで、データのエラーを生じさせセットを停止させてしまうことがある。
そして、特許文献3の発明は、次のような課題があった。特許文献2の技術と同様に、ダウンロードされたデータを格納するメモリの故障には対応することができない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、組み込みシステムにおいて、ダウンロードしたデータの更新の失敗及びデータを格納するメモリの故障によるセットの停止を回避することが可能な組み込みシステム、組み込みシステムのデータ更新方法、および前記組み込みシステムを使用した録画再生装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一局面では、サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムにおいて、前記サーバから送信された前記更新データを前記不揮発性メモリに格納するデータ取得手段と、前記不揮発性メモリに記憶される前記更新データにチェックコードを付与させて、更新データのエラーを検出するエラー検出手段と、前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリに格納させる第二データ取得手段とを有する。
上記のように構成された発明では、エラー検出手段は、不揮発性メモリに格納された更新データに対してチェックコードを付与し、このチェックコードに基づいて不揮発性メモリに記憶された更新データのエラーを検出する。また、第二データ取得手段は、更新データの検出結果がエラーである場合は、サーバから再度、更新データを取得して、揮発性メモリ上にダウンロードさせる。
データが正しくダウンロードされない原因として、プログラムの書き換えの失敗、又は格納先のメモリ自体の損傷がある。これら2つの原因を厳密に識別するのは、不可能ではないが、処理に手間が生じる。そのため更新データが正しくダウンロードされない場合は、更新データのダウンロード先を変更することで、ダウンロードを再度実行しセットの停止を回避する。
ここで、更新データとは、ネットワーク経由でサーバから送信される情報を意味する。そのため、パッチプログラムであっても、プログラムそのものであっても良いし、パラメータであってもよい。
また、チェックコードとは、演算によって誤りが検出されるものであればよい。そのため、チェックコードを用いたデータのエラー検出手法としてはチェックサム(check sum)や、CRC(Cyclic Redundancy Check)や、ハミングコードであってもよい。
好ましくは、前記エラー検出手段は、前記不揮発性メモリに前記更新データを格納する前に前記チェックコードを該更新データに付与するとともに、格納後の前記更新データに付与されたチェックコードを演算して前記更新データのエラーを検出する。
上記のように構成された発明では、不揮発性メモリに記憶される前後で更新データのチェックコードを比較することができるため、メモリ故障由来の更新データのエラーを検出することができる。
好ましくは、前記エラー検出手段による検出結果を、ネットワーク経由で前記サーバに送信するエラー情報送信手段を備える。
上記のように構成された発明では、エラー情報をサーバ側で蓄積することができ、蓄積されたエラー情報を今後の製品開発に役立てることができる。
好ましくは、前記エラー検出手段は、前記不揮発性メモリに格納される更新データに対して、一定のデータ量のブロックごとに前記チェックコードを付与させる構成とされ、前記エラー情報送信手段は、前記ブロックごとのエラー情報を前記サーバに送信する。
上記のように構成された発明では、所定のデータ量を備えたブロックごとにチェックコードを付与させるため、更新データにおけるエラー部位を特定して、サーバに送信することができる。
好ましくは、前記揮発性メモリは、前記不揮発性メモリより記憶容量が大きい。
上記のように構成された発明では、揮発性メモリはデータの展開場所の他、更新データのエラーが検出された場合は、更新データの格納場所としても利用される。そのため、不揮発性メモリの容量を大きくすることで、更新データの処理の遅延を回避することができる。
好ましくは、ダウンロードされた前記データの異常が検出された際、ユーザに異常を知らせる異常連絡手段を有する。
上記のように構成された発明では、ユーザに異常を知らせることで、セットを速やかにメーカー修理に出すよう促すことができる。
本発明の他の局面では、サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムのデータ更新方法において、前記サーバから送信された前記更新データを前記不揮発性メモリに格納し、前記不揮発性メモリに格納される前記更新データにチェックコードを付与させて、更新データのエラーを検出し、前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリに格納させる。
本発明の他の局面では、サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムと、所定のデータを記憶する記憶装置とを有する録画再生装置において、前記サーバにアクセスから送信された、前記更新データを前記不揮発性メモリに格納するデータ取得手段と、前記不揮発性メモリに格納される前記更新データにチェックコードを付与させて、更新データのエラーを検出するエラー検出手段と、前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリ上に格納させる第二データ取得手段とを有する。
本発明の他の局面では、外部機器から送信された映像データや音声データを記憶するHDDと、外部機器から送信された映像データや音声データをメディアに記憶させるメディアドライバとを有し、前記揮発性メモリの記憶容量は、前記不揮発性メモリの記憶容量より大きい値であって、前記エラー検出手段は、前記不揮発性メモリに格納される更新データに対して、一定のデータ量のブロックごとに前記チェックコードを付与させる構成とされ、前記不揮発性メモリに前記更新データを格納する前に前記チェックコードを該更新データに付与するとともに、格納後の前記更新データに付与されたチェックコードを演算して前記更新データのエラーを検出し、前記更新データのエラーが検出された際、画面上にユーザに異常を知らせる故障表示画面を表示するとともに、前記ブロックごとのエラー情報を前記サーバに送信するエラー情報送信手段とを有する。
以上説明したように本発明によれば、制約の多い組み込みシステムにおいて、ダウンロードしたデータの更新の失敗及びデータを格納するメモリの故障によるセットの停止を回避するができる。
また発明によれば、メモリ故障由来の更新データのエラーを検出することができる。
そして請求項3にかかる発明によれば、蓄積されたエラー情報を今後の製品開発に役立てることができる。
さらに請求項4にかかる発明によれば、更新データにおけるエラー部位を特定して、サーバに送信することができる。
また請求項5にかかる発明によれば、格納先の不揮発性メモリが揮発性メモリより容量が大きいため、更新データの処理の遅延を回避することができる。
そして請求項6にかかる発明によれば、ユーザに異常を知らせることで、セットを速やかにメーカー修理に出すよう促すことができる。
さらに請求項9のような、より具体的な構成において、上述した請求項1〜請求項6の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。なお、図中、同一符号は同じ物を示し、その説明は繰返さない。
1.第一の実施形態:
1.1.録画再生装置の構成:
1.2.組み込みシステムの構成:
1.3.録画再生装置の作用・効果:
2.第二の実施形態:
3.変形例:
1.第一の実施形態:
1.1.録画再生装置の構成
図1は、本発明の実施例としての録画再生装置のブロック構成図である。
録画再生装置10は、メディア500、及びHDD(Hard Disk Drive)70に記憶されたデータを読み出して、図示しない出力装置に出力することができる。また、出力装置から入力されたデータをメディア500、及びHDDに記憶させることができる。さらに、モデム60を用いてネットワーク600と接続することで、サーバ700から送信されるデータを用いて、プログラム等のデータの更新処理を実行することができる。
録画再生装置10は、その駆動を制御する制御部50と、この制御部50に制御されて所定の機能を実行するデバイス90と、ネットワーク600と接続するためのモデム60と、データの記録場所としてのHDD70と、メディア500にデータの読み書きを行なうDVDドライブ80とから構成されている。各構成要素は外部バス11によって接続されており、制御部50からの制御信号の送信、及び相互の通信はこの外部バス11を用いて実行される。
HDD70は、出力装置から入力された映像データや音声データを記憶するためのものである。なお、この実施の形態ではHDD70は一つとし、また、録画再生装置10に実装されている。しかしながら、HDD70を複数備えていても良いし、録画再生装置10とHDDとが接続端子を用いて着脱可能に配置される構成としてもよい。
DVDドライブ80(メディアドライバ)は、メディア500としてのDVD(Digital Versatile Disk)等に、取得したデータを書き込み、又はメディア500に記憶されたデータを読み取るためのものである。
モデム60は、制御部50が記憶するドライバ(後述)の制御に従って、ネットワーク600と接続を行なう。モデム60は所定のプロトコルに従い、ネットワーク600を通じて、このネットワーク600に接続された端末間のデータの送受信を行なうことができる。取得されたデータは、制御部50の各メモリに記憶される。ここで、ネットワーク600とは、コンピュータ・ネットワークの意味であり、インタネット(Internet)の他、LAN(Local Area Network)も含まれる。
デバイス90は、制御部50の制御の基、DVDドライブ80に載置されたメディア500やHDD70にデータを記憶させるとともに、外部から取得されたデータをメディア500やHDD70に記憶するためのものである。デバイス90は、エンコーダ91と、ストリームコントローラ94と、デコーダ95と、OSD(On Screen Display)部97と、リモコン受信部98と、バッファメモリ92,93,96とから構成されている。
エンコーダ91は、外部機器から入力された映像データや音声データを所定の方式で圧縮する。具体的には、エンコーダ91は、映像信号や音声信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)方式でそのデータ量を圧縮する。
ストリームコントローラ94は、制御部50の指示に基づいて、エンコーダ91で圧縮された映像データや音声データを、HDD70又はDVDドライブ80に載置されたメディア500に記憶させる。具体的には、ストリームコントローラ94は、圧縮された映像データ及び音声データをHDD70及びメディア500の空き領域に記憶するよう、DVDドライブ80及びHDD70に命令する。また、メディア500又はHDD70に記憶されたデータを再生する場合は、制御部50で指定された番地を参照して、バッファメモリ93に順次ロードするようDVDドライブ80及びHDD70に命令する。
デコーダ95は、ストリームコントローラ94から出力された映像データや音声データの圧縮を解凍して、出力端子を用いて本録画再生装置10と接続した出力装置に出力する。このとき、解凍されたデータは、バッファメモリ96に一次記憶され、このバッファメモリ96から順次、出力装置に出力される。
OSD回路97は、制御部50の指示に基づいて、バッファメモリ96に記憶された映像データに、OSDデータを重畳するためのものである。ここで、OSDデータとは、例えば、表示装置等の出力装置に表示されるメニュー画面を構成する各データであり、このOSDデータで表示されたメニュー項目を操作することにより、本録画再生装置10の各種設定を調整することができる。
リモコン受信部98は、リモコン装置12から送信される制御コマンドを受信して、この制御コマンドに対応した制御信号を制御部50に送信する。
1.2.組み込みシステムの構成:
制御部50は、デバイス90の駆動を制御して録画再生装置10の機能を実現するものである。また、モデム60を介してネットワーク600と接続することで、サーバ700に記憶されたデータを取得して、制御部50に記憶された各データの更新を行なうことができる。
制御部50は、CPU51と、第一のROM52と、第二のROM53と、RAM54と、メモリの故障を検出するための誤り検出回路55とから構成される。なお、構成要素は、内部バス56で接続され、この内部バス56を用いて制御部50内における信号及びデータの通信を行なう。また、制御部50は、第一のROM52に記憶されたプログラムやデータを参照することで、各デバイス90を制御する他、第一及び第二のROM52,53に記憶されたデータの更新処理を実行する。
第二のROM53は、ネットワーク600を介して送信された更新データを記憶(格納)するためのものである。第二のROM53の一例としては、書き換え可能なPROM等である。その記憶容量は、例えば16Mバイトほどである。
RAM54は、CPU51が実行するプログラムを展開し、又は演算後のデータを一次的に記憶するためのものである。また、第二のROM53が故障した場合に供え、データをロードする領域の他、ダウンロードされたデータを一時的に記憶させる領域を備えることが望ましい。そのため、ROM53と比較して記憶容量が多いことが望まれる。その一例として、ROM53の記憶容量は、128Mバイトほどである。
誤り検出回路55は、第二のROM53に記憶されるデータの故障を検出するためのものである。その機能としては、まず、第二のROM53にダウンロードされるデータにチェックコードを付与する。次に、第二のROM53に格納されたデータの使用時に付与されたチェックコードを演算し、この演算結果に基づいて、データのエラーを検出する。チェックコードを用いた演算方法の具体的な例としては、チェックサム、パリティーチェック、ハミング符号、CRC等があり、各演算方法は周知技術であるため説明を省略する。
図2は、サーバ700からネットワーク経由で送信される更新データの一例を示す図である。更新データの一例として、複数のセルからなるデータにより構成される。各セルには、送信元、及び送信先のアドレスが格納されたヘッダ領域と、送信対象としてのデータが格納されたデータ領域とで構成されている。また、ヘッダ領域には、このヘッダ領の誤りを検出するためのチェックコードが格納されている。なお、このチェックコードは、誤り検出回路55が付与するチェックコードとは別のものである。
誤り検出回路55は、上記したデータ領域に格納されたデータに対して所定情報量ごとにブロック化し、ブロックごとにチェックコードを付与する。その後、データが第二ROM54に記憶された後に、付与されたチェックコードを演算することでデータの劣化を検出する。つまり、第二ROM54が故障状態である場合は、チェックコードの異常が検出されるため、この演算結果をCPU51に出力することで、CPU51が第二のROM53の故障等を原因としたデータのエラーを判断することができる。
第一のROM52は、CPU51が所定の機能を実現するための各種プログラムや、データを記憶する。具体的には、各プログラムの実行状態を制御するカーネル40や、デバイス90を制御して、録画再生装置10としての機能を実現するための駆動プログラム100や、モデム60の駆動を制御するドライバ300や、ネットワーク600を介してサーバ700から送信される更新データを実行するための更新処理プログラム200や、更新処理プログラム200の実行時に、CPU51が参照する番地変換テーブル400を記憶している。第一のROM52の一例としては、読み出し専用のマスクROMや、書き換え可能なPROM等である。なお、制御部50の更新処理が第一のROM52に記憶されたデータを対称とする場合には、当然第一のROM52は、書き換えが可能なPROMで構成されているものとする。
カーネル40は、各プログラムにおけるタスクの優先度に応じたスケジューリング機能や、システムコール機能や、割り込み機能を実現して、CPU51の機能を効果的にプログラムやデバイス90に割り当てる。CPU51は、カーネル40の機能を利用して、リアルタイム処理を実行する。具体的には、駆動プログラム100による処理の実行途中に、ネットワーク600を介してサーバ700から更新データが送信された場合に、CPU51はカーネル40の機能により2つのタスクの優先度を比較して、優先度の高いタスクを実行する。ここで、タスクとは、プログラム中で実行される各処理を意味する。
駆動プログラム100は、CPU51が各デバイス90の駆動を制御して、録画再生装置10としての機能を実現させるためのものである。図3は、駆動プログラム100を説明するフローチャートである。例えば、リモコン装置12等を使用したユーザからの操作に基づいて、録画処理が選択された場合は(S100)、CPU51は、録画処理を実行するよう各デバイス90に命令を出す(S110)。具体的には、CPU51はエンコーダ91に、取得したデータを圧縮するよう命令する。次にCPU51は、ストリームコントローラ94に、メディア500又はHDD70の記憶領域にデータを記憶させるよう命令する。また、ユーザから再生処理の指示があった場合は(ステップS120)、CPU51は各デバイス90に、データの再生命令する(ステップS130)。
更新処理プログラム200では、サーバ700から送信された更新データを第二のROM53に格納し、格納された更新データをRAM54上に展開して実行するものである。このとき、CPU51は誤り検出回路55からの検出結果に基づいて、第二のROM53の検出結果がエラーである場合は、サーバ700にアクセスして更新データを再度ダウンロードさせるとともに、ダウンロードした更新データをRAM54に格納させる。
なお、更新処理プログラム200は例えば、駆動プログラム100の実行時に、サーバ700からの更新データの送信指示をイベントとして割り込み処理により実行される。また、前記したように、各タスクの実行は、優先度に応じて実行の有無が決定されるため、更新処理プログラム200の各タスクは優先順位が上位になった時点で実行される。また、優先順位の高い処理が割り込みを掛けた場合にもそのタスクは中断される。
図4は、更新処理プログラムを説明するフローチャートである。まず、CPU51は、第二のROM53に記憶された更新データの状態をチェックする(ステップS205)。無論、この状態では、ROM53には、更新データが格納されていないため、ステップS220に進み、CPU51はドライバ300をRAM54にロードし、モデム60の制御を行なう。このとき、CPU51はネットワーク600に接続しているかをチェックし(ステップS225)、接続していない場合はユーザにネットワークへの接続を促す(ステップS235)。ステップS230でネットワーク600に接続させると、CPU51はサーバ700にアクセスして、更新データをダウンロードさせる(ステップS240)。
このとき、CPU51は、誤り検出回路55に取得した更新データのエラー検出を行なわせる(ステップS245)。まず、誤り検出回路55は、更新データに対して所定ブロックごとにチェックコードを付与する。次に、誤り検出回路55は、チェックコードを付与された更新データを第二のROM53に格納させる。そして、CPU51は、誤り検出回路55に対して、更新データに付与されたチェックコードをチェックするよう命令する。チックコードは例えばCRCに基づく演算により検出され、チェックコードに異常が無ければ、CPU51はリセット処理を行ない(ステップS255)、更新処理プログラム200を先頭に返す。そのため、CPU51はステップS215で、格納された更新データをRAM54にロードし、RAM54上で実行する。RAM54上での実行により、所定プログラム(例えば、駆動プログラム100)の更新処理が行なわれる。
また、ステップS245における誤り検出で、チェックコードに異常が検出された場合、本発明では、第二のROM53に異常があると見なし、一時的な処理としてRAM54に更新データを格納し、RAM54上で更新処理を実行する。
まず、CPU51はネットワーク600経由でサーバ700にアクセスし、更新データを再度ダウンロードするよう指示を出す(ステップS260)。このとき、CPU51は、誤り検出の検出結果をネットワーク600経由でサーバ700に送信する。更新データは、ブロックごとにチェックコードが付与されているため、CPU51はどのブロックでエラーが検出されたかを特定することができる。このため、検出結果をサーバ700に送信することで、サーバ700はエラー情報を蓄積することができ、このエラー情報を用いて今後の製品開発に生かすことができる。エラー情報送信手段の機能は、CPU51のこのステップにより実現される。
図5は、サーバ700からネットワーク600を経由して送信されるデータをメモリに格納する方法を説明する図である。ステップS240における第二のROM53への更新データの格納においては、CPU51は予め指定されたROM53の番地に更新データを格納する。このとき、更新データが複数のフレームで構成される場合は、CPU51は格納先の先頭番地を指定し、更新データはROM53の指定された先頭番地から順次格納されていく。
また、ステップS260において、更新データをRAM54に記憶する際には、CPU51は、番地変換テーブル400を参照して、ROM53における格納番地を、RAM54における格納番地に変更する。これにより、更新データの格納先をROM53からRAM54に変更することができる。なお、RAM54における更新データの格納領域は、通常のデータが実行される実行領域の他に、更新データを格納するための領域を設けておくことが望ましい。
図6は、RAM54に格納された更新データの実行を説明する図である。CPU51は、ステップS265にて、更新データをRAM54に格納する。このとき、CPU51は、誤り検出回路55に、更新データがRAM54上に格納さる前に誤り検出符合を付与させる。そして、チェックコードを付与させた更新データをRAM54に格納し、再度格納された更新データの誤り符合を検出させる。チェックコードに異常が無ければ、CPU51は、更新データをRAM54におけるロード領域にロードして、RAM54上で実行する(ステップS275)。
上記した、ステップS260からの処理は一時的な処理であり、以前として第二のROM53は正常な状態ではない。そのため、ステップS275における更新データの実行後、及びステップS270における誤り符号で異常が検出された後に、CPU51はOSD回路97に故障表示画面を表示するよう命令する(ステップS280)。このため、CPU211とOSD回路97とで異常連絡手段の機能を実現する。図7は、画面に表示される故障表示画面の一例を表す図である。同図より、画面上にユーザにメーカー修理を促す文字列が表示される。
1.3.録画再生装置の作用・効果:
ユーザが本録画再生装置10の操作中に、例えば、画面上にデータの更新を促すアイコンが表示された場合を想定する。本録画再生装置10内では、タスクの優先順位に従って、CPU51はサーバ700から更新データを取得する。このとき、更新データのダウンロードが失敗し付与されたチェックコードにエラーが検出された場合、CPU51は、再度、更新データのダウンロードを実行するとともに、更新データのダウンロード先をRAM54に変更する。そのため、更新処理の失敗が第二のROM53の故障に起因する場合であっても、また、ダウンロードの失敗であっても、再度のダウンロードと格納場所の変更により更新処理を続行することができる。また、更新データのチェック機能により、本録画再生装置10の駆動に重要な影響を与える更新データの更新であっても、更新処理の失敗で本録画再生装置10を停止させることがない。また、更新が失敗した場合でも、画面上に図7に示す文字列が表示され、ユーザに速やかに修理を促すことができる。
2.第二の実施形態:
本発明は、録画再生装置以外にも様々な装置に適応することができる。図8は、組み込みシステムを内蔵したメディアプレーヤを表す図である。ここで、メディアプレーヤとは、比較的小型の筐体に補助記憶媒体を内蔵する装置である。また、ネットワークと接続可能なインタフェースを備え、ネットワークを通じて取得したデータを補助記憶媒体に記憶することができる。その具体的な一例として、ポータブルオーディオプレーヤや、ゲーム機器等を挙げることができる。
図8に示す、メディアプレーヤ800は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)900と接続してデータの受け渡しが可能なインタフェース30と、取得されたデータを記憶する補助記憶装置20とを有している。ここで、補助記憶装置20の機能は、録画再生装置10におけるHDDの機能と同様である。また、PC900は内蔵されたモデム(図示しない)を用いてネットワーク600と接続することで、サーバ700が記憶するデータを取得することができる。
メディアプレーヤ800は、インタフェース30を制御して、PC900経由でサーバ700が記憶するデータを取得することができる。このメディアプレーヤ800では、制御部50が記憶するデータを更新する際、例えばネットワーク600を通じてPC900に一次記憶されたデータを、インタフェース30を用いて制御部50の第二のROM53又はRAM54に格納させることができる。これにより、メディアプレーヤ800は第二のROM53又はRAM54に記憶されたデータをRAM54上で実行して、更新処理を行なうことができる。
3.変形例:
本発明は、様々な変形例が存在する。例えば、更新処理の対象となるデータは、第一のROM52に記憶されたデータに限定されない。例えば、各デバイス90が制御部とメモリとから構成される組み込みシステムである場合は、各デバイス90に記憶されるデータを更新するものであってもよい。例えばOSD回路97が記憶するOSDデータをサーバ700からアップロードするものであってもよい。その場合は、本発明は上記したOSDデータに対して適応される。
また、第一のROM52に記憶されるプログラムは、複数のマイクロプログラムを優先順位に応じて実行するものに限定されず、上述した各処理を一つのワイヤードロジックにより実行するものであってもよい。
さらに、録画再生装置10の構成として、テレビジョン放送信号を受信可能なチューナモジュールを備える構成としてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
本発明の実施例としての録画再生装置のブロック構成図である。 サーバ700からネットワーク経由で送信される更新データの一例を示す図である。 駆動プログラムを説明するフローチャートである。 更新処理プログラムを説明するフローチャートである。 サーバ700からネットワーク600を経由して送信されるデータをメモリに格納する方法を説明する図である。 RAM54に格納された更新データの実行を説明する図である。 画面に表示される故障表示画面の一例を表す図である。 組み込みシステムを内蔵したメディアプレーヤを表す図である。
符号の説明
10…録画再生装置、11…外部バス、12…リモコン装置、20…補助記憶装置、30…インタフェース、40…カーネル、50…制御部、51…CPU、52…第一のROM、53…第二のROM、54…RAM、55…誤り検出回路、56…内部バス、60…モデム、70…HDD、80…DVDドライブ、90…デバイス、91…エンコーダ、92,93,96…バッファメモリ、94…ストリームコントローラ、95…デコーダ、97…OSD回路、98…リモコン受信部、100…駆動プログラム、200…更新処理プログラム、300…ドライバ、400…番地変換テーブル、500…メディア、600…ネットワーク、700…サーバ、800…メディアプレーヤ、900…パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (9)

  1. サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムにおいて、
    前記サーバから送信された前記更新データを前記不揮発性メモリに格納するデータ取得手段と、
    前記不揮発性メモリに前記更新データを格納する前に、前記更新データにチェックコードを付与させて、前記格納された更新データのエラーを検出するエラー検出手段と、
    前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリに格納させ、第二データ取得手段と
    前記揮発性メモリ上に格納された前記更新データをもとに、前記更新処理を実行する更新処理実行手段と、を有することを特徴とする組み込みシステム。
  2. 前記エラー検出手段は、前記更新データに付与されたチェックコードを演算して前記更新データのエラーを検出することを特徴とする請求項1に記載の組み込みシステム。
  3. 前記エラー検出手段による検出結果を、ネットワーク経由で前記サーバに送信するエラー情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組み込みシステム。
  4. 前記エラー検出手段は、前記不揮発性メモリに格納される更新データに対して、一定のデータ量のブロックごとに前記チェックコードを付与させる構成とされ、
    前記エラー情報送信手段は、前記ブロックごとのエラー情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項3に記載の組み込みシステム。
  5. 前記揮発性メモリの記憶容量は、前記不揮発性メモリより大きいことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の組み込みシステム。
  6. 前記更新データのエラーが検出された際、ユーザに異常を知らせる異常連絡手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の組み込みシステム。
  7. サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムのデータ更新方法において、
    前記サーバから送信された前記更新データにチェックコードを付与し、その後前記不揮発性メモリに格納し、
    前記更新データ付与されたチェックコードを用いて、前記格納された更新データのエラーを検出し、
    前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリに格納させ
    前記揮発性メモリ上に格納された前記更新データをもとに、前記更新処理を実行することを特徴とする組み込みシステムのデータ更新方法。
  8. サーバからネットワーク経由で送信された更新データを不揮発性メモリに格納し、格納された前記更新データを揮発性メモリ上で実行することで、更新処理を実行する組み込みシステムと、
    所定のデータを記憶する記憶装置とを有する録画再生装置において、
    前記サーバにアクセスから送信された、前記更新データを前記不揮発性メモリに格納するデータ取得手段と、
    前記不揮発性メモリに前記更新データを格納する前に、前記更新データにチェックコードを付与させて、前記格納された更新データのエラーを検出するエラー検出手段と、
    前記更新データの検出結果がエラーである場合は、前記サーバから再度、更新データを取得して、前記揮発性メモリ上に格納させる第二データ取得手段と
    前記揮発性メモリ上に格納された前記更新データをもとに、前記更新処理を実行する更新処理実行手段と、を有することを特徴とする録画再生装置。
  9. 外部機器から送信された映像データや音声データを記憶するHDDと、
    外部機器から送信された映像データや音声データをメディアに記憶させるメディアドライバとを有し、
    前記揮発性メモリの記憶容量は、前記不揮発性メモリの記憶容量より大きい値であって、
    前記エラー検出手段は、前記不揮発性メモリに格納される更新データに対して、一定のデータ量のブロックごとに前記チェックコードを付与させる構成とされ、前記不揮発性メモリに前記更新データを格納する前に前記チェックコードを該更新データに付与するとともに、格納後の前記更新データに付与されたチェックコードを演算して前記更新データのエラーを検出し、
    前記更新データのエラーが検出された際、画面上にユーザに異常を知らせる故障表示画面を表示するとともに、前記ブロックごとのエラー情報を前記サーバに送信するエラー情報送信手段とを有することを特徴とする請求項8に記載の録画再生装置。
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