JPH07219629A - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
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- JPH07219629A JPH07219629A JP6047655A JP4765594A JPH07219629A JP H07219629 A JPH07219629 A JP H07219629A JP 6047655 A JP6047655 A JP 6047655A JP 4765594 A JP4765594 A JP 4765594A JP H07219629 A JPH07219629 A JP H07219629A
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- information transmission
- transmission connector
- terminal
- voltage
- control device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業用ロボット等の各種機器との情報伝達を
通信用ケーブルにより行う制御装置、および各種機器を
制御する複数の制御基板を持ちこれらを情報伝達用コネ
クタにより接続するように構成した制御装置を提供す
る。 【構成】 制御装置１と各種機器に接続される通信用ケ
ーブル５とを情報伝達用コネクタ４により接続したり、
主制御基板６ａと補助制御基板６ｂとを情報伝達用コネ
クタ４により接続する場合、情報伝達用コネクタ４のソ
ケット部４ａの空き端子に直流電圧もしくは高周波電圧
を供給してその空き端子の電圧レベルの変化を判別する
ように構成するとともに、情報伝達用コネクタ４のピン
部４ａの内前記空き端子に対応する空き端子側をピン部
４ｂ側あるいはソケット部４ａ側を通じて接地あるいは
電圧降下を招くように構成しているため、情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ｂがソケット部４ａに確実に挿入さ
れてないことが簡単に判別することができる。
通信用ケーブルにより行う制御装置、および各種機器を
制御する複数の制御基板を持ちこれらを情報伝達用コネ
クタにより接続するように構成した制御装置を提供す
る。 【構成】 制御装置１と各種機器に接続される通信用ケ
ーブル５とを情報伝達用コネクタ４により接続したり、
主制御基板６ａと補助制御基板６ｂとを情報伝達用コネ
クタ４により接続する場合、情報伝達用コネクタ４のソ
ケット部４ａの空き端子に直流電圧もしくは高周波電圧
を供給してその空き端子の電圧レベルの変化を判別する
ように構成するとともに、情報伝達用コネクタ４のピン
部４ａの内前記空き端子に対応する空き端子側をピン部
４ｂ側あるいはソケット部４ａ側を通じて接地あるいは
電圧降下を招くように構成しているため、情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ｂがソケット部４ａに確実に挿入さ
れてないことが簡単に判別することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット等の各
種機器との情報伝達を通信用ケーブルにより行う制御装
置、および各種機器を制御する複数の制御基板を持ちこ
れらを情報伝達用コネクタにより接続するように構成し
た制御装置に関する。
種機器との情報伝達を通信用ケーブルにより行う制御装
置、および各種機器を制御する複数の制御基板を持ちこ
れらを情報伝達用コネクタにより接続するように構成し
た制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、産業用ロボット等の機器の機能が
豊富になり、各種機器とその駆動を制御する制御部を持
つ制御装置との間では駆動用の情報を大量に伝達するた
め通信用ケーブルが用いられており、制御装置の背面に
は制御部に接続される端子を備えた情報伝達用コネクタ
のソケット部が、また通信用ケーブルには情報伝達用コ
ネクタのピン部が取付けられており、ピン部がソケット
部に挿入されて通信ケーブルが制御装置に接続されてい
る。また、複数の制御基板を持つ制御装置では、主制御
基板に複数個の情報伝達用コネクタのソケット部が取付
けられており、これらソケット部それぞれには補助制御
基板の一端に取付けられた情報伝達用コネクタのピン部
が挿入され、補助制御基板が主制御基板に接続されてい
る。
豊富になり、各種機器とその駆動を制御する制御部を持
つ制御装置との間では駆動用の情報を大量に伝達するた
め通信用ケーブルが用いられており、制御装置の背面に
は制御部に接続される端子を備えた情報伝達用コネクタ
のソケット部が、また通信用ケーブルには情報伝達用コ
ネクタのピン部が取付けられており、ピン部がソケット
部に挿入されて通信ケーブルが制御装置に接続されてい
る。また、複数の制御基板を持つ制御装置では、主制御
基板に複数個の情報伝達用コネクタのソケット部が取付
けられており、これらソケット部それぞれには補助制御
基板の一端に取付けられた情報伝達用コネクタのピン部
が挿入され、補助制御基板が主制御基板に接続されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記制御装置では、い
ずれもソケット部へのピン部の挿入状態が悪いと、制御
装置内の制御部は正常に動作するが、制御部および機器
あるいは制御部を構成する主制御基板および補助制御基
板間の情報が正確に伝達されず、制御部が機器を誤って
動作させて機器が作業対象物に衝突し、機器作業対象物
の両方あるいはいずれかが破損する等の欠点が生じてい
る。
ずれもソケット部へのピン部の挿入状態が悪いと、制御
装置内の制御部は正常に動作するが、制御部および機器
あるいは制御部を構成する主制御基板および補助制御基
板間の情報が正確に伝達されず、制御部が機器を誤って
動作させて機器が作業対象物に衝突し、機器作業対象物
の両方あるいはいずれかが破損する等の欠点が生じてい
る。
【０００４】本発明は、上記欠点を除去し、各種機器が
接続される通信ケーブルと制御装置との間の情報伝達用
コネクタの接続状態の良否を判別する制御部を備えた制
御装置を提供することを目的とするものである。
接続される通信ケーブルと制御装置との間の情報伝達用
コネクタの接続状態の良否を判別する制御部を備えた制
御装置を提供することを目的とするものである。
【０００５】また、本発明は機器を駆動する主制御基板
と補助制御基板との間の情報伝達用コネクタの接続状態
の良否を判別する制御部を備えた制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
と補助制御基板との間の情報伝達用コネクタの接続状態
の良否を判別する制御部を備えた制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００６】さらに、本発明は情報伝達用コネクタの全
面にわたっての接続状態の良否を判別する制御部を備え
た制御装置を提供することを目的とするものである。
面にわたっての接続状態の良否を判別する制御部を備え
た制御装置を提供することを目的とするものである。
【０００７】その上、本発明は情報伝達用コネクタの接
続状態の良否を判別するとともに、高周波信号の情報伝
達の良否を判定する制御部を備えた制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
続状態の良否を判別するとともに、高周波信号の情報伝
達の良否を判定する制御部を備えた制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】通信用ケーブルの一端に
取付けられた情報伝達用コネクタのピン部が挿入される
情報伝達用コネクタのソケット部を持ち、あらかじめ記
憶されたプログラムに従って機器に各種の動作指令を出
力するとともに機器からの出力信号を受信して機器を駆
動する制御部を備えている。この制御部には情報伝達用
コネクタのソケット部の空き端子に所定の直流電圧を供
給してその空き端子の電圧レベルの変化の有無を判別す
る判別手段が設けられている。
取付けられた情報伝達用コネクタのピン部が挿入される
情報伝達用コネクタのソケット部を持ち、あらかじめ記
憶されたプログラムに従って機器に各種の動作指令を出
力するとともに機器からの出力信号を受信して機器を駆
動する制御部を備えている。この制御部には情報伝達用
コネクタのソケット部の空き端子に所定の直流電圧を供
給してその空き端子の電圧レベルの変化の有無を判別す
る判別手段が設けられている。
【０００９】また、前記情報伝達用コネクタのソケット
部の空き端子の一つに所定の直流電圧を供給してこの空
き端子から離れた位置にある他の端子を接地し、所定電
圧供給側の端子の電圧の有無を判別する判別手段を設け
る一方、情報伝達用コネクタのピン部の前記両端子に対
応する端子を短絡してもよい。
部の空き端子の一つに所定の直流電圧を供給してこの空
き端子から離れた位置にある他の端子を接地し、所定電
圧供給側の端子の電圧の有無を判別する判別手段を設け
る一方、情報伝達用コネクタのピン部の前記両端子に対
応する端子を短絡してもよい。
【００１０】さらに、情報伝達用コネクタのソケット部
の空き端子の一つには交流電源から所定高周波電圧を供
給してもよい。
の空き端子の一つには交流電源から所定高周波電圧を供
給してもよい。
【００１１】制御装置と通信用ケーブルとの接続の他
に、情報伝達用コネクタを介しての制御基板と他の制御
基板との接続の場合も同様に構成できる。
に、情報伝達用コネクタを介しての制御基板と他の制御
基板との接続の場合も同様に構成できる。
【００１２】
【作 用】本発明の制御装置では、その背面に設けられ
た情報伝達用コネクタのソケット部に通信用ケーブルの
情報伝達用コネクタのピン部が挿入されると、制御部が
所定電圧が供給されている情報伝達用コネクタの空き端
子の電圧レベルを確認する。通信用ケーブルが確実に挿
入されていると、供給電圧が各種機器側に伝達されて機
器側での接地あるいは負荷による電圧降下により前記空
き端子の電圧レベルが変化する。この電圧レベルの変化
が判別手段により検出され、情報伝達用コネクタの良好
な接続状態が検出される。
た情報伝達用コネクタのソケット部に通信用ケーブルの
情報伝達用コネクタのピン部が挿入されると、制御部が
所定電圧が供給されている情報伝達用コネクタの空き端
子の電圧レベルを確認する。通信用ケーブルが確実に挿
入されていると、供給電圧が各種機器側に伝達されて機
器側での接地あるいは負荷による電圧降下により前記空
き端子の電圧レベルが変化する。この電圧レベルの変化
が判別手段により検出され、情報伝達用コネクタの良好
な接続状態が検出される。
【００１３】また、空き端子の一方に所定直流電圧が供
給され、これと離れた位置の空き端子が接地されて、し
かも情報伝達用コネクタのピン部側の前記空き端子対応
するピンが短絡されている制御装置では、制御部の判別
手段は同様に所定電圧が供給される空き端子の電圧レベ
ルの変化の有無を判別するが、この空き端子の接地がこ
れから離れた位置にある端子を介してなされるため、情
報伝達用コネクタのピン部全面にわたっての接続状態の
良否を判別することができる。
給され、これと離れた位置の空き端子が接地されて、し
かも情報伝達用コネクタのピン部側の前記空き端子対応
するピンが短絡されている制御装置では、制御部の判別
手段は同様に所定電圧が供給される空き端子の電圧レベ
ルの変化の有無を判別するが、この空き端子の接地がこ
れから離れた位置にある端子を介してなされるため、情
報伝達用コネクタのピン部全面にわたっての接続状態の
良否を判別することができる。
【００１４】さらに、空き端子に高周波電圧が供給され
る場合には、高周波電圧による情報伝達の良否までも判
別することができる。
る場合には、高周波電圧による情報伝達の良否までも判
別することができる。
【００１５】なお、複数の制御基板を備え、かつ主制御
基板と補助制御基板とを情報伝達用コネクタを使用して
接続する制御装置では、同様に制御基板間の接続状態の
良否を判別することができる。
基板と補助制御基板とを情報伝達用コネクタを使用して
接続する制御装置では、同様に制御基板間の接続状態の
良否を判別することができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図面に基づき
説明する。図１中、１は産業用ロボット等の機器（図示
せず）を駆動する制御装置であり、あらかじめ記憶され
たプログラムに従って機器に各種の動作指令を出力する
とともに機器からの出力信号を受信して機器を駆動する
制御部２および制御部２に所定電圧を供給する電圧供給
部３を備えている。また、前記制御装置１の背面には情
報伝達用コネクタ４のソケット部４ａが固定されてお
り、このソケット部４ａの各端子は制御部２と接続され
ており、制御部２とソケット部４ａとの間で各種情報が
伝達されるように構成されている。
説明する。図１中、１は産業用ロボット等の機器（図示
せず）を駆動する制御装置であり、あらかじめ記憶され
たプログラムに従って機器に各種の動作指令を出力する
とともに機器からの出力信号を受信して機器を駆動する
制御部２および制御部２に所定電圧を供給する電圧供給
部３を備えている。また、前記制御装置１の背面には情
報伝達用コネクタ４のソケット部４ａが固定されてお
り、このソケット部４ａの各端子は制御部２と接続され
ており、制御部２とソケット部４ａとの間で各種情報が
伝達されるように構成されている。
【００１７】前記ソケット部４ａの端子の内、情報伝達
に使用されない空き端子には電圧供給部３から所定の直
流電圧を供給するように構成されている。また、前記制
御部２は前記空き端子の電圧レベルを判別する判別手段
２ａを有しており、この電圧レベルがＬレベルに変化す
ると、後記する通信用ケーブル５の一端の情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ａの挿入状態が良好であると判別さ
れるように構成されている。
に使用されない空き端子には電圧供給部３から所定の直
流電圧を供給するように構成されている。また、前記制
御部２は前記空き端子の電圧レベルを判別する判別手段
２ａを有しており、この電圧レベルがＬレベルに変化す
ると、後記する通信用ケーブル５の一端の情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ａの挿入状態が良好であると判別さ
れるように構成されている。
【００１８】一方、前記ソケット部４ａには各種機器に
接続される通信用ケーブル５の一端に取付けられた情報
伝達用コネクタ４のピン部４ｂが挿入されており、機器
と制御装置１との間で情報の伝達が可能に構成されてい
る。このピン部４ｂのピンの内、前記ソケット部４ａの
空き端子に対応するピンは機器側に達して接地あるいは
負荷により電圧降下を招くように構成されており、ピン
部４ｂがソケット部４ａに確実に挿入されると、ソケッ
ト部４ａの空き端子の電圧レベルが変化するように構成
されている。
接続される通信用ケーブル５の一端に取付けられた情報
伝達用コネクタ４のピン部４ｂが挿入されており、機器
と制御装置１との間で情報の伝達が可能に構成されてい
る。このピン部４ｂのピンの内、前記ソケット部４ａの
空き端子に対応するピンは機器側に達して接地あるいは
負荷により電圧降下を招くように構成されており、ピン
部４ｂがソケット部４ａに確実に挿入されると、ソケッ
ト部４ａの空き端子の電圧レベルが変化するように構成
されている。
【００１９】この制御装置１では、制御部２に設けられ
た判別手段２ａが所定電圧が供給される空き端子の電圧
レベルの変化の有無を判別しているので、ピン部４ｂが
ソケット部４ａに完全に挿入されると、前記空き端子の
電圧レベルが変化し、これが判別手段２ａで検出され
て、通信ケーブル５の接続状態の良否を確実に判別する
ことができる。
た判別手段２ａが所定電圧が供給される空き端子の電圧
レベルの変化の有無を判別しているので、ピン部４ｂが
ソケット部４ａに完全に挿入されると、前記空き端子の
電圧レベルが変化し、これが判別手段２ａで検出され
て、通信ケーブル５の接続状態の良否を確実に判別する
ことができる。
【００２０】なお、前記制御装置１では、情報伝達用コ
ネクタ４のソケット部４ａの空き端子に所定直流電圧を
加えてその電圧レベルの変化を判別するように構成して
いるが、図２に示すようにソケット部４ａの空き端子の
一つに所定直流電圧を加えるとともに、これと離れた位
置にある他の空き端子を接地する一方、情報伝達用コネ
クタ４のピン部４ｂの前記空き端子に対応するピン間を
短絡しておき、前記ソケット部４ａの直流電圧が加えら
れる空き端子の電圧レベルの変化を判別するように構成
してもよい。この場合、情報伝達用コネクタ４の全面に
わたってのピン部４ｂの挿入状態の良否が確認できる。
また、空き端子が豊富にある場合、図示はしないが、直
流電圧が供給される端子と接地される空き端子との間に
位置する複数個の空き端子を連続して、もしくは複数グ
ループに分けて短絡する一方で、前記空き端子と直流電
圧が供給される空き端子と接地される空き端子とを短絡
するように情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂ側の端子
を短絡してもよい。この場合は、情報伝達用コネクタ４
の完全な接続が確認できる。さらに、空き端子に加える
電圧は直流電圧でなくてもよく、交流電源（図示せず）
から高周波電圧を加えても同様に情報伝達用コネクタ４
の接続状態を判別することができるばかりか、高周波電
圧による情報伝達の良否の判別も可能になる。
ネクタ４のソケット部４ａの空き端子に所定直流電圧を
加えてその電圧レベルの変化を判別するように構成して
いるが、図２に示すようにソケット部４ａの空き端子の
一つに所定直流電圧を加えるとともに、これと離れた位
置にある他の空き端子を接地する一方、情報伝達用コネ
クタ４のピン部４ｂの前記空き端子に対応するピン間を
短絡しておき、前記ソケット部４ａの直流電圧が加えら
れる空き端子の電圧レベルの変化を判別するように構成
してもよい。この場合、情報伝達用コネクタ４の全面に
わたってのピン部４ｂの挿入状態の良否が確認できる。
また、空き端子が豊富にある場合、図示はしないが、直
流電圧が供給される端子と接地される空き端子との間に
位置する複数個の空き端子を連続して、もしくは複数グ
ループに分けて短絡する一方で、前記空き端子と直流電
圧が供給される空き端子と接地される空き端子とを短絡
するように情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂ側の端子
を短絡してもよい。この場合は、情報伝達用コネクタ４
の完全な接続が確認できる。さらに、空き端子に加える
電圧は直流電圧でなくてもよく、交流電源（図示せず）
から高周波電圧を加えても同様に情報伝達用コネクタ４
の接続状態を判別することができるばかりか、高周波電
圧による情報伝達の良否の判別も可能になる。
【００２１】第２の実施例の制御装置について、説明す
る。図３中、１は産業用ロボット等の各種機器を駆動す
る制御装置であり、この制御装置１は複数の制御基板６
ａ，６ｂを有しており、この制御基板６ａ，６ｂの内、
主制御基板６ａ上であらかじめ記憶されたプログラムに
従って機器に各種の動作指令を出力するとともに機器か
らの出力信号を受信して機器を駆動する制御部２および
この制御部２に所定直流電圧を供給する電圧供給部３が
構成されている。前記主制御基板６ａの裏面側には情報
伝達用コネクタ４のソケット部４ａが取付けられてお
り、このソケット部４ａの各端子は前記制御部２と接続
されており、制御部２とソケット部４ａとの間で各種情
報が伝達されるように構成されている。
る。図３中、１は産業用ロボット等の各種機器を駆動す
る制御装置であり、この制御装置１は複数の制御基板６
ａ，６ｂを有しており、この制御基板６ａ，６ｂの内、
主制御基板６ａ上であらかじめ記憶されたプログラムに
従って機器に各種の動作指令を出力するとともに機器か
らの出力信号を受信して機器を駆動する制御部２および
この制御部２に所定直流電圧を供給する電圧供給部３が
構成されている。前記主制御基板６ａの裏面側には情報
伝達用コネクタ４のソケット部４ａが取付けられてお
り、このソケット部４ａの各端子は前記制御部２と接続
されており、制御部２とソケット部４ａとの間で各種情
報が伝達されるように構成されている。
【００２２】前記ソケット部４ａの端子の内、情報伝達
に使用されない空き端子には電圧供給部３から所定の直
流電圧を供給するように構成されている。また、前記制
御部２は前記空き端子の電圧レベルを判別する判別手段
２ａを有しており、この電圧レベルがＬレベルに変化す
ると、後記する補助制御基板６ｂの一端の情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ｂの挿入状態が良好であると判別さ
れるように構成されている。
に使用されない空き端子には電圧供給部３から所定の直
流電圧を供給するように構成されている。また、前記制
御部２は前記空き端子の電圧レベルを判別する判別手段
２ａを有しており、この電圧レベルがＬレベルに変化す
ると、後記する補助制御基板６ｂの一端の情報伝達用コ
ネクタ４のピン部４ｂの挿入状態が良好であると判別さ
れるように構成されている。
【００２３】一方、前記ソケット部４ａには前記機器の
機能に応じて付加される補助制御基板６ｂの一端に取付
けられた情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂが挿入され
ており、主制御基板６ａおよび補助制御基板６ｂ間で情
報の伝達が可能に構成されている。このピン部４ｂのピ
ンの内、前記ソケット部４ａの空き端子に対応するピン
は補助制御基板６ｂ側で接地あるいは負荷により電圧降
下を招くように構成されており、ピン部４ｂがソケット
部４ａに確実に挿入されると、ソケット部４ａの空き端
子の電圧レベルが変化するように構成されている。
機能に応じて付加される補助制御基板６ｂの一端に取付
けられた情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂが挿入され
ており、主制御基板６ａおよび補助制御基板６ｂ間で情
報の伝達が可能に構成されている。このピン部４ｂのピ
ンの内、前記ソケット部４ａの空き端子に対応するピン
は補助制御基板６ｂ側で接地あるいは負荷により電圧降
下を招くように構成されており、ピン部４ｂがソケット
部４ａに確実に挿入されると、ソケット部４ａの空き端
子の電圧レベルが変化するように構成されている。
【００２４】この制御装置１では、制御部２が所定電圧
が供給される空き端子の電圧レベルの変化の有無を判別
しているので、ピン部４ｂがソケット部４ａに完全に挿
入されると、前記空き端子の電圧レベルが変化し、これ
が判別手段２ａで検出されて、主制御基板６ａと補助制
御基板６ｂとの接続状態の良否を確実に判別することが
できる。
が供給される空き端子の電圧レベルの変化の有無を判別
しているので、ピン部４ｂがソケット部４ａに完全に挿
入されると、前記空き端子の電圧レベルが変化し、これ
が判別手段２ａで検出されて、主制御基板６ａと補助制
御基板６ｂとの接続状態の良否を確実に判別することが
できる。
【００２５】なお、前記制御装置１では、情報伝達用コ
ネクタ４のソケット部４ａの空き端子に所定直流電圧を
加えてその電圧レベルの変化を判別するように構成して
いるが、第１の実施例の制御装置の場合と同様にソケッ
ト部４ａの空き端子の一つに所定直流電圧を加えるとと
もに、これと離れた位置にある他の空き端子を接地する
一方、情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂの前記空き端
子に対応するピン間を短絡しておき、前記ソケット部４
ａの直流電圧が加えられる空き端子の電圧レベルの変化
を判別するように構成してもよい。
ネクタ４のソケット部４ａの空き端子に所定直流電圧を
加えてその電圧レベルの変化を判別するように構成して
いるが、第１の実施例の制御装置の場合と同様にソケッ
ト部４ａの空き端子の一つに所定直流電圧を加えるとと
もに、これと離れた位置にある他の空き端子を接地する
一方、情報伝達用コネクタ４のピン部４ｂの前記空き端
子に対応するピン間を短絡しておき、前記ソケット部４
ａの直流電圧が加えられる空き端子の電圧レベルの変化
を判別するように構成してもよい。
【００２６】この場合、情報伝達用コネクタ４の全面に
わたってのピン部４ｂの挿入状態が確認できる。また、
空き端子が豊富にある場合、直流電圧が供給される端子
と接地される空き端子との間に位置する複数個の空き端
子を連続して、もしくは複数にわけて短絡する一方で、
前記空き端子と直流電圧が供給される空き端子と接地さ
れる空き端子とを短絡するように情報伝達用コネクタ４
のピン部４ｂ側の端子の対応する空き端子を短絡しても
よく、この場合は情報伝達用コネクタ４の完全な接続が
確認できる。さらに、空き端子に加える電圧は直流電圧
でなくてもよく、高周波電源から高周波電圧を加えても
同様に情報伝達用コネクタの接続状態を判別することが
できるとともに、高周波の情報伝達の良否を判別するこ
とができる。
わたってのピン部４ｂの挿入状態が確認できる。また、
空き端子が豊富にある場合、直流電圧が供給される端子
と接地される空き端子との間に位置する複数個の空き端
子を連続して、もしくは複数にわけて短絡する一方で、
前記空き端子と直流電圧が供給される空き端子と接地さ
れる空き端子とを短絡するように情報伝達用コネクタ４
のピン部４ｂ側の端子の対応する空き端子を短絡しても
よく、この場合は情報伝達用コネクタ４の完全な接続が
確認できる。さらに、空き端子に加える電圧は直流電圧
でなくてもよく、高周波電源から高周波電圧を加えても
同様に情報伝達用コネクタの接続状態を判別することが
できるとともに、高周波の情報伝達の良否を判別するこ
とができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は制御装置
と各種機器に接続される通信用ケーブルとを情報伝達用
コネクタにより接続したり、制御基板と制御基板とを情
報伝達用コネクタにより接続する場合、情報伝達用コネ
クタのソケット部の空き端子にに直流電圧もしくは高周
波電圧を供給してその空き端子の電圧レベルの変化を判
別するように構成するとともに、情報伝達用コネクタの
ピン部の内前記空き端子に対応する空き端子側をピン部
側あるいはソケット部側を通じて接地あるいは電圧降下
を招くように構成しているため、情報伝達用コネクタの
ピン部がソケット部に確実に挿入されてないことが簡単
に判別することができる。
と各種機器に接続される通信用ケーブルとを情報伝達用
コネクタにより接続したり、制御基板と制御基板とを情
報伝達用コネクタにより接続する場合、情報伝達用コネ
クタのソケット部の空き端子にに直流電圧もしくは高周
波電圧を供給してその空き端子の電圧レベルの変化を判
別するように構成するとともに、情報伝達用コネクタの
ピン部の内前記空き端子に対応する空き端子側をピン部
側あるいはソケット部側を通じて接地あるいは電圧降下
を招くように構成しているため、情報伝達用コネクタの
ピン部がソケット部に確実に挿入されてないことが簡単
に判別することができる。
【図１】本発明に係る第１の実施例の制御装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】本発明に係る情報伝達用コネクタの要部拡大説
明図である。
明図である。
【図３】本発明に係る第２の実施例の制御装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
１ 制御装置 ２ 制御部 ２ａ 判別手段 ３ 電圧供給部 ４ 情報伝達用コネクタ ４ａ ソケット部 ４ｂ ピン部 ５ 通信用ケーブル ６ 制御基板 ６ａ 主制御基板 ６ｂ 補助制御基板
Claims (6)
- 【請求項１】 通信用ケーブルの一端に取付けられた情
報伝達用コネクタのピン部が挿入される情報伝達用コネ
クタのソケット部を持ち、あらかじめ記憶されたプログ
ラムに従って機器に各種の動作指令を出力するとともに
機器からの出力信号を受信して機器を駆動する制御部を
備えた制御装置において、 情報伝達用コネクタのソケット部の空き端子に所定電圧
を供給してその空き端子の電圧レベルの変化の有無を判
別する判別手段を制御部に設けたことを特徴とする制御
装置。 - 【請求項２】 通信用ケーブルに取付けられた情報伝達
用コネクタのピン部が挿入される情報伝達用コネクタの
ソケット部を持ち、あらかじめ記憶されたプログラムに
従って機器に各種の動作指令を出力するとともに機器か
らの出力信号を受信して機器を駆動する制御部を備えた
制御装置において、 情報伝達用コネクタのソケット部の空き端子の一つに所
定電圧を供給してこの空き端子から離れた位置にある他
の端子を接地し、所定電圧供給側の端子の電圧レベルの
変化の有無を判別する判別手段を設ける一方、 情報伝達用コネクタのピン部の前記両空き端子に対応す
る端子を短絡したことを特徴とする制御装置。 - 【請求項３】 情報伝達用コネクタのソケット部の空き
端子の一つには交流電源から所定高周波電圧を供給する
ことを特徴とする請求項２に記載の制御装置。 - 【請求項４】 補助制御基板に取付けられた情報伝達用
コネクタのピン部が挿入される情報伝達用コネクタのソ
ケット部を持ち、あらかじめ記憶されたプログラムに従
って機器に各種の動作指令を出力するとともに機器から
の出力信号を受信して機器を駆動する制御部を構成する
主制御基板を持つ制御装置において、 情報伝達用コネクタのソケット部の空き端子に所定電圧
を供給してその電圧レベルの変化の有無を判別する判別
手段を設けたことを特徴とする制御装置。 - 【請求項５】 補助制御基板の一端に取付けられた情報
伝達用コネクタのピン部が挿入される情報伝達用コネク
タのソケット部を持ち、あらかじめ記憶されたプログラ
ムに従って機器に各種の動作指令を出力するとともに機
器からの出力信号を受信して機器を駆動する制御部を構
成する主制御基板を持つ制御装置において、 制御部に情報伝達用コネクタのソケット部の空き端子の
一つに所定電圧を供給してこの空き端子から離れた位置
にある他の端子を接地し、所定電圧供給側の端子の電圧
レベルの変化の有無を判別する判別手段を設ける一方、 情報伝達用コネクタのピン部の前記両端子に対応する端
子を短絡したことを特徴とする制御装置。 - 【請求項６】 情報伝達用コネクタのソケット部の空き
端子の一つには交流電源から所定高周波電圧を供給する
ことを特徴とする請求項４に記載の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6047655A JPH07219629A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6047655A JPH07219629A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07219629A true JPH07219629A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12781279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6047655A Pending JPH07219629A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07219629A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000029505A (ja) * | 1998-07-08 | 2000-01-28 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 制御ユニットの接続正誤判定方法 |
| US7098966B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-08-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Digital TV receiver |
| US8909821B2 (en) | 2012-12-17 | 2014-12-09 | Fujitsu Limited | Slim-line connector for serial ATA interface that is mounted on expansion bay of computer includes detection signals which indicate connection status and type of device |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6047655A patent/JPH07219629A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000029505A (ja) * | 1998-07-08 | 2000-01-28 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 制御ユニットの接続正誤判定方法 |
| US7098966B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-08-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Digital TV receiver |
| US8909821B2 (en) | 2012-12-17 | 2014-12-09 | Fujitsu Limited | Slim-line connector for serial ATA interface that is mounted on expansion bay of computer includes detection signals which indicate connection status and type of device |
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