JP2010028344A - デジタル放送受信装置、制御プログラムの更新方法および制御プログラムの更新プログラム - Google Patents

デジタル放送受信装置、制御プログラムの更新方法および制御プログラムの更新プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの受信波からテレビジョンおよびレコーダの制御プログラムを簡易な構成で更新できるデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】デジタル放送受信装置101は、テレビジョン機能およびレコーダ機能を有し、デジタル放送波を受信する。そして、受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する。さらに、送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出し、テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新する。これにより、1つの受信波でテレビジョン側およびレコーダ側の制御プログラムを更新できる。また、テレビジョン単体またはレコーダ単体で更新データをダウンロードする更新処理をそのまま利用できる。また、低速な通信方法や安価なメモリを利用しても実現可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、BS・CS・地上等のデジタル放送の受信ができるデジタル放送受信装置、制御プログラムの更新方法および制御プログラムの更新プログラムに関する。
BS・CS・地上などのデジタル放送では、テレビジョンを含むデジタル放送受信装置に対して、機能の更新、不具合の修正、放送事業者のロゴマークデータの更新などのために、更新制御プログラムの配信が行われている。更新制御プログラムは、定期的に放送波を介して各家庭に設置されているデジタル放送受信装置に配信されている。放送波から更新制御プログラム、更新データを取り出すことを「ダウンロード」といい、更新制御プログラムが含まれた放送波を「ダウンロード放送」という。
デジタル放送受信装置は、予め設定されたダウンロードの開始時刻になるとダウンロード放送用のチャンネルを自動選局し、ダウンロードを開始する。通常、デジタル放送受信装置は、放送波から配信されてくる更新制御プログラムおよび更新データを、フラッシュメモリなどの電気的に書き換えが可能な不揮発性メモリに保存し、制御プログラムを更新する。
なお、デジタル放送受信装置は、デジタル放送受信処理部および複数の各部を制御することにより動作しており、制御プログラムにより各部を制御している。そして、制御プログラムに不具合がある場合には制御プログラムを修正する必要がある。この制御プログラムの修正方法として、デジタル放送から更新制御プログラムをダウンロードし、周辺デバイスの制御プログラムを書き換える方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−54522号公報
特許文献1記載のデジタル放送受信機は、テレビジョンとレコーダとで一体に構成され、ダウンロードによりテレビジョン側とレコーダ側の両方の制御プログラムを更新する。しかし、特許文献1記載のデジタル放送受信機は、ダウンロード処理においてテレビジョン側からレコーダ側を制御する必要がある。デジタル放送を受信できるレコーダ側にはもともと放送波を利用してダウンロード処理ができるため、この仕組みはテレビジョンおよびレコーダがそれぞれ独立してダウンロードする仕組みに比べて負担が大きい。
すなわち、更新処理には、それぞれ単体でする更新処理より大きな変更が必要となる。テレビジョン側では制御プログラムをレコーダ側に送信する処理が必要となり、レコーダ側でも更新制御プログラムを受信する処理が必要となる。また、ダウンロード時にテレビジョン側CPUがレコーダ側CPUと通信し、大量の制御プログラムデータを転送する必要がある。したがって、シリアル通信のような低速な通信では転送が困難であり、たとえばCPU間をPCIバスで繋ぐ高速な通信を利用する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、1つの受信波からテレビジョンおよびレコーダの制御プログラムを簡易な構成で更新できるデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明に係るデジタル放送受信装置は、テレビジョン機能およびレコーダ機能を有し、デジタル放送波を受信する一体型のデジタル放送受信装置であって、前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換部を備え、前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出し、テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新することを特徴としている。
このように、本発明のデジタル放送受信装置は、TS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出し、それぞれの経路で抽出された情報により制御プログラムを更新する。これにより、1つの受信波でテレビジョン側およびレコーダ側の制御プログラムを更新できる。また、テレビジョン単体またはレコーダ単体で更新データをダウンロードする更新処理をそのまま利用でき、簡易な構成でそれぞれの更新が可能になる。また、低速な通信方法や安価なメモリを利用しても実現可能である。
(2)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記告知情報により、テレビジョン側の更新データを受信するか否かを判定するテレビ側データ判定部と、テレビジョン側の更新データを受信すると判定された場合には、ダウンロード用の予約起動を設定するテレビ側ダウンロード予約部と、を更に備えることを特徴としている。このように、あらかじめ告知情報によりダウンロードの予約がなされるため、更新データの配信時に更新が可能となる。その結果、効率よく制御プログラムの更新を行うことができる。なお、テレビジョン側の更新データとは、テレビジョン側の各部を制御する制御プログラムの更新データをいう。
(3)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記予約起動がなされたとき、ダウンロードされた更新データにより制御プログラムを更新するテレビ側プログラム更新部を更に備えることを特徴としている。このように、テレビ側プログラム更新部は、レコーダ側制御ユニットと通信することなく、独立して制御プログラムを更新することができる。その結果、両ユニット間には高速な通信手段が不要となる。
(4)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記受信された放送波から映像データを取得し、前記映像データから映像信号をデコードする映像デコード部を更に備え、前記テレビ側プログラム更新部は、前記映像信号のデコードとは独立に制御プログラムを更新することを特徴としている。これにより、映像表示に影響を及ぼすことなく制御プログラムを更新することができる。
(5)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記制御プログラムの更新後に、ブートフラグを、初期起動を示すものに変更するテレビ側データ変更部と、前記ブートフラグが初期起動を示すか否かを判定し、初期起動を示すと判定された場合には、前記ブートフラグに対応する制御プログラムを初期起動するテレビ側起動部と、を更に備えることを特徴としている。このようにブートフラグを利用することより、テレビジョン側、レコーダ側においてそれぞれ容易に更新された制御プログラムを初期起動することができる。
(6)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記告知情報により、レコーダ側の更新データを受信するか否かを判定するレコーダ側データ判定部と、レコーダ側の更新データを受信すると判定された場合には、ダウンロード用の予約起動を設定するテレビ側ダウンロード予約部と、を更に備えることを特徴としている。このように、あらかじめ告知情報によりダウンロードの予約がなされるため、更新データの配信時に更新が可能となる。その結果、効率よく制御プログラムの更新を行うことができる。なお、レコーダ側の更新データとは、レコーダ側の各部を制御する制御プログラムの更新データをいう。
(7)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記予約起動がなされたとき、ダウンロードされた更新データにより制御プログラムを更新するレコーダ側プログラム更新部を更に備えることを特徴としている。このように、レコーダ側プログラム更新部は、テレビ側制御ユニットと通信することなく、独立して制御プログラムを更新することができる。その結果、両ユニット間には高速な通信手段が不要となる。
(8)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記制御プログラムの更新後に、ブートフラグを、初期起動を示すものに変更するレコーダ側データ変更部と、前記ブートフラグが初期起動を示すか否かを判定し、初期起動を示すと判定された場合には、前記ブートフラグに対応する制御プログラムを初期起動するレコーダ側起動部と、を更に備えることを特徴としている。このようにブートフラグを利用することより、テレビジョン側、レコーダ側においてそれぞれ容易に更新された制御プログラムを初期起動することができる。
(9)また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記ブートフラグを記憶し、前記テレビ側起動部およびレコーダ側起動部がアクセス可能な共有記憶部を更に備えることを特徴としている。これにより、共有記憶部にテレビジョン側とレコーダ側とを区別できるようにブートフラグを記憶させておくことで、それぞれの側で更新された制御プログラムを初期起動することができる。このような簡易な構成で容易に制御プログラムの更新ができる。
(10)また、本発明に係る制御プログラムの更新方法は、テレビジョン機能およびレコーダ機能を有する一体型のデジタル放送受信装置の制御プログラムの更新方法であって、前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換ステップと、前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出する抽出ステップと、テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新する更新ステップと、を有することを特徴としている。これにより、1つの受信波でテレビジョン側およびレコーダ側の制御プログラムを更新できる。
(11)また、本発明に係る制御プログラムの更新プログラムは、テレビジョン機能およびレコーダ機能を有する一体型のデジタル放送受信装置の制御プログラムの更新プログラムであって、前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換処理と、前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出する抽出処理と、テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新する更新処理と、を前記デジタル放送受信装置に実行させることを特徴としている。これにより、1つの受信波でテレビジョン側およびレコーダ側の制御プログラムを更新できる。
本発明によれば、本発明によれば1つの受信波からテレビジョンおよびレコーダの制御プログラムを更新できる。また、テレビジョン単体またはレコーダ単体で更新データをダウンロードする更新処理をそのまま利用でき、簡易な構成でそれぞれの更新が可能になる。また、低速な通信方法や安価なメモリを利用しても実現可能である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施形態]
(デジタル放送受信装置の構成)
まず、テレビジョン放送を例として、デジタル放送受信装置のダウンロードによる制御プログラムの更新について説明する。図1は、本発明に係るテレビジョン・レコーダ一体型のデジタル放送受信装置101の機能的構成を示すブロック図である。
アンテナ100は、デジタル放送信号の受信を行い、受信した信号をデジタル放送受信装置101に送出する。デジタル放送受信装置101は、デジタルチューナ102、信号変換部103、テレビ側データ抽出部111、テレビ側制御ユニット112、映像音声出力部113、テレビ側記憶部116、レコーダ側データ抽出部121、レコーダ側制御ユニット122、レコーダ側記憶部126、ドライブ制御部123、共有記憶部130、起動管理部120を備えている。
デジタルチューナ102は、アンテナ100から送られた放送波(高周波信号(RF))を所望の物理チャンネルに対する周波数の放送信号を中間周波数(IF)のベースバンド信号に変換し、信号変換部103へと出力する。信号変換部103は、入力されたベースバンド信号を復調し、映像・音声データ等の信号が多重化されたトランスポートストリーム信号(TS信号)を出力する。この変換は、トランスポートストリーム信号変換と呼ばれる。具体的には、信号変換部103は、ベースバンド信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で復調し、誤り訂正する。そして、TS信号を抽出し、テレビ側データ抽出部111へ出力する。信号変換部103は、たとえばデモジュレータ(DEMOD)により構成される。
信号変換部103は、ベースバンド信号を変調して得られたTS信号をテレビ側データ抽出部111だけではなく、レコーダ側データ抽出部121にも出力する。これにより、デジタル放送受信装置101は、テレビ側データ抽出部111およびレコーダ側データ抽出部121を介して独立にダウンロード処理をし、低速なシリアル通信でテレビジョン側およびレコーダ側の制御ユニット間の通信が可能になる。信号変換部103は、たとえばデマルチプレクサ(DEMUX)により構成される。
テレビ側データ抽出部111は、入力されたTS信号からPID(Packet ID)に基づいて、AVストリーム、SI(Service Information)、SDTT(Software Download Trigger Table)、DCT(Download Control Table)、DLT(Download Table)等の情報を分離し、テレビ側制御ユニット112へ出力する。レコーダ側データ抽出部121もテレビ側データ抽出部111と同様に、入力されたTS信号からストリームデータ、SI、SDTT、DCT、DLT等の情報を分離しレコーダ側制御ユニット122へ出力する。
テレビ側制御ユニット112は、CPUで構成され、テレビジョン側の各部を制御する。レコーダ側制御ユニット122は、CPUで構成され、レコーダ側の各部を制御する。テレビ側制御ユニット112は、レコーダ側制御ユニット122と通信し、データを送受信する。テレビ側制御ユニット112は、制御プログラムを読み出し、実行し、各部を制御する。
テレビ側記憶部116は、テレビ側制御ユニット112により使用され、一時記憶領域である揮発性メモリ(RAM(Random Access Memory))および不揮発性メモリ(フラッシュメモリ(FLASHメモリ)やHDD等)により構成される。テレビ側記憶部116の揮発性メモリは、デジタル放送受信装置101において処理するデータ等を一時的に記憶するための揮発性の記憶領域である。テレビ側記憶部116の不揮発性メモリは、テレビ側制御ユニット112を制御する2つの制御プログラムを記憶する。テレビ側記憶部116の不揮発性メモリは、メモリ領域の割り当てを有し、実行する制御プログラム用の領域と、更新される制御プログラムの領域を有する。レコーダ側記憶部126は、レコーダ側制御ユニット122により使用される。レコーダ側記憶部126も、RAM(一時記憶領域)およびフラッシュメモリやHDD等の不揮発性メモリにより構成される。レコーダ側記憶部126の不揮発性メモリは、ブートプログラム、レコーダ側各部の制御プログラム、および制御プログラムのバージョン等を記憶する。
起動管理部120は、たとえばモニターマイコン(Monitorマイコン)で構成され、テレビ側起動部119およびレコーダ側起動部129と通信を行う。そして、ユーザからのリモコン信号を受け付けたり、予約時間にデジタル放送受信装置101を起動させたりする。起動管理部120は、待機状態時に電源ONのリモコン信号を受信した場合はテレビ側起動部119、レコーダ側起動部129に起動信号を送る。また、通常起動時にテレビジョン側の各部の制御に関するリモコン信号を受信した場合には、テレビ側起動部119に信号を送り、レコーダ側の各部を制御するリモコン信号を受信した場合はレコーダ側起動部129に信号を送る。
また、通常起動時に、起動管理部120が視聴予約(ダウンロード予約を含む)の命令をテレビ側制御ユニット112から受けた場合は、予約時刻に起動信号とチャンネル指定信号をレコーダ側起動部129に送る。起動管理部120は、録画予約の命令をレコーダ側制御ユニット122から受けた場合は予約時刻に起動信号とチャンネル指定信号とをテレビ側制御ユニット112に送る。起動管理部120は、テレビ側制御ユニット112およびレコーダ側制御ユニット122が待機状態であっても動き続けるモジュールである。
共有記憶部130は、たとえばEEPROMであり、ブートフラグ(boot flag)、テレビジョン側の制御プログラムおよびレコーダ側の制御プログラムのバージョン情報等を記憶する。共有記憶部130は、テレビ側制御ユニット112およびレコーダ側制御ユニット122に共用される。なお、ブートフラグは、どちらの制御プログラムを起動させるかを示すフラグである。また、テレビジョン側の制御プログラムおよびレコーダ側の制御プログラムは、テレビ側記憶部116、レコーダ側記憶部126の領域に格納されている。
(制御ユニットの構成)
次に、テレビ側制御ユニット112およびレコーダ側制御ユニット122の構成を説明する。図2は、テレビ側制御ユニット112の機能的構成を示すブロック図、図3は、レコーダ側制御ユニット122の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、テレビ側制御ユニット112は、テレビ側プログラム更新部115、テレビ側データ判定部114、映像デコード部113a、テレビ側ダウンロード予約部117、テレビ側データ変更部118、およびテレビ側起動部119を備えている。また、図3に示すように、レコーダ側制御ユニット122は、レコーダ側データ判定部124、レコーダ側ダウンロード予約部125、レコーダ側プログラム更新部127、レコーダ側データ変更部128、およびレコーダ側起動部129を備えている。
テレビ側データ判定部114は、テレビ側データ抽出部111から入力された情報を判定する。テレビ側データ判定部114は、ストリームデータの中からSDTT情報を取得することでダウンロード情報を取得する。テレビ側データ判定部114は、SDTTに含まれる各情報と、デジタル放送受信装置101が記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する。判定は、共有記憶部130に記憶された製造者識別情報、機種識別情報、現在起動中の制御プログラムのバージョン情報と、SDTTの情報を比較することで行う。
テレビ側プログラム更新部115は、ダウンロード放送が行われている放送波(エンジニアリングストリーム放送)の周波数にデジタルチューナ102を設定し、ダウンロードのために選局する。また、テレビ側プログラム更新部115は、ダウンロード後にテレビ側記憶部116への制御プログラムの書き込みを行う。テレビ側プログラム更新部115は、ダウンロードした制御プログラムをテレビ側記憶部116に書き込む。また、映像デコード部113aは、AVストリームを復号化し、映像データおよび音声データとして映像音声出力部113へ出力する。
テレビ側ダウンロード予約部117は、IDが一致し、ダウンロードの必要があると判定された場合にはダウンロードを予約する。ダウンロード予約は、SDTTから取得した配信開始時刻に基づいて、起動管理部120に予約起動を設定することで行う。
テレビ側データ変更部118は、制御プログラムの書き換えの完了後、ブートフラグを変更する。そして変更完了後、起動管理部120に完了を通知し、再起動を実行する。テレビ側起動部119は、ブート制御プログラムを実行し、共有記憶部130に書き込まれたブートフラグを読み取り、どの制御プログラムを起動させるかを決定する。また、テレビ側起動部119は、初期起動の動作が正常か否かを判定する。
テレビ側制御ユニット112の各部に対応するレコーダ側制御ユニット122の各部も、同様に機能する。たとえば、レコーダ側起動部129も、テレビ側起動部119と同様に、ブートプログラムを実行し、初期起動の正常性を判定する。レコーダ側データ判定部124は、レコーダ側データ抽出部121から入力された情報を判定する。レコーダ側プログラム更新部127は、ダウンロードした制御プログラムをレコーダ側記憶部126に書き込む。ただし、テレビ側制御ユニット112とは異なり、レコーダ側データ判定部124は、受信した指示に応じてドライブ制御部123に放送をHDD、BD、DVD等外部記録メディアに再生、記録させる。
(メモリ領域の割り当て)
次に、テレビ側記憶部116、およびレコーダ側記憶部126におけるメモリ領域の割り当てを説明する。図4(a)は、テレビ側記憶部116におけるメモリ領域の割り当て、図4(b)は、およびレコーダ側記憶部126におけるメモリ領域の割り当てを示す図である。メモリ領域201は、電源投入時にテレビ側起動部119により実行されるブート制御プログラムを格納する。テレビ側起動部119は、ブート制御プログラムを実行し、共有記憶部130に書き込まれたブートフラグを読み取り、制御プログラムAおよび制御プログラムBのいずれを起動させるかを決定する。制御プログラムAおよび制御プログラムBは、いずれもテレビジョン側の各部を制御するために実行される。メモリ領域202は制御プログラムAを、メモリ領域203は制御プログラムBを格納する。また、メモリ領域204は、制御プログラム以外のデータを格納する。なお、制御プログラムを記憶し、メモリ領域の割り当てを有するのは、各記憶部におけるフラッシュメモリやHDD等の不揮発性メモリである。
メモリ領域205は、電源投入時にレコーダ側起動部129により実行されるブート制御プログラム用の領域である。レコーダ側起動部129は、ブート制御プログラムの実行により、共有記憶部130に書き込まれたブートフラグを読み取り、制御プログラムCおよび制御プログラムDのいずれを起動させるかを決定する。制御プログラムCおよび制御プログラムDは、いずれもレコーダ側の各部を制御するために実行される。メモリ領域206は制御プログラムCを、メモリ領域207は制御プログラムDを格納する。また、メモリ領域208は、制御プログラム以外のデータを格納する。
次に各情報の内容を説明する。SDTTのPIDは、0x0023である。図5は、SDTTのデータ構造を示す図である。図5に示すように、SDTTのテーブル識別子(table_id)301は、0xC3である。テーブル識別子(table_id_ext)302は、製造者識別情報(maker_id)および機種識別情報(model_id)を含むデータである。現バージョン情報(target_version)303は、ダウンロードの際にアップデート対象となるコンテンツのバージョン番号を示すデータである。
新バージョン情報(new_version)304は、ダウンロードの際に今回ダウンロードされるコンテンツのバージョン番号を示すデータである。開始時刻情報(start_time)305は、ダウンロードの配信の開始時間を示すデータである。配信継続時間情報(duration)306は、ダウンロードの配信継続時間を示すデータである。
図6は、DCTのデータ構造を示す図である。DCTは、DLTを分離し抽出するための種々の情報である。DCTには、製造者、機種、制御プログラムのバージョン、DLTのサイズ等の情報が含まれる。DCTのPIDは、0x0017である。図6に示すようにテーブル識別子401は、DCTで0xC0である。PID情報(DL_PID)402は、DLTのPIDを示すデータである。製造者識別情報403は、DLTが適用される受信機の製造者識別を示すデータである。製造者識別情報403は、標準化機関で管理運用される値である。
機種識別情報404は、DLTが適用されるデジタル放送受信装置101の同一の製造者識別情報内での機種識別用のデータである。バージョン情報(version_id)405はDLTが適用されるデジタル放送受信装置101の同一の製造者識別情報、機種識別情報内でのソフトバージョン識別用のデータである。DLTのセクション数(DLT_size)406は、同一の製造者識別情報、機種識別情報、バージョン情報を持つDLTのセクション数を示すデータである。DLTのセクション数406は、DLTにおける拡張セクション番号(last_Lsection_number)と同じ値をとる。
DLTは、ダウンロードする制御プログラム本体を含む情報である。図7は、DLTのデータ構造を示す図である。図7に示すように、テーブル識別子501はテーブル識別子であり、DLTでは0xC1である。製造者識別情報502は、DLTが適用されるデジタル放送受信装置101の製造者識別を示すデータである。機種識別情報503は、DLTが適用されるデジタル放送受信装置101の同一の製造者識別情報内での機種識別用のデータである。バージョン情報504は、DLTが適用される受信機の同一の製造者識別情報、機種識別情報内でのソフトバージョン識別用データである。
拡張セクション番号(Lsection_number)505は、拡張セクションの番号を示すデータである。サブテーブル中の最初のセクションの拡張セクション番号は0x00であり、同一の製造者識別情報、機種識別情報、バージョン情報を持つセクションの追加ごとに1加算される。最大拡張セクション番号505aは、最大拡張セクション番号を持つセクションの番号を規定するデータである。
本体データ(code_data_byte)506は、ダウンロードするソフトウェア本体を示すデータである。任意情報(model_info)507は、ダウンロードするソフトウェアに関する任意の情報を記載できるデータ領域である。なお、上記のSDTT、DCT、DLTのデータ構造はARIB(Association of Radio Industries and Businesses)STD−B16およびSTD−B21にて規格されている。
(デジタル放送受信装置の動作全体)
次に、デジタル放送受信装置101の動作を説明する。デジタル放送受信装置101は、ダウンロードによる制御プログラムを更新する一連の動作を行う。
まず、ブートローダで起動処理をする。図8は、デジタル放送受信装置101におけるブートローダの起動処理を示すフローチャートである。まず、デジタル放送受信装置101は、起動後にブートフラグを参照し(ステップS101)、制御プログラムA、Bのどちらを起動させるかを決定する。ブートフラグが、A0、A1であるときは、制御プログラムAをテレビ側記憶部116のRAM上に展開して制御プログラムAを起動させる。ブートフラグがB0、B1であるときは、制御プログラムBをテレビ側記憶部116のRAM上に展開し、制御プログラムBを起動させる。
次に、起動理由に基づいて分岐処理をする。図9は、制御プログラムAが起動した際の処理を示すフローチャートである。まず、テレビ側起動部119は、ブートフラグのチェックおよび起動管理部120との通信により、起動理由を判定する(ステップS201)。
起動理由が起動管理部120による予約起動であると判定された場合には、「ダウンロード起動」を行う。起動理由が起動管理部120による予約起動でないと判定された場合には、ブートフラグを判定する(ステップS202)。そして、ブートフラグがA1またはB1であり、ダウンロード完了後1回目の起動であると判定された場合には、「初期起動」を行う。ブートフラグがA0またはB0であり、通常の起動であると判定された場合には、「通常起動」を行う。それぞれの起動がなされたときの動作を以下に説明する。
レコーダ側起動部129も同様に分岐処理をする。ダウンロード予約後に起動管理部120から予約起動が行われた場合は、レコーダ側起動部129は「ダウンロード起動」を行う。ブートフラグがC1またはD1である場合には、「初期起動」を行う。また、ブートフラグがC0またはD0である場合には、デジタル放送受信装置101は「通常起動」を行う。
(ダウンロード起動)
図10は、テレビ側起動部119によるダウンロード起動時の処理を示すフローチャートである。まず、デジタル放送受信装置101は、ダウンロードがテレビ側制御ユニット112用であるか否かを判定する(ステップS301)。テレビ側制御ユニット112用でない場合には、ダウンロードはレコーダ側制御ユニット122用であり、テレビ側制御ユニット112はダウンロード完了後に再起動がかかるのを待つ。
一方、ダウンロードがテレビ側制御ユニット112用である場合は、テレビ側プログラム更新部115は、ダウンロードのために選局する(ステップS302)。起動管理部120によりダウンロードの配信の開始時刻に起動された後、テレビ側プログラム更新部115は、ダウンロード放送が行われている放送波(エンジニアリングストリーム放送)の周波数にデジタルチューナ102を設定することで、ダウンロード選局を行う。たとえば、地上波ではNHK、BS・CS放送では929チャンネルに設定する。
選局完了後、更新制御プログラムをダウンロードする(ステップS303)。制御プログラムの受信の際には、デジタル放送受信装置101は、ストリームデータから抽出されたDCT、DLT情報に基づいて更新制御プログラムを取得する。制御プログラムの更新データ取得手順の詳細については図13を用いて後述する。なお、通常の放送では著作権保護のために放送波に暗号がかけられており、B−CASカード等のICカードを利用して復号処理を行う必要があるが、ダウンロード放送ではTSに暗号化がかけられていないためICカードを利用した復号化を行わずに情報を取り出すことが可能である。
ダウンロード完了後、テレビ側プログラム更新部115は、テレビ側記憶部116への書き込みを行う(ステップS304)。すなわち、テレビ側記憶部116上の制御プログラムBの領域203を取得した更新制御プログラムで書き換える。書き換え完了後、テレビ側データ変更部118は、ブートフラグをA0からB1に変更する(ステップS305)。これにより、次回に起動する制御プログラムBの起動理由を初期起動とすることができる。変更完了後、起動管理部120に完了を通知し、再起動を実行する。
なお、制御プログラムBが動作してダウンロード起動を行った場合も同様の処理を行うが、ステップS304においてテレビ側記憶部116上の制御プログラムA用のメモリ領域202を更新制御プログラムで書き換える点、およびステップS305において次回の起動の制御プログラムを制御プログラムAとし、起動理由が初期起動となるようブートフラグをB0からA1に変更する点が異なる。レコーダ側起動部129も同様に「ダウンロード起動」を行う。その場合には、ステップS301においてレコーダ側制御ユニット122用であるか否かを確認基準とする。
(初期起動)
次に、「初期起動」時の動作を説明する。テレビ側起動部119およびレコーダ側起動部129は、いずれも「初期起動」の処理を行う。一例として制御プログラムBの「初期起動」時における処理を説明する。図11は、制御プログラムBの初期起動時における処理を示すフローチャートである。まず、テレビ側起動部119は、初期起動の動作が正常か否かを判定する(ステップS401)。正常に動作しなかったと判定された場合は、再度、目的のプログラムをダウンロードする(ステップS402)。再ダウンロード処理では、ブートフラグをB1からA0に変更し、変更完了後、待機状態へと移行する。これにより次回の通常起動にて再び制御プログラムAが起動し、ダウンロード情報の取得、ダウンロード予約が行われ、同じ更新制御プログラムの取得が実行されるようになる。
一方、正常に動作したと判定された場合は、起動理由の確認において初期起動と判定されないようにブートフラグをB1からB0に変更する(ステップS403)。変更後、制御プログラムのバージョン情報を変更する(ステップS404)。共有記憶部130に記憶されている制御プログラムBのバージョン情報を起動確認し、現在動作中の制御プログラムのバージョン情報で上書きする。変更完了後、待機状態へと移行する。なお、制御プログラムAでの「初期起動」においても同様の処理が行われるが、ステップS403においてブートフラグがA1からA0の変更が行われる点、ステップS402においてブートフラグがA1からB0に変更される点が異なる。
また、レコーダ側制御ユニット122による処理も同様であるが、テレビ側制御ユニット112の処理とは変更処理が異なる。レコーダ側データ変更部128は、制御プログラムCのメモリ領域206の書き換えに成功した場合にはブートフラグをC1からC0に変更する。一方、書き換えに失敗した場合にはブートフラグをC1からD0に変更する。また、制御プログラムDの領域207の書き換えに成功した場合には、レコーダ側データ変更部128は、ブートフラグをD1からD0に変更する。書き換えに失敗した場合はブートフラグをD1からC0に変更する。
(通常起動)
次に、「通常起動」時の動作を説明する。図12は、「通常起動」時におけるダウンロード処理を示すフローチャートである。判定により「通常起動」が選択されると、まず、テレビ側データ判定部114は、ストリームデータの中からSDTT情報を取得することでダウンロード情報を取得する(ステップS501)。なお、SDTTは告知情報と呼ばれ、ダウンロードの日時や対象となるデジタル放送受信装置101の製造メーカ、機種名等を告知するための情報である。
次に、テレビ側データ判定部114は、SDTTに含まれる製造者識別情報と機種識別情報、現バージョン情報(target_id)303と、デジタル放送受信装置101自体のIDとが一致するか否かを判定する(ステップS502)。判定は、共有記憶部130に記憶された製造者識別情報、機種識別情報、現在起動中の制御プログラムのバージョン情報と、SDTTの情報を比較することで行う。IDが一致せずダウンロードを行う必要がないと判定された場合には通常処理に戻りS501に移行する。
一方、IDが一致し、ダウンロードの必要があると判定された場合にはダウンロードを予約する(ステップS503)。ダウンロード予約は、SDTTから取得した配信開始時刻に基づいて、起動管理部120に予約起動を設定することで行う。設定完了後、デジタル放送受信装置101は、ユーザがリモコンによりテレビジョンの電源をOFFしたか否かを判定することで電源操作を確認する(ステップS504)。特に操作がない場合は通常処理に移行し、ステップS501へと戻る。一方、ユーザがリモコンによりテレビジョンの電源をOFFしたと判定された場合は待機状態へと移行する。
(データ取得処理)
次に、制御プログラムの更新データの取得処理を説明する。図13は、ステップS501における制御プログラムの更新データの取得処理を示すフローチャートである。まず、デジタル放送受信装置101は、DCTからDLTのPIDを取得する(ステップS601)。このように、テレビ側データ抽出部111にPID=0x0017と設定することによりDCTが得られる。その中に記述されているPID情報402はDLTのPIDを示している。
取得完了後、デジタル放送受信装置101は、DLTを取得し本体データを得る(ステップS602)。DLTの取得は、テレビ側データ抽出部111にステップS601にて取得したDLTのPIDを設定することにより行う。デジタル放送受信装置101は、その中に含まれる更新データ本体である本体データ506と拡張セクション番号505を抽出し、テレビ側記憶部116のRAMに一時的に格納する。ただしすでに格納済みの拡張セクション番号の本体データはRAMへ保存しない。
次に、全ての本体データをテレビ側記憶部116のRAMに格納したか否かを判定する(ステップS603)。格納した拡張セクション番号の数が最大拡張セクション番号(last_Lsecton_number)505aに足りていなければステップS602に戻りDLTの取得を行う。一方、格納した拡張セクション番号の数が最大拡張セクション番号505aに一致すれば本体データの取得を完了し、ステップS502に移行する。
なお、本実施形態のデジタル放送受信装置101は、テレビ側記憶部116またはレコーダ側記憶部126内部に2つの制御プログラムを格納する2バンク構成を採用しているが、1つの制御プログラムを格納し、ダウンロード時にそのプログラムを上書きする1バンク構成を採用してもよい。
[第2の実施形態]
上記の実施形態では、テレビ側制御ユニット112用の制御プログラムとレコーダ側制御ユニット122用の制御プログラムとが異なる機種識別情報に対応付けられており、各プログラムのダウンロード時間も異なる。しかし、同じ機種識別情報に対応付けられている場合でも上記の実施形態と同様の構成で制御プログラムを更新することができる。処理も同様であるが、更新プログラムの取得処理が上記の実施形態のものとは異なる。
図14は、テレビ側制御ユニット112でのデータ取得の処理を示すフローチャートである。テレビ側制御ユニット112は、DCTからDLTのPIDを取得する(ステップS701)。取得完了後、DLTを取得し本体データを得る(ステップS702)。DLTには、任意情報の中に含まれる本体データ506がどの制御プログラムの更新データかを判定するための判定フラグ、最大拡張セクション番号505aのうちのテレビジョン側のセクション数およびレコーダ側のセクション数を含める。これにより、DLTを取得した際に任意情報507を抽出して、レコーダ側制御ユニット122用の制御プログラム更新データであった場合は、本体データ506を破棄してステップS702に戻り、DLT取得を再度実行する。一方、テレビ側制御ユニット112用の制御プログラム更新データであった場合は本体データ506と拡張セクション番号505を抽出し、テレビ側記憶部116のRAMに一時的に格納する。ただし、すでに格納済みの拡張セクション番号の本体データはRAMへ保存しない。
次に、テレビ側データ判定部114は、必要な本体データをテレビ側記憶部116のRAMに格納したか否かを判定する(ステップS703)。格納した拡張セクション番号の数が任意情報507にあるテレビ側制御ユニット112用のセクション数に足りていなければ、ステップS702に戻りDLTの取得を行う。一方、格納した拡張セクション番号の数が任意情報507にあるテレビジョンのセクション数と一致すれば本体データの取得を完了する。
レコーダ側制御ユニット122の処理も、テレビ側制御ユニット112の処理と同様である。ただし、レコーダ側制御ユニット122による処理では、レコーダ側記憶部126のRAMが本体データを格納する。また、ステップS702では、任意情報にレコーダ側制御ユニット122用のフラグがあるか否か基準として判定する。以上のような構成および処理により、テレビ側制御ユニット112とレコーダ側制御ユニット122とが同時にダウンロードにより制御プログラムを更新することが可能となる。
本発明に係るテレビジョン・レコーダ一体型のデジタル放送受信装置の機能的構成を示すブロック図である。 テレビ側制御ユニットの機能的構成を示すブロック図である。 レコーダ側制御ユニットの機能的構成を示すブロック図である。 (a)テレビ側記憶部におけるメモリ領域の割り当て、および(b)レコーダ側記憶部におけるメモリ領域の割り当てを示す図である。 SDTTのデータ構造を示す図である。 DCTのデータ構造を示す図である。 DLTのデータ構造を示す図である。 ブートローダの起動処理を示すフローチャートである。 制御プログラムAが起動した際の処理を示すフローチャートである。 ダウンロード起動時の処理を示すフローチャートである。 初期起動時における処理を示すフローチャートである。 通常起動時におけるダウンロード処理を示すフローチャートである。 制御プログラムの更新データの取得処理を示すフローチャートである。 テレビ側制御ユニットでのデータ取得の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 アンテナ
101 デジタル放送受信装置
102 デジタルチューナ
103 信号変換部
111 テレビ側データ抽出部
112 テレビ側制御ユニット
113 映像音声出力部
113a 映像デコード部
114 テレビ側データ判定部
115 テレビ側プログラム更新部
116 テレビ側記憶部
117 テレビ側ダウンロード予約部
118 テレビ側データ変更部
119 テレビ側起動部
120 起動管理部
121 レコーダ側データ抽出部
122 レコーダ側制御ユニット
123 ドライブ制御部
124 レコーダ側データ判定部
125 レコーダ側ダウンロード予約部
126 レコーダ側記憶部
127 レコーダ側プログラム更新部
128 レコーダ側データ変更部
129 ドライブ制御部
129 レコーダ側起動部
130 共有記憶部
201 テレビジョン側ブートローダ用のメモリ領域
202 テレビジョン側制御プログラムA用のメモリ領域
203 テレビジョン側制御プログラムB用のメモリ領域
204 テレビジョン側データ用のメモリ領域
205 レコーダ側ブートローダ用のメモリ領域
206 レコーダ側制御プログラムC用のメモリ領域
207 レコーダ側制御プログラムD用のメモリ領域
208 レコーダ側データ用のメモリ領域
301、302 テーブル識別子
303 現バージョン情報
304 新バージョン情報
305 開始時刻情報
306 配信継続時間情報
401 テーブル識別子
402 PID情報
403 製造者識別情報
404 機種識別情報
405 バージョン情報
406 DLTのセクション数
501 テーブル識別子
502 製造者識別情報
503 機種識別情報
504 バージョン情報
505 拡張セクション番号
505a 最大拡張セクション番号
506 本体データ
507 任意情報

Claims (11)

  1. テレビジョン機能およびレコーダ機能を有し、デジタル放送波を受信する一体型のデジタル放送受信装置であって、
    前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換部を備え、
    前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出し、テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記告知情報により、テレビジョン側の更新データを受信するか否かを判定するテレビ側データ判定部と、
    テレビジョン側の更新データを受信すると判定された場合には、ダウンロード用の予約起動を設定するテレビ側ダウンロード予約部と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記予約起動がなされたとき、ダウンロードされた更新データにより制御プログラムを更新するテレビ側プログラム更新部を更に備えることを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記受信された放送波から映像データを取得し、前記映像データから映像信号をデコードする映像デコード部を更に備え、
    前記テレビ側プログラム更新部は、前記映像信号のデコードとは独立に制御プログラムを更新することを特徴とする請求項3記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御プログラムの更新後に、ブートフラグを、初期起動を示すものに変更するテレビ側データ変更部と、
    前記ブートフラグが初期起動を示すか否かを判定し、初期起動を示すと判定された場合には、前記ブートフラグに対応する制御プログラムを初期起動するテレビ側起動部と、を更に備えることを特徴とする請求項3または請求項4記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記告知情報により、レコーダ側の更新データを受信するか否かを判定するレコーダ側データ判定部と、
    レコーダ側の更新データを受信すると判定された場合には、ダウンロード用の予約起動を設定するレコーダ側ダウンロード予約部と、を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  7. 前記予約起動がなされたとき、ダウンロードされた更新データにより制御プログラムを更新するレコーダ側プログラム更新部を更に備えることを特徴とする請求項6記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記制御プログラムの更新後に、ブートフラグを、初期起動を示すものに変更するレコーダ側データ変更部と、
    前記ブートフラグが初期起動を示すか否かを判定し、初期起動を示すと判定された場合には、前記ブートフラグに対応する制御プログラムを初期起動するレコーダ側起動部と、を更に備えることを特徴とする請求項6または請求項7記載のデジタル放送受信装置。
  9. 前記ブートフラグを記憶し、前記テレビ側起動部およびレコーダ側起動部がアクセス可能な共有記憶部を更に備えることを特徴とする請求項8記載のデジタル放送受信装置。
  10. テレビジョン機能およびレコーダ機能を有する一体型のデジタル放送受信装置の制御プログラムの更新方法であって、
    前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換ステップと、
    前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出する抽出ステップと、
    テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新する更新ステップと、を有することを特徴とする制御プログラムの更新方法。
  11. テレビジョン機能およびレコーダ機能を有する一体型のデジタル放送受信装置の制御プログラムの更新プログラムであって、
    前記受信した放送波を復調し、復調した信号を変換して得たTS信号を、テレビジョン側およびレコーダ側の両経路に送出する信号変換処理と、
    前記送出されたTS信号から更新データおよびその告知情報を抽出する抽出処理と、
    テレビジョン側およびレコーダ側のそれぞれの経路で制御プログラムを更新する更新処理と、を前記デジタル放送受信装置に実行させることを特徴とする制御プログラムの更新プログラム。
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JP2012244338A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 端末連携システム

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