JP2008084090A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御プログラムのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップをユーザに行わせないようにし、動作不良の発生を防止した情報処理装置を提供する。
【解決手段】BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであるかどうかを、図2(A)に示す更新ファイル110の適正バージョン情報に基づいて判定する(S5)。例えばFE用F/W111の現在のバージョンが「3、0」である場合、図2(A)に示すようにFE用F/W111の適正バージョンは「3、0以上」であるため、BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定する。そして、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定すると、BEマイコン12は、フラッシュROM20に記憶されているBE用F/W112を更新ファイル110によってバージョンアップする。
【選択図】 図2
【解決手段】BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであるかどうかを、図2(A)に示す更新ファイル110の適正バージョン情報に基づいて判定する(S5)。例えばFE用F/W111の現在のバージョンが「3、0」である場合、図2(A)に示すようにFE用F/W111の適正バージョンは「3、0以上」であるため、BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定する。そして、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定すると、BEマイコン12は、フラッシュROM20に記憶されているBE用F/W112を更新ファイル110によってバージョンアップする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、制御プログラムに基づいて動作するマイクロコンピュータ等の制御手段を複数備えた情報処理装置に関し、その制御プログラムが更新によってバージョンアップ可能な情報処理装置に関するものである。
従来より、制御プログラムを記憶したフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリと、その制御プログラムに基づいて動作するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)と、を備えた情報処理装置が提供されている。さらに、近年、制御内容の複雑化に伴って、複数のマイコンを搭載した情報処理装置が主流となっている。各マイコンは、各制御プログラムで規定されたコマンドを送受信することによって、情報処理装置の各部を制御する。例えばマイコンが2つの場合、両マイコンは、互いを結ぶ伝送ラインを介して両者の制御プログラムで規定されたコマンドを送受信しつつ、情報処理装置の各部を制御する。
そして、上記の情報処理装置では、装置の不具合の修正や装置の機能の向上を行うため、ユーザが装置を購入した後でも制御プログラムを更新できるようにしている。例えばマイコンが2つの場合、一方のマイコンに対応する制御プログラムをバージョンアップして、装置の購入後に情報処理装置の機能を追加することができる。
なお、制御プログラムを更新する場合、例えば制御プログラムの内容を更新するための更新ファイルを装置の販売メーカのサイトからダウンロードしたり、同販売メーカが配布したDVDから同更新ファイルを読取ったりして、更新する。
一方、電子制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−196256公報
しかしながら、制御プログラムのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップを行うと、そのバージョンアップ以後の情報処理装置が、正常に動作しなくなることがある。それは、例えば、バージョンアップによって追加された新規なコマンドが他の制御プログラムにとって未知のコマンドである場合に発生する。この場合、新規なコマンドが一方のマイコンから上記の伝送ラインを介して他方のマイコンに送信されても、他方のマイコンはその新規なコマンドを認識することができない。そのため、他方のマイコンは、誤動作したり、エラーであると判断したりする。
このように、上記従来の情報処理装置では、バージョンアップによって動作不良が発生することがあった。従って、上記従来の情報処理装置では、ユーザが装置の電源をオンできなくなる等といった不具合が発生する問題があった。
さらに、その動作不良を回復するために他の制御プログラムをバージョンアップしようとしても、その動作不良によって更新処理ができず、他の制御プログラムのバージョンアップができなくなることもあった。この場合、情報処理装置はサービスセンタでの修理が必要となり、ユーザに煩わしい思いをさせてしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、制御プログラムのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップをユーザに行わせないようにし、動作不良の発生を防止した情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)装置本体各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、第1の制御プログラムと第2の制御プログラムとを記憶する記憶手段と、
前記第1の制御プログラムに基づいて動作する第1の制御手段と、
前記第2の制御プログラムに基づいて動作する第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する情報処理装置において、
前記更新ファイルには、そのファイルによってバージョンアップした後の前記第1の制御プログラムで規定されたコマンドを前記第2の制御手段が適正に認識する前記第2の制御プログラムの適正バージョンを示す適正バージョン情報が予め記述されており、
前記第1の制御手段は、
前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする時、前記第2の制御プログラムの現在のバージョンが前記適正バージョンであるかどうかを、その更新ファイルの前記適正バージョン情報に基づいて判定し、
前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンである場合のみ、前記記憶手段に記憶されている前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする。
前記第1の制御プログラムに基づいて動作する第1の制御手段と、
前記第2の制御プログラムに基づいて動作する第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する情報処理装置において、
前記更新ファイルには、そのファイルによってバージョンアップした後の前記第1の制御プログラムで規定されたコマンドを前記第2の制御手段が適正に認識する前記第2の制御プログラムの適正バージョンを示す適正バージョン情報が予め記述されており、
前記第1の制御手段は、
前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする時、前記第2の制御プログラムの現在のバージョンが前記適正バージョンであるかどうかを、その更新ファイルの前記適正バージョン情報に基づいて判定し、
前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンである場合のみ、前記記憶手段に記憶されている前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする。
この構成において、情報処理装置は、例えば光ディスク装置、ハードディスクビデオレコーダ、または携帯情報端末である。携帯情報端末は、例えば携帯電話である。バージョンアップとは、アップグレードとアップデートを含む概念である。更新ファイルは、例えば装置の販売メーカのサイトからダウンロードしたり、同販売メーカが配布したDVDから読取ったりすることにより、取得する。
この構成においては、第1の制御手段は、第2の制御プログラムのバージョンが適正バージョンである場合のみ、第1の制御プログラムを更新ファイルによってバージョンアップする。即ち、第2の制御プログラムのバージョンが適正バージョンでない場合、第1の制御手段は、第1の制御プログラムのバージョンアップを禁止している。そのため、制御プログラムのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップをユーザに行わせないようにすることができる。
よって、情報処理装置の動作不良の発生を防止することができる。従って、装置本体の信頼性を向上することができる。
なお、上記構成に以下の構成を追加しても構わない。
記憶手段は、装置本体各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、第3の制御プログラムを記憶する。さらに、情報処理装置は、前記第3の制御プログラムに基づいて動作する第3の制御手段を備える。前記第1の制御手段と前記第3の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信するか、前記第2の制御手段と前記第3の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する。
この構成においては、第1の制御手段は、第2の制御プログラムのバージョンが適正バージョンである場合のみ、第1の制御プログラムを更新ファイルによってバージョンアップする。即ち、第2の制御プログラムのバージョンが適正バージョンでない場合、第1の制御手段は、第1の制御プログラムのバージョンアップを禁止している。そのため、制御プログラムのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップをユーザに行わせないようにすることができる。
よって、情報処理装置の動作不良の発生を防止することができる。従って、装置本体の信頼性を向上することができる。
なお、上記構成に以下の構成を追加しても構わない。
記憶手段は、装置本体各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、第3の制御プログラムを記憶する。さらに、情報処理装置は、前記第3の制御プログラムに基づいて動作する第3の制御手段を備える。前記第1の制御手段と前記第3の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信するか、前記第2の制御手段と前記第3の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する。
(2)メッセージを表示する表示手段を備え、
前記第1の制御手段または前記第2の制御手段は、前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンでない場合、前記第1の制御プログラムのバージョンアップの前に前記第2の制御プログラムのバージョンアップを促す警告メッセージを前記表示手段に表示する。
前記第1の制御手段または前記第2の制御手段は、前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンでない場合、前記第1の制御プログラムのバージョンアップの前に前記第2の制御プログラムのバージョンアップを促す警告メッセージを前記表示手段に表示する。
この構成において、警告メッセージは、例えば「第1の制御プログラムのバージョンアップはできません。第1の制御プログラムの前に第2の制御プログラムのバージョンアップが必要です。」である。
これにより、ユーザは、第1の制御プログラムの更新処理が中断したこと、第1の制御プログラムのバージョンアップの前に第2の制御プログラムのバージョンアップを行わなければならないこと、を把握することができる。そして、ユーザは第2の制御プログラムのバージョンアップを先に行うので、誤ったバージョンアップを防止することができる。従って、装置本体の信頼性を一層向上することができる。
これにより、ユーザは、第1の制御プログラムの更新処理が中断したこと、第1の制御プログラムのバージョンアップの前に第2の制御プログラムのバージョンアップを行わなければならないこと、を把握することができる。そして、ユーザは第2の制御プログラムのバージョンアップを先に行うので、誤ったバージョンアップを防止することができる。従って、装置本体の信頼性を一層向上することができる。
(3)前記第1の制御手段または前記第2の制御手段は、前記表示手段が前記警告メッセージを表示した後、前記記憶手段に記憶されている前記第2の制御プログラムをバージョンアップする。
この構成においては、警告メッセージが表示された後、第2の制御プログラムのバージョンアップが自動的に行われる。そのため、ユーザは、第2の制御プログラムのバージョンアップを指定しなくとも済む。
これにより、第2の制御プログラムのバージョンアップをユーザが指定する手間を省くことができる。
これにより、第2の制御プログラムのバージョンアップをユーザが指定する手間を省くことができる。
この発明によれば、情報処理装置の動作不良の発生を防止することができる。従って、装置本体の信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置のブロック図である。光ディスク装置1は、光ディスク100に対し記録されているデータの読取やデータの記録を行うピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する。)と、RFアンプなどの記録再生回路3と、データを格納するトラックバッファRAM13と、データを格納するバッファRAM14と、トラックバッファRAM13に記憶されているデータをデコードし、又バッファRAM14に記憶されているデータをエンコードするエンコーダ・デコーダ4と、データをD/A変換して外部へ出力する又は外部から信号を受信する入出力回路5と、メッセージを表示する表示部9と、ユーザの操作を受け付ける操作部10と、を備えている。ここで、光ディスク装置1は、所謂DVDレコーダである。
また、光ディスク装置1は、FE用ファームウェア(以下、F/Wと称する。)111とBE用F/W112とサブ用F/W106とを3つの領域20A〜Bに分けて記憶するフラッシュROM20と、FE用F/W111に基づいて動作するFEマイクロコンピュータ11(以下、FEマイコン11と称する。)と、BE用F/W112に基づいて動作するBEマイクロコンピュータ12(以下、BEマイコン12と称する。)と、サブ用F/W106に基づいて動作するサブマイクロコンピュータ6(以下、サブマイコン6と称する。)と、を備えている。
ここで、フラッシュROM20は、本発明の「記憶手段」に相当する。
ここで、フラッシュROM20は、本発明の「記憶手段」に相当する。
上記構成は、CD、DVD等の光ディスク100に対し、記録されている映像や音声等のデータの読取を行うフロントエンド(以下、FEと称する。)側の処理部と、該データを装置本体外部に出力するバックエンド(以下、BEと称する。)側の処理部と、ユーザとのやり取りを担当するユーザインタフェース側の処理部と、に分かれる。
BE側の処理部は、バッファRAM14、エンコーダ・デコーダ4、及び入出力回路5である。該BE側の処理部はBEマイコン12により制御される。
FE側の処理部は、PUヘッド2、記録再生回路3、及びトラックバッファRAM13である。該FE側の処理部はFEマイコン11により制御される。
ユーザインタフェース側の処理部は、表示部9および操作部10である。該ユーザインタフェース側の処理部はサブマイコン6により制御される。
FE側の処理部は、PUヘッド2、記録再生回路3、及びトラックバッファRAM13である。該FE側の処理部はFEマイコン11により制御される。
ユーザインタフェース側の処理部は、表示部9および操作部10である。該ユーザインタフェース側の処理部はサブマイコン6により制御される。
FEマイコン11、BEマイコン12、及びサブマイコン6の内のBEマイコン12が、全てのマイコンを統括するメインマイコンである。
また、FEマイコン11は、FE用F/W111で処理されるデータ等を展開するためのワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。FE用F/W111は、装置1の各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、制御プログラムである。FE用F/W111には、現在のバージョンを示すバージョン情報が記述されている。
また、BEマイコン12は、BE用F/W112で処理されるデータ等を展開するためのワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。BE用F/W112は、装置1の各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、制御プログラムである。BE用F/W112には、現在のバージョンを示すバージョン情報が記述されている。
また、サブマイコン6は、サブ用F/W106で処理されるデータ等を展開するためのワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内蔵する。サブ用F/W106は、装置1の各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、制御プログラムである。サブ用F/W106には、現在のバージョンを示すバージョン情報が記述されている。
ここで、FEマイコン11及びBEマイコン12は、インタフェース規格ATAPIの伝送ライン50、51で互いに接続されている。そして、FEマイコン11及びBEマイコン12は、その伝送ライン50、51を介して、FE用F/W111及びBE用F/W112で規定されたATAPIコマンドを送受信する。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、アクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータ7が、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、および光ディスク100の半径方向に移動させる。
PUヘッド2は、光ディスク100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータ7が、PUヘッド2を光ディスク100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスク100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスク100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズを光ディスク100に接離する方向、および光ディスク100の半径方向に移動させる。
次に、上記構成の読取時における動作を以下説明する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク装置1は、光ディスク100に記録されているデータを光学的に読み出す。
記録再生回路3は、PUヘッド2の複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成して増幅し、該RF信号を処理してデータを取り出す。そして、そのデータは、トラックバッファRAM13に一旦格納される。
トラックバッファRAM13に格納されているデータは、順次読み出され、エンコーダ・デコーダ4に転送(出力)される。
エンコーダ・デコーダ4は、再生時においては、トラックバッファRAM13に記憶(格納)されているデータをデコードする。デコードされたデータは、バッファRAM14に一旦格納された後、再び読み出され、入出力回路5に順次転送される。
入出力回路5は、エンコーダ・デコーダ4によって伸長されたデータをアナログの再生信号に変換し、その再生信号を外部に出力する。
PUヘッド2は、光ディスク100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク装置1は、光ディスク100に記録されているデータを光学的に読み出す。
記録再生回路3は、PUヘッド2の複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成して増幅し、該RF信号を処理してデータを取り出す。そして、そのデータは、トラックバッファRAM13に一旦格納される。
トラックバッファRAM13に格納されているデータは、順次読み出され、エンコーダ・デコーダ4に転送(出力)される。
エンコーダ・デコーダ4は、再生時においては、トラックバッファRAM13に記憶(格納)されているデータをデコードする。デコードされたデータは、バッファRAM14に一旦格納された後、再び読み出され、入出力回路5に順次転送される。
入出力回路5は、エンコーダ・デコーダ4によって伸長されたデータをアナログの再生信号に変換し、その再生信号を外部に出力する。
次に、上記構成の記録時における動作を以下説明する。
入出力回路5は、記録時において、TV放送等のアンテナ(光ディスク装置1外部)からTV放送信号を受信して、ディジタル化し、バッファRAM14に出力する。
ここで、インターネットからディジタルデータが入力された場合、入出力回路5は、該信号を復調してバッファRAM14に出力する。
エンコーダ・デコーダ4は、バッファRAM14のデータを(例えば、MPEGで)エンコードし、バッファRAM13に一時格納する。
入出力回路5は、記録時において、TV放送等のアンテナ(光ディスク装置1外部)からTV放送信号を受信して、ディジタル化し、バッファRAM14に出力する。
ここで、インターネットからディジタルデータが入力された場合、入出力回路5は、該信号を復調してバッファRAM14に出力する。
エンコーダ・デコーダ4は、バッファRAM14のデータを(例えば、MPEGで)エンコードし、バッファRAM13に一時格納する。
記録再生回路3は、エンコーダ・デコーダ4から与えられるディジタル信号をPUヘッド2に与える。
PUヘッド2は、記録再生回路3からディジタル信号が入力されると、このディジタル信号に応じて記録パワーのレーザ光を制御し、光ディスク100の記録面に照射する。
操作部10は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令を入力するためのものである。操作部10には、FE用F/W111のバージョンアップを指定するためのFE用F/Wキーと、BE用F/W112のバージョンアップを指定するためのBE用F/Wキーと、が設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力した命令は、サブマイコン6を介してBEマイコン12に伝送される。そして、BEマイコン12は、操作部10から伝送された制御コードに基づいて、BE側の処理部の動作を制御したり、FEマイコン11にFE側の処理部の動作の制御を要求したりする。
表示部9は、時刻、光ディスク装置1の動作状態を示す情報、録画中のデータに関する情報などを表示する。
PUヘッド2は、記録再生回路3からディジタル信号が入力されると、このディジタル信号に応じて記録パワーのレーザ光を制御し、光ディスク100の記録面に照射する。
操作部10は、ユーザが光ディスク装置1に対して各種の命令を入力するためのものである。操作部10には、FE用F/W111のバージョンアップを指定するためのFE用F/Wキーと、BE用F/W112のバージョンアップを指定するためのBE用F/Wキーと、が設けられている。光ディスク装置1に対してユーザが入力した命令は、サブマイコン6を介してBEマイコン12に伝送される。そして、BEマイコン12は、操作部10から伝送された制御コードに基づいて、BE側の処理部の動作を制御したり、FEマイコン11にFE側の処理部の動作の制御を要求したりする。
表示部9は、時刻、光ディスク装置1の動作状態を示す情報、録画中のデータに関する情報などを表示する。
ここで、この実施形態では、F/Wを更新する場合、装置1の販売メーカが配布した光ディスク100を用いて更新する。この光ディスク100には、FE用F/W111及びBE用F/W112の内容を更新するための更新ファイル110が記録されている。FE用F/W111及びBE用F/W112は、更新ファイル110によってバージョンアップする。
図2は、更新ファイル110のバージョン情報と適正バージョン情報とを示す図である。図2(A)は、BE用F/Wに関する情報であり、図2(B)は、FE用F/Wに関する情報である。
図2(A)におけるバージョン情報は、BE用F/W112の内容を更新するための更新ファイル110のバージョンとその更新された日付とを示す情報である。また、適正バージョン情報は、更新ファイル110によってバージョンアップした後のBE用F/W112で規定されたコマンドをFEマイコン11が適正に認識するFE用F/W111の適正バージョンと、同コマンドをサブマイコン6が適正に認識するサブ用F/W106の適正バージョンと、を示す情報である。
一方、図2(B)におけるバージョン情報は、FE用F/W111の内容を更新するための更新ファイル110のバージョンとその更新された日付とを示す情報である。また、適正バージョン情報は、更新ファイル110によってバージョンアップした後のFE用F/W111で規定されたコマンドをBEマイコン12が適正に認識するBE用F/W112の適正バージョンを示す情報である。
図3は、本発明の実施形態である光ディスク装置におけるBEマイコン12の動作を示すフローチャートである。この動作は、光ディスク100が装置本体1にセットされた状態で、FE用F/W111とBE用F/W112とのいずれか一方のバージョンアップをユーザが操作部10で指定した時の動作である。
BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップが指定されたかどうかを判定する(S1)。この判定は、操作部10において、BE用F/Wキーが押下されたのか、FE用F/Wキーが押下されたのか、を調べることにより行われる。
BE用F/W112のバージョンアップが指定されたと判定すると、BEマイコン12は、図2(A)に示す更新ファイル110のバージョン情報と適正バージョン情報とを光ディスク100から読取るようPUヘッド2に指示し、記録再生回路3を介してそれらの情報を取得する(S2)。
そして、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップが必要かどうかを判定する(S3)。この判定は、BE用F/W112の内容を更新するための更新ファイル110のバージョン情報とBE用F/W112のバージョン情報とを比較することにより行われる。例えばBE用F/W112の現在のバージョンが「4、0」である場合、図2(A)に示すように更新ファイル110のバージョンは「5、02」であるため、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップが必要と判定する。逆に、例えばBE用F/W112の現在のバージョンが「6、0」である場合、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップが不要と判定する。
BE用F/W112のバージョンアップが不要と判定すると、BEマイコン12は、本処理を終了する。
一方、BE用F/W112のバージョンアップが必要と判定すると、BEマイコン12は、FE用F/W111及びサブ用F/W106の現在のバージョンをフラッシュROM20から読取る(S4)。
そして、BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであるかどうかを、図2(A)に示す更新ファイル110の適正バージョン情報に基づいて判定する(S5)。例えばFE用F/W111の現在のバージョンが「3、0」である場合、図2(A)に示すようにFE用F/W111の適正バージョンは「3、0以上」であるため、BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定する。逆に、例えばFE用F/W111の現在のバージョンが「2、0」である場合、BEマイコン12は、FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンでないと判定する。
FE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンであると判定すると、BEマイコン12は、サブ用F/W106の現在のバージョンが適正バージョンであるかどうかを、図2(A)に示す更新ファイル110の適正バージョン情報に基づいて判定する(S6)。この判定も、S5と同様の方法により行われる。
なお、FEマイコン11とBEマイコン12との間のコマンドの送受信だけを考えれば良く、サブマイコン6を無視しても良い場合、S6を省略しても構わない。
なお、FEマイコン11とBEマイコン12との間のコマンドの送受信だけを考えれば良く、サブマイコン6を無視しても良い場合、S6を省略しても構わない。
サブ用F/W106の現在のバージョンも適正バージョンであると判定すると、BEマイコン12は、フラッシュROM20に記憶されているBE用F/W112を更新ファイル110によってバージョンアップし(S7)、本処理を終了する。S7について詳述すると、BEマイコン12は、フラッシュROM20に記憶されているBE用F/W112を更新ファイル110によってバージョンアップするよう伝送ライン50を介してFEマイコン11に指示する。すると、FEマイコン11は、更新ファイル110を読取るようPUヘッド2に指示する。そして、FEマイコン11は、記録再生回路3を介して読取った更新ファイル110によって、フラッシュROM20に記憶されているBE用F/W112を更新する。これにより、BE用F/W112が、バージョンアップする。
このように、BEマイコン12は、FE用F/W111のバージョンが適正バージョンである場合のみ、BE用F/W112をバージョンアップしている。即ち、FE用F/W111のバージョンが適正バージョンでない場合、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップを禁止している。そのため、F/Wのバージョンアップにおいて誤ったバージョンアップをユーザに行わせないようにすることができる。
よって、光ディスク装置1の動作不良の発生を防止することができる。従って、装置本体1の信頼性を向上することができる。
よって、光ディスク装置1の動作不良の発生を防止することができる。従って、装置本体1の信頼性を向上することができる。
一方、S5においてFE用F/W111の現在のバージョンが適正バージョンでないと判定すると、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップの前にFE用F/W111のバージョンアップを促す警告メッセージを表示部9に表示し(S8)、本処理を終了する。詳述すると、BEマイコン12は、同警告メッセージを表示部9に表示するようサブマイコン6に指示する。サブマイコン6は、同警告メッセージを表示部9に表示する。同警告メッセージは、例えば「BE用F/Wのバージョンアップはできません。BE用F/Wのバージョンアップの前にFE用F/Wのバージョンアップが必要です。」である。
これにより、ユーザは、同警告メッセージを見て、BE用F/W112の更新処理が中断したこと、BE用F/W112のバージョンアップの前にFE用F/W111のバージョンアップを行わなければならないこと、を把握することができる。そして、ユーザはFE用F/W111のバージョンアップを先に行うので、誤ったバージョンアップを防止することができる。従って、装置本体1の信頼性を一層向上することができる。
なお、表示部9が警告メッセージを表示した後、BEマイコン12は、S9に進み、フラッシュROM20に記憶されているFE用F/W111をバージョンアップしてもよい。この場合、上記の警告メッセージが表示された後、FE用F/W111のバージョンアップが自動的に行われる。そのため、ユーザは、FE用F/W111のバージョンアップを指定しなくとも済む。
これにより、FE用F/W111のバージョンアップをユーザが指定する手間を省くことができる。
これにより、FE用F/W111のバージョンアップをユーザが指定する手間を省くことができる。
なお、S6においてサブ用F/W106の現在のバージョンが適正バージョンでないと判定しても、BEマイコン12は、BE用F/W112のバージョンアップの前にサブ用F/W106のバージョンアップを促す警告メッセージを表示部9に表示し(S8)、本処理を終了する。
一方、S1においてBE用F/W112のバージョンアップが指定されていないと判定すると、即ち、FE用F/W111のバージョンアップが指定されたと判定すると、BEマイコン12は、FE用F/W111のバージョンアップを行うFE更新処理を実行し(S9)、本処理を終了する。
ここで、図3では、BE用F/W112が、本発明の「第1の制御プログラム」に相当する。また、BE用マイコン12が、本発明の「第1の制御手段」に相当する。また、FE用F/W111が、本発明の「第2の制御プログラム」に相当する。また、FEマイコン11が、本発明の「第2の制御手段」に相当する。
図4は、本発明の実施形態である光ディスク装置におけるBEマイコン12のFE更新処理の動作を示すフローチャートである。この動作は、図3における処理からS1、S6、及びS9を削除した動作であり、その他の処理(S12〜S15、S17、S18)については図3の(S2〜S5、S7、S8)とほぼ同様である。また、この動作は、図3のS9においてBEマイコン12がFE更新処理を実行した時の動作である。
ここで、図4では、FE用F/W111が、本発明の「第1の制御プログラム」に相当する。また、FEマイコン11が、本発明の「第1の制御手段」に相当する。また、BE用F/W112が、本発明の「第2の制御プログラム」に相当する。また、BE用マイコン12が、本発明の「第2の制御手段」に相当する。
FE更新処理を実行すると、BEマイコン12は、図2(B)に示す更新ファイル110のバージョン情報と適正バージョン情報とを取得する(S12)。
そして、BEマイコン12は、FE用F/W111のバージョンアップが必要かどうかを判定する(S13)。この判定は、FE用F/W111の内容を更新するための更新ファイル110のバージョン情報とFE用F/W111のバージョン情報とを比較することにより行われる。詳細については、S3と同様である。
FE用F/W111のバージョンアップが不要と判定すると、BEマイコン12は、FE更新処理を終了し、図3に戻る。
一方、FE用F/W111のバージョンアップが必要と判定すると、BEマイコン12は、BE用F/W112の現在のバージョンをフラッシュROM20から読取る(S14)。
そして、BEマイコン12は、BE用F/W112の現在のバージョンが適正バージョンであるかどうかを、図2(B)に示す更新ファイル110の適正バージョン情報に基づいて判定する(S15)。例えばBE用F/W112の現在のバージョンが「5、0」である場合、図2(B)に示すようにBE用F/W112の適正バージョンは「4、0以上」であるため、BEマイコン12は、BE用F/W112の現在のバージョンが適正バージョンであると判定する。逆に、例えばBE用F/W112の現在のバージョンが「3、0」である場合、BEマイコン12は、BE用F/W112の現在のバージョンが適正バージョンでないと判定する。
BE用F/W112の現在のバージョンが適正バージョンであると判定すると、BEマイコン12は、フラッシュROM20に記憶されているFE用F/W111を更新ファイル110によってバージョンアップし(S17)、FE更新処理を終了し、図3に戻る。ここでは、上記S7と同様の効果を奏する。
一方、BE用F/W112の現在のバージョンが適正バージョンでないと判定すると、BEマイコン12は、FE用F/W111のバージョンアップの前にBE用F/W112のバージョンアップを促す警告メッセージを表示部9に表示し(S18)、FE更新処理を終了し、図3に戻る。ここでは、上記S8と同様の効果を奏する。
1−光ディスク装置
2−PUヘッド
3−記録再生回路
5−入出力回路
6−サブマイコン
9−表示部
10−操作部
11−FEマイコン
13−トラックバッファRAM
14−バッファRAM
20−フラッシュROM
50−伝送ライン
100−光ディスク
110−更新ファイル
2−PUヘッド
3−記録再生回路
5−入出力回路
6−サブマイコン
9−表示部
10−操作部
11−FEマイコン
13−トラックバッファRAM
14−バッファRAM
20−フラッシュROM
50−伝送ライン
100−光ディスク
110−更新ファイル
Claims (4)
- 装置本体各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、第1の制御プログラムと第2の制御プログラムとを記憶する記憶手段と、
前記第1の制御プログラムに基づいて動作する第1の制御手段と、
前記第2の制御プログラムに基づいて動作する第2の制御手段と、
メッセージを表示する表示手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する情報処理装置において、
前記更新ファイルには、そのファイルによってバージョンアップした後の前記第1の制御プログラムで規定されたコマンドを前記第2の制御手段が適正に認識する前記第2の制御プログラムの適正バージョンを示す適正バージョン情報が予め記述されており、
前記第1の制御手段は、
(1)前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする時、前記第2の制御プログラムの現在のバージョンが前記適正バージョンであるかどうかを、その更新ファイルの前記適正バージョン情報に基づいて判定し、
(2)前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンである場合のみ、前記記憶手段に記憶されている前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップし、
(3)前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンでない場合、前記第1の制御プログラムのバージョンアップの前に前記第2の制御プログラムのバージョンアップを促す警告メッセージを前記表示手段に表示し、前記表示手段が前記警告メッセージを表示した後、前記記憶手段に記憶されている前記第2の制御プログラムをバージョンアップする情報処理装置。 - 装置本体各部を制御する動作内容が記述され、且つその内容を更新するための更新ファイルによってバージョンアップする、第1の制御プログラムと第2の制御プログラムとを記憶する記憶手段と、
前記第1の制御プログラムに基づいて動作する第1の制御手段と、
前記第2の制御プログラムに基づいて動作する第2の制御手段と、を備え、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段とが、互いを結ぶ伝送ラインを介して前記両制御プログラムで規定されたコマンドを送受信する情報処理装置において、
前記更新ファイルには、そのファイルによってバージョンアップした後の前記第1の制御プログラムで規定されたコマンドを前記第2の制御手段が適正に認識する前記第2の制御プログラムの適正バージョンを示す適正バージョン情報が予め記述されており、
前記第1の制御手段は、
前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする時、前記第2の制御プログラムの現在のバージョンが前記適正バージョンであるかどうかを、その更新ファイルの前記適正バージョン情報に基づいて判定し、
前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンである場合のみ、前記記憶手段に記憶されている前記第1の制御プログラムを前記更新ファイルによってバージョンアップする情報処理装置。 - メッセージを表示する表示手段を備え、
前記第1の制御手段または前記第2の制御手段は、前記第2の制御プログラムのバージョンが前記適正バージョンでない場合、前記第1の制御プログラムのバージョンアップの前に前記第2の制御プログラムのバージョンアップを促す警告メッセージを前記表示手段に表示する請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第1の制御手段または前記第2の制御手段は、前記表示手段が前記警告メッセージを表示した後、前記記憶手段に記憶されている前記第2の制御プログラムをバージョンアップする請求項3に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264503A JP2008084090A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264503A JP2008084090A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008084090A true JP2008084090A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39354894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006264503A Pending JP2008084090A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008084090A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103207800A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-17 | 厦门亿联网络技术股份有限公司 | 一种安全灵活的固件升级方法 |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006264503A patent/JP2008084090A/ja active Pending
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