JP6428901B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本明細書によって開示される技術は、通信装置と通信を実行するための情報処理プログラム等に関する。
特許文献1には、無線通信装置との通信を実行可能な携帯端末装置が開示されている。当該携帯端末装置は、アプリケーションが起動されることに応じて、周囲の無線通信装置を発見するための探索処理を実行する。また、発見された無線通信装置を示す画像を含んだ表示画面を生成し、無線通信装置の選択を受け付ける。そして、選択された無線通信装置との無線通信を実行する。
特開2012−175614号公報
本明細書では、通信装置との間の対象データの無線通信を、情報処理装置が適切に実行し得る技術を開示する。
本明細書によって開示される情報処理プログラムは、各種のネットワークとの通信を実行するための通信インターフェースを備える情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、情報処理プログラムは、通信装置との通信を仲介可能な第1ネットワークと情報処理装置との通信を有効にする設定がされていないときに、第1ネットワークと情報処理装置との通信を有効にする設定をする第1接続制御手段と、第1ネットワークと情報処理装置との通信を有効にした後に、通信装置から第1ネットワークを介して、通信装置に関する通信装置情報を通信インターフェースに受信させる通信装置情報受信手段と、第1ネットワークと情報処理装置との通信が有効なときに、外部装置に記憶されている外部装置情報を取得する取得命令を受信する取得命令受信手段と、第1ネットワークと情報処理装置との通信が有効なときに、取得命令受信手段が取得命令を受信したことに応じて、外部装置との通信を仲介可能な第2ネットワークと情報処理装置との通信を有効にする設定をする第2接続制御手段と、第2ネットワークと情報処理装置との通信を有効にした後に、外部装置から第2ネットワークを介して、外部装置に記憶されている外部装置情報を通信インターフェースに受信させる外部装置情報受信手段と、通信装置情報受信手段によって通信装置情報が受信され、かつ、外部装置情報受信手段によって外部装置情報が受信されたことに応じて、通信装置情報と、外部装置情報と、を用いて、通信装置で使用する使用データを取得する使用データ取得手段と、して情報処理装置を機能させることを特徴とする。
上記の構成によると、通信装置から第1ネットワークを介して通信装置情報を受信することができるとともに、外部装置から第2ネットワークを介して外部装置情報を受信することができる。よって、通信装置情報と外部装置情報とに基づいて、通信装置で使用する使用データを生成することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークとの通信を有効にする処理が原因となって、第2ネットワークを介して外部装置情報を取得することができなくなってしまう事態を防止することが可能となる。また、自動でネットワークの切り替えを行うことができるため、ユーザにアクセスポイントの切り替えを意識させることがない。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークとの通信を無効化し、外部装置情報を取得後に第1ネットワークとの通信を再度有効にすることができる。これにより、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信装置から通信装置情報を受信する必要があることに応じて、第1ネットワークとの通信を有効にすることができる。また、通信装置情報を受信が完了することに応じて、第2ネットワークとの通信を有効にすることができる。これにより、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、選択画像データに基づいて使用データを生成することができる。これにより、選択画像データに各種の編集処理などを実行することで、使用データを生成することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信装置の装置種類に適合している画像データを、通信装置に取得させることが可能となる。これにより、画像データを用いた処理を通信装置に適切に実行させることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信装置情報と、外部装置情報と、を取得し、取得した通信装置情報と、外部装置情報と、を用いて使用データを取得する情報処理装置制御プログラムと、通信装置との通信を仲介可能なネットワークと情報処理装置との通信を有効とさせ、外部装置情報の取得が必要なときには、外部装置との通信を仲介可能なネットワークと情報処理装置との通信を有効にさせる接続制御プログラムと、の組み合わせによって各種の処理を適切に実行させることが可能となる。より具体的には、情報処理装置制御プログラムが通信装置との通信を必要とするときには、接続制御プログラムが、通信装置との通信を仲介可能なネットワークと情報処理装置との通信を有効にさせ、情報処理装置制御プログラムが外部装置との通信を必要とするときには、接続制御プログラムが、外部装置との通信を仲介可能なネットワークと情報処理装置との通信を有効にさせるので、各種の処理を適切に実行させることが可能となる。また、接続制御プログラムを、取得される使用データの種類がそれぞれ異なる複数の情報処理制御プログラムに共通して組み合わせることで、それぞれ異なる使用データの取得のための各種の処理を適切に実行させることが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、情報処理装置制御プログラムから出される指示内容に応じて、接続制御プログラムは、適切なネットワークと情報処理装置との通信を有効にすることが可能となる。これにより、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークとインターネットとの通信が有効にされておらず、第2ネットワークとインターネットとの通信が有効にされている場合においても、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークが無線LAN規格に基づいて通信装置と直接に無線通信を実行するためのネットワークであり、第2ネットワークが無線LAN規格に基づいて中継装置を介して外部装置との無線通信を実行するためのネットワークである場合においても、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークが無線LAN規格に基づいて通信装置と無線通信を実行するためのネットワークであり、第2ネットワークが携帯電話の通信規格に基づいて外部装置との無線通信を実行するためのネットワークである場合においても、外部装置および通信装置との通信を適切に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1通信インターフェースを用いて外部装置情報を受信することができない場合には、第2通信インターフェースに切り替えて外部装置情報を受信することができる。外部装置との通信を確実に実行することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークと情報処理装置との通信を有効にする処理を、適切なタイミングで実行することができる。これにより、第1ネットワークとの通信が有効になるまでユーザを待機させてしまう事態を防止することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、第1ネットワークとの通信を有効にする必要が生じたことに応じて、第1ネットワークとの通信を有効にすることができる。第1ネットワークとの通信を有効に維持している時間を短縮化することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理プログラム等によれば、通信装置のバッテリー残量が少ない場合には、第1ネットワークとの通信を有効に維持している時間を短縮化することができる。通信装置のバッテリーの残量を適切に制御することが可能となる。
なお、上記の情報処理プログラムを実現するための情報処理装置や情報処理装置の制御方法も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 通信システムの動作シーケンス図を示す。 通信システムの動作シーケンス図を示す。 通信システムの動作シーケンス図を示す。 通信システムの動作シーケンス図を示す。 通信システムの動作シーケンス図を示す。 メイン画面の表示例を示す。 設定画面の表示例を示す。 テンプレート画像選択画面の表示例を示す。 編集画面の表示例を示す。
(通信システム10の構成)
図1は、通信システム10の構成を示すブロック図である。通信システム10は、情報処理装置100、MFP51を備えている。ここで、MFPとは、印刷機能、スキャン機能、コピー機能を備える多機能周辺装置(Multifunction Peripheralとも称する)を示す。
MFP51は、MFP51自身が無線LANアクセスポイントとして機能しているとき、MFP51自身が無線LANアクセスポイントとして第1ネットワークN1に所属していると言える。第1ネットワークN1は、MFP51と通信可能なネットワークを便宜的に識別する呼称である。また、MFP51は、第1アクセスポイント501が無線LANアクセスポイントとして所属している第1ネットワークN1に無線LANステーションとして所属することもできる。無線LANアクセスポイントは、自身が所属するネットワークに所属している無線LANステーション間の通信を仲介する装置である。また、無線LANアクセスポイントは、自身が所属しているネットワーク以外のネットワークとも接続し、自身が所属しているネットワークに所属している無線LANステーションと、接続したネットワークに所属する装置との間の通信を仲介する装置でもある。情報処理装置100は、第1ネットワークN1に無線LANステーションとして所属することで、第1ネットワークN1の仲介により、MFP51と通信することができる。第1ネットワークN1の仲介によりMFP51と通信可能である、という概念は、第1ネットワークN1の何らかの通信路、あるいは装置を介してMFP51と通信できればよい、程度の概念である。通信路は、有線であっても無線であってもよい
第2アクセスポイント502、および、基地局250はインターネット260の仲介によりサーバ270と通信可能である。インターネット260の仲介によりサーバ270と通信可能である、という概念は、インターネット260内の何らかの通信路、あるいは装置を介してサーバ270と通信できればよい、程度の概念である。サーバ270がインターネット260内の装置であってもよい。サーバ装置270が、インターネット260と接続した他のネットワークに所属していてもよい。第2アクセスポイント502は、インターネットと接続しているネットワークに無線LANアクセスポイントとして所属している。インターネットと接続している、という概念は、インターネットと通信可能な状態である、程度の概念である。すなわち、インターネットとの間に何らかの装置を介して通信可能であってもよい。情報処理装置100は、第2アクセスポイント502が所属しているネットワークに無線LANステーションとして所属することで、第2アクセスポイント502の仲介、および、インターネット260の仲介によりサーバ270と通信することができる。サーバ270との通信を仲介するインターネット260、第2アクセスポイント502、および、サーバ270を含む、広い概念でのネットワークのことを、便宜的に第2ネットワークN2と呼称する。
また第2アクセスポイント502が所属しているネットワークには、MFP52も所属している。すなわち、情報処理装置100は、第2アクセスポイント502の仲介によりMFP52と通信可能である。なお、MFP52の構成は、後述するMFP51の構成と同様であってよい。
サーバ270は、記憶部271を備えている。記憶部271には、複数のテンプレート画像データが記憶されている。テンプレート画像データは、MFP51に印刷処理させるための印刷データを取得する際に用いられるデータである。テンプレート画像データは、MFP51のベンダー等によって予め記憶部271に記憶されているとしてもよい。
なお、第1ネットワークN1はインターネット260と接続していない。従って、情報処理装置100は、第1ネットワークN1に所属してもサーバ270と通信することはできない。
なお、以後の説明において、「情報処理装置100が第1ネットワークN1に無線LANステーションとして所属する」ことを、「情報処理装置100が第1ネットワークN1に接続する」、「情報処理装置100が第1アクセスポイント501に接続する」または「情報処理装置100がMFP51に接続する」とも記載する場合がある。同様に、「情報処理装置100が、第2アクセスポイント502が所属しているネットワークに無線LANステーションとして所属する」ことを、「第2ネットワークN2に接続する」、「第2アクセスポイント502に接続する」または「サーバ270に接続する」とも記載する場合がある。
(情報処理装置100の構成)
情報処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置などの携帯型の装置である。情報処理装置100は、表示手段102、タッチパネル103、入力I/F104、無線LAN_I/F105、ブルートゥース通信I/F113、携帯電話I/F114、CPU(Central Processing Unitとも称する)106、ROM(Read Only Memoryとも称する)107、RAM(Random Access Memoryとも称する)108、記憶部109、などを備えており、これらは入出力ポート110を介して互いに接続されている。なおI/Fとは、Interfaceの略である。
表示手段102は、CPU106から出力される画信号を受信し、受信した画信号に基づく画像を表示する。表示手段102としては、例えばLCD(Liquid Crystal Displayとも称する)や、有機EL(Organic Electro-Luminescenceとも称する)パネルなどを用いることができる。タッチパネル103は透明な部材により形成され、表示手段102の表面を覆うようにして配設されている。タッチパネル103は、ユーザの指などによりタッチされた位置を検出し、検出した位置情報をCPU106へ出力する。入力I/F104は、例えば操作ボタンである。
無線LAN_I/F105は、無線LANステーションとしての通信を行うI/Fである。無線LAN_I/F105は、Wi−Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)のインフラストラクチャーモードに準拠した通信や、Wi−Fi Directに準拠した通信を行う。本明細書では、Wi−Fiのインフラストラクチャーモードに準拠した通信を行う無線LAN_I/F105をWF_I/Fとも呼称する。また、Wi−Fi Directに準拠した通信を行う無線LAN_I/F105を、WFD_I/Fとも呼称する。無線LAN_I/Fは、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.とも称する)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a、11b、11g、11n等)に基づいて、通信を行う。WF_I/Fが利用する、第1アクセスポイント501との間に形成される通信路を、無線通信151と呼称する。WF_I/Fが利用する、第2アクセスポイント502との間に形成される通信路を、便宜上、無線通信152と呼称する。WFD_I/Fが利用する、MFP51との間に形成される通信路を、便宜上、無線通信155と呼称する。
ブルートゥース(Bluetooth SIG,Inc.の登録商標。以下同様。)通信I/F113は、ブルートゥース方式に準拠した通信を行うことで、MFP51と情報処理装置100との間に、形成された通信路(便宜上、無線通信156と呼称する)を利用することができる。携帯電話IF114は、携帯電話の通信規格に準拠した通信を行うことで、第2ネットワークN2と情報処理装置100との間に形成された通信路(便宜上、無線通信157と呼称する)を利用することができる。携帯電話の通信規格の一例としては、第3世代(3Gとも称する)の規格や、LTE(Long Term Evolutionとも称する)(欧州電気通信標準協会(ETSI)の登録商標)規格が挙げられる。
CPU106は、記憶部109に記憶されるプログラムを実行する。RAM108はCPU106の処理に必要な情報を一時的に記憶する。記憶部109は、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスクとも呼称する)、CPU106が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部109には、画像データや、文書データなどが記憶可能である。
記憶部109は、プログラム120を記憶している。プログラム120は、印刷装置制御プログラム123、および、オペレーティングシステム124(以下、OS124とも記載する)を含んでいる。印刷装置制御プログラム123は、プリントアプリケーション121、スキャンアプリケーション126、および接続モジュール122を含んでいる。CPU106は、プログラム120に従って処理を実行する。記憶部109は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non-transitoryな媒体には含まれない。
ここで以降、プリントアプリケーション121、接続モジュール122やOS124など、プログラムを実行するCPU106のことを、単にプログラム名でも記載することにする場合がある。例えば「プリントアプリケーション121は」という記載は、「プリントアプリケーション121を実行するCPU106は」を意味する場合がある。
印刷装置制御プログラム123は、MFP51などの各種の印刷装置を制御するためのプログラムである。プリントアプリケーション121は、情報処理装置100に、MFP51等からプリンタとしての特性や状況を示したプリンタ情報を取得し、サーバ270等から、テンプレート画像を示すテンプレート画像データを取得し、プリンタ情報とテンプレート画像データに基づいて、テンプレート画像に対してプリンタ情報の取得元の装置に適した編集を行うための編集画面の画面情報を生成し、編集画面を表示させ、テンプレート画像を編集するユーザ操作を受付け、編集後のテンプレート画像を印刷するための印刷データを生成し、MFP51等へMFP51等に適した印刷データを送信し、MFP51等に印刷処理を実行させるためのアプリケーションである。
スキャンアプリケーション126は、情報処理装置100に、MFP51等からスキャナとしての特性や状況を示したスキャナ情報を取得し、サーバ270等から、テンプレート画像を示すテンプレート画像データを取得し、スキャナ情報とテンプレート画像データに基づいて、テンプレート画像に対してスキャンで得た画像を合成した編集を行うための編集画面の画面情報を生成し、編集画面を表示させ、スキャンを指示するユーザ操作を受付け、MFP51等へMFP51に適したスキャン実行命令を送信し、MFP51等からスキャンデータを受信し、テンプレート画像にスキャンデータが示す画像を合成するためのアプリケーションである。
なお、本実施形態では、プリントアプリケーション121が、接続モジュールを利用して、テンプレート画像データが必要なときには情報処理装置100を第2ネットワークN2に接続させ、印刷データの送信が必要なときには情報処理装置100を第1ネットワークN1に接続する場合を説明する。なお、スキャンアプリケーション126も、プリントアプリケーション121と同様に、接続モジュールを利用して、テンプレート画像データが必要なときには情報処理装置100を第2ネットワークN2に接続させ、スキャン実行命令の送信が必要なときには情報処理装置100を第1ネットワークN1に接続させる。
また、図示しない第2プリントアプリケーションや第2スキャンアプリケーションを記憶部109が記憶していてもよい。第2プリントアプリケーションは、接続モジュールの利用方法がプリントアプリケーション121と共通している。第2プリントアプリケーションは、テンプレート画像データの取得元がプリントアプリケーション121と異なっていてもよい。第2プリントアプリケーションは、テンプレート画像への編集内容がプリントアプリケーション121と異なっていてもよい。第2プリントアプリケーションは、作成する印刷データの内容がプリントアプリケーション121と異なっていてもよい。第2スキャンアプリケーションは、接続モジュールの利用方法についてはスキャンアプリケーション126と共通している。第2スキャンアプリケーションは、テンプレート画像データの取得元がスキャンアプリケーション126と異なっていてもよい。第2プリントアプリケーションは、テンプレート画像への編集内容がスキャンアプリケーション126と異なっていてもよい。
接続モジュール122は、情報処理装置100を無線通信を介して各種ネットワークに接続する処理を実行するプログラムである。接続モジュール122は、プリントアプリケーション121やスキャンアプリケーション126等の各種のアプリケーションに呼び出されて実行されるプログラムであってもよい。すなわち、ユーザに近い機能を提供する上位アプリケーションであるプリントアプリケーション121やスキャンアプリケーション126等に対して通信機能を提供する下位アプリケーションとして、接続モジュール122は機能してもよい。
OS124は、接続モジュール120やプリントアプリケーション121等に共通して利用される、基本的な機能を提供するプログラムである。本実施形態では、OS124がアンドロイド(Google Inc.の登録商標)OSである場合を説明する。OS124は、無線LAN_I/F105、携帯電話IF114、ブルートゥース通信I/F113に無線通信を実行させるためのプログラム等を含んでいる。またOS124は、各種のハードウェアが取得した情報を各プログラムが取得するための、もしくは、各プログラムが各種ハードウェアに指示をするためのAPI(Application Programming Interfaceとも称する)を提供するプログラムでもある。接続モジュール120やプリントアプリケーション121等は、OS124が提供するAPIを用いてOS124に対する各種指示を出力する。すなわち、接続モジュール120やプリントアプリケーション121等は、OS124を介して、情報処理装置100の各部にOS124を介して指示を行う。指示の結果は、OS124から接続モジュール120やプリントアプリケーション121等に対して出力される。
(MFP51の構成)
MFP51の構成について説明する。MFP51は、CPU32、記憶部33、無線LAN_I/F34、GO_I/F35、ブルートゥース通信I/F40、ボタン入力部38、パネル39、プリンタ19、スキャナ20、を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート43を介して互いに通信可能とされている。
CPU32は、記憶部33に記憶されるプログラム21を実行する。記憶部33は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスクとも称する)、CPU72が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部33は、記憶部109と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。記憶部33は、プログラム21を記憶する。プログラム21は、OS29等を含んでいる。
無線LAN_I/F34は、無線LANステーションとしての通信を行うI/Fである。無線LAN_I/F34は、Wi−Fiのインフラストラクチャーモードに準拠した通信を行う。無線LAN_I/F34により第1アクセスポイント501との間に形成される通信路を、便宜上、無線通信154と呼称する。なお、無線LAN_I/F34は、適した設定を行えば、第2アクセスポイント502との間に通信路を形成することも可能である。GO_I/F35は、無線LANアクセスポイントとしての通信を行うI/Fである。GO_I/F35は、WFD方式に準拠した通信を行う。GO_I/Fにより情報処理装置100との間に形成された通信路を、便宜上、無線通信155と呼称する。GO I/Fによる無線通信155が形成されている状態は、MFP51がGroupOwner状態で動作している、とも言える。GroupOwner状態の装置は、無線LANステーションとして動作している他の装置との接続を確立して、自身が所属するネットワークに、当該他の装置を無線LANステーションとして新たに所属させることができる。無線通信155が形成されている状態は、情報処理装置100が第1ネットワークN1に所属している情報であるとも言える。ブルートゥース通信I/F40は、ブルートゥース方式に準拠した通信を行うことで、情報処理装置100との間に形成された無線通信156を利用することができる。
ボタン入力部38は、MFP51の各機能を実行するためのキーである。ボタン入力部38は、タッチパネルとして、パネル39と一体に構成されていてもよい。パネル39は、MFP51の各種機能情報を表示する。プリンタ19は、記憶部33に記憶されている画像データを用いて印刷を実行する部位である。スキャナ20は、原稿の読み取りを実行する部位である。
(MFP52の構成)
MFP52は、MFP51と同様の構成を備えている。なお、MFP52と第2アクセスポイント502との間には通信路が形成されている。MFP52と第2アクセスポイント502との間に形成される通信路を、便宜上、無線通信158と呼称する。
ここで、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。但し、上記の「データ」および「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取扱いも許容される。
(通信システムの動作)
通信システム10の動作を、図2〜図6のシーケンス図を用いて説明する。なお、図2〜図6のシーケンス図では、情報処理装置100の範囲を示す点線の枠が記載されている。点線の枠線の内部には、プリントアプリケーション121および接続モジュール122で実行される処理が記載されている。プリントアプリケーション121の処理を示す縦線、および、接続モジュール122の処理を示す縦線から情報処理装置100の範囲を示す枠線への矢印は、プリントアプリケーション121および接続モジュール122からOS124への指示情報が出力されることを示している。情報処理装置100の範囲を示す枠線から、プリントアプリケーション121の処理を示す縦線、および、接続モジュール122の処理を示す縦線への矢印は、OS124からプリントアプリケーション121の処理を示す縦線、および、接続モジュール122への応答情報が出力されることを示している。情報処理装置100の範囲を示す枠線から、枠外へ向かう矢印は、OS124の制御により情報処理装置100の各種通信インターフェースから、情報処理装置100の外部にある装置へ各種情報が送信されることを示している。枠外から、情報処理装置100の範囲を示す枠線へ向かう矢印は、情報処理装置100の外部にある装置から、情報処理装置100へ送信された各種情報が情報処理装置100に届くことを示している。情報処理装置100に届いた各種情報は各種通信インターフェースが受信し、各種通信インターフェースを介してOS124が取得する。OS124は、必要に応じてプリントアプリケーション121および接続モジュール122へ各種情報を出力する。
図2に示すように、プリントアプリケーション121が情報処理装置100で起動されると、S105においてプリントアプリケーション121は、表示手段102にメイン画面を表示させる。なお、本実施形態では、情報処理装置100が第2アクセスポイント502と接続された状態で、プリントアプリケーション121が起動された場合を示している。接続状態を示す領域R1は、情報処理装置100が第2アクセスポイント502と接続された状態であることを示している。プリントアプリケーション121を起動させる命令は、ユーザによってタッチパネル103から入力されるとしてもよい。メイン画面を表すデータは、記憶部109に予め格納されているとしてもよい。アプリケーションは、アクティビティを開始することで画面を表示してもよい。
図7に、メイン画面201の一例を示す。メイン画面201は、ボタン画像B11〜B13を含んでいる。ボタン画像B11およびB12の各々は、第1の画像選択画面の表示指示および第2の画像選択画面の表示指示の入力を受け付けるための画像である。第1の画像選択画面は、プリントアプリケーション121が予め備えている複数の画像のうちから、印刷対象の画像を選択する操作を受け付けるための画面である。第2の画像選択画面は、サーバ270の記憶部271に記憶されている複数のテンプレート画像のうちから、印刷対象のテンプレート画像を選択する操作を受け付けるための画面である。ボタン画像B13は、設定画面を表示手段102に表示させる指示の入力を受け付けるための画像である。
本実施形態では、ユーザが設定画面を表示手段102に表示させる場合の動作を説明する。S110においてプリントアプリケーション121は、設定画面の表示指示の入力を受け付ける。設定画面の表示指示の入力受け付けは、ユーザによるボタン画像B13のタップ操作を、タッチパネル103によって検出することで行われてもよい。
S115においてプリントアプリケーション121は、設定画面の表示指示情報を接続モジュール122へ送信する。プリントアプリケーション121と接続モジュール122との間の通信は、インテントを介して行われる。具体的には、プリントアプリケーション121と接続モジュール122とのうち、フォアグランドに画面を表示しているアプリケーションが情報をインテントにセットし、OSのAPIを利用して、他方のアプリケーションを呼び出すと、呼び出されたアプリケーションは、インテントにセットされた情報を読み出して、画面を表示する。アプリケーションは、OSの共有機能を用いて、他方のアプリケーションを呼び出してもよい。以後の記載においても、プリントアプリケーション121と接続モジュール122との間の通信は、特にインテントに関する記載がない場合においても、インテントを介して行われるものとする。
S120において接続モジュール122は、設定画面を表示する。図8に、設定画面202の一例を示す。設定画面202は、印刷を実行させるプリンタの選択、および、プリンタとの通信を仲介するネットワークの選択を受け付けるための画面である。設定画面202には、ネットワーク画像213、214、および215、装置画像221、231、および241が含まれている。
ネットワーク画像213は、WF_I/Fが通信可能なネットワークであって、情報処理装置100が現在所属していないネットワークを示す画像である。ネットワーク画像213は情報処理装置100が現在所属していないネットワークのSSIDを示す画像でもある。装置画像221は、ネットワーク画像213が示すネットワークに所属しているプリンタを示す画像である。装置画像221は、装置名222およびIPアドレス223を含んでいる。装置名222は、通信可能なプリンタを識別するための情報である。IPアドレス223は、装置名222を有するプリンタのIPアドレスである。
プリントアプリケーション121は、印刷データの送信先として装置を選択したときに、選択した装置の装置名およびIPアドレスを、その装置が所属しているネットワークのアクセスポイントのSSID、暗号化方式、及び、パスワードなどと関連付けて記憶部109に記憶させている。暗号化方式、及び、パスワードは、無線LANにおいて、データの暗号化等を実行するための情報である。プリントアプリケーション121は、接続モジュール122へ、設定画面の表示指示情報とともに、記憶部109に記憶させた装置名およびIPアドレスと、関連するSSIDとを送信する。接続モジュール122は、プリントアプリケーション121から受信した情報に基づいて、ネットワーク画像213、および装置画像221を表示させる。なお、接続モジュール122は、プリントアプリケーション121から複数の装置の情報を受信した場合には、複数の装置画像221を表示させる。図8に示す例では、ネットワーク画像213として、第1アクセスポイント501のSSIDを示す画像が表示されており、装置画像221として、MFP51の情報を示す画像が表示されている。
ネットワーク画像214は、WFD_I/Fが通信可能なネットワークを示す、予め接続モジュール122にプログラミングされた画像である。装置画像231は、WFD_I/Fによって通信可能なプリンタを示す画像である。設定画面の表示指示情報を受信した接続モジュール122は、情報処理装置101の周囲で動作しているアクセスポイントの情報をOS124、および無線LAN_I/Fを介して収集する。アクセスポイントの情報には、アクセスポイントのSSIDと、アクセスポイントのMACアドレス、アクセスポイントのノード名などが含まれる。接続モジュール122は、GroupOwnerとして機能している、プリントアプリケーション121が印刷データの送信先として利用可能なプリンタの情報を、収集したアクセスポイントの情報の中から抽出し、抽出した情報だけを装置画像231として表示させる。ネットワーク画像231は、GroupOwnerとして機能しているプリンタのSSIDと、プリンタを識別する情報(例えば、MACアドレス、または、ノード名)と、を示す画像でもある。図8に示す例では、装置画像231として、GroupOwnerとして機能しているMFP51の情報を示す画像が表示されている。
ネットワーク画像215は、WF_I/Fが通信可能なネットワークであって、情報処理装置100が現在所属しているネットワークを示す画像である。ネットワーク画像215は情報処理装置100が現在所属しているネットワークのSSIDを示す画像でもある。設定画面の表示指示情報を受信した接続モジュール122は、情報処理装置101が所属しているネットワークのSSIDをOSから取得する。また、接続モジュール122は、プリンタに装置名、IPアドレスなどの返信を要求するための情報を情報処理装置101が所属しているネットワークにブロードキャストするようOS124に指示する。接続モジュール122は、返信された情報をOSを介して取得すると、プリントアプリケーション121が印刷データの送信先として利用可能なプリンタの情報を、返信された情報の中から抽出し、抽出した情報だけを装置画像231として表示させる。装置画像241は、ネットワーク画像215が示すネットワークに所属しているプリンタを示す画像である。図8に示す例では、ネットワーク画像215として、第2アクセスポイント502のSSIDを示す画像が表示されており、装置画像241として、MFP51とは異なるMFP52の情報を示す画像が表示されている。
S123において接続モジュール122は、印刷を実行させるプリンタおよびプリンタとの通信を仲介するネットワークを選択する操作入力を受け付ける。操作入力の受け付けは、ユーザによる装置画像221、231および、241の何れかへのタップ操作を、タッチパネル103によって検出することで行われてもよい。
S125において接続モジュール122は、S123で選択されたプリンタとの通信を仲介するネットワークに所属するアクセスポイントである、使用アクセスポイントを特定する。図8に示した例で、装置画像221のタップが検出された場合には、第1アクセスポイント501が使用アクセスポイントとして特定される。装置画像231のタップが検出された場合には、MFP51が使用アクセスポイントとして特定される。装置画像241のタップが検出された場合には、第2アクセスポイント502が使用アクセスポイントとして特定される。
なお、装置画像231が選択された場合、および、装置画像221が選択され、かつ、使用アクセスポイントに接続するために必要な暗号化方式とパスワードが記憶されていないと判断した場合に、暗号化方式、及び、パスワード入力画面を表示手段102表示し、使用アクセスポイントが所属するネットワークに情報処理装置100を所属させるために必要な暗号化方式、及び、パスワードの入力を受け付けてもよい。
また、装置画像221、または、装置画像231が選択された場合、接続モジュール122は、情報処理装置100の所属を、使用アクセスポイントが所属するネットワークに切り替えさせる必要があると判断する。装置画像241が選択された場合、接続モジュール122は、情報処理装置100はそもそも使用アクセスポイントが所属するネットワークに所属しているので、情報処理装置100の所属を、使用アクセスポイントが所属するネットワークに切り替えさせる必要がないと判断する。なお、使用アクセスポイントのSSIDと、情報処理装置101が所属するネットワークのSSIDを比較し、一致しなければ、情報処理装置100の所属を、使用アクセスポイントが所属するネットワークに切り替えさせる必要があると判断する、という方法で判断してもよい。
本実施形態の説明例では、S125において、情報処理装置100の所属を、使用アクセスポイントが所属するネットワークに切り替えさせる必要があると判断された場合を説明する。よってシーケンス図には、ネットワークを切り替える場合を記載する。S130において接続モジュール122は、情報処理装置100の所属を、情報処理装置100が現在所属しているネットワークに後で復帰させるために必要な復帰情報を記憶部109に記憶させる。復帰情報とは、例えば、SSID、暗号方式、パスワードなどを示す情報である。
S140において接続モジュール122は、使用アクセスポイントへの接続開始、および、使用アクセスポイント以外のアクセスポイントへの接続を禁止させる指令を、OS124へ指令する。記憶部109には、情報処理装置100が現在接続しているアクセスポイント、過去に接続していたアクセスポイント、および情報処理装置100が検出した、情報処理装置100の周辺に存在するアクセスポイントへ接続するための情報が記憶されている。OS124は、アクセスポイントに接続するための情報を取得する都度、取得した情報と、取得した情報が示すアクセスポイントとの接続状況を示す情報と関連付けて、記憶部109に記憶させてもよい。アクセスポイントに接続するための情報は、情報処理装置100の周辺に存在するアクセスポイントを検出することで得てもよいし、ユーザ入力や、アプリケーションからの入力によって得てもよい。OS124は、アクセスポイントとの接続状況が変化する都度、アクセスポイントとの接続状況を示す情報を更新してもよい。使用アクセスポイント以外のアクセスポイントへの接続を禁止させる指令とは、これら、記憶部109に記憶されている情報を用いて、使用アクセスポイント以外のアクセスポイントへ接続することを禁止する指令である。OS124への指令は、MFP51が所属している第1ネットワークN1に情報処理装置100が接続していない状態で行われる。
なお、S125にて、使用アクセスポイントが所属するネットワークに情報処理装置100を所属させる必要がないと判断した場合、S140〜S162の処理は実行されなくてよい。
使用アクセスポイントが第1アクセスポイント501である場合には、S145においてOS124は、第1アクセスポイント501に接続するためのSSID、暗号化方式、及び、パスワードなどを含む第1の接続情報を用いて、第1アクセスポイント501への接続を、無線LAN_I/F105を介して、WF方式に準拠した方法で要求する、第1の接続処理を実行する。なおOS124は、第1の接続処理の実行時に、第1の接続情報を記憶部109に記憶させるとしてもよい。S150においてOS124は、接続完了情報を第1アクセスポイント501から受信する。接続完了情報は、接続処理の成功を示す情報である。なお、所属するネットワークが切り替わった後、無線LAN I/F105は、所属しているネットワークが仲介可能なデータを送信できるようになり、切り替わる前に所属していたネットワークが仲介可能なデータを送信できなくなる。すなわち、切り替わる前に所属していたネットワークとの接続が切断される。
一方、使用アクセスポイントがMFP51である場合には、S145aにおいてOS124は、MFP51に接続するためのSSID、暗号化方式、及び、パスワードなどを含む第2の接続情報を用いて、MFP51への接続を、無線LAN_I/F105を介して、WFD方式に準拠した方法で要求する、第2の接続処理を実行する。なおOS124は、第2の接続処理の実行時に、第2の接続情報を記憶部109に記憶させるとしてもよい。S150aにおいてOS124は、接続完了情報をMFP51から受信する。なお、シーケンス図上では、WFD方式の無線通信155を用いて各種の処理を実行する場合を、括弧内に示すものとする。これは、インフラストラクチャーモードの無線通信151を用いた通信と、WFD方式の無線通信155を用いた通信との、何れか一方を選択的に用いることができることを示している。
S155においてOS124は、接続切替情報を接続モジュール122へ通知する。接続切替情報は、情報処理装置100が接続しているアクセスポイントを切り替えたことを示す情報である。接続切替情報を受信した接続モジュール122は、タップされた画像に対応して記憶しているIPアドレスを用いて、接続確認情報を、タップされた画像に対応するプリンタに、OS124および無線LAN I/F105を介して送信する。プリンタから接続確認情報に対する返信情報を受信した場合、S160において接続モジュール122は、第1接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信する。また接続モジュール122は、返信情報を受信しなかった場合は、エラーを示す情報を表示手段102に表示する。なお、接続確認情報の送信、返信情報の受信、エラー表示、の各処理については、シーケンス図への記載を省略する。
第1接続実施情報には、S145で使用された第1の接続情報、または、S145aで使用された第2の接続情報が含まれていてもよい。または、第1接続実施情報は、第1の接続情報そのもの、または、第2の接続情報そのものであってもよい。第1接続実施情報は、一つのデータとして送信されなくてもよい。例えば、接続処理の完了を示すデータと、接続情報を示すデータとが、別々に連続して出力されてもよい。
S162においてプリントアプリケーション121は、S160で受信した第1の接続情報、または、第2の接続情報を、記憶部109に記憶させる。
使用アクセスポイントが第1アクセスポイント501である場合には、S165においてプリントアプリケーション121は、無線通信151および154を介して、プリンタ情報の要求情報をMFP51へ送信するよう、OS124に指示する。プリンタ情報の要求情報は、プリンタ情報を情報処理装置100へ送信することを要求するための情報である。プリンタ情報は、MFP51の特性を示す情報である。プリンタ情報は、印刷媒体情報、装置ステータス情報、モデル名、装置名を含んでいる。印刷媒体情報は、使用できる印刷媒体の種類(例:印刷用紙、テープ)やサイズ(例:用紙サイズ、テープ幅)を示す情報である。装置ステータス情報は、MFP51の装置状態を示す情報である。装置ステータス情報に含まれる情報の一例としては、MFP51で発生しているエラーの内容、プリンタ19のインク残量、テープ残量などが挙げられる。モデル名は、MFP51の装置種類を識別する情報である。装置名は、MFP51を一意に識別するために製造時に設定された名称、または、ユーザによって設定された名称である。S170においてプリントアプリケーション121は、無線通信151および154を介して、プリンタ情報をMFP51から受信する。
一方、使用アクセスポイントがMFP51である場合には、S165aにおいてプリントアプリケーション121は、無線通信155を介して、プリンタ情報の要求情報をMFP51へ送信するよう、OS124に指示する。S170aにおいてプリントアプリケーション121は、無線通信155を介して、プリンタ情報をMFP51から受信する。また、使用アクセスポイントが第2アクセスポイント502である場合には、プリントアプリケーション121は、無線通信152を介して、プリンタ情報の要求情報をMFP52へ送信するよう、OS124に指示する。そして、プリントアプリケーション121は、無線通信158および152を介して、プリンタ情報をMFP52から受信する。
S175においてプリントアプリケーション121は、表示手段102にメイン画面を表示させる。メイン画面の表示内容については、S105および図7を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、次に、第2の画像選択画面をユーザが表示手段102に表示させる場合の動作を説明する。S180においてプリントアプリケーション121は、第2の画像選択画面の表示指示の入力を受け付ける。第2の画像選択画面の表示指示の入力受け付けは、ユーザによるボタン画像B12(図7)のタップ操作を、タッチパネル103によって検出することで行われてもよい。第2の画像選択画面の表示指示の入力受け付けは、第1ネットワークに情報処理装置が接続しているときに行われてもよい。また、第2の画像選択画面の表示指示は、サーバ270に記憶されているテンプレート画像データを取得することを指示する取得指示としても機能する。
S182においてプリントアプリケーション121は、画像処理装置100が所属するネットワークを切り替える必要があるか否かを判断する。当該判断は、第1の接続情報または第2の接続情報が記憶部109に記憶されているか否かに基づいて行われてもよい。記憶部109が第1の接続情報または第2の接続情報を記憶している場合とは、すなわち、S140〜S162の処理が実行された場合である。記憶部109が第1の接続情報または第2の接続情報を記憶していない場合は、S185〜S210の処理は実行されなくてよい。
本実施形態の説明例では、S182において、画像処理装置100が所属するネットワークを切り替える必要があると判断された場合(すなわち、第1の接続情報または第2の接続情報が記憶部109に記憶されていると判断された場合)を説明する。この場合、プリントアプリケーション121は、画像処理装置100が所属するネットワークを切り替える必要があると判断し、S185において、接続指示情報を接続モジュール122へ送信する。接続指示情報は、第2ネットワークN2に情報処理装置100を接続する処理の実行を指示する情報である。
S195において接続モジュール122は、WFD方式で使用アクセスポイントと接続していた場合は、使用アクセスポイントとの接続の切断指令、および、S140で記憶部109に記憶させた所属を復帰させるための情報を用いた、情報処理装置100の所属の復帰指令を、OS124に指示する。一方、WF方式で使用アクセスポイントと接続していた場合は、使用アクセスポイントとの接続の禁止指令、および、情報処理装置100の所属の復帰指令を、OS124に指示する。
S197においてOS124は、切断指令、または、禁止指令に従って、切断命令を無線LAN_I/F105に入力する。これにより、無線LAN_I/F105は、使用アクセスポイントが仲介可能なデータを送信できなくなる。すなわち、使用アクセスポイントとの接続が切断される。また、切断指令に従って、OS124は、記憶部109に記憶されている、使用アクセスポイントに接続するための情報を削除する。
復帰指令に従って、S200においてOS124は、第2アクセスポイント502への接続を開始する。具体的には、接続命令を無線LAN_I/F105に入力する。なお、S195において、接続モジュール122が明示的な復帰指令をOS124に指示しなくてもよい。この場合、S197において切断が実行されることに応じて、OS124は、S145またはS145aにおいて情報処理装置100の所属が切り替わる直前に情報処理装置100が所属していたネットワークに、S200において、情報処理装置100の所属を切り替えてもよい。
S202においてOS124は、接続完了情報を第2アクセスポイント502から受信する。S205においてOS124は、接続切替情報を接続モジュール122へ通知する。接続切替情報を受信した接続モジュール122は、サーバ270のアドレスを用いて、接続確認情報を、サーバ270に、OS124および無線LAN I/F105を介して送信する。サーバ270から接続確認情報に対する返信情報を受信した場合、S210において接続モジュール122は、第2接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信する。サーバ270のアドレスは、接続指示情報とともにプリントアプリケーション121から接続モジュール122へ受け渡されていてもよい。サーバ270から接続確認情報に対する返信情報を受信しなかった場合、接続モジュール122はエラーを表示手段102に表示する。なお、接続確認情報の送信、返信情報の受信、エラー表示、の各処理については、シーケンス図への記載を省略する。
S215においてプリントアプリケーション121は、無線通信152を介して、テンプレート画像データの要求情報をサーバ270へ送信する。テンプレート画像データの要求情報は、テンプレート画像データを情報処理装置100へ送信することを、サーバ270に要求するための情報である。
S220においてプリントアプリケーション121は、無線通信152を介して、複数のテンプレート画像データをサーバ270から受信する。テンプレート画像データの各々には、テンプレート特性情報が含まれていてもよい。テンプレート特性情報の一例としては、テンプレート画像データを用いて印刷することができる印刷媒体の種類(例:印刷用紙、テープ)やサイズ(例:用紙サイズ、テープ幅)を示す情報が挙げられる。
S225においてプリントアプリケーション121は、S220で受信した複数のテンプレート画像データのうちから、S170またはS170aでMFP51から受信したプリンタ情報、または、MFP52から受信したプリンタ情報で示されている特性に適合しているテンプレート画像データである、適合テンプレート画像データを抽出する。適合テンプレート画像データの抽出処理は、例えば、複数のテンプレート画像データの各々に含まれているテンプレート特性情報と、プリンタ情報に含まれている印刷媒体情報を比較することによって行われてもよい。これにより例えば、印刷媒体情報が「テープ」を示している場合には、テープ媒体への印刷に使用されるテンプレート画像データであり、プリンタの印刷媒体の特性に適合したテンプレート画像データのみを、適合テンプレート画像データとして抽出することが可能となる。
またS225においてプリントアプリケーション121は、テンプレート画像選択画面を表示する。図9に、テンプレート画像選択画面203の一例を示す。テンプレート画像選択画面203には、サムネイル画像311〜313が含まれている。サムネイル画像311〜313は、抽出された複数の適合テンプレート画像データの各々によって形成される画像を縮小した画像である。
S230においてプリントアプリケーション121は、印刷対象となる選択テンプレート画像データを選択する操作の入力を受け付ける。選択テンプレート画像データの選択操作の入力受け付けは、ユーザによるサムネイル画像311〜313のタップ操作を、タッチパネル103によって検出することで行われてもよい。
S232においてプリントアプリケーション121は、編集画面を表示させるための編集画面データを作成し、編集画面を表示手段102に表示させる。なお、編集画面データは、テンプレート画像データと、プリンタ情報と、が揃ってから、揃った情報を用いて作成されるデータであってよい。図10に、編集画面204の一例を示す。選択テンプレート画像321は、選択テンプレート画像データによって形成される画像である。選択テンプレート画像321は、S170で受信したプリンタ情報で示されている特性に適合する態様で表示される。例えば、プリンタ情報に含まれている印刷媒体情報が、「テープ」を示している場合には、選択テンプレート画像321は、テープに印刷されている状態を示す態様で表示される。選択テンプレート画像321は、テープ幅が25mmであるときは、25mmに対応する幅で表示されてもよいし、テープ幅が12mmであるときは、25mmに対応する幅よりも狭い、12mmに対応する幅で表示されてもよい。
編集ボタン画像322は、選択テンプレート画像321に対する各種の編集処理の実行開始指示を受け付けるための画像である。印刷ボタン画像323は、選択テンプレート画像321で示される画像の印刷実行指示を受け付けるための画像である。保存ボタン画像324は、選択テンプレート画像321を形成する画像データを、記憶部109に記憶させる指示を受け付けるための画像である。プリンタ画像325は、S170またはS170aでMFP51から受信したプリンタ情報、または、MFP52から受信したプリンタ情報に基づく画像であって、印刷を実行させるプリンタを識別するための情報(例:装置名、IPアドレス、モデル名、モデル名に合致する外観)を表示するための画像である。
編集画面データを作成したことに応じて、S233においてプリントアプリケーション121は、画像処理装置100が所属するネットワークを切り替える必要があるか否かを判断する。当該判断は、記憶部109に第1の接続情報または第2の接続情報が記憶されているか否かに基づいて行われてもよい。
本実施形態の説明例では、S233において、画像処理装置100が所属するネットワークを切り替える必要があると判断された場合(すなわち、第1の接続情報または第2の接続情報が記憶部109に記憶されていると判断された場合)を説明する。切り替える必要があると判断された場合、S235においてプリントアプリケーション121は、接続復帰指示情報を接続モジュール122に送信する。接続復帰指示情報は、情報処理装置100の接続先を使用アクセスポイントに復帰させる処理の実行を指示する情報である。接続復帰指示情報には、S162で記憶部に記憶させた第1の接続情報、または、第2の接続情報が含まれていてもよい。または、接続復帰指示情報は、第1の接続情報そのもの、または、第2の接続情報そのものであってもよい。接続復帰指示情報は、一つのデータとして送信されなくてもよい。例えば、接続復帰の指示を示すデータと、接続情報を示すデータとが、別々に連続して出力されてもよい。
S235において接続モジュール122が接続復帰指示情報をプリントアプリケーション121から受信すると、処理がS265へ進む。S265において接続モジュール122は、S235で受信した接続復帰指示情報に従って、使用アクセスポイントへの接続開始、および、使用アクセスポイント以外のアクセスポイントへの接続を禁止させる指令をOS124へ指令する。
S235において接続復帰指示情報を接続モジュール122に送信したことに応じて、情報処理装置100の接続先の切り替えを待たずに、S240においてプリントアプリケーション121は、編集操作の入力を受け付ける。例えば、図10の編集ボタン画像322へのタップが検出されることに応じて、各種の編集処理を実行するための、図示しない編集処理画面へ遷移するとしてもよい。
S242においてプリントアプリケーション121は、編集処理画面を表示させるための編集処理画面データを作成し、編集処理画面を表示手段102に表示させる。なお、編集処理画面データは、テンプレート画像データと、プリンタ情報と、が揃ってから、揃った情報を用いて作成されるデータであってよい。プリントアプリケーション121は、プリンタ情報に含まれるモデル名などに基づいてプリンタの特性を判断し、特性に対応する編集を行うための編集ボタン画像を表示するよう編集処理画面データを作成する。例えば、カラープリンタであれば、色彩変更を行うためのボタン画像を表示させる。また、プリントアプリケーション121は、編集処理画面に編集プレビュー画像が含まれるよう、編集処理画面データを作成する。編集プレビュー画像は、テンプレート画像データ、および、プリンタ情報に基づいた画像である。例えば、25mm幅のテープに対応する幅の編集プレビュー画像である。プリントアプリケーション121は、各種の編集処理に対応するボタンへのタッチ操作などに従って、各種の編集処理を実行する。各種の編集処理の一例としては、画像サイズ変更、色彩変更、文字列挿入、上下左右の反転、などが挙げられる。
S245においてプリントアプリケーション121は、印刷操作の入力を受け付ける。印刷操作の入力受け付けは、図10の印刷ボタン画像323へのタップ操作を検出することによって行われてもよい。S247においてプリントアプリケーション121は、印刷データを取得する。具体的には、選択テンプレート画像データに基づいて、プリンタの特性に対応した、印刷用のデータを取得する。印刷用のデータは、テンプレート画像データと、プリンタ情報と、が揃ってから、揃った情報を用いて作成されるデータであってよい。ここで「印刷データを取得する」とは、選択テンプレート画像データをそのまま印刷用のデータに変換することや、選択テンプレート画像データに対して各種の編集処理(S242)を実行した上で印刷用のデータに変換することを含む概念である。印刷用のデータに変換することを、印刷用のデータを作成する、と言い換えてもよい。プリンタの特性に対応する印刷用データを取得する、とは、プリンタが解釈可能なデータ形式の印刷用データを取得することを含む概念である。
S250においてプリントアプリケーション121は、S235で指示したMFP51への接続復帰の完了を待機する。具体的には、プリントアプリケーション121は、接続モジュール122から送信される第3接続実施情報(S285)の受信を待機する。なお、印刷操作の入力を受け付ける前に、第3接続実施情報を受信していれば、S250で待機する必要はない。すなわち、S265〜S285の処理は、S240〜S247の処理と並列に行われてよい。
接続復帰指示情報に第1の接続情報が含まれている場合には、S270においてOS124は、S140と同様に、第1の接続処理を実行する。S275においてOS124は、S150と同様に、接続完了情報を第1アクセスポイント501から受信する。
一方、接続復帰指示情報に第2の接続情報が含まれている場合には、S270aにおいてOS124は、S140aと同様に、第2の接続処理を実行する。S275aにおいてOS124は、S150aと同様に、接続完了情報をMFP51から受信する。
S280においてOS124は、S155と同様に、接続切替情報を接続モジュール122へ通知する。S285において接続モジュール122は、第3接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信する。第3接続実施情報は、使用アクセスポイントへの接続処理の実施が完了したことを示す情報である。
プリントアプリケーション121は、S285の通知を受信することに応じて、S250で待機していた接続が完了したことを認識する。そして、使用アクセスポイントが第1アクセスポイント501である場合には、S290へ進む。
S290においてプリントアプリケーション121は、無線通信151および154を介して、S247で取得した印刷データをMFP51へ送信する。S295においてMFP51は、受信した印刷データを用いて印刷処理を実行する。S300においてMFP51は、無線通信151および154を介して、印刷処理が完了したことを示す印刷完了通知情報をプリントアプリケーション121へ送信する。
一方、使用アクセスポイントがMFP51である場合には、S290aへ進む。S290aにおいてプリントアプリケーション121は、無線通信155を介して、S247で取得した印刷データをMFP51へ送信する。S295aにおいてMFP51は、受信した印刷データを用いて印刷処理を実行する。S300aにおいてMFP51は、無線通信155を介して、印刷処理が完了したことを示す印刷完了通知情報をプリントアプリケーション121へ送信する。
また、使用アクセスポイントが第2アクセスポイント502である場合には、プリントアプリケーション121は、無線通信152を介して、S247で取得した印刷データをMFP52へ送信する。MFP52は、受信した印刷データを用いて印刷処理を実行する。そして、MFP52は、無線通信152を介して、印刷処理が完了したことを示す印刷完了通知情報をプリントアプリケーション121へ送信する。
S305においてプリントアプリケーション121は、S185と同様の、接続指示情報を接続モジュール122へ送信する。S310〜S315において、接続モジュール122およびOS124は、S195〜S202と同様の処理を実行する。これにより、情報処理装置100は、プリントアプリケーション121が起動する以前と同様に、第2アクセスポイント502が所属するネットワークに所属することになる。記憶部109に第1接続情報または第2接続情報が記憶されている場合、プリントアプリケーション121は、S305において接続指示情報を接続モジュール122へ送信したことに応じて、S320においてこれらの情報を削除する。
S330においてOS124は、第2アクセスポイント502への接続を開始する。S335においてOS124は、接続完了情報を第2アクセスポイント502から受信する。これにより、通信システム10が初期状態に復帰する。
(効果)
本明細書に記載されている技術によれば、情報処理装置100は、MFP51から第1ネットワークN1を介してプリンタ情報を受信(S170)することができるとともに、サーバ270から第2ネットワークN2を介してテンプレート画像データを受信(S220)することができる。よって、プリンタ情報とテンプレート画像データとに基づいて、MFP51で使用する印刷データを情報処理装置100で生成(S247)することが可能となる。
情報処理装置100が、第1ネットワークN1と第2ネットワークN2との何れか一方のみに択一的に接続可能である場合が存在する。すなわち、MFP51との通信とサーバ270との通信を同時に実行することができない場合がある。本明細書に記載されている技術では、情報処理装置100を第1ネットワークN1へ接続してテンプレート画像データをサーバ270から受信(S220)することに応じて、情報処理装置100接続先を第2ネットワークN2へ切り替えることができる(S265)。これにより、第1ネットワークN1への接続処理が原因となって、第2ネットワークN2を介してサーバ270からテンプレート画像データを取得することができなくなってしまうといった事態の発生を防止することが可能となる。また、自動でネットワークの切り替えを行うことができるため、ユーザが接続先の切り替え操作を行う必要がない。ユーザの利便性を高めることができる。
情報処理装置100が第1ネットワークN1へ接続(S145、S145a)されている場合に、S180で取得命令が出されることをトリガとして、第1ネットワークN1への接続の切断(S197)と、第2ネットワークN2への接続(S200)と、を実行することができる。そして、テンプレート画像データをサーバ270から受信(S220)することに応じて、第1ネットワークN1への接続を再度確立することができる(S270、S270a)。これにより、第1ネットワークN1への接続を切断した場合には、第1ネットワークN1への接続を復帰させる、という動作を実現することが可能となる。よって、第1ネットワークN1への接続と第2ネットワークN2への接続を同時に実行することができない場合においても、サーバ270およびMFP51との通信を適切に実行することが可能となる。
情報処理装置100の接続先が第2ネットワークN2である場合に、MFP51からプリンタ情報を受信する必要性が生じた場合には、情報処理装置100の接続先を第1ネットワークN1へ切り替えることができる(S145、S145a)。そして、プリンタ情報の受信が完了(S170、S170a)したことに応じて、第2ネットワークN2への接続を復帰するために、第1ネットワークN1との接続を切断することができる(S197)。これにより、第1ネットワークN1への接続と第2ネットワークN2への接続を同時に実行することができない場合において、情報処理装置100のデフォルトの接続先を第2ネットワークN2に設定することが可能となる(図2、領域R1参照)。
選択テンプレート画像321を含んだ編集画面204(図10参照)を、表示手段102に表示させることができる(S232)。また、選択テンプレート画像データに対して各種の編集処理を実行することができる(S242)。そして、選択テンプレート画像データに基づいて、印刷用のデータを取得することができる(S247)。これにより、編集後の選択テンプレート画像データを用いた印刷処理を、MFP51に実行させることが可能となる(S295)。
S220で受信した複数のテンプレート画像データのうちから、S170で受信したプリンタ情報で示されている特性に適合している適合テンプレート画像データを抽出することができる(S225)。そして、適合テンプレート画像データによって形成される画像のサムネイルを含んだテンプレート画像選択画面203(図9参照)を、表示手段102に表示させることができる(S225)。これにより、MFP51に不適合な印刷データが取得されてしまう事態を防止することが可能となる。
接続モジュール122は、情報処理装置100を第1ネットワークN1へ接続する制御を実行することができる。そして、第1ネットワークN1への接続が完了(S140、S140a)したことに応じて、第1接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信することができる(S160)。また、プリントアプリケーション121がテンプレート画像データを必要とする場合(S185)には、接続モジュール122は、情報処理装置100を第2ネットワークN2へ接続する制御を実行することができる(S200)。そして、第2ネットワークN2への接続が完了(S202)したことに応じて、第2接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信することができる(S210)。また、テンプレート画像データが取得(S220)されたことに応じて、情報処理装置100を第1ネットワークN1へ接続する制御を実行することができる。そして、第1ネットワークN1への接続が完了(S270、S270a)したことに応じて、第3接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信することができる(S280)。これにより、MFP51やサーバ270への接続を制御する処理を接続モジュール122で実行することが可能となるため、プリントアプリケーション121の機能の簡略化を図ることが可能となる。
接続モジュール122は、情報処理装置100の第1ネットワークN1への接続が完了(S140、S140a)したことに応じて、接続情報を含んだ第1接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信することができる(S160)。また接続モジュール122は、情報処理装置100が第2ネットワークN2に接続されている場合に、接続復帰指示情報をプリントアプリケーション121から受信(S235)することに応じて、情報処理装置100を第1ネットワークN1へ接続する制御を実行することができる(S265)。このとき、接続モジュール122は、接続復帰指示情報に含まれている接続情報であって、S160において送信した接続情報と同一内容の接続情報を用いて、情報処理装置100を第1ネットワークN1へ接続することができる(S265)。これにより、サーバ270およびMFP51との通信を、接続モジュール122を用いて適切に実行することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例)
情報処理装置100を、インフラストラクチャーモードの無線通信を用いて第2ネットワークN2に接続することができない場合がある。例えば、第2アクセスポイント502が存在しなかったり故障していたりする場合、情報処理装置100が無線LAN_I/F105を備えていない場合、などである。このような場合においても、携帯電話I/F114を用いた無線通信157を用いることで、情報処理装置100を第2ネットワークN2に接続することが可能である。これにより、通信システム10に冗長性を持たせることが可能となる。
情報処理装置100を、インフラストラクチャーモードの無線通信152を用いて第2ネットワークN2に接続(S202)することはできたものの、テンプレート画像データをサーバ270から取得(S220)することができない場合がある。例えば、第2アクセスポイント502とインターネット260との通信経路に異常が発生している場合や、通信経路が混雑している場合などである。この場合、テンプレート画像データをサーバ270から取得できないことに応じて、第2ネットワークN2への接続経路を、インフラストラクチャーモードの無線通信152から、携帯電話の通信規格に基いた無線通信157に自動で切り替えるとしてもよい。これにより、複数の通信経路を切り替えて使用することが可能となるため、通信システム10に冗長性を持たせることが可能となる。
プリントアプリケーション121から接続モジュール122へ接続復帰指示情報を送信するタイミングは、S235のタイミングに限られない。例えば、テンプレート画像データをサーバ270から受信したタイミング(S220)から、編集画面を表示手段102に表示させるタイミング(S232)までの間の期間中の何れかのタイミングで、接続復帰指示情報を送信してもよい。例えば、S230において選択テンプレート画像データを選択する操作の入力を受け付けたことに応じて、プリントアプリケーション121から接続モジュール122へ接続復帰指示情報を送信してもよい。テンプレート画像データをサーバ270から受信したタイミング(S220)以降のなるべく早い段階で接続復帰指示情報を送信することにより、S250においてプリントアプリケーション121が接続完了情報(S285)の受信を待機する際の待機時間を短縮化することが可能となる。また例えば、第1の接続処理(S270)や第2の接続処理(S270a)かかる処理時間が長くなることに応じて、接続復帰指示情報を送信するタイミングを早めるとしてもよい。第1の接続処理や第2の接続処理の処理時間は、接続履歴を記録することにより求めてもよい。
S245で印刷操作の入力を受け付けることに応じて、プリントアプリケーション121から接続モジュール122へ接続復帰指示情報を送信するとしてもよい。接続復帰指示情報は、印刷データをMFP51へ送信する経路を確立させるための情報であることから、接続復帰指示情報を送信するタイミングとして、S245の印刷操作の入力のタイミングが最も遅いものとなる。これにより、情報処理装置100が第1ネットワークN1に接続している期間(S270〜S315)を短縮化することが可能となる。情報処理装置100がWFD方式の無線通信155を使用する場合には、インフラストラクチャーモードの無線通信151を使用する場合に比して、MFP51での電力消費量が大きくなる場合がある。このような場合においても、情報処理装置100が第1ネットワークN1に接続している期間を短縮化できるため、MFP51での電力消費量を抑制することが可能となる。
MFP51は、バッテリーによって駆動する装置であってもよい。この場合、S170において受信するプリンタ情報には、MFP51のバッテリー残量を示すバッテリー残量情報が含まれていてもよい。そして、プリントアプリケーション121から接続モジュール122へ接続復帰指示情報を送信するタイミングを、バッテリー残量情報に応じて変更するとしてもよい。例えば、バッテリー残量情報が示すバッテリー残量が所定値よりも少ない場合には、多い場合に比して、接続復帰指示情報を送信するタイミングを遅らせるとしてもよい。具体例としては、バッテリー残量が所定値よりも少ない場合には、S245で印刷操作の入力を受け付けることに応じて、接続復帰指示情報を送信してもよい。また、バッテリー残量が所定値よりも多い場合には、テンプレート画像データをサーバ270から受信した時点(S220)からS245の時点までの期間中の何れかのタイミングで、接続復帰指示情報を送信してもよい。これにより、MFP51のバッテリー残量が少ない場合には、情報処理装置100と第1ネットワークN1との接続時間を短縮化することで、MFP51の消費電力を低減することができる。また、MFP51のバッテリー残量が多い場合には、バッテリー残量が少ない場合よりも早い段階で第1ネットワークN1に接続することで、ユーザの待機時間を短縮化することができる。
S215においてサーバ270へ送信されるテンプレート画像データの要求情報に、S170で受信したプリンタ情報を含ませてもよい。そして、サーバ270において、プリンタ情報で示されている特性に適合した適合テンプレート画像データを抽出する抽出処理を実行してもよい。S220においてプリントアプリケーション121は、抽出後の適合テンプレート画像データをサーバ270から受信するとしてもよい。これにより、情報処理装置100の処理負担を軽減すること、および、MFP51に不適合な印刷データが取得されてしまう事態を防止することが可能となる。
S155においてOS124は、第1接続実施情報を接続モジュール122へ通知してもよい。そしてS160において接続モジュール122は、第1接続実施情報をプリントアプリケーション121へ送信するとしてもよい。
編集処理(S242)は省略することが可能である。この場合、S240およびS242を省略して、S235からS245へ進むとしてもよい。以上より、一般的に言うと、印刷装置制御プログラム123は、「第1接続制御手段」と、「通信装置情報受信手段」と、「取得命令受信手段」と、「第2接続制御手段」と、「外部装置情報受信手段」と、「使用データ取得手段」と、を少なくとも備えていれば良い。具体例としては、印刷装置制御プログラム123は、S140と、SS170と、S180と、S200と、S220と、S247と、を少なくとも実行すればよい。
テンプレート画像データをMFP51に供給する装置は、サーバ270に限られず、各種の装置を用いることが可能である。例えば、スキャナを用いてもよい。この場合、スキャナで生成したスキャンデータをテンプレート画像データとして使用してもよい。
本実施形態で説明した、プリントアプリケーション121と接続モジュール122との処理の分担態様は、一例であり、他の分担態様であってもよい。例えば、テンプレート画像データの要求情報(S215)などを接続モジュール122が出力するとしてもよい。
情報処理装置100を第1ネットワークN1に接続させる通信方式には、様々な通信方式を用いることが可能である。例えば、ブルートゥース方式の無線通信156を用いてもよい。
図7〜図10の表示画面の内容は一例であり、様々な表示態様を用いることが可能である。例えば、図8の設定画面202において、印刷を実行させるプリンタが複数存在する場合には、装置画像221および231に加えて、さらに多くの装置画像が表示されるとしてもよい。
本実施形態では、情報処理装置100と通信する「通信装置」の一例として、MFP51を用いて説明したが、この形態に限られない。「通信装置」は、ラベルプリンタ、スキャナ、コピー機、携帯端末、PC、サーバ等であってもよい。
情報処理装置100は、メモリカードなどの外部メモリを接続可能な構成としてもよい。そして、記憶部109に代えて、外部メモリへ各種データを記憶する構成としてもよい。
上記の実施例では、情報処理装置100のCPU106が記憶部109内のプログラム120(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図6の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図6の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
無線LAN_IF105は、通信インターフェースの一例である。印刷装置制御プログラム123は、情報処理プログラムの一例である。MFP51は、通信装置の一例である。S140を実行するCPUは、第1接続制御手段の一例である。プリンタ情報は、通信装置情報の一例である。S170を実行するCPUは、通信装置情報受信手段の一例である。サーバ270は、外部装置の一例である。テンプレート画像データは、外部装置情報の一例である。S180を実行するCPUは、取得命令受信手段の一例である。S200を実行するCPUは、第2接続制御手段の一例である。S220を実行するCPUは、外部装置情報受信手段の一例である。S247を実行するCPUは、使用データ取得手段の一例である。S265を実行するCPUは、第3接続制御手段の一例である。S235を実行するCPUは、第3接続制御手段の一例である。印刷データは、使用データの一例である。S290を実行するCPUは、第1送信制御手段の一例である。S162を実行するCPUは、接続情報記憶手段の一例である。編集画面204は、画像表示画面の一例である。S232を実行するCPUは、画像表示画面表示手段の一例である。適合テンプレート画像データは、適合画像データの一例である。接続モジュール122は、接続制御プログラムの一例である。プリントアプリケーション121は、情報処理装置制御プログラムの一例である。S160を実行するCPUは、第1接続実施情報出力手段の一例である。S210を実行するCPUは、第2接続実施情報出力手段の一例である。S235を実行するCPUは、接続復帰指示情報出力手段の一例である。S285を実行するCPUは、第3接続実施情報出力手段の一例である。S162を実行するCPUは、接続情報記憶手段の一例である。S185を実行するCPUは、接続指示情報出力手段の一例である。第1アクセスポイント501および第2アクセスポイント502は、中継装置の一例である。無線LAN_I/F105は、第1通信インターフェースの一例である。携帯電話I/F114は、第2通信インターフェースの一例である。タッチパネル103は、操作部の一例である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:通信システム、34:無線LAN_I/F、40:GO_I/F、51および52:MFP、100:情報処理装置、102:表示手段、105:無線LAN_I/F、109:記憶部、121:プリントアプリケーション、122:接続モジュール、123:印刷装置制御プログラム、270:サーバ、501:第1アクセスポイント、502:第2アクセスポイント、N1:第1ネットワーク、N2:第2ネットワーク

Claims (8)

  1. 各種のネットワークとの通信を実行するための通信インターフェースであって特定の通信規格に基づく通信を実行するための前記通信インターフェースを備える情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、
    前記情報処理プログラムは、
    通信装置と前記情報処理装置との通信を仲介可能な第1ネットワークであって前記特定の規格に基づく前記第1ネットワークによる通信有効なときに、前記通信装置から前記第1ネットワークを介して、前記通信装置に関する通信装置情報を前記通信インターフェースに受信させる通信装置情報受信手段と、
    前記第1ネットワークによる通信が有効なときに、外部装置に記憶されている外部装置情報を取得する取得命令を受信する取得命令受信手段と、
    前記第1ネットワークによる通信が有効なときに、前記取得命令受信手段が前記取得命令を受信したことに応じて、前記第1ネットワークによる通信を有効でない状態にする処理、および、前記外部装置と前記情報処理装置との通信を仲介可能な第2ネットワークであって前記特定の規格に基づく前記第2ネットワークによる通信を有効にする処理前記通信インターフェースに実行させ第1接続制御手段と、
    前記第2ネットワークによる通信を有効にした後に、前記外部装置から前記第2ネットワークを介して、前記外部装置に記憶されている外部装置情報を前記通信インターフェースに受信させる外部装置情報受信手段と、
    前記通信装置情報受信手段によって前記通信装置情報が受信され、かつ、前記外部装置情報受信手段によって前記外部装置情報が受信されたことに応じて、前記通信装置情報と、前記外部装置情報と、を用いて、前記通信装置で使用する使用データを取得する使用データ取得手段と、
    前記外部装置情報受信手段によって前記外部装置情報が受信された後に、前記第2ネットワークによる通信を有効でない状態にする処理および前記第1ネットワークによる通信を有効にする処理を、前記通信インターフェースに実行させる第2接続制御手段と、
    前記第1ネットワークによる通信を有効にした後に、前記第1ネットワークを介して前記通信装置へ、前記使用データを前記通信インターフェースに送信させる第1送信制御手段と、
    して前記情報処理装置を機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記第1ネットワークは、前記特定の規格に基づいて、前記情報処理装置と前記通信装置とを中継装置を介さずに直接に通信可能にするネットワークであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記第2ネットワークは、前記特定の規格に基づいて、前記情報処理装置と前記外部装置とを中継装置を介して通信可能にするネットワークであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記特定の通信規格は無線LAN規格であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  5. 前記使用データ取得手段によって取得された前記使用データを前記通信装置へ送信する送信命令の入力が、前記情報処理装置が備える操作部で受け付けられたか否かを判断する判断手段として、前記情報処理プログラムは前記情報処理装置をさらに機能させ、
    前記第2接続制御手段は、前記判断手段によって前記送信命令の入力が受け付けられたと判断される前に、前記第2ネットワークによる通信を有効でない状態にする処理および前記第1ネットワークによる通信を有効にする処理を、前記通信インターフェースに実行させ、
    前記第1送信制御手段は、前記判断手段によって前記送信命令の入力が受け付けられたと判断された場合に、前記使用データを前記通信インターフェースに送信させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  6. 前記外部装置情報受信手段は、前記外部装置情報である複数の画像データを前記通信インターフェースに受信させ、
    前記通信装置情報受信手段は、前記通信装置の特性を示す前記通信装置情報を前記通信インターフェースに受信させ、
    前記使用データ取得手段は、前記外部装置情報受信手段が受信した前記複数の画像データのうちから、前記通信装置情報受信手段によって受信された前記通信装置情報が示している特性に適合している適合画像データを抽出し、抽出した前記適合画像データと前記外部装置情報とを用いて前記使用データ取得することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  7. 前記通信装置には、複数の装置種類が存在し、
    前記通信装置情報受信手段は、前記通信装置の特性を示す前記通信装置情報を前記通信インターフェースに受信させ、
    前記外部装置情報受信手段は、前記通信装置情報受信手段によって前記通信装置情報が受信されたことに応じて、受信された前記通信装置情報を、前記外部装置へ、前記通信インターフェースに送信させることによって、前記外部装置が返信する、前記通信装置情報が示している装置種類に適合している適合画像データを、前記外部装置情報として前記通信インターフェースに受信させ、
    前記使用データ取得手段は、前記外部装置情報受信手段によって受信された前記適合画像データを前記使用データとして取得することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の情報処理プログラム。
  8. 各種のネットワークとの通信を実行するための通信インターフェースであって特定の通信規格に基づく通信を実行するための前記通信インターフェースを備える情報処理装置であって、
    通信装置と前記情報処理装置との通信を仲介可能な第1ネットワークであって前記特定の規格に基づく前記第1ネットワークによる通信有効なときに、前記通信装置から前記第1ネットワークを介して、前記通信装置に関する通信装置情報を前記通信インターフェースに受信させる通信装置情報受信手段と、
    前記第1ネットワークによる通信が有効なときに、外部装置に記憶されている外部装置情報を取得する取得命令を受信する取得命令受信手段と、
    前記第1ネットワークによる通信が有効なときに、前記取得命令受信手段が前記取得命令を受信したことに応じて、前記第1ネットワークによる通信を有効でない状態にする処理、および、前記外部装置と前記情報処理装置との通信を仲介可能な第2ネットワークであって前記特定の規格に基づく前記第2ネットワークによる通信を有効にする処理前記通信インターフェースに実行させ第1接続制御手段と、
    前記第2ネットワークによる通信を有効にした後に、前記外部装置から前記第2ネットワークを介して、前記外部装置に記憶されている外部装置情報を前記通信インターフェースに受信させる外部装置情報受信手段と、
    前記通信装置情報受信手段によって前記通信装置情報が受信され、かつ、前記外部装置情報受信手段によって前記外部装置情報が受信されたことに応じて、前記通信装置情報と、前記外部装置情報と、を用いて、前記通信装置で使用する使用データを取得する使用データ取得手段と、
    前記外部装置情報受信手段によって前記外部装置情報が受信された後に、前記第2ネットワークによる通信を有効でない状態にする処理および前記第1ネットワークによる通信を有効にする処理を、前記通信インターフェースに実行させる第2接続制御手段と、
    前記第1ネットワークによる通信を有効にした後に、前記第1ネットワークを介して前記通信装置へ、前記使用データを前記通信インターフェースに送信させる第1送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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