JP2017017601A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信機器が所属すべき無線ネットワークを適切に判断することによって、通信機器の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制し得る技術を提供すること。【解決手段】 プリンタ10は、端末機器50から受信されたProbe Req.信号内のSSID「YYY」がメモリ内のSSID「YYY」に一致すると判断する場合(T18でYES)に、プリンタ10の動作状態を、代替SoftAPNWに所属していない状態から代替SoftAPNWの親局状態に移行させる(T22)。そして、プリンタ10は、親局であるプリンタ10と子局である端末機器50との双方が所属している代替SoftAPNWを形成する(T36〜T40)。一方、端末機器50から受信されるProbe Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致しないと判断される場合(T18でNO)には、プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWに所属していない状態に維持される。【選択図】 図2

Description

本明細書では、通信機器が無線ネットワークを形成するための技術を開示する。
通信機器が無線ネットワークを形成するための様々な技術が知られている。例えば、いわゆるSoftAPの機能をサポートする通信機器は、SoftAPを起動して無線ネットワークの親局として動作することができる。この場合、他の機器が当該無線ネットワークの子局として動作すれば、通信機器と当該他の機器との双方が無線ネットワークに所属することができる。また、Wi-Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートする通信機器は、WFD方式に従ったG/O(Group Ownerの略)状態に移行して無線ネットワークの親局として動作することができる。この場合、他の機器が当該無線ネットワークの子局(例えばWFD方式に従ったClient状態)として動作すれば、通信機器と当該他の機器との双方が無線ネットワークに所属することができる。
特開2013−115687号公報 特開2009−44701号公報
通信機器は、例えば、無線接続要求を他の機器から受信することに応じて、親局(例えば、上述のSoftAP、又は、WFD方式に従ったG/O機器)又は子局として動作して、無線ネットワークに所属することができる。しかし、通信機器は、所属すべき所属ネットワークを適切に判断することができないために、ユーザが望まない無線ネットワークに所属し得る。通信機器が、ユーザが望まない無線ネットワークに所属することに起因して、通信機器の処理負荷が不必要に高くなり得る。本明細書では、通信機器が所属すべき無線ネットワークを適切に判断することによって、通信機器の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される通信機器は、メモリと、信号受信部と、判断部と、形成部と、を備える。メモリは、所定文字列を記憶する。信号受信部は、特定の無線識別子を含む第1の特定の信号を外部機器から受信する。判断部は、第1の特定の信号内の特定の無線識別子が、メモリ内の所定文字列を含む第1の無線識別子であるのか否かを判断する。第1の無線識別子は、第1の無線ネットワークを識別するための無線識別子である。本明細書によって開示される一つの形態では、形成部は、特定の無線識別子が第1の無線識別子であると判断される場合に、通信機器の動作状態を、第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態に移行させて、親局である通信機器と子局である外部機器との双方が所属している第1の無線ネットワークを形成する。特定の無線識別子が第1の無線識別子でないと判断される場合に、通信機器の動作状態は、第1の無所属状態に維持される。
上記の構成によると、通信機器は、第1の特定の信号内の特定の無線識別子が所定文字列を含む第1の無線識別子であると判断される場合に、通信機器の動作状態を第1の無所属状態から第1の親局状態に移行させる。従って、通信機器は、通信機器と外部機器との双方が所属している第1の無線ネットワークを形成することができる。一方、第1の特定の信号内の特定の無線識別子が第1の無線識別子でないと判断される場合に、通信機器の動作状態は、第1の無所属状態に維持される。即ち、この場合、通信機器と外部機器との双方が所属している第1の無線ネットワークが形成されない。このために、通信機器の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制し得る。
また、本明細書によって開示される他の形態では、形成部は、特定の無線識別子が第1の無線識別子であると判断される場合に、通信機器の動作状態を、第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態、又は、第1の無線ネットワークの子局として動作する子局状態に移行させて、親局又は子局である通信機器と子局又は親局である外部機器との双方が所属している第1の無線ネットワークを形成する。この形態では、通信機器は、さらに、第1の無線ネットワークが形成される場合に、第1の無線ネットワークを利用して、特定の無線設定情報を外部機器から受信する情報受信部であって、特定の無線設定情報は、特定のアクセスポイントによって形成されている特定の無線ネットワークで現在利用されている無線設定情報であり、外部機器は、特定の無線ネットワークに現在所属していること、及び、特定の無線ネットワークに過去に所属していたこと、のうちのいずれかの条件を満たす、情報受信部と、外部機器から特定の無線設定情報が受信される場合に、特定の無線設定情報を利用して、特定の無線ネットワークに所属する所属部と、を備える。
上記の構成によると、通信機器は、第1の特定の信号内の特定の無線識別子が第1の無線識別子であると判断される場合に、通信機器の動作状態を第1の無所属状態から第1の親局状態又は子局状態に移行させる。従って、通信機器は、通信機器と外部機器との双方が所属している第1の無線ネットワークを形成することができる。そして、通信機器は、第1の無線ネットワークを利用して、特定の無線設定情報を外部機器から受信し、特定の無線設定情報を利用して、特定の無線ネットワークに所属する。これにより、通信機器は、特定の無線ネットワークを利用して、特定のアクセスポイントを介した無線通信を実行することができる。一方、第1の特定の信号内の特定の無線識別子が第1の無線識別子でないと判断される場合に、通信機器の動作状態は、第1の無所属状態に維持される。このために、通信機器の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制し得る。
上記の通信機器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信機器と上記の外部機器とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタがSoftAPとして動作する第1実施例のシーケンス図を示す。 図2の続きのシーケンス図を示す。 プリンタがWFD方式に従ったG/Oとして動作する第2実施例のシーケンス図を示す。 図4の続きのシーケンス図を示す。 プリンタが子局として動作する第3実施例のシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
通信システム2は、プリンタ10と端末機器50と通常アクセスポイント100とを備える。以下では、通常アクセスポイント100のことを「通常AP(Normal Access Pointの略)100」と記載する。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ち端末機器50等の周辺機器)である。プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、無線インターフェース20と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
無線I/F20は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11に従った無線通信を実行するためのI/Fである。具体的には、無線I/F20は、IEEE802.11に従って通常AP100との無線接続(以下では「通常AP(Normal APの略)接続」と呼ぶ)を確立することができ、この結果、プリンタ10は、通常AP100が親局として動作する無線ネットワーク(以下では「通常APNW(通常AP Networkの略)」と呼ぶ)に子局として参加することができる。そして、プリンタ10は、通常AP100を介して、通常APNWに所属している他の機器(例えば端末機器50)と無線通信を実行することができる。
無線I/F20は、特に、IEEE802.11のうちのSoftAP(Software Access Pointの略)機能をサポートしている。無線I/F20のSoftAPが起動されると、プリンタ10は、無線ネットワークのAP(即ち親局)として動作し、他の機器(例えば端末機器50)との無線接続(以下では「SoftAP接続」と呼ぶ)を確立することができる。即ち、当該他の機器は、プリンタ10が親局として動作する無線ネットワーク(以下では「SoftAPNW(SoftAP Networkの略)」と呼ぶ)に子局として参加することができる。
無線I/F20は、物理的には1個のインターフェースである。ただし、無線I/F20には、通常AP接続を確立するための第1のMACアドレスと、SoftAP接続を確立するための第2のMACアドレス(即ち第1のMACアドレスとは異なるMACアドレス)と、が割り当てられている。従って、プリンタ10は、無線I/F20を介して、通常AP接続を利用した無線通信と、SoftAP接続を利用した無線通信と、の双方を同時的に実行し得る。なお、変形例では、通常AP接続を利用した無線通信を実行するためのインターフェースと、SoftAP接続を利用した無線通信と、を実行するためのインターフェースと、が物理的に異なるチップによって構成されていてもよい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成される。プログラム36は、初回SoftAP(Initial SoftAPの略)設定情報38と、代替SoftAP(Alternative SoftAPの略)設定情報40と、を含む。
初回SoftAP設定情報38は、プリンタ10の電源が投入されるタイミングで起動されるSoftAP(以下では「初回SoftAP」と呼ぶ)によって形成されるSoftAPNWで利用される情報である。初回SoftAP設定情報38は、プリンタ10のベンダとは異なる特定の事業者からベンダに予め提供されている情報である。初回SoftAP設定情報38は、SSID(Service Set Identifierの略)「XXX」、パスワード「AAA」等を含む。
代替SoftAP設定情報40は、プリンタ10の電源が投入されるタイミングとは異なるタイミングで起動されるSoftAP(以下では「代替SoftAP」と呼ぶ)によって形成されるSoftAPNWで利用される情報である。代替SoftAP設定情報40は、プリンタ10のベンダによって予め決定されている情報であり、初回SoftAP設定情報38とは異なる情報である。代替SoftAP設定情報40は、SSID「YYY」、パスワード「BBB」等を含む。以下では、初回SoftAP設定情報38が利用されるSoftAPNW、代替SoftAP設定情報40が利用されるSoftAPNWのことを、それぞれ、「初回SoftAPNW」、「代替SoftAPNW」と呼ぶ。
メモリ34は、親局設定領域44と、通常AP設定領域46と、を備える。親局設定領域44は、プリンタ10がSoftAPNWの親局として動作する状態で、当該SoftAPNWで利用される無線設定情報(即ち、初回SoftAP設定情報38又は代替SoftAP設定情報40)が記憶される領域である。通常AP設定領域46は、プリンタ10が通常APNWの子局として動作する状態で、当該通常APNWで利用される無線設定情報(即ち、SSID、パスワード等;以下では「通常AP設定情報」と呼ぶ)が記憶される領域である。
(通常AP100の構成)
通常AP100は、無線AP、無線LANルータ等と呼ばれる公知のAPであり、SoftAPとは異なる。通常AP100は、通常AP100との通常AP接続が確立されている一対の機器、即ち、通常APNWの一対の子局(例えば、プリンタ10、端末機器50)の間の通信を中継する。通常AP100は、通常APNWで現在利用されている通常AP設定情報150を記憶する。通常AP設定情報150は、SSID「ZZZ」と、パスワード「CCC」と、を含む。
(端末機器50の構成)
端末機器50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末である。端末機器50は、通常APNW又はSoftAPNWに子局として参加することができる。端末機器50は、端末機器50が通常APNWに現在所属している場合、又は、通常APNWに過去に所属していた場合に、通常AP設定情報150を記憶する。端末機器50は、さらに、通常AP設定情報150をプリンタ10に設定するためのアプリケーションプログラム(以下では「設定アプリ」と呼ぶ)200を記憶する。設定アプリ200は、プリンタ10のベンダによって提供されるプログラムであり、プリンタ10に予め記憶されている代替SoftAP設定情報40に一致する情報40を含む。
(各デバイス10,50,100等の処理:図2及び図3)
続いて、図2及び図3を参照して、プリンタ10等によって実行される各処理の内容を説明する。図2の初期状態では、端末機器50は、通常AP100との通常AP接続を確立しており、通常APNWに所属している。T10では、ユーザは、プリンタ10の電源を投入する。以下では、プリンタ10のCPU32によって実行される処理を説明する際に、「プリンタ10のCPU32は、・・・を実行する」と記載する代わりに、「プリンタ10は、・・・を実行する」と記載する。
T12では、プリンタ10は、初回SoftAP設定情報38を利用して、初回SoftAPを起動する。具体的には、プリンタ10は、プログラム36内の初回SoftAP設定情報38を親局設定領域44に記憶する。これにより、プリンタ10の動作状態は、初回SoftAPNWに所属していない状態から、初回SoftAPNWの親局として動作する親局状態に移行する。
プリンタ10の電源が投入される際に初回SoftAPが起動される構成(以下では「特定の構成」と呼ぶ)が採用される理由を説明する。まず、初回SoftAPが起動される理由は、以下のとおりである。初回SoftAPに従って形成される初回SoftAPNWでは、認証方式及び暗号化方式のセキュリティレベルが比較的に低い設定情報である初回SoftAP設定情報38が利用される。これにより、ユーザは、複雑な無線設定を行うことなく、様々な機器を子局として初回SoftAPNWに参加させ得る。この場合、プリンタ10は、初回SoftAPNWを利用して、当該様々な機器との無線通信を実行し得る。このように、プリンタ10は、様々な機器との通信を実行可能にするために、初回SoftAPを起動する。
また、初回SoftAPが、電源が投入される際に起動される理由は以下のとおりである。仮に初回SoftAPが、電源が投入される際に起動されないとすると、ユーザは、電源が投入された後に、初回SoftAPを起動させるための操作を実行する必要がある。一方、初回SoftAPが、電源が投入される際に起動される場合では、ユーザは、電源を投入するための操作と、初回SoftAPを起動するための操作と、を別々に実行する必要がなくなり、利便性が向上する。以上の2個の理由により、特定の構成が採用される。
端末機器50のユーザは、端末機器50が所属している通常APNWにプリンタ10も所属させることを望む場合に、T14において、設定アプリ200を起動するための操作を端末機器50に実行する。これにより、端末機器50は、設定アプリ200を起動し、T16において、設定アプリ200内の代替SoftAP設定情報40に含まれるSSID「YYY」を読み出し、SSID「YYY」を含むProbe Request信号をプリンタ10に送信する。以下では、Request、Responseのことを、それぞれ、「Req.」、「Res.」と記載する。
プリンタ10は、端末機器50からSSID「YYY」を含むProbe Req.信号を受信する場合に、T18において、Probe Req.信号内のSSID「YYY」が、メモリ34内の代替SoftAP設定情報40に含まれるSSID「YYY」に一致するのか否かを判断する。プリンタ10は、Probe Req.信号内のSSID「YYY」がメモリ34内のSSID「YYY」に一致する場合(T18でYES)に、T20に進む。
一方、例えば、ユーザが、端末機器50が通常AP100とは異なるAPとの無線接続を確立することを望む場合には、設定アプリ200を起動するための操作が端末機器50に実行されず、当該無線接続を確立するための操作が端末機器50に実行される。この場合、プリンタ10は、端末機器50からSSID「YYY」を含まないProbe Req.信号を受信し得る。このような状況では、プリンタ10は、当該Probe Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致しないと判断し(T18でNO)、T20以下の処理を実行せずに、図2の処理を終了する。この場合、プリンタ10の動作状態は、SSID「YYY」によって識別される代替SoftAPNWに所属していない状態に維持される。
T20では、プリンタ10は、初回SoftAPを停止する。具体的には、プリンタ10は、親局設定領域44内の初回SoftAP設定情報38を消去する。これにより、プリンタ10は、初回SoftAP NWを消滅させる。プリンタ10の動作状態は、初回SoftAPNWの親局として動作する親局状態から、初回SoftAPNWに所属していない状態に移行する。本実施例では、プリンタ10は、SoftAPのための1個のMACアドレス(即ち第2のMACアドレス)しか有していないので、初回SoftAPと代替SoftAPとの双方が同時的に起動されている状態を構築することができない。そして、プリンタ10は、後述の処理で代替SoftAPを起動する必要があるので、T20で初回SoftAPを停止する。
T22では、プリンタ10は、代替SoftAP設定情報40を利用して、代替SoftAPを起動する。具体的には、プリンタ10は、プログラム36内の代替SoftAP設定情報40を親局設定領域44に記憶する。これにより、プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWに所属していない状態から、代替SoftAPNWの親局として動作する親局状態に移行する。
なお、プリンタ10は、T16の時点では、代替SoftAPを起動していないので、代替SoftAPNWで利用されるSSID「YYY」を含むProbe Req.信号を受信しても、Probe Req.信号に対する応答信号(即ちProbe Res.信号)を送信しない。従って、端末機器50は、T16でProbe Req.信号を送信してから所定時間を経過してもプリンタ10から応答信号を受信しないので、T24において、SSID「YYY」を含むProbe Req.信号をプリンタ10に再び送信する。
プリンタ10は、T24の時点、即ち、SSID「YYY」を含むProbe Req.信号を端末機器50から再び受信する時点では、代替SoftAPを起動している。従って、T26において、プリンタ10は、SSID「YYY」を含むProbe Res.信号を端末機器50に送信する。
T32では、端末機器50は、通常APNWを利用して、Disassociation信号を通常AP100に順次送信する。これにより、端末機器50と通常AP100との間の通常AP接続が切断される。本実施例では、端末機器50は、1個の機器との無線接続しか確立することができない。そして、端末機器50は、後述の処理でプリンタ10とのSoftAP接続を確立する必要があるので、T32において、通常AP100との通常AP接続を切断する。
次いで、プリンタ10は、T36において、SSID「YYY」を含むAssociation Req.信号を端末機器50から受信し、T38において、SSID「YYY」を含むAssociation Res.信号を端末機器50に送信する。T40では、プリンタ10は、各種信号(例えば4-way handshake)の通信を端末機器50と実行し、端末機器50とのSoftAP接続を確立する。これにより、プリンタ10は、親局であるプリンタ10と子局である端末機器50との双方が所属している代替SoftAPNWを形成することができる。
T42では、プリンタ10は、代替SoftAPNWを利用して、端末機器50のメモリ内の通常AP設定情報150を端末機器50から受信する。上述したように、通常AP設定情報150は、通常APNWで現在利用されている情報であり、SSID「ZZZ」、パスワード「CCC」等を含む。
T44では、プリンタ10は、通常AP設定情報150を設定する。具体的には、プリンタ10は、通常AP設定情報150を通常AP設定領域46に記憶する。
次いで、プリンタ10は、図3のT46において、SSID「ZZZ」を含むProbe Req.信号を通常AP100に送信し、T48において、SSID「ZZZ」を含むProbe Res.信号を通常AP100から受信する。
T50では、プリンタ10は、各種信号の通信(Association Req./Res.信号、4-way handshake等)を通常AP100と実行して、通常AP100との通常AP接続を確立する。これにより、プリンタ10は、親局である通常AP100によって形成されている通常APNWに子局として参加することができる。そして、プリンタ10は、通常AP100を介して、他の機器との様々な通信を実行することができる。例えば、プリンタ10は、通常AP100を介して、画像を表わす画像ファイルを当該他の機器から受信し、当該画像の印刷を印刷実行部16に実行させることができる。
T52では、プリンタ10は、代替SoftAPNWを利用して、設定結果を端末機器50に送信する。本ケースでは、設定結果は、プリンタ10での通常AP設定情報150の設定が成功したこと、即ち、プリンタ10と通常AP100との間の通常AP接続の確立が成功したことを示す。仮に、プリンタ10と通常AP100との間の通常AP接続の確立が成功しない場合には、失敗を示す設定結果がプリンタ10から端末機器50に送信される。
端末機器50は、代替SoftAPNWを利用して、プリンタ10から設定結果を受信する場合に、T54において、設定結果を表示する。ユーザは、設定結果を見ることによって、プリンタ10での通常AP設定情報150の設定が成功したことを知ることができる。
次いで、プリンタ10は、T56において、Deauthentication信号を端末機器50に送信し、T60において、Disassociation信号を端末機器50から受信する。これにより、プリンタ10は、端末機器50とのSoftAP接続を切断する。
T64では、プリンタ10は、代替SoftAPを停止する。具体的には、プリンタ10は、親局設定領域44内の代替SoftAP設定情報40を消去する。これにより、プリンタ10は、代替SoftAPNWを消滅させる。プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWの親局として動作する親局状態から、代替SoftAPNWに所属していない状態に移行する。
T66では、端末機器50は、各種信号の通信を実行して、通常AP100との通常AP接続を再び確立して、通常APNWに子局として参加する。これにより、親局である通常AP100と、子局であるプリンタ10と、子局である端末機器50と、が通常APNWに所属している状態になる。従って、プリンタ10は、例えば、通常AP100を介して端末機器50から画像ファイルを受信して、印刷を実行することができる。
(第1実施例の効果)
プリンタ10は、端末機器50から受信されたProbe Req.信号内のSSID「YYY」がメモリ34内のSSID「YYY」に一致すると判断する場合(T18でYES)に、プリンタ10の動作状態を、代替SoftAPNWに所属していない状態から代替SoftAPNWの親局状態に移行させる(図2のT22)。そして、プリンタ10は、親局であるプリンタ10と子局である端末機器50との双方が所属している代替SoftAPNWを形成する(T36〜T40)。一方、端末機器50から受信されるProbe Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致しないと判断される場合(T18でNO)には、プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWに所属していない状態に維持される。即ち、プリンタ10は、初回SoftAPを停止する処理、代替SoftAPを起動する処理等を実行せずに済む。この結果、プリンタ10の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制することができる。
さらに、プリンタ10は、代替SoftAPNWを形成する場合に、代替SoftAPNWを利用して、通常AP設定情報150を端末機器50から受信し(図2のT42)、通常AP設定情報150を利用して、通常APNWに所属する(図3のT46〜T50)。これにより、プリンタ10は、通常APNWを利用して、通常AP100を介した無線通信を実行することができる。
特に、本実施例では、プリンタ10の電源がONされる際に初回SoftAPが起動されるという上記の特定の構成が採用されている。そして、代替SoftAP設定情報40ではなく初回SoftAP設定情報38を設定アプリ200に予め登録しておくという比較例の構成を採用することが考えられる。この場合、端末機器50は、初回SoftAP設定情報38を利用して、プリンタ10が親局として動作する初回SoftAPNWに子局として参加し、その後、初回SoftAPNWを利用して、通常AP設定情報150をプリンタ10に送信することができる。比較例の構成によると、プリンタ10は、初回SoftAPを停止せずに済むし、代替SoftAPを起動せずに済む。しかしながら、上述したように、初回SoftAP設定情報38を利用した初回SoftAPNWでは、セキュリティレベルが比較的低い認証方式及び暗号化方式が利用される。そのために、初回SoftAP設定情報38が利用される初回SoftAPNWでは、セキュリティが確保され難く、初回SoftAPNWに参加する他の機器を介して第3者に情報が漏洩するおそれがある。これに対し、本実施例では、初回SoftAPに代えて、代替SoftAP設定情報40を利用して、代替SoftAPが起動される構成が採用されている。代替SoftAPが利用される代替SoftAPNWでは、セキュリティレベルが比較的高い認証方式及び暗号化方式を含む代替SoftAP設定情報40が利用され得る。即ち、本実施例では、プリンタ10は、初回SoftAPNWよりもセキュリティレベルが高い代替SoftAPNWを利用することができる。
(対応関係)
プリンタ10、端末機器50、通常AP100が、それぞれ、「通信機器」、「外部機器」、「特定のアクセスポイント」の一例である。代替SoftAPNW、初回SoftAPNW、通常APNWが、それぞれ、「第1の無線ネットワーク」、「第2の無線ネットワーク」、「特定の無線ネットワーク」の一例である。SSID「YYY」が、「所定の文字列」、「特定の無線識別子」、及び、「第1の無線識別子」の一例である。通常AP設定情報150、代替SoftAPが、それぞれ、「特定の無線設定情報」、「アクセスポイント機能」の一例である。図2のT16のProbe Req.信号、T24のProbe Req.信号、T26のProbe Res.信号が、それぞれ、「第1の特定の信号」、「第2の特定の信号」、「応答信号」の一例である。代替SoftAPの親局として動作する状態、代替SoftAPの子局として動作する状態、初回SoftAPの親局として動作する状態が、それぞれ、「第1の親局状態」、「子局状態」、「第2の親局状態」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、プリンタ10は、代替SoftAPを起動する代わりに、WFD方式のG/O状態に移行する。
無線I/F20は、さらに、IEEE802.11のうちのWFD方式をサポートしている。無線I/F20は、第2のMACアドレスを利用して、WFD方式に従ったG/O状態に移行し、他の機器(例えば端末機器50)との無線接続(以下では「WFD接続」と呼ぶ)を確立することができる。なお、端末機器50もWFD方式をサポートしている。従って、端末機器50は、プリンタ10が親局(即ちG/O機器)として動作する無線ネットワーク(以下では「WFDNW(WFD Networkの略)と呼ぶ」)に子局(即ちClient機器(以下では「CL機器」と呼ぶ))として参加することができる。WFD方式の詳細は、Wi-Fi Allianceによって作成された「Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、当該文献を参照して引用する。また、本実施例では、代替SoftAP設定情報40は、SSID「YYY」に代えて、SSID「DIRECT-VVV」を含む。
プリンタ10のプログラム36は、代替SoftAP設定情報40に代えて、WFD設定情報40を含む。WFD設定情報40は、SSID「DIRECT-VVV」、パスワード「BBB」等を含む。また、端末機器50の設定アプリ200は、代替SoftAP設定情報40に代えて、WFD設定情報40を含む。
(各デバイス10,50,100等の処理;図4及び図5)
続いて、図4及び図5を参照して、プリンタ10等によって実行される各処理の内容を説明する。図4の初期状態では、端末機器50は、通常APNWに現在所属していない。ただし、端末機器50は、通常APNWに過去に所属していたので、通常AP設定情報150を記憶している。
T110〜T114は、それぞれ、図2のT10〜T14と同様である。T116では、プリンタ10は、端末機器50から文字列「DIRECT-」を含むProbe Req.信号を受信する。文字列「DIRECT-」は、端末機器50がWFD方式をサポートしていることを示す文字列である。そして、文字列「DIRECT-」を含むProbe Req.信号は、WFD方式をサポートしている他の機器を検索するための信号である。上述したように、プリンタ10は、WFD方式をサポートしている。従って、T118では、プリンタ10は、文字列「DIRECT-」を含むProbe Res.信号を端末機器50に送信する。
T120では、端末機器50は、設定アプリ200内のWFD設定情報40に含まれるSSID「DIRECT-VVV」を読み出し、SSID「DIRECT-VVV」を含むInvitation Req.信号をプリンタ10に送信する。Invitation Req.信号は、WFDNWの形成をプリンタ10に要求するための信号である。
プリンタ10は、端末機器50からSSID「DIRECT-VVV」を含むInvitation Req.信号を受信する場合に、T122において、Invitation Req.信号内のSSID「DIRECT-VVV」が、メモリ34内のWFD設定情報40に含まれるSSID「DIRECT-VVV」に一致するのか否かを判断する。プリンタ10は、Invitation Req.信号内のSSID「DIRECT-VVV」がメモリ34内のSSID「DIRECT-VVV」に一致する場合(T122でYES)に、T124に進む。
一方、例えば、端末機器50がG/O機器として動作してWFDNWを形成している状況を想定する。当該WFDNWでは、SSID「DIRECT-VVV」とは異なるSSIDが利用されている。そして、端末機器50のユーザが、プリンタ10を当該WFDNWに参加させることを望む場合には、そのための操作が端末機器50に実行される。この場合、プリンタ10は、上記の異なるSSIDを含むInvitation Req.信号を受信し得る。このような状況では、プリンタ10は、Invitation Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「DIRECT-VVV」に一致しないと判断し(T122でNO)、T124以下の処理を実行せずに、図4の処理を終了する。この場合、プリンタ10の動作状態は、SSID「DIRECT-VVV」によって識別されるWFDNWに所属していない状態に維持される。
T124では、プリンタ10は、Invitation Res.信号を端末機器50に送信する。T126は、図2のT20と同様である。次いで、T128では、プリンタ10は、プリンタ10の動作状態を、デバイス状態(即ちWFDNWに所属していない状態)からG/O状態に移行させる。具体的には、プリンタ10は、プログラム36内のWFD設定情報40を親局設定領域44に記憶する。これにより、プリンタ10の動作状態は、WFDNWに所属していない状態から、WFDNWの親局として動作する親局状態に移行する。T136〜T140は、SSID「DIRECT-VVV」が利用される点と、SoftAP接続の代わりにWFD接続が確立される点と、を除くと、図2のT36〜T40と同様である。これにより、プリンタ10は、親局(即ちG/O機器)であるプリンタ10と子局(即ちCL機器)である端末機器50との双方が所属しているWFDNWを形成することができる。T142は、SoftAPNWの代わりにWFDNWが利用される点を除くと、図2のT42と同様である。T144は、図2のT44と同様である。
図5のT146〜T154は、図3のT46〜T54と同様である。T156〜T160は、SoftAP接続の代わりにWFD接続を切断する点を除くと、図3のT56〜T60と同様である。T162では、端末機器50は、端末機器50の動作状態をCL状態からデバイス状態に移行する。T164では、プリンタ10は、プリンタ10の動作状態をG/O状態からデバイス状態に移行する。これにより、プリンタ10は、WFDNWを消滅させる。
(第2実施例の効果)
本実施例では、端末機器50から受信されるInvitation Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「DIRECT-VVV」に一致しないと判断される場合(図4のT122でNO)には、プリンタ10の動作状態は、WFDNWに所属していない状態に維持される。即ち、プリンタ10は、初回SoftAPを停止する処理、G/O状態に移行する処理等を実行せずに済む。この結果、プリンタ10の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制することができる。また、プリンタ10は、図5の各処理が終了した後に端末機器50が通常APNWに再び参加する場合に、通常APNWを利用して、通常AP100を介した無線通信を端末機器50と実行することができる。
(対応関係)
WFDNWが、「第1の無線ネットワーク」の一例である。SSID「DIRECT-VVV」が、「所定の文字列」、「特定の無線識別子」、及び、「第1の無線識別子」の一例である。図4のT120のInvitation Req.信号が、「第1の特定の信号」の一例である。デバイス状態、G/O状態、CL状態が、それぞれ、「第1の無所属状態」、「第1の親局状態」、「子局状態」の一例である。
(第3実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。端末機器50は、SoftAP機能をサポートしており、設定アプリ200内の代替SoftAP設定情報40を利用してSoftAPを起動し、プリンタ10とのSoftAP接続を確立し、親局である端末機器50と子局であるプリンタ10との双方が所属している代替SoftAP NWを形成することができる。端末機器50には、通常AP接続を確立するためのMACアドレスと、SoftAP接続を確立するためのMACアドレスと、の双方が割り当てられている。従って、端末機器50は、通常AP接続を利用した無線通信と、SoftAP接続を利用した無線通信と、の双方を同時的に実行し得る。
プリンタ10は、代替SoftAPを起動することなく、端末機器50によって形成される代替SoftAPNWに子局として参加することができる。プリンタ10のメモリ34は、子局設定領域48を備える。子局設定領域48は、プリンタ10が代替SoftAPNWの子局として動作する状態で、当該代替SoftAPNWで利用される代替SoftAP設定情報40が記憶される領域である。
(各デバイス10,50,100等の処理;図6)
続いて、図6を参照して、プリンタ10等によって実行される各処理の内容を説明する。図6の初期状態は、図2の初期状態と同様である。T210〜T214は、それぞれ、図2のT10〜T14と同様である。
T216では、端末機器50は、設定アプリ200内の代替SoftAP設定情報40を利用して、代替SoftAPを起動する。次いで、T218では、端末機器50は、設定アプリ200内の代替SoftAP設定情報40に含まれるSSID「YYY」を読み出し、SSID「YYY」を含むBeacon信号をプリンタ10に送信する。Beacon信号は、端末機器50によって形成される代替SoftAPNWに参加すべき機器を検索するための信号である。
プリンタ10は、端末機器50からSSID「YYY」を含むBeacon信号を受信する場合に、T220において、Beacon信号内のSSID「YYY」がメモリ34内のSSID「YYY」に一致するのか否かを判断する。プリンタ10は、Beacon信号内のSSID「YYY」がメモリ34内のSSID「YYY」に一致する場合(T220でYES)に、T222に進む。
一方、例えば、端末機器50が、設定アプリ200内の代替SoftAP設定情報40ではなく、他のアプリケーションプログラム内の他の設定情報を利用して、SoftAPを起動している状況を想定する。この場合、端末機器50は、当該他の設定情報に含まれるSSID(即ち「YYY」とは異なるSSID)を含むBeacon信号を送信する。従って、プリンタ10は、端末機器50から上記の異なるSSID を含むBeacon信号を受信し得る。このような状況では、プリンタ10は、当該Beacon信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致しないと判断し(T220でNO)、T222以下の処理を実行せずに、図6の処理を終了する。この場合、プリンタ10の動作状態は、SSID「YYY」によって識別される代替SoftAPNWに所属していない状態に維持される。
T222は、図2のT20と同様である。なお、変形例では、プリンタ10は、T222を実行せずに、初回SoftAPを起動している状態を維持してもよい。次いで、プリンタ10は、T224において、SSID「YYY」を含むAssociation Req.信号を端末機器50に送信し、T225において、SSID「YYY」を含むAssociation Res.信号を端末機器50から受信する。T226では、プリンタ10は、各種信号(例えば4-way handshake)の通信を端末機器50と実行し、端末機器50とのSoftAP接続を確立する。この際に、プリンタ10は、代替SoftAP設定情報40を子局設定領域48に記憶する。これにより、プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWに所属していない状態から、代替SoftAPNWの子局として動作する子局状態に移行する。この結果、プリンタ10は、子局であるプリンタ10と親局である端末機器50とが所属している代替SoftAPNWを形成することができる。
T228は、図2のT42と同様である。プリンタ10は、T230において、端末機器50からDeauthentication信号を受信し、T234において、Disassociation信号を端末機器50に送信する。T238では、端末機器50は、代替SoftAPを停止する。これにより、端末機器50は、代替SoftAPNWを消滅させる。
T244〜T250は、それぞれ、図2のT44〜図3のT50と同様である。T248では、プリンタ10は、通常AP設定情報150の設定が成功したことを示す設定結果を表示部14に表示する。
(第3実施例の効果)
本実施例によると、端末機器50から受信されるBeacon信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致しないと判断される場合(T220でNO)には、プリンタ10の動作状態は、代替SoftAPNWに所属していない状態に維持される。即ち、プリンタ10は、初回SoftAPを停止する処理、T224〜T226のSoftAP接続を確立するための処理等を実行せずに済む。この結果、プリンタ10の処理負荷が不必要に高くなるのを抑制することができる。また、プリンタ10は、通常APNWを利用して、通常AP100を介した無線通信を実行することができる。なお、本実施例では、図6のT218のBeacon信号が、「第1の特定の信号」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の第1〜第3実施例において、プリンタ10は、代替SoftAPNW又はWFDNWを利用して、通常AP設定情報150を端末機器50から受信しなくてもよいし、通常AP100との通常AP接続を確立しなくてもよい。この場合、プリンタ10は、代替SoftAPNW又はWFDNWを利用して、画像を表わす画像ファイルを端末機器50から受信し、当該画像の印刷を実行してもよい。即ち、「通信機器」は、「情報受信部」及び「所属部」を備えていなくてもよい。
(変形例2)上記の第1実施例では、プリンタ10は、代替SoftAPを停止するが(図3のT64)、代替SoftAPが起動されている状態を維持してもよい。この場合、プリンタ10は、代替SoftAPNWを利用して、端末機器50との通信を実行可能な状態を維持することができる。即ち、「通信機器」は、「消滅部」を備えていなくてもよい。
(変形例3)上記の第1〜第3実施例において、プリンタ10は、電源が投入される際に初回SoftAPを起動しなくてもよい。即ち、「通信機器」は、「移行部」を備えていなくてもよい。
(変形例4)上記の第3実施例において、図6のT216〜T220に代えて、以下の処理が実行されてもよい。ユーザは、T214で設定アプリ200を起動させた後に、さらに、プリンタ10に所定の操作を実行する。この場合、プリンタ10は、SSIDを含まないProbe Req.信号を端末機器50に送信する。端末機器50は、プリンタ10からSSIDを含まないProbe Req.信号を受信する場合に、代替SoftAPを起動する。そして、プリンタ10は、SSIDを含まないProbe Req.信号を端末機器50に再び送信し、SSID「YYY」を含むProbe Res.信号を端末機器50から受信する。プリンタ10は、Probe Res.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致するのか否かを判断する。プリンタ10は、Probe Res.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「YYY」に一致する場合に、T222に進む。本変形例では、Probe Res.信号が、「第1の特定の信号」の一例である。
(変形例5)上記の第2実施例において、図4のT120では、プリンタ10は、Invitation Req.信号に代えて、SSID「DIRECT-VVV」を含むG/O Negotiation Req.信号を端末機器50から受信してもよい。T122では、プリンタ10は、G/O Negotiation Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「DIRECT-VVV」に一致するのか否かを判断してもよい。プリンタ10は、G/O Negotiation Req.信号内のSSIDがメモリ34内のSSID「DIRECT-VVV」に一致する場合(T122でYES)に、T124において、Invitation Res.信号に代えて、G/O Negotiation Res.信号を端末機器50に送信する。T128では、プリンタ10は、G/O Negotiationの結果として、G/O状態に移行してもよいし、CL状態に移行してもよい。本変形例では、G/O Negotiation Req.信号が「第1の特定の信号」の一例である。
(変形例6)「通信機器」は、プリンタに限られず、例えば、スキャナ、PC等であってもよい。即ち、「通信機器」は、他の機器と通信可能なあらゆる機器を含む。
(変形例7)上記の各実施例では、プリンタ10のCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図6の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:プリンタ、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、20:無線インターフェース、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:初回SoftAP設定情報、40:代替SoftAP設定情報(WFD設定情報)、44:親局設定領域、46:通常AP設定領域、48:子局設定領域、50〜70:端末機器、100:通常アクセスポイント、150:通常AP設定情報、200:設定アプリ

Claims (12)

  1. 通信機器であって、
    所定文字列を記憶するメモリと、
    特定の無線識別子を含む第1の特定の信号を外部機器から受信する信号受信部と、
    前記第1の特定の信号内の前記特定の無線識別子が、前記メモリ内の前記所定文字列を含む第1の無線識別子であるのか否かを判断する判断部であって、前記第1の無線識別子は、第1の無線ネットワークを識別するための無線識別子である、前記判断部と、
    前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の動作状態を、前記第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、前記第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態に移行させて、前記親局である前記通信機器と子局である前記外部機器との双方が所属している前記第1の無線ネットワークを形成する形成部であって、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子でないと判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態は、前記第1の無所属状態に維持される、前記形成部と、
    を備える通信機器。
  2. 前記通信機器は、さらに、
    前記第1の無線ネットワークが形成される場合に、前記第1の無線ネットワークを利用して、前記外部機器から特定の無線設定情報を受信する情報受信部であって、前記特定の無線設定情報は、特定のアクセスポイントによって形成されている特定の無線ネットワークで現在利用されている無線設定情報であり、前記外部機器は、前記特定の無線ネットワークに現在所属していること、及び、前記特定の無線ネットワークに過去に所属していたこと、のうちのいずれかの条件を満たす、前記情報受信部と、
    前記外部機器から前記特定の無線設定情報が受信される場合に、前記特定の無線設定情報を利用して、前記特定の無線ネットワークに所属する所属部と、
    を備える、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記形成部は、
    前記第1の特定の信号が受信されることに応じて、前記通信機器の前記動作状態を前記第1の無所属状態から前記第1の親局状態に移行させて、応答信号を前記外部機器に送信せず、
    前記第1の特定の信号が受信された後に、第2の特定の信号が前記外部機器から受信されることに応じて、応答信号を前記外部機器に送信する、請求項1又は2に記載の通信機器。
  4. 前記第1の特定の信号は、Probe Request信号であり、
    前記形成部は、前記通信機器が前記第1の無線ネットワークのアクセスポイントとして動作するための機能であるアクセスポイント機能が起動されていない状態から、前記アクセスポイント機能が起動されている状態に移行させることによって、前記通信機器の前記動作状態を前記第1の無所属状態から前記第1の親局状態に移行させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  5. 前記第1の特定の信号は、Wi-Fi Direct(登録商標)方式に従ったInvitation Request信号であり、
    前記形成部は、前記Wi-Fi Direct方式に従ったデバイス状態からGroup Owner状態に移行させることによって、前記通信機器の前記動作状態を前記第1の無所属状態から前記第1の親局状態に移行させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  6. 通信機器であって、
    所定文字列を記憶するメモリと、
    特定の無線識別子を含む第1の特定の信号を外部機器から受信する信号受信部と、
    前記第1の特定の信号内の前記特定の無線識別子が、前記メモリ内の前記所定文字列を含む第1の無線識別子であるのか否かを判断する判断部であって、前記第1の無線識別子は、第1の無線ネットワークを識別するための無線識別子である、前記判断部と、
    前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の動作状態を、前記第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、前記第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態、又は、前記第1の無線ネットワークの子局として動作する子局状態に移行させて、前記親局又は前記子局である前記通信機器と前記子局又は前記親局である前記外部機器との双方が所属している前記第1の無線ネットワークを形成する形成部であって、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子でないと判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態は、前記第1の無所属状態に維持される、前記形成部と、
    前記第1の無線ネットワークが形成される場合に、前記第1の無線ネットワークを利用して、特定の無線設定情報を前記外部機器から受信する情報受信部であって、前記特定の無線設定情報は、特定のアクセスポイントによって形成されている特定の無線ネットワークで現在利用されている無線設定情報であり、前記外部機器は、前記特定の無線ネットワークに現在所属していること、及び、前記特定の無線ネットワークに過去に所属していたこと、のうちのいずれかの条件を満たす、前記情報受信部と、
    前記外部機器から前記特定の無線設定情報が受信される場合に、前記特定の無線設定情報を利用して、前記特定の無線ネットワークに所属する所属部と、
    を備える通信機器。
  7. 前記形成部は、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態を前記第1の無所属状態から前記子局状態に移行させて、前記子局である前記通信機器と前記親局である前記外部機器との双方が所属している前記第1の無線ネットワークを形成する、請求項6に記載の通信機器。
  8. 前記第1の特定の信号は、前記第1の無線ネットワークのアクセスポイントとして動作するための機能であるアクセスポイント機能を起動している前記外部機器から送信されるBeacon信号である、請求項7に記載の通信機器。
  9. 前記通信機器は、さらに、
    前記特定の無線設定情報が前記外部機器から受信される場合に、前記第1の無線ネットワークを消滅させる消滅部を備える、請求項2、6〜8のいずれか一項に記載の通信機器。
  10. 前記通信機器は、さらに、
    前記通信機器の電源が投入される際に、前記通信機器の前記動作状態を、予め決められた第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに所属していない第2の無所属状態から、前記第2の無線ネットワークの親局として動作する第2の親局状態に移行させる移行部を備え、
    前記信号受信部は、前記通信機器の前記動作状態が前記第2の親局状態である間に、前記第1の特定の信号を前記外部機器から受信し、
    前記移行部は、さらに、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態を前記第2の親局状態から前記第2の無所属状態に移行させる、請求項1から9のいずれか一項に記載の通信機器。
  11. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    特定の無線識別子を含む第1の特定の信号を外部機器から受信する信号受信処理と、
    前記第1の特定の信号内の前記特定の無線識別子が、前記通信機器のメモリ内の所定文字列を含む第1の無線識別子であるのか否かを判断する判断処理であって、前記第1の無線識別子は、第1の無線ネットワークを識別するための無線識別子である、前記判断処理と、
    前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の動作状態を、前記第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、前記第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態に移行させて、前記親局である前記通信機器と子局である前記外部機器との双方が所属している前記第1の無線ネットワークを形成する形成処理であって、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子でないと判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態は、前記第1の無所属状態に維持される、前記形成処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
  12. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    特定の無線識別子を含む第1の特定の信号を外部機器から受信する信号受信処理と、
    前記第1の特定の信号内の前記特定の無線識別子が、前記通信機器のメモリ内の所定文字列を含む第1の無線識別子であるのか否かを判断する判断処理であって、前記第1の無線識別子は、第1の無線ネットワークを識別するための無線識別子である、前記判断処理と、
    前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子であると判断される場合に、前記通信機器の動作状態を、前記第1の無線ネットワークに所属していない第1の無所属状態から、前記第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態、又は、前記第1の無線ネットワークの子局として動作する子局状態に移行させて、前記親局又は前記子局である前記通信機器と前記子局又は前記親局である前記外部機器との双方が所属している前記第1の無線ネットワークを形成する形成処理であって、前記特定の無線識別子が前記第1の無線識別子でないと判断される場合に、前記通信機器の前記動作状態は、前記第1の無所属状態に維持される、前記形成処理と、
    前記第1の無線ネットワークが形成される場合に、前記第1の無線ネットワークを利用して、特定の無線設定情報を前記外部機器から受信する情報受信処理であって、前記特定の無線設定情報は、特定のアクセスポイントによって形成されている特定の無線ネットワークで現在利用されている無線設定情報であり、前記外部機器は、前記特定の無線ネットワークに現在所属していること、及び、前記特定の無線ネットワークに過去に所属していたこと、のうちのいずれかの条件を満たす、前記情報受信処理と、
    前記外部機器から前記特定の無線設定情報が受信される場合に、前記特定の無線設定情報を利用して、前記特定の無線ネットワークに所属する所属処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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