JP2018137584A - 通信装置及び端末装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末装置の要望に応じた用途を適切に実現し得る技術を提供すること。【解決手段】 通信装置は、通信装置の状態が第1の無線ネットワークの親局として動作する親局状態である間に、第1の無線インターフェースを介した無線リンクが端末装置と確立されることに応じて、第2の無線インターフェースを介して、端末装置から所定信号を受信する。通信装置は、所定信号が受信される場合に、通信装置の状態を親局状態から第1の無線ネットワークの親局として動作しない特定状態に移行させる。通信装置は、通信装置の状態が親局状態から特定状態に移行した後に、第2の無線インターフェースを介した第1の無線接続を端末装置と確立して、端末装置が親局として動作する第2の無線ネットワークに子局として参加する。【選択図】 図3

Description

本明細書では、無線ネットワークの親局及び子局として動作可能な通信装置と、当該通信装置との無線接続を確立可能な端末装置のためのコンピュータプログラムと、を開示する。
通信装置が無線ネットワークを形成するための様々な技術が知られている。例えば、いわゆるSoftAPの機能をサポートする通信装置は、SoftAPを起動して無線ネットワークの親局として動作することができる。また、Wi-Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートする通信装置は、WFD方式に従ったG/O(Group Ownerの略)状態に移行して無線ネットワークの親局として動作することができる。通信装置は、無線ネットワークの親局として動作している間に、他の装置との無線接続を確立して、他の装置を子局として当該無線ネットワークに参加させることができる。
特開2017−017601号公報
例えば、通信装置がある用途のための無線ネットワークの親局として動作する状況が考えられる。この場合、例えば、端末装置が、当該用途とは異なる用途を実現するために、当該無線ネットワークに子局として参加すると、通信装置は、当該異なる用途を適切に実現することができない可能性がある。本明細書では、端末装置の要望に応じた用途を適切に実現し得る通信装置を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、第1の無線インターフェースと、前記第1の無線インターフェースとは異なる第2の無線インターフェースと、前記通信装置の状態が第1の無線ネットワークの親局として動作する親局状態である間に、前記第1の無線インターフェースを介した無線リンクが端末装置と確立されることに応じて、前記第2の無線インターフェースを介して、前記端末装置から所定信号を受信する所定信号受信部であって、前記第1の無線ネットワークは、前記第2の無線インターフェースを介した無線通信を実行するためのネットワークである、前記所定信号受信部と、前記端末装置から前記所定信号が受信される場合に、前記通信装置の状態を、前記親局状態から、前記第1の無線ネットワークの前記親局として動作しない特定状態に移行させる第1の移行部であって、前記通信装置の状態が前記親局状態である間に、前記第1の無線インターフェースを介した前記無線リンクが前記端末装置と確立されても、前記端末装置から前記所定信号が受信されない場合に、前記通信装置の状態は、前記親局状態に維持される、前記第1の移行部と、前記通信装置の状態が前記親局状態から前記特定状態に移行した後に、前記第2の無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記端末装置と確立して、前記端末装置が親局として動作する第2の無線ネットワークに子局として参加する第1の確立部と、を備える。
上記の構成によると、通信装置は、例えば第1の用途を実現するために、第1の無線ネットワークの親局として動作することができる。そして、通信装置が当該親局として動作している場合に、例えば第1の用途とは異なる第2の用途を実現するために、通信装置と端末装置との間に第1の無線インターフェースを介した無線リンクが確立されることに応じて、第2の無線インターフェースを介して、端末装置から所定信号を受信する。この場合、通信装置は、第1の用途のための第1の無線ネットワークの親局として動作する親局状態から、第1の無線ネットワークの親局として動作しない特定状態に移行し、その後、端末装置が親局として動作する第2の無線ネットワークに子局として参加する。即ち、通信装置は、第1の用途のための第1の無線ネットワークに端末装置を子局として参加させるのではなく、第2の用途のための第2の無線ネットワークに子局として参加することができる。このために、通信装置は、第2の無線ネットワークを利用して、端末装置の要望に応じた第2の用途を適切に実現し得る。特に、上記の構成によると、第1の無線インターフェースを介した無線リンクが端末装置と確立されても、端末装置から所定信号が受信されない場合に、通信装置の状態は親局状態に維持される。従って、通信装置は、端末装置から所定信号が受信されない場合に、第1の用途のための第1の無線ネットワークが形成されている状態を適切に維持することができる。
また、本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムも開示する。コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、通信装置の状態が、第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態である間に、前記端末装置の第1の無線インターフェースを介した無線リンクが前記通信装置と確立されることに応じて、前記端末装置の第2の無線インターフェースを介して、所定信号を前記通信装置に送信する所定信号送信部であって、前記所定信号は、前記通信装置の状態を、前記第1の親局状態から、前記第1の無線ネットワークの前記親局として動作しない特定状態に移行させるための信号である、前記所定信号送信部と、前記端末装置の状態を、無線ネットワークの親局として動作しない非親局状態から、第2の無線ネットワークの親局として動作する第2の親局状態に移行させる移行部であって、前記第2の無線ネットワークは、前記第2の無線インターフェースを介した無線通信を実行するためのネットワークである、前記移行部と、前記通信装置の状態が前記第1の親局状態から前記特定状態に移行された後に、前記第2の無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記通信装置と確立して、前記通信装置を子局として前記第2の無線ネットワークに参加させる第1の確立部と、として機能させる。
上記の構成によると、端末装置は、通信装置が例えば第1の用途のための第1の無線ネットワークの親局として動作している間に、第1の用途とは異なる第2の用途を実現するために、第1の無線インターフェースを介した無線リンクが通信装置と確立されることに応じて、第2の無線インターフェースを介して所定信号を通信装置に送信する。これにより、通信装置は、第1の用途のための第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態から、第1の無線ネットワークの親局として動作しない特定状態に移行する。このために、端末装置は、第1の用途のための第1の無線ネットワークに子局として参加するのではなく、第2の用途のための第2の無線ネットワークの親局として動作して、通信装置を子局として第2の無線ネットワークに参加させることができる。従って、端末装置は、第2の無線ネットワークを利用して、第2の用途を適切に実現し得る。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の端末装置のためのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の端末装置そのもの、及び、端末装置を実現するための制御方法も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタが無線接続をアクセスポイントと確立するケースのシーケンス図を示す。 プリンタがWFD方式に従った無線接続を携帯端末と確立するケースのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタ10と、携帯端末100と、アクセスポイント200を備える。以下では、アクセスポイント200のことをAP(Access Pointの略)200と記載する。
(プリンタ10の構成;図1)
プリンタ10は、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ち携帯端末100等の周辺装置)である。プリンタ10は、NFCインターフェース12と、Wi−Fiインターフェース16と、印刷実行部18と、制御部30を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
NFCI/F12は、NFC方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づく無線通信方式である。NFCI/F12は、メモリ14を備える。メモリ14は、Wi−FiI/F16に割り当てられる第1のMACアドレス「mac_x」を記憶する。第1のMACアドレス「mac_x」は、プリンタ10の電源がONされる際にメモリ14に記憶される。NFCI/F12は、NFCタグである。なお、変形例では、NFCI/F12は、NFCフォーラムデバイスでもよい。
Wi−FiI/F16は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。Wi−Fi方式は、Wi-Fi Allianceによって策定された規格に準拠した無線通信方式であり、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に基づく無線通信方式である。Wi−FiI/F16は、特に、SoftAP(Software Access Pointの略)方式をサポートしている。Wi−FiI/F16は、さらに、WFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式をサポートしている。WFD方式の詳細は、Wi-Fi Allianceによって作成され規格書「Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。
Wi−FiI/F16は、物理的には1個のインターフェースである。ただし、Wi−FiI/F16には、SoftAP方式に従った無線通信とWFD方式に従った無線通信との双方を実行するための第1のMACアドレス「mac_x」と、通常のWi−Fi方式に従った無線通信を実行するための第2のMACアドレス「mac_y」と、が割り当てられている。通常のWi−Fi方式は、AP200との無線通信を実行するための方式である。
Wi−FiI/F16は、第2のMACアドレス「mac_y」を利用して、通常のWi−Fi方式に従った無線通信をAP200と実行している間に、第1のMACアドレス「mac_x」を利用して、例えばWFD方式に従った無線通信を携帯端末100と実行することができる。第1のMACアドレス「mac_x」は、SoftAP方式に従った無線通信とWFD方式に従った無線通信との双方に利用される。このために、Wi−FiI/F16は、SoftAP方式に従った無線通信と、WFD方式に従った無線通信と、を同時的に実行不可能である。ただし、変形例では、Wi−FiI/F16には、さらに、第3のMACアドレスが割り当てられてもよい。即ち、Wi−FiI/F16は、SoftAP方式に従った無線通信と、WFD方式に従った無線通信と、を同時的に実行可能であってもよい。
また、Wi−FiI/F16は、Wi-Fi Allianceによって策定されたWPS(Wi-Fi Protected Setupの略)をサポートしている。WPSは、いわゆる自動無線設定又は簡単無線設定と呼ばれるものであり、Wi−Fi方式に従った無線接続を確立するための情報(例えば、SSID(Service Set Identifierの略)、パスワード、認証方式、暗号化方式等)がユーザによって入力されなくても、一対の装置の間に簡単にWi−Fi方式に従った無線接続を確立することができる技術である。
ここで、NFCI/F12とWi−FiI/F16との間の相違点を説明しておく。Wi−FiI/F16を介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が11〜600Mbps)は、NFCI/F12を介した無線通信の通信速度(例えば最大の通信速度が100〜424Kbps)よりも速い。また、Wi−FiI/F16を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば2.4GHz帯又は5.0GHz帯)は、NFCI/F12を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば13.56MHz帯)とは異なる。また、Wi−FiI/F16を介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約100m)は、NFCI/F12を介した無線通信を実行可能な最大の距離(例えば最大で約10cm)よりも大きい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34を備える。CPU32は、メモリ34内のプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、ROM、RAM等によって構成される。メモリ34は、プログラム36に加えて、SoftAP情報SIを記憶している。
SoftAP情報SIは、プリンタ10がSoftAPとして動作することによって形成される無線ネットワーク(以下では「SoftAPNW」と記載する)で利用される無線設定情報である。プリンタ10は、SoftAPNWの親局(即ちSoftAP)として動作している間に、SoftAP情報SIを利用して、例えば携帯端末100との無線接続(以下では「SoftAP接続」と記載する)を確立して、携帯端末100を子局としてSoftAPNWに参加させることができる。SoftAP情報SIは、SSID「softap」とパスワード「pass_soft」とを含む。SSIDは、無線ネットワークを識別するための識別子である。パスワードは、無線ネットワークで認証及び暗号化のために利用される情報である。SoftAP情報SIは、本実施例では、プリンタ10が出荷される前からメモリ34に予め記憶されているが、変形例では、プリンタ10の出荷後に、例えばインターネット上のサーバからメモリ34にインストールされてもよい。
(携帯端末100の構成;図1)
携帯端末100は、携帯電話(例えば、スマートフォン)、PDA、タブレット端末等の可搬型の端末装置である。携帯端末100は、NFCI/F112と、Wi−FiI/F116と、制御部130を備える。NFCI/F112は、NFC方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。NFCI/F112は、NFCフォーラムデバイスである。Wi−FiI/F116は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。
制御部130は、CPU132とメモリ134とを備える。CPU132は、メモリ134内のOS(Operation Systemの略)プログラム136に従って、様々な処理を実行する。図1の状態では、携帯端末100は、Wi−FiI/F116を介してAP200との無線接続(以下では「通常AP接続」と記載する)を確立しており、AP200によって形成されている無線ネットワーク(以下では「通常APNW」と記載する)に子局として参加している。メモリ134は、当該通常APNWで利用される無線設定情報である通常AP情報AIを記憶している。通常AP情報AIは、SSID「normal_ap」とパスワード「pass_normal」とを含む。SSID「normal_ap」、パスワード「pass_normal」は、それぞれ、SoftAP情報SIに含まれるSSID「softap」、パスワード「pass_soft」とは異なる。
メモリ134は、さらに、印刷アプリケーション(以下では「印刷アプリ」と記載する)138と、設定アプリケーション(以下では「設定アプリ」と記載する)140と、を記憶している。各アプリ138,140は、プリンタ10のベンダによって提供される。携帯端末100は、例えば、プリンタ10と共に出荷されるメディアから各アプリ138,140をインストールしてもよいし、インターネット上の図示省略のサーバから各アプリ138,140をインストールしてもよい。
印刷アプリ138は、プリンタ10に印刷を実行させるためのアプリケーションである。印刷アプリ138には、WFD情報WIが予め記述されている。WFD情報WIは、携帯端末100がWFD方式のG/Oとして動作することによって形成される無線ネットワーク(以下では「WFDNW」と記載する)で利用される無線設定情報である。携帯端末100は、WFDNWの親局(即ちG/O)として動作している間に、WFD情報WIを利用して例えばプリンタ10との無線接続(以下では、「WFD接続」と記載する)を確立して、プリンタ10を子局としてWFDNWに参加させることができる。WFD情報WIは、SSID「wfdgo」とパスワード「pass_wfd」とを含む。SSID「wfdgo」、パスワード「pass_wfd」は、それぞれ、SoftAP情報SI及び通常AP情報AIに含まれるSSID、パスワードとは異なる。WFD情報WIは、本実施例では、印刷アプリ138に予め記述されているが、変形例では、印刷アプリ138の起動時の所定のタイミングで、CPU132によって生成されてメモリ134に記憶されてもよい。
設定アプリ140は、メモリ134内の通常AP情報AIをプリンタ10に送信して、プリンタ10を通常APNWに子局として参加させるためのアプリケーションである。設定アプリ140には、SoftAP情報SIが予め記述されている。
プリンタ10が親局(即ちSoftAP)として動作するSoftAPNWと、携帯端末100が親局(即ちG/O)として動作するWFDNWと、は互いに異なる用途の実現のために利用される。例えば、SoftAPNWは、プリンタ10が携帯端末100から通常AP情報AIを取得するという用途の実現のために利用される。また、WFDNWは、携帯端末100がプリンタ10に印刷を実行させるという用途の実現のために利用される。
(AP200の構成;図1)
AP200は、無線AP、無線LANルータ等と呼ばれる公知のAPである。AP200は、通常AP情報AI(即ち、SSID「normal_ap」と、パスワード「pass_normal」)が利用される通常APNWを確立しており、図1の状態では、携帯端末100との通常AP接続を確立している。
(プリンタ10が通常AP接続を確立するための処理;図2)
図2を参照して、プリンタ10がAP200との通常AP接続を確立するための処理の内容を説明する。本実施例では、ユーザが、プリンタ10を新たに購入して、例えば家庭、会社等に設置されているAP200と当該プリンタ10との間に通常AP接続を確立させるべき状況を想定している。なお、以下では、理解の容易化のために、各デバイス10,100の各CPU32,132が各プログラム36,136〜140に従って実行する処理を説明する際に、CPUを主体として記載せず、デバイス(即ち、プリンタ10、携帯端末100)を主体として記載する。
T10では、ユーザは、プリンタ10の電源をONする。この場合、T12では、プリンタ10は、SoftAPを起動して、SSID「softap」によって識別されると共にBSSID(Basic Service Set Identifierの略)「mac_x(即ち第1のMACアドレス)」によって識別されるSoftAPNWを形成する。プリンタ10の電源ONに応じてSoftAPが自動的に起動されるので、ユーザは、電源ON操作を実行した後に、SoftAPを起動させるための操作を実行せずに済み、ユーザの利便性が向上する。なお、プリンタ10は、出荷後に最初に電源がONされる際に、SoftAPを自動的に起動するが(T12)、AP200との通常AP接続を確立した後(即ち、通常AP情報AIをメモリ34に記憶した後)に、電源がONされても、SoftAPを自動的に起動しなくてもよい。
例えば、ユーザが、プリンタ10を通常APNWに参加させることを望む場合には、T20において、設定アプリ140を起動するための操作が携帯端末100で実行される。これにより、以下の各処理は、設定アプリ140によって実現される。T22において、携帯端末100は、メモリ134内の設定アプリ140に予め記述されているSoftAP情報SI(即ち、SSID「softap」、パスワード「pass_soft」)を取得し、Wi−FiI/F116を介して、取得済みのSoftAP情報SI内のSSID「softap」を送信先のSSIDとして含むProbe要求をプリンタ10に送信する。当該Probe要求は、通常APNWへの参加をプリンタ10に要求するためのコマンドである。
プリンタ10は、T22において、Wi−FiI/F16を介して、SSID「softap」を含むProbe要求を受信することに応じて、T24において、Probe応答を携帯端末100に送信する。
T26では、プリンタ10は、Wi−FiI/F16を介して、各種信号(例えば、Authentication信号、Association信号、4-way handshake等)の通信を携帯端末100と実行する。上記の各種通信の過程で、プリンタ10は、携帯端末100からSoftAP情報SIに含まれるパスワード「pass_soft」を受信し、当該パスワードの認証を実行する。プリンタ10は、当該パスワードの認証が成功するので、携帯端末100とのSoftAP接続を確立する。これにより、プリンタ10は、携帯端末100をSoftAPNWに子局として参加させることができる。
携帯端末100の側から説明すると、携帯端末100は、T24において、Wi−FiI/F116を介して、プリンタ10からProbe応答を受信し、T26において、Wi−FiI/F116を介して、各種信号の通信をプリンタ10と実行する。これにより、携帯端末100は、プリンタ10とのSoftAP接続を確立して、SoftAPNWに子局として参加する。
T28では、携帯端末100は、SoftAPNWを利用して、Wi−FiI/F116を介して、メモリ134内の通常AP情報AIをプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T28において、SoftAPNWを利用して、Wi−FiI/F116を介して、携帯端末100から通常AP情報AIを受信することに応じて、T30において、Wi−FiI/F16を介して、受信済みの通常AP情報AI内のSSID「normal_ap」を送信先のSSIDとして含むと共に、第2のMACアドレス「mac_y」を送信元のMACアドレスとして含むProbe要求をAP200に送信する。そして、T32では、プリンタ10は、AP200からProbe応答を受信する。
T34では、プリンタ10は、各種信号の通信(例えば、Authentication信号、Association信号、4-way handshake等)をAP200と実行する。上記の各種通信の過程でも、プリンタ10は、第2のMACアドレス「mac_y」を送信元のMACアドレスとして含む信号をAP200に送信する。上記の各種通信の過程で、プリンタ10は、T28で受信された通常AP情報AIに含まれるパスワード「pass_normal」をAP200に送信する。AP200において当該パスワードの認証が成功するので、プリンタ10は、AP200との通常AP接続を確立する。これにより、プリンタ10は、通常APNWに子局として参加することができる。この結果、プリンタ10は、AP200を介して、他の装置(例えば携帯端末100)との様々な通信を実行することができる。
T36では、プリンタ10は、SoftAPを停止して、SoftAPNWを消滅させる。これにより、T26で確立されたSoftAP接続が切断される。
(プリンタ10がWFD接続を確立するための処理;図3)
続いて、図3を参照して、プリンタ10においてSoftAPが起動されている状況において、プリンタ10が携帯端末100とのWFD接続を確立するための処理の内容を説明する。図3において、プリンタ10と携帯端末100との間の太線矢印、細線矢印は、それぞれ、NFC方式に従った無線通信、Wi−Fi方式に従った無線通信を示す。T100、T102は、それぞれ、図2のT10、T12と同様である。
携帯端末100において印刷アプリ138が起動されるケースAについて説明する。例えば、ユーザが、プリンタ10に印刷を実行させることを望む場合には、T120Aにおいて、印刷アプリ138を起動するための操作が携帯端末100に実行される。これにより、以降のT124A〜T128Aを除く各処理(例えばT130A、T150等)は、印刷アプリ138によって実現される。なお、T130A等のWi−FiI/F116を介したプリンタ10との通信は、印刷アプリ138がOSプログラム136に適宜指示を供給することによって実現される。
T122Aでは、ユーザは、携帯端末100をプリンタ10に近づける。これにより、携帯端末100のNFCI/F112とプリンタ10のNFCI/F12との間の距離がNFC方式に従った無線通信を実行可能な距離(例えば10cm)以下となり、T124Aにおいて、携帯端末100とプリンタ10との間にNFC無線リンクが確立される。なお、T124Aの処理及び以降のT126A〜T128Aの処理は、印刷アプリ138がOSプログラム136に指示を供給することによって実現されるのではなく、OSプログラム136及びNFCI/F112が予め決められているルールに従って動作することによって実現される。
T126Aでは、携帯端末100は、T124Aで確立されたNFC無線リンクを利用して、NFCI/F112を介して、Read要求をプリンタ10に送信する。Read要求は、プリンタ10のNFCI/F12のメモリ14に記憶されている情報を読み出す(即ち受信する)ための要求である。
プリンタ10のNFCI/F12は、T126Aにおいて、携帯端末100からRead要求を受信することに応じて、T128Aにおいて、T124Aで確立されたNFC無線リンクを利用して、メモリ14内の第1のMACアドレス「mac_x」を携帯端末100に送信する。これにより、プリンタ10は、自機を識別するためのMACアドレスとして第1のMACアドレス「mac_x」を携帯端末100に通知することができる。
携帯端末100のNFCI/F112は、T128Aにおいて、T124Aで確立されたNFC無線リンクを利用して、プリンタ10から第1のMACアドレス「mac_x」を受信する。これに応じて、携帯端末100は、T130Aにおいて、Wi−FiI/F116を介して、受信済みの第1のMACアドレス「mac_x」を送信先のMACアドレスとして含むProbe要求をプリンタ10に送信する。当該Probe要求は、携帯端末100が親局(即ちG/O)として動作するWFDNWへの参加をプリンタ10に要求するためのコマンドである。
ここで、携帯端末100において印刷アプリ138が起動されないケースBについて説明する。本ケースでは、印刷アプリ138を起動するための操作が携帯端末100で実行されない。例えば、印刷アプリ138とは異なるアプリが起動されている状況では、印刷アプリ138が起動されなくても、携帯端末100とプリンタ10との間にNFC無線リンクが確立され得る。T122B〜T128Bは、ケースAのT122A〜T128Aと同様である。ここで、携帯端末100は、T128Bで第1のMACアドレス「mac_x」を取得しても、印刷アプリ138を起動していないので、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求をプリンタ10に送信しない。
T140では、プリンタ10は、NFC無線リンクが確立されることに応じて、Wi−FiI/F116を介して、第1のMACアドレス「mac_x」を送信先のMACアドレスとして含むProbe要求を受信するのか否かを判断する(即ち当該Probe要求を受信することを監視する)。プリンタ10は、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求を受信する上記のケースAの場合には、T140でYESと判断して、T142以降の処理を実行する。一方、プリンタ10は、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求を受信しない上記のケースBの場合には、T140でNOと判断して、T142以降の処理をスキップする。これにより、プリンタ10は、SoftAPとして動作することを継続し、SoftAPNWが形成されている状態を維持する。このために、プリンタ10は、携帯端末100から通常APNWに参加するための通常AP情報AIを取得するという用途(図2参照)を適切に実現することができる。
プリンタ10は、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求を受信したと判断する場合(T140でYES)には、T142においてSoftAPを停止して、SoftAPNWを消滅させる。これにより、プリンタ10の状態は、SoftAPとして動作しているSoftAP状態から、SoftAPとして動作しない特定状態に移行する。即ち、T130Aで受信されるProbe要求は、プリンタ10の状態をSoftAPNWの親局(即ちSoftAP)として動作している状態から特定状態に移行させるための信号である。上述したように、本実施例では、Wi−FiI/F16は、SoftAPとして動作している間に、WFD方式の子局として動作することができない。プリンタ10は、後述のT180の処理でWFDNWに子局として参加する必要があるので、T142でSoftAPを停止する。なお、プリンタ10は、Wi−FiI/F16がSoftAP方式に従った無線通信とWFD方式に従った無線通信を同時的に実行可能である場合でも、T142でSoftAPを停止してもよい。
T144では、プリンタ10は、Wi−FiI/F16を介して、Probe応答を携帯端末100に送信する。なお、T144の処理は、T130Aの後に実行されればよく、T140の前に実行されてもよいし、T140の後であってT142の前に実行されてもよい。
T150では、携帯端末100は、WFD方式のG/Oを起動して、SSID「wfdgo」によって識別されるWFDNWを形成する。これにより、携帯端末100の状態は、無線ネットワークの親局として動作しない非親局状態から、SSID「wfdgo」によって識別されるWFDNWの親局として動作するG/O状態に移行する。
本実施例では、携帯端末100は、T130Aにおいて、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求をプリンタ10に送信し、かつ、T144において、プリンタ10からProbe応答を受信した後に、T150において、G/Oを起動する。即ち、携帯端末100は、プリンタ10とのWFD接続を確立することが可能であることを確認した後に、G/Oを起動することができる。このために、携帯端末100は、プリンタ10とのWFD接続を確立することが不可能な状況において、G/Oを起動することを抑制することができ、この結果、携帯端末100の処理負荷が低減される。
T152では、携帯端末100は、Wi−FiI/F116を介して、第1のMACアドレス「mac_x」を送信先のMACアドレスとして含むと共に、SSID「wfdgo」を送信元のSSIDとして含むInvitation要求をプリンタ10に送信する。Invitation要求は、WFDNWへの参加をプリンタ10に要求するためのコマンドである。
プリンタ10は、T152において、Wi−FiI/F16を介して、携帯端末100からInvitation要求を受信すると、Invitation要求内に自機の第1のMACアドレス「mac_x」が含まれると判断し、T154において、Wi−FiI/F16を介して、Invitation応答を携帯端末100に送信する。Invitation応答は、第1のMACアドレス「mac_x」を送信元のMACアドレスとして含む。
携帯端末100は、T154において、Wi−FiI/F116を介して、プリンタ10からInvitation応答を受信することに応じて、T160において、Wi−FiI/F116を介して、WPSに従ったWPS通信をプリンタ10と実行する。この際に、携帯端末100は、印刷アプリ138に予め記述されているWFD情報WIに含まれるパスワード「pass_wfd」をプリンタ10に送信する。
T180では、携帯端末100は、各種信号の通信(例えば、Authentication信号、Association信号、4-way handshake等)をプリンタ10と実行する。上記の各種通信の過程で、携帯端末100は、プリンタ10からパスワード「pass_wfd」を受信する。携帯端末100において当該パスワードの認証が成功するので、携帯端末100は、プリンタ10とのWFD接続を確立する。これにより、携帯端末100は、プリンタ10を子局としてWFDNWに参加させることができる。
プリンタ10の側から説明すると、プリンタ10は、T160において、Wi−FiI/F16を介して、WPS通信を携帯端末100と実行することに応じて、T162において、特定状態からWFD方式のクライアント状態に移行する。そして、プリンタ10は、T180において、Wi−FiI/F16を介して、各種信号の通信を携帯端末100と実行する。上記の各種通信の過程でも、プリンタ10は、第1のMACアドレス「mac_x」を送信元のMACアドレスとして含む信号を携帯端末100に送信する。これにより、プリンタ10は、携帯端末100とのWFD接続を確立して、携帯端末100が親局(即ちG/O)として動作するWFDNWに子局(即ちクライアント)として参加する。
T184では、プリンタ10は、印刷対象の画像を選択する操作が携帯端末100で実行されると、WFDNWを利用して、Wi−FiI/F16を介して、携帯端末100から当該画像を表わす画像データを含む印刷実行要求を受信する。印刷実行要求は、プリンタ10に印刷を実行させるための要求である。T186では、プリンタ10は、画像データによって表される画像の印刷を実行する。これにより、携帯端末100から印刷実行要求を受信して印刷を実行するという用途が実現される。
プリンタ10は、印刷実行要求の通信が完了した後に、Wi−FiI/F16を介して、WFD接続を切断するための切断要求を携帯端末100に送信する。これにより、T188において、T180のWFD接続が切断され、プリンタ10の状態がクライアント状態からデバイス状態に移行する。デバイス状態は、WFD方式に従った無線ネットワークに親局としても子局としても所属していない状態である。
T190では、プリンタ10は、SoftAPを起動して、SSID「softap」によって識別されるSoftAPNWを再び形成する。これにより、プリンタ10は、無線ネットワークに所属していない状態(即ちデバイス状態)から、SoftAPとして動作しているSoftAP状態に移行する。即ち、プリンタ10は、印刷実行要求の通信が完了した後に、SoftAP状態に移行する。従って、携帯端末100から印刷実行要求を受信して印刷を実行するという用途が実現された後に、携帯端末100から通常APNWに参加するための通常AP情報AIを取得するという用途(図2参照)を適切に実現することができる。
(本実施例の効果)
本実施例の効果を説明する前に、比較例の構成を説明する。比較例のプリンタは、通常APNWに参加するための通常AP情報を取得するという用途を実現するためにSoftAPを起動している間に、携帯端末とのSoftAP接続を確立して、携帯端末を子局としてSoftAPNWに参加させる。その後、プリンタは、SoftAPNWを利用して、携帯端末から印刷実行要求を受信する。しかしながら、比較例の構成では、プリンタは、通常AP情報を取得するという用途を実現するために、SoftAPNWを利用して通常AP情報を受信することを監視しているので、仮に、SoftAPNWを利用して印刷実行要求を受信しても、当該要求に応じた印刷を実行しない。即ち、プリンタは、携帯端末がプリンタに印刷を実行させるという第2の用途を適切に実現することができない。
これに対し、本実施例では、図3に示すように、プリンタ10は、通常AP情報AIを取得するための第1の用途を実現するためにSoftAPとして動作する(図3のT102)。そして、プリンタ10がSoftAPとして動作している場合に、携帯端末100がプリンタ10に印刷を実行させるための第2の用途を実現するために、プリンタ10と携帯端末100との間にNFC無線リンクが確立されることに応じて(T124A)、Wi−FiI/F16を介して、携帯端末100から、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求を受信する(T130A)。この場合、プリンタ10は、第1の用途のためのSoftAPNWの親局として動作する状態から、SoftAPNWの親局として動作しない特定状態に移行し(T142)、携帯端末100が親局として動作するWFDNWに子局として参加する(T180)。即ち、プリンタ10は、第1の用途のためのSoftAPNWに携帯端末100を子局として参加させるのではなく、第2の用途のためのWFDNWに子局として参加することができる。このために、プリンタ10は、WFDNWを利用して、携帯端末100の要望に応じた第2の用途を適切に実現することができる。特に、本実施例では、NFC無線リンクが携帯端末100と確立されても、携帯端末100から第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求が受信されない場合(T140でNO)に、プリンタ10の状態は、SoftAPNWの親局として動作している状態に維持される。従って、プリンタ10は、携帯端末100から第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求が受信されない場合に、第1の用途のためのSoftAPNWが形成されている状態を適切に維持することができる。
また、携帯端末100は、プリンタ10が第1の用途のためのSoftAPとして動作している間に、第2の用途を実現するために、NFC無線リンクが確立されることに応じて(T124A)、Wi−FiI/F116を介して、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求をプリンタ10に送信する(T130A)。これにより、プリンタ10の状態は、第1の用途のためのSoftAPとして動作している状態からSoftAPNWの親局として動作しない特定状態に移行する。このために、携帯端末100は、第1の用途のためのSoftAPNWに子局として参加するのではなく、第2の用途のためのWFDNWの親局として動作して(T150)、プリンタ10を子局としてWFDNWに参加させることができる(T180)。従って、携帯端末100は、WFDNWを利用して、第2の用途を適切に実現することができる。
(対応関係)
プリンタ10、携帯端末100が、それぞれ、「通信装置」、「端末装置」の一例である。NFCI/F12(又は112)、Wi−FiI/F16(又は116)が、それぞれ、「第1の無線インターフェース」、「第2の無線インターフェース」の一例である。図3のT124AのNFC無線リンク、第1のMACアドレス「mac_x」を含むProbe要求が、それぞれ、「無線リンク」、「所定信号」の一例である。SoftAPNWの親局として動作しているSoftAP状態、SoftAPNWが、それぞれ、「親局状態(又は第1の親局状態)」、「第1の無線ネットワーク」の一例である。G/O状態、WFDNW、T180のWFD接続が、それぞれ、「第2の親局状態」、「第2の無線ネットワーク」、「第1の無線接続」の一例である。クライアント状態が、「子局状態」の一例である。画像データが、「対象データ」の一例である。図2のT26のSoftAP接続、通常AP情報AI、T34の通常AP接続、通常APNWが、それぞれ、「第2の無線接続」、「無線設定情報」、「第3の無線接続」、「第3の無線ネットワーク」の一例である。印刷アプリ138及び設定アプリ140が、「コンピュータプログラム」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)プリンタ10のメモリ34は、WFDNWのSSID「wfdgo」を予め記憶していてもよい。また、NFCI/F12のメモリ14は、第1のMACアドレス「mac_x」を記憶しなくてもよい。この場合、携帯端末100は、図3のT124AでNFC無線リンクが確立されると、T126A及びT128Aを実行することなく、T130Aにおいて、SSID「wfdgo」を含むProbe要求をプリンタ10に送信してもよい。プリンタ10は、T140において、SSID「wfdgo」を含むProbe要求を受信するのか否かを判断し、ここでYESの場合に、T142において、SoftAPを停止する。そして、プリンタ10は、T144を実行せずに、SSID「wfdgo」を含むProbe要求を携帯端末100に送信する。これにより、携帯端末100は、T150において、G/Oを起動し、T152及びT154を実行せずに、Probe応答をプリンタ10に送信する。その後、T160〜T190が実行される。本変形例では、SSID「wfdgo」を含むProbe要求が、「所定信号」の一例である。
(変形例2)プリンタ10は、携帯端末100から第1のMACアドレス「mac_x」を含むInvitation要求を受信した後に、即ち、T152の処理が実行された後に、SoftAPを停止してもよい。本変形例では、第1のMACアドレス「mac_x」を含むInvitation要求が、「所定信号」の一例である。
(変形例3)プリンタ10は、図2のT12において、SoftAPを起動する代わりに、WFD方式のG/Oを起動して、WFDNWを形成してもよい。そして、プリンタ10は、図2のT26において、携帯端末100とのWFD接続を確立し、T28において、WFDNWを利用して、携帯端末100から通常AP情報AIを受信してもよい。一般的に言うと、「親局状態(又は第1の親局状態)」は、SoftAPが起動されている状態でなくてもよく、G/Oが起動されている状態であってもよい。
(変形例4)携帯端末100は、図3のT150において、WFDを起動する代わりに、SoftAPを起動して、SoftAPNWを形成してもよい。そして、携帯端末100は、T180において、プリンタ10とのSoftAP接続を確立し、T84において、SoftAPNWを利用して、印刷実行要求をプリンタ10に送信してもよい。一般的に言うと、「第2の親局状態」は、G/Oが起動されている状態でなくてもよく、SoftAPが起動されている状態であってもよい。
(変形例5)プリンタ10は、T180において、自機のMACアドレスとして、第2のMACアドレス「mac_y」を利用して、携帯端末100とのWFD接続を確立してもよい。即ち、図2のT34の通常AP接続に利用されるMACアドレスと、T180のWFD接続に利用されるMACアドレスが同じでもよい。一般的に言うと、「第1の無線接続」は、「第2のMACアドレス」が利用されて確立されてもよい。
(変形例6)図3のT190の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第2の移行部」を省略可能である。
(変形例7)上記の各実施例では、SoftAPNWは、プリンタ10が通常AP情報を取得するという用途の実現のために利用される。これに代えて、SoftAPNWは、プリンタ10が設定値を取得するという用途、プリンタ10がプログラム36を更新するための更新ファイルを取得するという用途等の実現のために利用されてもよい。本変形例では、「設定情報受信部」、「第3の確立部」を省略可能である。
(変形例8)「通信装置」は、プリンタでなくてもよく、例えば、スキャナ、複合機、サーバ、PCであってもよい。例えば、スキャナの場合、通信装置は、図3のT184において、携帯端末100からスキャン要求を受信すると、T186において、対象原稿のスキャンを実行し、当該対象原稿を表わすスキャンデータを携帯端末100に送信してもよい。本変形例では、スキャンデータが、「対象データ」の一例である。
(変形例9)「第1の無線インターフェース」は、NFCI/Fでなくてもよく、例えば、BT(Bluetooth(登録商標)の略)通信が可能なBTインターフェースであってもよい。
(変形例10)上記の各実施例では、プリンタ10のCPU32がプログラム36(即ちソフトウェア)を実行すること及び携帯端末100のCPU132がプログラム136,138,140を実行することによって、図2,図3の各処理が実現される。これに代えて、いずれかの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:プリンタ、100:携帯端末、200:AP、12、112:NFCI/F、16、116:Wi−FiI/F、18:印刷実行部、30、130:制御部、32、132:CPU、34、134:メモリ、36、136:プログラム、138:印刷アプリ、140:設定アプリ、AI:通常AP情報、SI:SoftAP情報、WI:WFD情報

Claims (12)

  1. 通信装置であって、
    第1の無線インターフェースと、
    前記第1の無線インターフェースとは異なる第2の無線インターフェースと、
    前記通信装置の状態が第1の無線ネットワークの親局として動作する親局状態である間に、前記第1の無線インターフェースを介した無線リンクが端末装置と確立されることに応じて、前記第2の無線インターフェースを介して、前記端末装置から所定信号を受信する所定信号受信部であって、前記第1の無線ネットワークは、前記第2の無線インターフェースを介した無線通信を実行するためのネットワークである、前記所定信号受信部と、
    前記端末装置から前記所定信号が受信される場合に、前記通信装置の状態を、前記親局状態から、前記第1の無線ネットワークの前記親局として動作しない特定状態に移行させる第1の移行部であって、前記通信装置の状態が前記親局状態である間に、前記第1の無線インターフェースを介した前記無線リンクが前記端末装置と確立されても、前記端末装置から前記所定信号が受信されない場合に、前記通信装置の状態は、前記親局状態に維持される、前記第1の移行部と、
    前記通信装置の状態が前記親局状態から前記特定状態に移行した後に、前記第2の無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記端末装置と確立して、前記端末装置が親局として動作する第2の無線ネットワークに子局として参加する第1の確立部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記第1の無線インターフェースは、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の無線インターフェースには、第1のMACアドレスが割り当てられており、
    前記第1の無線ネットワークは、前記第1のMACアドレスによって識別され、
    前記第1の無線インターフェースは、前記無線リンクを利用して、前記第1のMACアドレスを前記端末装置に送信し、
    前記所定信号は、前記第1のMACアドレスを含み、
    前記第1の確立部は、前記通信装置のMACアドレスとして前記第1のMACアドレスを利用して、前記第2の無線インターフェースを介した前記第1の無線接続を前記端末装置と確立する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、さらに、
    前記第2の無線ネットワークに子局として参加した後に、前記第2の無線ネットワークを利用して、前記第2の無線インターフェースを介して、対象データの無線通信を前記端末装置と実行する通信実行部と、
    前記対象データの無線通信が完了した後に、前記通信装置の状態を、前記第2の無線ネットワークの子局として動作する子局状態から、前記親局状態に移行させる第2の移行部と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記第1の無線ネットワークは、SoftAP(Software Access Pointの略)方式に従った無線ネットワークであり、
    前記第2の無線ネットワークは、WFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式に従った無線ネットワークである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、さらに、
    前記通信装置の状態が前記親局状態である間に、前記第2の無線インターフェースを介した第2の無線接続を前記端末装置と確立して、前記端末装置を子局として前記第1の無線ネットワークに参加させる第2の確立部と、
    前記端末装置が子局として前記第1の無線ネットワークに参加した後に、前記第1の無線ネットワークを利用して、前記第2の無線インターフェースを介して、前記端末装置から無線設定情報を受信する設定情報受信部であって、前記無線設定情報は、前記通信装置及び前記端末装置とは異なるアクセスポイントが親局として動作する第3の無線ネットワークに子局として参加するための情報である、前記設定情報受信部と、
    前記無線設定情報を利用して、前記第2の無線インターフェースを介した第3の無線接続を前記アクセスポイントと確立して、前記第3の無線ネットワークに子局として参加する第3の確立部と、
    を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記第2の無線インターフェースには、第1のMACアドレスと、第2のMACアドレスと、が割り当てられており、
    前記第1の無線ネットワークは、前記第1のMACアドレスによって識別され、
    前記第1の確立部は、前記通信装置のMACアドレスとして前記第1のMACアドレスを利用して、前記第2の無線インターフェースを介した前記第1の無線接続を前記端末装置と確立し、
    前記第3の確立部は、前記通信装置のMACアドレスとして前記第2のMACアドレスを利用して、前記第2の無線インターフェースを介した前記第3の無線接続を前記アクセスポイントと確立する、請求項6に記載の通信装置。
  8. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    通信装置の状態が、第1の無線ネットワークの親局として動作する第1の親局状態である間に、前記端末装置の第1の無線インターフェースを介した無線リンクが前記通信装置と確立されることに応じて、前記端末装置の第2の無線インターフェースを介して、所定信号を前記通信装置に送信する所定信号送信部であって、前記所定信号は、前記通信装置の状態を、前記第1の親局状態から、前記第1の無線ネットワークの前記親局として動作しない特定状態に移行させるための信号である、前記所定信号送信部と、
    前記端末装置の状態を、無線ネットワークの親局として動作しない非親局状態から、第2の無線ネットワークの親局として動作する第2の親局状態に移行させる移行部であって、前記第2の無線ネットワークは、前記第2の無線インターフェースを介した無線通信を実行するためのネットワークである、前記移行部と、
    前記通信装置の状態が前記第1の親局状態から前記特定状態に移行された後に、前記第2の無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記通信装置と確立して、前記通信装置を子局として前記第2の無線ネットワークに参加させる第1の確立部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  9. 前記移行部は、前記所定信号が前記通信装置に送信された後に、前記端末装置の状態を前記非親局状態から前記第2の親局状態に移行させる、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記第1の無線インターフェースは、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである、請求項8又は9に記載の通信装置。
  11. 前記第1の無線ネットワークは、SoftAP(Software Access Pointの略)方式に従った無線ネットワークであり、
    前記第2の無線ネットワークは、WFD(Wi-Fi Direct(登録商標)の略)方式に従った無線ネットワークである、請求項8〜10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 前記コンピュータプログラムは、さらに、前記コンピュータを、
    前記通信装置の状態が前記第1の親局状態である間に、前記第2の無線インターフェースを介した第2の無線接続を前記端末装置と確立して、前記第1の無線ネットワークに子局として参加する第2の確立部と、
    前記第1の無線ネットワークを利用して、前記第2の無線インターフェースを介して、無線設定情報を前記通信装置に送信する設定情報送信部であって、前記無線設定情報は、前記通信装置及び前記端末装置とは異なるアクセスポイントが親局として動作する第3の無線ネットワークに子局として参加するための情報である、前記設定情報送信部と、
    として機能させる、請求項8から11のいずれか一項に記載の通信装置。
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